JP7848486B2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP7848486B2 JP2022007975A JP2022007975A JP7848486B2 JP 7848486 B2 JP7848486 B2 JP 7848486B2 JP 2022007975 A JP2022007975 A JP 2022007975A JP 2022007975 A JP2022007975 A JP 2022007975A JP 7848486 B2 JP7848486 B2 JP 7848486B2
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Description

本開示は、印刷装置に関する。
印刷テープに印刷を行う印刷装置では、印刷テープを収容したカセットを印刷装置本体に着脱することで、印刷テープの交換及び供給が行われる。このようなカセットにおいて、印刷装置本体の筐体に設けられた開口部へカセットを挿入する構成が公知である(特許文献1参照)。
特許5309222号
上述の筐体では、印刷テープは、入力部が設けられた主面に対し印刷された面が下方に傾斜した向きで排出される。そのため、ユーザが印刷テープにおける印刷結果を確認し難い。
本開示の一局面は、印刷テープの印刷結果を確認し易い印刷装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、印刷テープのロールを収容した印刷用カセットが装着可能なカセット収容部を有する筐体と、カセット収容部内に設けられ、印刷テープに印刷を行う印刷ヘッドと、筐体に設けられた入力部と、を備える印刷装置である。
印刷ヘッドは、カセット収容部への印刷用カセットの挿入方向と直交する仮想面と交差する走査方向に沿って並置された複数の発熱体を有する。カセット収容部の挿入口は、入力部の使用状態において入力部の上側に設けられる。
筐体は、入力部が設けられた主面と、主面及び仮想面の双方と交差する側面と、側面に設けられ、印刷テープを排出する排出口と、を有する。排出口における印刷テープの印刷ヘッドによる印刷が行われた面の法線方向と、主面の法線方向とが成す角度は、45°未満である。
このような構成によれば、排出口における印刷テープの印刷された面と、入力部が設けられた主面とをユーザが同時に視認できる。そのため、ユーザが印刷テープの印刷結果を確認し易い。
図1は、実施形態における印刷装置の模式的な平面図である。 図2は、図1の印刷装置の模式的な斜視図である。 図3Aは、図1の印刷装置における印刷装置本体の模式的な背面図であり、図3Bは、図3Aの印刷装置本体の模式的な斜視図である。 図4Aは、図1の印刷装置の模式的な斜視図であり、図4Bは、図3Aの印刷装置本体の模式的な斜視図である。 図5は、図3Aの印刷装置本体を載置した状態の模式的な側面図である。 図6は、図1の印刷装置における印刷用カセットの模式的な分解斜視図である。 図7は、図1とは異なる実施形態における印刷装置の模式的な斜視図である。 図8Aは、図7の印刷装置の蓋を外した状態の模式的な斜視図であり、図8Bは、図7の印刷装置における印刷装置本体から蓋を外した状態の模式的な斜視図である。 図9は、図7の印刷装置における蓋の装着手順を示す模式的な斜視図である。 図10は、図7の印刷装置の変形例である。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
図1及び図2に示す印刷装置1は、印刷装置本体10と、印刷用カセット100とを備える。印刷装置1は、テープ状の印刷媒体に印刷を行う装置である。
本実施形態では、主面21の左右方向(つまり幅方向)と平行な軸をX軸、主面21の上下方向と平行な軸(つまり主面21と平行かつX軸と直交する軸)をY軸、主面21の法線方向と平行な軸をZ軸とする。
<印刷装置本体>
印刷装置本体10は、筐体11と、入力部12と、表示部13とを備える。また、図3A及び図3Bに示すように、印刷装置本体10は、印刷ヘッド14と、プラテンローラ15と、ローラホルダ16と、駆動シャフト17と、レバー18とを備える。
(筐体)
筐体11は、図2に示すように、カセット収容部11Aと、排出口11Bと、指掛け部11Cとを有する。
(カセット収容部)
カセット収容部11Aは、印刷用カセット100が装着可能な空間である。カセット収容部11Aは、筐体11の上面22に設けられた挿入口を有する。印刷用カセット100は、上面22と直交する方向(つまり上面22の法線方向)に沿って、カセット収容部11Aへ挿入される。
カセット収容部11Aへの印刷用カセット100の挿入方向は、筐体11のうち入力部12及び表示部13が設けられた主面21と交差する。カセット収容部11Aの挿入口は、入力部12の使用状態における入力部12及び表示部13の上側に設けられている。カセット収容部11Aの挿入口が設けられる上面22は、筐体11の上端部を構成している。上面22は、Y軸及びZ軸の双方と交差している。
筐体11は、印刷用カセット100における第1ロール101(図6参照)の中心軸Pと交差する外面100Aを、カセット収容部11Aの挿入口から露出させる。印刷用カセット100は、中心軸Pと平行な方向に沿って、カセット収容部11Aに挿入される。
筐体11は、カセット収容部11Aに装着された印刷用カセット100を覆う蓋を有しない。カセット収容部11Aに挿入された印刷用カセット100は、レバー18(図4A参照)の操作によって筐体11に係合される。
カセット収容部11Aは、主面21の法線方向から視てカセット収容部11Aに装着された印刷用カセット100の一部を露出させる開口11Dを有する。開口11Dは、カセット収容部11Aの挿入口と連続して設けられている。
具体的には、開口11Dは、カセット収容部11Aの挿入口の縁のうち、主面21に近い縁(つまり鉛直方向における上方の縁)の一部を下方に(つまり入力部12に向かって)凹ませることで形成されている。換言すれば、開口11Dは、上面22の一部を下方にオフセットした段差で構成されている。
開口11Dは、例えば印刷用カセット100の外面100Aと交差する面(具体的には、第1ロール101の中心軸Pと平行な面)に貼られたラベル100Bを、入力部12の使用状態において視認できるように露出させる。これにより、ユーザが装着されている印刷用カセット100を識別しやすくできる。
(排出口)
排出口11Bは、カセット収容部11A内から印刷テープを外部に排出する。排出口11Bは、筐体11の第1側面23に設けられている。排出口11Bは、印刷テープをY軸に沿って(つまり第1側面23と直交する方向に)排出する。
第1側面23は、主面21と、カセット収容部11Aへの印刷用カセット100の挿入方向と直交する仮想面(つまり上面22)との双方と交差する面である。第1側面23は、入力部12の使用状態において、主面21の左側に配置されている。なお、第1側面23とは反対側の第2側面24(図4A参照)には、開口は設けられていない。
図5に示すように、排出口11Bにおける、印刷テープの印刷ヘッド14による印刷が行われた面(つまり印刷ヘッド14と対向する面)の法線方向Tと、主面21の法線方向N(つまりZ軸)とが成す角度φは、45°未満である。
つまり、入力部12が鉛直方向における上方を向くように筐体11が平面S上に載置された状態で、印刷テープは、印刷が行われた面が鉛直方向における上方かつ入力部12側を向くように排出口11Bから排出される。
(指掛け部)
図4A及び図4Bに示す指掛け部11Cは、カセット収容部11Aと連続して設けられた凹部である。
具体的には、指掛け部11Cは、上面22において、カセット収容部11Aにおける開口11Dと対向する縁に設けられている。印刷用カセット100がカセット収容部11Aに装着された状態では、印刷用カセット100は、指掛け部11C内に露出している。
印刷用カセット100がカセット収容部11Aに装着された状態で、ユーザが指掛け部11Cに指を挿入することで、印刷用カセット100をカセット収容部11Aから取り出すことができる。
(入力部)
図1に示す入力部12は、印刷テープに印刷する文字、記号等を入力可能なキーボードである。
入力部12は、筐体11の主面21上に配置された複数のキー又はボタンによって構成されている。入力部12は、印刷設定、印刷実行等の処理入力を行うための操作キーも有する。
主面21は、印刷装置本体10の使用状態で、ユーザが入力操作及び表示確認を行う機能が集約された面である。ユーザは、入力部12及び表示部13が視認される姿勢で印刷装置本体10を把持又は載置した状態で、入力操作を行う。入力部12の使用状態における主面21の上下方向の長さは、左右方向の長さよりも大きい。
(表示部)
表示部13は、入力部12による入力内容(つまり印刷内容)を表示する。表示部13は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、有機LED等で構成される。
表示部13は、筐体11の主面21上に配置されている。表示部13は、入力部12よりもカセット収容部11Aの挿入口(つまり上面22)の近くに配置されている。つまり、表示部13は、入力部12の使用状態における入力部12の上側、かつカセット収容部11Aの挿入口の下側に配置されている。
図5に示すように、カセット収容部11Aは、主面21の法線方向N(つまりZ軸と平行な方向)において表示部13の一部と重なっている。
(印刷ヘッド)
図3A及び図3Bに示す印刷ヘッド14は、印刷用カセット100が保持する印刷テープに印刷を行う。
印刷ヘッド14は、カセット収容部11A内に設けられている。印刷ヘッド14は、厚み方向が、排出口11Bから排出される印刷テープの厚み方向と平行となるように配置された板形状を有する。
印刷ヘッド14は、個別に発熱が制御される複数の発熱体(つまり発熱素子)を有する。プラテンローラ15によって印刷ヘッド14と重なる位置に搬送された印刷テープは、インクリボンを介して発熱体が発熱した印刷ヘッド14に押し付けられる。これにより、インクリボンの表面に配置されたインクの一部が印刷テープに転写され、印刷テープに文字、記号等が印刷される。
複数の発熱体は、印刷ヘッド14の印刷面14Aを構成している。また、複数の発熱体は、カセット収容部11Aへの印刷用カセット100の挿入方向と直交する仮想面(つまり上面22)と交差する走査方向に沿って並置されている。本実施形態では、走査方向は、印刷用カセット100の挿入方向と平行である。
図5に示すように、印刷ヘッド14の印刷面14Aは、入力部12及び表示部13が鉛直方向における上方を向くように筐体11が平面Sに載置された状態で、鉛直方向における下方を向くように配置されている。
ここで、「印刷面14Aが鉛直方向における下方を向く」とは、印刷面14Aの法線ベクトルが鉛直下向きの成分を含むことを意味する。つまり、印刷ヘッド14は、鉛直方向における上方から印刷テープに押し付けられる。
なお、入力部12及び表示部13が鉛直方向における上方を向くように筐体11が平面Sに載置された状態では、主面21の法線ベクトル及び上面22の法線ベクトルは、いずれも鉛直方向に対して傾斜すると共に、鉛直上向きの成分を有する。
また、筐体11の外側において主面21とカセット収容部11Aへの印刷用カセット100の挿入方向と直交する仮想面V(つまり上面22)とが成す第1角度Θ1は、270°以上である。換言すれば、筐体11の内側において主面21と仮想面Vとが成す第2角度Θ2は、90°未満である。
第1角度Θ1は、主面21を延長した面と仮想面Vとの交線を原点OとするY-Z平面において、主面21の法線ベクトルが第1象限を向き、かつ主面21が第1象限と第4象限との境界となる場合に、反時計回りにおける主面21と仮想面Vとの成す角度である。
(プラテンローラ)
図3A及び図3Bに示すプラテンローラ15は、印刷テープを印刷用カセット100内から外部に向けて搬送するためのローラである。プラテンローラ15の回転軸心は、カセット収容部11Aへの印刷用カセット100の挿入方向(つまり印刷ヘッド14の走査方向)と平行である。
プラテンローラ15は、筐体11の内部において、印刷ヘッド14と対向するように配置されている。プラテンローラ15は、ローラホルダ16に保持されている。プラテンローラ15は、ローラホルダ16の移動によって、印刷ヘッド14と共に印刷テープをニップする(つまり、印刷テープを印刷ヘッド14に押し当てる)ニップ位置と、印刷テープから離れた非ニップ位置との間で変位する。
(駆動シャフト)
駆動シャフト17は、筐体11の内部に配置されている。駆動シャフト17は、カセット収容部11A内において印刷用カセット100に挿入される。
駆動シャフト17は、インクリボンを巻き取る駆動力を印刷用カセット100に入力する。駆動シャフト17の回転軸心は、Y軸と平行である。駆動シャフト17は、図示しない駆動源によって回転軸心を中心に回転する。
(レバー)
図4A及び図4Bに示すレバー18は、プラテンローラ15をニップ位置と非ニップ位置との間で変位させる板状の部材である。レバー18は、筐体11の内部において、ローラホルダ16と連結されている。
レバー18は、筐体11の裏面25に設けられている。裏面25は、印刷ヘッド14及びプラテンローラ15を挟んで主面21とは反対側に配置された面である。裏面25は、主面21に対して傾斜している。また、裏面25は、上面22と直交する。
レバー18は、図4Aに示すロック位置と、図4Bに示す解除位置との間で変位可能である。レバー18は、筐体11に対し、裏面25と平行な回転軸心を中心に揺動可能に連結されている。
ロック位置では、レバー18は、裏面25と面一となるように筐体11の内部に収容される。レバー18がロック位置に移動することで、プラテンローラ15がニップ位置に移動すると共に、印刷用カセット100が筐体11に固定される。
解除位置では、レバー18は、裏面25に対し起き上がった状態となる。レバー18が解除位置に移動することで、プラテンローラ15が非ニップ位置に移動すると共に、印刷用カセット100の固定が解除される。
<印刷用カセット>
印刷用カセット100は、印刷媒体である印刷テープを収容している。印刷用カセット100は、印刷装置本体10に着脱可能である。印刷用カセット100の交換により、印刷媒体の補給、及び印刷媒体の種類(例えば、色、材質等)の変更ができる。
印刷用カセット100は、図6に示すように、第1ロール101と、第1供給スプール102と、第2ロール103と、第2供給スプール104と、入力スプール105と、クラッチバネホルダ109と、第1ケース110Aと、第2ケース110Bと、第3ケース110Cと、第4ケース110Dとを備える。
(ケース)
第1ケース110A、第2ケース110B、第3ケース110C、及び第4ケース110Dとケース110は、ロール、スプール、及びギアを収容するケースを分割したものである。
印刷用カセット100のケースは、上下方向に平行な辺と、前後方向に平行な辺と、左右方向に平行な辺とを有する直方体状である。第1ケース110Aの第1ロール101と対向する外壁は、中心軸Pと交差する外面100A(図2参照)を含んでいる。
第3ケース110Cには、印刷用カセット100がカセット収容部11Aに装着された状態で、印刷ヘッド14が挿入されるヘッド開口111が設けられている。ヘッド開口111において、印刷ヘッド14による印刷テープへの印刷が行われる。
ヘッド開口111における印刷テープの幅方向は、印刷ヘッド14の複数の発熱体が並ぶ走査方向と平行である。ヘッド開口111にて印刷された印刷テープは、筐体11の排出口11Bから排出される。
(第1ロール)
第1ロール101は、印刷が行われる印刷テープを第1供給スプール102に巻回したものである。
印刷テープの表面には、印刷装置本体10の印刷ヘッド14及びインクリボンによって印刷が行われる。第1ロール101の軸方向の外側には、第1ロール101を挟むように2つのスペーサフィルム101A,101Bが配置されている。
第1ロール101の中心軸Pは、カセット収容部11Aへの印刷用カセット100の挿入方向Iと平行である。また、第1ロール101は、挿入方向Iにおいて、ヘッド開口111とずれた位置に配置されている。
そのため、印刷用カセット100がカセット収容部11Aに装着された状態で、印刷ヘッド14の複数の発熱体は、走査方向(つまり挿入方向I)において第1ロール101と異なる位置に配置される。
(第1供給スプール)
第1供給スプール102は、回転軸心周りに回転可能である。第1供給スプール102は、印刷装置本体10のプラテンローラ15による印刷テープの搬送に伴って回転することで、印刷テープを印刷ヘッド14に供給する。
(第2ロール)
第2ロール103は、印刷テープの印刷に用いられるインクリボンを第2供給スプール104に巻回したものである。第2ロール103は、挿入方向Iにおいて、第1ロール101とずれた位置に配置されている。
インクリボンは、印刷テープと重ね合わされ、印刷ヘッド14による印刷に供される。印刷に使用されたインクリボンは、入力スプール105に巻き取られる。第2ロール103には、クラッチバネホルダ109に保持されたクラッチバネ109Aによって回転抵抗が付される。
(第2供給スプール)
第2供給スプール104は、回転軸心周りに回転可能である。第2供給スプール104は、入力スプール105によるインクリボンの巻き取りに伴って回転することで、インクリボンを印刷ヘッド14に供給する。
(入力スプール)
入力スプール105は、回転軸心周りに回転可能である。入力スプール105には、印刷装置本体10の駆動シャフト17から駆動力が入力される。
<印刷装置の使用方法>
以下、印刷装置1における印刷テープへの印刷手順について説明する。まず、印刷用カセット100を印刷装置本体10のカセット収容部11Aに挿入する。
印刷用カセット100の挿入後、レバー18を解除位置からロック位置に変位させる。これにより、プラテンローラ15がニップ位置に移動し、印刷装置本体10が印刷可能状態となる。
印刷可能状態では、ユーザが入力部12によって入力した文字、記号等が表示部13に表示される。ユーザは、表示部13で入力内容を確認後、入力部12によって印刷指示を入力する。これにより、印刷用カセット100の印刷テープに印刷ヘッド14によって印刷が行われる。
印刷ヘッド14によって印刷された印刷テープは、排出口11Bから排出される。この際、印刷テープの印刷された面がユーザ側に向くように印刷テープが筐体11から排出される。
印刷用カセット100を交換する場合は、レバー18をロック位置から解除位置に変位させることで、プラテンローラ15を非ニップ位置に変位させる。その後、指掛け部11C及び開口11Dに指を入れることで、ユーザは印刷用カセット100をカセット収容部11Aから取り出すことができる。
[1-2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)排出口11Bにおける印刷テープの印刷された面と、入力部12が設けられた主面21とをユーザが同時に視認できる。そのため、ユーザが印刷テープの印刷結果を確認し易い。
(1b)入力部12が上方を向く載置状態において、印刷ヘッド14の印刷面14Aが下方を向くことで、カセット収容部11A内に配置された印刷ヘッド14への埃の付着が抑制される。その結果、印刷用カセット100が露出するように挿入される筐体11を有する印刷装置本体10において、印刷ヘッド14の不具合を抑制できる。
(1c)カセット収容部11Aが主面21の法線方向から視てカセット収容部11Aに装着された印刷用カセット100の一部を露出させる開口11Dを有することで、ユーザが入力操作をする際に、装着されている印刷用カセット100を認識することができる。
(1d)レバー18が筐体11の裏面25に設けられることで、主面21に表示部13を配置するスペースを確保しつつ、印刷ヘッド14の印刷面14Aを所定方向に向けることができる。
(1e)指掛け部11Cによって、カセット収容部11Aからの印刷用カセット100の取り外しが容易となる。
(1f)カセット収容部11Aが主面21の法線方向において表示部13と重なることで、筐体11を小型化することができる。
[2.第2実施形態]
図7に示す印刷装置201は、印刷装置本体210と、印刷用カセット100とを備える。印刷用カセット100は、図1の印刷装置1と同様である。
印刷装置本体210は、筐体211と、入力部12と、表示部13とを備える。また、図8A及び図8Bに示すように、印刷装置本体210は、印刷ヘッド14と、プラテンローラ15と、ローラホルダ16と、駆動シャフト17とを備える。印刷装置本体210の筐体211以外の構成は、図1の印刷装置本体10と共通である。
筐体211は、カセット収容部211Aと、排出口211Bと、2つの指掛け部211Cと、蓋211Eとを有する。カセット収容部211Aは、開口11Dを有しない点を除いて、図1のカセット収容部11Aと同様である。排出口211Bは、図1の排出口11Bと同様である。
2つの指掛け部211Cは、それぞれ、カセット収容部211Aと連続して設けられた凹部である。具体的には、2つの指掛け部211Cは、筐体211の上面22において、カセット収容部211AにおけるX軸と平行な方向に対向する2つの縁に1つずつ設けられている。
図9に示す蓋211Eは、カセット収容部211Aの挿入口を覆う部材である。蓋211Eは、筐体211の上面22に脱着可能に構成されている。筐体211に取り付けられた状態で、蓋211Eは、カセット収容部211Aに装着された印刷用カセット100と筐体211の上面22とを、カセット収容部211Aへの印刷用カセット100の挿入方向から覆う。
蓋211Eは、開口211Fと、押圧部211Gとを有する。開口211Fは、カセット収容部211Aに装着された印刷用カセット100の一部(具体的には外面100Aと、外面100Aと交差する面とに跨って貼られたラベル100B)を露出させる。
詳細には、開口211Fは、筐体211の主面21の法線方向から視て印刷用カセット100の一部を露出させると共に、筐体211の上面22の法線方向(つまり印刷用カセット100の挿入方向)から視て印刷用カセット100の一部を露出させる。これにより、ユーザは、蓋211E側及び入力部12側の双方から印刷用カセット100を識別することができる。
押圧部211Gは、蓋211Eの内面から蓋211Eの装着方向に突出した棒状の部位である。押圧部211Gは、蓋211Eの筐体211への装着時に筐体211に設けられた挿入孔211Hに挿入される。挿入孔211Hは、上面22からY軸に沿って延伸している。
挿入孔211Hに挿入された押圧部211Gは、ローラホルダ16を押圧して、プラテンローラ15をニップ位置に移動させる。つまり、蓋211Eは、印刷用カセット100を保護する機能に加えて、プラテンローラ15をニップ位置に移動させる機能も有する。
図10に示すように、印刷装置本体210は、筐体211の内部に配置されたカッター(図示省略)を操作するカッターレバー211Iを備えてもよい。カッターレバー211Iの操作によってカッターが移動し、排出口211Bから排出された印刷テープが切断される。
[3.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(3a)上記実施形態の印刷装置において、レバーは必ずしも筐体の裏面に設けられなくてもよい。例えば、レバーは、筐体の主面、第1側面、第2側面又は上面に設けられてもよい。
(3b)上記実施形態の印刷装置において、表示部は、入力部の下側に配置されてもよい。また、主面の上下方向の長さは、左右方向の長さ以下であってもよい。
(3c)上記実施形態の印刷装置において、レバー又は蓋の押圧部は、プラテンローラに替えて、印刷ヘッドをニップ位置と非ニップ位置との間で変位させるように構成されてもよい。また、レバー又は蓋の押圧部は、プラテンローラ及び印刷ヘッドの双方を変位させてもよい。
(3d)上記実施形態の印刷装置において、印刷用カセットがカセット収容部に装着された状態で、印刷ヘッドの複数の発熱体は、走査方向において第1ロールと同じ位置(つまり第1ロールの径方向に重なる位置)に配置されてもよい。
(3e)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…印刷装置、10…印刷装置本体、11…筐体、11A…カセット収容部、
11B…排出口、11C…指掛け部、11D…開口、11E…蓋、12…入力部、
13…表示部、14…印刷ヘッド、14A…印刷面、15…プラテンローラ、
16…ローラホルダ、17…駆動シャフト、18…レバー、21…主面、22…上面、
23…第1側面、24…第2側面、25…裏面、100…印刷用カセット、
100A…外面、100B…ラベル、101…第1ロール、
102…第1供給スプール、103…第2ロール、104…第2供給スプール、
105…入力スプール、109…クラッチバネホルダ、110A…第1ケース、
110B…第2ケース、110C…第3ケース、110D…第4ケース、
111…ヘッド開口、211E…蓋、211F…開口、211G…押圧部。

Claims (9)

  1. 印刷テープのロールを収容した印刷用カセットが装着可能なカセット収容部を有する筐体と、
    前記カセット収容部内に設けられ、前記印刷テープに印刷を行う印刷ヘッドと、
    前記筐体に設けられた入力部と、
    を備え、
    前記印刷ヘッドは、前記カセット収容部への前記印刷用カセットの挿入方向と直交する仮想面と交差する走査方向に沿って並置された複数の発熱体を有し、
    前記カセット収容部の挿入口は、前記入力部の使用状態において前記入力部の上側に位置する前記筐体の上面に設けられ、
    前記筐体は、
    前記入力部が設けられた主面と、
    前記主面及び前記仮想面の双方と交差する側面と、
    前記側面に設けられ、前記印刷テープを排出する排出口と、
    を有し、
    前記排出口における前記印刷テープの前記印刷ヘッドによる印刷が行われた面の法線方向と、前記主面の法線方向とが成す角度は、45°未満であり、
    前記筐体は、前記挿入口及び前記上面を覆う蓋を有し、
    前記蓋は、前記上面の縁部に沿って前記挿入口を囲むように設けられ、該縁部から、前記印刷用カセットの前記カセット収容部への挿入方向に沿って突出する側壁部と、前記側壁部の頂部に設けられ、前記上面に対面する天井部とを有し、
    前記蓋の前記側壁部は、前記主面における前記入力部の前記上側に位置する部分に沿って延びる隣接部を有し、
    前記蓋は、前記主面の法線方向から視て前記カセット収容部に装着された前記印刷用カセットの一部を露出させる開口を有し、
    前記開口は、前記側壁部における前記隣接部と、前記天井部とに跨って設けられている
    印刷装置。
  2. 前記蓋は、前記筐体に対し着脱可能であり、前記蓋が前記筐体から脱離した場合には、前記蓋は前記筐体から分離した状態となり、
    前記蓋は、当該蓋の内面から前記上面に向かって突出する棒状の押圧部を有し、前記押圧部は、前記蓋が前記筐体に装着された際、前記筐体の挿入孔に挿入された状態となり、
    前記押圧部は、前記蓋が前記筐体に装着されている際、前記カセット収容部に装着されている前記印刷用カセットを挟んで、前記開口の反対側に位置する、請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記筐体内に設けられ、前記印刷ヘッドと対向するプラテンローラと、
    前記印刷ヘッド及び前記プラテンローラの少なくとも一方を、前記印刷ヘッド及び前記プラテンローラが前記印刷テープをニップするニップ位置と、前記印刷ヘッド及び前記プラテンローラが前記印刷テープから離れた非ニップ位置との間で変位させるレバーと、
    をさらに備え、
    前記筐体は、前記印刷ヘッド及び前記プラテンローラを挟んで前記主面とは反対側に配置された裏面を有し、
    前記レバーは、前記裏面に設けられる、請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記筐体は、前記カセット収容部と連続して設けられた指掛け部を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記入力部の使用状態における前記主面の上下方向の長さは、左右方向の長さよりも大きい、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記入力部は、文字入力可能なキーボードである、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 前記主面に設けられ、前記入力部による入力内容を表示する表示部をさらに備え、
    前記表示部は、前記入力部よりも前記カセット収容部の前記挿入口の近くに配置される、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の印刷装置。
  8. 前記カセット収容部は、前記主面の法線方向において前記表示部と重なる、請求項7に記載の印刷装置。
  9. 前記印刷用カセットが前記カセット収容部に装着された状態で、前記印刷ヘッドの前記複数の発熱体は、前記走査方向において前記ロールと異なる位置に配置される、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の印刷装置。
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