JP7852271B2 - 液体吐出装置、液体吐出方法およびプログラム - Google Patents
液体吐出装置、液体吐出方法およびプログラムInfo
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Description
図1は、実施形態に係る液体吐出装置の外観斜視図である。図2は、実施形態に係る液体吐出装置の要部構成の一例を示す図である。図1および図2を参照しながら、本実施形態に係る液体吐出装置1の全体構成について説明する。
図3は、実施形態に係る液体吐出装置のヒータ構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、本実施形態に係る液体吐出装置1のヒータ構成について説明する。なお、図3に示す例では、説明を簡略にするために、一部の液体吐出ヘッド23に関しては記載を省略している。
図4は、実施形態に係る液体吐出装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、本実施形態に係る液体吐出装置1のハードウェア構成について説明する。
図5は、実施形態に係る液体吐出装置において階調に応じて吐出特性を変えることを説明する図である。図6は、実施形態に係る液体吐出装置において1/6インターレースおよび2パスの場合における各スキャンのドット部分の区別を説明する図である。図7は、従来の液体吐出装置のドットパターンの一例を示す図である。図8は、実施形態に係る液体吐出装置の連続吐出制御によるドットパターンの一例を示す図である。図9は、実施形態に係る液体吐出装置のドット重ね制御によるドットパターンの一例を示す図である。図5~図9を参照しながら、本実施形態に係る液体吐出装置1の動作の概要について説明する。
図10は、実施形態に係る液体吐出装置の制御部の機能ブロックの構成の一例を示す図である。図10を参照しながら、本実施形態に係る液体吐出装置1の制御部100の機能ブロックの構成および動作について説明する。
図11は、実施形態に係る液体吐出装置の画像処理・印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。図12は、実施形態に係る液体吐出装置のハーフトーン処理で使用するディザマスクの一例を示す図である。図13は、実施形態に係る液体吐出装置における100%階調の画像データについての印刷処理を説明する図である。図14は、実施形態に係る液体吐出装置における50%階調の画像データについての印刷処理を説明する図である。図11~図14を参照しながら、本実施形態に係る液体吐出装置1の画像処理・印刷処理の流れについて説明する。なお、予めマスタ設定部201によって、上述の連続吐出制御および重ね打ち制御を実現するためのディザマスクとして、例えば図12に示すようなディザマスクが設定されているものとする。
液体吐出装置1の制御部100の取得部202は、クライアントPC等のホスト170からホストI/F109を介して、画像データ(印刷画像)を含む印刷ジョブを取得(入力)する。ここで、取得部202により取得される画像データは、例えば、sRGBまたはAdobeRGBのRGBデータである。取得部202は、取得した印刷ジョブに含まれる画像データを画像処理部203へ出力する。そして、ステップS2へ移行する。
画像処理部203は、取得部202から受け取った画像データの解像度を、液体吐出装置1に対応した解像度に変倍処理を行う画像解像度変倍処理を実行する。例えば、画像処理部203は、画像解像度変倍処理により、画像データについて72[dpi]の解像度を、600、1200または2400[dpi]の解像度に変換する。そして、ステップS3へ移行する。
画像処理部203は、画像解像度変倍処理により解像度が変倍された画像データ(RGBデータ)を、印刷制御部106で扱うことができる色空間のCMYKデータまたはCMYKOGデータに変換するカラーマッチング処理を実行する。このカラーマッチング処理により、異なる色再現特性を有するプリンタまたは記録媒体を用いた場合にも、統一的な色再現を得ることができる。そして、ステップS4へ移行する。
画像処理部203は、カラーマッチング処理により得られたCMYKデータまたはCMYKOGデータに対して、ヘッドドライバ140および液体吐出ヘッド23による出力特性に応じた色の微調整(階調補正)であるガンマ補正処理を実行する。ガンマ補正処理により生成されたデータを、cmykデータまたはcmyоgデータとする。そして、ステップS5へ移行する。
画像処理部203は、ガンマ補正処理により得られたcmykデータまたはcmykоgデータを、液体吐出ヘッド23および記録媒体Pをどのように動かし、いずれのノズルからインクを吐出するのかを振り分けるための階調データに変換する作像レンダリング処理を実行する。そして、ステップS6へ移行する。
画像処理部203は、作像レンダリング処理により得られた階調データを、マスタ設定部201により設定されたディザマスク(例えば図12に示すディザマスク)を用いてドットデータに変換するハーフトーン処理を実行する。例えば、画像処理部203は、8~16[ビット]の階調データを、ハーフトーン処理により1~2[ビット]に量子化したドットデータに変換する。画像処理部203は、ハーフトーン処理により生成されたドットデータを、出力部204へ出力する。そして、ステップS7へ移行する。
出力部204は、画像処理部203から出力されたドットデータを、印刷制御部106およびモータ駆動部107へ出力する。印刷制御部106は、出力部204から出力されたドットデータにより、ヘッドドライバ140を介して液体吐出ヘッド23の吐出動作を制御する。また、モータ駆動部107は、当該ドットデータにより、液体吐出ヘッド23が搭載されたキャリッジ15に対して主走査方向での移動制御を行い、記録媒体Pの副走査方向での搬送制御を行う。
図15は、実施形態に係る液体吐出装置のマスク設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図16は、実施形態に係る液体吐出装置のマスク設定処理の繰り返し処理の1ループ目を説明する図である。図17は、実施形態に係る液体吐出装置のマスク設定処理の繰り返し処理の2ループ目を説明する図である。図18は、実施形態に係る液体吐出装置のマスク設定処理の繰り返し処理の3ループ目を説明する図である。図19は、実施形態に係る液体吐出装置のマスク設定処理の繰り返し処理の4ループ目を説明する図である。図15~図19を参照しながら、本実施形態に係る液体吐出装置1において、上述の連続吐出制御および重ね打ち制御による印刷処理を実現するためのハーフトーン処理で用いられるディザマスクを設定するマスク設定処理の流れについて説明する。ここでは、図16に示すように、横:4、縦:10の大きさのマスク行列からディザマスクを設定する動作について説明する。
液体吐出装置1の制御部100のマスタ設定部201は、ディザマスクを設定するためのマスク行列について初期化処理を行う。具体的には、マスタ設定部201は、図16に示すように、マスタ設定部201は、マスク行列に閾値を設定するために用いるマスク閾値を0にリセットし、当該マスク行列を構成する各成分を、未使用フラグを示す「-1」に設定する。そして、ステップS12、S14およびS16へ移行する。
マスタ設定部201は、マスク行列を用いて、全スキャン画像(第1画像)を生成する。ここで、全スキャン画像とは、1/2インターレースおよび2パスの方式により、10個のノズルを有する液体吐出ヘッド23による4スキャンにより完成される画像のサイズのドットデータをいうものとする。具体的には、ノズルNo.1およびノズルNo.6の2パスで印字される1ライン目、ノズルNo.4およびノズルNo.9の2パスで印字される2ライン目、ノズルNo.2およびノズルNo.7の2パスで印字される3ライン目、ノズルNo.5およびノズルNo.10の2パスで印字される4ライン目、ノズルNo.3およびノズルNo.8の2パスで印字される5ライン目で構成された横:4、縦:5の画素数のドットデータである。マスタ設定部201は、全スキャン画像において、マスク行列に設定された閾値に対応する画素にドットを配置することによって、全スキャン画像を生成する。図16に示す例では、ステップS11で初期化処理がされたマスク行列のすべての成分が、未使用フラグを示す「-1」に設定されているため、全スキャン画像ではドットが配置されていないドットデータとなる。そして、ステップS13へ移行する。
マスタ設定部201は、生成した全スキャン画像を用いて、ドット配置候補のスコア(第1スコア)を算出する。具体的には、マスタ設定部201は、ステップS12で生成された全スキャン画像に配置されたドットからの距離(例えばマンハッタン距離)をスコアとして、当該全スキャン画像の該当する画素に配置する。図16に示す例では、マスタ設定部201は、ステップS12で生成された全スキャン画像にはドットが配置されていないため、当該全スキャン画像の各画素に配置するスコアとして0を配置する。そして、ステップS17へ移行する。
マスタ設定部201は、マスク行列を用いて、スキャン単位画像(第2画像)を生成する。ここで、スキャン単位画像とは、マスク行列の大きさ(横:4、縦:10)に対応する画像サイズのドットデータをいうものとする。マスタ設定部201は、スキャン単位画像において、マスク行列に設定された閾値に対応する画素にドットを配置することによって、スキャン単位画像を生成する。図16に示す例では、ステップS11で初期化処理がされたマスク行列のすべての成分が、未使用フラグを示す「-1」に設定されているため、スキャン単位画像ではドットが配置されていないドットデータとなる。そして、ステップS15へ移行する。
マスタ設定部201は、生成したスキャン単位画像を用いて、ドット配置候補のスコア(第2スコア)を算出する。具体的には、マスタ設定部201は、ステップS14で生成されたスキャン単位画像に配置されたドットからの距離(例えばマンハッタン距離)をスコアとして、当該スキャン単位画像の該当する画素に配置する。図16に示す例では、マスタ設定部201は、ステップS14で生成されたスキャン単位画像にはドットが配置されていないため、当該スキャン単位画像の各画素に配置するスコアとして0を配置する。そして、ステップS17へ移行する。
マスタ設定部201は、マスク行列を用いて、耐バンディングのスコア(第3スコア)を算出する。具体的には、マスタ設定部201は、スキャン単位画像と同一の大きさの画像(第3画像)において、マスク行列に設定された各閾値に対応する画素の主走査方向の両隣の画素にスコアとして1を配置し、それ以外は0を配置する。なお、両隣の画素に配置するスコアは1に限定されるものではなく、その他の値のスコアを配置するものとしてもよい。そして、ステップS17へ移行する。
マスタ設定部201は、ステップS13で算出した全スキャン画像に基づくドット配置候補のスコア、ステップS15で算出したスキャン単位画像に基づくドット配置候補のスコア、およびステップS16で算出した耐バンディングのスコアを、それぞれ対応する画素において合算する。図16に示す例では、マスタ設定部201は、全スキャン画像に基づくドット配置候補のスコア、スキャン単位画像に基づくドット配置候補のスコア、および耐バンディングのスコアがいずれも0なので、それぞれ対応する画素において合算されたスコアも0となる。そして、ステップS18へ移行する。
マスタ設定部201は、合算したスコアのうち最も高いスコアの位置を、ドットを配置する位置として決定する。図16に示す例では、マスタ設定部201は、合算したスコアがいずれも0であるので、任意の画素(図16の例では左下の画素)の位置を、ドットを配置する位置として決定する。合算されたスコアのうち、ステップS16における耐バンディングのスコアについては、各閾値に対応する画素の主走査方向の両隣の画素にスコアとして1が配置されるため、マスタ閾値が高くなるほど、隣接して新たな閾値が設定される可能性が高くなるため、記録媒体Pにインクのドットが吐出される場合に、シャドウ側において、連続して吐出されるドット、および同一座標の位置に重ねて吐出されるドットの頻度が高くなる。そして、ステップS19へ移行する。
マスタ設定部201は、マスク行列において、ステップS18で決定したドット配置の位置に対応する成分にマスク閾値を配置することにより、当該マスク行列を更新する。図16に示す例では、マスタ設定部201は、左下の画素の位置をドット配置の位置に決定したため、図17に示すように、マスク行列における当該ドット配置の位置に対応する成分に、マスク閾値「0」を配置してマスク行列を更新する。そして、ステップS20へ移行する。
マスタ設定部201は、現在のマスク閾値をインクリメントして新たなマスク閾値とする。図17に示す例では、マスタ設定部201は、ステップS19でマスク閾値「0」をマスク行列に設定したので、インクリメントとした「1」を新たなマスク閾値とする。そして、ステップS21へ移行する。
マスタ設定部201は、現在のマスク閾値が最大値に達したか否かを判定する。マスク閾値が最大値に達した場合(ステップS21:Yes)、マスタ設定部201は、マスク閾値により更新してきたマスク行列を、最終的なディザマスクとして設定する。一方、マスク閾値が最大値に達していない場合(ステップS21:No)、ステップS12、S14、S16へ戻る。
2 カートリッジ装填部
3 維持回復機構
10 装置本体
10a、10b 側板
11 支持台
12 ガイドロッド
13 ガイドステー
14 サブ板金ガイド
15 キャリッジ
16 主走査機構部
17 主走査モータ
18 駆動プーリ
19 従動プーリ
20 タイミングベルト
21 光学センサ
22、22a~22c インクカートリッジ
23、23a~23c 液体吐出ヘッド
24 供給チューブ
31 キャップ
32 払拭ユニット
40 給紙手段
41 用紙
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 NVRAM
105 ASIC
106 印刷制御部
107 モータ駆動部
108 I/O
109 ホストI/F
110 ファン制御部
111 ヒータ制御部
120 操作パネル
130 センサ
140 ヘッドドライバ
150 副走査モータ
160 搬送ローラ
170 ホスト
180 ファン
190 ヒータ
190a プリヒータ
190b、190c プリントヒータ
190d ポストヒータ
190e 乾燥ヒータ
191 搬送ガイド板
192 プラテン
193 画像形成部
201 マスタ設定部
202 取得部
203 画像処理部
204 出力部
P 記録媒体
Claims (6)
- 記録媒体における主走査方向の1ラインを、吐出ヘッドの主走査方向の複数回の走査におけるノズルからのインクの吐出により画像形成を行う液体吐出装置であって、
印刷対象となる画像データを取得する取得部と、
前記画像データに対するディザマスクを用いたハーフトーン処理により印刷データを生成する画像処理部と、
前記印刷データに基づいて、前記吐出ヘッドの移動制御およびインクの吐出制御を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記印刷データが示すシャドウ側の階調では、前記記録媒体における主走査方向の1ラインに対して、前記吐出ヘッドの1回の走査により吐出する1の色のインクのドットの全数のうち、主走査方向に連続して吐出する前記1の色のインクのドットの数の割合を、ハイライト側の階調よりも大きくなるように制御し、
前記印刷データが示すシャドウ側の階調では、前記記録媒体における主走査方向の1ラインの全位置のうち、前記吐出ヘッドの1の走査と別の走査とで該記録媒体上の同一座標の位置に前記1の色のインクのドットを重ねて吐出する位置の割合を、ハイライト側の階調よりも大きくなるように制御する液体吐出装置。 - 前記制御部による前記吐出ヘッドの制御を可能にする前記ディザマスクを設定する設定部を、さらに備えた請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記設定部は、
前記吐出ヘッドの走査により完成される画像のサイズを有する第1画像において、マスク行列に設定された閾値に対応する画素からの他の各画素までの距離を第1スコアとして算出し、
前記マスク行列の大きさに対応する画像サイズの第2画像において、該マスク行列に設定された閾値に対応する画素から他の各画素までの距離を第2スコアとして算出し、
前記第2画像と同一の大きさの第3画像において、前記マスク行列に設定された閾値に対応する画素の主走査方向の両隣の画素に所定値を第3スコアとして配置し、該両隣の画素以外の画素に0を該第3スコアとして配置し、
前記第1画像、前記第2画像および前記第3画像においてそれぞれ対応する画素の前記第1スコア、前記第2スコアおよび前記第3スコアを合算し、
合算したスコアのうち最も高いスコアの位置に対応する前記マスク行列の成分に、閾値を配置することによって、前記ディザマスクを設定する請求項2に記載の液体吐出装置。 - 前記設定部は、前記第3画像において、前記マスク行列におけるシャドウ側に対応する閾値に対応する画素の主走査方向の両隣の画素に配置される前記第3スコアの重みを、ハイライト側に対応する閾値に対応する画素の主走査方向の両隣の画素に配置される前記第3スコアの重みよりも大きくして、前記第1スコア、前記第2スコアおよび前記第3スコアを合算する請求項3に記載の液体吐出装置。
- 記録媒体における主走査方向の1ラインを、吐出ヘッドの主走査方向の複数回の走査におけるノズルからのインクの吐出により画像形成を行う液体吐出方法であって、
印刷対象となる画像データを取得する取得ステップと、
前記画像データに対するディザマスクを用いたハーフトーン処理により印刷データを生成する画像処理ステップと、
前記印刷データに基づいて、前記吐出ヘッドの移動制御およびインクの吐出制御を行う制御ステップと、
を有し、
前記制御ステップでは、
前記印刷データが示すシャドウ側の階調では、前記記録媒体における主走査方向の1ラインに対して、前記吐出ヘッドの1回の走査により吐出する1の色のインクのドットの全数のうち、主走査方向に連続して吐出する前記1の色のインクのドットの数の割合を、ハイライト側の階調よりも大きくなるように制御し、
前記印刷データが示すシャドウ側の階調では、前記記録媒体における主走査方向の1ラインの全位置のうち、前記吐出ヘッドの1の走査と別の走査とで該記録媒体上の同一座標の位置に前記1の色のインクのドットを重ねて吐出する位置の割合を、ハイライト側の階調よりも大きくなるように制御する液体吐出方法。 - 記録媒体における主走査方向の1ラインを、吐出ヘッドの主走査方向の複数回の走査におけるノズルからのインクの吐出により画像形成を行うコンピュータのプログラムであって、
前記コンピュータに、
印刷対象となる画像データを取得する取得ステップと、
前記画像データに対するディザマスクを用いたハーフトーン処理により印刷データを生成する画像処理ステップと、
前記印刷データに基づいて、前記吐出ヘッドの移動制御およびインクの吐出制御を行う制御ステップと、
を実行させ、
前記制御ステップでは、
前記印刷データが示すシャドウ側の階調では、前記記録媒体における主走査方向の1ラインに対して、前記吐出ヘッドの1回の走査により吐出する1の色のインクのドットの全数のうち、主走査方向に連続して吐出する前記1の色のインクのドットの数の割合を、ハイライト側の階調よりも大きくなるように制御し、
前記印刷データが示すシャドウ側の階調では、前記記録媒体における主走査方向の1ラインの全位置のうち、前記吐出ヘッドの1の走査と別の走査とで該記録媒体上の同一座標の位置に前記1の色のインクのドットを重ねて吐出する位置の割合を、ハイライト側の階調よりも大きくなるように制御するためのプログラム。
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