JP7853885B2 - 鉄鉱石ペレットの高温性状判定方法及び鉄鉱石ペレットの製造方法 - Google Patents
鉄鉱石ペレットの高温性状判定方法及び鉄鉱石ペレットの製造方法Info
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Description
T1=1155-0.095×Po2+15×FeO0.5 ・・・1
T2=220×C/S+13.1×M/S-23.13×TFe+2600 ・・・2
上記式1において、Poは鉄鉱石ペレットの気孔率[%]、FeOは鉄鉱石ペレットに対するFeOの割合[質量%]である。
上記式2において、C/Sは鉄鉱石ペレットのCaO/SiO2質量比、M/Sは鉄鉱石ペレットのMgO/SiO2質量比、TFeは鉄鉱石ペレットに対する総鉄分の割合[質量%]である。
T1=1155-0.095×Po2+15×FeO0.5 ・・・1
T2=220×C/S+13.1×M/S-23.13×TFe+2600 ・・・2
上記式1において、Poは鉄鉱石ペレットの気孔率[%]、FeOは鉄鉱石ペレットに対するFeOの割合[質量%]である。
上記式2において、C/Sは鉄鉱石ペレットのCaO/SiO2質量比、M/Sは鉄鉱石ペレットのMgO/SiO2質量比、TFeは鉄鉱石ペレットに対する総鉄分の割合[質量%]である。
T1=1155-0.095×Po2+15×FeO0.5 ・・・1T2=220×C/S+13.1×M/S-23.13×TFe+2600 ・・・2
上記式1において、Poは鉄鉱石ペレットの気孔率[%]、FeOは鉄鉱石ペレットに対するFeOの割合[質量%]である。
上記式2において、C/Sは鉄鉱石ペレットのCaO/SiO2質量比、M/Sは鉄鉱石ペレットのMgO/SiO2質量比、TFeは鉄鉱石ペレットに対する総鉄分の割合[質量%]である。
本発明の一態様に係る鉄鉱石ペレットの高温性状判定方法は、高炉操業に用いられ、CaO/SiO2質量比が0.8以上で、かつMgO/SiO2質量比が0.4以上である自溶性の鉄鉱石ペレットの高温性状判定方法であって、融着開始温度T1としての下記式1又は急速収縮温度T2としての下記式2を用いる。
T1=1155-0.095×Po2+15×FeO0.5 ・・・1
T2=220×C/S+13.1×M/S-23.13×TFe+2600 ・・・2
上記式1において、Poは鉄鉱石ペレットの気孔率[%]、FeOは鉄鉱石ペレットに対するFeOの割合[質量%]である。
上記式2において、C/Sは鉄鉱石ペレットのCaO/SiO2質量比、M/Sは鉄鉱石ペレットのMgO/SiO2質量比、TFeは鉄鉱石ペレットに対する総鉄分の割合[質量%]である。
T1=1155-0.095×Po2+15×FeO0.5 ・・・1
T2=220×C/S+13.1×M/S-23.13×TFe+2600 ・・・2
上記式1において、Poは鉄鉱石ペレットの気孔率[%]、FeOは鉄鉱石ペレットに対するFeOの割合[質量%]である。
上記式2において、C/Sは鉄鉱石ペレットのCaO/SiO2質量比、M/Sは鉄鉱石ペレットのMgO/SiO2質量比、TFeは鉄鉱石ペレットに対する総鉄分の割合[質量%]である。
T1=1155-0.095×Po2+15×FeO0.5 ・・・1T2=220×C/S+13.1×M/S-23.13×TFe+2600 ・・・2
上記式1において、Poは鉄鉱石ペレットの気孔率[%]、FeOは鉄鉱石ペレットに対するFeOの割合[質量%]である。
上記式2において、C/Sは鉄鉱石ペレットのCaO/SiO2質量比、M/Sは鉄鉱石ペレットのMgO/SiO2質量比、TFeは鉄鉱石ペレットに対する総鉄分の割合[質量%]である。
以下、本発明の一実施形態に係る鉄鉱石ペレットの高温性状判定方法、鉄鉱石ペレットの製造方法及び鉄鉱石ペレットについて、適宜図面を参照しつつ説明する。
[第1実施形態]
図1に示す鉄鉱石ペレットの製造方法は、原料配合工程S1と、造粒工程S2と、塊成化工程S3と、冷却工程S4とを備える。当該鉄鉱石ペレットの製造方法において、塊成化工程S3での強度付与は、生ペレットの焼成によるものであり、製造されるペレットはいわゆる焼成ペレットである。
原料配合工程S1では、CaO/SiO2質量比が0.8以上で、かつMgO/SiO2質量比が0.4以上となるように、CaO及びMgOを含む副原料を鉱石原料に配合する。
造粒工程S2では、原料配合工程S1で得られた混合原料から生ペレットPを造粒する。生ペレットPの造粒には、転動造粒機が用いることができる。上記転動造粒機としては、図2に示すパンペレタイザ3やドラムペレタイザ、ディスクペレタイザなどを用いることができる。
塊成化工程S3では、生ペレットPに強度を付与する。当該鉄鉱石ペレットの製造方法では、塊成化工程S3で、生ペレットPを焼成する。図2に示す製造装置2では、塊成化工程S3に、グレート炉4及びキルン5が用いられている。
グレート炉4は、図2に示すように、トラベリンググレート41と、乾燥室42と、離水室43と、予熱室44とを備える。
キルン5は、グレート炉4に直結されており、勾配をつけた円筒状の回転炉である。キルン5は、グレート炉4の予熱室44から排出される予熱ペレットHを焼成する。具体的には出口側に配設されたキルンバーナ(不図示)による燃焼により予熱ペレットHを焼成する。これにより高温の鉄鉱石ペレット1が得られる。
冷却工程S4では、塊成化工程S3で得られる高温の鉄鉱石ペレット1を冷却する。冷却工程S4では、アニュラクーラ6が用いられる。冷却工程S4で冷却された鉄鉱石ペレット1は集積され、高炉操業に用いられる。
当該鉄鉱石ペレットの製造方法では、下記式1で示される温度T1を1100℃以上とし、かつ下記式2で示される温度T2を1350℃以上とする。
T1=1155-0.095×Po2+15×FeO0.5 ・・・1
T2=220×C/S+13.1×M/S-23.13×TFe+2600 ・・・2
上記式1において、Poは鉄鉱石ペレットの気孔率[%]、FeOは鉄鉱石ペレットに対するFeOの割合[質量%]である。
上記式2において、C/Sは鉄鉱石ペレットのCaO/SiO2質量比、M/Sは鉄鉱石ペレットのMgO/SiO2質量比、TFeは鉄鉱石ペレットに対する総鉄分の割合[質量%]である。
T1=1155-0.095×Po2+15×FeO0.5 ・・・1
T2=220×C/S+13.1×M/S-23.13×TFe+2600 ・・・2
上記式1において、Poは鉄鉱石ペレットの気孔率[%]、FeOは鉄鉱石ペレットに対するFeOの割合[質量%]である。
上記式2において、C/Sは鉄鉱石ペレットのCaO/SiO2質量比、M/Sは鉄鉱石ペレットのMgO/SiO2質量比、TFeは鉄鉱石ペレットに対する総鉄分の割合[質量%]である。
本発明者らが、融着開始温度T1について、鋭意検討したところ、融着開始温度T1は、気孔率及びFeOを用いて近似できることを知得した。図3に融着開始温度と、上記式1により推定した融着開始温度T1との相関を示す。図3に示すように、両者はよく一致している。すなわち、上記式1を用いることで、融着開始温度T1を精度よく推定することが可能であり、高炉操業における融着帯の形成温度を容易に判定することができる。
本発明者らが、急速収縮温度T2について、鋭意検討したところ、急速収縮温度T2は、C/S、M/S及びTFeを用いて近似できることを知得した。図4に急速収縮温度と、上記式1により推定した急速収縮温度T2との相関を示す。図4に示すように、両者はよく一致している。すなわち、上記式2を用いることで、急速収縮温度T2を精度よく推定することが可能であり、高炉操業における融着帯の形成終了温度を容易に判定することができる。
T1及びT2の値は、種々の方法で調整することができる。
当該鉄鉱石ペレットの製造方法では、上記式1で示される温度T1を1100℃以上、及び上記式2で示される温度T2を1350℃以上とする。上記式1で求められるT1は、融着開始温度を精度よく近似するので、上記T1を上記下限以上とすることで、製造される鉄鉱石ペレットの融着開始温度を容易に高温化することができる。また、上記式2で求められるT2は、急速収縮温度を精度よく近似するので、上記T2を上記下限以上とすることで、製造される鉄鉱石ペレットの急速収縮温度を容易に高温化することができる。このため、上記T1及び上記T2を所定温度以上とする当該鉄鉱石ペレットの製造方法を用いることで、低エネルギーの高炉操業を可能とする鉄鉱石ペレットを製造することができる。
図5に示す鉄鉱石ペレットの製造方法は、原料配合工程S11と、造粒工程S12と、塊成化工程S13とを備える。当該鉄鉱石ペレットの製造方法において、塊成化工程S3での強度付与は、結合剤によるものであり、製造されるペレットはいわゆる非焼成ペレットである。
原料配合工程S11では、CaO/SiO2質量比が0.8以上で、かつMgO/SiO2質量比が0.4以上となるように、CaO及びMgOを含む副原料を鉱石原料に配合する。
造粒工程S12では、原料配合工程S11で得られた混合原料から生ペレットを造粒する。
塊成化工程S13では、生ペレットPに強度を付与する。
当該鉄鉱石ペレットの製造方法では、下記式1で示される温度T1を1100℃以上とし、かつ下記式2で示される温度T2を1350℃以上とする。
T1=1155-0.095×Po2+15×FeO0.5 ・・・1
T2=220×C/S+13.1×M/S-23.13×TFe+2600 ・・・2
上記式1において、Poは鉄鉱石ペレットの気孔率[%]、FeOは鉄鉱石ペレットに対するFeOの割合[質量%]である。
上記式2において、C/Sは鉄鉱石ペレットのCaO/SiO2質量比、M/Sは鉄鉱石ペレットのMgO/SiO2質量比、TFeは鉄鉱石ペレットに対する総鉄分の割合[質量%]である。
T1及びT2の値は、種々の方法で調整することができる。
第1実施形態と同様、上記T1及び上記T2を所定温度以上とする当該鉄鉱石ペレットの製造方法を用いることで、低エネルギーの高炉操業を可能とする鉄鉱石ペレットを製造することができる。
本発明のさらに別の一態様に係る鉄鉱石ペレットは、高炉操業に用いられる自溶性の鉄鉱石ペレットである。当該鉄鉱石ペレット1は、微粉鉱石を造粒し、焼成して、あるいは結合剤を添加して強度の高い塊成鉱としたものであり、例えば上述の鉄鉱石ペレットの製造方法により製造することができる。
T2=220×C/S+13.1×M/S-23.13×TFe+2600 ・・・1
上記式1において、C/Sは鉄鉱石ペレットのCaO/SiO2質量比、M/Sは鉄鉱石ペレットのMgO/SiO2質量比、TFeは鉄鉱石ペレットに対する総鉄分の割合[質量%]である。
T1=1155-0.095×Po2+15×FeO0.5 ・・・2
上記式2において、Poは鉄鉱石ペレットの気孔率[%]、FeOは鉄鉱石ペレットに対するFeOの割合[質量%]である。
当該鉄鉱石ペレット1は、自溶性でCaO/SiO2質量比を0.8以上とし、かつMgO/SiO2質量比を0.4以上とするので、被還元性が高い。上記式1で求められるT1は、融着開始温度を精度よく近似するので、上記T1が上記下限以上であることは、鉄鉱石ペレットの融着開始温度が高いことを意味する。また、上記式2で求められるT2は、急速収縮温度を精度よく近似するので、上記T2が上記下限以上であることは、当該鉄鉱石ペレットの急速収縮温度が高いことを意味する。このため、上記T1又は上記T2のいずれかを所定温度以上である当該鉄鉱石ペレットを用いることで、低エネルギーの高炉操業を可能とする。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
鉱石原料としての鉄鉱石と、副原料としての石灰石、ドロマイト及びベンナイトを準備した。CaO/SiO2質量比(C/S)、MgO/SiO2質量比(M/S)がそれぞれ表1に示す値となるように、上記副原料を上記鉱石原料に配合し、混合原料を得た。
C/S及びM/Sを表1に示す値となるように、混合原料を調整した以外は、No.1と同様にして、No.2の鉄鉱石ペレットを得た。得られた鉄鉱石ペレットの各緒言は表1に示すとおりである。
No.1及びNo.2の鉄鉱石ペレットでは、実測値も推定値(T1、T2)も融着開始温度は1100℃未満であり、急速収縮温度は1350℃未満である。そこで、T1を1100℃以上、T2を1350℃以上となるようにTFe、FeO、C/S、M/Sを表1に示す値に調整して、No.3の鉄鉱石ペレットを得た。得られた鉄鉱石ペレットの各緒言は表1に示すとおりである。
No.4の鉄鉱石ペレットでは、No.1の鉄鉱石ペレットに対し、気孔率を5%低減しつつ、融着開始温度を1100℃以上、急速収縮温度を1350℃以上とすることを企図した。気孔率を5%程度低減するため、鉱石及び副原料を粉砕し、ブレーン指数による比表面積が1.8倍から2.2倍である粒度の原料を用意した。その粉砕原料を用いて、T1を1100℃以上、T2を1350℃以上となるようにTFe、FeO、C/S、M/Sを表1に示す値に調整して、No.4の鉄鉱石ペレットを得た。得られた鉄鉱石ペレットの各緒言は表1に示すとおりである。
2 製造装置
3 パンペレタイザ
4 グレート炉
41 トラベリンググレート
42 乾燥室
43 離水室
44 予熱室
45 バーナ
5 キルン
6 アニュラクーラ
61 通風装置
P 生ペレット
H 予熱ペレット
G1 加熱用ガス
G2 燃焼排ガス
G3 冷却ガス
C 煙突
Claims (8)
- 高炉操業に用いられ、CaO/SiO2質量比が0.8以上で、かつMgO/SiO2質量比が0.4以上である自溶性の鉄鉱石ペレットの高温性状判定方法であって、
融着開始温度T1としての下記式1又は急速収縮温度T2としての下記式2を用いる鉄鉱石ペレットの高温性状判定方法。
T1=1155-0.095×Po2+15×FeO0.5 ・・・1
T2=220×C/S+13.1×M/S-23.13×TFe+2600 ・・・2
上記式1において、Poは鉄鉱石ペレットの気孔率[%]、FeOは鉄鉱石ペレットに対するFeOの割合[質量%]である。
上記式2において、C/Sは鉄鉱石ペレットのCaO/SiO2質量比、M/Sは鉄鉱石ペレットのMgO/SiO2質量比、TFeは鉄鉱石ペレットに対する総鉄分の割合[質量%]である。 - 上記式1及び上記式2を共に用いる請求項1に記載の鉄鉱石ペレットの高温性状判定方法。
- 高炉操業に用いられる自溶性の鉄鉱石ペレットの製造方法であって、
CaO/SiO2質量比が0.8以上で、かつMgO/SiO2質量比が0.4以上となるように、CaO及びMgOを含む副原料を鉱石原料に配合する原料配合工程と、
上記原料配合工程で得られた混合原料から生ペレットを造粒する造粒工程と、
上記生ペレットに強度を付与する塊成化工程と
を備え、
上記原料配合工程で、請求項1に記載の鉄鉱石ペレットの高温性状判定方法を用いて、
鉄鉱石ペレットの気孔率Poおよび鉄鉱石ペレットに対するFeOの割合FeOを制御することで、上記式1で示される温度T1を1100℃以上とする、又は鉄鉱石ペレットのCaO/SiO 2 質量比C/S、鉄鉱石ペレットのMgO/SiO 2 質量比M/S、および鉄鉱石ペレットに対する総鉄分の割合TFeを制御することで、上記式2で示される温度T2を1350℃以上とする鉄鉱石ペレットの製造方法。 - 上記温度T1を1100℃以上とし、かつ上記温度T2を1350℃以上とする請求項3に記載の鉄鉱石ペレットの製造方法。
- 上記原料配合工程で、CaO量、MgO量、SiO2量及び鉄量を調整する請求項3又は請求項4に記載の鉄鉱石ペレットの製造方法。
- 上記塊成化工程での強度付与が、上記生ペレットの焼成によるものであり、
焼成温度によりFeO量を調整する請求項3又は請求項4に記載の鉄鉱石ペレットの製造方法。 - 上記焼成温度を1200℃以上1300℃以下とする請求項6に記載の鉄鉱石ペレットの製造方法。
- 上記副原料が、カルシウムフェライト系鉱物、マグネシウムフェライト系鉱物、及び結合剤を含み、
上記原料配合工程で、FeO量を調整する請求項3に記載の鉄鉱石ペレットの製造方法。
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