JP7855100B2 - 薬物容器のためのガス透過性シーリング部材及び組立方法 - Google Patents
薬物容器のためのガス透過性シーリング部材及び組立方法Info
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2017年7月21日に出願された米国仮特許出願第62/535,777号明細書の優先権の利益が主張され、その内容全体が参照により本明細書に明示的に援用される。
2017年7月21日に出願された米国仮特許出願第62/535,777号明細書の優先権の利益が主張され、その内容全体が参照により本明細書に明示的に援用される。
本開示は、概して、薬物容器に関し、より具体的には、注入内のそのような容器の組立及び滅菌に関する。
多くの薬物容器又はバイアルは、ストッパとも呼ばれることのあるセプタムによって覆われた開口部を含む。セプタムは、薬物を容器内に密閉し、薬物との流体連通を提供するために、通常、針又は他の鋭利な部材によって突き刺すことができる。従来のセプタムは、汚染物質の侵入及び薬物組成物の漏れを防ぐために、非常に低いガス透過率及び/又は透湿率を有する材料で典型的に構築されている。それにもかかわらず、セプタムが容器に接触する境界面に沿って汚染のリスクが存在する。
一部の薬物容器は、滅菌又は無菌条件下で充填され、且つセプタムで閉鎖され、その後、患者又は医療提供者により使用されるまで医療グレードのパッケージ内で保存される。そうした状況下では、セプタムと容器との間の境界面の汚染のリスクは低い。他の状況では、薬物容器は、充填工程中に非滅菌又は非無菌条件に曝されるおそれがあり、充填工程後にセプタムと容器との間の境界面に汚染のリスクが生じる。そのような状況の1つは、製造業者が、プレフィルド及びプレロード型薬物送達デバイスを作成する目的で、ウェアラブルインジェクタ又はペン型インジェクタなどの薬物送達デバイスにプレフィルド型薬物容器を取り付けるときである。汚染は、例えば、充填施設と取付施設との間における、及び/又は滅菌若しくは無菌条件下で運用されていない取付施設の領域内におけるプレフィルド型薬物容器の輸送中に起こり得る。この汚染リスクに対処するために、製造業者は、組立プロセスの終了近くで薬物送達デバイスに滅菌処理を施すことが多い。
しかしながら、この段階では、利用可能な滅菌処理が限定される場合がある。これは、特定の滅菌処理が、容器内の薬物及び/又は容器を構築するために使用される材料に有害な影響を及ぼす可能性があるからである。放射線滅菌(例えば、γ線滅菌又は電子ビーム滅菌)は、薬物の酸化及び/又は容器のガラスの変色を引き起こす可能性がある。エチレンオキサイド(EtO)及び水蒸気処理などの気体滅菌処理は、薬物又は容器材料に対する損傷を生じさせない可能性があるが、それらは、多くの場合、従来のセプタムと容器との間の境界面に接種された細菌又は芽胞を死滅させるのに効果的でない。従来のセプタムは、非常に低いガス透過率を有するため、気体殺菌剤がセプタムと容器との間の境界面に到達することを阻止する。長時間にわたるエチレンオキサイド処理(例えば、30時間まで)でも、従来のセプタムと容器との間の境界面の滅菌に効果的でないことが判明している。更に、長時間にわたるエチレンオキサイド処理は、容器及び薬物送達デバイスの他の構成要素から残留エチレンオキサイドを抽出するために長期のエアレーションサイクル(例えば、30~60日)を必要とすることから、顕著な製造上の課題を生じさせる。
本開示は、そのようなデバイス及び方法の既存の型に対する有利な代替案を具体化し、本明細書で言及した課題又は必要性の1つ以上に対処することができると共に、他の利益及び利点を提供することができるセプタム、容器アセンブリ、薬物送達デバイス及び関連する組立方法を説明する。
本開示の一態様は、ハウジングと、容器と、薬物と、セプタムとを含む薬物送達デバイスを提供する。容器は、ハウジング内に配置され、且つ内容積及び端部表面を有し得る。開口部が端部表面に形成され、且つ内容積と連通し得る。薬物は、容器の内容積内に配置され得る。セプタムは、基端部と先端部とを含み得る。セプタムの基端部は、開口部を通して容器の内容積に挿入され得る。セプタムの先端部は、フランジを含み得、フランジは、基端部の外側に配置され、且つ容器の端部表面に接触する。フランジの少なくとも端部部分は、第1の材料で作製され得、及び第1の材料は、気体滅菌剤を透過させることができる。更に、セプタムの先端部の少なくとも一部分は、第2の材料で作製され得る。
本開示の別の態様は、薬物送達デバイスを組み立てる方法であって、(a)内容積及び端部表面を有する容器であって、開口部は、端部表面に形成され、且つ内容積と連通している、容器と、基端部と先端部とを含むセプタムであって、基端部は、開口部を通して容器の内容積に挿入され、先端部は、フランジを含み、フランジは、基端部の外側に配置され、且つ容器の端部表面に接触し、フランジの少なくとも端部部分は、第1の材料で作製されており、第1の材料は、気体滅菌剤を透過させる、セプタムとを含む容器アセンブリを提供することと、(b)気体滅菌剤が第1の材料を通して拡散して、容器の端部表面を滅菌するように、容器アセンブリを気体滅菌剤で滅菌することと、(c)容器の内容積に薬物を充填することと、(d)容器アセンブリを薬物送達デバイスに取り付けることとを含む方法を提供する。
本開示の更に別の態様は、容器とセプタムとを含む容器アセンブリを提供する。容器は、内容積及び端部表面を有する容器を有し得る。開口部が端部表面に形成され、且つ内容積と連通し得る。セプタムは、基端部と先端部とを含み得る。セプタムの基端部は、開口部を通して容器の内容積に挿入可能であり得る。アセンブリの先端部は、基端部の外側に配置されたフランジを含み得る。フランジの少なくとも端部部分は、第1の材料で作製され得、及び第1の材料は、気体滅菌剤を透過させることができる。セプタムの先端部の少なくとも一部分は、第2の材料で作製され得る。
本開示の更なる態様は、容器と、セプタムと、環状シーリング部材とを含む容器アセンブリを提供する。容器は、内容積及び端部表面を有し得る。開口部が端部表面に形成され、且つ内容積と連通し得る。セプタムは、基端部と先端部とを含み得る。セプタムの基端部は、開口部を通して容器の内容積に挿入可能であり得る。セプタムの先端部は、基端部の外側に配置されたフランジを含み得る。環状シーリング部材は、フランジと容器の端部表面との間に配置され得る。環状シーリング部材は、第1の材料で作製され得、及び第1の材料は、気体滅菌剤を透過させることができる。
本開示の別の態様は、薬物容器のためのセプタムを提供する。セプタムは、長手方向軸線と、薬物容器に挿入可能な基端部と、基端部の半径方向外側に配置されたフランジを含む先端部とを含み得る。フランジは、外部周辺表面及び基端側対向表面を含み得る。フランジの少なくとも端部部分は、第1の材料で作製され得る。第1の材料は、気体滅菌剤が、第1の材料を通してフランジの外部周辺表面とフランジの基端側対向表面との間に拡散することを可能にされるように、気体滅菌剤を透過させることができる。セプタムの先端部の少なくとも一部分は、第2の材料で作製され得る。
本開示の更に別の態様は、ハウジングと、容器と、薬物と、セプタムとを含む薬物送達デバイスを提供する。容器は、ハウジング内に配置され、且つ内容積及び端部表面を有し得る。開口部が端部表面に形成され、且つ内容積と連通し得る。薬物は、容器の内容積内に配置され得る。セプタムは、基端部と先端部とを含み得る。セプタムの基端部は、開口部を通して容器の内容積に挿入され得る。セプタムの先端部は、フランジを含み得、フランジは、基端部の外側に配置され、且つ容器の端部表面に接触する。更に、セプタムの全体は、気体滅菌剤を透過させる材料で作製され得る。
本開示は、添付の図面と併せて読まれる以下の記載からより詳細に理解されると考えられる。図面のいくつかは、他の要素をより明確に示すために、選択された要素を省略することにより簡略化されている場合がある。一部の図面におけるこうした要素の省略は、対応する書面による説明において明確に記述されている場合を除き、例示的実施形態のいずれかにおける特定要素の有無を必ずしも示すものではない。また、いずれの図面も必ずしも一律の縮尺に従っていない。
本開示は、概して、容器(例えば、バイアル又はアンプル)に保存された薬物を微生物及び他の汚染物質から保護することに関する。こうした容器の開口部の密閉閉鎖は、セプタム又は一部ではストッパと呼ばれるものによって達成されることが多い。セプタムは、開口部を通して容器に挿入される基端部、即ち下端部と、容器の端部表面又は縁に当接する拡張された先端部、即ち上端部とを含み得る。セプタムの拡張された先端部と容器の端部表面との係合により、汚染物質の侵入を阻止することができる。本明細書で開示されるセプタムは、汚染物質バリアを提供することに加え、製造中におけるセプタムと容器との間の境界面の滅菌を有利に容易にする。本明細書で開示されるセプタムのこの態様は、セプタムを、少なくとも部分的に、例えばエチレンオキサイド(EtO)及び/又は蒸気などの気体滅菌剤を透過させる材料で構築することによって容易になる。この透過性により、気体滅菌剤がセプタムを通して拡散して、セプタムと容器との間の境界面を滅菌することを可能にし得る。セプタムの他の部分は、気体滅菌剤の透過性がより低いか又は更には不透過性の異なる材料で構築され得、それにより少なくとも2つの異なる材料で作製された複合セプタムがもたらされる。また、以下に記載されるように、本開示によるセプタムの実施形態は、プレフィルド型であってもなくてもよい薬物容器を非滅菌又は非無菌条件下で薬物送達デバイスに取り付け又は組み付け、その後、容器に保存された薬物に害を及ぼすことなく気体滅菌処理を施すことを有利に可能にする。更に開示するのは、セプタムとは別の、セプタムと容器の端部表面との間に配置されているガスケットなどのシーリング部材である。シーリング部材は、容器の端部表面に存在する汚染物質を除去又は低減するための気体滅菌剤の拡散経路を設けるために、気体滅菌剤を透過させる材料で構築され得る。
ここで、前述の構成要素及びこれらの構成要素を含む薬物送達デバイスの組立方法のそれぞれについてより詳細に説明する。
本開示の原理に従って構築されたセプタムの様々な実施形態を説明する前に、以下で記載するセプタム実施形態を組み込むことができる薬物送達デバイスの全般的な概要を、図1を参照して提供する。
図1は、患者に薬物を皮下的又は経皮的に送達するように動作され得る薬物送達デバイス10の一実施形態を示す。図示する実施形態では、薬物送達デバイス10は、患者の組織11(例えば、患者の皮膚)に取り外し可能に取り付けられるオンボディ型インジェクタ又は携帯型輸液ポンプなどのウェアラブル薬物送達デバイスとして構成されている。他の実施形態(図示せず)では、薬物送達デバイス10は、注射の過程にわたり患者の組織11に対して一時的に保持されるオートインジェクタ又は注射ペンなどのペン型インジェクタとして構成され得る。薬物送達デバイス10は、一定の又は患者/オペレータが設定可能な用量の薬物を制御された又は選択された時間にわたって自動的に送達するように構成され得る。更に、薬物送達デバイス10は、患者による自己投与用であり得るか、又は正式に訓練された医療関係者若しくは注入を行う他の介護者によって操作され得る。
概して、薬物送達デバイス10は、挿入機構12と、容器14と、流体経路アセンブリ22と、駆動機構24と、コントローラ26とを含み得、これらは、それぞれ主要ハウジング29の内部空間内に配置され得る。アクチュエータ28(例えば、ユーザが押すことができるボタン、タッチスクリーン、マイクロフォン等)は、ハウジング29の外部表面から突出し得るか又はハウジング29の外部表面に配置され得、機械的及び/又は電気的手段(図1に破線で示す)により、挿入機構12、流体経路アセンブリ22、駆動機構24、コントローラ26並びに/又は他の機構及び/若しくは電子機器を起動することによって薬物送達デバイス10の動作を開始するように構成され得る。アクチュエータ28がユーザ又は患者によって押されるか又は別の手法で物理的に動作されるボタンである実施形態において、アクチュエータ28は、挿入機構12、流体経路アセンブリ22、駆動アセンブリ24、コントローラ26及び/又は他の機構を起動するのに必要な原動力を作用させるように構成され得る。そのような実施形態では、アクチュエータ28を手で押すこと又はこれと他の手法で相互作用することで、挿入機構12、駆動機構24、流体経路アセンブリ22及び/又は他の機構を起動するのに必要な原動力を供給するように、アクチュエータ28は、直接的又は機械的リンク機構を介して間接的のいずれかで挿入機構12、駆動機構24、流体経路アセンブリ22及び/又は他の機構に物理的に接続され得る。例えば、いくつかの実施形態では、アクチュエータ28を手で押すことにより、流体経路アセンブリ22を固定容器14に向かって移動させるか、又は容器14を固定流体経路アセンブリ22に向かって移動させ、それにより容器アクセス針をシール部材に貫通させて容器14のリザーバ又は内容積に入れられ得る。付加的に又は代替的に、アクチュエータ28は、電気的及び/又は機械的信号をコントローラ26に送信する入力デバイスとして動作し得、コントローラ26は、挿入機構12、駆動機構24、流体経路アセンブリ22及び/又は他の機構の動作を制御するためのプログラム可能命令を更に実行し得る。そのような実施形態では、コントローラ26は、プロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ)及びプロセッサによって実行されるプログラム可能命令を記憶するための非一時的なメモリを含み得る。更に、そのような実施形態では、薬物送達デバイス10は、アクチュエータ28とは別個の、コントローラ26から受信された電気的制御信号に応答して、挿入機構12、駆動機構24、流体経路アセンブリ22及び/又は他の機構を起動するのに必要な原動力を作用させる内部アクチュエータ(例えば、電気モータ、空気圧式若しくは油圧式ポンプ及び/又は加圧ガス若しくは液体源)を含み得る。
更に図1を参照すると、ハウジング29は、患者の組織11に取り外し可能に取り付けられる(例えば、接着剤によって接着される)ように構成された底壁25と、1つ以上の視覚インジケータ42(例えば、照明、グラフィカルディスプレイ等)並びに/又は容器14及びその中に収容された薬物32を観察するための窓35を含む頂壁27とを含み得る。1つ以上の視覚インジケータ42は、薬物送達デバイス10の動作状態及び/又は薬物32の状態に関する情報をユーザに伝えるために使用され得る。開口部31が底壁25に形成され得、任意選択的に、突き通し可能な滅菌バリア33が開口部31にわたって延び、使用前にハウジング29の内部を密封し得る。いくつかの実施形態では、突き通し可能な滅菌バリア33は、省略され得、代わりに使用前に取り外し可能なシーリング部材(図示しない)が開口部31を覆い、密閉閉鎖し得る。
より具体的には、窓35に関して、この要素は、透明又は半透明材料から構築され得、薬物送達デバイス10の患者又はユーザが容器14内の薬物32を確かめること及び/又は投与の完了を確認することを可能にするために、容器14と概ね位置合わせされ得る。窓35を構築するために好適な材料としては、ガラス及びプラスチックが挙げられるが、これらに限定されない。窓35は、薬物送達デバイス10の外側に位置するため、窓35は、薬物32を日光などの周囲光に曝す場合がある。いくつかの薬物は、特定の波長の光に敏感な場合があり、光に曝されると望ましくない分子の変化を経ることがある。例えば、いくつかの薬物は、紫外(UV)域、可視域及び/又は赤外域の波長の光に敏感な場合がある。主にUV域及び/又は赤外域の光に敏感な薬物を保護するために、窓35に暗い色調を付加し得、及び/又は窓35は、ハウジング29の比較的小さい表面積を覆うような寸法にされ得る。主に可視域の光に敏感な薬物では、窓35に暗い色調を付加し、且つ/又は窓35のサイズを収縮する必要がない場合がある。代わりに、窓35を偏光フィルタによって構築し得る。いくつかの実施形態では、偏光フィルタは、窓35に適用されるフィルム又は他のコーティングであり得る。他の実施形態では、偏光フィルタは、窓35の材料に直接組み込まれ得る。偏光フィルタは、容器14内の薬物32の観察及び確認を可能にし得る一方、可視域の光の約(例えば、±10%)50%以下を遮る。いくつかの実施形態では、窓35よって遮られる可視光線の一部は、考慮すべき事項の中でもとりわけ薬物32の光感受性及び/又は薬物32の患者集団の典型的な視力に応じて、約(例えば、±10%)0~50%、又は10~50%、又は20~50%、又は25~50%、又は0~40%、又は0~30%、又は0~25%の範囲であり得る。窓35に暗い色調を付加すること及び/又は窓35のサイズを縮小することの代わりに偏光フィルタを窓35に付加することで、薬物送達デバイス10の患者又はユーザが注入前及び/又は注入中に薬物32を確認する能力を実質的に損なうことなく、薬物35を可視域の光から有利に保護する。
ハウジング29の底壁25が患者の組織13に取り付けられた後、挿入機構12を起動して、ハウジング29内の後退位置からハウジング29の外に延びる展開位置に送達部材を移動させ得る。本実施形態では、これには、図1に示されるように、挿入機構12がトロカール21とトロカール21を包囲する中空カニューレ23とを、突き通し可能な滅菌バリア33を通して患者の組織11に挿入することを含む。その直後又はその後間もなく、挿入機構12は、トロカール21を自動的に後退させ、カニューレ23の先端側開端部を薬物32の皮下送達のために患者の内部に残し得る。トロカール21は、中実であり、患者の皮膚11に穿孔するために鋭利な端部を有し得る。更に、トロカール21は、カニューレ23よりも剛性の高い材料で作製され得る。いくつかの実施形態では、トロカール21は、金属製であり得、カニューレ23は、プラスチック又は別のポリマー製であり得る。カニューレ23の相対的な可撓性により、カニューレ23を患者に痛み又は顕著な不快感を生じさせることなくある期間にわたって患者の組織11内に皮下配置することを可能にし得る。他の実施形態(図示しない)では、トロカール21及びカニューレ23は、省略され得、代わりに、挿入機構12は、薬物32の皮下送達のために剛性の高い中空針のみを患者に挿入し得る。
いくつかの実施形態では、挿入機構12は、初めは付勢された状態に保持され、アクチュエータ28を押すとトロカール21及びカニューレ23又は中空針を患者に挿入するために解放される1つ以上のばね(例えば、コイルばね、ねじりばね等)を含み得る。更に、トロカール21の後退は、トロカール21及びカニューレ23が患者に挿入された後、別のばねの自動解放によって達成され得る。例えば、電気モータ、油圧式若しくは空気圧式ポンプ又は加圧ガス若しくは加圧液体を放出して作動エネルギーを提供するキャニスタを含む、挿入及び/又は後退のための他の動力源も考えられる。
引き続き図1を参照すると、一部の文脈では一次容器と呼ばれることのある容器14は、薬物32を収容する内容積30又はリザーバを画定する壁38を含み得る。いくつかの実施形態では、薬物送達デバイス10に容器14を取り付ける前に、内容積30に薬物製造業者によって薬物32が予め充填され得る。いくつかの実施形態では、容器14をハウジングに対して動かすことができないように、容器14は、ハウジング29に強固に接続され得る一方、他の実施形態では、薬物送達デバイス10の動作中に容器14をハウジング29に対して動かすことができるように、容器14は、ハウジング29に摺動可能に接続され得る。容器14は、長手方向軸線Aに沿って延びる細長いバレル状の又は円筒状の形状を有し得る。薬物送達デバイス10がオンボディ型インジェクタとして構成される実施形態では、容器14の長手方向軸線Aは、挿入機構12がカニューレ23などの送達部材を患者に挿入する方向に垂直若しくは実質的に垂直又は他に非平行であり得る。この構成は、患者の動きを妨げることなく患者が装着することができるオンボディ型インジェクタが略平坦な薄型形状を有することを可能にし得る。まず、ストッパ34又は他のピストン部材が容器14の基端部36において内容積30内に配置され得る。ストッパ34は、容器14の壁38の内側表面43に密閉的に且つ摺動可能に係合し得、容器14の壁38に対して移動可能であり得る。
送達前に容器14内に収容される薬物32の量は、約(例えば、±10%)0.5~20mLの範囲内の任意の量、又は約(例えば、±10%)0.5~10mLの範囲内の任意の量、又は約(例えば、±10%)1~10mLの範囲内の任意の量、又は約(例えば、±10%)1~8mLの範囲内の任意の量、又は約(例えば、±10%)1~5mLの範囲内の任意の量、又は約(例えば、±10%)1~3.5mLの範囲内の任意の量、又は約(例えば、±10%)1~3mLの範囲内の任意の量、又は約(例えば、±10%)1~2.5mLの範囲内の任意の量、又は約(例えば、±10%)1~2mLの範囲内の任意の量、又は約(例えば、±10%)4mL以下の任意の量、又は約(例えば、±10%)3.5mL以下の任意の量、又は約(例えば、±10%)3mL以下の任意の量、又は約(例えば、±10%)2.5mL以下の任意の量、又は約(例えば、±10%)2mL以下の任意の量、又は約(例えば、±10%)1.5mL以下の任意の量、又は約(例えば、±10%)1mL以下の任意の量であり得る。容器14の内容積30に薬物32が完全に又は一部充填され得る。薬物32は、例えば、顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)、PCSK9(ヒトプロタンパク転換酵素サブチリシン/ケキシン9型)特異抗体、スクレロスチン抗体又はカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)抗体など、以下に記載する薬物の1つ以上であり得る。
薬物送達デバイス10の動作中、駆動機構24は、容器14から薬物32を排出するためにストッパ34を長手方向軸線Aに沿って容器14の基端部36から容器14の先端部37まで押し得る。いくつかの実施形態では、駆動機構24は、初めに付勢された状態に保持され、アクチュエータ28を押すと解放される1つ以上のばね(例えば、コイルばね、ねじりばね等)を含み得る。ばねは、それらの解放後に伸張し、ストッパ34を内容積30内において長手方向軸線Aに沿って容器14の基端部36から容器14の先端部37まで移動させることができる。他の実施形態では、駆動機構24は、例えば、1つ以上のスプロケットギアを含むギア機構を回転させて、内容積30内におけるストッパ34の軸方向運動を生じさせる電気モータ(図示しない)を含み得る。更に別の実施形態では、駆動機構24は、電気モータ及びばねの両方を含み得、電気モータは、ばねの伸張をテザー又はプーリシステムを介して調整する。更に別の実施形態では、駆動機構24は、加圧ガス又は加圧液体を放出して作動エネルギーを提供するキャニスタを含み得る。
容器14の先端部37において、壁38の先端部表面72(図2Aを参照されたい)に開口部45(図2Aを参照されたい)が形成され得る。少なくとも、薬物送達デバイス10の動作前に、開口部45は、容器14の先端部37に接続されたセプタム40によって覆われ、密閉閉鎖され得る。概して、セプタム40は、内容積30へのアクセスを選択的に可能にするように構成され得る。動作中、セプタム40は、内容積30内の薬物32との流体連通を可能にするために物理的に変更され得る。以下に記載するように、セプタム40は、流体経路アセンブリ22に取り付けられた容器アクセス針64の先端、即ち鋭利な端部66によって貫通させるか又は穴を開けることができる、例えばゴムなどの可撓性の又は弾性的に変形可能な材料で構築され得る。いくつかの実施形態では、セプタム40は、締結具94によって先端部表面72に締め付けられ得るか、又は他に固定され得(図2Bを参照されたい)、且つ/又は先端部表面72に直接付着させ得る。
図1を更に参照すると、流体経路アセンブリ22は、薬物送達デバイス10の動作中に滅菌流体路を介して容器14と挿入機構12との間に流体連通を確立するように構成され得る。薬物送達デバイス10の使用前、流体経路アセンブリ22は、容器14と流体連通していなくてもよい。薬物送達デバイス10のセットアップ中又は薬物送達前の薬物送達デバイス10の動作の初期段階中、必要な接続をユーザが手動で又は薬物送達デバイス10が自動的に有効にするか、接続するか、又は開放し、容器14と流体経路アセンブリ22との間に流体連通を確立し得る。その後、駆動機構24は、ストッパ34を遠位方向に移動させ、容器14に保存された薬物32を、患者への皮下送達のために流体経路アセンブリ22の滅菌流体路を通して挿入機構12のカニューレ23又は針に押し込み得る。
いくつかの実施形態では、ハウジングに対して移動することができないように、流体経路アセンブリ22は、ハウジング29に強固に接続され得る一方、他の実施形態では、薬物送達デバイス10の動作中にハウジング29に対して移動することができるように、流体経路アセンブリ22は、ハウジング29に摺動可能に接続され得る。
流体経路アセンブリ22は、開口部を有する第1端部44と、挿入機構12に流体接続された第2端部48と、第1端部44と第2端部48との間に延びる流体通路50とを含み得る。流体通路50は、滅菌し得、部分的に又は完全に可撓性チューブ52で作製され得る。最初に、流体経路アセンブリ22がハウジング29に対して移動するのを可能にするように、且つ/又は流体経路アセンブリ22が取り付けられている挿入機構12の構成要素がハウジング29に対して移動するのを可能にするように、可撓性チューブ52にたるみがあり得る。いくつかの実施形態では、流体通路50は、可撓性チューブ52に加えて、剛性流体制限要素(図示せず)を含み得る。流体制限要素は、流体経路アセンブリ22を通過する際の薬物32の流量を調節するために、可撓性チューブ52の内径よりも小さい内径を有し得る。更に、流体制限要素は、可撓性チューブ52よりも剛性の高い材料で作製され得る。例えば、流体制限要素は、金属で作製され得、可撓性チューブ52は、プラスチックなどの高分子材料で作製され得る。
薬物送達デバイス10の動作前に、流体経路アセンブリ22の第1端部44に接続されているシール部材60(例えば、セプタム)により、流体経路アセンブリ22の第1端部44の開口部を覆い、最初に密閉閉鎖し得る。一般的な意味で、シール部材60は、流体通路50へのアクセスを制御するように構成され得る。いくつかの実施形態では、デバイス10の動作中、流体通路50との流体連通を可能にするように、シール部材60を物理的に変更し得る。シール部材60は、シール部材60の基端部外部表面がセプタム40の先端部表面に面するように、セプタム40と軸方向に位置合わせされ得る。いくつかの実施形態では、セプタム40及びシール部材60の両方は、薬物送達デバイス10に取り付けられると、容器14の長手方向軸線Aに沿って軸方向に位置合わせされ得る。加えて、いくつかの実施形態では、容器アクセス針64は、容器14の長手方向軸線Aと軸方向に位置合わせされ得る。
更に図1を参照すると、剛性且つ中空であり得る容器アクセス針64は、流体経路アセンブリ22の第1端部44から延び得る。鋭利であり得る容器アクセス針64の第1端部66は、流体経路アセンブリ22の第1端部44から突出し得、容器アクセス針64の第2端部68は、流体通路50と流体連通し得る。容器アクセス針64の第1端部66は、最初にシール部材60によって覆われ且つ密閉されているか又はシール部材60内に埋没している開口部を有し得る。いくつかの実施形態では、容器アクセス針64が流体経路アセンブリ22に対して移動することができないように、且つ流体経路アセンブリ22がハウジング29に対して移動する程度まで、流体経路アセンブリ22と容器アクセス針64とが単一ユニットとしてハウジング29に対して共に一緒に移動するように、流体経路アセンブリ22は、容器アクセス針64を流体経路アセンブリ22の残りの部分に強固に接続するための取付部材51又は接続ハブを含み得る。更に、シール部材60は、シール部材60が容器アクセス針64を介して流体経路アセンブリ22の第1端部44に接続されるように、容器アクセス針64に取り付けられ得る。更に、このような実施形態では、シール部材60は、変形可能なセプタムとして、又は容器アクセス針64の露出した第1端部66を密封する滅菌内部チャンバを画定する折畳み式又は剛性スリーブとして構築され得る。
更に、必要に応じて、上記のサブアセンブリ、機構、構成要素、特徴、機能、製造方法、使用方法及び薬物送達デバイス10の他の態様のいずれも、あらゆる目的においてその全体が参照により本明細書に組み込まれる以下の文献のいくつか又は全てに記載されるサブアセンブリ、機構、構成要素、特徴、機能、製造方法、使用方法及び薬物送達デバイスの他の態様のいずれかと入れ替え且つ/又は組み合わせることができる:米国特許第9,061,097号明細書、米国特許出願公開第2017/0124284号明細書、米国特許出願公開第2017/0119969号明細書、米国特許出願公開第2017/0098058号明細書、米国特許出願公開第2017/0124285号明細書、米国特許出願公開第2017/0103186号明細書、「INSERTION MECHANISM FOR DRUG DELIVERY DEVICE」という名称の米国仮特許出願第62/460,501号明細書、「INSERTION MECHANISM FOR DRUG DELIVERY DEVICE」という名称の米国仮特許出願第62/469,226号明細書、「INSERTION MECHANISM AND METHOD OF INSERTING A NEEDLE OF A DRUG DELIVERY DEVICE」という名称の米国仮特許出願第62/468,190号明細書、「DRUG DELIVERY DEVICE WITH STERILE FLUID FLOWPATH AND RELATED METHOD OF ASSEMBLY」という名称の米国仮特許出願第62/460,559号明細書、「DRUG DELIVERY DEVICE,METHOD OF MANUFACTURE,AND METHOD OF USE」という名称の米国仮特許出願第62/294,842号明細書、「DRUG DELIVERY DEVICE,METHOD OF MANUFACTURE,AND METHOD OF USE」という名称の米国仮特許出願第62/297,718号明細書、「DRUG DELIVERY DEVICE,METHOD OF MANUFACTURE,AND METHOD OF USE」という名称の米国仮特許出願第62/320,438号明細書、「DRUG DELIVERY DEVICE,METHOD OF MANUFACTURE,AND METHOD OF USE」という名称の国際出願PCT/米国特許出願公開第2017/017627号明細書及び「DRUG DELIVERY DEVICE,METHOD OF MANUFACTURE,AND METHOD OF USE」という名称の国際出願PCT/米国特許出願公開第2017/026524号明細書。
図2A及び図2Bを参照すると、薬物送達デバイス10の容器アセンブリの拡大図が示されている。容器アセンブリは、容器14と、セプタム40と、ストッパ34とを含む。容器14は、内径D1を有する略円筒状の形状を有し得る。容器14の先端部37において、壁38は、半径方向外側に突出し、容器フランジ70を画定し得る。容器フランジ70は、容器14の先端部37の周囲に部分的に又は全体的に延び得る。容器フランジ70は、容器14の長手方向軸線Aに垂直な又は他に非平行な、且つ概ね遠位方向に面した容器14の先端部表面72を画定し得る。開口部45は、先端部表面72に形成され得、且つ容器14の内容積30と連通し得る。いくつかの実施形態では、先端部表面72が容器14の残部の半径方向外側に突出しないように、容器フランジ70が省略され得る。容器14の基端部36における壁38は、容器14の長手方向軸線Aに垂直な又は他に非平行な、且つ概ね近位方向に面した基端部表面78を含み得る。開口部79が基端部表面78に形成され得、且つ内容積30と連通し得る。容器14に薬物32が充填された後、ストッパ34は、開口部79を通して内容積30内に挿入され得る。容器14は、ガラス、プラスチック又は薬物32と化学的に相互作用することができない任意の他の適切に不活性な材料から構築され得る。
更に図2A及び図2Bを参照すると、セプタム40が容器14に挿入されたとき、セプタム40と容器14とが同じ長手方向軸線Aを共有するように、セプタム40は、容器14の長手方向軸線Aと中心で位置合わせされ得る。セプタム40は、長手方向軸線Aに垂直な想像平面によって基(又は下)端部80と先(又は上)端部82とに分割され得る。図2Aに示されるように、基端部80及び先端部82は、それぞれ円筒状の形状を有し得、それぞれ外径D2及び外径D3を有し得る。先端部82の外径D3(又は他の外形寸法)が基端部80の外径D2(又は他の外形寸法)よりも大きくなるように、先端部82を基端部80に対して拡張させ得る。セプタム40のフランジ84は、セプタム40の基端部80の半径方向外側に配置されたセプタム40の先端部82の外部周辺(例えば、周囲)部分によって画定される。フランジ84は、長手方向軸線Aに平行な長さL1及び長手方向軸線Aに垂直な幅W1を有し得る。
セプタム40のフランジ84は、基端部部分86及び先端部部分88を含み得、そのそれぞれは、図2Aに破線で示されるその境界を有する。基端部部分86は、長手方向軸線Aに平行な長さL2及び長手方向軸線Aに垂直な幅W2を有し得る。同様に、先端部部分88は、長手方向軸線Aに平行な長さL3及び長手方向軸線Aに垂直な幅W3を有し得る。長さL2及び長さL3のそれぞれは、フランジ84の全長L1未満であり得る一方、幅W2及び幅W3のそれぞれは、フランジ84aの全幅W1に等しいことができる。フランジ84の基端部部分86は、長手方向軸線Aに垂直な又は他に非平行であり且つ概ね近位方向に面する基端部表面90と、長手方向軸線Aを中心に配置され得る及び/又は長手方向軸線Aに平行であり得る外部周辺(例えば、周囲)表面92とを含み得る。
図2Bを参照すると、セプタム40が容器14に取り付けられるとき、セプタム40の基端部80は、開口部45を通して内容積30に挿入され得、フランジ84の基端部部分86の基端部表面90は、容器14の先端部表面72に直接接触し、且つ密閉的に係合し得る。いくつかの実施形態では、基端部表面90及び先端部表面72のそれぞれは、これらが互いに面一に係合するように平坦であり得る。他の実施形態では、面一係合は、基端部表面90及び先端部表面72を、一方が凸状、他方が凹状などの嵌合する曲率を有して構成することによって達成され得る。
図2Bを参照すると、締結具94は、セプタム40を容器14に対して保持するように構成され得る。いくつかの実施形態では、締結具94は、圧着工具によって容器14及びセプタム40に適用される圧着リングの形態をとり得る。図2Bに示すように、締結具94は、セプタム40のフランジ84の基端部表面90を容器70の先端部表面72にきつく締め付けるか又は押し付けるために、それぞれ容器フランジ70の基端側対向表面(又は容器14の壁38の他の外部表面)及びセプタム40の先端部82の先端側対向端部表面に当接する、半径方向内側に延びるフランジ96及び98を含み得る。締結具94によって提供される締付け力は、セプタム40のフランジ84の基端部表面90と容器70の先端部表面72との間の気密及び/又は流体密シールを確実にするのに役立ち得る。以下で更に詳細に説明するように、いくつかの実施形態では、締結具94は、EtO及び/又は蒸気などの気体滅菌剤を透過させる材料で作製され得る。
更に図2Bを参照すると、セプタム40の基端部80は、容器14の壁38の内側表面43に密閉的に係合するための1つ以上の半径方向外側に突出した環状リブ100を含み得る。環状リブ100は、セプタム40のフランジ84の基端部表面90と容器70の先端部表面72との間のシールを破る侵入汚染物質を阻止するための二次バリアを提供し得る。ここで、セプタム40の基端部80の外径D2は、容器14の内径D1以下であり得る。他の実施形態では、環状リブ100は、省略され得(図3A及び図3Bを参照されたい)、密な嵌合及びシールを提供するために、セプタム40の基端部80の外径D2は、容器14の内径D1よりもわずかに大きいことができる。更に別の実施形態では、環状リブ100は、省略され得、セプタム40の基端部80と容器14との間に形成されるシールがないように、セプタム40の基端部80の外径D2は、容器14の内径D1よりも小さいことができる。
薬物送達デバイス10をその最終パッケージに入れるか又はハウジング29の内部空間を密閉閉鎖する前に、ハウジング29内又はハウジング29上の空中浮遊する又は静止した微生物又は他の汚染物質を低減又は除去するために、完全又は一部組立済み薬物送達デバイス10に滅菌処理を施すと有利な場合がある。このような滅菌処理は、先の薬物送達デバイス10の組立工程のいずれかが非滅菌又は非無菌環境で行われた場合に必須となり得る。容器14は、薬物送達デバイス10にそれを取り付ける前に、汚染のリスクがほとんどない滅菌又は無菌環境で薬物製造業者によって充填され、セプタム40で覆われ得る。しかしながら、容器14が非滅菌又は非無菌条件下で薬物送達デバイス10の製造業者に輸送され且つ/又はデバイス製造業者によって取り付けられる場合、汚染物質がセプタム40と容器14との間のシールを破り、セプタム40のフランジ84と容器14の先端部表面72との間に付着し得るか、又は更には場合により薬物32を汚染し得るリスクが存在する。放射線滅菌(例えば、γ線滅菌又は電子ビーム滅菌)は、セプタム40のフランジ84と容器14との間の境界面の汚染物質を滅菌することができ得るが、薬物送達デバイス10にプレフィルド型容器14を取り付けた後の放射線滅菌は、高エネルギーの滅菌ビームが容器14内の薬物32に害を及ぼす可能性から実現できない場合がある。気体滅菌処理は、薬物32に害を与えない可能性があるが、セプタム40のフランジ84と容器14との間のシールを貫通して基端部表面90及び/又は先端部表面72を滅菌できない可能性がある。
この課題に対処するために、セプタム40、締結具94及び/又は容器14と関連する他の構成要素は、部分的に又は完全に、EtO及び/又は蒸気が挙げられるが、これらに限定されない気体滅菌剤を透過させる材料で構築され得る。この材料は、気体滅菌剤の分子が少なくともセプタム40を通して拡散して、セプタム40と容器14との間の境界面に形成されたシールを気体滅菌剤が貫通できないことにより滅菌不可能であった基端部表面90及び/又は先端部表面72などの1つ以上の表面を滅菌するための拡散経路を提供することができる。
図4~図7は、それぞれ異なる材料組成を有するが、それぞれ図1~図3Bに示すものと同じ寸法及び幾何学的特性を有する上記のセプタム40の4つの型を示す。セプタム40のそれぞれの型には接尾文字「a」、「b」、「c」又は「d」の各1つが付されている。図4~図7に示されるセプタム40a、40b、40c及び40dの全ての型に共通するのは、その基端部表面90及び外部周辺表面92を含むフランジ84の少なくとも基端部部分86が、EtO又は蒸気の少なくとも1つを含む気体滅菌剤を透過させる第1の材料で作製されていることである。したがって、各セプタム40a~40dは、基端部表面90と外部周辺表面92との間に延びる、気体滅菌剤のための少なくとも1つの拡散経路を有する。したがって、一部又は完全に組立済みの薬物送達デバイス10が気体滅菌剤に曝される滅菌処置中、気体滅菌剤は、少なくとも外部周辺表面92を通してセプタム40に入り、少なくとも基端部表面90を通してセプタム40を出て、少なくとも、フランジ84の基端部表面90及び容器14の先端部表面72を含むセプタム40と容器40との間の境界面を滅菌することができる。気体滅菌剤を透過させる第1の材料で構築されるセプタム40の部分に応じて、セプタム40を通る他の拡散経路も可能であり得る。気体滅菌剤が各セプタム40a、40b、40c及び40dを通して拡散する速度は、第1の材料で作製されるセプタムの比率に依存し得る。また、1つ以上の環状リブ100は、図4~図7から省略されているが、セプタム40a、40b、40c及び40dの実施形態のいずれも1つ以上の環状リブ100を含み得る。
図4を見ると、フランジ84aの基端部部分86aのみが、EtO又は蒸気の少なくとも1つを含む気体滅菌剤を透過させる第1の材料から作製され得るセプタム40aの一実施形態が示される。したがって、フランジ84aの基端部部分86aによって画定されるセプタム40aの環状部分のみが、気体滅菌剤を透過させる第1の材料で作製され得る。フランジ84の先端部部分88及びセプタム40aの基端部80aを含むセプタム40aの残りの部分は、第1の材料よりも気体滅菌剤の透過性が低い第2の材料で作製され得る。いくつかの実施形態では、第2の材料は、気体滅菌剤を実質的に又は完全に透過できなくてもよい。更に、セプタム40aのいくつかの実施形態では、気体滅菌剤は、フランジ84aの外部周辺表面92aのみを通してセプタム40aに入り得、フランジ84の基端部表面90aを主に通して又はフランジ84の基端部表面90aのみを通してセプタム40aを出る。これは、気体滅菌剤が容器14の内容積30に入り、薬物32と相互作用することを防止するのに有用であり得る。
図5は、気体滅菌剤が、セプタム40bの先端部82bの外部周辺表面全体のみならず、セプタム40bの先端部表面全体を含む、セプタム40bに入る付加的な進路を有し得るセプタム40bの別の実施形態を示す。この手法は、セプタム40bの先端部82bを、EtO又は蒸気の少なくとも1つを含む気体滅菌剤を透過させる第1の材料で完全に構築することによって達成され得る。セプタム40bの基端部80bは、第1の材料よりも気体滅菌剤の透過性が低い第2の材料で完全に作製され得る。いくつかの実施形態では、第2の材料は、気体滅菌剤を実質的に又は完全に透過できなくてもよい。セプタム40aと同様に、気体滅菌剤は、フランジ84bの基端部表面90bを主に通して又はフランジ84bの基端部表面90bのみを通してセプタム40bを出ることができる。いくつかの実施形態では、セプタム40bの第1の材料は、ポリブタジエンゴムで作製され得、セプタム40bの第2の材料は、クロロブチルゴムで作製され得る。
図6を参照すると、セプタム40cの更に別の実施形態が示されている。ここでは、フランジ80cに対して遠位に配置されたセプタム40cの先端部82cの一部分が上述の第2の材料で作製されている。換言すると、長手方向軸線Aに垂直な想像平面に対して遠位方向に配置されており、且つフランジ84cの基端部部分86cの先端部に接触するセプタム40cの先端部82cの部分が第2の材料で作製され得る。フランジ84の基端部部分86及び上述の想像平面に対して近位方向に位置するセプタム40cの先端部82cの一部分を含むセプタム40cの先端部82cの残りの部分は、上述の第1の材料で作製され得る。また、セプタム40cの本実施形態において、セプタム40cの基端部80cは、完全に第1の材料で作製され得る。セプタム40cの本実施形態の1つの利点は、気体滅菌剤がセプタム40cの基端部80cを通して拡散することによって容器14の内側表面43に到達することができ、容器14の内側表面43上に置かれたあらゆる汚染物質を滅菌できることである。
図7は、完全に上述の第1の材料で作製されたセプタム40dの別の実施形態を示す。したがって、セプタム40dの基端部80d及び先端部82dの両方は、完全に、EtO又は蒸気の少なくとも1つを含む気体滅菌剤を透過させる材料であり得る。この構造は、気体滅菌剤の拡散経路の数を最大にすることができる。気体滅菌剤は、セプタム40dの任意の外部表面を通してセプタム40dに出入りすることができ得る。したがって、フランジ84dと容器14の先端部表面72との間の境界面はもとより、セプタム40dの基端部80dと容器14の内側表面43との間の境界面を滅菌することが可能であり得る。セプタム40dの比較的高い透過性により、完全に組立済みの薬物送達デバイス10を使用前にバッグ又は他の二次パッケージの密閉及び/又は滅菌空間内に保存することが有益であり得る。これにより、薬物送達デバイス10の組み立てと患者によるその使用との間の期間内にあらゆるガス及び/又は汚染物質がセプタム40dを通して拡散することを防止することができる。いくつかの実施形態では、二次パッケージは、ガスバリア特性を有する多層材料で構築され得る。更に、セプタム40a、40b、40c及び40dを含む本明細書中に開示されるセプタムのいずれも、薬物送達デバイス10の組み立てと患者による使用との間の期間に汚染に対する付加的な保護を提供するためにそのような二次パッケージ内に後に配置される薬物送達デバイス10に取り付けられ得る。
以下の第1の材料及び第2の材料の説明は、上記のセプタム40a、40b、40c及び40dのいずれか1つ並びに本明細書中に記載される任意の他のセプタムに当てはまる。第1の材料の組成は、以下の薬物送達デバイス10の容器14及び/又は他の構成要素を滅菌するために使用される滅菌処置(例えば、最終滅菌処置)の特性、即ち滅菌処置で使用される気体滅菌剤の組成、滅菌処置で使用される気体滅菌剤の圧力、滅菌処置で使用される気体滅菌剤の量又は体積、滅菌処置で使用される気体滅菌剤の濃度、滅菌処置の時間の長さ及び滅菌処置で使用される気体滅菌剤の温度の非排他的一覧のいずれかの1つ又は任意の組み合わせに応じて選択され得る。いくつかの実施形態では、第1の材料は、以下の気体滅菌剤の非排他的一覧、即ちEtO、オゾン、二酸化塩素、二酸化窒素及び蒸気(例えば、加圧水蒸気)から選択される気体滅菌剤のいずれか1つ又は任意の組み合わせを透過させることができる。いくつかの実施形態では、気体滅菌剤として蒸気を用いる滅菌処置は、オートクレーブデバイス内の内部で実施され得る。第1の材料は、以下の材料の非排他的一覧、即ちポリマー、ゴム及びポリブタジエンゴムのいずれか1つ又は任意の組み合わせを含み得る。第2の材料は、以下の材料の非排他的一覧、即ちポリマー、ゴム、クロロブチルゴム及びハロゲン化ブチルゴム、のいずれか1つ又は任意の組み合わせを含み得る。上記のセプタム40a、40b、40c及び40d並びに本明細書中に記載される任意の他のセプタムのいずれにおいても、第1の材料は、ポリブタジエンゴムで作製され得、第2の材料は、クロロブチルゴムで作製され得る。
概して、第2の材料は、第1の材料よりも気体滅菌剤の透過性が低く、これには、第2の材料が気体滅菌剤を実質的に又は完全に透過できないことを含む。いくつかの実施形態では、第1の材料の透過率は、第2の材料の透過率よりも少なくとも10倍、又は少なくとも20倍、又は少なくとも30倍、又は少なくとも40倍、又は少なくとも50倍、又は少なくとも60倍、又は少なくとも70倍、又は少なくとも80倍、又は少なくとも90倍、又は少なくとも100倍高いことができる。
上記のセプタム40a、40b、40c及び40dのいずれか1つ並びに本明細書中に記載される任意の他のセプタムは、第1の材料と第2の材料とが互いに射出成形されるなど、互いに一体に形成される一体構成要素として構築され得る。代わりに、上記のセプタム40a、40b、40c及び40dのいずれか1つ並びに本明細書中に記載される任意の他のセプタムは、第1の材料と第2の材料とが接着剤、締結具及び/又は任意の他の適切な接続要素により互いに接続される多部品構成要素として構築され得る。
セプタム40を容器14に保持するために締結具94が使用される実施形態では、締結リング94は、気体滅菌剤がセプタム40の透過性部分を通して拡散することを阻止するガスバリアとしての役割を果たし得る。したがって、いくつかの実施形態では、気体滅菌剤が締結具94を通過し、セプタム40の透過性部分に接触することを可能にするために、1つ以上の開口部99(図2Bを参照されたい)が締結リング94に形成され得る。いくつかの実施形態では、開口部99は、締結具94の外部周辺又は周囲表面にあるパターンで配置及び/又は形成され得る。いくつかの実施形態では、図2Bに見られるように、開口部99は、フランジ84の基端部部分86の外部周辺表面92と同じ軸方向位置に位置し得る。開口部99に加えて又は開口部99の代わりとして、締結具94は、気体滅菌剤(例えば、EtO、オゾン、二酸化塩素、二酸化窒素及び/又は蒸気)を透過させる材料で部分的に又は完全に構築され得る。
図8参照すると、セプタム40bの外部表面が化学的に不活性な樹脂フィルム110で部分的にコーティングされたセプタム40bの別の型が示されている。いくつかの実施形態では、樹脂フィルム110は、フルオロポリマーフィルムであり得る。図5及び図8を参照すると、樹脂フィルム110は、フランジ84bの基端部部分86bの基端部表面90b及び外部周辺表面92b以外にセプタム40bの外部表面全体を覆い得る。したがって、樹脂フィルム110は、気体滅菌剤がフランジ84bの基端部部分86bの基端部表面90b及び外部周辺表面92bを通して拡散することを阻止しなくてもよい。いくつかの実施形態では、図8に示されるセプタム40bの基端部80b及び/又は先端部82bを覆っている樹脂フィルム110の部分は、省略され得る。また、樹脂フィルム110の上記の構成のいずれも、セプタム40a、40c及び40dを含む本明細書中に開示されるセプタムの実施形態のいずれにも適用され得る。
前述の実施形態のそれぞれは、セプタムに依存して気体滅菌剤のための拡散経路を提供する。しかしながら、拡散経路は、他の手段によっても実現され得る。図9A及び図9Bは、拡散経路がセプタム140とは別個の環状シーリング部材300又はガスケットによって提供される容器アセンブリの一実施形態を示す。図2A及び図2Bに示されるものに類似する、図9A及び図9Bに示される容器アセンブリの要素を、100を加えた同じ参照番号によって示す。これらの要素の多くの説明は、簡潔さのために省略される又は排除される。
図9Bを参照すると、環状シーリング部材300は、容器アセンブリの他の構成要素に組み付けられているとき、フランジ184の基端部表面190と容器114の先端部表面172との間に配置されている。図10に見られるように、環状シーリング部材300は、基端部表面304と先端部表面306との間に延びる中心開口部302を含み得る。図9Bに見られるように、セプタム140の基端部180は、中心開口部302を通して挿入され得る。環状シーリング部材300は、基端部表面304と先端部表面306との間に延びる外部周辺又は周囲表面308も含み得る。
滅菌処置中、気体滅菌剤は、外部周辺表面308を通して環状シーリング部材300に入り、環状シーリング部材300の材料中に拡散し、基端部表面304を通して環状シーリング部材300を出ることができる。したがって、環状シーリング部材300と容器114との間の境界面に付着したあらゆる微生物又は他の汚染物質を低減又は排除することができる。環状シーリング部材300の透過性は、環状シーリング部材300を上述の第1の材料で構築することによって達成され得る。セプタム40a~40dに組み込まれる第1の材料の前述の記載は、環状シーリング部材300に組み込まれる第1の材料に等しく当てはまる。
環状シーリング部材300と併せて使用されるセプタム140に関して、環状シーリング部材300を構築するのに使用される材料よりも気体滅菌剤の透過性が低い材料で部分的に又は完全に構築され得る。いくつかの実施形態では、セプタム140は、上記の第2の材料で部分的に又は完全に構築され得る。そのような実施形態では、セプタム40a~40cに組み込まれる第2の材料の前述の記載は、セプタム140に組み込まれる第2の材料に当てはまる。環状シーリング部材300は、容器114に栓をするために気体滅菌剤を実質的に又は完全に透過できない従来のセプタムを使用する場合、容器114の先端部表面172を滅菌するための気体滅菌剤のための拡散経路を有利に提供する。更に、環状シーリング部材300は、セプタム140との使用に限定されず、環状シーリング部材300は、セプタム40a~40dのいずれかを含む本明細書中に開示されるセプタムのいずれかと併用し得る。
ここで、薬物送達デバイス10の組立方法について説明する。以下の説明は、セプタム40について述べるが、少なくとも、セプタム40a、40b、40、c、40d及び140を含む本明細書中に開示されるセプタムの全ての型に適用可能である。まず、空の容器14とセプタム40とを共に接続し、滅菌し得る。この工程は、セプタム40の基端部80を、開口部45を通して容器14の内容積30に挿入することと、フランジ84の基端部表面90を移動させ、容器14の先端部表面72と直接接触させることとを含み得る。いくつかの実施形態では、容器14とセプタム40とを接続することは、フランジ84の基端部表面90と容器14の先端部表面72との間に気密及び/又は流体密シールを提供するために、2つの構成要素を締結具94によって締め付けることを含み得る。環状シーリング部材300が含まれる実施形態では、気密及び/又は流体密シールは、環状シーリング部材300の基端部表面304と容器114の先端部表面172との間はもとより、環状シーリング部材300の先端部表面306とセプタム140の基端部表面190との間に作成され得る。
次に、一部組立済み容器14は、滅菌処置又は処理に曝され得る。いくつかの実施形態では、この滅菌処置は、後に気体滅菌剤が充填される密閉真空チャンバ内に一部組立済み容器14を入れることを含み得る。気体滅菌剤は、以下の気体滅菌剤の非排他的一覧、即ちEtO、オゾン、二酸化塩素、二酸化窒素及び蒸気(例えば、加圧水蒸気)から選択される気体滅菌剤のいずれか1つ又は任意の組み合わせであり得る。滅菌のために蒸気が用いられる実施形態では、滅菌処置が行われるチャンバは、オートクレーブであり得る。この滅菌処置中、セプタム40及び環状シーリング部材300が含まれる場合には環状シーリング部材300は、気体滅菌剤に曝され得る。上記の第1の材料で構築されたセプタム40及び/又は環状シーリング部材300の部分は、上述のように、気体滅菌剤がセプタム40及び/又は環状シーリング部材300を通して拡散し、セプタム40又は環状シーリング部材300と容器14との間の境界面を滅菌するように、気体滅菌剤の拡散を可能にし得る。気体滅菌剤がセプタム40及び/又は環状シーリング部材300を通して拡散し、容器14の境界面を滅菌することができる効果により、気体滅菌剤への曝露時間は、比較的短いことができる。いくつかの実施形態では、気体滅菌剤への曝露時間は、約(例えば、±10%)24時間、又は18時間、又は12時間、又は8時間、又は4時間、又は2時間、又は1時間以下、又は約(例えば、±10%)1~4時間、又は4~8時間、又は4~12時間、又は4~18、又は8~12時間、又は8~18時間、又は12~18時間の範囲内であり得る。容器14が気体滅菌剤に曝される時間が短いほど、滅菌処置後の容器14のエアレーションに必要となり得る時間が短くなる。したがって、本明細書で開示されるセプタム及び環状シーリング部材は、容器14の製造プロセスの合理化に役立つことができる。代替実施形態では、この一部組立済み容器14の滅菌工程は、省略され得るか、又は以下の段落で記載される充填手順後に実施され得る。
次に、容器14及びセプタム40を充填及びキャッピング環境に無菌的に移送し得る。ここで、容器14の内容積30に薬物32を充填し得、その後、容器14の基端部36を、開口部79を通して摺動可能に挿入されるストッパ34によって密閉閉鎖し得る。この充填及びキャッピング環境は、微生物及び他の汚染物質が内容積30内に取り込まれないことを確実にするために、滅菌又は無菌組立環境として運用し得る。その後、この薬物が充填され予め組立済みの容器アセンブリは、包装され、薬物送達デバイス10の最終組立が行われる施設に輸送され得る。また、予備工程として、シール部材60が流体通路50の開放端部を密閉閉鎖するように、流体経路アセンブリ22をシール部材60に接続し得る。流体経路アセンブリ22とシール部材60とを組み立てるプロセスは、粒子状汚染物質が流体通路50内に取り込まれないことを確実にするために、滅菌又は無菌組立環境で実施し得る。代わりに又は加えて、流体経路アセンブリ22及びシール部材60の予め組立済みの構成は、それらの滅菌性を確実にするために、高エネルギー滅菌ビーム(例えば、γ線ビーム、x線ビーム、電子ビーム等)、エチレンオキサイド又は他の既知の技術に曝され得る。その後、この予め組立済みの構成は、包装され、薬物送達デバイス10の最終組立が行われる施設に輸送され得る。
その後、例えば最終組立施設において、薬物容器14、セプタム40及びストッパ34の、薬物が充填された予め組立済みの構成と、流体経路アセンブリ22及びシール部材60の予め組立済みの構成とが薬物送達デバイス10のハウジング29内に取り付けられ得る。いくつかの実施形態では、この取付プロセスは、薬物容器14、セプタム40及びストッパ34の、薬物が充填された予め組立済みの構成を薬物送達デバイス10の第1のハウジング部分(例えば、ハウジング29の底壁25)又は第2のハウジング部分(例えば、ハウジング29の頂壁27)に接続することと、流体経路アセンブリ22及びシール部材60の予め組立済みの構成を薬物送達デバイス10の第1のハウジング部分又は第2のハウジング部分に接続することとを含み得る。いくつかの実施形態では、ハウジング29内への薬物容器14、セプタム40及びストッパ34の、薬物が充填された予め組立済みの構成の取り付け及び/又は薬物送達デバイス10の他の組立工程は、非滅菌又は非無菌環境内で行われ得る。他の実施形態では、ハウジング29内への薬物容器14、セプタム40及びストッパ34の、薬物が充填された予め組立済みの構成の取り付け並びに薬物送達デバイス10の他のいくつか又は全ての組立工程は、滅菌又は無菌環境内で行われ得る。
薬物容器14、セプタム40及びストッパ34の、薬物が充填された予め組立済みの構成並びに/又は流体経路アセンブリ22及びシール部材60の予め組立済みの構成がハウジング29内に取り付けられた後、この薬物送達デバイス10の一部組立て済みのバージョンは、滅菌処置又は処理に曝され得る。いくつかの実施形態では、この滅菌処置は、後に気体滅菌剤が充填される密閉真空チャンバ内に薬物送達デバイス10の一部組立て済みのバージョンを入れることを含み得る。気体滅菌剤は、以下の気体滅菌剤の非排他的一覧、即ちEtO、オゾン、二酸化塩素、二酸化窒素及び蒸気(例えば、加圧水蒸気)から選択される気体滅菌剤のいずれか1つ又は任意の組み合わせであり得る。滅菌のために蒸気が用いられる実施形態では、滅菌処置が行われるチャンバは、オートクレーブであり得る。この滅菌処置中、セプタム40及び環状シーリング部材300が含まれる場合には環状シーリング部材300は、気体滅菌剤に曝され得る。上記の第1の材料で構築されたセプタム40及び/又は環状シーリング部材300の部分は、上述のように、気体滅菌剤がセプタム40及び/又は環状シーリング部材300を通して拡散し、セプタム40又は環状シーリング部材300と容器14との間の境界面を滅菌するように、気体滅菌剤の拡散を可能にし得る。気体滅菌剤がセプタム40及び/又は環状シーリング部材300を通して拡散し、容器14の境界面を滅菌することができる効果により、気体滅菌剤への曝露時間は比較的短いことができる。いくつかの実施形態では、気体滅菌剤への曝露時間は、約(例えば、±10%)24時間、又は18時間、又は12時間、又は8時間、又は4時間、又は2時間、又は1時間以下、又は約(例えば、±10%)1~4時間、又は4~8時間、又は4~12時間、又は4~18、又は8~12時間、又は8~18時間、又は12~18時間の範囲内であり得る。薬物送達デバイス10が気体滅菌剤に曝される時間が短いほど、滅菌処置後の薬物送達デバイス10のエアレーションに必要となり得る時間が短くなる。したがって、本明細書で開示されるセプタム及び環状シーリング部材は、薬物送達デバイス10の製造プロセスの合理化に役立つことができる。
滅菌処置が完了した後、薬物容器14、セプタム40及びストッパ34の、薬物が充填された予め組立済みの構成並びに/又は薬物送達デバイス10の滅菌された内部空間内の他の構成要素(例えば、挿入機構12、流体経路アセンブリ22、駆動機構24、コントローラ26等)を密封するために、第1のハウジング部分は、第2のハウジング部分に接続され得る。したがって、密封工程により、プレロード及びプレフィルド型薬物送達デバイス10をもたらし得る。いくつかの実施形態では、第1のハウジング部分と第2のハウジング部分との間の接続により、薬物送達10の内部を密閉し、汚染物質の侵入を防止又は阻止することができる。更に、いくつかの実施形態では、第1のハウジング部分と第2のハウジング部分とは、気体滅菌処理を行った同じ環境又はチャンバ内で密閉的に接続され得る。
前述の組立方法は、セプタム40a、40b、40c、40d及び140を含む上記セプタム40の実施形態のいずれか並びに/又は環状シーリング部材300において行われ得ることに留意されたい。
以下に記載するのは、本開示の原理に従って構築された複合セプタムを、完全にガス不透過性材料で作製した従来のセプタムに対して比較した実験的試験の結果である。複合セプタム及び従来のセプタムの両方は、それらのフランジの基端部表面に約106個のチャレンジ微生物を接種した。その後、各セプタムを薬物容器の先端部表面に圧着した。このプロセスを繰り返し、複合セプタムを用いた30個のサンプルと従来のセプタムを用いた30個のサンプルとを作成した。次に、サンプルを気体滅菌処理に曝した。この処理では、気体滅菌剤としてEtOを用いた。18時間のEtO滅菌後、全30個のサンプルにおいて、複合セプタムと薬物容器との間の境界面に微生物増殖は認められなかった。いくつかの複合セプタムサンプルは、わずか8時間のEtO滅菌後に微生物増殖を示さなかった。比較すると、30時間のEtO滅菌後、従来のセプタムを用いた30個のサンプルのうちのわずか15個が薬物容器との境界面に微生物増殖を示さなかった。したがって、本明細書で開示される複合セプタムと容器との間の境界面を滅菌するのに必要な時間量は、従来のセプタムと容器との間の境界面を滅菌するのに必要な時間量よりも有意に少ないことが実験的に示された。
薬物情報
上述したように、容器に薬物を充填することができる。この薬物は、以下に列挙する薬物の任意の1つ又は組み合わせとすることができ、ただし、以下のリストは、全てを包含するようにも限定するようにもみなされるべきではない。
上述したように、容器に薬物を充填することができる。この薬物は、以下に列挙する薬物の任意の1つ又は組み合わせとすることができ、ただし、以下のリストは、全てを包含するようにも限定するようにもみなされるべきではない。
例えば、シリンジに、顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)等のコロニー刺激因子が充填され得る。このようなG-CSF剤としては、Neupogen(登録商標)(フィルグラスチム)及びNeulasta(登録商標)(ペグフィルグラスチム)が挙げられるが、これらに限定されない。他の様々な実施形態では、シリンジは、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)などの様々な医薬品と共に使用され得、これらは、液体又は凍結乾燥形態であり得る。ESAは、Epogen(登録商標)(エポエチンα)、Aranesp(登録商標)(ダルベポエチンα)、Dynepo(登録商標)(エポエチンδ)、Mircera(登録商標)(メチオキシ(methyoxy)ポリエチレングリコールエポエチンβ)、Hematide(登録商標)、MRK-2578、INS-22、Retacrit(登録商標)、(エポエチンζ)、Neorecormon(登録商標)(エポエチンβ)、Silapo(登録商標)(エポエチンζ)、Binocrit(登録商標)(エポエチンα)、エポエチンαHexal、Abseamed(登録商標)(エポエチンα)、Ratioepo(登録商標)(エポエチンθ)、Eporatio(登録商標)(エポエチンθ)、Biopoin(登録商標)(エポエチンθ)、エポエチンα、エポエチンβ、エポエチンζ、エポエチンθ及びエポエチンδなどの赤血球生成を刺激する任意の分子並びにその各々の全体を参照により本明細書に組み込む以下の特許又は特許出願、米国特許第4,703,008号明細書、米国特許第5,441,868号明細書、米国特許第5,547,933号明細書、米国特許第5,618,698号明細書、米国特許第5,621,080号明細書、米国特許第5,756,349号明細書、米国特許第5,767,078号明細書、米国特許第5,773,569号明細書、米国特許第5,955,422号明細書、米国特許第5,986,047号明細書、米国特許第6,583,272号明細書、米国特許第7,084,245号明細書及び米国特許第7,271,689号明細書並びにPCT国際公開第91/05867号パンフレット、国際公開第95/05465号パンフレット、国際公開第96/40772号パンフレット、国際公開第00/24893号パンフレット、国際公開第01/81405号パンフレット及び国際公開第2007/136752号パンフレットに開示される分子又はその変異体若しくは類似体である。
ESAは、赤血球産生刺激タンパク質であり得る。本発明で使用する場合、「赤血球産生刺激タンパク質」とは、例えば、受容体に結合し、受容体の二量化を引き起こすことによってエリスロポエチン受容体の活性化を直接的又は間接的に引き起こす任意のタンパク質を意味する。赤血球産生刺激タンパク質としては、エリスロポエチン受容体に結合し、これを活性化させるエリスロポエチン及びその変異体、類似体若しくは誘導体、エリスロポエチン受容体に結合し、この受容体を活性化させる抗体又はエリスロポエチン受容体に結合し、活性化させるペプチドが挙げられる。赤血球産生刺激タンパク質としては、エポエチンα、エポエチンβ、エポエチンδ、エポエチンω、エポエチンι、エポエチンζ及びそれらの類似体、PEG化エリスロポエチン、カルバミル化エリスロポエチン、模倣ペプチド(EMP1/hematideを含む)並びに模倣抗体が挙げられるが、これらに限定されない。例示的な赤血球産生刺激タンパク質としては、エリスロポエチン受容体に結合し、これを活性化させるエリスロポエチン、ダルベポエチン、エリスロポエチン作動薬変異体及びペプチド又は抗体(並びに各開示の内容全体を参照により本明細書に組み込む米国特許出願公開第2003/0215444号明細書及び米国特許出願公開第2006/0040858号明細書に報告されている化合物が挙げられる)並びに各開示の内容全体を参照により本明細書に組み込む以下の特許又は特許出願、米国特許第4,703,008号明細書、米国特許第5,441,868号明細書、米国特許第5,547,933号明細書、米国特許第5,618,698号明細書、米国特許第5,621,080号明細書、米国特許第5,756,349号明細書、米国特許第5,767,078号明細書、米国特許第5,773,569号明細書、米国特許第5,955,422号明細書、米国特許第5,830,851号明細書、米国特許第5,856,298号明細書、米国特許第5,986,047号明細書、米国特許第6,030,086号明細書、米国特許第6,310,078号明細書、米国特許第6,391,633号明細書、米国特許第6,583,272号明細書、米国特許第6,586,398号明細書、米国特許第6,900,292号明細書、米国特許第6,750,369号明細書、米国特許第7,030,226号明細書、米国特許第7,084,245号明細書及び米国特許第7,217,689号明細書、米国特許出願公開第2002/0155998号明細書、米国特許出願公開第2003/0077753号明細書、米国特許出願公開第2003/0082749号明細書、米国特許出願公開第2003/0143202号明細書、米国特許出願公開第2004/0009902号明細書、米国特許出願公開第2004/0071694号明細書、米国特許出願公開第2004/0091961号明細書、米国特許出願公開第2004/0143857号明細書、米国特許出願公開第2004/0157293号明細書、米国特許出願公開第2004/0175379号明細書、米国特許出願公開第2004/0175824号明細書、米国特許出願公開第2004/0229318号明細書、米国特許出願公開第2004/0248815号明細書、米国特許出願公開第2004/0266690号明細書、米国特許出願公開第2005/0019914号明細書、米国特許出願公開第2005/0026834号明細書、米国特許出願公開第2005/0096461号明細書、米国特許出願公開第2005/0107297号明細書、米国特許出願公開第2005/0107591号明細書、米国特許出願公開第2005/0124045号明細書、米国特許出願公開第2005/0124564号明細書、米国特許出願公開第2005/0137329号明細書、米国特許出願公開第2005/0142642号明細書、米国特許出願公開第2005/0143292号明細書、米国特許出願公開第2005/0153879号明細書、米国特許出願公開第2005/0158822号明細書、米国特許出願公開第2005/0158832号明細書、米国特許出願公開第2005/0170457号明細書、米国特許出願公開第2005/0181359号明細書、米国特許出願公開第2005/0181482号明細書、米国特許出願公開第2005/0192211号明細書、米国特許出願公開第2005/0202538号明細書、米国特許出願公開第2005/0227289号明細書、米国特許出願公開第2005/0244409号明細書、米国特許出願公開第2006/0088906号明細書及び米国特許出願公開第2006/0111279号明細書並びにPCT国際公開第91/05867号パンフレット、国際公開第95/05465号パンフレット、国際公開第99/66054号パンフレット、国際公開第00/24893号パンフレット、国際公開第01/81405号パンフレット、国際公開第00/61637号パンフレット、国際公開第01/36489号パンフレット、国際公開第02/014356号パンフレット、国際公開第02/19963号パンフレット、国際公開第02/20034号パンフレット、国際公開第02/49673号パンフレット、国際公開第02/085940号パンフレット、国際公開第03/029291号パンフレット、国際公開第2003/055526号パンフレット、国際公開第2003/084477号パンフレット、国際公開第2003/094858号パンフレット、国際公開第2004/002417号パンフレット、国際公開第2004/002424号パンフレット、国際公開第2004/009627号パンフレット、国際公開第2004/024761号パンフレット、国際公開第2004/033651号パンフレット、国際公開第2004/035603号パンフレット、国際公開第2004/043382号パンフレット、国際公開第2004/101600号パンフレット、国際公開第2004/101606号パンフレット、国際公開第2004/101611号パンフレット、国際公開第2004/106373号パンフレット、国際公開第2004/018667号パンフレット、国際公開第2005/001025号パンフレット、国際公開第2005/001136号パンフレット、国際公開第2005/021579号パンフレット、国際公開第2005/025606号パンフレット、国際公開第2005/032460号パンフレット、国際公開第2005/051327号パンフレット、国際公開第2005/063808号パンフレット、国際公開第2005/063809号パンフレット、国際公開第2005/070451号パンフレット、国際公開第2005/081687号パンフレット、国際公開第2005/084711号パンフレット、国際公開第2005/103076号パンフレット、国際公開第2005/100403号パンフレット、国際公開第2005/092369号パンフレット、国際公開第2006/50959号パンフレット、国際公開第2006/02646号パンフレット及び国際公開第2006/29094号パンフレットに開示されるエリスロポエチン分子又はその変異体若しくは類似体が挙げられる。
本デバイスと共に使用するための他の医薬品の例としては、Vectibix(登録商標)(パニツムマブ)、Xgeva(商標)(デノスマブ)及びProlia(商標)(デノサマブ)などの抗体、Enbrel(登録商標)(エタネルセプト、TNF受容体/Fc融合タンパク質、TNF遮断薬)、Neulasta(登録商標)(ペグフィルグラスチム、PEG化フィルガストリム、PEG化G-CSF、PEG化hu-Met-G-CSF)、Neupogen(登録商標)(フィルグラスチム、G-CSF、hu-MetG-CSF)及びNplate(登録商標)(ロミプロスチム)などの他の生物学的製剤、Sensipar(登録商標)(シナカルセト)などの小分子薬物が挙げられ得るが、これらに限定されない。本デバイスは、治療用抗体、ポリペプチド、タンパク質又は鉄、例えばフェルモキシトール、鉄デキストラン、グリコネート(glyconate)第二鉄及び含糖酸化鉄などの他の化学物質と共に使用され得る。医薬品は、液体形態であり得るか、又は凍結乾燥形態から再構成され得る。
特定の例示的なタンパク質の中には、その融合物、断片、類似体、変異体又は誘導体を含む、以下で説明する特定のタンパク質がある。
以下の公報に開示されるように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、以下の公報の図2に記載されている配列番号2の軽鎖及び/又は以下の公報の図4に記載されている配列番号4の重鎖のいずれかを有するOPGL特異抗体を含み、OPGL特異抗体及び抗体関連タンパク質に関して、特に以下の公報に記載される配列を有するもので、具体的には以下の公報に示されるもの(9H7、18B2、2D8、2E11、16E1及び22B3)であるが、それらに限定されず、本明細書にその全体が組み込まれるPCT国際公開第03/002713号パンフレットに記載される抗体を含むが、それに限定されず、完全ヒト化及びヒトOPGL特異抗体、特に完全ヒト化モノクローナル抗体を含む、(RANKL特異抗体、ペプチボディ等とも称される)OPGL特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等。
以下の公報に開示されるように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、TN8-19-1~TN8-19-40、TN8-19 con1及びTN8-19 con2を含む、配列番号305~351のものを含む、mTN8-19ファミリーのペプチボディ、配列番号357~383のmL2ファミリー、配列番号384~409のmL15ファミリー、配列番号410~438のmL17ファミリー、配列番号439~446のmL20ファミリー、配列番号447~452のmL21ファミリー、配列番号453~454のmL24ファミリー及び配列番号615~631ペプチボディを含むが、それに限定されない、特にミオスタチン特異的ペプチボディに特に部分的に関連して参照により全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2004/0181033号明細書及びPCT国際公開第2004/058988号パンフレットに記載されている、ミオスタチン特異的ペプチボディを含む、ミオスタチン結合タンパク質、ペプチボディ及び関連タンパク質等。
以下の公報に開示されるように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、L1H1、L1H2、L1H3、L1H4、L1H5、L1H6、L1H7、L1H8、L1H9、L1H10、L1H11、L2H1、L2H2、L2H3、L2H4、L2H5、L2H6、L2H7、L2H8、L2H9、L2H10、L2H11、L2H12、L2H13、L2H14、L3H1、L4H1、L5H1、L6H1であるが、これらに限定されず、IL-4受容体特異抗体、特に以下の公報に記載されるような抗体等、特に以下の公報に示されるものに特に部分的に関連して、参照によりその全体が本明細書に組み込まれるPCT国際公開第2005/047331号パンフレット又は国際出願PCT/米国特許出願公開第2004/37242号明細書及び米国特許出願公開第2005/112694号明細書に記載されているものを含む、特にIL-4及び/又はIL-13の受容体への結合によって媒介される活動を抑制するもので、IL-4受容体特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等。
以下の公報に開示されるように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、以下の公報に示されているもの、即ち15CA、26F5、27F2、24E12及び10H7であるが、これに限定されない、部分的にIL1-R1特異結合タンパク質、特にとりわけモノクローナル抗体に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2004/097712号明細書に記載されているものを含むが、これに限定されない、インターロイキン1-受容体1(「IL1-R1」)特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等。
以下の公報に開示されるように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、特に以下の公報に記載される配列のもので、L1(N)、L1(N)WT、L1(N)1K WT、2xL1(N)、2xL1(N)WT、Con4(N)、Con4(N)1K WT、2xCon4(N)1K、L1C、L1C 1K、2xL1C、Con4C、Con4C 1K、2xCon4C 1K、Con4-L1(N)、Con4-L1C、TN-12-9(N)、C17(N)、TN8-8(N)、TN8-14(N)、Con1(N)を含むが、これらに限定されない、Ang2特異抗体及びペプチボディ等に特に部分的に関連して参照によりその各々の全体が本明細書に組み込まれるPCT国際公開第03/057134号パンフレット及び米国特許出願公開第2003/0229023号明細書に記載されているものを含むが、これに限定されず、また抗Ang2抗体及び製剤に関して、特に以下の公報に記載される様々な順列のAb526、Ab528、Ab531、Ab533、Ab535、Ab536、Ab537、Ab540、Ab543、Ab544、Ab545、Ab546、A551、Ab553、Ab555、Ab558、Ab559、Ab565、AbF1AbFD、AbFE、AbFJ、AbFK、AbG1D4、AbGC1E8、AbH1C12、AblA1、AblF、AblK、AblP及びAblPに関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれるPCT国際公開第2003/030833号パンフレットに記載されているもの等の抗Ang2抗体及び製剤を含む、Ang2特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等。
以下の公報に開示されるように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、具体的には以下の公報に示されるNGF-特異抗体である4D4、4G6、6H9、7H2、14D10及び14D11を含むが、それに限定されない、NGF-特異抗体及びこれに関連するタンパク質に関して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2005/0074821号明細書及び米国特許第6,919,426号明細書に記載されているものを特に含むが、それに限定されない、NGF特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等。
例えば、エプラツズマブ(CAS登録番号501423-23-0)のヒトCD22特異完全ヒト化抗体を含むが、それに限定されない、例えばヒト-マウスモノクローナルhLL2 κ鎖に結合したヒト-マウスモノクローナルhLL2 γ鎖二硫化物の二量体等、特にヒトCD22特異IgG抗体を含むが、それに限定されない、ヒト化及び完全ヒトモノクローナル抗体を含むが、それに限定されない、ヒト化及び完全ヒト抗体等であるが、それに限定されず、具体的には、ヒトCD22特異抗体である、CD22特異抗体及び関連タンパク質に関して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第5,789,554号明細書に記載されているものなどのCD22特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等。
以下の公開に開示される各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、以下の公開に示されるIGF-1特異抗体であるL1H1、L2H2、L3H3、L4H4、L5H5、L6H6、L7H7、L8H8、L9H9、L10H10、L11H11、L12H12、L13H13、L14H14、L15H15、L16H16、L17H17、L18H18、L19H19、L20H20、L21H21、L22H22、L23H23、L24H24、L25H25、L26H26、L27H27、L28H28、L29H29、L30H30、L31H31、L32H32、L33H33、L34H34、L35H35、L36H36、L37H37、L38H38、L39H39、L40H40、L41H41、L42H42、L43H43、L44H44、L45H45、L46H46、L47H47、L48H48、L49H49、L50H50、L51H51、L52H52及びIGF-1R-結合フラグメント及びその誘導体を含むが、それに限定されず、IGF-1受容体特異抗体及び関連タンパク質に関して参照によりその全体が本明細書に組み込まれるPCT国際公開第06/069202号パンフレットに記載されているものなどのIGF-1受容体特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等。
また、本発明の方法及び組成物で使用するための抗IGF-1R抗体の非限定的例の中には、以下に記載されているものの各々がある。
(i)米国特許出願公開第2006/0040358号明細書(2006年2月23日公開)、米国特許出願公開第2005/0008642号明細書(2005年1月13日公開)、米国特許出願公開第第2004/0228859号明細書(2004年11月18日公開)に記載されている、例えば抗体1A(DSMZ受託番号DSM ACC 2586)、抗体8(DSMZ受託番号DSM ACC 2589)、抗体23(DSMZ受託番号DSM ACC 2588)及び抗体18を含むが、これらに限定されない、
(ii)PCT国際公開第06/138729号パンフレット(2006年12月28日公開)及びPCT国際公開第05/016970号パンフレット(2005年2月24日公開)及びLu et al.(2004),J.Biol.Chem.279:2856-2865に記載されている抗体2F8、A12及びIMC-A12を含むが、これらに限定されない、
(iii)PCT国際公開第07/012614号パンフレット(2007年2月1日公開)、PCT国際公開第07/000328号パンフレット(2007年1月4日公開)、PCT国際公開第06/013472号パンフレット(2006年2月9日公開)、PCT国際公開第05/058967号パンフレット(2005年6月30日公開)及びPCT国際公開第03/059951号パンフレット(2003年7月24日公開)。
(iv)米国特許出願公開第2005/0084906号明細書(2005年4月21日公開)に記載される抗体7C10、キメラ抗体C7C10、抗体h7C10、抗体7H2M、キメラ抗体*7C10、抗体GM607、ヒト化抗体7C10バージョン1、ヒト化抗体7C10バージョン2、ヒト化抗体7C10バージョン3及び抗体7H2HMを含むが、これらに限定されない。
(v)米国特許出願公開第2005/0249728号明細書(2005年11月10日公開)、米国特許出願公開第2005/0186203号明細書(2005年8月25日公開)、米国特許出願公開第2004/0265307号明細書(2004年12月30日公開)及び米国特許出願公開第2003/0235582号明細書(2003年12月25日公開)並びにMaloney et al.(2003),Cancer Res.63:5073-5083に記載されている抗体EM164、再表面形成(resurfaced)EM164、ヒト化EM164、huEM164 v1.0、huEM164 v1.1、huEM164 v1.2及びhuEM164 v1.3を含むが、これらに限定されない。
(vi)米国特許第7,037,498号明細書(2006年5月2日発行)、米国特許出願公開第2005/0244408号明細書(2005年11月30日公開)及び米国特許出願公開第2004/0086503号(2004年5月6日公開)並びにCohen,et al.(2005),Clinical Cancer Res.11:2063-2073に記載されている、ATCC受託番号PTA-2792、PTA-2788、PTA-2790、PTA-2791、PTA-2789、PTA-2793及び抗体2.12.1、2.13.2、2.14.3、3.1.1、4.9.2及び4.17.3を有するハイブリドーマによって産生された抗体の各々を含むが、これらに限定されない、例えば抗体CP-751,871。
(vii)米国特許出願公開第2005/0136063号明細書(2005年6月23日公開)及び米国特許出願公開第2004/0018191号明細書(2004年1月29日公開)に記載されている抗体19D12と、ATCCに受託番号PTA-5214で受託されているプラスミド15H12/19D12 HCA(γ4)のポリヌクレオチドによってコードされる重鎖及びATCCに受託番号PTA-5220で受託されているプラスミド15H12/19D12 LCF(κ)のポリヌクレオチドによってコードされる軽鎖を含む抗体とを含むが、これらに限定されない。
(viii)特にIGF-1受容体を標的とする前述の抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等に関して参照により各々の全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2004/0202655号明細書(2004年10月14日公開)に記載されている抗体PINT-6A1、PINT-7A2、PINT-7A4、PINT-7A5、PINT-7A6、PINT-8A1、PINT-9A2、PINT-11A1、PINT-11A2、PINT-11A3、PINT-11A4、PINT-11A5、PINT-11A7、PINT-11A12、PINT-12A1、PINT-12A2、PINT-12A3、PINT-12A4及びPINT-12A5を含むが、これらに限定されない。
B-7関連タンパク質1特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等(文献中でB7H2、ICOSL、B7h及びCD275とも称される「B7RP-1」)、特にB7RP特異完全ヒトモノクローナルIgG2抗体、特にB7RP-1の最初の免疫グロブリン様ドメインのエピトープと結合する完全ヒトIgG2モノクローナル抗体、特にB7RP-1と特に活性化T細胞上のB7RP-1の自然受容体であるICOSとの相互作用を抑制するもの、特に以下の公開に開示されているように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、16H(その中に軽鎖可変配列及び重鎖可変配列、それぞれ配列番号1及び配列番号7を有する)、5D(その中に軽鎖可変配列及び重鎖可変配列、それぞれ配列番号2及び配列番号9を有する)、2H(その中に軽鎖可変配列及び重鎖可変配列、それぞれ配列番号3及び配列番号10を有する)、43H(その中に軽鎖可変配列及び重鎖可変配列、それぞれ配列番号6及び配列番号14を有する)、41H(その中に軽鎖可変配列及び重鎖可変配列、それぞれ配列番号5及び配列番号13を有する)並びに15H(その中に軽鎖可変配列及び重鎖可変配列、それぞれ配列番号4及び配列番号12を有する)以下の公報に示される抗体を含むが、それらに限定されない、このような抗体及び関連タンパク質に関して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2008/0166352号明細書及びPCT国際公開第07/011941号パンフレットに開示されているもの。
例えば、146B7など、とりわけ例えばHuMax IL-15抗体及び関連タンパク質を含むが、それらに限定されないペプチボディを含む、IL-15特異抗体及び関連タンパク質に関して参照により各々の全体が本明細書に組み込まれる、米国特許出願公開第2003/0138421号明細書、米国特許出願公開第2003/023586号明細書及び米国特許出願公開第2004/0071702号明細書並びに米国特許第7,153,507号明細書に開示されるもの等、特に抗体、具体的にはヒト化モノクローナル抗体などのIL-15特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等。
IFN γ特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等、特にヒトIFN γ特異抗体、特に例えばIFN γ特異抗体、特に例えば次の特許公開において1118、1118*、1119、1121及び1121*と示されている抗体に関して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2005/0004353号明細書に記載されているもの等の完全ヒト抗IFN γ抗体。これら抗体の各々の重鎖及び軽鎖の配列全体と、これらの重鎖及び軽鎖可変領域並びに相補性決定領域の配列とは、それぞれ前述の公開及びThakur et al.(1999),Mol.Immunol.36:1107-1115に開示されるようにその全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる。加えて、前述の公開に記載されているこれらの抗体の特性の説明も参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。特異抗体には、前述の公開で開示されているように、配列番号17の重鎖及び配列番号18の軽鎖を有するもの、配列番号6の重鎖可変領域及び配列番号8の軽鎖可変領域を有するもの、配列番号19の重鎖及び配列番号20の軽鎖を有するもの、配列番号10の重鎖可変領域及び配列番号12の軽鎖可変領域を有するもの、配列番号32の重鎖及び配列番号20の軽鎖を有するもの、配列番号30の重鎖可変領域及び配列番号12の軽鎖可変領域を有するもの、配列番号21の重鎖配列及び配列番号22の軽鎖配列を有するもの、配列番号14の重鎖可変領域及び配列番号16の軽鎖可変領域を有するもの、配列番号21の重鎖及び配列番号33の軽鎖を有するもの並びに配列番号14の重鎖可変領域及び配列番号31の軽鎖可変領域を有するものが含まれる。企図される特異抗体は、前述の米国特許出願公開に開示されている配列番号17の完全重鎖を有し、前述の米国特許出願公開に開示されている配列番号18の完全軽鎖を有する、前述の米国特許出願公開に開示されている抗体1119である。
以下の公開に開示されているように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれ、TALL-1結合タンパク質、特に表4及び表5Bの分子に関して参照により各々の全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2003/0195156号明細書及び米国特許出願公開第2006/0135431号明細書に記載されているもの等、TALL-1特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等、並びに他のTALL特異結合タンパク質。
PTHと結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第6,756,480号明細書に記載されているもの等、副甲状腺ホルモン(「PTH」)特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等。
TPO-Rと結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第6,835,809号明細書に記載されているもの等、トロンボポチエン受容体(「TPO-R」)特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等。
HGFと結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照により各々の全体が本明細書に組み込まれる、米国特許出願公開第2005/0118643号明細書及びPCT国際公開第2005/017107号パンフレットに記載されている肝細胞増殖因子/分散(HGF/SF)と、米国特許第7,220,410号明細書に記載されているhuL2G7と、米国特許第5,686,292号明細書及び米国特許第6,468,529号明細書並びにPCT国際公開第96/38557号パンフレットに記載されているOA-5d5とを中和する完全ヒトモノクローナル抗体等のHGF/SF:cMet軸(HGF/SF:c-Met)を標的にするものを含む、肝細胞増殖因子(「HGF」)特異抗体、ペプチボディ及び関連タンパク質等。
TRAIL-R2と結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第7,521,048号明細書に記載されているもの等、TRAIL-R2特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等。
アクチビンAと結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2009/0234106号明細書に記載されているものを含むが、それらに限定されない、アクチビンA特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等。
TGF-βと結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照により各々の全体が本明細書に組み込まれる米国特許第6,803,453号明細書及び米国特許出願公開第2007/0110747号明細書に記載されているものを含むが、それらに限定されない、TGF-β特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等。
アミロイドβタンパク質と結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれるPCT国際公開第2006/081171号パンフレットに記載されているものを含むが、それらに限定されない、アミロイドβタンパク質特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等。企図される1つの抗体は、前述の公開に開示されているような、配列番号8を含む重鎖可変領域及び配列番号6を有する軽鎖可変領域を有する抗体である。
c-Kit及び/又は他の幹細胞因子受容体と結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2007/0253951号明細書に記載されているものを含むが、それらに限定されない、c-Kit特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等。
OX40L及び/又はOX40受容体の他のリガンドと結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2006/0002929号明細書に記載されているものを含むが、それらに限定されない、OX40L特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等。
Activase(登録商標)(アルテプラーゼ、tPA)、Aranesp(登録商標)(ダルベポエチンα)、Epogen(登録商標)(エポエチンα又はエリスロポエチン)、GLP-1、Avonex(登録商標)(インターフェロンβ-1a)、Bexxar(登録商標)(トシツモマブ、抗CD22モノクローナル抗体)、Betaseron(登録商標)(インターフェロン-β)、Campath(登録商標)(アレムツズマブ、抗CD52モノクローナル抗体)、Dynepo(登録商標)(エポエチンδ)、Velcade(登録商標)(ボルテゾミブ)、MLN0002(抗α4β7 mAb)、MLN1202(抗CCR2ケモカイン受容体mAb)、Enbrel(登録商標)(エタネルセプト、TNF受容体/Fc融合タンパク質、TNF遮断薬)、Eprex(登録商標)(エポエチンα)、Erbitux(登録商標)(セツキシマブ、抗EGFR/HER1/c-ErbB-1)、Genotropin(登録商標)(ソマトロピン、ヒト成長ホルモン)、Herceptin(登録商標)(トラスツズマブ、抗HER2/neu(erbB2)受容体mAb)、Humatrope(登録商標)(ソマトロピン、ヒト成長ホルモン)、Humira(登録商標)(アダリムマブ)、溶液中のインスリン、Infergen(登録商標)(インターフェロンαcon-1)、Natrecor(登録商標)(ネシリチド、遺伝子組換え型ヒトB型ナトリウム利尿ペプチド(hBNP)、Kineret(登録商標)(アナキンラ)、Leukine(登録商標)(サルガモスチム、rhuGM-CSF)、LymphoCide(登録商標)(エピラツズマブ、抗CD22 mAb)、Benlysta(商標)(リンフォスタットB、ベリムマブ、抗BlyS mAb)、Metalyse(登録商標)(テネクテプラーゼ、t-PA類似体)、Mircera(登録商標)(メトキシポリエチレングリコール-エポエチンβ)、Mylotarg(登録商標)(ゲムツズマブオゾガマイシン)、Raptiva(登録商標)(エファリズマブ)、Cimzia(登録商標)(セルトリズマブペゴル、CDP870)、Soliris(商標)(エクリズマブ)、pexelizumab(抗補体C5)、Numax(登録商標)(MEDI-524)、Lucentis(登録商標)(ラニビズマブ)、Panorex(登録商標)(17-1A、エドレコロマブ)、Trabio(登録商標)(レルデリムマブ)、TheraCim hR3(ニモツズマブ)、Omnitarg(ペルツズマブ、2C4)、Osidem(登録商標)(IDM-1)、OvaRex(登録商標)(B43.13)、Nuvion(登録商標)(ビジリズマブ)、カンツズマブメルタンシン(huC242-DM1)、NeoRecormon(登録商標)(エポエチンβ)、Neumega(登録商標)(オプレルベキン、ヒトインターロイキン-11)、Neulasta(登録商標)(PEG化フィルガストリム、PEG化G-CSF、PEG化hu-Met-G-CSF)、Neupogen(登録商標)(フィルグラスチム、G-CSF、hu-MetG-CSF)、Orthoclone OKT3(登録商標)(ムロモナブ-CD3、抗CD3モノクローナル抗体)、Procrit(登録商標)(エポエチンα)、Remicade(登録商標)(インフリキシマブ、抗TNFαモノクローナル抗体)、Reopro(登録商標)(アブシキシマブ、抗GP lIb/Ilia受容体モノクローナル抗体)、Actemra(登録商標)(抗IL6受容体mAb)、Avastin(登録商標)(ベバシズマブ)、HuMax-CD4(ザノリムマブ)、Rituxan(登録商標)(リツキシマブ、抗CD20mAb)、Tarceva(登録商標)(エルロチニブ)、Roferon-A(登録商標)(インターフェロンalfa-2a)、Simulect(登録商標)(バシリキシマブ)、Prexige(登録商標)(ルミラコキシブ)、Synagis(登録商標)(パリビズマブ)、146B7-CHO(抗IL15抗体、米国特許第7,153,507号明細書を参照されたい)、Tysabri(登録商標)(ナタリズマブ、抗α4インテグリンmAb)、Valortim(登録商標)(MDX-1303、抗炭疽菌防御抗原mAb)、ABthrax(商標)、Vectibix(登録商標)(パニツムマブ)、Xolair(登録商標)(オマリズマブ)、ETI211(抗MRSA mAb)、IL-1 trap(ヒトIgG1のFc部分及び両IL-1受容体成分(I型受容体及び受容体補助タンパク質)の細胞外ドメイン)、VEGF trap(IgG1 Fcと融合したVEGFR1のIgドメイン)、Zenapax(登録商標)(ダクリズマブ)、Zenapax(登録商標)(ダクリズマブ、抗IL-2Rα mAb)、Zevalin(登録商標)(イブリツモマブチウキセタン)、Zetia(登録商標)(エゼチマイブ)、Orencia(登録商標)(アタシセプト、TACI-Ig)、抗CD80モノクローナル抗体(ガリキシマブ)、抗CD23 mAb(ルミリキシマブ)、BR2-Fc(huBR3/huFc融合タンパク質、可溶性BAFF拮抗薬)、CNTO148(ゴリムマブ、抗TNFα mAb)、HGS-ETR1(マパツズマブ、ヒト抗TRAIL受容体-1 mAb)、HuMax-CD20(オクレリズマブ、抗CD20ヒトmAb)、HuMax-EGFR(ザルツムマブ)、M200(ボロシキシマブ、抗α5β1インテグリンmAb)、MDX-010(イピリムマブ、抗CTLA-4 mAb及びVEGFR-1(IMC-18F1)、抗BR3 mAb、抗C.クロストリジウム・ディフィシル毒素A並びに毒素B C mAbs MDX-066(CDA-1)及びMDX-1388)、抗CD22 dsFv-PE38抱合体(CAT-3888及びCAT-8015)、抗CD25 mAb(HuMax-TAC)、抗CD3 mAb(NI-0401)、アデカツムマブ、抗CD30 mAb(MDX-060)、MDX-1333(抗IFNAR)、抗CD38 mAb(HuMax CD38)、抗CD40L mAb、抗Cripto mAb、抗CTGF特発性肺線維症第1期フィブロゲン(FG-3019)、抗CTLA4 mAb、抗エオタキシン1 mAb(CAT-213)、抗FGF8 mAb、抗ガングリオシドGD2 mAb、抗ガングリオシドGM2 mAb、抗GDF-8ヒトmAb(MYO-029)、抗GM-CSF受容体mAb(CAM-3001)、抗HepC mAb(HuMax HepC)、抗IFNα mAb(MEDI-545、MDX-1103)、抗IGF1R mAb、抗IGF-1R mAb(HuMax-Inflam)、抗IL12 mAb(ABT-874)、抗IL12/IL23 mAb(CNTO1275)、抗IL13 mAb(CAT-354)、抗IL2Ra mAb(HuMax-TAC)、抗IL5受容体mAb、抗インテグリン受容体mAb(MDX-018、CNTO95)、抗IP10潰瘍性大腸炎mAb(MDX-1100)、抗LLY抗体、BMS-66513、抗マンノース受容体/hCGβ mAb(MDX-1307)、抗メソテリンdsFv-PE38抱合体(CAT-5001)、抗PD1mAb(MDX-1106(ONO-4538))、抗PDGFRα抗体(IMC-3G3)、抗TGFβ mAb(GC-1008)、抗TRAIL受容体-2ヒトmAb(HGS-ETR2)、抗TWEAK mAb、抗VEGFR/Flt-1 mAb、抗ZP3 mAb(HuMax-ZP3)、NVS抗体第1番及びNVS抗体第2番を含む、他の例示的なタンパク質。
ロモソズマブ、ブロソズマブ又はBPS804(Novartis)などであるが、これらに限定されないスクレロスチン抗体も含まれ得る。リロツムマブ、ビキサロマー、トレバナニブ、ガニツマブ、コナツムマブ、モテサニブ二リン酸塩、ブロダルマブ、ヴィデュピプラント、パニツムマブ、デノスマブ、NPLATE、PROLIA、VECTIBIX又はXGEVAなどの治療薬が更に含まれ得る。加えて、ヒトプロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9型(PCSK9)に結合するモノクローナル抗体(IgG)をデバイスに含めることができる。このようなPCSK9特異抗体としては、あらゆる目的において各々の全体が参照により本明細書に組み込まれる以下の特許又は特許出願、米国特許第8,030,547号明細書、米国特許第8,563,698号明細書、米国特許第8,829,165号明細書、米国特許第8,859,741号明細書、米国特許第8,871,913号明細書、米国特許第8,871,914号明細書、米国特許第8,883,983号明細書、米国特許第8,889,834号明細書、米国特許第8,981,064号明細書、米国特許第9,056,915号明細書、米国特許第8,168,762号明細書、米国特許第9,045,547号明細書、米国特許第8,030,457号明細書、米国特許第8,030,457号明細書、米国特許第8,829,165号明細書、米国特許第8,981,064号明細書、米国特許第8,030,457号明細書、米国特許出願公開第2013/0064825号明細書、米国特許出願公開第2012/0093818号明細書、米国特許出願公開第2013/0079502号明細書、米国特許出願公開第2014/0357850号明細書、米国特許出願公開第2011/0027287号明細書、米国特許出願公開第2014/0357851号明細書、米国特許出願公開第2014/0357854号明細書、米国特許出願公開第2015/0031870号明細書、米国特許出願公開第2013/0085265号明細書、米国特許出願公開第2013/0079501号明細書、米国特許出願公開第2012/0213797号明細書、米国特許出願公開第2012/0251544号明細書、米国特許出願公開第2013/0072665号明細書、米国特許出願公開第2013/0058944号明細書、米国特許出願公開第2013/0052201号明細書、米国特許出願公開第2012/0027765号明細書、米国特許出願公開第2015/0087819号明細書、米国特許出願公開第2011/0117011号明細書、米国特許出願公開第2015/0004174号明細書、米国仮特許出願第60/957,668号明細書、米国仮特許出願第61/008,965号明細書、米国仮特許出願第61/010,630号明細書、米国仮特許出願第61/086,133号明細書、米国仮特許出願第61/125,304号明細書、米国仮特許出願第61/798,970号明細書、米国仮特許出願第61/841,039号明細書、米国仮特許出願第62/002,623号明細書、米国仮特許出願第62/024,399号明細書、米国仮特許出願第62/019,729号明細書、米国仮特許出願第62/067,637号明細書、米国特許出願第14/777,371号明細書、国際出願PCT/米国特許出願公開第2013/048714号明細書、国際出願PCT/米国特許出願公開第2015/040211号明細書、国際出願PCT/米国特許出願公開第2015/056972号明細書、国際公開第2008/057457号パンフレット、国際公開第2008/057458号パンフレット、国際公開第2008/057459号パンフレット、国際公開第2008/063382号パンフレット、国際公開第2008/133647号パンフレット、国際公開第2009/100297号パンフレット、国際公開第2009/100318号パンフレット、国際公開第2011/037791号パンフレット、国際公開第2011/053759号パンフレット、国際公開第2011/053783号パンフレット、国際公開第2008/125623号パンフレット、国際公開第2011/072263号パンフレット、国際公開第2009/055783号パンフレット、国際公開第2012/0544438号パンフレット、国際公開第2010/029513号パンフレット、国際公開第2011/111007号パンフレット、国際公開第2010/077854号パンフレット、国際公開第2012/088313号パンフレット、国際公開第2012/101251号パンフレット、国際公開第2012/101252号パンフレット、国際公開第2012/101253号パンフレット、国際公開第2012/109530号パンフレット、国際公開第2001/031007号パンフレット、国際公開第2009/026558号パンフレット、国際公開第2009/131740号パンフレット、国際公開第2013/166448号パンフレット及び国際公開第2014/150983号パンフレットに開示されているようなRepatha(登録商標)(エボロクマブ)及びPraluent(登録商標)(アリロクマ)並びにその分子、変異体、類似体又は誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。
黒色腫又は他の癌の治療のためのタリモジーンラハーパレプベック又は別の腫瘍溶解性HSVも含めることができる。腫瘍溶解性HSVの例としては、タリモジーンラハーパレプベック(米国特許第7,223,593号明細書及び米国特許第7,537,924号明細書)、OncoVEXGALV/CD(米国特許第7,981,669号明細書)、OrienX010(Lei et al.(2013),World J. Gastroenterol.,19:5138-5143)、G207、1716、NV1020、NV12023、NV1034及びNV1042(Vargehes et al.(2002),CancerGene Ther.,9(12):967-978)が挙げられるが、これらに限定されない。
TIMPも含まれる。TIMPは、メタロプロテイナーゼの内在性組織阻害剤(TIMP)であり、多くの自然過程において重要である。TIMP-3は、様々な細胞により発現されるか、又は及び細胞外基質内に存在し、主要なあらゆる軟骨分解メタロプロテアーゼを抑制し、リウマチ様関節炎及び変形性関節症を含む結合組織の多くの分解疾患における役割並びに癌及び心臓血管状態において役割を果たし得る。TIMP-3のアミノ酸配列及びTIMP-3をコードするDNAの核酸配列は、2003年5月13日発行の米国特許第6,562,596号明細書に開示されており、この開示は、参照により本明細書に組み込まれる。TIMP変異の説明は、米国特許出願公開第2014/0274874号明細書及びPCT国際公開第2014/152012号パンフレットに見ることができる。
ヒトカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体の拮抗的抗体並びにCGRP受容体及び他の頭痛標的を標的とする二重特異性抗体分子も含まれる。これら分子に関する更なる情報は、PCT国際公開第2010/075238号パンフレットに見ることができる。
加えて、二重特異性T細胞誘導抗体(BiTe)、例えばブリナツモマブを、デバイスにおいて使用することができる。代わりに、APJ巨大分子作動薬、例えばアペリン又はその類似体をデバイスに含めることができる。このような分子に関する情報は、PCT国際公開第2014/099984号パンフレットに見ることができる。
ある特定の実施形態において、薬物は、治療上有効な量の抗胸腺間質性リンパ球新生因子(TSLP)又はTSLP受容体抗体を含む。このような実施形態に使用し得る抗TSLP抗体の例としては、米国特許第7,982,016号明細書及び米国特許第8,232,372号明細書並びに米国特許出願公開第2009/0186022号明細書に記載されているものが挙げられるが、これらに限定されない。抗TSLP受容体抗体の例としては、米国特許第8,101,182号明細書に記載されているものが挙げられるが、これに限定されない。特に好適な実施形態において、薬物は、米国特許第7,982,016号明細書内にA5として示されている治療上有効な量の抗TSLP抗体を含む。
様々な実施形態に関連して本開示について説明したが、本開示は、更なる変更が可能であることが理解されるであろう。本開示は、概して、本開示の原理に従い、本開示が属する当技術分野内の既知の且つ慣習的な実施の範囲内にある、本開示からの逸脱を含む、開示した主題の任意の変形形態、使用又は適合形態を包含するように意図されている。
様々な例示的な実施形態に示すような薬物送達デバイス並びにその様々な構成要素及びアセンブリの構造及び構成は、単に例示的なものであることに留意されたい。本開示では、論点である主体のごくわずかな実施形態について詳細に記載しているが、本開示を検討する当業者であれば、本明細書に開示する主題の新規な教示及び利点から実質的に逸脱することなく、多くの変更形態(例えば、様々な要素のサイズ、寸法、構造、形状及び割合、パラメータの値、取付構成、材料の使用、色、向き等の変形)が可能であることを容易に理解するであろう。例えば、一体的に形成されるものとして示される要素は、複数の部品又は要素から構成することができ、その逆も可能である。また、要素の位置を反転させるか又は他の方法で変更することができ、別個の要素又は位置の性質又は数を部分的に変更するか又は変化させることができる。したがって、こうした変更形態の全ては、添付の特許請求の範囲に定義されるように本開示の範囲内に含まれるように意図される。更に、任意のプロセス又は方法ステップの順序又はシーケンスは、代替実施形態に従って変更するか又は並べ替えることができる。本開示の範囲から逸脱することなく、様々な例示的な実施形態の設計、動作条件及び配置において、他の置換形態、変更形態、変化形態及び省略形態がなされ得る。
Claims (7)
- 容器アセンブリであって、
内容積及び端部表面を有する容器であって、開口部は、前記端部表面に形成され、且つ前記内容積と連通している、容器と、
基端部と先端部とを含むセプタムであって、
前記基端部は、前記開口部を通して前記容器の前記内容積内に延びており、前記先端部は、前記基端部の外側に配置されたフランジと、針によって貫通または突き刺されるように構成された先端側対向端部表面とを含み、前記フランジの少なくとも端部部分は、前記容器の前記端部表面に接触し、且つ第1の材料で作製されており、少なくとも前記基端部および前記先端側対向端部表面は、第2の材料で作製されており、前記第1の材料は、気体滅菌剤を透過させ、前記第2の材料は、前記第1の材料よりも前記気体滅菌剤の透過性が低い、セプタムと
を含む容器アセンブリ。 - 前記気体滅菌剤は、エチレンオキサイド又は蒸気の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の容器アセンブリ。
- 前記セプタムの前記先端部は、前記フランジの前記端部部分以外、完全に前記第2の材料から作製されている、請求項1に記載の容器アセンブリ。
- 前記セプタムの前記先端部の一部分は、第2の材料で作製されている、請求項1に記載の容器アセンブリ。
- 前記容器の前記内容積内に摺動可能に配置されたストッパと、前記ストッパと前記セプタムとの間に配置された薬物とを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の容器アセンブリ。
- 前記フランジの前記端部部分の基端側対向表面及び前記フランジの前記端部部分の外部周辺表面以外に前記セプタムを完全に覆うフルオロポリマーフィルムを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の容器アセンブリ。
- 前記セプタムの先端側対向表面と前記容器の外部表面とに係合して、前記フランジを前記容器の前記端部表面に対して固定する締結具を含み、前記締結具は、前記気体滅菌剤を透過させる、請求項1~6のいずれか一項に記載の容器アセンブリ。
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