JPH01100127A - レトロウイルス疾患の治療用および予防用組成物 - Google Patents
レトロウイルス疾患の治療用および予防用組成物Info
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- JPH01100127A JPH01100127A JP63138239A JP13823988A JPH01100127A JP H01100127 A JPH01100127 A JP H01100127A JP 63138239 A JP63138239 A JP 63138239A JP 13823988 A JP13823988 A JP 13823988A JP H01100127 A JPH01100127 A JP H01100127A
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- A61K31/70—Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
- A61K31/715—Polysaccharides, i.e. having more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic linkages; Derivatives thereof, e.g. ethers, esters
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/12—Antivirals
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- A61P31/14—Antivirals for RNA viruses
- A61P31/18—Antivirals for RNA viruses for HIV
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、レトロウィルス疾患、特にAIDSおよびA
IDS関連疾患を治療するための硫酸エステル化ポリサ
ッカライド[多糖サルフエイト]を治療および予防的に
使用することに関する。これら硫酸エステル化ポリサッ
カライドには、例えば1−、κ−およびλ−カラゲニン
がある。
IDS関連疾患を治療するための硫酸エステル化ポリサ
ッカライド[多糖サルフエイト]を治療および予防的に
使用することに関する。これら硫酸エステル化ポリサッ
カライドには、例えば1−、κ−およびλ−カラゲニン
がある。
抗ウィルス作用の初期の研究として、硫酸エステル化ポ
リサッカライド、デキストラン・サルフェイト(dex
tran 5ulfate)およびヘパリンに於ける抗
ウィルス作用が報告されている[タケモト(Takes
oto+ K、に、)ら、 Ann、N、Y、Acad
、Sci、130,365−373(1965) ;お
よびバージ(Vaheri、 A)、 Acta Pa
thol、 Microbiol、 5cand、 r
補稿171.1−98(1964)コ。これらの化合物
の多価アニオン性は、他のアニオン性化合物、例えばス
ラミン(suramin)およびエバンス・ブルーを連
想させるものであり、これらは、1分子中に6個(スラ
ミン)または4個(エバンス・ブルー)のスルホン酸基
を含有し、それぞれ濃度50および25μg/x(lで
A T I−f 8細胞をヒト免疫不全ウィルス(H[
V)の細胞変性作用から完全に保護することが従来から
確認されている化合物である[バルザリニ(Balza
rini、 J)ら、Biochem、 Biophy
s、 Res、 Commun、 136.64−71
(1986)]。
リサッカライド、デキストラン・サルフェイト(dex
tran 5ulfate)およびヘパリンに於ける抗
ウィルス作用が報告されている[タケモト(Takes
oto+ K、に、)ら、 Ann、N、Y、Acad
、Sci、130,365−373(1965) ;お
よびバージ(Vaheri、 A)、 Acta Pa
thol、 Microbiol、 5cand、 r
補稿171.1−98(1964)コ。これらの化合物
の多価アニオン性は、他のアニオン性化合物、例えばス
ラミン(suramin)およびエバンス・ブルーを連
想させるものであり、これらは、1分子中に6個(スラ
ミン)または4個(エバンス・ブルー)のスルホン酸基
を含有し、それぞれ濃度50および25μg/x(lで
A T I−f 8細胞をヒト免疫不全ウィルス(H[
V)の細胞変性作用から完全に保護することが従来から
確認されている化合物である[バルザリニ(Balza
rini、 J)ら、Biochem、 Biophy
s、 Res、 Commun、 136.64−71
(1986)]。
後天性免疫不全症候群(AIDS)に対する効果的な抗
ウイルス療法を追究することにより、それらの多くの候
補、即ちスラミン[Mitsuya、 H,ら、5ci
ence、 226.172−174(1984)]
、ホスホノホルメート [Sandstrom、 E、
G、ら、Lancet i、 1480−1482(
1985)コ、3゛−アジド−2°、3′−ジデオキシ
チミジン(AZT) [Mitsuya、H,ら、P
roc、 Nat 1. Acad。
ウイルス療法を追究することにより、それらの多くの候
補、即ちスラミン[Mitsuya、 H,ら、5ci
ence、 226.172−174(1984)]
、ホスホノホルメート [Sandstrom、 E、
G、ら、Lancet i、 1480−1482(
1985)コ、3゛−アジド−2°、3′−ジデオキシ
チミジン(AZT) [Mitsuya、H,ら、P
roc、 Nat 1. Acad。
Set、 USA 82.7096−7100(198
5)]および]2°、3°−ジデオキシヌクレオシド類
縁体Mitsuya、 H,ら、Proc、 Nat
1. Acad、 Sci、 USA 83.1911
−1915(1986)]が得られており、これらはヒ
ト免疫不全ウィルス(HI V)即ちAIDSの起因物
質の抑制剤(インヒビター)として有望である。これら
の化合物は、逆転写酵素のインヒビターとして働くよう
であり、かつこの酵素はレトロウィルスの複製サイクル
にとって極めて重要であることから、HIV複製に対す
るこれら化合物の抑制作用は容易に説明することができ
る[De C1ercQ+ E、 、 J、 Wed、
CheIll。
5)]および]2°、3°−ジデオキシヌクレオシド類
縁体Mitsuya、 H,ら、Proc、 Nat
1. Acad、 Sci、 USA 83.1911
−1915(1986)]が得られており、これらはヒ
ト免疫不全ウィルス(HI V)即ちAIDSの起因物
質の抑制剤(インヒビター)として有望である。これら
の化合物は、逆転写酵素のインヒビターとして働くよう
であり、かつこの酵素はレトロウィルスの複製サイクル
にとって極めて重要であることから、HIV複製に対す
るこれら化合物の抑制作用は容易に説明することができ
る[De C1ercQ+ E、 、 J、 Wed、
CheIll。
29、1561−1569(1986)]。AIDSに
対する化学療法剤として研究されている、これらの化合
物中で主要な化合物はAZTであり、これは、濃度1−
5μMでΔTH8細胞をHlVの細胞変性作用から完全
に保護し[Mitsuya、 H,ら、(1985)コ
、AIDSおよびARC(AIDS関連コンプレックス
)患者を延命させる上で有効であることが立証されてい
る[Mitsuya、 Il、ら、Nature 32
5.773−778(1987)]。
対する化学療法剤として研究されている、これらの化合
物中で主要な化合物はAZTであり、これは、濃度1−
5μMでΔTH8細胞をHlVの細胞変性作用から完全
に保護し[Mitsuya、 H,ら、(1985)コ
、AIDSおよびARC(AIDS関連コンプレックス
)患者を延命させる上で有効であることが立証されてい
る[Mitsuya、 Il、ら、Nature 32
5.773−778(1987)]。
しかしながら、AIDSの苛烈性および複雑性、並びに
AZTを臨床適用することに伴う毒性の問題に鑑み、有
効な抗−HIV抗原に関する研究は更に強化されなけれ
ばならない。本発明者らは、最近、・力ンゾウ根の水性
エキスのひとつであるグリチルリチン(GL)がインビ
トロに於いてH1vl製を抑制することを報告した[!
toら、Antiviral Res、 7.127−
f37] 。G Lは、1分子のグリシレチン酸(gl
ycyrrhetinic acid) (G A)お
よび2分子のグルクロン酸からなり、従って、少なくと
もウィルス吸着の部分的な抑制作用によってウィルスの
感染力を妨げることで知られているカルボキシレート多
価アニオン類のポリアクリル酸およびポリメタクリン酸
と共通した構造的特徴を有している[De Somer
、 P、ら、J、 Virol、 2.878.885
(1968) ;およびDe Somer、 P、ら、
JJirol、 2.886−893(1968)]。
AZTを臨床適用することに伴う毒性の問題に鑑み、有
効な抗−HIV抗原に関する研究は更に強化されなけれ
ばならない。本発明者らは、最近、・力ンゾウ根の水性
エキスのひとつであるグリチルリチン(GL)がインビ
トロに於いてH1vl製を抑制することを報告した[!
toら、Antiviral Res、 7.127−
f37] 。G Lは、1分子のグリシレチン酸(gl
ycyrrhetinic acid) (G A)お
よび2分子のグルクロン酸からなり、従って、少なくと
もウィルス吸着の部分的な抑制作用によってウィルスの
感染力を妨げることで知られているカルボキシレート多
価アニオン類のポリアクリル酸およびポリメタクリン酸
と共通した構造的特徴を有している[De Somer
、 P、ら、J、 Virol、 2.878.885
(1968) ;およびDe Somer、 P、ら、
JJirol、 2.886−893(1968)]。
本発明者らは、更にこれらの知見を拡張して、硫酸エス
テル化ポリサッカライド類、例えばデキストラン・サル
フェイト、ヘパリン、フコイダン(fucoidan)
並びにt−、κ−およびλ−カラゲニンが、インビトロ
に於いて、HIV複製の極めて強力な、かつ選択的なイ
ンヒビターであることを見いだした。HIVの細胞変性
作用から細胞を完全に保護するために必要なこれらの濃
度は、それぞれスラミンおよびエバンス・ブルーのそれ
に匹敵する。しかし、デキストラン・サルフェイトおよ
びヘパリンの選択指数(ED、。に対するCD、。
テル化ポリサッカライド類、例えばデキストラン・サル
フェイト、ヘパリン、フコイダン(fucoidan)
並びにt−、κ−およびλ−カラゲニンが、インビトロ
に於いて、HIV複製の極めて強力な、かつ選択的なイ
ンヒビターであることを見いだした。HIVの細胞変性
作用から細胞を完全に保護するために必要なこれらの濃
度は、それぞれスラミンおよびエバンス・ブルーのそれ
に匹敵する。しかし、デキストラン・サルフェイトおよ
びヘパリンの選択指数(ED、。に対するCD、。
の比率)は、スルホン化芳香族化合物であるスラミンお
よびエバンス・ブルーのそれよりも非常に高い。
よびエバンス・ブルーのそれよりも非常に高い。
低分子量のデキストラン・サルフェイト(5000,8
000ダルトン)は、血液凝固反応を際立って抑制しな
い濃度でHIV−、κ対して顕著な抑制効果を示した。
000ダルトン)は、血液凝固反応を際立って抑制しな
い濃度でHIV−、κ対して顕著な抑制効果を示した。
MT−4細胞、Mo1t−4(クローン8)細胞および
Mo1t−4/HTLV−m細胞は、山口大学医学部、
ウィルス学および寄生史学研究所[the Depar
tllent of Virology and Pa
rasitology、Yamaguchi Univ
ersity 5chool or Medicine
、日本コから容易に得られる。
Mo1t−4/HTLV−m細胞は、山口大学医学部、
ウィルス学および寄生史学研究所[the Depar
tllent of Virology and Pa
rasitology、Yamaguchi Univ
ersity 5chool or Medicine
、日本コから容易に得られる。
本発明者らの実験では、HTLV−Iを有するセルライ
ン、M T −4[11arada、 Sら、Viro
logy 146.272−281(1985)] 、
および]ヒト白血病T−細胞セルライ7Molt 4の
クローン8[Kikukawa、R。
ン、M T −4[11arada、 Sら、Viro
logy 146.272−281(1985)] 、
および]ヒト白血病T−細胞セルライ7Molt 4の
クローン8[Kikukawa、R。
ら、J、 Virol、 57.1159−1162コ
を使用した。4れらの細胞を、10%ウシ胎仔血清(F
e2)、100IU/112ペニシリンGおよび100
μg/xQストレプトマイシンを加えたRPMI−16
40培地(培養培地)で培養し、保存した。
を使用した。4れらの細胞を、10%ウシ胎仔血清(F
e2)、100IU/112ペニシリンGおよび100
μg/xQストレプトマイシンを加えたRPMI−16
40培地(培養培地)で培養し、保存した。
HIVI;i、Mo1t−4/HTLV−mセルライン
(Harada、 5(1985))の培養上清から得
た。
(Harada、 5(1985))の培養上清から得
た。
ヒトへの適用として、ヒトまたは危険に瀕した患者にそ
れぞれレトロウィルス感染の前または症状が現れる前に
投与する組成物であって、レトロウィルス疾患、殊にA
IDSおよびAIDS関連疾患を治療するための活性成
分としてデキストラン・サルフェイトおよびヘパリンか
らなる群の中から選ばれる硫酸エステル化ポリサッカラ
イドを含有した治療用および予防用組成物は、粉剤、懸
濁剤、溶液剤、シミツブ剤、乳剤、軟膏剤またはクリー
ム剤に製剤化することができ、局所適用、例えば鼻腔内
、直腸または膣に適用することができ、更に、経口投与
または非経口投与(静脈内、皮内、筋肉内、くも膜下な
ど)も行うことができる。これらの組成物は、上記活性
成分を薬学的に許容できる中性の賦形剤(例えば、水性
または非水性溶媒、安定化剤、乳化剤、デタージェント
(detergent)、添加剤)と共に、更に要すれ
ば色素および芳香剤と組合わせて(例えば、混合、溶解
等する)、製造することができる。治療用組成物中、活
性成分の#度は0.1%から100%までの幅広い範囲
とすることができ、これらは投与形態によって左右され
る。更に、投与するべき活性成分の投与量は、体重1k
g当たりLozgから100mgとすることができる。
れぞれレトロウィルス感染の前または症状が現れる前に
投与する組成物であって、レトロウィルス疾患、殊にA
IDSおよびAIDS関連疾患を治療するための活性成
分としてデキストラン・サルフェイトおよびヘパリンか
らなる群の中から選ばれる硫酸エステル化ポリサッカラ
イドを含有した治療用および予防用組成物は、粉剤、懸
濁剤、溶液剤、シミツブ剤、乳剤、軟膏剤またはクリー
ム剤に製剤化することができ、局所適用、例えば鼻腔内
、直腸または膣に適用することができ、更に、経口投与
または非経口投与(静脈内、皮内、筋肉内、くも膜下な
ど)も行うことができる。これらの組成物は、上記活性
成分を薬学的に許容できる中性の賦形剤(例えば、水性
または非水性溶媒、安定化剤、乳化剤、デタージェント
(detergent)、添加剤)と共に、更に要すれ
ば色素および芳香剤と組合わせて(例えば、混合、溶解
等する)、製造することができる。治療用組成物中、活
性成分の#度は0.1%から100%までの幅広い範囲
とすることができ、これらは投与形態によって左右され
る。更に、投与するべき活性成分の投与量は、体重1k
g当たりLozgから100mgとすることができる。
実施例1
デキストラン・サルフェイトおよびヘパリンを、MT−
4細胞に於けるHIVの細胞変性作用に対する抑制効果
に関して評価した。
4細胞に於けるHIVの細胞変性作用に対する抑制効果
に関して評価した。
デキストラン・サルフェイト(分子量:約5000)お
よびヘパリン・ナトリウム(197,1units/f
ff2)を、ワコー・ケミカル社[Wako Chem
ical Co、、東京、日本]から入手した。デキス
トラン・サルフェイトの他の調製物(分子量:5000
)をシグマ・ケミカル社[Signa Chemica
l CO8、セントルイス、ミズーリ、米国コから入手
した。この調製物からは、ワコー・ケミカル社から入手
した調製物の成績と同じ成績が得られた。この化合物を
リン酸緩衝生理食塩水(PBS)に溶解し、使用時まで
4°Cで保存した。
よびヘパリン・ナトリウム(197,1units/f
ff2)を、ワコー・ケミカル社[Wako Chem
ical Co、、東京、日本]から入手した。デキス
トラン・サルフェイトの他の調製物(分子量:5000
)をシグマ・ケミカル社[Signa Chemica
l CO8、セントルイス、ミズーリ、米国コから入手
した。この調製物からは、ワコー・ケミカル社から入手
した調製物の成績と同じ成績が得られた。この化合物を
リン酸緩衝生理食塩水(PBS)に溶解し、使用時まで
4°Cで保存した。
被検化合物の抗ウィルス活性に関連する、ウィルス誘発
性細胞変性作用の抑制は、トリパンブルー排出[イト−
(Ito、M)ら、1987]によって測定した。MT
−4細胞およびMo1t−4(クローン8)細胞を、H
IVによって感染の多重度(MOl)0.002で感染
させ、37℃にて1時間インキュベートした。ウィルス
吸着後、感染細胞を洗浄し、培養培地に再懸濁した。M
T−4細胞およびMo1t’−4(クローン8)細胞の
数をそれぞれ2X10’および1xto’細胞/z(l
に調節した。次いで、これらを、各種の濃度の被検化合
物を加えた平底96−ウェル・ブテスチック製マイクロ
タイターの各ウェルに入れた。37℃に於いて4日間、
インキュベートした後、細胞および培養培地の半分を取
り出し、同じ濃度で被検化合物を含有させた新鮮な培地
を加えた。更に2日間インキュベートした後、血球計数
装置を使用し、生細胞の数をトリパンブルー排出によっ
て顕微鏡的に測定した。
性細胞変性作用の抑制は、トリパンブルー排出[イト−
(Ito、M)ら、1987]によって測定した。MT
−4細胞およびMo1t−4(クローン8)細胞を、H
IVによって感染の多重度(MOl)0.002で感染
させ、37℃にて1時間インキュベートした。ウィルス
吸着後、感染細胞を洗浄し、培養培地に再懸濁した。M
T−4細胞およびMo1t’−4(クローン8)細胞の
数をそれぞれ2X10’および1xto’細胞/z(l
に調節した。次いで、これらを、各種の濃度の被検化合
物を加えた平底96−ウェル・ブテスチック製マイクロ
タイターの各ウェルに入れた。37℃に於いて4日間、
インキュベートした後、細胞および培養培地の半分を取
り出し、同じ濃度で被検化合物を含有させた新鮮な培地
を加えた。更に2日間インキュベートした後、血球計数
装置を使用し、生細胞の数をトリパンブルー排出によっ
て顕微鏡的に測定した。
得られた結果を、第1表および第1図に示す。
第1図は、デキストラン・サルフェイト(A。
B)またはヘパリン(C,D)が、MT−4およびMo
1t 4 (クローン8)細胞に対するHIVの細胞
変性作用を抑制していることを示す試験結果を表してい
る。細胞の生存を、ウィルス感染の6日後にトリパンブ
ルー排出によって測定した。
1t 4 (クローン8)細胞に対するHIVの細胞
変性作用を抑制していることを示す試験結果を表してい
る。細胞の生存を、ウィルス感染の6日後にトリパンブ
ルー排出によって測定した。
感染細胞を黒色柱(■)で示し、偽感染細胞を白色柱(
ロ)で示している。
ロ)で示している。
、(以下余白)
車上衣 ウィルス吸収後のMT−4およびMo1t−
4(クローン8)細胞培養物における、HIVの複製に
対するデキストラン・サルフェイトおよびヘパリンの抑
制効果 a:HIVの細胞変形作用からの保護に基づく50%抗
ウィルス有効量 b:偽感染細胞の生存性の低下に基づく50%細胞障害
性量 C:選択指数(ED、。に対するCD、。の比率)デキ
ストラン・サルフェイトおよびヘパリンはそれぞれ濃度
8および40μg/*(lで、ウィルスによる破壊から
細胞を完全に保護した[第1A、IC図]。Mo1t−
4(クローン8)細胞の評価では、デキストラン・サル
フェイトおよびヘパリンはそれぞれ濃度25および50
μg/x(lでHIVから完全に保護した[第1B、I
D図]。
4(クローン8)細胞培養物における、HIVの複製に
対するデキストラン・サルフェイトおよびヘパリンの抑
制効果 a:HIVの細胞変形作用からの保護に基づく50%抗
ウィルス有効量 b:偽感染細胞の生存性の低下に基づく50%細胞障害
性量 C:選択指数(ED、。に対するCD、。の比率)デキ
ストラン・サルフェイトおよびヘパリンはそれぞれ濃度
8および40μg/*(lで、ウィルスによる破壊から
細胞を完全に保護した[第1A、IC図]。Mo1t−
4(クローン8)細胞の評価では、デキストラン・サル
フェイトおよびヘパリンはそれぞれ濃度25および50
μg/x(lでHIVから完全に保護した[第1B、I
D図]。
偽感染のMT−4細胞およびMo1t−4(クローン8
)細胞に於ける細胞障害性を検定すると、デキストラン
・サルフェイトは濃度1000μg/酎で、MT−4の
細胞生存性を対照の42%に減退させたが、Mo1t−
4(クローン8)細胞の生存性は濃度4000μg/y
Qまで減退させなかった[第1A、IBB10ヘパリン
は、濃度1000および4000μg/順まで、それぞ
れMT−4細胞またはMo1t−4(クローン8)細胞
のいずれの生存性にも影響を与えなかった[第1C1I
D図]。HIV感染細胞に対するデキストラン・サルフ
ェイトおよびヘパリンの50%抗−ウイルス有効量(E
D、。)および偽感染細胞に対するそれらの50%細
胞障害性ff1(CDs。)を第1表に示している。E
D、。に対するCD、。の比率に基づく選択指数・(S
t)は、MT−4細胞に於けるデキストラン・サルフェ
イトでは100であり、Mo1t−4細胞に於けるデキ
ストラン・サルフェイトでは〉284であり、MT−4
細胞に於けるへバリンでは133であり、MOlt−4
細胞に於けるヘパリンでは〉256であった。
)細胞に於ける細胞障害性を検定すると、デキストラン
・サルフェイトは濃度1000μg/酎で、MT−4の
細胞生存性を対照の42%に減退させたが、Mo1t−
4(クローン8)細胞の生存性は濃度4000μg/y
Qまで減退させなかった[第1A、IBB10ヘパリン
は、濃度1000および4000μg/順まで、それぞ
れMT−4細胞またはMo1t−4(クローン8)細胞
のいずれの生存性にも影響を与えなかった[第1C1I
D図]。HIV感染細胞に対するデキストラン・サルフ
ェイトおよびヘパリンの50%抗−ウイルス有効量(E
D、。)および偽感染細胞に対するそれらの50%細
胞障害性ff1(CDs。)を第1表に示している。E
D、。に対するCD、。の比率に基づく選択指数・(S
t)は、MT−4細胞に於けるデキストラン・サルフェ
イトでは100であり、Mo1t−4細胞に於けるデキ
ストラン・サルフェイトでは〉284であり、MT−4
細胞に於けるへバリンでは133であり、MOlt−4
細胞に於けるヘパリンでは〉256であった。
デキストラン・サルフェイトおよびヘパリンの選択指数
の値(Molt−4細胞ではそれぞれ〉284および>
256)は、スラミンおよびエバンス・ブルーのそれ(
それぞれ5および4)よりも非常に高い[De C1e
rcq、 E、ら(1986)]。
の値(Molt−4細胞ではそれぞれ〉284および>
256)は、スラミンおよびエバンス・ブルーのそれ(
それぞれ5および4)よりも非常に高い[De C1e
rcq、 E、ら(1986)]。
デキストラン・サルフェイトおよびヘパリンのHI V
複製に対する本当の作用メカニズムは、未だ解明されて
いない。デキストランがHIV複製を阻害しないことは
確認されており(データなし)、このことはデキストラ
ン・サルフェイトのアニオン性基(硫酸エステル基)が
抗−HIV活性にとって必須であることを示唆している
。
複製に対する本当の作用メカニズムは、未だ解明されて
いない。デキストランがHIV複製を阻害しないことは
確認されており(データなし)、このことはデキストラ
ン・サルフェイトのアニオン性基(硫酸エステル基)が
抗−HIV活性にとって必須であることを示唆している
。
実施例2
各種のポリサッカライド類を、インビトロに於けるHI
V−1複製に対するそれらの抑制効果に関して検査した
。これらの化合物を、MT−4細胞に於けるHI’V−
1の細胞変性作用に対するそれらの抑制効果について評
価し、幾つかの硫酸エステル化オリゴ−およびポリ−サ
ツカライドがHIV−1複製の強力かつ選択的なインヒ
ビターであることを見いだした。
V−1複製に対するそれらの抑制効果に関して検査した
。これらの化合物を、MT−4細胞に於けるHI’V−
1の細胞変性作用に対するそれらの抑制効果について評
価し、幾つかの硫酸エステル化オリゴ−およびポリ−サ
ツカライドがHIV−1複製の強力かつ選択的なインヒ
ビターであることを見いだした。
MT−4細胞(投入細胞数:3XIO’個/ウェル)を
too CCID、。のHIV−1[CCID、。は5
0%細胞培養感染量]で感染させた直後に添加した各種
濃度の被検化合物の存在下、マイクロタイター・ウェル
内で培養した。37°Cに於ける5日間のインキュベー
トの後、生存細胞の数をMTT法[3’−(4,5−ジ
メチルチアゾール−2−イル)−2,5−ジフェニルテ
トラゾリウム・プロミド法]によって測定した。この方
法は、生細胞中に、黄色のテトラゾリウム色素から青色
のホルマザンが形成されることに基づ(。被検化合物の
抗ウィルス活性および細胞障害性はED5゜およびCD
、。として表され、これらはそれぞれウィルス−感染細
胞および偽−感染細胞培養物中の生存細胞の数を50%
に減らすのに要する投与量に対応している。抗凝固活性
は、血漿中に於けるヘパリンを定量する凝固操作に従っ
て測定し[シグマ・テクニカル・ブレチン(Sigma
Technical Bulletin)No、 8
70、シグマ・ケミカル・カンパニー]、それをUSP
単位で表している。
too CCID、。のHIV−1[CCID、。は5
0%細胞培養感染量]で感染させた直後に添加した各種
濃度の被検化合物の存在下、マイクロタイター・ウェル
内で培養した。37°Cに於ける5日間のインキュベー
トの後、生存細胞の数をMTT法[3’−(4,5−ジ
メチルチアゾール−2−イル)−2,5−ジフェニルテ
トラゾリウム・プロミド法]によって測定した。この方
法は、生細胞中に、黄色のテトラゾリウム色素から青色
のホルマザンが形成されることに基づ(。被検化合物の
抗ウィルス活性および細胞障害性はED5゜およびCD
、。として表され、これらはそれぞれウィルス−感染細
胞および偽−感染細胞培養物中の生存細胞の数を50%
に減らすのに要する投与量に対応している。抗凝固活性
は、血漿中に於けるヘパリンを定量する凝固操作に従っ
て測定し[シグマ・テクニカル・ブレチン(Sigma
Technical Bulletin)No、 8
70、シグマ・ケミカル・カンパニー]、それをUSP
単位で表している。
得られた結果を、第2表に示す。
(以下余白)
第2表 ポリサッカライド類の抗−HIV−1活性およ
び抗凝固活性 強力かつ選択的なHIV−1?jf製のインヒビターは
、フコイダン、デキストラン・サルフェイト、ヘパリン
並びに1−、κ−およびλ−カラゲニンである。デキス
トラン・サルフェイト、λ−カラゲニンおよびヘパリン
は、更に、非常に低い濃度、即ちそれぞれ0.30,0
.54および0.58μg/xQでHIV−1の複製を
抑制した。フコイダンおよびに一カラゲニンは、ベント
サン・ポリサルフェイトよりも10倍活性が低かった。
び抗凝固活性 強力かつ選択的なHIV−1?jf製のインヒビターは
、フコイダン、デキストラン・サルフェイト、ヘパリン
並びに1−、κ−およびλ−カラゲニンである。デキス
トラン・サルフェイト、λ−カラゲニンおよびヘパリン
は、更に、非常に低い濃度、即ちそれぞれ0.30,0
.54および0.58μg/xQでHIV−1の複製を
抑制した。フコイダンおよびに一カラゲニンは、ベント
サン・ポリサルフェイトよりも10倍活性が低かった。
フコイダンを除き、各々の化合物は、検定した最高濃度
でも宿主MT−4細胞に対するインビトロ障害性を示さ
赴かった[ベントサン・ポリサルフェイト、デキストラ
ン・サルフェイトおよびヘパリンは2500μg/xQ
、t−、κ−およびλ−カラゲニンは625μg/mi
2]。フコーイダンの50%細胞障害性量(CDgo)
は、約1000μg/xQであった。
でも宿主MT−4細胞に対するインビトロ障害性を示さ
赴かった[ベントサン・ポリサルフェイト、デキストラ
ン・サルフェイトおよびヘパリンは2500μg/xQ
、t−、κ−およびλ−カラゲニンは625μg/mi
2]。フコーイダンの50%細胞障害性量(CDgo)
は、約1000μg/xQであった。
これとは対照的に、フンドロイチン硫酸(コンドロイチ
ン・サルフェイト)は若干しか活性を示さず、デキスト
ラン、N−脱硫酸ヘバリンおよびデルマタン・サルフェ
イトは全く活性を示さなかった。
ン・サルフェイト)は若干しか活性を示さず、デキスト
ラン、N−脱硫酸ヘバリンおよびデルマタン・サルフェ
イトは全く活性を示さなかった。
硫酸エステル化ポリサッカライド類は血液凝固反応を妨
害することで知られているので、これらをAr5D患者
に臨床適用する場合、非常に重要なことは、これらの抗
凝固活性を抗−HIV−1作用と比較することである。
害することで知られているので、これらをAr5D患者
に臨床適用する場合、非常に重要なことは、これらの抗
凝固活性を抗−HIV−1作用と比較することである。
第2表に示しているように、HIV−、κ対する活性を
確認したすべての化合物について抗凝固活性を調べた。
確認したすべての化合物について抗凝固活性を調べた。
最も高い抗凝固活性はヘパリンから得られた(177U
xg−’)。他の硫酸エステル化ポリサッカライド類
はヘパリンのそれよりも10倍以上低かった。
xg−’)。他の硫酸エステル化ポリサッカライド類
はヘパリンのそれよりも10倍以上低かった。
MT−4細胞に於ける抗HIV−1活性のED5゜値(
第2表)をμg/z(lからU/M12に変換し、以下
の値を得た:フコイダン、3.6X 10−3U/xQ
;t−カラゲニン、3.8X10−″U/酎;耐一カラ
ゲニン、7.3X 10−’ U/酎;λ−カラゲニン
、2.3X10−’ U/xQ、:f’+ストラン−サ
ルフェート、4.4 X 10−’ U/xに ヘハリ
7.1、OX l O−’ U/ffff 6従ツテ、
ヘハリンオヨびt−カラゲニンを除くすべての化合物は
、抗凝固活性の閾値(IU)よりも100倍以上低い濃
度でHI V−、κ対する活性を有している。これに関
し、λ−カラゲニンは最も高い選択指数、即ち430を
示す。
第2表)をμg/z(lからU/M12に変換し、以下
の値を得た:フコイダン、3.6X 10−3U/xQ
;t−カラゲニン、3.8X10−″U/酎;耐一カラ
ゲニン、7.3X 10−’ U/酎;λ−カラゲニン
、2.3X10−’ U/xQ、:f’+ストラン−サ
ルフェート、4.4 X 10−’ U/xに ヘハリ
7.1、OX l O−’ U/ffff 6従ツテ、
ヘハリンオヨびt−カラゲニンを除くすべての化合物は
、抗凝固活性の閾値(IU)よりも100倍以上低い濃
度でHI V−、κ対する活性を有している。これに関
し、λ−カラゲニンは最も高い選択指数、即ち430を
示す。
実施例3
デキストラン・・サルフェイトおよびヘパリンをウィル
ス抗原発現に対する抑制効果に関して評価した。HIV
感染されたMT−4細胞またはMo1t−4(クローン
8)細胞に於けるウィルス特異的抗原の発現を、血清反
応陽性の抗−HIVヒト血清由来のポリクローナル抗体
およびフルオレセインイソシアネート(FITC)コン
ジニゲート化つサギ抗−ヒトrgG[ダコパッツ(Da
kopatLs A/S)、コペンハーゲン、テンマー
ク]ヲ使用スル間接免疫蛍光検査法(IF)によって測
定した。蛍光顕微鏡によって500個以上の細胞を計数
し、蛍光反応陽性細胞のパーセンテージを計算した。
ス抗原発現に対する抑制効果に関して評価した。HIV
感染されたMT−4細胞またはMo1t−4(クローン
8)細胞に於けるウィルス特異的抗原の発現を、血清反
応陽性の抗−HIVヒト血清由来のポリクローナル抗体
およびフルオレセインイソシアネート(FITC)コン
ジニゲート化つサギ抗−ヒトrgG[ダコパッツ(Da
kopatLs A/S)、コペンハーゲン、テンマー
ク]ヲ使用スル間接免疫蛍光検査法(IF)によって測
定した。蛍光顕微鏡によって500個以上の細胞を計数
し、蛍光反応陽性細胞のパーセンテージを計算した。
HIV特異的抗原の発現に対するデキストラン・サルフ
ェイトおよびヘパリンの抑制効果に関する得られた結果
を第3表に示す。
ェイトおよびヘパリンの抑制効果に関する得られた結果
を第3表に示す。
第3表 MT−4およびMo1t−4(クローン8)細
胞における、HIV−特異抗原の発現に対するデキスト
ラン・サルフェイトおよびヘパリンの抑制効果 デキストラン・サルフェイトおよびヘパリンはそれぞれ
濃度8および40μg/at(lで、MT−4細胞に於
けるウィルス抗原の発現を完全に阻害し、Mo1t−4
(クローン8)細胞ではそれぞれ濃度25および50μ
g/y(lで阻害した。これらの濃度は、MT−4およ
びMo1t−4細胞をHTVの細胞変性作用から完全に
保護するのに必要な濃度と同じであった。
胞における、HIV−特異抗原の発現に対するデキスト
ラン・サルフェイトおよびヘパリンの抑制効果 デキストラン・サルフェイトおよびヘパリンはそれぞれ
濃度8および40μg/at(lで、MT−4細胞に於
けるウィルス抗原の発現を完全に阻害し、Mo1t−4
(クローン8)細胞ではそれぞれ濃度25および50μ
g/y(lで阻害した。これらの濃度は、MT−4およ
びMo1t−4細胞をHTVの細胞変性作用から完全に
保護するのに必要な濃度と同じであった。
実施例4
分子量の異なるデキストラン・サルフェイトおよびデキ
ストランを、HI V−1の複製に対する抑制効果に関
して検査した。
ストランを、HI V−1の複製に対する抑制効果に関
して検査した。
デキストラン(分子量:約90000および50600
0)、デキストラン・サルフェイト(分子量:約500
0,8000および500000)、グルコサミン−2
−サルフェイト、−3−サルフェイト、−6−サルフエ
イトおよび−2,3−ジサルフエイトを、シグマ・ケミ
カル・カンパニーから入手しく平均分子ffi:150
00)、また各種の分子量を有する分断ヘパリンを、ゴ
ッドフレドセン博±[Dr、Godtfredsen、
Leo I’harmaceuticat Produ
cts Ltd、+Ba1lerup、Denmark
]から得た。
0)、デキストラン・サルフェイト(分子量:約500
0,8000および500000)、グルコサミン−2
−サルフェイト、−3−サルフェイト、−6−サルフエ
イトおよび−2,3−ジサルフエイトを、シグマ・ケミ
カル・カンパニーから入手しく平均分子ffi:150
00)、また各種の分子量を有する分断ヘパリンを、ゴ
ッドフレドセン博±[Dr、Godtfredsen、
Leo I’harmaceuticat Produ
cts Ltd、+Ba1lerup、Denmark
]から得た。
2’、3’−ジデオキシシチジン(DDC)は、ファル
マシア社[Phariacia、 Inc、 、 Pi
scataway、 NJ]から得た。
マシア社[Phariacia、 Inc、 、 Pi
scataway、 NJ]から得た。
MT−4細胞を1.w12当たり5XlO’細胞で懸濁
し、1祿当たり1000 CCTD、。のHIV−1
を用いて感染させた[I CCID、。は50%細胞
培養物の感染量を示す]。37℃に於ける2時間のイン
キユベートの後、100μe当たり5’X 10 ’細
胞を、被検化合物の各種の希釈液100μgを加えた平
底96−ウェルプラスチック製マイクロタイターの各ウ
ェルに入れた。37°Cで5日間インキュベートした後
、血球計数装置を使用し、生存細胞の数をトリバンブル
ー排出によって顕微鏡的に測定した。間接免疫蛍光検査
法で測定した、HUT−78細胞に於けるウィルス抗原
発現を感染後14日目に、プローブとしてポリクローナ
ル抗体を使用してモニターすることにより、被検化合物
の抗−HI V−1活性も測定した。
し、1祿当たり1000 CCTD、。のHIV−1
を用いて感染させた[I CCID、。は50%細胞
培養物の感染量を示す]。37℃に於ける2時間のイン
キユベートの後、100μe当たり5’X 10 ’細
胞を、被検化合物の各種の希釈液100μgを加えた平
底96−ウェルプラスチック製マイクロタイターの各ウ
ェルに入れた。37°Cで5日間インキュベートした後
、血球計数装置を使用し、生存細胞の数をトリバンブル
ー排出によって顕微鏡的に測定した。間接免疫蛍光検査
法で測定した、HUT−78細胞に於けるウィルス抗原
発現を感染後14日目に、プローブとしてポリクローナ
ル抗体を使用してモニターすることにより、被検化合物
の抗−HI V−1活性も測定した。
種々の分子量のデキストラン・サルフェイト(5000
,5000および50000)は、MT−4細胞に於け
るHIV−1複製を同等に阻害し、有効であった。これ
とは対照的に、デキストランそれ自体およびグルコサミ
ン−2−1−3−または−6−サルフエイトまたは−2
,3−ジサルフエイトは、濃度125μg/1l(lで
あっても抗−Hlv−1活性をなんら示さなかった[第
4表コ。これらの化合物はいずれも、濃度3125μg
/zQまで細胞障害性を示さなかった。
,5000および50000)は、MT−4細胞に於け
るHIV−1複製を同等に阻害し、有効であった。これ
とは対照的に、デキストランそれ自体およびグルコサミ
ン−2−1−3−または−6−サルフエイトまたは−2
,3−ジサルフエイトは、濃度125μg/1l(lで
あっても抗−Hlv−1活性をなんら示さなかった[第
4表コ。これらの化合物はいずれも、濃度3125μg
/zQまで細胞障害性を示さなかった。
(以下余白)
!土老 デキストラン・サルフェイトおよびデキスト
ランの、MT−4細胞に於けるHlv−1の複製に対す
る、これら分子量が機能する抑制効果 * ウィルス−および偽−感染細胞培養物中の生存細胞
の数を50%減少させるのに必要な、50%抑制濃度(
IC−o)として表わした化合物の抗ウィルス活性およ
び細胞障害性 **およその分子量 注)データは2つの別の実験により得られた値の平均で
ある。
ランの、MT−4細胞に於けるHlv−1の複製に対す
る、これら分子量が機能する抑制効果 * ウィルス−および偽−感染細胞培養物中の生存細胞
の数を50%減少させるのに必要な、50%抑制濃度(
IC−o)として表わした化合物の抗ウィルス活性およ
び細胞障害性 **およその分子量 注)データは2つの別の実験により得られた値の平均で
ある。
デキストラン・サルフェイト類は抗凝固活性を示すので
、その活性を調査した。この凝固検定は、貯蔵正常血漿
を使用し、手作業で行った。トロンビン時間を測定する
ため、ウシトロンビンを希釈して正常血漿を20秒で凝
固するようにした。活性化した部分的なトロンボプラス
チン時間(APTT)を測定するため、血漿をトロンボ
ファックス” [ThroIIlbofax″、リン脂
質混合体]およびカオ′ リン[接触活性化因子
]の混合物と共に6分間プレインキコベートし、次いで
CaC2,を加えて凝固を開始させた。異なるデキスト
ラン・サルフェイト類をベロナール緩衝液(pH=7.
35)で希釈し、最終濃度O12,10,50,250
,2500μg/z(lで血漿に加えた。すべての検定
に於いては、37°Cに於ける6分間のブレインキュベ
ートをデキストラン・サルフェイトと共に行った。すべ
ての実験の間中、幾つかの対照実験を行い、凝固時間−
を対照実験の平均のパーセンテージとして表した。
、その活性を調査した。この凝固検定は、貯蔵正常血漿
を使用し、手作業で行った。トロンビン時間を測定する
ため、ウシトロンビンを希釈して正常血漿を20秒で凝
固するようにした。活性化した部分的なトロンボプラス
チン時間(APTT)を測定するため、血漿をトロンボ
ファックス” [ThroIIlbofax″、リン脂
質混合体]およびカオ′ リン[接触活性化因子
]の混合物と共に6分間プレインキコベートし、次いで
CaC2,を加えて凝固を開始させた。異なるデキスト
ラン・サルフェイト類をベロナール緩衝液(pH=7.
35)で希釈し、最終濃度O12,10,50,250
,2500μg/z(lで血漿に加えた。すべての検定
に於いては、37°Cに於ける6分間のブレインキュベ
ートをデキストラン・サルフェイトと共に行った。すべ
ての実験の間中、幾つかの対照実験を行い、凝固時間−
を対照実験の平均のパーセンテージとして表した。
トロンビン時間は、濃度50μg/x(lのデキストラ
ン・サルフェイト(分子量: 5000または8000
)で2倍になった。デキストラン・サルフェイト(分子
量:5000)は濃度20μg/酎でAPTTを2倍に
し、デキストラン・サルフェイト(分子量:8000)
は濃度50μg/祿で2倍にした。MT−4細胞に於け
るH I V −1’fM製に係るIC,。[第1表]
に対応する濃1f:10μg/x&では、デキストラン
・サルフェイト(分子量: 5000または8000)
は、APTTを限られた時間しか延長させなかった。し
かし、デキストラン・サルフェイト(分子ffi:50
0000)は最も抗凝固活性が高く、トロンビン時間お
よびAPTTをそれぞれ濃度2μg/zffおよび5μ
g/酎で2倍にした。
ン・サルフェイト(分子量: 5000または8000
)で2倍になった。デキストラン・サルフェイト(分子
量:5000)は濃度20μg/酎でAPTTを2倍に
し、デキストラン・サルフェイト(分子量:8000)
は濃度50μg/祿で2倍にした。MT−4細胞に於け
るH I V −1’fM製に係るIC,。[第1表]
に対応する濃1f:10μg/x&では、デキストラン
・サルフェイト(分子量: 5000または8000)
は、APTTを限られた時間しか延長させなかった。し
かし、デキストラン・サルフェイト(分子ffi:50
0000)は最も抗凝固活性が高く、トロンビン時間お
よびAPTTをそれぞれ濃度2μg/zffおよび5μ
g/酎で2倍にした。
更に、デキストラン・サルフェイト、ヘパリンおよび他
の硫酸エステル化ポリサッカライドは、各種の化学的な
修飾、即ち抗凝固活性と抗レトロウイルス活性とを分離
させる「過剰硫酸化(supersulfation)
Jを施すことができる[Naggi、 A、 、らBi
ochem、 Phar*aco1. 、3L 189
5−1900(1987)] 。デキストラン・サルフ
ェイトの断続的な静脈注射を施すヒト臨床試験に於いて
、重大な副作用を伴うことなく、凝固時間を2倍にする
のに要する血漿内薬物濃度約50μg/xQに到達させ
ることのできることが証明された[サカキ(Sakak
i、 S)ら、Thron+bosis Diathe
sis Ilaemorrhagica 12,232
−261(1964)]。この濃度は、インビトロに於
いて有効な抗ウイルス投与量よりも極めて高い濃度であ
る。
の硫酸エステル化ポリサッカライドは、各種の化学的な
修飾、即ち抗凝固活性と抗レトロウイルス活性とを分離
させる「過剰硫酸化(supersulfation)
Jを施すことができる[Naggi、 A、 、らBi
ochem、 Phar*aco1. 、3L 189
5−1900(1987)] 。デキストラン・サルフ
ェイトの断続的な静脈注射を施すヒト臨床試験に於いて
、重大な副作用を伴うことなく、凝固時間を2倍にする
のに要する血漿内薬物濃度約50μg/xQに到達させ
ることのできることが証明された[サカキ(Sakak
i、 S)ら、Thron+bosis Diathe
sis Ilaemorrhagica 12,232
−261(1964)]。この濃度は、インビトロに於
いて有効な抗ウイルス投与量よりも極めて高い濃度であ
る。
化合物を過剰硫酸化する場合、糖基1個当たりの硫酸エ
ステル基の数に於ける最適な比率は、平均的でない1−
3、好ましくは2である。
ステル基の数に於ける最適な比率は、平均的でない1−
3、好ましくは2である。
最後に、デキストラン・サルフェイトおよびヘパリンは
、各種のセルライン、即ちマウス白血病L1210.マ
ウス乳FM3A、ヒトB−リンパ芽球Raji1 ヒト
T−リンパ芽球Mo1t/ 4 Fおよびヒ)T4−リ
ンパ球OEM細胞の増殖を、それぞれ濃度5000およ
び2500μg/yxQまでは抑制しなかった(データ
示さず)。これらの結果は、デキストラン・サルフェイ
トおよびヘパリンがインビトロに於いてHIV−1複製
の選択的なインヒビターであることを示すものである。
、各種のセルライン、即ちマウス白血病L1210.マ
ウス乳FM3A、ヒトB−リンパ芽球Raji1 ヒト
T−リンパ芽球Mo1t/ 4 Fおよびヒ)T4−リ
ンパ球OEM細胞の増殖を、それぞれ濃度5000およ
び2500μg/yxQまでは抑制しなかった(データ
示さず)。これらの結果は、デキストラン・サルフェイ
トおよびヘパリンがインビトロに於いてHIV−1複製
の選択的なインヒビターであることを示すものである。
上記の実験結果は、これら硫酸エステル化ポリサッカラ
イドがインビボに於いてHIV複製を阻害することがで
きる物質であり、従ってこれらがレトロウィルス性疾患
、特にAIDSおよびAIDS関連疾患を治療、予防ま
たは抑制するための強力な治療および予防物質であるこ
とを示している。
イドがインビボに於いてHIV複製を阻害することがで
きる物質であり、従ってこれらがレトロウィルス性疾患
、特にAIDSおよびAIDS関連疾患を治療、予防ま
たは抑制するための強力な治療および予防物質であるこ
とを示している。
第1図は、デキストラン・サルフェイト(A。
B)またはヘパリン(C,D)が、MT−4およびMo
1t 4 (クローン8)細胞に対するH[Vの細胞
変性作用を抑制していることを示す試験結果を表すグラ
フである。 特許出願人 スチヒチンク・レガ・ヴエー・ゼット・ウ
ェー 代 理 人 弁理士 前出 葆 (他1名)ヘノぐ1
1t 4 (クローン8)細胞に対するH[Vの細胞
変性作用を抑制していることを示す試験結果を表すグラ
フである。 特許出願人 スチヒチンク・レガ・ヴエー・ゼット・ウ
ェー 代 理 人 弁理士 前出 葆 (他1名)ヘノぐ1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、選択された硫酸エステル化ポリサッカライドを活性
成分として含有し、要すれば薬学的に許容できる賦形剤
をも含有してなる、レトロウイルス疾患を治療、予防ま
たは抑制するのに有用なレトロウイルス疾患の治療用ま
たは予防用組成物。 2、選択された硫酸エステル化ポリサッカライドを活性
成分として含有し、要すれば薬学的に許容できる賦形剤
をも含有してなる、AIDSおよびAIDS関連疾患を
治療、予防または抑制するのに使用できる請求項1に記
載の組成物。 3、硫酸エステル化ポリサッカライドがフコイダン、デ
キストラン・サルフェイト、ヘパリン並びにι−、κ−
およびλ−カラゲニンの中から選択される、請求項1に
記載の組成物。 4、デキストラン・サルフェイトの分子量が1000−
10,000ダルトンである請求項3に記載の組成物。 5、デキストラン・サルフェイトの分子量が5000−
8000ダルトンである請求項4に記載の組成物。 6、硫酸エステル化ポリサッカライドを濃度0. 1−100重量%で含有してなる請求項1から請求項5
までのいずれかに記載の組成物。 7、形態が、粉剤、懸濁剤、溶液剤、シロップ剤、乳剤
、軟膏剤およびクリーム剤の中から選択される、請求項
1から請求項6までのいずれかに記載の組成物。 8、レトロウイルス疾患を治療、予防または抑制するた
めの治療用または予防用組成物を製造する、硫酸エステ
ル化ポリサッカライドの用途。 9、AIDSおよびAIDS関連疾患を治療、予防また
は抑制するための治療用または予防用組成物を製造する
、請求項8に記載の硫酸エステル化ポリサッカライドの
用途。 10、硫酸エステル化ポリサッカライドがフコイダン、
デキストラン・サルフェイト、ヘパリン並びにι−、κ
−およびλ−カラゲニンの中から選択される、請求項8
または請求項9のいずれかに記載の用途。 11、デキストラン・サルフェイトの分子量が1000
−10,000ダルトンである請求項10に記載の用途
。 12、デキストラン・サルフェイトの分子量が5000
−8000ダルトンである請求項11に記載の用途。 13、硫酸エステル化ポリサッカライドの濃度が0.1
−100重量%である請求項8から請求項12までのい
ずれかに記載の用途。 14、ポリサッカライドが過剰硫酸化されている請求項
8から請求項13までのいずれかに記載の用途。 15、関連糖1個に対する硫酸エステル基の数の割合が
2−3である請求項14に記載の用途。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US5700887A | 1987-06-02 | 1987-06-02 | |
| US057008 | 1987-06-02 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01100127A true JPH01100127A (ja) | 1989-04-18 |
Family
ID=22007931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63138239A Pending JPH01100127A (ja) | 1987-06-02 | 1988-06-02 | レトロウイルス疾患の治療用および予防用組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0293826A3 (ja) |
| JP (1) | JPH01100127A (ja) |
Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
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