JPH0110092Y2 - - Google Patents

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JPH0110092Y2
JPH0110092Y2 JP1358381U JP1358381U JPH0110092Y2 JP H0110092 Y2 JPH0110092 Y2 JP H0110092Y2 JP 1358381 U JP1358381 U JP 1358381U JP 1358381 U JP1358381 U JP 1358381U JP H0110092 Y2 JPH0110092 Y2 JP H0110092Y2
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cooling
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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、熱間圧延材を所望の温度に容易に冷
却し得るようにした冷却装置に関する。
[従来の技術] 熱間圧延設備においては、仕上圧延を終了した
ストリツプは、ホツトランテーブル上を走行中に
冷却水により冷却されて所定の温度になつた後巻
取られる。この冷却温度は、製品の種類により
夫々決められており、冶金学上の目的から圧延時
の温度を適正にすると共に適正な巻取り温度、す
なわち、ホツトランテーブル上でのストリツプの
温度を制御することは製品品質に重要な影響を与
える。
従来の冷却装置としては、垂直方向に向けた多
数のパイプ製ノズルより成る、いわゆるパイプラ
ミナータイプのものがあり、該パイプラミナータ
イプの冷却装置は、第1図に示すごとく、ストリ
ツプSの上流側から下流側に順次配設された同一
構造、同一寸法の上冷却バンクa1,a2,a3,…
ao-1,ao群と、同様にストリツプSの上流側から
下流側に配設された同一構造、同一寸法の下冷却
バンクb1,b2,b3…bo-1,bo群から構成され、各
上下冷却バンク群の入口側には、ストリツプSを
温度制御しつつ冷却する場合に冷却水量の調整が
可能となるよう開閉弁c,dが配設されている。
仕上圧延機eで仕上圧延されたストリツプSを
巻取り機fにより巻取る場合には、上下冷却バン
クからストリツプSにパイプラミナー状の冷却水
をかけ、ストリツプSを冷却した後巻取り機fに
よつて巻取られている。しかるに巻取り時に要求
されるストリツプSの温度は、前述したごとく製
品の種類により異なり、巻取り時のストリツプS
の温度いかんによつては製品品質に悪影響を与え
るため、画一的な冷却は許されず、巻取り時のス
トリツプSが所望の温度になるよう制御を行う必
要がある。
そこで前記冷却装置にあつては、多数の上下冷
却バンク群のうち、所要の上下冷却バンクの開閉
弁c,dをオン−オフし、ある上下冷却バンクか
らは冷却水をストリツプにかけるが、他の上下冷
却バンクからは冷却水を流出させないようにし
て、ストリツプSの温度制御を行つていた。
しかし、前述のごときパイプラミナータイプの
冷却装置では、第7図に実線イで示すごとく、1
組当りの冷却能力が低いうえ1組当りの冷却水流
量を増しても、冷却能力はほとんど上昇しない。
このためパイプラミナータイプの冷却装置では、
冷却能力を上げ温度制御を行うためには、前述の
ごとく多数の上下冷却バンク群を設け、開閉弁
c,dのオン−オフにより、上下冷却バンク群の
うち使用するものの数量を制御し、ストリツプS
の巻取り時の温度を制御せざるを得ない。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前述のごとく、使用する上下冷
却バンクの使用数量を開閉弁のオン−オフで制御
する方式では、開閉弁c,dのオン−オフにより
上下冷却バンクの使用数量が増減し、冷却水量も
1個の冷却バンクから流出する単位時間当りの冷
却水量がqの場合、q,2q,3q,4q…nqとバン
クの数量に対応して段階的に変化する。このた
め、例えばqと2qとの間の連続的な冷却水量の
調整はできず、微細な温度制御が困難であり、し
かも各開閉弁のオン−オフ操作が繁雑である。
又、冷却水の単位時間当りの流量をいくら増加
させても、冷却水は運動エネルギーを持つていな
いため、ストリツプSに載つている冷却水と新た
に冷却バンク群からストリツプSに流下した冷却
水との入替えが迅速に行われず、従つて、ストリ
ツプSの表面熱で冷却水との間に沸騰膜が生じ、
冷却効果が極端に減少してしまい、大きな冷却能
力を得ることはできない。而して、この現象は上
流の高温ゾーンほど顕著である。
本考案は、上述の実情に鑑み、上流側では大き
な冷却能力が得られ、下流側では小さな冷却能力
が得られるようにすること、冷却能力を連続的に
調整し得るようにすること、弁の操作を簡単に行
い得るようにすることを目的としてなしたもので
ある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は熱間圧延材の仕上圧延機と巻取り機と
の間の上流側に、熱間圧延材幅方向へ延びる主管
に接続され横断面矩形状をしたノズルと該ノズル
へ供給される冷却水量を調整するための流量制御
弁を備えた所要数の冷却水ヘツダーから成る上流
側冷却水ヘツダー群を配設し、前記仕上圧延機と
巻取り機の間の下流側に、熱間圧延材幅方向へ延
びる主管に接続され横断面矩形状をしたノズルと
該ノズルへ供給される冷却水量を調整するための
流量制御弁を備えた所要数の冷却水ヘツダーから
成る下流側冷却水ヘツダー群を配設し、上流側冷
却水ヘツダー群ノズルの熱間圧延材進行方向と平
行な方向の隙間の合計長さを下流側冷却ヘツダー
群ノズルの熱間圧延材進行方向と平行な方向の〓
間の合計長さよりも大きくしたものである。
[作用] 上下流側冷却水ヘツダー群のノズルから熱間圧
延材へかけられる冷却水はカーテンラミナー状で
あり、且つ上流側冷却水ヘツダーから流出する単
位時間当りの冷却水量は下流側冷却水ヘツダーか
ら流出する単位時間当りの冷却水量よりも多くで
きるため、上流側で熱間圧延材の温度を大きく降
下させ、しかも流量制御弁により熱間圧延材の単
位時間当りの冷却水量の調整を微量且つ連続的に
行うことができるため、冷却過程の制御を自由に
行うことができ、材料特性の向上が図れる。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図に示すごとく、上流側に仕上圧延機1を
配設し下流側に仕上圧延されたストリツプSを巻
取るための巻取り機2を配設したラインの前記仕
上圧延機1と巻取り機2との間に、ストリツプS
上方より冷却水をかける上冷却水ヘツダー群3,
4とストリツプS下方より冷却水をかける下冷却
水ヘツダー群5,6を配設する。上下冷却水ヘツ
ダー群3,5は上下冷却水ヘツダー群4,6の上
流側に位置している。而して、上下冷却水ヘツダ
ー群3,5,4,6を形成する冷却装置はカーテ
ンラミナー式の冷却装置である。
上流側の上冷却水ヘツダー群3はストリツプ幅
方向に延びる主管(タンク)7a,7bと該主管
7a,7b内に冷却水を均一に供給する給水管と
主管7a,7bの下部に接続された横断面矩形状
のノズル8a,8bと各ズル8a,8bから流出
する冷却水の流量を制御する流量制御弁9a,9
bを備えた複数の上冷却水ヘツダー10a,10
bから成る。各主管7aと7bは略同一寸法であ
り、ノズル8a,8bも略同一寸法である。
下流側の上冷却水ヘツダー群4は、ストリツプ
幅方向に延びる主管(タンク)11a,11b,
11c,11dと該主管11a,11b,11
c,11d内に冷却水を均一に供給する給水管と
主管11a,11b,11c,11dの下部に接
続された横断面矩形状のノズル12a,12b,
12c,12dと各ノズル12a,12b,12
c,12dから流出する冷却水の流量を制御する
流量制御弁13a,13b,13c,13dを備
えた複数の上冷却水ヘツダー14a,14b,1
4c,14dから成る。主管11a〜11dは
夫々略同一寸法であり、ノズル12a〜12dも
夫々略同一寸法である。又上冷却水ヘツダー10
a,10bの主管7a,7bの個々の管径、ノズ
ル断面積は上冷却水ヘツダー14a,14b,1
4c,14dの個々の管径、ノズル断面積より大
きい寸法である。又ノズル8a,8bのストリツ
プS進行方向と平行な方向の各隙間δ1はノズル1
2a〜12dのストリツプS進行方向と平行な方
向の各隙間δ2よりも大きく、しかもノズル8a,
8bの各〓間δ1の合計長さ2δ1はノズル12a〜
12dの各隙間の合計長さ4δ2よりも大きくなつ
ており、而して各上冷却水ヘツダー11a,11
bから夫々別個に流出する単位時間当りの冷却水
量q1は、各上冷却水ヘツダー14a,14b,1
4c,14dから夫々別個に流出する単位時間当
りの冷却水量q2よりも多く(q1>q2)、しかも
個々の上冷却水ヘツダー10a,10bから流出
する単位時間当りの冷却水量の合計すなわち上冷
却水ヘツダー群3から流出する単位時間当りの全
冷却水量Q1は、上冷却水ヘツダー14a,14
b,14c,14dから流出する単位時間当りの
冷却水量の合計すなわち上冷却水ヘツダー群4か
ら流出する単位時間当りの全冷却水量Q2よりも
大流量(Q1>Q2)とし得るようになつている。
次に上冷却水ヘツダー群3,4の詳細を上冷却
水ヘツダー10a,10bを例にとり第3図によ
り説明する。なお、説明の都合上添字のa,bは
省略する。
ストリツプ幅方向へ延びる中空状の主管7の下
部に、横断面矩形状のノズル8を固着し、主管7
の上部に、主管7と水平にオーバーフロー管23
を接続し、主管7内に給水管24先端部を挿通さ
せ、給水管24の主管7挿通部上部に、給水管2
4長手方向へ延びるスリツト25を穿設し、流量
制御弁9で流量制御されて送給された冷却水をス
リツト25から主管7内へ供給し得るようにし、
ノズル8下端に開閉可能なシヤツター26を取付
ける。ノズル8下端開口は幅W、隙間(ストリツ
プSの進行方向と平行な方向の寸法)δ1、高さh1
である。又上冷却水ヘツダー14a〜14dも上
冷却水ヘツダー10a,10bと同一構造である
が、ノズル12a〜12dは上述のように隙間δ2
であり、δ1>δ2になつている。
下冷却水ヘツダー群5,6はストリツプ幅方向
に延びる主管15a,15b,15c,15d,
15e,19a,19b,19cと該主管15a
〜15e,19a〜19c内に冷却水を均一に供
給する給水管(図示せず)と主管15a,15
b,15c,15d,15e,19a,19b,
19cの上部に接続された横断面矩形状のノズル
16a,16b,16c,16d,16e,20
a,20b,20cと各ノズルから流出する冷却
水の流量を制御する流量制御弁17a,17b,
17c,17d,17e,21a,21b,21
cを備えた夫々複数の下冷却水ヘツダー18a,
18b,18c,18d,18e,22a,22
b,22cから成る。主管15a〜15e,19
a〜19cは何れも略同一寸法であり、ノズル1
6a〜16e,20a〜20cもそれぞれ略同一
寸法である。
又、ノズル16a〜16eのストリツプS進行
方向と平行な方向の各隙間δ1′は、ノズル20a
〜20cのストリツプS進行方向と平行な方向の
各隙間δ2′と略同一長さであるが、ノズル16a
〜16eの合計長さ5δ1′はノズル20a〜20
cの合計長さ3δ2′よりも大きくなつており、而
して上流側の下冷却水ヘツダー群5及び下流側の
下冷却水ヘツダー群6の各下冷却水ヘツダー18
a〜18e,22a〜22cから個々に流出する
単位時間当りの冷却水流量q1′,q2′は略等しいが
(q1′≒q2′)、下冷却水ヘツダー18a〜18eは
下冷却水ヘツダー22a〜22cよりも数量が多
いため、個々の下冷却水ヘツダー18a〜18e
から流出する単位時間当りの冷却水量の合計すな
わち下冷却水ヘツダー群5から流出する単位時間
当りの全冷却水量Q1′は、下冷却水ヘツダー22
a〜22cから流出する単位時間当りの冷却水量
の合計すなわち下冷却水ヘツダー群6から流出す
る単位時間当りの全冷却水量Q2′よりも大流量
(Q1′>Q2′)とし得るようになつている。
続いて下冷却水ヘツダー群5,6の詳細を、下
冷却水ヘツダー18a〜18eを例にとり、第4
図により説明する。なお、説明の都合上、添字
a,b,c,d,eは省略する。
ストリツプ幅方向へ延びる中空状の主管15の
上部に、水平断面矩形状のノズル16を固着し、
主管15内に給水管27先端部を挿通させ、給水
管27の主管15挿通部下部に給水管27長手方
向へ延びるスリツト28を穿設し、流量制御弁1
7で流量制御されて送給された冷却水をスリツト
28から主管15内へ供給し得るようにする。ノ
ズル15上端開口は幅W、隙間δ1′、高さh1′であ
る。又下冷却水ヘツダー22a〜22cも上述の
ように下冷却水ヘツター18a〜18eと同一構
造で同一寸法である。
次に、本考案の作用について説明する。
ストリツプSの冷却を行う場合には、流量制御
弁9a,9b,13a〜13d,17a〜17
e,21a〜21cで流量制御された同一温度の
冷却水が上下冷却水ヘツダー10a,10b,1
4a〜14d,18a〜18e,22a〜22c
からストリツプにかけられる。
この際、上冷却水ヘツダーでは、第3図に示す
シヤツター26等を閉じた状態で給水管から主管
に冷却水が一定流量給水され、主管内を冷却水に
より充満させると共にオーバーフロー管から冷却
水を外部へ排出させる。これにより主管やノズル
内の空気は大気中に追い出されるため、シヤツタ
ーを開くと、ノズルから流下する冷却水はカーテ
ンラミナー流が形成される。
すなわち、ノズル8a,8b,12a〜12d
から流下する冷却水の単位時間当りの流量が少な
い場合は、第5図イのように冷却水は膜切れ29
を起こし冷却能力は低く、ノズル8a,8b,1
2a〜12dから流下する冷却水の流量が多過ぎ
る場合は第5図ハのように冷却水はカーテン乱流
30となり冷却能力は低く、流下する冷却水の流
量が妥当な場合には、第5図ロのようにカーテン
ラミナー流31が得られ高い冷却能力が得られ
る。このカーテンラミナー流31が得られる範囲
は、上冷却水ヘツダー群3の場合は、第7図の直
線ロにおける広い範囲X1で表わされ、上冷却水
ヘツダー群4の場合は第7図の直線ハにおける広
い範囲X2で表わされる。範囲X1,X2の調整は流
量制御弁9a,9b,13a〜13dにより行わ
れる。
下冷却水ヘツダーでは、給水管から主管に冷却
水が一定流量給水され、主管内を冷却水により充
満させると共に主管、ノズル内の空気が排出さ
れ、カーテンラミナー状噴出流が形成される。
すなわち、ノズル16a〜16e,20a〜2
0cから噴出する冷却水の単位時間当りの流量が
少ない場合には、第6図イに示すように冷却水は
カーテンラミナー流としてストリツプSに到達せ
ず冷却不能であり、冷却水量が多過ぎる場合は、
第6図ハに示すようにノズルから噴出した水流の
ストリツプにあたる跳水32が激しく、冷却能力
は低下し、冷却水量が妥当な場合は第6図ロのよ
うにカーテンラミナー流33が得られ、高い冷却
能力が得られる。このカーテンラミナー流33が
得られる範囲は、下冷却水ヘツダー群5の場合は
第7図の直線ロにおける広い範囲X1で表わされ、
下冷却水ヘツダー群6の場合は、第7図の直線ハ
における広い範囲X2で表わされる。範囲X1,X2
の調整は流量制御弁17a〜17e,21a〜2
1cにより行われる。
上下冷却水ヘツダー10a,10b,18a〜
18eからストリツプSにかけられる冷却水量は
大流量で且つ流量制御弁9a,9b,17a〜1
7eにより冷却水の流量は連続的に広い範囲に亘
り調整でき、しかも上下冷却水ヘツダー10a,
10b,18a〜18eよりストリツプSへ供給
される冷却水はいわゆるカーテン状ラミナーとな
るため、従来のパイプラミナー状の冷却水ヘツダ
ーに比較して単位冷却水量当りの冷却能力が大き
く、上下冷却水ヘツダー群3,5の冷却水流量と
冷却能力の関係は第7図の直線ロに示すように傾
斜した連続的な直線状になる。
又上下冷却水ヘツダー14a〜14d,22a
〜22cからストリツプSにかけられる冷却水量
は小流量であり、且つ流量制御弁13a〜13
d,21a〜21cにより冷却水量は連続的に広
い範囲に亘り調整でき、しかも上下冷却水ヘツダ
ー14a〜14d,22a〜22cよりストリツ
プSへ供給される冷却水はいわゆるカーテン状ラ
ミナーとなるため、この場合も従来のパイプラミ
ナー状の冷却水ヘツダーに比較して単位冷却水量
当りの冷却能力が大きく、冷却水流量が少ない範
囲まで流し得るため、上下冷却水ヘツダー群4,
6の冷却水流量と冷却能力との関係は第7図の直
線ハに示すように、傾斜した連続的な直線状にな
る。
従つて、上流側において流量制御弁9a,9
b,17a〜17eで流量制御された所要量の冷
却水を上下冷却水ヘツダー10a,10b,18
a〜18eで構成される大きな冷却能力の上下冷
却水ヘツダー群3,5からストリツプSにかける
ことにより、ストリツプSは巻取り機2に巻取る
際の所望温度の近くまで冷却される。又下流側に
おいて流量制御弁13a〜13d,21a〜21
cで流量制御され全冷却水量Q2,Q2′が上流側の
上下冷却水ヘツダー群3,5の全冷却水量Q1
Q1′よりも少ない冷却水を上下冷却水ヘツダー1
4a〜14d,22a〜22cで構成される小さ
な冷却能力の上下冷却水ヘツダー群4,6からス
トリツプSにかけることにより、冷却能力の微細
な調整を行うことができる。このためストリツプ
Sの温度を容易に所望の温度に制御でき、冷却過
程を制御することにより材料特性の向上が図れ、
又ストリツプSの巻取り機2への巻取りを安全に
行うことができる。更に上述の上下冷却水ヘツダ
ー群3,4,5,6から流出する冷却水は同じ温
度の水であるから、全冷却水量が多い上下冷却水
ヘツダー群3,5の冷却能力は、全冷却水量が少
ない上下冷却水ヘツダー群4,6の冷却能力より
も必らず大きく、全冷却水量の少ない上下冷却水
ヘツダー群4,6の冷却能力は、全冷却水量が多
い上下冷却水ヘツダー群3,5の冷却能力よりも
必らず小さくなる。
上記上下冷却水ヘツダー群3,4,5,6で、
上流側の上下冷却水ヘツダー群3,5の単位時間
当りの全冷却水量Q1,Q1′を下流側の上下冷却水
ヘツダー群4,6の単位時間当りの全冷却水量
Q2,Q2′よりも大流量とするのは次の理由によ
る。すなわち、圧延機1最終スタンドでのストリ
ツプの温度が第8図イに示すようにT1、巻取り
機2の巻取り温度がT2のとき、ストリツプの材
料特性によりストリツプをライン長手方向中途部
で大きく冷却し(すなわち温度を第8図イの線
A,BにおけるT3,T4で示すように大きく降下
させ)、巻取り機側で微細な温度制御を行うこと
が必要な場合がある。
この場合、例えば上流側の上下冷却水ヘツダー
群3,5の全冷却水量をQ1,Q1′を下流側の上下
冷却水ヘツダー群4,6の全冷却水量Q2,Q2′よ
り大きくすることにより(Q1>Q2,Q1′>Q2′と
することにより)、上流側の上下冷却水ヘツダー
群3,5で、下流側の上下冷却水ヘツダー群4,
6よりも大流量の冷却水を流出させてストリツプ
Sを最終的な目標温度よりも多少高い温度まで冷
却させ、下流側の上下冷却水ヘツダー群4,6で
は上流側の上下冷却水ヘツダー群3,5よりも少
量の冷却水を流出させてストリツプSを冷却する
ことにより微細な制御を可能ならしめ、ストリツ
プSを所望の温度に制御することができる。
又、このように、下流側の上下冷却水ヘツダー
群4,6からの全冷却水量Q2,Q2′を上流側の上
下冷却水ヘツダー群3,5からの全冷却水量Q1
Q1′より小流量にするのであるから、例えば下流
側の個々の上冷却水ヘツダーとして第2図の上流
側の上冷却水ヘツダー10a,10bのように大
きなものを使用し、下流側に上冷却水ヘツダー1
4a〜14dのように小さいものを使用すると、
個々の上冷却水ヘツダー14a〜14dから流出
する冷却水量q2の制御を精度良く行うことができ
ず、微細な温度制御が困難となつてしまう。又上
流側の上冷却水ヘツダー10a,10bと下流側
の上冷却水ヘツダー14a〜14dの何れをも上
冷却水ヘツダー10a,10bと同様の大きなも
のにした場合にも下流側の上冷却水ヘツダーから
の冷却水量を精度良く制御するのは困難であり、
更に上冷却水ヘツダー10a,10bのような大
きな冷却水ヘツダーと上冷却水ヘツダー14a〜
14dのような小さな冷却水ヘツダーを交互に配
設した場合でも大きな冷却水ヘツダーでは上述の
ように微細な温度調整はできない。
下冷却水ヘツダー群5,6では下冷却水ヘツダ
ー18a〜18e,22a〜22cとも、主管
径、ノズル横断面積の何れもが、上冷却水ヘツダ
ー10a,10bの主管径、ノズル横断面積より
小さなのを使用しているのは、ストリツプSを搬
送するテーブルローラとの取合いの関係で、下冷
却水ヘツダー18a〜18eを上冷却水ヘツダー
10a,10bのように大きくできないためであ
る。ただし、下冷却水ヘツダー群5の下冷却水ヘ
ツダー18a〜18eの数量は下冷却水ヘツダー
群6の下冷却水ヘツダー22a〜22cよりも多
く、単位時間当りの下冷却水ヘツダー群5の全冷
却水量Q1′を単位時間当りの下冷却水ヘツダー群
6の全冷却水量Q2′よりも多くし、上流側でスト
リツプSを所望の温度近傍まで冷却し、下流側で
微細な温度制御を行つているのは上述のとおりで
ある。
なお、第1図に示す従来のパイプラミナー型の
冷却装置の場合、圧延機最終スタンドにおけるス
トリツプSの温度をT1、巻取り機巻取り温度を
T2としても、温度降下は第8図ロの線Cのよう
になり、下流側で温度降下が大きく微細な温度制
御が不可能である。
又、第8図イ,ロのグラフに示すようにカーテ
ンラミナーの場合とパイプラミナーの場合で冷却
過程に差が生ずるのは、カーテンラミナーの場
合、流量微調整が容易で且つストリツプSにあた
つた冷却水には横振れがなくストリツプSの走行
方向と平行な方向へのみ強力な運動エネルギーを
持つており、新しい冷却水が瞬時に、ストリツプ
S上にあるもとの冷却水と入れかわるのに対しパ
イプラミナーの場合、上述のように流量の微調整
ができずしかも蒸気膜が形成されるためである。
なお、本考案の実施例においては、上冷却水ヘ
ツダーとして寸法の大きなものと寸法の小さなも
のとを設ける場合について説明したが、全ての上
冷却水ヘツダーを同一寸法とし流量制御弁により
流量を制御するようにしてもよいこと、全ての上
冷却水ヘツダーを上流側から下流側へ向けて順次
寸法が小さくなるようにしてもよいこと、下冷却
水ヘツダーも全て略同一寸法として流量制御弁で
流量の調整を行うかわりに上流側を大きい寸法と
し、下流側を小さい寸法としてもよいこと、その
他、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更
を加え得ること、等は勿論である。
[考案の効果] 本考案の熱間圧延材の冷却装置は、前述のごと
き構成であるから、冷却能力を大きく取ることが
でき、且つ流量制御により高冷却能力から低冷却
能力まで広範囲にわたつて冷却能力の調整が可能
であることにより、ストリツプの温度を容易に所
望の温度にし、冷却過程の制御により材料特性の
向上を図ることができ、然も開閉弁の操作のごと
き煩わしいオン−オフ操作が不要である、等種々
の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の熱間圧延材の冷却装置の説明
図、第2図は本考案の熱間圧延材の冷却装置の説
明図、第3図は上冷却水ヘツダーの斜視図、第4
図は下冷却水ヘツダーの斜視図、第5図イ〜ハは
上冷却水ヘツダーから流下した冷却水の状態の説
明図、第6図イ〜ハは下冷却水ヘツダーから噴出
した冷却水の状態の説明図、第7図は第1図及び
第2図に示す装置の冷却水量と冷却能力の関係を
示すグラフ、第8図イ,ロは第2図及び第1図に
示す装置のライン方向位置とストリツプの温度の
関係を示すグラフである。 図中1は圧延機、2は巻取り機、3,4は上冷
却水ヘツダー群、5,6は下冷却水ヘツダー群、
8a,8b,12a,12b,12c,12d,
16a,16b,16c,16d,16e,20
a,20b,20cはノズル、9a,9b,13
a,13b,13c,13d,17a,17b,
17c,17d,17e,21a,21b,21
cは流量制御弁、10a,10b,14a,14
b,14c,14dは上冷却水ヘツダー、18
a,18b,18c,18d,18e,22a,
22b,22cは下冷却水ヘツダー、δ1,δ2
δ1′,δ2′は隙間を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱間圧延材の仕上圧延機と巻取り機との間の上
    流側に、熱間圧延材幅方向へ延びる主管に接続さ
    れ横断面矩形状をしたノズルと該ノズルへ供給さ
    れる冷却水量を調整するための流量制御弁を備え
    た所要数の冷却水ヘツダーから成る上流側冷却水
    ヘツダー群を配設し、前記仕上圧延機と巻取り機
    の間の下流側に、熱間圧延材幅方向へ延びる主管
    に接続され横断面矩形状をしたノズルと該ノズル
    へ供給される冷却水量を調整するための流量制御
    弁を備えた所要数の冷却水ヘツダーから成る下流
    側冷却水ヘツダー群を配設し、上流側冷却水ヘツ
    ダー群ノズルの熱間圧延材進行方向と平行な方向
    の隙間の合計長さを下流側冷却水ヘツダー群ノズ
    ルの熱間圧延材進行方向と平行な方向の隙間の合
    計長さよりも大きくしたことを特徴とする熱間圧
    延材の冷却装置。
JP1358381U 1981-02-02 1981-02-02 Expired JPH0110092Y2 (ja)

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