JPH01107908A - 冷間圧延用ステンレス鋼帯の予備処理方法および装置 - Google Patents
冷間圧延用ステンレス鋼帯の予備処理方法および装置Info
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- JPH01107908A JPH01107908A JP26536887A JP26536887A JPH01107908A JP H01107908 A JPH01107908 A JP H01107908A JP 26536887 A JP26536887 A JP 26536887A JP 26536887 A JP26536887 A JP 26536887A JP H01107908 A JPH01107908 A JP H01107908A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ステンレス冷延鋼帯を生産する冷間圧延ライ
ンに供される冷間圧延用ステンレス鋼帯の予備処理方法
および装置に関する。
ンに供される冷間圧延用ステンレス鋼帯の予備処理方法
および装置に関する。
[従来の技術]
従来、ステンレス冷延鋼帯は、熱延鋼帯を中間焼鈍酸洗
した後、ワークロール径100mmφ以下のゼンジミア
ミル等で圧延油を供給して冷間圧延し、更に仕上焼鈍酸
洗または仕上光輝焼鈍を施した後、圧下率1.2%以下
の仕上調質圧延を行なって生産している。
した後、ワークロール径100mmφ以下のゼンジミア
ミル等で圧延油を供給して冷間圧延し、更に仕上焼鈍酸
洗または仕上光輝焼鈍を施した後、圧下率1.2%以下
の仕上調質圧延を行なって生産している。
上記ステンレス冷延鋼帯は1例えば5US430に代表
されるフェライト系の場合には、建築内装材、日常器具
、種々の装飾品等の用途に製品表面のまま使用されるた
め、上記仕上調質圧延後の製品段階にて優れた表面光沢
を備えることが要求される。また、5t13304に代
表されるオーステナイト系の場合には、フェライト系に
おけるよりも耐食性の要求される厨房設備等の用途に使
用されることが多く、仕上調質圧延後にパフ研磨等によ
り表面光沢を付与したものが使用され、このパフ研磨後
に優れた表面光沢を備えることが重要となる。
されるフェライト系の場合には、建築内装材、日常器具
、種々の装飾品等の用途に製品表面のまま使用されるた
め、上記仕上調質圧延後の製品段階にて優れた表面光沢
を備えることが要求される。また、5t13304に代
表されるオーステナイト系の場合には、フェライト系に
おけるよりも耐食性の要求される厨房設備等の用途に使
用されることが多く、仕上調質圧延後にパフ研磨等によ
り表面光沢を付与したものが使用され、このパフ研磨後
に優れた表面光沢を備えることが重要となる。
そこで、従来のステンレス冷延鋼帯の製造時には、フェ
ライト系およびオーステナイト系ともに、優れた表面光
沢を得るため、例えば特開昭60−227904号公報
、特開昭61−49705号公報等に記載されるように
冷間圧延時にワークロール径やロール粗さを工夫する方
法、特開昭58−5[1013号公報等に記載される中
間焼鈍酸洗時の酸洗に工夫を加える方法、または特開昭
59−107027号公報等に記載される中間焼鈍酸洗
後にグラインダー研磨を施す方法等が採用されている。
ライト系およびオーステナイト系ともに、優れた表面光
沢を得るため、例えば特開昭60−227904号公報
、特開昭61−49705号公報等に記載されるように
冷間圧延時にワークロール径やロール粗さを工夫する方
法、特開昭58−5[1013号公報等に記載される中
間焼鈍酸洗時の酸洗に工夫を加える方法、または特開昭
59−107027号公報等に記載される中間焼鈍酸洗
後にグラインダー研磨を施す方法等が採用されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記従来の方法は、ステンレス熱延鋼帯
を中間焼鈍酸洗した後、その表面のままで、圧延油を供
給する冷間圧延を、施しているため、ステンレス冷延鋼
帯の表面光沢は不満足な状態であった0例えば、小径ワ
ークロールを用いるゼンジミアミル等で冷間圧延した場
合、著しく優れた表面光沢を付与するための仕上光輝焼
鈍を施すいわゆるBA製品において、いずれも満足でき
る表面光沢を得ることができず、より良好な表面光沢を
得ることのできる製造方法が望まれている。
を中間焼鈍酸洗した後、その表面のままで、圧延油を供
給する冷間圧延を、施しているため、ステンレス冷延鋼
帯の表面光沢は不満足な状態であった0例えば、小径ワ
ークロールを用いるゼンジミアミル等で冷間圧延した場
合、著しく優れた表面光沢を付与するための仕上光輝焼
鈍を施すいわゆるBA製品において、いずれも満足でき
る表面光沢を得ることができず、より良好な表面光沢を
得ることのできる製造方法が望まれている。
また一方、ゼンジミアミル等よりも大径のワークロール
を用いた冷間タンデムミルにより、高能率にステンレス
鋼帯を製造する方法が採用されている。しかしながら、
冷間タンデムミルによる圧延の場合には、圧延後に仕上
焼鈍酸洗を施すいわゆる2B製品において、BA製品よ
りも表面光沢への要求が少ないにもかかわらず、従来の
ゼンジミアミル等による2B製品に比べて、表面光沢が
著しく劣る状態であった。したがって、その冷間タンデ
ムミルによる製品は表面光沢を全く問題にしない部分に
使用されるだけであり、表面光沢が良好なステンレス鋼
帯を高能率に製造できる方法が強く望まれている。
を用いた冷間タンデムミルにより、高能率にステンレス
鋼帯を製造する方法が採用されている。しかしながら、
冷間タンデムミルによる圧延の場合には、圧延後に仕上
焼鈍酸洗を施すいわゆる2B製品において、BA製品よ
りも表面光沢への要求が少ないにもかかわらず、従来の
ゼンジミアミル等による2B製品に比べて、表面光沢が
著しく劣る状態であった。したがって、その冷間タンデ
ムミルによる製品は表面光沢を全く問題にしない部分に
使用されるだけであり、表面光沢が良好なステンレス鋼
帯を高能率に製造できる方法が強く望まれている。
そこで、上記冷間タンデムミルにおける表面光沢低下の
問題を解決する方法として、例えば特開昭81−237
20号公報等に記載されるように、冷間圧延した後に中
間焼鈍酸洗し、その後再び冷間圧延する方法や、特開昭
81−49701号公報等に記載されるように、大径ワ
ークロールで冷間圧延し、その後小径ワークロールで冷
間圧延する方法等が提案されている。しかしながら、こ
れらの方法は、高速で行なわれる冷間タンデムミルの途
中または終了後に中間焼鈍酸洗や小径ワークロールによ
る圧延を適用するものであるが、中間焼鈍酸洗や小径ワ
ークロールによる圧延が著しく低速で行なわれるため、
冷間タンデムミルのみにて圧延する場合に比して著しく
生産能率が低下する。その結果、ステンレス鋼帯の製造
に冷間タンデムミルを採用することの本来の効果として
の高能率生産が成立しなくなり、大きな問題となる。
問題を解決する方法として、例えば特開昭81−237
20号公報等に記載されるように、冷間圧延した後に中
間焼鈍酸洗し、その後再び冷間圧延する方法や、特開昭
81−49701号公報等に記載されるように、大径ワ
ークロールで冷間圧延し、その後小径ワークロールで冷
間圧延する方法等が提案されている。しかしながら、こ
れらの方法は、高速で行なわれる冷間タンデムミルの途
中または終了後に中間焼鈍酸洗や小径ワークロールによ
る圧延を適用するものであるが、中間焼鈍酸洗や小径ワ
ークロールによる圧延が著しく低速で行なわれるため、
冷間タンデムミルのみにて圧延する場合に比して著しく
生産能率が低下する。その結果、ステンレス鋼帯の製造
に冷間タンデムミルを採用することの本来の効果として
の高能率生産が成立しなくなり、大きな問題となる。
本発明は、こうした小径ワークロールを有するゼンジミ
アミル等のミルおよび大径ワークロールを有する高速冷
間タンデムミル等において、従来より抱えていた表面光
沢低下の問題を解決することを目的とする。
アミル等のミルおよび大径ワークロールを有する高速冷
間タンデムミル等において、従来より抱えていた表面光
沢低下の問題を解決することを目的とする。
また、従来提案されている表面光沢改良技術で最も問題
であった生産能率の低下について、その解決を図り、本
来の高能率生産に回復させることをも目的とする。
であった生産能率の低下について、その解決を図り、本
来の高能率生産に回復させることをも目的とする。
すなわち、本発明は、優れた表面光沢を有するステンレ
ス冷延鋼帯を高能率で生産することを目的とする。
ス冷延鋼帯を高能率で生産することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明に係る冷間圧延用ステンレス鋼帯の予備処理方法
は、熱間圧延終了後のステンレス鋼帯に、中間焼鈍酸洗
を施し、更にこれに連続して、5%を超える圧下率にて
温間無潤滑圧延を施すようにしたものである。
は、熱間圧延終了後のステンレス鋼帯に、中間焼鈍酸洗
を施し、更にこれに連続して、5%を超える圧下率にて
温間無潤滑圧延を施すようにしたものである。
本発明に係る冷間圧延用ステンレス鋼帯の予備処理装置
は、ステンレス熱延鋼帯の中間焼鈍酸洗装置と、上記中
間焼鈍酸洗後のステンレス鋼帯を温間圧延に適合する略
一定の温度に調整する温度調整装置と、上記温度調整後
のステンレス鋼帯を5%を超える圧下率にて温間無潤滑
圧延できる圧送機のそれぞれを、連続配置してなるよう
にしたものである。
は、ステンレス熱延鋼帯の中間焼鈍酸洗装置と、上記中
間焼鈍酸洗後のステンレス鋼帯を温間圧延に適合する略
一定の温度に調整する温度調整装置と、上記温度調整後
のステンレス鋼帯を5%を超える圧下率にて温間無潤滑
圧延できる圧送機のそれぞれを、連続配置してなるよう
にしたものである。
[作用]
一般に、ステンレス冷延鋼帯の表面光沢を良好にするに
は製品の表面粗さを低減する必要があり、また、この製
品の表面粗さは冷間圧延後の鋼帯の表面粗さが大部分そ
のまま残ったものであって、冷間圧延後の表面粗さの大
小が仕上げた製品の表面光沢の良し悪しを決めることが
知られている。そこ〒従来にあっては、前述した通り、
冷間圧延中または冷間圧延後に銅帯の表面粗さを低くす
る方法が採られていたわけである。
は製品の表面粗さを低減する必要があり、また、この製
品の表面粗さは冷間圧延後の鋼帯の表面粗さが大部分そ
のまま残ったものであって、冷間圧延後の表面粗さの大
小が仕上げた製品の表面光沢の良し悪しを決めることが
知られている。そこ〒従来にあっては、前述した通り、
冷間圧延中または冷間圧延後に銅帯の表面粗さを低くす
る方法が採られていたわけである。
ところが1本発明者らの検討により、製品の表面光沢に
著しく影響する冷間圧延後の銅帯の表面粗さは、冷間圧
延前の銅帯の表面粗さ(凹凸)の一部が圧延後もそのま
ま残存したちのであることを見い出した。すなわち、最
終仕上製品の表面粗さを平均粗さRaでo、tp■以下
にすることを目標とするステンレス冷延鋼帯の製造にお
いて、中間焼鈍酸洗直後の冷延用分鋼帯は、この酸洗時
のショツトブラスト等の機械的脱スケール処理および硫
酸等の酸により、その表面の凹凸が平均粗さRaで2〜
4umと著しく大きい、他方、冷間圧速時には、ロール
と鋼帯に圧延油が供給されている。したがって、冷間圧
延の入側で、この圧延油は、圧延前の鋼帯表面に付着し
、その表面の著しく大きい凹凸の凹部にたまり、ロール
と銅帯の間に噛み込まれる。この凹部にたまった油は、
ロールと鋼帯が接触している間、逃げ場がなくなり封じ
込められたまま圧延される。一般に、圧延油を含む液体
は、空気等の気体に比べ、著しく圧縮され難い。したが
って、圧延中に油を封じ込めた凹部は、圧延前よりいく
らか小さくなるものの、大部分が圧延後も残留する。こ
のようにして、冷間圧延前の鋼帯の表面粗さ(凹凸)が
冷間圧延後も残留し、製品の表面光沢を損なってしまう
わけである。
著しく影響する冷間圧延後の銅帯の表面粗さは、冷間圧
延前の銅帯の表面粗さ(凹凸)の一部が圧延後もそのま
ま残存したちのであることを見い出した。すなわち、最
終仕上製品の表面粗さを平均粗さRaでo、tp■以下
にすることを目標とするステンレス冷延鋼帯の製造にお
いて、中間焼鈍酸洗直後の冷延用分鋼帯は、この酸洗時
のショツトブラスト等の機械的脱スケール処理および硫
酸等の酸により、その表面の凹凸が平均粗さRaで2〜
4umと著しく大きい、他方、冷間圧速時には、ロール
と鋼帯に圧延油が供給されている。したがって、冷間圧
延の入側で、この圧延油は、圧延前の鋼帯表面に付着し
、その表面の著しく大きい凹凸の凹部にたまり、ロール
と銅帯の間に噛み込まれる。この凹部にたまった油は、
ロールと鋼帯が接触している間、逃げ場がなくなり封じ
込められたまま圧延される。一般に、圧延油を含む液体
は、空気等の気体に比べ、著しく圧縮され難い。したが
って、圧延中に油を封じ込めた凹部は、圧延前よりいく
らか小さくなるものの、大部分が圧延後も残留する。こ
のようにして、冷間圧延前の鋼帯の表面粗さ(凹凸)が
冷間圧延後も残留し、製品の表面光沢を損なってしまう
わけである。
すなわち、優れた表面光沢を有する銅帯を得るには、予
め、冷間圧延前の銅帯表面の凹凸を小さくすると良く、
それには以下の方法の採用が考えられる。
め、冷間圧延前の銅帯表面の凹凸を小さくすると良く、
それには以下の方法の採用が考えられる。
■圧延によって銅帯表面を平滑にする方法■グラインダ
ー等で銅帯表面を研磨する方法ここで、■のグラインダ
ー等による研磨は、6トンコイルで約4〜5時間もかか
り、ステンレス鋼帯の生産能率を著しく阻害するため、
特殊な場合を除き実用的でない、したがって、■の圧延
によって平滑にする方法が有利であるが、圧延油を供給
した従来の冷間圧延では、上述の通り、冷間圧延前の銅
帯表面の凹凸を大部分消すことができない。
ー等で銅帯表面を研磨する方法ここで、■のグラインダ
ー等による研磨は、6トンコイルで約4〜5時間もかか
り、ステンレス鋼帯の生産能率を著しく阻害するため、
特殊な場合を除き実用的でない、したがって、■の圧延
によって平滑にする方法が有利であるが、圧延油を供給
した従来の冷間圧延では、上述の通り、冷間圧延前の銅
帯表面の凹凸を大部分消すことができない。
そこで1本発明による方法および装置では冷間圧延前の
予備処理として前述の知見から、圧延油等の液体を供給
しない無潤滑圧延を温間でしかも5%を超える圧下率の
もとで施すものである。
予備処理として前述の知見から、圧延油等の液体を供給
しない無潤滑圧延を温間でしかも5%を超える圧下率の
もとで施すものである。
なおここで、無潤滑圧延時に、5%を超える圧下率が必
要な理由は、以下の通りである0本発明者らの検討にお
いて、冷間圧延前の温間無潤滑圧延時の圧下率を種々変
えて通板し、その後、圧延油を供給した冷間圧延、仕上
焼鈍酸洗または仕上光輝焼鈍、および仕上714貫圧延
を行なって仕上げた製品の表面光沢を調査した。なお、
表面光沢度は、JIS Z 8741光沢度測定方法5
(GS20’ ) ニ従って測定した。第2図に示す
結果より、大径ワークロールを用いた冷間タンデムミル
の場合、小径ワークロールを用いたゼンジミアミルの場
合ともに、無潤滑圧延時の圧下率を増加させると、圧下
率5%まで表面光沢はほとんど変化しないが、5%を超
えると表面光沢は著しく良好となる。
要な理由は、以下の通りである0本発明者らの検討にお
いて、冷間圧延前の温間無潤滑圧延時の圧下率を種々変
えて通板し、その後、圧延油を供給した冷間圧延、仕上
焼鈍酸洗または仕上光輝焼鈍、および仕上714貫圧延
を行なって仕上げた製品の表面光沢を調査した。なお、
表面光沢度は、JIS Z 8741光沢度測定方法5
(GS20’ ) ニ従って測定した。第2図に示す
結果より、大径ワークロールを用いた冷間タンデムミル
の場合、小径ワークロールを用いたゼンジミアミルの場
合ともに、無潤滑圧延時の圧下率を増加させると、圧下
率5%まで表面光沢はほとんど変化しないが、5%を超
えると表面光沢は著しく良好となる。
このように、5%を超える圧下率のもとでの無潤滑圧延
は、表面光沢を著しく良好にするわけであるが、反面、
従来技術にない高い圧下率を必要とするため無潤滑状態
でロールと鋼帯が直接接触するために焼付き疵が発生し
やすく、従って、低速で圧延し、焼付き疵を防ぐ必要が
ある。その結果、高速で行なわれる冷間圧延の生産性を
阻害する懸念があった。しかし、本発明における如く中
間焼鈍、酸洗後に無潤滑圧延を施すと、中間焼鈍、酸洗
時の通板速度が10〜55■/分と著しく低速であるた
め、焼付き疵が発生し難い、また、未発明にあっては、
中間焼鈍、酸洗工程の出側で、これと連続して無潤滑圧
延を施すため、従来の通板速度を維持したまま、優れた
表面光沢が得られるだけでなく、中間焼鈍酸洗と無潤滑
圧延を全く独立に行なう場合に比べ、鋼帯の巻出し巻取
りの手間が省略できて、生産能率を著しく向上できる。
は、表面光沢を著しく良好にするわけであるが、反面、
従来技術にない高い圧下率を必要とするため無潤滑状態
でロールと鋼帯が直接接触するために焼付き疵が発生し
やすく、従って、低速で圧延し、焼付き疵を防ぐ必要が
ある。その結果、高速で行なわれる冷間圧延の生産性を
阻害する懸念があった。しかし、本発明における如く中
間焼鈍、酸洗後に無潤滑圧延を施すと、中間焼鈍、酸洗
時の通板速度が10〜55■/分と著しく低速であるた
め、焼付き疵が発生し難い、また、未発明にあっては、
中間焼鈍、酸洗工程の出側で、これと連続して無潤滑圧
延を施すため、従来の通板速度を維持したまま、優れた
表面光沢が得られるだけでなく、中間焼鈍酸洗と無潤滑
圧延を全く独立に行なう場合に比べ、鋼帯の巻出し巻取
りの手間が省略できて、生産能率を著しく向上できる。
ところで、従来の無潤滑圧延は、仕上調質圧延の場合の
みに用いられ圧下率も1.2%以下と著しく低いもので
あり、圧延機の最大荷重限界も低いものを用いていた。
みに用いられ圧下率も1.2%以下と著しく低いもので
あり、圧延機の最大荷重限界も低いものを用いていた。
したがって、本発明の5%を超える圧下率を従来の仕上
調質圧延にて実現することには無理があった。さらに、
従来の圧延油を供給する冷間圧延機を用いて、圧下率5
%を超える無潤滑圧延を試みたが、圧延油を供給しない
にもかかわらず、圧延機周辺に予め付着した油が滴下し
て、鋼帯表面またはロール表面に付着して全く無潤滑圧
延にならなかった。しかし1本発明における如く温間に
て無潤滑圧延する場合には、最大荷重限界が低い圧延機
を用いる場合にも5%を超える充分な圧下率を確保する
ことができる。また、従来の仕上調質圧延時には、ロー
ルのチョック等から潤滑油がロールと鋼帯の間ににじみ
出て無潤滑状態を維持するのが困難となる場合があった
が、本発明は温間にて実施することにより、にじみ出た
潤滑油が容易に蒸発し、無潤滑状態を定常的に保ち著し
く有効である。
調質圧延にて実現することには無理があった。さらに、
従来の圧延油を供給する冷間圧延機を用いて、圧下率5
%を超える無潤滑圧延を試みたが、圧延油を供給しない
にもかかわらず、圧延機周辺に予め付着した油が滴下し
て、鋼帯表面またはロール表面に付着して全く無潤滑圧
延にならなかった。しかし1本発明における如く温間に
て無潤滑圧延する場合には、最大荷重限界が低い圧延機
を用いる場合にも5%を超える充分な圧下率を確保する
ことができる。また、従来の仕上調質圧延時には、ロー
ルのチョック等から潤滑油がロールと鋼帯の間ににじみ
出て無潤滑状態を維持するのが困難となる場合があった
が、本発明は温間にて実施することにより、にじみ出た
潤滑油が容易に蒸発し、無潤滑状態を定常的に保ち著し
く有効である。
[実施例]
第1図は本発明方法の実施に用いられる装置の一例を示
す模式図である。17は連続加熱炉6と酸洗槽9を備え
た中間焼鈍酸洗装置であり、14は中間焼鈍酸洗装置1
7の出側にa続して設置された圧下率5%を超える無潤
滑圧延の能力を有する無潤滑圧延機である。
す模式図である。17は連続加熱炉6と酸洗槽9を備え
た中間焼鈍酸洗装置であり、14は中間焼鈍酸洗装置1
7の出側にa続して設置された圧下率5%を超える無潤
滑圧延の能力を有する無潤滑圧延機である。
圧延機14は2重式、4重式、6重式またはクラスタ一
方式等いずれの形式でも良く、これらのうちの1基また
は複数基を配列しても良いが、銅帯の平坦度を良好にす
るために、形状制御能力を有する圧延機であることが必
要である。この装置において、ステンレス熱延鋼帯1は
ペイオフリール2から巻出され、その先端をシャー3に
より剪断されさらに溶接機4により先行する鋼帯の後端
に接続される。その後、鋼帯lは、入側ルーパー5を通
過し、連続加熱炉(焼鈍装置)6で焼鈍され、冷却帯7
で冷却される。なお、5O9430等の予めパッチ焼鈍
された銅帯の場合には、この焼鈍を省略してもよい。そ
の後、鋼帯lはメカニカルデスケーリング装置8で表面
の酸化スケールの一部を除去され、ざらに酸洗槽(酸洗
装置)9で完全に酸化スケールを除去され、リンス装置
および乾燥機10、出側ルーパー11を通過した後、温
間保温加熱兼用炉(温度調整装置)12で鋼帯温度を温
間圧延に適合する一定温度に設定され、テンションプラ
イドルロール13を経て、圧延機14で圧下率5%を超
える温間無潤滑圧延を施され、テンションリール15に
ステンレス冷延母材(予備、処理鋼帯)16として巻取
られる。
方式等いずれの形式でも良く、これらのうちの1基また
は複数基を配列しても良いが、銅帯の平坦度を良好にす
るために、形状制御能力を有する圧延機であることが必
要である。この装置において、ステンレス熱延鋼帯1は
ペイオフリール2から巻出され、その先端をシャー3に
より剪断されさらに溶接機4により先行する鋼帯の後端
に接続される。その後、鋼帯lは、入側ルーパー5を通
過し、連続加熱炉(焼鈍装置)6で焼鈍され、冷却帯7
で冷却される。なお、5O9430等の予めパッチ焼鈍
された銅帯の場合には、この焼鈍を省略してもよい。そ
の後、鋼帯lはメカニカルデスケーリング装置8で表面
の酸化スケールの一部を除去され、ざらに酸洗槽(酸洗
装置)9で完全に酸化スケールを除去され、リンス装置
および乾燥機10、出側ルーパー11を通過した後、温
間保温加熱兼用炉(温度調整装置)12で鋼帯温度を温
間圧延に適合する一定温度に設定され、テンションプラ
イドルロール13を経て、圧延機14で圧下率5%を超
える温間無潤滑圧延を施され、テンションリール15に
ステンレス冷延母材(予備、処理鋼帯)16として巻取
られる。
北記の如くして得られた予備処理鋼帯を、冷間タンデム
ミルもしくはゼンジミアミルで圧延した後、それぞれ仕
上焼鈍酸洗または仕上光輝焼鈍を施した後、仕上調質圧
延を施した。なお、オーステナイト系仕上焼鈍酸洗の場
合、さらにパフ研磨を施した。これら製品の目視判定結
果について、フェライト系の場合を第1表に示し、オー
ステナイト系の場合を第2表に示した。また、従来の製
造方法により得られたステンレス鋼帯の表面光沢の結果
も第1表、第2表のそれぞれに合わせて示した。なお、
目視判定は、光沢の良好な順に、特A、A−Dまでの5
段階で評価した。第1表、第2表によれば、本発明方法
で製造した予備処理鋼帯を冷延して得られたステンレス
冷延鋼帯は、従来の方法で製造したステンレス冷延鋼帯
に比べ、表面光沢が著しく良好であることが認められた
。
ミルもしくはゼンジミアミルで圧延した後、それぞれ仕
上焼鈍酸洗または仕上光輝焼鈍を施した後、仕上調質圧
延を施した。なお、オーステナイト系仕上焼鈍酸洗の場
合、さらにパフ研磨を施した。これら製品の目視判定結
果について、フェライト系の場合を第1表に示し、オー
ステナイト系の場合を第2表に示した。また、従来の製
造方法により得られたステンレス鋼帯の表面光沢の結果
も第1表、第2表のそれぞれに合わせて示した。なお、
目視判定は、光沢の良好な順に、特A、A−Dまでの5
段階で評価した。第1表、第2表によれば、本発明方法
で製造した予備処理鋼帯を冷延して得られたステンレス
冷延鋼帯は、従来の方法で製造したステンレス冷延鋼帯
に比べ、表面光沢が著しく良好であることが認められた
。
[発明の効果]
以上のように1本発明方法および装置により製造したス
テンレス予備処理鋼帯を冷間圧延して得られるステンレ
ス冷延鋼帯は、従来方法で製造したステンレス冷延鋼帯
に比べ、優れた表面光沢を有する。
テンレス予備処理鋼帯を冷間圧延して得られるステンレ
ス冷延鋼帯は、従来方法で製造したステンレス冷延鋼帯
に比べ、優れた表面光沢を有する。
また、無潤滑圧延は、−船釣にはロールと鋼帯が直接接
触するために焼付き疵を生じやすいものの、本発明方法
および装置にあっては比較的低速度で通板される中間焼
鈍酸洗装置の出側にて実施するため、焼付き疵が発生し
難い。
触するために焼付き疵を生じやすいものの、本発明方法
および装置にあっては比較的低速度で通板される中間焼
鈍酸洗装置の出側にて実施するため、焼付き疵が発生し
難い。
また、本発明方法および装置における無潤滑圧延は、中
間焼鈍、酸洗工程に連続して施されるため、従来の通板
速度を維持したまま圧延でき、生産性を阻害することが
ない。
間焼鈍、酸洗工程に連続して施されるため、従来の通板
速度を維持したまま圧延でき、生産性を阻害することが
ない。
さらに1本発明方法および装置は無潤滑圧延を温間で施
すため、比較的低い圧延荷重で5%を超える圧下率を得
やすく、また、ロールのチョック等から少量の潤滑油か
にじみ出ても容易に無潤滑状態を保つことができる。
すため、比較的低い圧延荷重で5%を超える圧下率を得
やすく、また、ロールのチョック等から少量の潤滑油か
にじみ出ても容易に無潤滑状態を保つことができる。
すなわち、本発明によれば、優れた表面光沢を有するス
テンレス冷延鋼帯を高能率で生産することができる。
テンレス冷延鋼帯を高能率で生産することができる。
なお、従来の仕上調質圧延に見られる無潤滑圧延は、圧
延油を供給する冷間圧延の後工程にて実施されるものし
かなく、その圧下率も1.2%以下と著しく低い。これ
に対し、本発明は、無nl!I滑圧江を冷間圧延の前に
実施しており、その圧下率も5%を超えるものであり、
しかも温間で行なう特徴を有し、従来、その例を全く見
ないものである。
延油を供給する冷間圧延の後工程にて実施されるものし
かなく、その圧下率も1.2%以下と著しく低い。これ
に対し、本発明は、無nl!I滑圧江を冷間圧延の前に
実施しており、その圧下率も5%を超えるものであり、
しかも温間で行なう特徴を有し、従来、その例を全く見
ないものである。
第1図は本発明方法の実施に用いられる装置の一例を示
す模式図、第2図は冷間圧延前の温間無潤滑圧延時の圧
下率と仕上げた製品の表面光沢度との関係を示す線図で
ある。 代理人 弁理士 塩 川 修 治
す模式図、第2図は冷間圧延前の温間無潤滑圧延時の圧
下率と仕上げた製品の表面光沢度との関係を示す線図で
ある。 代理人 弁理士 塩 川 修 治
Claims (2)
- (1)熱間圧延終了後のステンレス鋼帯に、中間焼鈍酸
洗を施し、更にこれに連続して、5%を超える圧下率に
て温間無潤滑圧延を施すことを特徴とする冷間圧延用ス
テンレス鋼帯の予備処理方法。 - (2)ステンレス熱延鋼帯の中間焼鈍酸洗装置と、上記
中間焼鈍酸洗後のステンレス鋼帯を温間圧延に適合する
略一定の温度に調整する温度調整装置と、上記温度調整
後のステンレス鋼帯を5%を超える圧下率にて温間無潤
滑圧延できる圧延機のそれぞれを、連続配置してなるこ
とを特徴とする冷間圧延用ステンレス鋼帯の予備処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26536887A JPH01107908A (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 | 冷間圧延用ステンレス鋼帯の予備処理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26536887A JPH01107908A (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 | 冷間圧延用ステンレス鋼帯の予備処理方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01107908A true JPH01107908A (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=17416207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26536887A Pending JPH01107908A (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 | 冷間圧延用ステンレス鋼帯の予備処理方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01107908A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112355050A (zh) * | 2020-10-14 | 2021-02-12 | 浙江屹立金属材料有限公司 | 一种钢卷的生产工艺 |
-
1987
- 1987-10-22 JP JP26536887A patent/JPH01107908A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112355050A (zh) * | 2020-10-14 | 2021-02-12 | 浙江屹立金属材料有限公司 | 一种钢卷的生产工艺 |
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