JPH0111236Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0111236Y2 JPH0111236Y2 JP1984086844U JP8684484U JPH0111236Y2 JP H0111236 Y2 JPH0111236 Y2 JP H0111236Y2 JP 1984086844 U JP1984086844 U JP 1984086844U JP 8684484 U JP8684484 U JP 8684484U JP H0111236 Y2 JPH0111236 Y2 JP H0111236Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vial
- stopper
- ring portion
- top plate
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は、医薬品等のバイアル製剤に使用され
るバイアル用栓体、殊に凍結乾燥を実施するのに
好適なバイアル用栓体に関するものである。 〔従来技術〕 注射用抗生物質等のあるものは凍結乾燥バイア
ル製剤として調製され供給されている。このバイ
アルには、凍結乾燥処理用に適したバイアル用栓
体が施されている。このようなバイアル用栓体と
しては、第4図に示されるような、フランジを有
する上部天板部1aと該上部天板部1aからバイ
アル内に挿入される胴部1bおよび脚部1cが順
次形成され、かつ該胴部1bには小突起状のリン
グ部1dが周設され、該リング部1dの外径は、
バイアル口部内径よりやや大きく形成されたバイ
アル用栓体が用いられている。この栓体は、天板
部1aを上部から押圧することにより、胴部1b
および脚部1cをバイアルの口部に挿入して使用
される。その際、バイアル口部内径よりやや大き
く成形されたリング部1dは変形しながら挿入さ
れ、挿入後は、バイアル内壁に密着しバイアル内
の気密性を保持する。 〔考案が解決しようとする問題点〕 前記、従来のバイアル用栓体はバイアル内の気
密性を保持するため、リング部1dはできるだけ
深く挿入されるように、胴部1bの最下端、すな
わち脚部1cとの境界部分に設けられていた。 従つて、該バイアル用栓体をバイアルの口部に
挿入する際、リング部1dがバイアル口部に引つ
かかりやすく、また脚部1cの変形とリング部1
dの変形が相まつて、リング部1dの変形率が大
きくなり、挿入により大きな押圧とより長時間の
施栓時間を必要とした。このように大きな押圧で
挿入できたとしても、第5図に示すように栓体が
著しく変形されたまま挿入されているので、施栓
後の浮き上がり現象を起こす原因となつていた。 この為、施栓時に栓体にシリコーンエマルジヨ
ンなどの潤滑油を塗布して、挿入を容易にする方
法が採られていたが、シリコーンエマルジヨンな
どの潤滑剤を使用することは、製品中への異物混
入を起こすおそれがあり、問題であつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案の考案者は、上記問題点を解決すべく鋭
意研究した結果、本考案を完成した。すなわち、
本考案にかかるバイアル用栓体は、フランジを有
する上部天板部と該上部天板部下面から胴部およ
び脚部が順次形成され、かつ該胴部には小突起状
のリング部が周設され、該リング部の外径はバイ
アル口部の内径よりやや大きく形成されたバイア
ル用栓体において、該リング部が胴部の上下の中
間部に設けられていることを特徴とするものであ
る。 〔作用〕 本考案にかかるバイアル用栓体は、リング部1
dが胴部1bの上下の中間部に設けられているの
で、挿入時におけるリング部1dの変形が胴部1
bにより抑制され、リング部1dの変形率が少な
い。従つて、シリコーンエマルジヨンなどの潤滑
剤を使用しなくても小さな押圧で施栓することが
できる。また、挿入時の変形が少ないので、浮き
上がり現象も防止される。 〔実施例〕 第1〜3図は、本考案にかかるバイアル用栓体
を示す。第4図で示される従来の栓体で用いられ
ている部材と同じ部材には同一の符号を付した。 本考案にかかるバイアル用栓体は、従来の栓体
と同様に上部天板部1a、バイアル内に挿入され
る胴部1bおよび脚部1c並びにリング部1dか
らなり、その大きさも特に変わらないが、リング
部1dが胴部1bの上下の中間部にある点が異な
る。また栓体の材質は従来からバイアル用栓体に
用いられる慣用の弾性体、例えばブチルゴム、ハ
ロゲン化ブチルゴムなどが用いられる。 本考案にかかるバイアル用栓体の使用方法は、
従来と同様である。すなわち、バイアル内に所定
濃度の薬剤水溶液を一定量注入し、バイアル口部
に栓体を半打栓用突起1eまで嵌挿する(半打
栓)。半打栓状態のバイアルを凍結乾燥庫(図示
せず)内に複数本整列し凍結乾燥を行う。凍結乾
燥終了後(さらに必要に応じて窒素置換後)、凍
結乾燥庫内の押圧板によりバイアル栓体を強く押
圧し、バイアル口部にバイアル栓体を完全に嵌合
させ施栓を完了する。 前記使用例は凍結乾燥の場合を示したが凍結乾
燥することなく、単にバイアル内の空気を窒素置
換する場合にも適用できる。 次に、本考案にかかるバイアル用栓体について
の試験例を示す。 試験例 1 バイアル(内容量10ml)に、シリコーン処理の
されていない本考案のバイアル用栓体を半打栓
し、オートグラフにより打栓圧を測定した。測定
は30検体について行い、平均打栓圧を求めた。 一方、比較例としてシリコーン処理のされてい
ない従来のバイアル用栓体についても前記と同様
に平均打栓圧を求めた。 その結果を下表に示す。
るバイアル用栓体、殊に凍結乾燥を実施するのに
好適なバイアル用栓体に関するものである。 〔従来技術〕 注射用抗生物質等のあるものは凍結乾燥バイア
ル製剤として調製され供給されている。このバイ
アルには、凍結乾燥処理用に適したバイアル用栓
体が施されている。このようなバイアル用栓体と
しては、第4図に示されるような、フランジを有
する上部天板部1aと該上部天板部1aからバイ
アル内に挿入される胴部1bおよび脚部1cが順
次形成され、かつ該胴部1bには小突起状のリン
グ部1dが周設され、該リング部1dの外径は、
バイアル口部内径よりやや大きく形成されたバイ
アル用栓体が用いられている。この栓体は、天板
部1aを上部から押圧することにより、胴部1b
および脚部1cをバイアルの口部に挿入して使用
される。その際、バイアル口部内径よりやや大き
く成形されたリング部1dは変形しながら挿入さ
れ、挿入後は、バイアル内壁に密着しバイアル内
の気密性を保持する。 〔考案が解決しようとする問題点〕 前記、従来のバイアル用栓体はバイアル内の気
密性を保持するため、リング部1dはできるだけ
深く挿入されるように、胴部1bの最下端、すな
わち脚部1cとの境界部分に設けられていた。 従つて、該バイアル用栓体をバイアルの口部に
挿入する際、リング部1dがバイアル口部に引つ
かかりやすく、また脚部1cの変形とリング部1
dの変形が相まつて、リング部1dの変形率が大
きくなり、挿入により大きな押圧とより長時間の
施栓時間を必要とした。このように大きな押圧で
挿入できたとしても、第5図に示すように栓体が
著しく変形されたまま挿入されているので、施栓
後の浮き上がり現象を起こす原因となつていた。 この為、施栓時に栓体にシリコーンエマルジヨ
ンなどの潤滑油を塗布して、挿入を容易にする方
法が採られていたが、シリコーンエマルジヨンな
どの潤滑剤を使用することは、製品中への異物混
入を起こすおそれがあり、問題であつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案の考案者は、上記問題点を解決すべく鋭
意研究した結果、本考案を完成した。すなわち、
本考案にかかるバイアル用栓体は、フランジを有
する上部天板部と該上部天板部下面から胴部およ
び脚部が順次形成され、かつ該胴部には小突起状
のリング部が周設され、該リング部の外径はバイ
アル口部の内径よりやや大きく形成されたバイア
ル用栓体において、該リング部が胴部の上下の中
間部に設けられていることを特徴とするものであ
る。 〔作用〕 本考案にかかるバイアル用栓体は、リング部1
dが胴部1bの上下の中間部に設けられているの
で、挿入時におけるリング部1dの変形が胴部1
bにより抑制され、リング部1dの変形率が少な
い。従つて、シリコーンエマルジヨンなどの潤滑
剤を使用しなくても小さな押圧で施栓することが
できる。また、挿入時の変形が少ないので、浮き
上がり現象も防止される。 〔実施例〕 第1〜3図は、本考案にかかるバイアル用栓体
を示す。第4図で示される従来の栓体で用いられ
ている部材と同じ部材には同一の符号を付した。 本考案にかかるバイアル用栓体は、従来の栓体
と同様に上部天板部1a、バイアル内に挿入され
る胴部1bおよび脚部1c並びにリング部1dか
らなり、その大きさも特に変わらないが、リング
部1dが胴部1bの上下の中間部にある点が異な
る。また栓体の材質は従来からバイアル用栓体に
用いられる慣用の弾性体、例えばブチルゴム、ハ
ロゲン化ブチルゴムなどが用いられる。 本考案にかかるバイアル用栓体の使用方法は、
従来と同様である。すなわち、バイアル内に所定
濃度の薬剤水溶液を一定量注入し、バイアル口部
に栓体を半打栓用突起1eまで嵌挿する(半打
栓)。半打栓状態のバイアルを凍結乾燥庫(図示
せず)内に複数本整列し凍結乾燥を行う。凍結乾
燥終了後(さらに必要に応じて窒素置換後)、凍
結乾燥庫内の押圧板によりバイアル栓体を強く押
圧し、バイアル口部にバイアル栓体を完全に嵌合
させ施栓を完了する。 前記使用例は凍結乾燥の場合を示したが凍結乾
燥することなく、単にバイアル内の空気を窒素置
換する場合にも適用できる。 次に、本考案にかかるバイアル用栓体について
の試験例を示す。 試験例 1 バイアル(内容量10ml)に、シリコーン処理の
されていない本考案のバイアル用栓体を半打栓
し、オートグラフにより打栓圧を測定した。測定
は30検体について行い、平均打栓圧を求めた。 一方、比較例としてシリコーン処理のされてい
ない従来のバイアル用栓体についても前記と同様
に平均打栓圧を求めた。 その結果を下表に示す。
【表】
試験例 2
バイアル(内容量10ml)に、シリコーン処理の
されていない本考案のバイアル用栓体を半打栓
し、凍結乾燥庫内に一段204本で二段配列した。
5分間押圧(1気圧)後、圧力を除去する。その
後、10分間してバイアルより浮き上がつた栓体の
本数を調べた。 一方、比較例としてシリコーン処理のされてい
ない従来のバイアル用栓体についても前記と同様
に試験した。 その結果を下表に示す。
されていない本考案のバイアル用栓体を半打栓
し、凍結乾燥庫内に一段204本で二段配列した。
5分間押圧(1気圧)後、圧力を除去する。その
後、10分間してバイアルより浮き上がつた栓体の
本数を調べた。 一方、比較例としてシリコーン処理のされてい
ない従来のバイアル用栓体についても前記と同様
に試験した。 その結果を下表に示す。
以上のように、本考案にかかるバイアル用栓体
は、小さな押圧により容易かつ完全に施栓でき、
また施栓後の浮き上がり現象も防止されるので、
作業能率を著しく向上できる。さらに高い窒素置
換率を保持するとともに、シリコーンエマルジヨ
ンなどの潤滑剤を必要としないので、これによる
異物混入の問題がなく品質管理の面からも優れて
いる。
は、小さな押圧により容易かつ完全に施栓でき、
また施栓後の浮き上がり現象も防止されるので、
作業能率を著しく向上できる。さらに高い窒素置
換率を保持するとともに、シリコーンエマルジヨ
ンなどの潤滑剤を必要としないので、これによる
異物混入の問題がなく品質管理の面からも優れて
いる。
第1〜3図はそれぞれ本考案にかかるバイアル
用栓体の正面図、側面図および底面図を示す。第
4図は従来のバイアル用栓体の正面図を示す。第
5図は従来のバイアル用栓体をバイアル口部に挿
入した場合の変形状態を示す部分断面図である。 1a……上部天板、1b……胴部、1c……脚
部、1d……リング部、1e……半打栓用突起、
V……バイアル。
用栓体の正面図、側面図および底面図を示す。第
4図は従来のバイアル用栓体の正面図を示す。第
5図は従来のバイアル用栓体をバイアル口部に挿
入した場合の変形状態を示す部分断面図である。 1a……上部天板、1b……胴部、1c……脚
部、1d……リング部、1e……半打栓用突起、
V……バイアル。
Claims (1)
- フランジを有する上部天板部と、該上部天板部
下面から胴部および脚部が順次形成され、かつ該
胴部には小突起状のリング部が周設され、該リン
グ部の外径はバイアル口部の内径よりやや大きく
形成されたバイアル用栓体において、該リング部
が胴部の上下の中間部に設けられていることを特
徴とするバイアル用栓体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8684484U JPS612233U (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | バイアル用栓体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8684484U JPS612233U (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | バイアル用栓体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS612233U JPS612233U (ja) | 1986-01-08 |
| JPH0111236Y2 true JPH0111236Y2 (ja) | 1989-03-31 |
Family
ID=30638514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8684484U Granted JPS612233U (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | バイアル用栓体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS612233U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001301781A (ja) * | 2000-04-19 | 2001-10-31 | Daikyo Seiko Ltd | 医薬医療容器用ゴム栓 |
| JP2002065809A (ja) | 2000-08-25 | 2002-03-05 | Daikyo Seiko Ltd | バイアル用栓体 |
| EP2206654B1 (en) | 2007-10-18 | 2015-07-08 | Daikyo Seiko, LTD. | Vial rubber-stopper |
| JP6699349B2 (ja) * | 2016-05-23 | 2020-05-27 | 中国電力株式会社 | 腕金用営巣防止具 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES410889A1 (es) * | 1973-01-23 | 1975-12-01 | Revuelta Lozano | Perfeccionamientos introducidos en las maquinas para plan- char cuellos de camiseria. |
| US3901402A (en) * | 1973-03-14 | 1975-08-26 | Becton Dickinson Co | Stopper-piston |
| JPS5021828U (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-12 | ||
| JPS539524Y2 (ja) * | 1974-06-20 | 1978-03-13 |
-
1984
- 1984-06-11 JP JP8684484U patent/JPS612233U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS612233U (ja) | 1986-01-08 |
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