JPH01113411A - 改質された線状中低密度ポリエチレンの製造方法 - Google Patents

改質された線状中低密度ポリエチレンの製造方法

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JPH01113411A
JPH01113411A JP26932387A JP26932387A JPH01113411A JP H01113411 A JPH01113411 A JP H01113411A JP 26932387 A JP26932387 A JP 26932387A JP 26932387 A JP26932387 A JP 26932387A JP H01113411 A JPH01113411 A JP H01113411A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、改質された線状中低密度ポリエチレンの製造
方法に関し、特に溶液中で有機過酸化物と反応させるこ
とによって、均一な架橋変性を効率よく進行させ、ゲル
が少な(しかも成形性の改善された改質中低密度ポリエ
チレンを製造する方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕一般
に、線状中低密度ポリエチレン(LLDPE)は、高圧
法低密度ポリエチレン(LDPE)と比較して、引張強
度、耐熱性、耐環境応力亀裂性(ESCR)等に優れて
いるが、溶融張力が低い、溶融弾性が低い、押出時のモ
ーター負荷が高い等の欠点があり、これを改良するため
の方法かい(つか提案されている。
例えば特開昭58−71904号公報には、密度0.9
0〜0.94 g/d及びメルトインデックス(MIi
) 2 g / 10分程度のLLDPEに、ラジカル
発生剤を5〜1000ppn+の割合で加えて溶融混練
し、変性後のメルトインデックス(Ml、)、 と変性
前のメルトインデックス(MII)との比MIz / 
M hが0.05〜0.9になる程度に変性することが
行われている。
また、同様に特開昭58−194904号公報。
同59−196347号公報等にもLLDPEに有機過
酸化物(ラジカル発生剤)を添加し、押出機等を用いて
溶融状態で架橋変性する方法が示されている。
しかしながら、溶融状態では粘度が高いため有機過酸化
物の均一な分散が困難であり、局部的な反応によるゲル
の生成が起こりやすい。さらに、これを改善する方法と
して、特表昭61−501782号公報には、粉体状の
LLDPEに液体状の有機過酸化物を加えて加熱混練し
て変性させる方法が示されているが、これでも均一反応
の点では不充分である。
そこで本発明者は、LLDPEを架橋変性させるに際し
て、有機過酸化物をLLDPEに均一に分散させて均一
反応を行わせ、優れた成形性とゲルの少ない改質LLD
PEを効率よく製造する方法を開発すべく鋭意研究を重
ねた。
〔問題点を解決するための手段] その結果、LLDPEを所定の溶剤に溶解させた状態で
有機過酸化物と反応させるこ−とによって、所期の目的
を達成しうろことを見出し、本発明を完成するに至った
。すなわち本発明は1、線状中低密度ポリエチレン(L
LDPE)を炭化水素系溶剤に溶解した溶液に有機過酸
化物を添加し、温度100°C以上で反応させた後、前
記炭化水素系溶剤を除去することを特徴とする改質され
た線状中低密度ポリエチレン(改質LLDPE)の製造
方法を提供するものである。
本発明の原料となるLLDPEは、エチレンと一種又は
二種以上の他のα−オレフィン(プロピレン;ブテン−
1;ペンテン−1;ヘキセン−1;4−メチルペンテン
−1;オクテン−1;デセン−1等の炭素数3〜10、
好ましくは4〜8のα−オレフィン)との共重合体であ
り、密度やメルトインデックス(Mlυは特に制限はな
いが、通常は密度が0.870〜0.945 g/ci
程度、メルトインデックス(M I + )が0.5g
/10分以上、そのうち1〜40g/10分程度のもの
が望ましい。
このような性状を有するLLDPEは、様々な方法によ
って製造することができる。例えばチタン化合物、バナ
ジウム化合物などの遷移金属化合物の一種又は二種以上
とマグネシウム化合物、有機アルミニウム化合物などを
組み合わせてなる各種のチーグラー系触媒等を用いて懸
濁重合、溶液重合、気相重合あるいは高圧重合などによ
り製造される。
本発明の方法では、上記LLDPEを溶剤に溶解させて
溶液状態とするわけであるが、ここで用いる溶剤は炭化
水素系溶剤であればよく、特に限定されるものではない
。具体的には、n−ペンタン、イソペンタン、ヘキサン
、イソヘキサン、ネオヘキサン、n−へブタン、イソへ
ブタン、  n −オクタン、イソオクタン、n−ノナ
ン、イソノナン、n−デカン、イソデカン、ウンデカン
、ドデカン、テトラデカン、ヘキサデカンなどの直鎖状
あるいは分岐状脂肪族炭化水素;シクロベンクン。
シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロ
ヘキサン、ジメチルシクロヘキサンなどの脂環族炭化水
素;ベンゼン、トルエン;キシレン。
エチルベンゼンなどの芳香族炭化水素などを挙げること
ができる。
この溶剤の量はLLDPEを溶解させるに充分な量であ
ればよい。また溶解時の温度はLLDPEの溶解を容易
にするために120〜220°C程度とすることが好ま
しい。なお、本発明の方法では、上記の如き炭化水素系
溶剤中で、エチレンと他のα−オレフィンを共重合(溶
液重合)させてLLDPEを得、これを該溶剤中に溶解
させたまま、引き続き有機過酸化物を加えて反応を進行
させてもよい。
次に、本発明の方法では、このLLDPEの溶液に有機
過酸化物を添加するわけであるが、この有機過酸化物と
しては各種のものがあるが、一般には1分間半減期温度
(有機過酸化物が1分の間に分解してその量が半分にな
る温度)が90〜270°C1特に140〜210°C
のものが望ましい。具体的には、ジグミルパーオキサイ
ド;1゜3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロビル
)ベンゼン;2.5−ジメチル−2,5−ジ(1−ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン;2,5−ジメチル−2,5−
ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3;ジーも一ブ
チルパーオキサイド;t−ブチルクミルパーオキサイド
;メチルエチルケトンパーオキサイド;トリス−t−バ
ーオキシトリアジン;4,4−ジーt−プチルパーオキ
シバレリックアシドーn−ブチルエステル;t−ブチル
パーオキシベンゾエート;l、1−ジ(t−ブチルパー
オキシ)−3,3,5−)ジメチルシクロヘキサン;1
,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン;2
−2−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブタン;ジ(t−ブ
チルパーオキシ)ヘキサハイドロテレフタレート;ジ(
t−ブチルパーオキシ)アゼレート;t−ブチルパーオ
キシアセテート等を挙げることができる。
また、この有機過酸化物の添加景は、全量分解時の発生
ラジカル数が、前記LLDPEI”OOg当たり2X1
0−’〜5X10−”モルの範囲、特にlXl0−’〜
2X10−”モルの範囲が望ましい。
発生ラジカル数が少ないとLLDPHの改質効果が充分
でなく、逆に多過ぎるとゲルが増大することがある。こ
の有機過酸化物はLLDPEの溶解前に、炭化水素系溶
剤にあらかじめ添加しておくこともできる。
次に、炭化水素系溶剤中で溶解しているLLDPEと有
機過酸化物を反応させ、該有機過酸化物から生ずるラジ
カルによって、LLDPEを変性改質するが、この際の
反応条件としては、温度は100°C以上、好ましくは
150〜220°Cの範囲で選定する。ここで、反応温
度が100℃未満では、LLDPEが炭化水素系溶剤に
充分溶解しないため、LLDPEの改質反応が効率よく
進行しない。また、反応時間は、特に限定されないが、
上記反応温度における有機過酸化物の半減期の5倍以上
の反応時間をとることが望ましい。いずれにしても、変
性(架橋)後のLLDPEのメルトインデックス(M 
I 、)と、前記変性前のメルトインデックス(MII
)との比M I 、/M I 、が0.05〜0.95
、望ましくは、0.1〜0.8となるように反応条件を
決定する。
本発明の方法では、上記改質反応後、炭化水素系溶剤を
除去すれば、改質されたLLDPEが得られる。
得られた改質LLDPEは、−所望により造粒(ペレッ
ト化)して各種の成形材料として利用することとなる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例及び比較例により更に詳しく説明
する。
実施例1 102オートクレーブにLLDPE (Ml、:4.0
g/10分、密度:0.920 g/ca、コモノマー
:ブテン−1)1000gおよびn−へブタン6000
−を仕込み、撹拌しながら150°Cまで昇温してLL
DPEを溶解した。これに、有機過酸化物としてt−ブ
チルパーオキシベンゾエート5gをn−へブタン501
1!i!で希釈したものを投入し、60分間反応させた
。冷却し溶媒を除去した後、得られた改質LLDPEを
内径20++mの押出機を用いて窒素ガスシール下でペ
レット化した−次いで、内径25薗を押出機により23
0°CでTダイ成形を行ない50μ厚フイルムを作製し
た(ダイ幅200mm、エアーギャップ40閣)。フィ
ルムのネックイン量は、片側22醜、ゲル・フィッシュ
アイ(0,2圓以上)は1.2個/ 10 ’cイであ
った。
実施例2〜8 実施例1において、原料のLLDPEのMl、。
密度、コモノマ一種および炭化水素系溶剤の種類。
反応温度、有機過酸化物の種類等を種々変化させて実験
を行なった。結果を実施例1の結果とともに第1表に示
す。
比較例1 実施例1で原料として用いたLLDPEを、変性改質す
ることなくそのまま実施例1と同じ押出機によりTダイ
成形を行なった。ネックイン量は、片側361111.
ゲル・フィッシュアイは1.0個/103C4であった
比較例2 実施例1で用いたLLDPEに、有機過酸化物として1
,3−ビス(む−ブチルパーオキシイソプロピル)ベン
ゼンを200 ppm添加し、内径40mmの押出機を
用いて溶融混練し、220°Cで反応を行ないペレット
化した。得られた改質LLDPEのペレットを実施例1
と同様にTダイ成形を行なった。ネックイン量は片側2
3am、ゲル・フィッシュアイは6.3個/103aa
であった。
実施例9 充分に洗浄しアルゴン置換した102オートクレーブに
、精製したn−ヘプタン溶剤6000d及び精製したオ
クテン−1を仕込み、撹拌しながら180℃まで昇温し
た。昇温後、アルミニウムセスキクロライド1.5ミリ
モル、エチルブチルマグネシウム0.4ミリモル及びテ
トラブトキシチタン0.075ミリモルからなる重合触
媒を投入し、さらにエチレンを導入して重合を行った。
この間エチレン圧は15kg/cJに保持した。15分
間反応させた後、有機過酸化物としてt−ブチルパーオ
キシベンゾエート5gを添加し、10分間反応させた。
冷却後、溶剤及び未反応のオクテン−1を除去した。得
られた改質LLDPEは、メルトインデックス(MIz
) 2.3 g / 10分、密度0.923 g/c
艷1分岐度14.5個(炭素数1000個当たり)であ
り、収量は98−5 gであった。
この改質LLDPEを、実施例1と同様にペレット化し
、Tダイ成形を行った。得られたフィルムのネックイン
量は片側24mm、ゲル・フィッシュアイは1.4個/
103CIINであった。
比較例3 実施例9において、有機過酸化物を添加しなかったこと
以外は、実施例9と同様の操作を行った。
得られたLLDPEは、メルトインデックス3.5g/
10分、密度0.923 g/d、分岐度14.2個(
炭素数1000個当たり)であり、収量は1010gで
あった。また、得られたフィルムのネックイン量は片側
35閣、ゲル・フィッシュアイは1.2個/10’dで
あった。
〔発明の効果〕
畝上の如く本発明の方法によれば、LLDPEを溶液中
で有機過酸化物と反応させるため、均一な架橋変性を行
うことができ、成形性にすぐれ、しかもゲルの少ない改
質LLDPEを効率よく製造することができる。特に、
溶液重合によってLLDPEを得、さらに引き続いて変
性する場合には、工程の単純化とともに、従来の方法と
比べて大幅な省エネルギーを図ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線状中低密度ポリエチレンを炭化水素系溶剤に溶
    解した溶液に有機過酸化物を添加し、温度100℃以上
    で反応させた後、前記炭化水素系溶剤を除去することを
    特徴とする改質された線状中低密度ポリエチレンの製造
    方法。
JP26932387A 1987-10-27 1987-10-27 改質された線状中低密度ポリエチレンの製造方法 Expired - Lifetime JPH0610204B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999032527A1 (en) * 1997-12-23 1999-07-01 Chevron Chemical Company Llc Peroxide modified linear low density polyethylene in geomembrane applications
JP2009114313A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Nippon Polyethylene Kk ポリエチレン樹脂組成物及びそれを用いたプリントラミネート用フィルム並びにプリントラミネート製品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999032527A1 (en) * 1997-12-23 1999-07-01 Chevron Chemical Company Llc Peroxide modified linear low density polyethylene in geomembrane applications
JP2009114313A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Nippon Polyethylene Kk ポリエチレン樹脂組成物及びそれを用いたプリントラミネート用フィルム並びにプリントラミネート製品

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