JPH01114682A - 蓄熱用製氷法および装置 - Google Patents

蓄熱用製氷法および装置

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JPH01114682A
JPH01114682A JP27192287A JP27192287A JPH01114682A JP H01114682 A JPH01114682 A JP H01114682A JP 27192287 A JP27192287 A JP 27192287A JP 27192287 A JP27192287 A JP 27192287A JP H01114682 A JPH01114682 A JP H01114682A
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JP
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water
temperature
supercooled
heat exchanger
exchanger tube
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JP27192287A
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Inventor
Takao Okada
孝夫 岡田
Tokio Okonogi
小此木 時雄
Toshio Hayashi
利雄 林
Sakae Kikuchi
栄 菊地
Masayuki Yano
正幸 谷野
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Original Assignee
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は氷蓄熱に適したシャーベット状の氷−水スラリ
ーを製造する方法および装置に関する。
〔従来の技術と問題点〕
最近は昼間の電力需要量が増加して一日の電力需要量の
変動が太き(なってきたので、その平滑化の一環として
空調用電力の平滑化が強(要望され、このための様々な
蓄熱システムの開発が盛んに行われている。この蓄熱シ
ステムのうち、1熱が利用でき負荷に対する応答性の良
いLiquid Iceを用いた蓄熱システムは最も注
目されている技術である。
このLiquid Ice (シャーベット状の氷−水
スラリ−)の製造方法として7従来より水と不凍液の混
合液を用いる方法が提案されているが、大型ビル等を対
象とした大規模な設備としては成功していない。その理
由は不凍液を用いることによるコストの増大にあり、ま
た不凍液による細菌増殖の問題も付随する。
このようなことから2本発明者らは水のみ(例えば通常
の水道水)を用いたLiquid Iceの製造法を確
立すべく多くの基礎研究を重ねてきたが、水が冷却され
て相変化して氷となる過程において。
過冷却現象を積極的に利用する方式を考案し、既に特願
昭62−47770号、特願昭62−62681号、特
願昭62−94314号、特願昭62−102994号
および特願昭62−228800号等に提案した。従来
の常識では、潜熱蓄熱システムにおいてかような過冷却
現象が起こるとシステムの操作性が悪化し、またそのた
めに冷凍能力を増強しなければならないから、かような
過冷却現象が起こらないように努めるという考え方が採
用されてきた。しかし1本発明者の研究によると、過冷
却水を何らかの引き金によって瞬時に氷とすれば、その
氷はシャーベット状となること、そして、伝熱面での氷
の生成ではないから連続製氷が高い効率で出来るし、 
IPF(氷/水槽容積の比)を増大させることができる
点で、非常に有利な方式であると考えている。
なお、特開昭62−147271号公報は、伝熱面での
水の流速が0.1m/see以上となるように流動状態
を保つと過冷却水が製造できると教示している。
〔発明の目的〕
過冷却現象を利用する製氷法の場合には、過冷却水の製
造技術が確立されねばならない、過冷却水は零度℃以下
に適冷に冷却された不安定な水であり、かような過冷却
水を連続流れとして製造するには、そのための冷却条件
(例えば水の入口水温、水の出口水温、水の流速、伝熱
管の内径、伝熱管の水と接触する面積、伝熱管の表面状
態、伝熱管の熱伝達係数、冷却速度等の様々な因子)を
適切に制御または設定しないと伝熱管内で凍結を起こし
てトラブルを発生させたり、逆に過冷却水ではない水が
生じたすることになることが予想され、工業技術として
成立しないことになる0本発明はこの課題の解決を目的
としてなされたものである。
〔発明の構成〕
本発明は、脈動が実質的に存在しない定常流からなる水
の連続流れの過程において管壁を通じて該連続流れの水
を零度℃以下に冷却する冷却帯域を形成し、この冷却帯
域から零度℃以下の過冷却水の連続流れを取り出し9次
いで得られた過冷却水の過冷却状態を開放して微細氷が
分散した氷−水スラリーを形成させる蓄熱用製氷法にお
いて。
前記の冷却帯域を通過する水流のレイノルズ数の変化、
冷却帯域に入る直前の水の温度変化および冷却帯域から
出る水の温度変化とは無関係に、該冷却帯域において水
と接触する管壁表面のいずれの地点でもその表面温度が
−5,8℃以下とはならない温度に制御することを特徴
とする。ここで。
レイノルズ数の変化とは、動粘性係数が一定の同じ水を
予め定めた一定の内径をもつ伝熱管内に空隙なく通水す
る場合には流速の変化に対応する。
本発明者らは前記の目的のもとに、冷却管内を連続的に
通水させて過冷却水を連続的に製造する場合に過冷却水
が得られる条件を知るべく、広範な試験と研究を行った
ところ、水流のレイノルズ数が異なっても(つまり、水
の流速と伝熱管の内径を変化させても)、また伝熱管に
入る前の水の水温が異なって、伝熱管から出る水の温度
が異なっても、そして伝熱管の表面の状態が異なっても
伝熱管の表面温度がマイナス5.8℃以下にならないな
らば(ただし零度℃以下)、過冷却水が定常的に製造で
きるという極めて興味深い事実を見出した。つまり、過
冷却水となるか凍結するかということを決めるのは、脈
動が実質上存在しない定常流においては、流速、水の入
口水温、出口水温。
伝熱面の粗度と言った因子ではなく、伝熱面の表面温度
であり、この表面温度が−5,8℃より低くなると、水
の流速や入口水温、出口水温その他の因子をどのように
制御しても凍結を起こし9反対に伝熱面の表面温度が零
度℃以下で−5,8℃の範囲となるようにさえ制御すれ
ば、前記のような因子がどのような場合にも実質的に一
凍結を起こさずに連続流れとしての過冷却水が得られる
ことが数多くの試験から判明した。レイノルズ数や水温
を厳密に制御しなくても伝熱面の表面温度さえ適正に制
御するならば過冷却水の連続流れが得られるということ
は、流速や入口水温などが不可避的に変動しがちな実際
の工業規模での設備において掻めで有利に過冷却水を多
量生産できることを意味している。
〔発明の詳述〕
以下に本発明者の行った試験の代表例を挙げて本発明の
内容を具体的に説明する。
第1図に試験装置の概要を示した。1は伝熱管であり、
冷媒がその中を通る外管2内にこの伝熱管lが内管とし
てセットされている。伝熱管1の中には上部タンク3か
ら流量調整バルブ4によって流量を調節しながら水が通
水される。伝熱管1の下端は大気に開放しており、その
下端からの落水は受槽5で受けてから製氷槽6に落とす
、受槽5と製氷槽6との間には機械的に回転する回転翼
7を設けておき、これによって落水の方向に向かうて成
長してくる氷を掻きならす、上部タンク3には下部タン
ク6°からポンプ8によって揚水し。
上部タンク3のオーバーフロー水は下部タンク6゜に戻
す、このオーバーフローを行なう上部タンクによって伝
熱管1内に脈動のない定常流を流すことができる。製氷
槽6の下部は連通路9を通じて下部タンク6′に通じて
おり、製氷槽6内の水だけが下部タンク6°に供給され
る。
試験例1 伝熱管1として内面を電解研磨した内径4.2−■φ、
肉厚肉厚1m人テンレス鋼パイプを使用し、外管2には
内径9−−φ、肉厚1■のステンレス鋼パイプを使用し
た。また水と接触する装置部分はすべてステンレス鋼ま
たは塩化ビニル材を使用することによりサビによる水質
の変化を避けた。水は水道水を使用し、冷媒にはブライ
ンを使用した。
製氷槽6には過冷却水が氷となるための引き金として氷
のかけらを入れておいた。プラインを外管2の内部およ
び下部タンク6°の熱交換器10に供給し、それらのブ
ライン温度を徐々に下げ、また流量調整弁4の操作によ
って任意の流量に調節された水を伝熱管lで連続的に冷
却した。そして、各種の流速のもとで通水し、伝熱管l
内で氷が生成して伝熱管を閉塞するまで水を冷却した時
の、伝熱管表面温度、プライン温度および入口水温と出
口水温を測定した。その結果を表1および第2図〜第5
図に示した。
表1 管壁温度および水温 第2図は2表1に示した実験Nαの代表的なものについ
て、プライン温度を変化させることによって伝熱管の内
壁温度を伝熱管内で凍結が起こるまで冷却した場合の伝
熱管内壁温度の経時変化を示したものである。第2図の
結果に見られるように。
流速が異なっても、また冷却速度が異なっても。
凍結には影響を与えないことがわかる。凍結に影響を与
えるのは伝熱管内壁温度であり、この温度が−5〜−6
℃近辺になると、流速や冷却速度に関係な(管内凍結が
生じるのである。
第3図は流速を高めたうえ、伝熱管内壁温度の冷却の程
度を緩やかにした以外は第2図の同様の伝熱管内壁温度
の経時変化を示している。この高流速の場合にもやはり
第2図と同様の結果が得られている。
第4図は表示の各実験隘のものについて伝熱管への水の
入口水温と伝熱管からの出口水温の経時変化をプロット
したものである。この第4図は入口水温が異なっても、
またそのさいの流速が異なっても、零度℃以下の出口水
屋をもつ過冷却水を得ることができることを示している
第5図は流速を高めた以外は第4図と同様の入口水温と
出口水温の経時変化を示したものでありこの場合にも一
様に過冷却水が得られている。
各試験において安定的に過冷却水が得られたものは、こ
の過冷却水からシャーベット状の水−氷スラリーが製氷
槽で得ることができた。
また、電解研磨されていない通常のステンレス鋼からな
るパイプを使用して同じ試験を行ったが電解研磨された
ものとされていないものとの有意差は認められなかった
以上の試験結果から、入口水温、出口水温および冷却速
度に係わらず、水の流量が約500m l /minの
場合には伝熱管内壁温度が−5,5℃以上では凍結が起
こらず、また流量が1500m l /minの場合に
は−4,5℃以上では凍結が起きないことが明らかとさ
れた。なお、流11500m l /l1inの場合の
レイノルズ数は1400. 流量1500m l /m
inの場合のレイノルズ数は4200と算出される。ま
た熱伝達係数は前者では420Kcal/m”hr ’
C、後者では2700Kcal/m”hroCである。
このように伝熱管凍結は、水の入口水温、出口水温並び
にレイノルズ数の変化や熱伝達係数の違いがあっても、
さらには冷却速度が異なっても、水の流量によって決ま
る伝熱管表面温度が一定値以下となった場合に起こるの
である。この伝熱管表面温度は伝熱管内壁と水との境界
層の温度とほぼ等しいと考えることができる。
試験例2 伝熱管1として内面を電解研磨した内径7.53mmφ
、肉厚2■のステンレス鋼パイプを使用した以外は試験
例1と同じ試験装置を用い、水の流量を多くしたC25
00m lおよび6000m l )以外は、前記試験
例2と同様の試験を行った。流量2500m lの例で
はレイノルズ数が約4200.流16000nI!、の
例ではレイノルズ数が約10000である。その結果を
表2および表3に示した。
また、上部タンク3を外し、ポンプ8に伝熱管1を直結
して行った試験結果を表4に示した。
以上の試験結果は、伝熱管表面温度によって過冷却現象
の安定性が支配されるということを立証している。しか
し、流速(レイノルズ数)によって凍結時の伝熱管表面
温度が異なるか否かは確証が得られていない0本試験結
果では、高レイノルズ数域において管外側の熱伝達が支
配しており。
管外側の局所的な熱伝達率の違いが伝熱管表面温度に影
響を与えているものと考えられる。つまり前記試験で測
定した伝熱管表面温度はその測定位置が伝熱管表面温度
の最低値を示す位置ではなかったことによって凍結時の
伝熱管表面温度の値にバラツキが生じたものであり、伝
熱管表面温度の最低値を示す位置は、ブラインの入口部
近傍に存在するものと考えられる。そこで実験結果に基
づき計測した位置付近の管内側と管外側の熱伝達率を求
め、その結果を、計算式によって求めた値と比較し、そ
の計蒐式を用いてブライン入口部の管外側熱伝達率を推
定し、この値を用いてブライン入口部の伝熱管内側表面
温度を推定した。その結果を表5および表6に示した。
第6図は前記の伝熱管内側表面温度の推定値を横軸にと
り、縦軸に過冷却現象の安定性を、安定と凍結の2位置
で示した。この図かられかることは、伝熱管の内側表面
のうち、その温度が最低となる位置での内側表面温度が
一6℃以上の場合に過冷却現象が安定的に継続するであ
ろうということである。
試験例3 本例は試験例3で得た内容をもとに、伝熱管の内側表面
温度が最低となるであろう位置のブライン入口部の伝熱
管外側温度を測定し5 レイノルズ数が1500から6
000の範囲での実験を行ったものである。試験装置と
伝熱管は試験例3と同じであるが、上部タンク3は使用
せずにポンプ8を伝熱管lに直結した。外管2の内径は
15.7m+*であり、ブライン入口部の伝熱管外側温
度の測定位置は第1表の11で示す位置である。
その結果を表7の実測値の欄に示す、なお、この実測値
中の伝熱管表面温度は第1図の12で示す位置における
伝熱管外側温度である。この結果。
試験例1〜2で代表点として測定していた伝熱管外側温
度と本例のブライン入口部での伝熱管外側温度との間に
は3〜4℃の開きがあることがわかる。第7図に各レイ
ノルズ数の流速において凍結が開始した時点でのブライ
ン入口部での伝熱管外側温度を示した。
一方、プライン入口部の伝熱管の内側の温度を計算によ
って求めた。その値を表7の計算値の欄ただし。
Cp:比熱(Kcal/Kg/’C) τ:密度(Kg/m’) F:流量(−3/Kg) Tp:伝熱管表面温度(測定値> ”c表面温度℃ T鍔0:水出口温度℃ L:伝熱管長さ(m) λ:伝熱管熱伝導率(Kcal/+/h/ ”C)Ro
:伝熱管外径(am) R1:伝熱管内径(軸m) ho:伝熱管外側熱伝達率(Kcal/m”/h/ ’
C)hi:伝熱管内側熱伝達率(Kcal/m!/h/
 ’C)であり。
伝熱i1(Q)=Cpw・rwFw・67w熱収支([
b) = (Cp@・τ簀 ・P讐・ΔTb)/[+管
外側熱伝達率=Q/(2・?C・Ro ・(Tb+  
Tp) ・L)管内側熱伝達率= 1/(Ri  ・ 2  ・ ?C・ (Tp−Twz
)  HL/Q−Ln(Ro)R4)/ λ)である、
ただし、添字の譜は水、bはブライン。
1は人0.2は出口である。
第8図は、この計算によって得られたブライン人口部の
伝熱管の内側の温度を縦軸に、レイノルズ数を横軸とし
て、凍結開始時点をプロットしたものである。第8図の
結果から、伝熱管の表面温度が−6〜−7℃の範囲にな
るとレイノルズ数には無関係に凍結を開始することがわ
かる。
試験例4 伝熱管1として、−船賃管用のステンレス鋼パイプ(J
IS G 3448)’10Suを使用した以外は、試
験例3と同じ装置で試験を行った。伝熱管lの内径は8
.52mm、肉厚は1.0@−である、実験はレイノル
ズ数が2500から5500の範囲で行った。
その結果を表8に示した0表8の実測値および計算値は
試験例3で示したのと同様にして得られたものである。
第9図は、各レイノルズ数の場合に凍結を起こした時点
のブライン人口部の伝熱管の内側表面温度を・で示した
。凍結を起こすか否かの伝熱管の内側表面温度の境界は
、レイノルズ数に無関係に−5,8℃近辺に存在するこ
とがわかる。
以上の試験結果に見られるように2本発明者らは過冷却
状態を支配するのは水と接触する管壁の表面温度である
ことを明らかにした。つまり、連続流れの水を管壁を通
じて冷却する場合に、入口水温、出口水温、管壁の粗度
等とは無関係に、しかもレイノルズ数(すなわち流速)
ですら無間係に、水と接触する管壁の表面温度がその一
部でも−5.8以下となると凍結を起こすという事実が
明らかとなり、伝熱管の水と接触する全ての表面のどの
地点でも−5,8℃以下とならないにょうに制御して伝
熱管を零度℃以下に冷却すれば過冷却水が安定して得ら
れるのであり、入口水温、出口水温およびレイノルズ数
(すなわち流速)を過冷却水を安定して製造するための
制御因子とはしなくてもよく、また伝熱管も特別なもの
を使用しなくてもよいことが判明し1本発明をなすに至
ったのである。
〔発明法を実施する好ましい装置態様〕本発明法は2以
上の試験例に見られるように。
冷却帯域を通過する水流のレイノルズ数の変化。
冷却帯域に入る直前の水の温度変化および冷却帯域から
出る水の温度変化とは無関係に、該冷却帯域において水
と接触する管壁表面のいずれの地点でもその表面温度が
−5,8℃以下とはならない温度に制御することによっ
て過冷却水を連続的に安定して製造する点に特徴があり
、得られた過冷却水の過冷却状態を瞬間的に開放して蓄
熱用に適した水−氷スラリーを作るものであるが、その
実施にさいしては、以下に述べるような装置構成のもと
で実施するのが好ましい。
第10図は、伝熱管の多管を同時にどの部分でも−5,
8℃以下とはならない表面温度に制御するのに通する本
発明法を実施する装置を示したものである。第10図に
おいて、15は本発明に従う過冷却水製造器、16は過
冷却状態解除器、17は氷蓄熱槽である。
過冷却水製造器15は、シェル18内に両端開口の伝熱
管19の多数本を仕切板20.21を介して配置したも
のであり、シェル18内が仕切板20.21によりて入
側ヘッダー室22.蒸発器室23に区分され、各伝熱管
19は一方の端が入側ヘッダー室22に、他方の端が出
口部24に開口し、その長さの実質的な部分が蒸発器2
3内に存在するように各仕切板20.21に気密に貫通
している。蒸発器室23は、圧縮機25゜凝縮器26お
よび膨張弁27と共に冷凍サイクルを構成する蒸発器と
して機能する室である。すなわち圧縮器25で圧縮した
冷媒を凝縮器26で凝集してここで放熱しその凝縮液を
膨張弁27で絞って蒸発器室23内で膨張蒸発させて圧
縮器25に循環する。この冷媒の膨張蒸発によって蒸発
器室23内の各伝熱管19をその外側から冷却するので
あるが、圧縮器25を定常稼働した状態で膨張弁27を
調整することによって蒸発器室23内の膨張圧は所定の
値に一定に維持させることができるから、この所定圧の
もとでは蒸発器室23内に存在する各伝熱管19は同時
にどの位置でも所定の成る決まった温度に冷却される。
したがってその温度を1通水中の伝熱管19のどの内側
表面の温度も−5,8”C以下にはならないように(だ
だし零度℃以下に)制御することが容易に行い得ること
になる。
このように構成した多管式の過冷却水製造器15への通
水は、氷蓄熱槽17の水をポンプ29によって入側ヘッ
ダー22に供給すればよい。これによって出口部24に
は過冷却水が連続的に取り出されることになるが、この
過冷却水は過冷却状態解除器16によって過冷却状態を
瞬時に解除させる。この過冷却状態解除器16としては
、過冷却水に物理的なエネルギーを付与するものが好ま
しく1例えば超音波振動を付与するもの1回転翼などに
よって剪断応力を連続的に付与するものなどが好適に利
用できる。このような物理的エネルギーを付与して瞬時
に過冷却状態を解除すると微細な氷が一斉に生成して空
調用蓄熱にとって好ましい形態の水−氷スラリーが得ら
れ1 この水−氷スラリーを氷蓄熱槽17に蓄えて冷房
負荷に供する。
なお、第10図では過冷却水製造器15は各伝熱管19
を水平方向に設置した状態のものを示したが。
各伝熱管19は垂直方向に設置されていてもよいし傾斜
して設置されていてもよい。また、過冷却状態解除装置
を省略し、過冷却水製造器15で得られた過冷却水を直
接氷蓄熱槽17に落下させ、その落下エネルギーを利用
して過冷却状態を解除したり氷蓄熱槽17内において撹
拌や超音波などの物理的エネルギーを付与するようにし
てもよい。
このように9本発明はまた。シェル内を仕切板によって
入側ヘッダー部、蒸発器室および出口部に区分し1両端
開口の伝熱管の多数本を、一方の開口端を入側ヘッダー
部に、他方の開口端を出口部に開口させ且つその長さの
実質的な部分が蒸発器室内に存在するように各仕切板に
気密に貫通させてなる過冷却水製造器と、この過冷却水
製造器の蒸発器室内で制御圧のもとで冷媒を膨張蒸発さ
せる冷凍サイクル回路と、該過冷却水製造器の出口部か
ら取り出される過冷却水に物理的エネルギーを付与して
過冷却状態を解除する機構とを備え。
前記の伝熱管の内面の表面温度が−5,8℃以下となら
ないように冷凍サイクルを稼働するようにした蓄熱用製
法装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明法の試験に供した装置の略断面図、第2
図は試験結果の一例を示す凍結開始にいたるまでの伝熱
管内壁温度の経時変化図、第3図は同じく他の試験結果
を示す伝熱管内壁温度の経時変化図、第4図は試験結果
の一例を示す水温の経時変化図、第5図は同じく他の゛
試験結果を示す水温の経時変化図、第6図は伝熱管内で
凍結する場合としない場合のブライン入口部での伝熱管
の内側表面温度の推定値を示す図、第7図は凍結開始時
におけるレイノルズ数とプライン入口部の伝熱管の外側
表面温度との関係図、第8図は凍結開始時におけるレイ
ノルズ数とブライン入口部の伝熱管の内側表面温度との
関係図、第9図は同じ(凍結開始時におけるレイノルズ
数とプライン入口部の伝熱管の内側表面温度との関係図
、第10図は本発明法を実施するのに適した装置の例を
示す略断面図である。 1・・伝熱管、 2・・外管、 3・・上部タンク、 
 4・・流量調整弁、  5・・過冷却水受は器、  
6・・製氷槽、 6°・・下部タンク。 7・・回転翼、  8・・ポンプ。 15・・過冷却水製造器、  16・・過冷却状態解除
器、17・・氷蓄熱槽、18・・シェル、19・・伝熱
管の多管、  20.21  ・・仕切板。 22・・入側へラダー、23・・蒸発器室。 24・・出口部、25・・圧縮機、26・・凝縮器。 27・・膨張弁。 第1図 第6図 ブライン入口部伝熱管内側表面温度 の推定値 −再7図 ρ 1000   2000   3000   4000
   5000   600ORe数(−) 第8図 1000  2000  3000  4000  5
000  600ORe数(−) 第9図 1000  2000 3000  4000  50
00 600ORe数 (−)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)定常流からなる水の連続流れの過程において管壁
    を通じて該連続流れの水を零度℃以下に冷却する冷却帯
    域を形成し、この冷却帯域から零度℃以下の過冷却水の
    連続流れを取り出し、次いで、得られた過冷却水の過冷
    却状態を開放して微細氷が分散した氷−水スラリーを形
    成させる蓄熱用製氷法において、前記の冷却帯域を通過
    する水流のレイノルズ数の変化、冷却帯域に入る直前の
    水の温度変化および冷却帯域から出る水の温度変化とは
    無関係に、該冷却帯域において水と接触する管壁表面の
    いずれの地点でもその表面温度が−5.8℃以下とはな
    らない温度に制御することを特徴とする蓄熱用製氷法。
  2. (2)シェル内を仕切板によって入側ヘッダー部、蒸発
    器室および出口部に区分し、両端開口の伝熱管の多数本
    を、一方の開口端を入側ヘッダー部に、他方の開口端を
    出口部に開口させ且つその長さの実質的な部分が蒸発器
    室内に存在するように各仕切板に気密に貫通させてなる
    過冷却水製造器と、この過冷却水製造器の蒸発器室内で
    制御圧のもとで冷媒を膨張蒸発させる冷凍サイクル回路
    と、該過冷却水製造器の出口部から取り出される過冷却
    水に物理的エネルギーを付与して過冷却状態を解除する
    機構とを備え、前記の伝熱管の内面の表面温度が−5.
    8℃以下とならないように冷凍サイクルを稼働するよう
    にした蓄熱用製氷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04353376A (ja) * 1991-05-29 1992-12-08 Takasago Thermal Eng Co Ltd 過冷却水製造装置の運転方法
JPH05322233A (ja) * 1992-05-22 1993-12-07 Hitachi Air Conditioning & Refrig Co Ltd 氷蓄熱装置

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JPS6314063A (ja) * 1986-06-30 1988-01-21 新菱冷熱工業株式会社 過冷却式氷蓄熱装置

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