JPH0112706Y2 - - Google Patents
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- JPH0112706Y2 JPH0112706Y2 JP16179182U JP16179182U JPH0112706Y2 JP H0112706 Y2 JPH0112706 Y2 JP H0112706Y2 JP 16179182 U JP16179182 U JP 16179182U JP 16179182 U JP16179182 U JP 16179182U JP H0112706 Y2 JPH0112706 Y2 JP H0112706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feedback
- circuit
- forming mechanism
- signal
- stitch forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 17
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、縫目形成機構をこれに連結された可
逆モータによつて駆動することによつて所定の縫
目模様を形成するミシン、特には可逆モータがそ
の正逆の作動方向において縫目形成機構から異な
る大きさの負荷を受けるミシンの位置決め装置に
関する。
逆モータによつて駆動することによつて所定の縫
目模様を形成するミシン、特には可逆モータがそ
の正逆の作動方向において縫目形成機構から異な
る大きさの負荷を受けるミシンの位置決め装置に
関する。
従来より、縫目形成機構を構成する針棒の横方
向位置及び同じく縫目形成機構を構成する送り調
節器の送り位置を夫々制御回路により駆動制御さ
れる例えばリニアアクチユエータによつて設定す
るようにしたミシンが供されており、この場合、
針棒及び送り調節器の位置決め及びその位置決め
時におけるアクチユエータのダンピングのために
これらの実際位置並びにその作動速度に夫々対応
する位置信号及び速度信号を前記制御回路へ帰還
させるように構成されている。しかしながら従来
においては、上記アクチユエータを駆動するにあ
たつて、そのアクチユエータを正方向へ作動させ
る場合と逆方向へ作動させる場合とで同じように
速度帰還をかける構成になされていたため、以下
に述べるような未解決の問題点があつた。即ち、
前述した構成のミシンにあつては、針棒とアクチ
ユエータとの間及び送り調節器とアクチユエータ
との間が夫々比較的重量の大なる連杆等を介して
連結されている関係上、連杆等の重量の影響によ
つて各アクチユエータに対して作用する負荷の大
きさがその正方向作動時と逆方向作動時とで異な
るという事情下にある。斯ような状態にあるアク
チユエータを正方向及び逆方向へ作動させる場合
に前述した如く同じように速度帰還をかけていた
のでは、アクチユエータのダンピングが不足して
所謂オーバーシユートによる振動を発生したり或
はこの逆にアクチユエータのダンピングがかかり
過ぎて位置決め時間が長くなつてしまう等、総じ
て針棒及び送り調節器の位置決め精度の悪化を惹
起する。
向位置及び同じく縫目形成機構を構成する送り調
節器の送り位置を夫々制御回路により駆動制御さ
れる例えばリニアアクチユエータによつて設定す
るようにしたミシンが供されており、この場合、
針棒及び送り調節器の位置決め及びその位置決め
時におけるアクチユエータのダンピングのために
これらの実際位置並びにその作動速度に夫々対応
する位置信号及び速度信号を前記制御回路へ帰還
させるように構成されている。しかしながら従来
においては、上記アクチユエータを駆動するにあ
たつて、そのアクチユエータを正方向へ作動させ
る場合と逆方向へ作動させる場合とで同じように
速度帰還をかける構成になされていたため、以下
に述べるような未解決の問題点があつた。即ち、
前述した構成のミシンにあつては、針棒とアクチ
ユエータとの間及び送り調節器とアクチユエータ
との間が夫々比較的重量の大なる連杆等を介して
連結されている関係上、連杆等の重量の影響によ
つて各アクチユエータに対して作用する負荷の大
きさがその正方向作動時と逆方向作動時とで異な
るという事情下にある。斯ような状態にあるアク
チユエータを正方向及び逆方向へ作動させる場合
に前述した如く同じように速度帰還をかけていた
のでは、アクチユエータのダンピングが不足して
所謂オーバーシユートによる振動を発生したり或
はこの逆にアクチユエータのダンピングがかかり
過ぎて位置決め時間が長くなつてしまう等、総じ
て針棒及び送り調節器の位置決め精度の悪化を惹
起する。
本考案は上記問題点を解決すべくなされたもの
であり、その目的は、縫目形成機構駆動用の可逆
モータがその正逆の作動方向において縫目形成機
構から異なる大きさの負荷を受ける構成でありな
がら、振動の発生及び位置決め時間の遅延を防止
し得て縫目形成機構の位置決め精度を向上させる
ことができるミシンの位置決め装置を提供するに
ある。
であり、その目的は、縫目形成機構駆動用の可逆
モータがその正逆の作動方向において縫目形成機
構から異なる大きさの負荷を受ける構成でありな
がら、振動の発生及び位置決め時間の遅延を防止
し得て縫目形成機構の位置決め精度を向上させる
ことができるミシンの位置決め装置を提供するに
ある。
以下、本考案の第1実施例を第1図乃至第4図
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
ミシン主要部の概略構成を示す第1図及び第2
図において、1は針揺動枠で、これはミシン機枠
2内に支点軸3を介して左右方向へ揺動可能に配
置されている。4は針揺動枠1に取付けられた縫
目形成機構たる針棒で、これの下端には図示しな
い針が装着される。5はミシン機枠2内に正及び
逆方向たる矢印A及び反矢印A方向(右及び左方
向)へ往復移動可能に設けられた連杆であり、そ
の左端が針揺動枠1に連結ピン6を介して回動可
能に連結され且つ右端がミシン機枠2内に配置さ
れた可逆モータたる例えばリニアアクチユエータ
7の作動子(図示せず)に連結されている。上記
リニアアクチユエータ7は、その通電方向に応じ
て作動方向が異なるもので、例えば、正方向に通
電された時に連杆5ひいては針棒4を矢印A方向
へ移動させ、逆方向に通電された時に連杆5ひい
ては針棒4を反矢印A方向へ移動させるものであ
り、従つてリニアアクチユエータ7を駆動制御す
ることによつて針の位置決めを行なうことができ
る。この場合、針揺動枠1、針棒4及び連杆5等
の重量が支点軸3を支点とした矢印A方向への偏
奇力として作用し、また針を右基線位置に規制す
べくミシン機枠2及び連杆5間に張架された引張
ばね8のばね力も矢印A方向へ作用するため、リ
ニアアクチユエータ7に作用する負荷の大きさが
その正方向作動時と逆方向作動時とで異なるよう
になる。具体的には、リニアアクチユエータ7が
正方向へ作動する時(針を矢印A方向へ移動させ
る時)にその負荷が小さくなり、リニアアクチユ
エータ7が逆方向へ作動する時(針を反矢印A方
向へ移動させる時)にその負荷が大きくなる。
図において、1は針揺動枠で、これはミシン機枠
2内に支点軸3を介して左右方向へ揺動可能に配
置されている。4は針揺動枠1に取付けられた縫
目形成機構たる針棒で、これの下端には図示しな
い針が装着される。5はミシン機枠2内に正及び
逆方向たる矢印A及び反矢印A方向(右及び左方
向)へ往復移動可能に設けられた連杆であり、そ
の左端が針揺動枠1に連結ピン6を介して回動可
能に連結され且つ右端がミシン機枠2内に配置さ
れた可逆モータたる例えばリニアアクチユエータ
7の作動子(図示せず)に連結されている。上記
リニアアクチユエータ7は、その通電方向に応じ
て作動方向が異なるもので、例えば、正方向に通
電された時に連杆5ひいては針棒4を矢印A方向
へ移動させ、逆方向に通電された時に連杆5ひい
ては針棒4を反矢印A方向へ移動させるものであ
り、従つてリニアアクチユエータ7を駆動制御す
ることによつて針の位置決めを行なうことができ
る。この場合、針揺動枠1、針棒4及び連杆5等
の重量が支点軸3を支点とした矢印A方向への偏
奇力として作用し、また針を右基線位置に規制す
べくミシン機枠2及び連杆5間に張架された引張
ばね8のばね力も矢印A方向へ作用するため、リ
ニアアクチユエータ7に作用する負荷の大きさが
その正方向作動時と逆方向作動時とで異なるよう
になる。具体的には、リニアアクチユエータ7が
正方向へ作動する時(針を矢印A方向へ移動させ
る時)にその負荷が小さくなり、リニアアクチユ
エータ7が逆方向へ作動する時(針を反矢印A方
向へ移動させる時)にその負荷が大きくなる。
一方、9はミシン機枠2における前記針棒4の
下方部位に配置された送り歯、10はミシン機枠
2内に正及び逆方向たる矢印B及び反矢印B方向
へ往復回動可能に設けられた送り調節軸で、この
送り調節軸10が往復回動されるとその左端に連
結された縫目形成機構たる送り調節器11を介し
て送り歯9に水平方向の送り運動が付与される。
12は送り調節軸10の右端に連結固定されたリ
ンクで、これは連杆13を介して揺動腕14の自
由端に連結されている。揺動腕14は支持ピン1
5を支点として上下方向に揺動可能に設けられて
おり、その中央部が連杆16を介して可逆モータ
たるリニアアクチユエータ17の作動子(図示せ
ず)に連結されている。上記リニアアクチユエー
タ17は、その通電方向に応じて作動方向が異な
るもので、例えば、正方向に通電された時に連杆
16を下方へ移動させて送り調節軸10を矢印B
方向へ回動させ、逆方向に通電された時に連杆1
6を上方へ移動させて送り調節軸10を反矢印B
方向へ回動させるものであり、従つてリニアアク
チユエータ17を駆動制御することによつて送り
調節器11の送り位置(換言すれば送り歯9によ
る布送り量)を調節することができる。この場
合、リンク12、連杆13,16及び揺動腕14
等の重量が送り調節軸10を矢印B方向へ回動さ
せる力として作用し、また送り歯9を一方向へ規
制すべく送り調節軸10に巻装されたねじりばね
18のばね力も矢印B方向に作用するため、リニ
アアクチユエータ17に作用する負荷の大きさが
その正方向作動時と逆方向作動時とで異なるよう
になる。具体的には、リニアアクチユエータ17
が正方向へ作動する時(送り調節軸10を矢印B
方向へ回動させる時)にその負荷が小さくなり、
リニアアクチユエータ17が逆方向へ作動する時
(送り調節軸10を反矢印B方向へ回動させる時)
にその負荷が大きくなる。
下方部位に配置された送り歯、10はミシン機枠
2内に正及び逆方向たる矢印B及び反矢印B方向
へ往復回動可能に設けられた送り調節軸で、この
送り調節軸10が往復回動されるとその左端に連
結された縫目形成機構たる送り調節器11を介し
て送り歯9に水平方向の送り運動が付与される。
12は送り調節軸10の右端に連結固定されたリ
ンクで、これは連杆13を介して揺動腕14の自
由端に連結されている。揺動腕14は支持ピン1
5を支点として上下方向に揺動可能に設けられて
おり、その中央部が連杆16を介して可逆モータ
たるリニアアクチユエータ17の作動子(図示せ
ず)に連結されている。上記リニアアクチユエー
タ17は、その通電方向に応じて作動方向が異な
るもので、例えば、正方向に通電された時に連杆
16を下方へ移動させて送り調節軸10を矢印B
方向へ回動させ、逆方向に通電された時に連杆1
6を上方へ移動させて送り調節軸10を反矢印B
方向へ回動させるものであり、従つてリニアアク
チユエータ17を駆動制御することによつて送り
調節器11の送り位置(換言すれば送り歯9によ
る布送り量)を調節することができる。この場
合、リンク12、連杆13,16及び揺動腕14
等の重量が送り調節軸10を矢印B方向へ回動さ
せる力として作用し、また送り歯9を一方向へ規
制すべく送り調節軸10に巻装されたねじりばね
18のばね力も矢印B方向に作用するため、リニ
アアクチユエータ17に作用する負荷の大きさが
その正方向作動時と逆方向作動時とで異なるよう
になる。具体的には、リニアアクチユエータ17
が正方向へ作動する時(送り調節軸10を矢印B
方向へ回動させる時)にその負荷が小さくなり、
リニアアクチユエータ17が逆方向へ作動する時
(送り調節軸10を反矢印B方向へ回動させる時)
にその負荷が大きくなる。
次にリニアアクチユエータ7,17を駆動する
ための回路構成及びその作用について第3図及び
第4図を参照しながら述べるに、リニアアクチユ
エータ7駆動用及びリニアアクチユエータ17駆
動用の各回路構成は略同一であるから、以下にお
いてはその回路構成についてリニアアクチユエー
タ7駆動用のものを説明し、リニアアクチユエー
タ17駆動用のものについてはその相違点のみ後
述する。
ための回路構成及びその作用について第3図及び
第4図を参照しながら述べるに、リニアアクチユ
エータ7駆動用及びリニアアクチユエータ17駆
動用の各回路構成は略同一であるから、以下にお
いてはその回路構成についてリニアアクチユエー
タ7駆動用のものを説明し、リニアアクチユエー
タ17駆動用のものについてはその相違点のみ後
述する。
第3図において、19は制御回路で、これは演
算増幅器20により構成された差動増幅器21
と、この差動増幅器21の出力によつてオンオフ
制御されるトランジスタ22,23より成るプツ
シユプル形の駆動回路24とを含んで構成されて
いる。この場合、リニアアクチユエータ7は、ト
ランジスタ22がオンした時にプラス電源端子+
Vccから正方向たる矢印C方向に通電されて針棒
4を矢印A方向へ移動させると共に、トランジス
タ23がオンした時にマイナス電源端子−Vccか
ら逆方向たる反矢印C方向に通電されて針棒4を
反矢印A方向へ移動させる。一方、25は演算増
幅器26により構成された反転増幅器で、これは
データ処理回路27から出力される指令信号Sa
を増幅して前記演算増幅器20の非反転入力端子
(+)に与える。上記データ処理回路27は、縫
目形成用のデータを記憶したROM及びそのデー
タ処理用のCPU等を含んで構成されたもので、
これが出力する前記指令信号Saは針棒4の位置
を指令するためのものである。尚、上記データ処
理回路27は送り調節器11の位置を指令するた
めの指令信号Sbも出力する。28は位置検出器
で、これは針棒4の実際位置をリニアアクチユエ
ータ7の作動位置に基づいて検出することにより
その検出位置に対応したレベルのアナログ位置信
号Scを発生し、その位置信号Scを演算増幅器2
9により構成された非反転増幅器30を介して出
力する。尚、位置信号Scは、リニアアクチユエ
ータ7が正方向へ作動された位置にある時にプラ
スレベルを呈し、リニアアクチユエータ7が逆方
向へ作動された位置にある時にマイナスレベルを
呈する。31は上記非反転増幅器30及び後述す
る加減算回路32と共に帰還回路33を構成する
微分回路であり、これは非反転増幅器30から出
力される位置信号Scを微分してこれを針棒4の
作動速度に対応した速度信号Sdとして出力する
ように設けられている。この微分回路31は、演
算増幅器34、時定数用のコンデンサ35、周波
数特性改善用のコンデンサ36、帰還抵抗37及
び動作安定用抵抗38,39を含んで成る周知構
成のものである。40は帰還率変更手段で、これ
は帰還抵抗37に並列接続された図示極性のダイ
オード41及び抵抗42の直列回路により構成さ
れている。前記加減算回路32は、演算増幅器4
3を含んで成る周知構成のもので、その加算入力
端子たる演算増幅器43の非反転入力端子(+)
に位置信号Scを受け、減算入力端子たる演算増
幅器43の反転入力端子(−)に速度信号Sdを
受けるように接続されている。そして、斯かる加
減算回路32の出力、即ち位置信号Scから速度
信号Sdを減算した合成信号Seは前記演算増幅器
20の反転入力端子(−)に入力されるようにな
つている。
算増幅器20により構成された差動増幅器21
と、この差動増幅器21の出力によつてオンオフ
制御されるトランジスタ22,23より成るプツ
シユプル形の駆動回路24とを含んで構成されて
いる。この場合、リニアアクチユエータ7は、ト
ランジスタ22がオンした時にプラス電源端子+
Vccから正方向たる矢印C方向に通電されて針棒
4を矢印A方向へ移動させると共に、トランジス
タ23がオンした時にマイナス電源端子−Vccか
ら逆方向たる反矢印C方向に通電されて針棒4を
反矢印A方向へ移動させる。一方、25は演算増
幅器26により構成された反転増幅器で、これは
データ処理回路27から出力される指令信号Sa
を増幅して前記演算増幅器20の非反転入力端子
(+)に与える。上記データ処理回路27は、縫
目形成用のデータを記憶したROM及びそのデー
タ処理用のCPU等を含んで構成されたもので、
これが出力する前記指令信号Saは針棒4の位置
を指令するためのものである。尚、上記データ処
理回路27は送り調節器11の位置を指令するた
めの指令信号Sbも出力する。28は位置検出器
で、これは針棒4の実際位置をリニアアクチユエ
ータ7の作動位置に基づいて検出することにより
その検出位置に対応したレベルのアナログ位置信
号Scを発生し、その位置信号Scを演算増幅器2
9により構成された非反転増幅器30を介して出
力する。尚、位置信号Scは、リニアアクチユエ
ータ7が正方向へ作動された位置にある時にプラ
スレベルを呈し、リニアアクチユエータ7が逆方
向へ作動された位置にある時にマイナスレベルを
呈する。31は上記非反転増幅器30及び後述す
る加減算回路32と共に帰還回路33を構成する
微分回路であり、これは非反転増幅器30から出
力される位置信号Scを微分してこれを針棒4の
作動速度に対応した速度信号Sdとして出力する
ように設けられている。この微分回路31は、演
算増幅器34、時定数用のコンデンサ35、周波
数特性改善用のコンデンサ36、帰還抵抗37及
び動作安定用抵抗38,39を含んで成る周知構
成のものである。40は帰還率変更手段で、これ
は帰還抵抗37に並列接続された図示極性のダイ
オード41及び抵抗42の直列回路により構成さ
れている。前記加減算回路32は、演算増幅器4
3を含んで成る周知構成のもので、その加算入力
端子たる演算増幅器43の非反転入力端子(+)
に位置信号Scを受け、減算入力端子たる演算増
幅器43の反転入力端子(−)に速度信号Sdを
受けるように接続されている。そして、斯かる加
減算回路32の出力、即ち位置信号Scから速度
信号Sdを減算した合成信号Seは前記演算増幅器
20の反転入力端子(−)に入力されるようにな
つている。
しかして、非反転増幅器30から出力される位
置信号Scのレベルが例えば第4図aに示す如く
変化される場合には、微分回路31から出力され
る速度信号Sdが以下に述べるように変化する。
即ち、第4図aにおいて位置信号Scのレベルが
上昇している期間、換言すればリニアアクチユエ
ータ7が正方向に作動されている期間には、帰還
率変更手段40内のダイオード41が順バイアス
されて帰還抵抗37の端子間電圧降下がこれに並
列接続された抵抗42の存在によつて減少するた
め、演算増幅器34による増幅率が減少する。従
つて、リニアアクチユエータ7が正方向に作動さ
れている期間には速度信号Sdのレベルが第4図
bに示す如く比較的低くなる。また、第4図aに
おいて位置信号Scのレベルが下降している期間、
換言すればリニアアクチユエータ7が逆方向に作
動されている期間には、ダイオード41が逆バイ
アスされて帰還抵抗37の端子間電圧降下がダイ
オード41の順方向バイアス時より大きくなるた
め、演算増幅器34による増幅率が増大する。従
つて、リニアアクチユエータ7が逆方向に作動さ
れている期間には速度信号Sdのレベルが第4図
bに示す如く比較的高くなる。このため結果的
に、位置信号Scから速度信号Sdを減算した合成
信号Seは第4図cに示す波形を呈するようにな
り、斯ような合成信号Seが制御回路19に帰還
される。以上要するに、制御回路19に対する速
度信号Sdの帰還率は、リニアアクチユエータ7
の作動方向が正の場合に小さく且つその作動方向
が逆の場合に大きくなるものである。
置信号Scのレベルが例えば第4図aに示す如く
変化される場合には、微分回路31から出力され
る速度信号Sdが以下に述べるように変化する。
即ち、第4図aにおいて位置信号Scのレベルが
上昇している期間、換言すればリニアアクチユエ
ータ7が正方向に作動されている期間には、帰還
率変更手段40内のダイオード41が順バイアス
されて帰還抵抗37の端子間電圧降下がこれに並
列接続された抵抗42の存在によつて減少するた
め、演算増幅器34による増幅率が減少する。従
つて、リニアアクチユエータ7が正方向に作動さ
れている期間には速度信号Sdのレベルが第4図
bに示す如く比較的低くなる。また、第4図aに
おいて位置信号Scのレベルが下降している期間、
換言すればリニアアクチユエータ7が逆方向に作
動されている期間には、ダイオード41が逆バイ
アスされて帰還抵抗37の端子間電圧降下がダイ
オード41の順方向バイアス時より大きくなるた
め、演算増幅器34による増幅率が増大する。従
つて、リニアアクチユエータ7が逆方向に作動さ
れている期間には速度信号Sdのレベルが第4図
bに示す如く比較的高くなる。このため結果的
に、位置信号Scから速度信号Sdを減算した合成
信号Seは第4図cに示す波形を呈するようにな
り、斯ような合成信号Seが制御回路19に帰還
される。以上要するに、制御回路19に対する速
度信号Sdの帰還率は、リニアアクチユエータ7
の作動方向が正の場合に小さく且つその作動方向
が逆の場合に大きくなるものである。
ところで、リニアアクチユエータ7が正方向に
作動される場合、具体的には例えば位置信号Sc
が第4図aに示すレベルL1にある状態で第4図
a,cに夫々示すレベルL2の指令信号Saが出力
された場合には、その出力に応じて差動増幅器2
1の出力電圧即ち指令信号Saと合成信号Seの差
電圧がプラスレベルとなつてトランジスタ22が
オンされるため、リニアアクチユエータ7に対し
矢印C方向に通電されてこれが正方向に作動され
るようになる。斯ような通電状態は指令信号Sa
及び合成信号SeがSa>Seの関係にある期間接続
され、この後速度信号Sdの帰還に応じてSa<Se
の関係になると差動増幅器21の出力電圧がマイ
ナスレベルに反転してトランジスタ23がオンさ
れるため、リニアアクチユエータ7に対しそれま
でと反対方向に通電されてこれにダンピングがか
けられ、最終的にSa=Seの関係になつた時にリ
ニアアクチユエータ7が断電され以て針棒4の位
置決めが行なわれる。また、リニアアクチユエー
タ7が逆方向に作動される場合、具体的には例え
ば位置信号Scが第4図aに示すレベルL2にある
状態で第4図a,cに夫々示すレベルL1の指令
信号Saが出力された場合には、トランジスタ2
3のオンに応じてリニアアクチユエータ7が逆方
向に作動されると共に、速度信号Sdの帰還に応
じて指令信号Sa及び合成信号SeがSa>Seの関係
になるとトランジスタ22がオンされてリニアア
クチユエータ7にダンピングがかけられ、最終的
にSa=Seの関係になつた時にリニアアクチユエ
ータ7が断電されて針棒4の位置決めが行なわれ
る。従つて、リニアアクチユエータ7のダンピン
グは、その負荷が小なる正方向作動時に速度信号
Sdの帰還率が小さくなるため比較的弱くなり、
且つ負荷が大なる逆方向作動時に速度信号Sdの
帰還率が大きくなるため比較的強くなるものであ
り、結果的にダンピング過剰による位置決め時間
の遅延及びダンピング不足による振動の発生とい
う従来構成における問題点を解消することができ
る。
作動される場合、具体的には例えば位置信号Sc
が第4図aに示すレベルL1にある状態で第4図
a,cに夫々示すレベルL2の指令信号Saが出力
された場合には、その出力に応じて差動増幅器2
1の出力電圧即ち指令信号Saと合成信号Seの差
電圧がプラスレベルとなつてトランジスタ22が
オンされるため、リニアアクチユエータ7に対し
矢印C方向に通電されてこれが正方向に作動され
るようになる。斯ような通電状態は指令信号Sa
及び合成信号SeがSa>Seの関係にある期間接続
され、この後速度信号Sdの帰還に応じてSa<Se
の関係になると差動増幅器21の出力電圧がマイ
ナスレベルに反転してトランジスタ23がオンさ
れるため、リニアアクチユエータ7に対しそれま
でと反対方向に通電されてこれにダンピングがか
けられ、最終的にSa=Seの関係になつた時にリ
ニアアクチユエータ7が断電され以て針棒4の位
置決めが行なわれる。また、リニアアクチユエー
タ7が逆方向に作動される場合、具体的には例え
ば位置信号Scが第4図aに示すレベルL2にある
状態で第4図a,cに夫々示すレベルL1の指令
信号Saが出力された場合には、トランジスタ2
3のオンに応じてリニアアクチユエータ7が逆方
向に作動されると共に、速度信号Sdの帰還に応
じて指令信号Sa及び合成信号SeがSa>Seの関係
になるとトランジスタ22がオンされてリニアア
クチユエータ7にダンピングがかけられ、最終的
にSa=Seの関係になつた時にリニアアクチユエ
ータ7が断電されて針棒4の位置決めが行なわれ
る。従つて、リニアアクチユエータ7のダンピン
グは、その負荷が小なる正方向作動時に速度信号
Sdの帰還率が小さくなるため比較的弱くなり、
且つ負荷が大なる逆方向作動時に速度信号Sdの
帰還率が大きくなるため比較的強くなるものであ
り、結果的にダンピング過剰による位置決め時間
の遅延及びダンピング不足による振動の発生とい
う従来構成における問題点を解消することができ
る。
尚、以上説明した第3図の回路構成とリニアア
クチユエータ17駆動用の回路構成との相違点
は、位置検出器28が送り調節器11の実際位置
をリニアアクチユエータ17の作動位置に基づい
て検出する点、反転増幅器25がデータ処理回路
27からの指令信号Sbを増幅する点である。
クチユエータ17駆動用の回路構成との相違点
は、位置検出器28が送り調節器11の実際位置
をリニアアクチユエータ17の作動位置に基づい
て検出する点、反転増幅器25がデータ処理回路
27からの指令信号Sbを増幅する点である。
また、上記実施例では、リニアアクチユエータ
7,17に対して作用する負荷がその正方向作動
時に小となる場合について述べたが、この逆にリ
ニアアクチユエータ7,17に対して作用する負
荷がその正方向作動時に大となる場合には、第5
図に要部のみ示す第2実施例のように、帰還率変
更手段40内のダイオード41の極性を前記第1
実施例と逆にすれば済む。
7,17に対して作用する負荷がその正方向作動
時に小となる場合について述べたが、この逆にリ
ニアアクチユエータ7,17に対して作用する負
荷がその正方向作動時に大となる場合には、第5
図に要部のみ示す第2実施例のように、帰還率変
更手段40内のダイオード41の極性を前記第1
実施例と逆にすれば済む。
さらに、第6図に要部のみ示す第3実施例の如
き帰還率変更手段44を前記各実施例における帰
還率変更手段40に代えて設ける構成としても良
い。即ち、この帰還率変更手段44は、データ発
生回路27からの指令信号Sa(或はSb)の増減を
表わす制御信号Sfを発生する発生回路45と、帰
還抵抗37に並列接続されたアナログスイツチ4
6及び抵抗47の直列回路とを含んで構成された
ものである。そして、この場合アナログスイツチ
46は、制御信号Sfの性質(指令信号Sa(或は
Sb)の増加を表すものか減少を表すものか)に
応じて開閉されるようになつている。具体的に
は、リニアアクチユエータ7,17に対して作用
する負荷がその正方向作動時に小となる場合に
は、制御信号Sfが指令信号Sa(或はSb)の増加を
表わすものである時、換言すればリニアアクチユ
エータ7,17が正方向に作動される時にアナロ
グスイツチ46がオンされる構成とすれば良い。
き帰還率変更手段44を前記各実施例における帰
還率変更手段40に代えて設ける構成としても良
い。即ち、この帰還率変更手段44は、データ発
生回路27からの指令信号Sa(或はSb)の増減を
表わす制御信号Sfを発生する発生回路45と、帰
還抵抗37に並列接続されたアナログスイツチ4
6及び抵抗47の直列回路とを含んで構成された
ものである。そして、この場合アナログスイツチ
46は、制御信号Sfの性質(指令信号Sa(或は
Sb)の増加を表すものか減少を表すものか)に
応じて開閉されるようになつている。具体的に
は、リニアアクチユエータ7,17に対して作用
する負荷がその正方向作動時に小となる場合に
は、制御信号Sfが指令信号Sa(或はSb)の増加を
表わすものである時、換言すればリニアアクチユ
エータ7,17が正方向に作動される時にアナロ
グスイツチ46がオンされる構成とすれば良い。
本考案によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、縫目形成機構をこれに連結された可逆モー
タによつて駆動することによつて所定の縫目模様
を形成するミシンの位置決め装置において、縫目
形成機構駆動用の可逆モータがその正逆の作動方
向において縫目形成機構から異なる大きさの負荷
を受ける構成でありながら、その可逆モータのダ
ンピング時における振動の発生及び位置決め時間
の遅延を防止し得て縫目形成機構の位置決め精度
を向上させることができるという優れた効果を奏
するものである。
うに、縫目形成機構をこれに連結された可逆モー
タによつて駆動することによつて所定の縫目模様
を形成するミシンの位置決め装置において、縫目
形成機構駆動用の可逆モータがその正逆の作動方
向において縫目形成機構から異なる大きさの負荷
を受ける構成でありながら、その可逆モータのダ
ンピング時における振動の発生及び位置決め時間
の遅延を防止し得て縫目形成機構の位置決め精度
を向上させることができるという優れた効果を奏
するものである。
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示す
もので、第1図及び第2図は夫々ミシンの概略構
成を示す正面図及び側面図、第3図は電気回路
図、第4図は第3図中の各部出力波形図である。
また、第5図及び第6図は夫々本考案の第2及び
第3実施例を示す要部の電気回路図である。 図中、4は針棒(縫目形成機構)、7,17は
リニアアクチユエータ(可逆モータ)、11は送
り調節器(縫目形成機構)、19は制御回路、3
1は微分回路、33は帰還回路、34は演算増幅
器、37は帰還抵抗、40,44は帰還率変更手
段、41はダイオード、42,47は抵抗、45
は発生回路、46はアナログスイツチである。
もので、第1図及び第2図は夫々ミシンの概略構
成を示す正面図及び側面図、第3図は電気回路
図、第4図は第3図中の各部出力波形図である。
また、第5図及び第6図は夫々本考案の第2及び
第3実施例を示す要部の電気回路図である。 図中、4は針棒(縫目形成機構)、7,17は
リニアアクチユエータ(可逆モータ)、11は送
り調節器(縫目形成機構)、19は制御回路、3
1は微分回路、33は帰還回路、34は演算増幅
器、37は帰還抵抗、40,44は帰還率変更手
段、41はダイオード、42,47は抵抗、45
は発生回路、46はアナログスイツチである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 縫目形成機構に作動連結され正逆の作動方向
においてその縫目形成機構から異なる大きさの
負荷を受ける可逆モータと、その可逆モータを
駆動制御する制御回路と、縫目形成機構の実際
位置並びにその作動速度に夫々対応する位置信
号及び速度信号を前記制御回路へ帰還する帰還
回路とを備え、縫目形成機構の位置を制御する
ことにより所定の縫目模様を形成するミシンに
おいて、前記可逆モータの作動方向に応じて前
記速度信号の帰還率を変化させるために前記帰
還回路に接続された帰還率変更手段を含むミシ
ンの位置決め装置。 2 前記帰還回路は、前記位置信号を微分する微
分回路を構成する演算増幅器を含み、前記帰還
率変更手段はその演算増幅器の帰還抵抗に並列
接続されたダイオード及び抵抗の直列回路であ
る実用新案登録請求の範囲第1項記載のミシン
の位置決め装置。 3 前記帰還回路は、前記位置信号を微分する微
分回路を構成する演算増幅器を含み、前記帰還
率変更手段は、縫目形成機構の位置を指令する
指令信号の増減を表わす制御信号を発生する発
生回路と、前記演算増幅器の帰還抵抗に並列接
続されたスイツチ及び抵抗の直列回路とを含
み、そのスイツチは前記制御信号に応答して開
閉する実用新案登録請求の範囲第1項記載のミ
シンの位置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16179182U JPS5965683U (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | ミシンの位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16179182U JPS5965683U (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | ミシンの位置決め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5965683U JPS5965683U (ja) | 1984-05-01 |
| JPH0112706Y2 true JPH0112706Y2 (ja) | 1989-04-13 |
Family
ID=30355462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16179182U Granted JPS5965683U (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | ミシンの位置決め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5965683U (ja) |
-
1982
- 1982-10-26 JP JP16179182U patent/JPS5965683U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5965683U (ja) | 1984-05-01 |
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