JPH0113108Y2 - - Google Patents

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JPH0113108Y2
JPH0113108Y2 JP1983171017U JP17101783U JPH0113108Y2 JP H0113108 Y2 JPH0113108 Y2 JP H0113108Y2 JP 1983171017 U JP1983171017 U JP 1983171017U JP 17101783 U JP17101783 U JP 17101783U JP H0113108 Y2 JPH0113108 Y2 JP H0113108Y2
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JP
Japan
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storage tank
side wall
liquid
floating roof
weather hood
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JP1983171017U
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JPS6078791U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、主として石油等の引火性のある貯蔵
油の増減により変化する液位に応じて浮屋根が上
下に移動する浮屋根式貯槽に関する。
「従来の技術」 従来、この種の浮屋根式貯槽は、第1図に示す
ように、浮屋根1の外周、中央あるいは全面にポ
ンツーン2を配して浮屋根1を液面に浮かせ、か
つこの浮屋根1と貯槽本体3の側壁4との間に設
けて浮屋根1と側壁4との間隙を密閉する弾性部
材5を浮屋根1に追従して可動させると共に、貯
槽本体3の側壁4に固定した支持サポート管6を
ポンツーン2に設けた操作孔2aに嵌装させる一
方、ポンツーン2の外周より上方に向かつて複数
のウエザーフード7を貯槽本体3の側壁4に沿つ
て滑動させるように構成されている。そして、浮
屋根1の上昇、下降に追従して貯槽本体3の側壁
4を滑動するウエザーフード7の先端7aには、
滑動時に摩擦によつて発火現象が生じないよう
に、発火抑制材料が用いられており、また、地震
等で液面が大きく揺動した場合の液溢流防止のた
めに、貯槽本体3の側壁4の上縁には、波止板8
が設けられている。
しかしながら、上記の如き従来の浮屋根式貯槽
にあつては、地震等の異常発生時に大きな事故が
起こるおそれがあることが判明した。即ち、地震
等により貯槽内の引火性の有る貯蔵油が揺動し、
それに伴つて浮屋根1が従動した場合、ウエザー
フード7の先端7aが内側に傾斜した波止板8に
突き当たつて破損し、発火抑制材料が失われ、そ
のウエザーフード7の破損残部先端が波止板8あ
るいは貯槽本体3の側壁4を摩擦し、その結果発
火して貯蔵油に引火するという事態が生じるおそ
れがある。また、引火にまで至らない場合でも、
貯槽本体3の側壁4上縁に連設されている波止板
8が浮屋根1よりの衝撃で大きく変形し、その後
の保全修理に多大な費用がかかるという問題があ
る。
「考案が解決しようとする課題」 このように、第1図に示す上記従来例において
は、地震等により貯槽内の貯蔵油が大きく揺動し
た場合に、この貯蔵油の揺動エネルギーを緩和す
ることができず、ウエザーフード7が大きく従動
することを防止することができないため、ウエザ
ーフード7が波止板8に突き当たつてウエザーフ
ード7あるいは波止板8が破損、変形する問題が
生じると共に、最悪の場合には破損したウエザー
フード7と波止板8あるいは貯槽本体3の側壁4
とが摩擦して発火し、貯蔵油に引火するおそれが
否定できない。
また、この点において、地震時における危険物
タンクの液体表面の動揺防止のために、波受け
板、仕切板、還流弁から構成された溢流防止装置
を付設した開放型危険物タンク(実開昭53−
111414号)が提案されているが、これを浮屋根式
貯槽に単にそのまま転用できるものではない。即
ち、上記従来の開放型危険物タンクにあつては、
タンクの上縁から溢流した液体は、波受け板によ
つて下方に導かれて還流弁を通つてタンク内にも
どるように構成されているため、浮屋根式貯槽に
適用した場合、タンクの上縁から溢流する液体の
上方へのエネルギーによつて、浮屋根が押し上げ
られて、この浮屋根の上方に設けられたウエザー
フードはタンクの上縁を越えた位置まで持ち上げ
られ、はなはだ不安定となり、波受け板等と接触
干渉し易くなるという問題が解決されない。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、貯蔵油が地震等により
揺動した場合に、貯蔵油が貯槽外部に溢流するこ
となく、貯蔵油の有する揺動エネルギーを円滑に
緩和することができ、従つて、浮屋根が大きく従
動することを防止でき、もつて、ウエザーフード
が防液壁に当たることを抑制することができて、
ウエザーフード、防液壁の損傷、あるいは発火の
おそれがない浮屋根式貯槽を提供することにあ
る。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本考案は、貯槽本
体内に、貯蔵油の増減により変化する液位に応じ
て上下する浮屋根と、この浮屋根の外周部に設け
られて上記貯槽本体の側壁に沿つて上下に滑動す
るウエザーフードとを配設した浮屋根式貯槽にお
いて、上記貯槽本体の側壁上縁に、支持部と波止
部と波返し部とを有しかつ下方から上方への溢液
流を誘導する防液壁が、該支持部の下縁を上記側
壁上縁に連結し、かつ上記波止部を上記側壁の外
方に突出して設けられると共に、上記ウエザーフ
ードの上記側壁に沿つて滑動する先端を案内する
複数の案内板が上記防液壁の下縁から上縁にかけ
て鉛直方向に設けられて成るものである。
「作用」 本考案の浮屋根式貯槽にあつては、地震等によ
つて貯槽本体内の貯蔵油が揺動して、その液面が
防液壁の位置まで上がつてきた場合に、上記貯蔵
油は案内板の間から防液壁側に誘導され、この貯
蔵油の保有する揺動エネルギーが円滑に緩和され
ることにより、浮屋根が急激にかつ必要以上に上
方に押し上げられることが抑制され、かつウエザ
ーフードが案内板に沿つてスムーズに上下し、他
の部分に接触して損傷することがなく破損により
発火することがない上に、防液壁内に誘導された
貯蔵油は、波止部、波返し部に沿つて移動して貯
槽本体内に戻され貯槽本体の外に放出されること
がない。
「実施例」 以下、図面を参照して、本考案を具体的に説明
する。
第2図と第3図は本考案の一実施例を示すもの
で、図中符号10は浮屋根であり、この浮屋根1
0の外周にポンツーン11が配設されていると共
に、ポンツーン11の外周に、ポンツーン11と
貯槽本体12の側壁13との間隙を密閉する弾性
部材14が設けられている。そして、上記ポンツ
ーン11の上部外周から貯槽本体12の側壁13
にかけてウエザーフード15が設けられており、
発火抑制材料より成るウエザーフード15の先端
15aは側壁13に沿つて滑動するように構成さ
れている。また、貯槽本体12内の貯蔵油の量に
応じて上記浮屋根10、ポンツーン11、弾性部
材14及びウエザーフード15は上下に移動する
ように構成されている。さらに、支持板16と波
止板17と波返し板18とで一体的に構成された
の防液壁19が、その下縁(支持板16の下縁)
16aを貯槽本体12の側壁13の上縁13aに
連結すると共に、防液壁19の波止板17を側壁
13から外方に突出して設けられている。そし
て、防液壁19の下縁16aから上縁(波返し板
18の上縁)18aにかけて複数の案内板20が
鉛直方向に設けられており、ウエザーフード15
の先端15aがこの案内板20に沿つて上下に滑
動するように構成されている。
次に、上記のように構成された浮屋根式貯槽の
作用について説明する。
地震等が発生して、貯槽本体12内に貯蔵され
ている油が揺動して液面が防液壁19の位置まで
上がつてきた場合に、防液壁19の波止板17が
貯槽本体12の側壁13の外方にあるので、側壁
13と弾性部材14との間に間隙があき易くなつ
ている。その結果、弾性部材14が防液壁19の
位置まで上昇すると、上記間隙より噴出する液の
保有するエネルギーは、防液壁19が形成する空
間で失われ液の噴出高さは抑えられて、噴出液は
波返し板18に当つて貯槽本体12外に放出され
ることはない。また、ウエザーフード15の先端
15aは案内板20に沿つて上下するので、ウエ
ザーフード15が他の部分に接触して発火あるい
は損傷することはない。
なお、本実施例においては、防液壁19の断面
形状はコ字状をしているが、この形状に限られる
ものではなく、例えば円弧状でもよい。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案は、貯槽本体内
に、貯蔵油の増減により変化する液位に応じて上
下する浮屋根と、この浮屋根の外周部に設けられ
て上記貯槽本体の側壁に沿つて上下に滑動するウ
エザーフードとを配設した浮屋根式貯槽におい
て、上記貯槽本体の側壁上縁に、支持部と波止部
と波返し部とを有しかつ下方から上方への溢液流
を誘導する防液壁が、該支持部の下縁を上記側壁
上縁に連結し、かつ上記波止部を上記側壁の外方
に突出して設けられると共に、上記ウエザーフー
ドの上記側壁に沿つて滑動する先端を案内する複
数の案内板が上記防液壁の下縁から上縁にかけて
鉛直方向に設けられて成るものであるから、地震
等によつて貯槽本体内の貯蔵油が揺動して、その
液面が防液壁の位置まで上がつてきた場合に、上
記貯蔵油は案内板の間から防液壁側に誘導され、
この貯蔵油の保有する揺動エネルギーが円滑に緩
和されることにより、浮屋根が急激にかつ必要以
上に上方に押し上げられることが抑制され、かつ
ウエザーフードが案内板に沿つてスムーズに上下
し、他の部分に接触して損傷することがなく破損
により発火することがない上に、防液壁内に誘導
された貯蔵油は、波止部、波返し部に沿つて移動
して貯槽本体内に戻され貯槽本体の外に放出され
ることがない。従つて、地震等の非常時において
も、十分に危険を抑制でき、極めて安全であると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の浮屋根式貯槽を示す断面図、第
2図と第3図は本考案の一実施例を示すもので、
第2図は断面図、第3図は貯槽内から見た防液壁
の正面図である。 10……浮屋根、12……貯槽本体、13……
側壁、15……ウエザーフード、16……支持板
(支持部)、17……波止板(波止部)、18……
波返し板(波返し部)、19……防液壁、20…
…案内板、13a……上縁、15a……先端、1
6a……下縁、18a……上縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯槽本体内に、貯蔵油の増減により変化する液
    位に応じて上下する浮屋根と、この浮屋根の外周
    部に設けられて上記貯槽本体の側壁に沿つて上下
    に滑動するウエザーフードとを配設した浮屋根式
    貯槽において、上記貯槽本体の側壁上縁に、支持
    部と波止部と波返し部とを有しかつ下方から上方
    への溢液流を誘導する防液壁が、該支持部の下縁
    を上記側壁上縁に連結し、かつ上記波止部を上記
    側壁の外方に突出して設けられると共に、上記ウ
    エザーフードの上記側壁に沿つて滑動する先端を
    案内する複数の案内板が上記防液壁の下縁から上
    縁にかけて鉛直方向に設けられて成ることを特徴
    とする浮屋根式貯槽。
JP17101783U 1983-11-04 1983-11-04 浮屋根式貯槽 Granted JPS6078791U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17101783U JPS6078791U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 浮屋根式貯槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17101783U JPS6078791U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 浮屋根式貯槽

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Publication Number Publication Date
JPS6078791U JPS6078791U (ja) 1985-06-01
JPH0113108Y2 true JPH0113108Y2 (ja) 1989-04-17

Family

ID=30373171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17101783U Granted JPS6078791U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 浮屋根式貯槽

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JP (1) JPS6078791U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53111414U (ja) * 1977-02-15 1978-09-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6078791U (ja) 1985-06-01

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