JPH0113520B2 - - Google Patents
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- JPH0113520B2 JPH0113520B2 JP10437581A JP10437581A JPH0113520B2 JP H0113520 B2 JPH0113520 B2 JP H0113520B2 JP 10437581 A JP10437581 A JP 10437581A JP 10437581 A JP10437581 A JP 10437581A JP H0113520 B2 JPH0113520 B2 JP H0113520B2
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本発明は新規水成型作動液に関するものであ
る。さらに詳しくは鉱油等を潤滑成分とするエマ
ルジヨンタイプの水成型作動液に関するものであ
る。 従来から火災の危険性のある場所における油圧
装置に使用される難燃性作動油としては、リン酸
エステル系、脂肪酸エステル系、水−グリコール
系、エマルジヨン系などがある。この中で水を基
材とする水成型作動液はその耐火性から最も注目
されるものであるが、最近、耐火性はもとより、
省資源、環境保全等の観点から、水を多量に含ん
だ新しい作動液が検討されている。 すなわち従来の水成型作動液は一部のソリユシ
ヨン型作動液を除き、水含有量は40%前後であつ
たが、この水含有量を80%以上にした高含水型作
動液(HWBF)の深索がなされている。 この高含水型作動液においてはソリユーシヨン
型とエマルジヨン型との2つのタイプが考えられ
るが、いずれの場合も水の含有量が多いことから
液の安定性、泡立ち性、防錆性などが問題とな
る。例えばエマルジヨン型の場合、従来のエマル
ジヨン型作動液のように鉱油などの水に不溶の潤
滑剤成分を乳化剤により乳化させる方法があるが
水が大量に存在する場合、液を安定に保つことが
きわめてむずかしく、液の分離を起しやすく、液
が分離すると急激に潤滑性を失うほか、フイルタ
ーの目詰まりの原因になる。また乳化剤として界
面活性剤を使用することから泡が立ち易く、キヤ
ビテーシヨンの原因となる。この泡立ち性をおさ
えるために、種々の消泡剤が検討されているが実
際上、効力を持続する消泡剤は殆んど見当らない
のが現状である。 本発明者らは上記欠点を改良すべく種々検討を
重ねた結果、鉱油と脂肪酸石けんを潤滑成分と
し、石油スルフオネートとモノ及び/又はジグリ
セライドのエチレンオキサイド(EO)1〜10モ
ル付加物であるエーテルエステル型界面活性剤を
乳化剤として使用することにより、エマルジヨン
型の安定性、潤滑性、防錆性に優れ、なおかつ低
泡性の水成型作動液を完成するに至つた。 すなわち本発明の水成型作動液は鉱油1〜9%
(重量%、以下同じ)、石油スルフオネート0.1〜
2%、モノ及び/又はジグリセライドのエチレン
オキサイド(EO)1〜10モル付加物であるエー
テルエステル型界面活性剤0.1〜2%、脂肪酸石
けん0.1〜2%を含むことを必須条件とする新規
水成型作動液である。 本発明の水成型作動液は、運搬の便のために
は、原液として鉱油50〜90%、石油スルホネート
5〜20%、モノ及び/又はジグリセライドのエチ
レンオキサイド(EO)1〜10モル付加物である
エーテルエステル型界面活性剤5〜20%、脂肪酸
石けん5〜20%、水1〜20%を含有するものを調
整し、使用時に10〜50倍に希釈して用いるのが好
ましい。この原液は水に対し自己乳化型でO/W
エマルジヨンを形成し、すみやかに乳化、分散し
て、安定性、潤滑性、防錆性に優れ、なおかつ低
泡性の水成型作動液を与える。 本発明の水成型作動液に含まれる鉱油は作動液
の潤滑剤成分として働くが作動液中に1〜9%程
度含まれ、原液中では50〜90%好ましくは65〜85
%含有される。さらに鉱油の好ましいものとして
は潤滑油として市販されているもの、さらに好ま
しくはJIS規格スピンドル油1号もしくはスピン
ドル油2号が良い。本発明における、水成型作動
液に含まれる石油スルフオネートは主に鉱油の乳
化剤としての働きがあり、さらに防錆剤としても
働いている。本発明における水成型作動液原液に
含まれるモノ及び/又はジグリセライドのエチレ
ンオキサイド(EO)1〜10モル付加物であるエ
ーテルエステル型界面活性剤は主に鉱油の乳化剤
として働いている。エーテルエステル型界面活性
剤とはモノ及び/又はジグリセライドのエチレン
オキサイド(EO)1〜10モル付加物である。本
発明における水成型作動液原液に含まれる脂肪酸
石けんは主に潤滑剤成分として働くほか、消泡
剤、乳化剤、防錆性としての働きがある。脂肪酸
としては炭素数14〜18の脂肪酸、より好ましくは
炭素数16〜18の不飽和脂肪酸が好ましい。また、
脂肪酸を中和するアルカリとしてはアルカリ金
属、アミン類が挙げられ、単独もしくは混合塩と
して使用される。本発明における水成型作動液原
液に含まれる水は原液に対して1〜20%が良い水
は原液の流動性、均一性を与えるもので、この量
の範囲をはずれると原液が分離したりペースト状
になつたりする。さらにまた、必要に応じて、極
圧添加剤、PH調整剤、酸化防止剤、金属イオン封
鎖剤等の溶解成分としての働きもある。 この原液段階で加えることができる。所望によ
り使用する、PH調整剤としては一般のアミン類及
びアルカリ金属の水酸化物などが、酸化防止性と
してはメルカプトベンゾチアゾール、ベンゾトリ
アゾールなどが、金属封鎖剤としてはエチレンジ
アミン4酢酸などのアミノカルボン酸及びその金
属塩が、極圧剤としてはリン化合物やイオウ化合
物などが挙げられる。 本発明の作動液原液を水で10〜50倍に希釈して
使用する場合において、希釈された作動液はO/
Wエマルジヨンとなり、潤滑性、安全性、防錆性
を具備した高含水型エマルジヨンタイプの作動液
(HWBF)となるが、さらにこれらの特性を改良
する目的で増粘剤、流動点降下剤、PH調整剤、酸
化防止剤、金属イオン封鎖剤、油性向上剤、極圧
添加剤を添加することができる。増粘剤としては
ポリオキシアルキレングリコール化合物等、流動
点降下剤としてはエチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピ
レングリコール等、PH調整剤としてはアミン類、
アルカリ金属水酸化物等、酸化防止剤としてはメ
ルカプトベンゾチアゾール、ベンゾトリアゾール
等、金属イオン封鎖剤としてはエチレンジアミン
4酢酸などのアミノカルボン酸及びその金属塩、
油性向上剤としてはカルボン酸のエステル類、ア
ルカリ金属塩、アミン塩等、極圧添加剤としては
リン化合物、イオウ化合物等である。 これまでの説明で明らかなように水成型作動液
原液を希釈して得られる水成型作動液は水含有量
の多い高含水型作動液(HWBF)において特に
有用である。 次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明はこれに限定されるべきもので
はない。 水成型作動液原液の調製 A スピンドル油1号(日石製品)70g、石油
スルフオネート(松村石油製品、スルホール
#400)10g、エーテルエステル型界面活性
剤(牛脂モノグリセライド及びジグリセライ
ドの混合物のEO4モル付加(OH当たり)
物)10g、オレイン酸のナトリウム石けん5
g、蒸留水3g、防錆剤、金属イオン封鎖
剤、酸化防止剤混合物2gを混合し、褐色液
状の水成型作動液原液100gを得た。これを
本発明に使用する水成型作動液原液Aとす
る。 B スピンドル油2号(日石製品)75g、石油
スルフオネート(スルホール#400)7g、
エーテルエステル型界面活性剤(牛脂モノグ
リセライド及びジグリセライドの混合物の
EO3モル付加(OH当たり)物)10g、オレ
イン酸のトリエタノールアミン石けん5g、
蒸留水1g、防錆剤、金属イオン封鎖剤、酸
化防止剤混合物2gを混合し、褐色液状の水
成型作動液原液100gを得た。これを本発明
に使用する作動液原液Bとする C スピンドル油2号60g、石油スルフオネー
ト(スルホール#400)5g、エーテルエス
テル型界面活性剤(牛脂モノグリセライド及
びジグリセライドの混合物のEO3モル付加
(OH当たり)物50%、牛脂モノグリセライ
ド及びジグリセライドの混合物のEO4モル付
加(OH当たり)物50%)17g、オレイン酸
のナトリウム・トリエタノールアミン塩
(Na:TEOA=1:1)10g、蒸留水6g、
防錆剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤混合
物2gを混合し、褐色液状の水成型作動液原
液100gを得た。これを本発明に使用する作
動液原液Cとする D スピンドル油2号75g、石油スルフオネー
ト(スルフオール#400)10g、オレイン酸
のナトリウム塩10g、蒸留水3g、防錆剤、
金属イオン封鎖剤、酸化防止剤化合物2gを
混合し、褐色液状の水成型作動液原液100g
を得た。これを比較水成型作動液原液Dとす
る。 E スピンドル油2号75g、エーテルエステル
型界面活性剤(牛脂モノグリセライド及びジ
グリセライドの混合物のEO3モル付加(OH
当たり)物、50%牛脂モノグリセライド及び
ジグリセライドの混合物のEO4モル付加
(OH当たり)物50%)15g、オレイン酸の
トリエタノールアミン塩10g、蒸留水3g、
防錆剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤混合
物2gを混合し、褐色液状の水成型作動液原
液100gを得た。これを比較水成型作動液原
液Eとする。 F スピンドル油2号70g、石油スルフオネー
ト(スルホール#400)15g、エーテルエス
テル型界面活性剤(牛脂モノグリセライド及
びジグリセライドの混合物のEO4モル付加
(OH当たり)物)10g、蒸留水3g、防錆
剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤混合物2
gを混合し、褐色液状の水成型作動液原液
100gを得た。これを比較水成型作動原液F
とする。 G スピンドル油1号70g、石油スルフオネー
ト(スルホール#400)10g、ヤシ油モノグ
リセライドEO2モル付加物のエーテルエステ
ル型界面活性剤10g、オレイン酸のナトリウ
ム石けん5g、蒸留水3g、防錆剤、金属イ
オン封鎖剤、酸化防止剤混合物2gを混合
し、褐色液状の水成型作動液原液100gを得
た。これを本発明に使用する作動液Gとす
る。 H スピンドル油1号70g、石油スルフオネー
ト(スルフオール#400)10g、ヤシ油ジグ
リセライドEO3モル付加物のエーテルエステ
ル型界面活性剤10g、オレイン酸のナトリウ
ム石けん5g、蒸留水3g、防錆剤、金属イ
オン封鎖剤、酸化防止剤混合物2gを混合
し、褐色液状の水成型作動液原液100gを得
た。これを本発明に使用する作動液Hとす
る。 I スピンドル油1号70g、石油スルフオネー
ト(スルフオール#400)10g、牛脂モノグ
リセライドEO12モル付加物のエーテルエス
テル型界面活性剤10g、オレイン酸のナトリ
ウム石けん5g、蒸留水3g、防錆剤、金属
イオン封鎖剤、酸化防止剤混合物2gを混合
し、褐色液状の水成型作動液原液100gを得
た。これを比較水成型作動液原液Iとする。 J スピンドル油1号70g、石油スルフオネー
ト(スルフオール#400)10g、牛脂モノグ
リセライド(EO付加させず)界面活性剤10
g、オレイン酸のナトリウム石けん5g、蒸
留水3g、防錆剤、金属イオン封鎖剤、酸化
防止剤混合物2gを混合し、褐色液状の水成
型作動液原液100gを得た。これを比較水成
型作動液原液Jとする。 水成型作動液原液の物性評価(1) で調製した本発明で使用される水成型作動
液原液A〜Cと比較水成型作動液原液D〜Fの
原液での安全性試験を行つた。その結果を表−
1に示す。
る。さらに詳しくは鉱油等を潤滑成分とするエマ
ルジヨンタイプの水成型作動液に関するものであ
る。 従来から火災の危険性のある場所における油圧
装置に使用される難燃性作動油としては、リン酸
エステル系、脂肪酸エステル系、水−グリコール
系、エマルジヨン系などがある。この中で水を基
材とする水成型作動液はその耐火性から最も注目
されるものであるが、最近、耐火性はもとより、
省資源、環境保全等の観点から、水を多量に含ん
だ新しい作動液が検討されている。 すなわち従来の水成型作動液は一部のソリユシ
ヨン型作動液を除き、水含有量は40%前後であつ
たが、この水含有量を80%以上にした高含水型作
動液(HWBF)の深索がなされている。 この高含水型作動液においてはソリユーシヨン
型とエマルジヨン型との2つのタイプが考えられ
るが、いずれの場合も水の含有量が多いことから
液の安定性、泡立ち性、防錆性などが問題とな
る。例えばエマルジヨン型の場合、従来のエマル
ジヨン型作動液のように鉱油などの水に不溶の潤
滑剤成分を乳化剤により乳化させる方法があるが
水が大量に存在する場合、液を安定に保つことが
きわめてむずかしく、液の分離を起しやすく、液
が分離すると急激に潤滑性を失うほか、フイルタ
ーの目詰まりの原因になる。また乳化剤として界
面活性剤を使用することから泡が立ち易く、キヤ
ビテーシヨンの原因となる。この泡立ち性をおさ
えるために、種々の消泡剤が検討されているが実
際上、効力を持続する消泡剤は殆んど見当らない
のが現状である。 本発明者らは上記欠点を改良すべく種々検討を
重ねた結果、鉱油と脂肪酸石けんを潤滑成分と
し、石油スルフオネートとモノ及び/又はジグリ
セライドのエチレンオキサイド(EO)1〜10モ
ル付加物であるエーテルエステル型界面活性剤を
乳化剤として使用することにより、エマルジヨン
型の安定性、潤滑性、防錆性に優れ、なおかつ低
泡性の水成型作動液を完成するに至つた。 すなわち本発明の水成型作動液は鉱油1〜9%
(重量%、以下同じ)、石油スルフオネート0.1〜
2%、モノ及び/又はジグリセライドのエチレン
オキサイド(EO)1〜10モル付加物であるエー
テルエステル型界面活性剤0.1〜2%、脂肪酸石
けん0.1〜2%を含むことを必須条件とする新規
水成型作動液である。 本発明の水成型作動液は、運搬の便のために
は、原液として鉱油50〜90%、石油スルホネート
5〜20%、モノ及び/又はジグリセライドのエチ
レンオキサイド(EO)1〜10モル付加物である
エーテルエステル型界面活性剤5〜20%、脂肪酸
石けん5〜20%、水1〜20%を含有するものを調
整し、使用時に10〜50倍に希釈して用いるのが好
ましい。この原液は水に対し自己乳化型でO/W
エマルジヨンを形成し、すみやかに乳化、分散し
て、安定性、潤滑性、防錆性に優れ、なおかつ低
泡性の水成型作動液を与える。 本発明の水成型作動液に含まれる鉱油は作動液
の潤滑剤成分として働くが作動液中に1〜9%程
度含まれ、原液中では50〜90%好ましくは65〜85
%含有される。さらに鉱油の好ましいものとして
は潤滑油として市販されているもの、さらに好ま
しくはJIS規格スピンドル油1号もしくはスピン
ドル油2号が良い。本発明における、水成型作動
液に含まれる石油スルフオネートは主に鉱油の乳
化剤としての働きがあり、さらに防錆剤としても
働いている。本発明における水成型作動液原液に
含まれるモノ及び/又はジグリセライドのエチレ
ンオキサイド(EO)1〜10モル付加物であるエ
ーテルエステル型界面活性剤は主に鉱油の乳化剤
として働いている。エーテルエステル型界面活性
剤とはモノ及び/又はジグリセライドのエチレン
オキサイド(EO)1〜10モル付加物である。本
発明における水成型作動液原液に含まれる脂肪酸
石けんは主に潤滑剤成分として働くほか、消泡
剤、乳化剤、防錆性としての働きがある。脂肪酸
としては炭素数14〜18の脂肪酸、より好ましくは
炭素数16〜18の不飽和脂肪酸が好ましい。また、
脂肪酸を中和するアルカリとしてはアルカリ金
属、アミン類が挙げられ、単独もしくは混合塩と
して使用される。本発明における水成型作動液原
液に含まれる水は原液に対して1〜20%が良い水
は原液の流動性、均一性を与えるもので、この量
の範囲をはずれると原液が分離したりペースト状
になつたりする。さらにまた、必要に応じて、極
圧添加剤、PH調整剤、酸化防止剤、金属イオン封
鎖剤等の溶解成分としての働きもある。 この原液段階で加えることができる。所望によ
り使用する、PH調整剤としては一般のアミン類及
びアルカリ金属の水酸化物などが、酸化防止性と
してはメルカプトベンゾチアゾール、ベンゾトリ
アゾールなどが、金属封鎖剤としてはエチレンジ
アミン4酢酸などのアミノカルボン酸及びその金
属塩が、極圧剤としてはリン化合物やイオウ化合
物などが挙げられる。 本発明の作動液原液を水で10〜50倍に希釈して
使用する場合において、希釈された作動液はO/
Wエマルジヨンとなり、潤滑性、安全性、防錆性
を具備した高含水型エマルジヨンタイプの作動液
(HWBF)となるが、さらにこれらの特性を改良
する目的で増粘剤、流動点降下剤、PH調整剤、酸
化防止剤、金属イオン封鎖剤、油性向上剤、極圧
添加剤を添加することができる。増粘剤としては
ポリオキシアルキレングリコール化合物等、流動
点降下剤としてはエチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピ
レングリコール等、PH調整剤としてはアミン類、
アルカリ金属水酸化物等、酸化防止剤としてはメ
ルカプトベンゾチアゾール、ベンゾトリアゾール
等、金属イオン封鎖剤としてはエチレンジアミン
4酢酸などのアミノカルボン酸及びその金属塩、
油性向上剤としてはカルボン酸のエステル類、ア
ルカリ金属塩、アミン塩等、極圧添加剤としては
リン化合物、イオウ化合物等である。 これまでの説明で明らかなように水成型作動液
原液を希釈して得られる水成型作動液は水含有量
の多い高含水型作動液(HWBF)において特に
有用である。 次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明はこれに限定されるべきもので
はない。 水成型作動液原液の調製 A スピンドル油1号(日石製品)70g、石油
スルフオネート(松村石油製品、スルホール
#400)10g、エーテルエステル型界面活性
剤(牛脂モノグリセライド及びジグリセライ
ドの混合物のEO4モル付加(OH当たり)
物)10g、オレイン酸のナトリウム石けん5
g、蒸留水3g、防錆剤、金属イオン封鎖
剤、酸化防止剤混合物2gを混合し、褐色液
状の水成型作動液原液100gを得た。これを
本発明に使用する水成型作動液原液Aとす
る。 B スピンドル油2号(日石製品)75g、石油
スルフオネート(スルホール#400)7g、
エーテルエステル型界面活性剤(牛脂モノグ
リセライド及びジグリセライドの混合物の
EO3モル付加(OH当たり)物)10g、オレ
イン酸のトリエタノールアミン石けん5g、
蒸留水1g、防錆剤、金属イオン封鎖剤、酸
化防止剤混合物2gを混合し、褐色液状の水
成型作動液原液100gを得た。これを本発明
に使用する作動液原液Bとする C スピンドル油2号60g、石油スルフオネー
ト(スルホール#400)5g、エーテルエス
テル型界面活性剤(牛脂モノグリセライド及
びジグリセライドの混合物のEO3モル付加
(OH当たり)物50%、牛脂モノグリセライ
ド及びジグリセライドの混合物のEO4モル付
加(OH当たり)物50%)17g、オレイン酸
のナトリウム・トリエタノールアミン塩
(Na:TEOA=1:1)10g、蒸留水6g、
防錆剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤混合
物2gを混合し、褐色液状の水成型作動液原
液100gを得た。これを本発明に使用する作
動液原液Cとする D スピンドル油2号75g、石油スルフオネー
ト(スルフオール#400)10g、オレイン酸
のナトリウム塩10g、蒸留水3g、防錆剤、
金属イオン封鎖剤、酸化防止剤化合物2gを
混合し、褐色液状の水成型作動液原液100g
を得た。これを比較水成型作動液原液Dとす
る。 E スピンドル油2号75g、エーテルエステル
型界面活性剤(牛脂モノグリセライド及びジ
グリセライドの混合物のEO3モル付加(OH
当たり)物、50%牛脂モノグリセライド及び
ジグリセライドの混合物のEO4モル付加
(OH当たり)物50%)15g、オレイン酸の
トリエタノールアミン塩10g、蒸留水3g、
防錆剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤混合
物2gを混合し、褐色液状の水成型作動液原
液100gを得た。これを比較水成型作動液原
液Eとする。 F スピンドル油2号70g、石油スルフオネー
ト(スルホール#400)15g、エーテルエス
テル型界面活性剤(牛脂モノグリセライド及
びジグリセライドの混合物のEO4モル付加
(OH当たり)物)10g、蒸留水3g、防錆
剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤混合物2
gを混合し、褐色液状の水成型作動液原液
100gを得た。これを比較水成型作動原液F
とする。 G スピンドル油1号70g、石油スルフオネー
ト(スルホール#400)10g、ヤシ油モノグ
リセライドEO2モル付加物のエーテルエステ
ル型界面活性剤10g、オレイン酸のナトリウ
ム石けん5g、蒸留水3g、防錆剤、金属イ
オン封鎖剤、酸化防止剤混合物2gを混合
し、褐色液状の水成型作動液原液100gを得
た。これを本発明に使用する作動液Gとす
る。 H スピンドル油1号70g、石油スルフオネー
ト(スルフオール#400)10g、ヤシ油ジグ
リセライドEO3モル付加物のエーテルエステ
ル型界面活性剤10g、オレイン酸のナトリウ
ム石けん5g、蒸留水3g、防錆剤、金属イ
オン封鎖剤、酸化防止剤混合物2gを混合
し、褐色液状の水成型作動液原液100gを得
た。これを本発明に使用する作動液Hとす
る。 I スピンドル油1号70g、石油スルフオネー
ト(スルフオール#400)10g、牛脂モノグ
リセライドEO12モル付加物のエーテルエス
テル型界面活性剤10g、オレイン酸のナトリ
ウム石けん5g、蒸留水3g、防錆剤、金属
イオン封鎖剤、酸化防止剤混合物2gを混合
し、褐色液状の水成型作動液原液100gを得
た。これを比較水成型作動液原液Iとする。 J スピンドル油1号70g、石油スルフオネー
ト(スルフオール#400)10g、牛脂モノグ
リセライド(EO付加させず)界面活性剤10
g、オレイン酸のナトリウム石けん5g、蒸
留水3g、防錆剤、金属イオン封鎖剤、酸化
防止剤混合物2gを混合し、褐色液状の水成
型作動液原液100gを得た。これを比較水成
型作動液原液Jとする。 水成型作動液原液の物性評価(1) で調製した本発明で使用される水成型作動
液原液A〜Cと比較水成型作動液原液D〜Fの
原液での安全性試験を行つた。その結果を表−
1に示す。
【表】
表−1より明らかなように本発明による作動
液原液A〜Cは比較作動液原液D〜Fに比べ各
条件下における安定性に優れているのがわか
る。 水成型作動液原液の物性評価(2) で調製した本発明による水成型作動液原液
A〜C、比較水成型作動液D〜Fのそれぞれの
5%水溶液の物性評価を行つた。その結果を表
−2に示す。安定性は室温及び50℃で1ケ月間
放置し、液の分離状態を観察した。起泡性は
100mlのメスシリンダーに水溶液25mlをとり、
手で上下に激しく50回振とうし、放置後泡の容
量を測定した。表−2中で泡容量が90ml以上と
いうのはシリンダー頂部に達したものを示す。 摩擦係数は振子試験機により測定した。 防錆テストは鋼板、アルミ板、銅板について
50℃恒温槽中で発錆するまでの日数を調べた。
液原液A〜Cは比較作動液原液D〜Fに比べ各
条件下における安定性に優れているのがわか
る。 水成型作動液原液の物性評価(2) で調製した本発明による水成型作動液原液
A〜C、比較水成型作動液D〜Fのそれぞれの
5%水溶液の物性評価を行つた。その結果を表
−2に示す。安定性は室温及び50℃で1ケ月間
放置し、液の分離状態を観察した。起泡性は
100mlのメスシリンダーに水溶液25mlをとり、
手で上下に激しく50回振とうし、放置後泡の容
量を測定した。表−2中で泡容量が90ml以上と
いうのはシリンダー頂部に達したものを示す。 摩擦係数は振子試験機により測定した。 防錆テストは鋼板、アルミ板、銅板について
50℃恒温槽中で発錆するまでの日数を調べた。
【表】
【表】
表−2より明らかなように、本発明による水
成型作動液原液の2%水溶液A〜Cは比較水成
型作動液原液の2%水溶液D〜Fに比べ低泡
性、油滑性、安定性防錆性のいずれの点におい
ても優れていることが判る。 水成型作動液原液の2%水溶液での性能評価 本発明による水成型作動液原液の2%水溶液
A〜C及び比較水成型作動液原液の2%水溶液
D、E、及びさらに比較サンプルとしてオレイ
ン酸のトリエタノールアミン塩2%水溶液につ
いてシエル四球試験機およびベーンポンプによ
る耐摩耗試験を行つた。シエル4球試験は
1500rpm、20Kg/cm2で15分間試験し、摩耗痕を
測定した。またベーンポンプ試験はビツカー
ス・ベーンポンペV−105Cを使用し、吐出圧
50Kg/cm2、シヤフト回転数1200rpm、液温40℃
で50時間運転しベーンとカムリングの摩耗量を
測定した。その結果を表−3に示す。
成型作動液原液の2%水溶液A〜Cは比較水成
型作動液原液の2%水溶液D〜Fに比べ低泡
性、油滑性、安定性防錆性のいずれの点におい
ても優れていることが判る。 水成型作動液原液の2%水溶液での性能評価 本発明による水成型作動液原液の2%水溶液
A〜C及び比較水成型作動液原液の2%水溶液
D、E、及びさらに比較サンプルとしてオレイ
ン酸のトリエタノールアミン塩2%水溶液につ
いてシエル四球試験機およびベーンポンプによ
る耐摩耗試験を行つた。シエル4球試験は
1500rpm、20Kg/cm2で15分間試験し、摩耗痕を
測定した。またベーンポンプ試験はビツカー
ス・ベーンポンペV−105Cを使用し、吐出圧
50Kg/cm2、シヤフト回転数1200rpm、液温40℃
で50時間運転しベーンとカムリングの摩耗量を
測定した。その結果を表−3に示す。
【表】
【表】
表−3から明らかなように本発明作動液イ、
ロ及びハは比較作動液ニ、ホ、ヘに比べてすぐ
れた耐摩耗性を具備している。
ロ及びハは比較作動液ニ、ホ、ヘに比べてすぐ
れた耐摩耗性を具備している。
Claims (1)
- 1 鉱油1〜9%(重量%、以下同じ)、石油ス
ルフオネート0.1〜2%、モノ及び/又はジグリ
セライドのエチレンオキサイド(EO)1〜10モ
ル付加物であるエーテルエステル型界面活性剤
0.1〜2%、脂肪酸石けん0.1〜2%を含有する水
成型作動液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10437581A JPS587493A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | 新規水成型作動液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10437581A JPS587493A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | 新規水成型作動液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS587493A JPS587493A (ja) | 1983-01-17 |
| JPH0113520B2 true JPH0113520B2 (ja) | 1989-03-07 |
Family
ID=14379032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10437581A Granted JPS587493A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | 新規水成型作動液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587493A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01116000A (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-09 | Ryusaburo Koreeda | 水溶液 |
-
1981
- 1981-07-06 JP JP10437581A patent/JPS587493A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS587493A (ja) | 1983-01-17 |
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