JPH0113678Y2 - - Google Patents

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JPH0113678Y2
JPH0113678Y2 JP1982140349U JP14034982U JPH0113678Y2 JP H0113678 Y2 JPH0113678 Y2 JP H0113678Y2 JP 1982140349 U JP1982140349 U JP 1982140349U JP 14034982 U JP14034982 U JP 14034982U JP H0113678 Y2 JPH0113678 Y2 JP H0113678Y2
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tank
plate
bottom plate
partition wall
reinforcing material
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JP1982140349U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、タンク装置に関し、特にCOM
(Coal Oil Mixture)やアスフアルトあるいは高
濃度スラリーのごとき難流動性流体を収容するの
に用いて好適な船内搭載タンク装置に関する。 一般に、液化プロパンガスやメタノールのごと
き粘性の低い流体を収容する船内搭載タンク装置
においては、タンク容積を効率よく確保したり、
タンク外面へ防熱材を容易に取付けたりすること
ができるように、スチフナやウエブなどのタンク
外板用補強材を、タンク内面側に設けるのが通例
である。 また、船内に搭載される大容量のタンクにおい
ては、タンク内の貨物液の動きが大きくなるのを
防ぐため、船体中心線に沿うようなタンク仕切壁
板が必要となるが、このタンク仕切壁板にも補強
材が必要になる。 しかしながら、このような従来のタンク装置
に、高粘性流体やスラリー等の難流動性流体を収
容した場合は、これらの流体の排出に際して、タ
ンク内面付きの補強材が流体の排出を阻害する。 そこで、補強材をタンク外板の外面側に設け、
タンク内面を平滑化することも考えられるが、こ
のような従来のタンク装置では、タンク容積効率
が悪くなるほか、防熱材の取付が困難になるとい
う問題点がある。 また、船内におけるタンクを船体中心線に沿う
縦方向のタンク仕切壁板で左右対称に仕切つた場
合、左右の各タンクの底板を水平に形成すると、
揚げ荷役の末期に左右の各タンクにおける残留量
にアンバランスを生じた際に、船体が大きく横傾
斜するという問題点もある。 本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、難流動性流体を収容した場合でも、こ
の流体の円滑な排出を確保しながら、タンク容積
効率をあげ、しかも防熱材を容易に取付けること
ができるようにし、かつ、左右に仕切られた各タ
ンクの底部形状を改善して、揚げ荷役の末期に船
体の大幅な横傾斜を招かないようにした、船内搭
載タンク装置を提供することを目的とする。 このため、本考案の船内搭載タンク装置は、船
体二重底の内底板上に搭載され船体中心線に沿う
タンク仕切壁板で左右対称に仕切られた各タンク
において、同タンクの上面、側面および底面をそ
れぞれ補強するための補強材をそなえ、タンク上
面用補強材が上記タンクの上面板の内側に配設さ
れるとともに、タンク底面用補強材が上記タンク
の底面板の外側に配設されて、同タンクの底面板
が上記内底板よりも上方に離隔して船体中心線に
向かいやや降傾斜するように船体中心線寄りの位
置まで配置され、かつ、同底面板と上記タンク仕
切壁板との間には、同タンク仕切壁板の下端から
上記底面板へ向かつて同底面板よりも大きい傾斜
角で降傾斜するタンク底傾斜板が、上記タンク底
面用補強材で外側を補強されるようにして設けら
れ、同タンク底傾斜板の上端部に上記タンク仕切
壁板の補強材の下端部が位置し、上記底面板を覆
う防熱材が上記内底板の上面に張設されたことを
特徴としている。 以下、図面により本考案の一実施例としての船
内搭載タンク装置について説明すると、添付図は
本装置を搭載したCOM輸送船の横断面図であつ
て、船底外板1および内底板2からなる二重底、
フレーム4をそなえた船側外板3およびビーム6
を下側にそなえた甲板5によつて囲まれた船内空
間には、船体中心線に沿うタンク仕切壁板21で
左右対称に仕切られた左右一対のCOM収容タン
ク10,10が搭載されており、各タンク10は
二重底の内底板2上に支持されている。 さらに、タンク10の上面、側面および底面を
それぞれ補強するための補強材19,16,2
2,12が設けられている。 ところで、タンク上面用の補強材19は、タン
ク上面板18の内側に配設されており、タンク側
面用の補強材16は、タンク側面板15の内側に
配設されている。 なお、補強材22は、タンク仕切壁板21にお
ける図中右方のタンク側の面に取付けられてい
る。 タンク底面は、船体中心線寄りの図示しない排
出口側へ流体が流れるように、すなわち船体中心
線に向かつてやや傾斜して船体中心線寄りの位置
まで配設されたタンク底面板11をそなえてお
り、このタンク底面板11とタンク側面板15と
の間には、約45度傾斜したタンク底傾斜板14が
介装されるほか、タンク底面板11とタンク仕切
壁板21との間にも、約45度の傾斜角を有するタ
ンク底傾斜板14aが介装されている。 そして、これらのタンク底面板11およびタン
ク底傾斜板14,14aの外側には、内底板2よ
りも上方においてタンク底面用の補強材12が配
設されている。これによりタンク底は補強されな
がら、しかもその内面が平滑化され、またタンク
底面板11およびタンク底傾斜板14,14a
は、船体構造材としての内底板2から上方へ離隔
して配置されている。 タンク側面用の補強材16の下端部は、タンク
底傾斜板14の上部に位置し、またタンク仕切壁
板21の補強材22の下端部は、タンク底傾斜板
14aの上端部に位置している。 タンク上面および側面用の防熱材20,17
は、それぞれタンク上面板18およびタンク側面
板15の外側に配設されており、タンク底面用の
防熱材13は内底板2のタンク側の面上(すなわ
ち上面)に張設されている。 上述の構成により、本タンク装置内に、COM
を収容して輸送した後、このCOMを荷揚げする
ために排出する場合に、COMを円滑に排出する
ことができる。すなわちタンク底の内面がすべて
平滑で、しかも傾斜しているから、一部の石炭粒
子が沈澱したCOMの流れを良くすることができ、
これによりこのCOMをタンク外へ円滑に排出す
ることができる。さらに本タンク装置では、タン
ク仕切壁板21とタンク底面板11との間にも、
タンク底傾斜板14aが介設され、タンク仕切壁
板21の補強材22の下端部がタンク底傾斜板
4aの上端部に位置していることと、タンク底傾
斜板14aが外側からタンク底面用補強材12に
よつて補強されていることとにより、同タンク底
傾斜板14aの内面が平滑に保たれ、したがつて
COMの円滑な排出をはかることができる。 また、補強材22の下端部が構造強度的にタン
ク底面用補強材12と連結するので、強度上いち
じるしく有利となる。 そして、主要なタンク底面板11は、やや傾斜
する程度の傾きとされるので、タンク容量を十分
に大きく維持できる利点もある。 また、COMは粘度が高く、その流動性を確保
するため、50〜90℃に保温されており、この保温
性を確保するために、防熱材13,17,20が
設けられているが、これらの防熱材は、前述のご
とく、タンク上面板18、タンク側面板15およ
び内底板2の平滑面に取付けられるので、取付工
事を容易に、かつ、確実に行なうことができ、し
たがつて防熱性も十分に確保できる。 そして、タンク底面板11およびタンク底傾斜
板14は、下面を補強材12により補強されて、
船体構造材としての内底板2から上方へ離隔して
いるので、高温のCOMの積込みおよび荷揚げの
際に自由に膨張収縮できる利点がある。 さらに、タンク10の上部、即ちタンク上面お
よび側面には、これらのための補強材19,1
6,22がタンク内面に配設されているので、タ
ンク容積効率が低下することもない。 さらに、本考案の船内搭載タンク装置では、左
右の各タンク10の底面板11が船体中心線寄り
の位置まで、やや降傾斜しながら配置されるとと
もに、同タンク底面板11の下端とタンク仕切壁
板21の下端とを接続するタンク底傾斜板14a
が、タンク底面板11の傾斜角よりも著しく大き
い傾斜角を有しているので、船内中央部で滞留し
ようとするCOMの排出が円滑に行なわれるほか、
揚げ荷役の末期に左右の各タンク10,10にお
ける残留量に差を生じても、各残留量の重心の位
置が船体中心線寄りとなり、これにより上記残留
量の差に伴つて船体が大きく横傾斜することはな
い。 なお、タンク仕切壁板21付きの補強材22
は、必要に応じこの壁板21の両面に配設するこ
ともできる。 また、本タンク装置は、COMのほか、高濃度
スラリーやアスフアルト等を収容することもで
き、この場合も前述の実施例とほぼ同様の効果な
いし利点が得られる。 以上詳述したように、本考案の船内搭載タンク
装置によれば、次のような効果ないし利点が得ら
れる。 (1) タンク底内面が滑らかであるので、難流動性
流体を収容した場合でも、その排出を円滑に行
なうことができる。 (2) 本タンク装置では、船内で左右対称にタンク
10,10を仕切るタンク仕切壁板21とタン
ク底面板11との間にも、タンク底傾斜板14
aが介設され、タンク仕切壁板21の補強材2
2の下端部がタンク底傾斜板14aの上端部に
位置していることと、タンク底傾斜板14a
外側からタンク底面用補強材12によつて補強
されていることとにより、同タンク底傾斜板
4aの内面が平滑に保たれ、したがつてCOM
の円滑な排出をはかることができるほか、補強
材22の下端部が構造強度的にタン底面用補強
材12と連結して強度上著しく有利となる。 (3) 本考案の船内搭載タンク装置では、左右の各
タンク10の底面板11が船体中心線寄りの位
置まで、やや降傾斜しながら配置されるととも
に、同タンク底面板11の下端とタンク仕切壁
板21の下端とを接続するタンク底傾斜板14
aが、タンク底面板11の傾斜角よりも著しく
大きい傾斜角を有しているので、船内の中央部
で滞留しようとするCOMの排出が円滑に行な
われるほか、揚げ荷役の末期に左右の各タンク
10,10における残留量に差を生じても、各
残留量の重心の位置が船体中心線寄りとなり、
これにより上記残留量の差に伴つて船体が大き
く横傾斜することはない。 (4) タンク上面および側面用の補強材がタンク内
側に設けられているので、タンク容積を十分に
確保でき、さらにタンク外面への防熱材の取付
も容易に行なうことができる。 (5) タンク底面用補強材がタンク底面板の外側に
配設されて、タンク底面板が船体二重底の内底
板よりも上方に離隔して配設されるので、タン
ク底面板は、船体構造材としての内底板により
直接拘束を受けることがなくなつて、高温の
COMの積込みおよび荷揚げに際し自由に膨張
収縮することができ、しかもタンク底面用補強
材によつて十分に補強される利点があり、さら
にタンク底面板を、タンク内の荷液が排出口側
へ流れやすいように、自由に傾斜させて設計で
きる利点もある。 (6) タンク底面用防熱材が、タンク底面板よりも
下方において船体二重底の内底板の上面に張設
されるので、その張設作業が容易となり、また
高温のタンク荷液によつて防熱材が浸漬されな
いため、その材質の選択の自由度が増し、安価
なものを使用できる利点がある。 (7) 本タンク装置は、船体中心線に向かいやや降
傾斜するように船体中心線寄りの位置まで配置
されたタンクの補強材12付き底面板11と、
船体中心線に沿う補強材22付きタンク仕切壁
板21の下端から底面板11へ向かつて急傾斜
する補強材12付きタンク底傾斜板14aとを
そなえた点に大きな特色があり、上述のよう
に、緩やかに傾斜したタンクの底面板11と、
船体中心線に沿う仕切壁板21の下端から底面
板11へ至る急傾斜のタンク底傾斜板14a
の組合せにより、タンク容量の減少を極力抑え
ながら、COMの排出の円滑化と、強度的合理
性の確保とがもたらされるのである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例としての船内搭載タンク
装置をそなえたCOM輸送船の横断面図である。 1……船底外板、2……内底板、3……船側外
板、4……フレーム、5……甲板、6……ビー
ム、10……タンク、11……タンク底面板、1
2……補強材、13……防熱材、14,14a
…タンク底傾斜板、15……タンク側面板、16
……補強材、17……防熱材、18……タンク上
面板、19……補強材、20……防熱材、21…
…タンク仕切壁板、22……補強材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 船体二重底の内底板上に搭載され船体中心線に
    沿うタンク仕切壁板で左右対称に仕切られた各タ
    ンクにおいて、同タンクの上面、側面および底面
    をそれぞれ補強するための補強材をそなえ、タン
    ク上面用補強材が上記タンクの上面板の内側に配
    設されるとともに、タンク底面用補強材が上記タ
    ンクの底面板の外側に配設されて、同タンクの底
    面板が上記内底板よりも上方に離隔して船体中心
    線に向かいやや降傾斜するように船体中心線寄り
    の位置まで配置され、かつ、同底面板と上記タン
    ク仕切壁板との間には、同タンク仕切壁板の下端
    から上記底面板へ向かつて同底面板よりも大きい
    傾斜角で降傾斜するタンク底傾斜板が、上記タン
    ク底面用補強材で外側を補強されるようにして設
    けられ、同タンク底傾斜板の上端部に上記タンク
    仕切壁板の補強材の下端部が位置し、上記底面板
    を覆う防熱材が上記内底板の上面に張設されたこ
    とを特徴とする、船内搭載タンク装置。
JP14034982U 1982-09-16 1982-09-16 船内搭載タンク装置 Granted JPS5943392U (ja)

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JP14034982U JPS5943392U (ja) 1982-09-16 1982-09-16 船内搭載タンク装置

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Publication Number Publication Date
JPS5943392U JPS5943392U (ja) 1984-03-22
JPH0113678Y2 true JPH0113678Y2 (ja) 1989-04-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6870946B1 (en) 1998-08-06 2005-03-22 Secugen Corporation Compact optical fingerprint capturing and recognition system
US6917695B2 (en) 1998-11-12 2005-07-12 Secugen Corporation High contrast, low distortion optical acquisition system for image capturing

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