JPH01136904A - 曲げ加工性に優れた細径線材の製造方法 - Google Patents
曲げ加工性に優れた細径線材の製造方法Info
- Publication number
- JPH01136904A JPH01136904A JP29711487A JP29711487A JPH01136904A JP H01136904 A JPH01136904 A JP H01136904A JP 29711487 A JP29711487 A JP 29711487A JP 29711487 A JP29711487 A JP 29711487A JP H01136904 A JPH01136904 A JP H01136904A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particle size
- powder
- bending workability
- wire rod
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野1
この発明は主に耐摩耗製品の硬化肉盛溶接に供される線
材の製造方法に係り、より詳しくは6基合金のステライ
ト材料等の難加工性を有する合金粉末を液相焼結して曲
げ加工性に富む細径線材を製造する方法に関する。 [従来の技術1 熱間金型、ロール類、カッター類、搬送用スクリュウ等
、材料表面の高硬度か要求される製品については、硬化
肉盛溶接が施される場合が多い。 この硬化肉盛溶接用材料としては、Co基合金のステラ
イト系が代表的である。これは、WCヤCrCの析出に
より高硬度が得られるとともに、多量のCrの含有によ
り高温での耐酸化性を有するからである。 しかしながら、ステライト系の難h0工性を有する合金
粉末からなる硬化肉盛溶接材はその硬度、強度並びに脆
性のため、通常の鋼線を製造するような工程、例えば熱
間圧延、伸線を得る工程を適用することは不可能でおる
。このため、従来は鋳造法(連続鋳造法を含む)や粉末
焼結法により製造されている。 鋳造法としては、溶湯を中空のガラス管(鋳型〉の中に
吸引し凝固させた後、ガラス管を破砕して溶接棒を得る
方法(特開昭54−112727号公報)や、連続鋳造
を利用した間欠引抜法等が知られている。 また、粉末焼結法としては、ステライト系成分に溶+!
!粉末化されたものを、冷間成形後焼結する方法、また
は所定の合金成分に調整混合された粉末に有機質バイン
ダーを加え、押出し成形俊焼結する方法等が知られてい
る。
材の製造方法に係り、より詳しくは6基合金のステライ
ト材料等の難加工性を有する合金粉末を液相焼結して曲
げ加工性に富む細径線材を製造する方法に関する。 [従来の技術1 熱間金型、ロール類、カッター類、搬送用スクリュウ等
、材料表面の高硬度か要求される製品については、硬化
肉盛溶接が施される場合が多い。 この硬化肉盛溶接用材料としては、Co基合金のステラ
イト系が代表的である。これは、WCヤCrCの析出に
より高硬度が得られるとともに、多量のCrの含有によ
り高温での耐酸化性を有するからである。 しかしながら、ステライト系の難h0工性を有する合金
粉末からなる硬化肉盛溶接材はその硬度、強度並びに脆
性のため、通常の鋼線を製造するような工程、例えば熱
間圧延、伸線を得る工程を適用することは不可能でおる
。このため、従来は鋳造法(連続鋳造法を含む)や粉末
焼結法により製造されている。 鋳造法としては、溶湯を中空のガラス管(鋳型〉の中に
吸引し凝固させた後、ガラス管を破砕して溶接棒を得る
方法(特開昭54−112727号公報)や、連続鋳造
を利用した間欠引抜法等が知られている。 また、粉末焼結法としては、ステライト系成分に溶+!
!粉末化されたものを、冷間成形後焼結する方法、また
は所定の合金成分に調整混合された粉末に有機質バイン
ダーを加え、押出し成形俊焼結する方法等が知られてい
る。
【発明が解決しようとする問題点]
しかるに、従来の前記鋳造法、粉末焼結法により製造さ
れるステライト系の硬化肉盛溶接材料は、いずれも棒状
の短尺ものとして製造され、コイル状に巻取ることがで
きないものであるため肉盛溶接の自動化、連続化が不可
能でおった。 すなわち、ステライト系の鋳造材の組織は細かい樹枝状
鋳造組織が全体を覆っており延性が極めて悪く、曲げ変
形性をほとんど有しないため、長尺化してコイルに巻き
取ることが不可能であり、また鋳造組織に軽度の熱間加
工を施したとしてもコイル化は不可能でおる。 一方、粉末焼結法の場合は短尺焼成品を溶接接合し、熱
間の孔型圧延で組織を緻密化しコイル化することは可能
であるが、十分な曲げ加工性が得られず、コイルに巻取
る際に折損しコイル化は困難であった。 また、短尺の溶接棒の場合、溶接待溶接棒の最終端部は
完全に液滴化できないためこの部分が無駄となり歩留が
低い。 この発明は従来の前記実状にかんがみなされたもので、
特にステライト系の硬化肉盛溶接材料の曲げ加工性を改
善し、線材をコイル化することによって自動肉盛溶接を
可能とする細径線材の製造方法を提案せんとするもので
ある。 [問題点を解決するための手段1 この発明者は、ステライト系の難加工性を有する合金粉
末から曲げ加工性に冨む細径線材の製造方法を見出すべ
く、アトマイズ法により製造したステライト系合金粉末
を用い、焼結方法と曲げ加工性の関係について種々検討
した結果、合金粉末の粒度構成と液相焼結条件を特定す
ることによって、曲げ加工性を改善できコイル化が可能
である方法を見出した。 すなわち、この発明は合金粉末として、粒径45〜12
0At+nのものを10〜25wt%、残部45.i7
m以下に調整されたステライト系合金粉末を用い、無酸
化雰囲気中で当該合金の液相温度±5℃の温度範囲に加
熱し、焼結することにより、コイル化が可能な曲げ加工
性に優れた細径線材を得る方法である。 (作 用1 この発明において、ステライト系合金粉末の粒度構成を
粒径45〜1201Jmのものを10〜25wt%、残
部45証以下に調整したものに限定したのは、以下に示
す理由による。 溶製により得たステライトは材料自身の曲げ加工性が極
めて悪いのに対し、微細粉末を原料とした焼結材の場合
は曲げ加工性(曲げ歪みによる割れ発生の限界)が向上
する。その理由は、微細粉末を無酸化雰囲気中で液相焼
結したものは、材料中に空孔を多数含んでおり、線材中
に分散残存した空孔が曲げ加工によって変形することに
より、曲げ変形による材料中の歪みが緩和される。また
、歪みにより破断が生じても空孔によって歪みが開放さ
れるため破断の進行が阻止される。つまり、分散した空
孔により大きな曲げ変形に耐え得ることが可能となる。 したがって、曲げ加工性を改善するためには空孔を均一
に多数分散させることが必要であり、そのためには微粉
末を原料として用いることが重要である。 そこで、線材の曲げ加工性の向上に最も効果的な粒度構
成を見出すため、粉末の粒径と線材の曲げ性能との関係
を調べた。なお、線材は下記第1表に示すステライト合
金粉末100重量部にメチルセルローズ2重量部、水9
重量部を加え混合・混練した後、常温で200気圧の圧
力で丸形ノズルから押出し、その押出し材を550’C
に加熱しバインダー(メチルセルローズと水)を除去し
た後、Ar雰囲気中で1290℃の温度に1時間保持し
液相焼結を行なって得た。得られた線材を直径の異なる
ドラムに巻付け、折損するドラム径を求めた結果を第1
表に併せて示す。 以下余白 上記第1表より、粒径がすべて45〃m以下の粉末(試
料No、1 )、45〜12077mの粉末(試料No
、2)、1207ym以上の粉末(資料No、3)によ
って構成されたものは、いずれも曲げ加工性が低くばら
つきが大きい。 これに対し、粒径45〜1201Jmの粉末を10wt
%含有させ、残部粒径45々m以下のものを90W[%
とじたもの(試料No、4)は曲げ加工性が良好である
。しかし、粒径45〃m以下の粉末が90wt%であっ
ても、粒径120μm以上のものを10wt%含有させ
たもの(試料No、5)は曲げ加工性か悪くばらつきが
大きい。また、粒径45〜120.umのものを20w
t%含有させ、残部粒径45Arr1以下のものを80
wt%としたもの(試料No、6)は、曲げ加工性が良
好であるが、aowt%が粒径45Am以下のものであ
っても残りの20wt%を粒径120Am以上としたも
の(試料No、7)、同じく残り20wt%を粒径45
〜120,1ajOWj%と粒径120Am以上10w
t%で構成したもの(試料No、8)、同じく残り20
vt%を粒径45〜120Atm swt%と粒径12
01A以上1 swt%で構成したもの(試料No、9
)はいずれも曲げ加工性のばらつきが大きい。また、粒
径45〜120.amのものを25wt%に増やし、残
部粒径45証以下のもの75wt%としたもの(試料N
0.10)は、曲げ加工性が良好であるが、75wt%
が粒径45AtITlで必っても残りの15wt%を粒
径120AIm以上で構成したもの(試料N。 11)は曲げ加工性のばらつきが大きく、ざらに粒径4
5〜120.amのものを40wt%とし、残部を粒径
4574m以下のもので構成したもの(試料No、12
) 、粒径120、um以上のものを40wt%とし、
残部を粒径45〃m以下のもので構成したもの(試料N
CL13)のいずれも曲げ加工性のばらつきが大きい。 したがって、この発明では良好な曲げ加工性を有する線
材を得るための原料粉末の粒度構成として、粒径45〜
120.aのものが10〜25wt%、粒径45、以下
のものが75〜90wt%含まれるもの(試料N114
. N16. No、10>に限定したのである。 次に、上記粒度構成の原料粉末の液相焼結条件として、
無酸化雰囲気中で当該合金の液相温度上5℃の温度範囲
で加熱することとしたのは、以下に示す理由による。 すなわち、前記第1表の試料No、 4の粒度構成の原
料粉末を前記と同じ方法で押出し材を製作し、この押出
し材を550’Cに加熱した後、雰囲気ガスと焼結温度
を種々変で、得られた線材の曲げ性能を調査した結果を
第2表に示す(この場合の液相線温度は1300’Cで
あった)。 以下余白 第2表より明らかなごとく、無酸化雰囲気中で液相温度
±5℃の温度範囲が液相条件として最も好ましいことが
わかる。 なお、無酸化雰囲気中で焼結することとしたのは、前記
した通り曲げ加工性の改善に必須とされる空孔を材料中
に均一に分散させるためである。 また、線材の成形方法としては、押出成形に限らず圧縮
成形や熱間金型によるホットプレス法でもよいことはい
うまでもない。 [実 施 例] 第3表に示すG基合金のアトマイズ粉末を原料として用
い、メツシュカットにより粒度を調整した後、重聞比で
メチルセルロース2%と水11%をバインダーとして添
加し混練後、プランジャー式押出成形機により2.6m
mφに押出成形し、その成形物を乾燥後、Arガス中で
550’Cx 1時間加熱してバインダーを除去し、つ
いでArガス雰囲気中、N2カス雰囲気中、真空中でそ
れぞれ1300”Cx 1時間加熱し焼結を行なって得
られた成品の性状を第4表に示す。なあ、第4表には比
較のため、本発明の範囲を外れた成品の性状を併せて示
した。 第4表中、曲げ破断半径とは、成形した線材をある半径
の心金に180度巻き付けて破断が生じた時の心金半径
の値のことであり、この半径の値が小さいほど曲げ変形
性が優れている。 第4表より明らかなごとく、本発明の範囲を外れた比較
例はいずれも曲げ破断半径が大きく、曲げ変形性が劣っ
ているのに対し、本発明品はいずれも曲げ破断半径が小
さく、良好な曲げ変形性を有している。 次に、本発明品を直径15Cmの軸に巻きコイルとして
TIG連続自動肉盛溶接を行なったが、ワイヤの供給性
および溶接性はいずれも良好であった。 以下余白 [発明の効果】 以上説明したごとく、この発明方法によれば、原料粉末
の粒度構成と液相焼結条件を規定することによって、曲
げ加工性に優れた細径線材を製造することができ、ステ
ライト系線材のコイル化により従来不可能であった硬化
肉盛の高速連続自動溶接が可能となるという大なる効果
を奏するものでおる。
れるステライト系の硬化肉盛溶接材料は、いずれも棒状
の短尺ものとして製造され、コイル状に巻取ることがで
きないものであるため肉盛溶接の自動化、連続化が不可
能でおった。 すなわち、ステライト系の鋳造材の組織は細かい樹枝状
鋳造組織が全体を覆っており延性が極めて悪く、曲げ変
形性をほとんど有しないため、長尺化してコイルに巻き
取ることが不可能であり、また鋳造組織に軽度の熱間加
工を施したとしてもコイル化は不可能でおる。 一方、粉末焼結法の場合は短尺焼成品を溶接接合し、熱
間の孔型圧延で組織を緻密化しコイル化することは可能
であるが、十分な曲げ加工性が得られず、コイルに巻取
る際に折損しコイル化は困難であった。 また、短尺の溶接棒の場合、溶接待溶接棒の最終端部は
完全に液滴化できないためこの部分が無駄となり歩留が
低い。 この発明は従来の前記実状にかんがみなされたもので、
特にステライト系の硬化肉盛溶接材料の曲げ加工性を改
善し、線材をコイル化することによって自動肉盛溶接を
可能とする細径線材の製造方法を提案せんとするもので
ある。 [問題点を解決するための手段1 この発明者は、ステライト系の難加工性を有する合金粉
末から曲げ加工性に冨む細径線材の製造方法を見出すべ
く、アトマイズ法により製造したステライト系合金粉末
を用い、焼結方法と曲げ加工性の関係について種々検討
した結果、合金粉末の粒度構成と液相焼結条件を特定す
ることによって、曲げ加工性を改善できコイル化が可能
である方法を見出した。 すなわち、この発明は合金粉末として、粒径45〜12
0At+nのものを10〜25wt%、残部45.i7
m以下に調整されたステライト系合金粉末を用い、無酸
化雰囲気中で当該合金の液相温度±5℃の温度範囲に加
熱し、焼結することにより、コイル化が可能な曲げ加工
性に優れた細径線材を得る方法である。 (作 用1 この発明において、ステライト系合金粉末の粒度構成を
粒径45〜1201Jmのものを10〜25wt%、残
部45証以下に調整したものに限定したのは、以下に示
す理由による。 溶製により得たステライトは材料自身の曲げ加工性が極
めて悪いのに対し、微細粉末を原料とした焼結材の場合
は曲げ加工性(曲げ歪みによる割れ発生の限界)が向上
する。その理由は、微細粉末を無酸化雰囲気中で液相焼
結したものは、材料中に空孔を多数含んでおり、線材中
に分散残存した空孔が曲げ加工によって変形することに
より、曲げ変形による材料中の歪みが緩和される。また
、歪みにより破断が生じても空孔によって歪みが開放さ
れるため破断の進行が阻止される。つまり、分散した空
孔により大きな曲げ変形に耐え得ることが可能となる。 したがって、曲げ加工性を改善するためには空孔を均一
に多数分散させることが必要であり、そのためには微粉
末を原料として用いることが重要である。 そこで、線材の曲げ加工性の向上に最も効果的な粒度構
成を見出すため、粉末の粒径と線材の曲げ性能との関係
を調べた。なお、線材は下記第1表に示すステライト合
金粉末100重量部にメチルセルローズ2重量部、水9
重量部を加え混合・混練した後、常温で200気圧の圧
力で丸形ノズルから押出し、その押出し材を550’C
に加熱しバインダー(メチルセルローズと水)を除去し
た後、Ar雰囲気中で1290℃の温度に1時間保持し
液相焼結を行なって得た。得られた線材を直径の異なる
ドラムに巻付け、折損するドラム径を求めた結果を第1
表に併せて示す。 以下余白 上記第1表より、粒径がすべて45〃m以下の粉末(試
料No、1 )、45〜12077mの粉末(試料No
、2)、1207ym以上の粉末(資料No、3)によ
って構成されたものは、いずれも曲げ加工性が低くばら
つきが大きい。 これに対し、粒径45〜1201Jmの粉末を10wt
%含有させ、残部粒径45々m以下のものを90W[%
とじたもの(試料No、4)は曲げ加工性が良好である
。しかし、粒径45〃m以下の粉末が90wt%であっ
ても、粒径120μm以上のものを10wt%含有させ
たもの(試料No、5)は曲げ加工性か悪くばらつきが
大きい。また、粒径45〜120.umのものを20w
t%含有させ、残部粒径45Arr1以下のものを80
wt%としたもの(試料No、6)は、曲げ加工性が良
好であるが、aowt%が粒径45Am以下のものであ
っても残りの20wt%を粒径120Am以上としたも
の(試料No、7)、同じく残り20wt%を粒径45
〜120,1ajOWj%と粒径120Am以上10w
t%で構成したもの(試料No、8)、同じく残り20
vt%を粒径45〜120Atm swt%と粒径12
01A以上1 swt%で構成したもの(試料No、9
)はいずれも曲げ加工性のばらつきが大きい。また、粒
径45〜120.amのものを25wt%に増やし、残
部粒径45証以下のもの75wt%としたもの(試料N
0.10)は、曲げ加工性が良好であるが、75wt%
が粒径45AtITlで必っても残りの15wt%を粒
径120AIm以上で構成したもの(試料N。 11)は曲げ加工性のばらつきが大きく、ざらに粒径4
5〜120.amのものを40wt%とし、残部を粒径
4574m以下のもので構成したもの(試料No、12
) 、粒径120、um以上のものを40wt%とし、
残部を粒径45〃m以下のもので構成したもの(試料N
CL13)のいずれも曲げ加工性のばらつきが大きい。 したがって、この発明では良好な曲げ加工性を有する線
材を得るための原料粉末の粒度構成として、粒径45〜
120.aのものが10〜25wt%、粒径45、以下
のものが75〜90wt%含まれるもの(試料N114
. N16. No、10>に限定したのである。 次に、上記粒度構成の原料粉末の液相焼結条件として、
無酸化雰囲気中で当該合金の液相温度上5℃の温度範囲
で加熱することとしたのは、以下に示す理由による。 すなわち、前記第1表の試料No、 4の粒度構成の原
料粉末を前記と同じ方法で押出し材を製作し、この押出
し材を550’Cに加熱した後、雰囲気ガスと焼結温度
を種々変で、得られた線材の曲げ性能を調査した結果を
第2表に示す(この場合の液相線温度は1300’Cで
あった)。 以下余白 第2表より明らかなごとく、無酸化雰囲気中で液相温度
±5℃の温度範囲が液相条件として最も好ましいことが
わかる。 なお、無酸化雰囲気中で焼結することとしたのは、前記
した通り曲げ加工性の改善に必須とされる空孔を材料中
に均一に分散させるためである。 また、線材の成形方法としては、押出成形に限らず圧縮
成形や熱間金型によるホットプレス法でもよいことはい
うまでもない。 [実 施 例] 第3表に示すG基合金のアトマイズ粉末を原料として用
い、メツシュカットにより粒度を調整した後、重聞比で
メチルセルロース2%と水11%をバインダーとして添
加し混練後、プランジャー式押出成形機により2.6m
mφに押出成形し、その成形物を乾燥後、Arガス中で
550’Cx 1時間加熱してバインダーを除去し、つ
いでArガス雰囲気中、N2カス雰囲気中、真空中でそ
れぞれ1300”Cx 1時間加熱し焼結を行なって得
られた成品の性状を第4表に示す。なあ、第4表には比
較のため、本発明の範囲を外れた成品の性状を併せて示
した。 第4表中、曲げ破断半径とは、成形した線材をある半径
の心金に180度巻き付けて破断が生じた時の心金半径
の値のことであり、この半径の値が小さいほど曲げ変形
性が優れている。 第4表より明らかなごとく、本発明の範囲を外れた比較
例はいずれも曲げ破断半径が大きく、曲げ変形性が劣っ
ているのに対し、本発明品はいずれも曲げ破断半径が小
さく、良好な曲げ変形性を有している。 次に、本発明品を直径15Cmの軸に巻きコイルとして
TIG連続自動肉盛溶接を行なったが、ワイヤの供給性
および溶接性はいずれも良好であった。 以下余白 [発明の効果】 以上説明したごとく、この発明方法によれば、原料粉末
の粒度構成と液相焼結条件を規定することによって、曲
げ加工性に優れた細径線材を製造することができ、ステ
ライト系線材のコイル化により従来不可能であった硬化
肉盛の高速連続自動溶接が可能となるという大なる効果
を奏するものでおる。
Claims (1)
- ステライト合金等の難加工性材料の粉末を液相焼結して
線材を製造する方法において、前記粉末として粒径45
〜120μmのものを10〜25wt%、残部45μm
以下に調整されたステライト系合金粉末を用い、無酸化
雰囲気中で当該合金の液相温度±5℃の温度範囲に加熱
し、焼結することを特徴とする曲げ加工性に優れた細径
線材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29711487A JPH01136904A (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | 曲げ加工性に優れた細径線材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29711487A JPH01136904A (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | 曲げ加工性に優れた細径線材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01136904A true JPH01136904A (ja) | 1989-05-30 |
Family
ID=17842392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29711487A Pending JPH01136904A (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | 曲げ加工性に優れた細径線材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01136904A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02182807A (ja) * | 1989-01-05 | 1990-07-17 | Daido Steel Co Ltd | 難加工性合金線材およびその製造方法 |
| US11914194B2 (en) | 2021-06-07 | 2024-02-27 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical connection structure |
-
1987
- 1987-11-24 JP JP29711487A patent/JPH01136904A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02182807A (ja) * | 1989-01-05 | 1990-07-17 | Daido Steel Co Ltd | 難加工性合金線材およびその製造方法 |
| US11914194B2 (en) | 2021-06-07 | 2024-02-27 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical connection structure |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3884618B2 (ja) | 凝集した球形金属粉を単軸圧縮する方法 | |
| US4888054A (en) | Metal composites with fly ash incorporated therein and a process for producing the same | |
| JPH1081924A (ja) | 元素状粉末の熱化学処理による鉄アルミナイドの製造方法 | |
| US2100537A (en) | Ferrous metal | |
| US4624706A (en) | Weld wire from extruded nickel containing powder | |
| US4224267A (en) | Wire, rod, stick, and the like, with or without fluxing agent for welding applications | |
| US4209122A (en) | Manufacture of high performance alloy in elongated form | |
| US3972108A (en) | Method of making material for hard facing | |
| US3218697A (en) | Method of preparing fiber reinforced metals | |
| US2192743A (en) | Sintered permanent magnet | |
| JPH01136904A (ja) | 曲げ加工性に優れた細径線材の製造方法 | |
| DE2001341A1 (de) | Legierung bzw. Mischmetall auf der Basis von Molybdaen | |
| JPS6347343A (ja) | 耐熱アルミニウム合金による加工品の粉末冶金的製造法 | |
| US20040105775A1 (en) | Method of manufacturing dispersion strengthened copper and/or hyper-nucleated metal matrix composite resistance welding electrodes | |
| JPH01275724A (ja) | 分散強化耐熱合金の製造方法 | |
| US3396015A (en) | Powder rolling of nickel-ironcobalt alloys | |
| JPH01138095A (ja) | 曲げ変形性に優れた細径線材 | |
| JPH0438829B2 (ja) | ||
| JPH0657355A (ja) | 酸化物分散強化型合金の製造法及び装置 | |
| JP2973390B2 (ja) | 金属あるいは金属酸化物微粒子を分散させた金属の製造方法 | |
| JPH04504736A (ja) | 放電合金化用電極材料の製造方法 | |
| CN105420553A (zh) | 镍铬合金及其制备方法 | |
| JPH02129344A (ja) | 酸化物分散耐熱鋼とその製造方法 | |
| CA1227670A (en) | Metal modified dispersion strengthened copper | |
| JPH0241570B2 (ja) |