JPH01143880A - リン酸モノエステルの製造方法 - Google Patents

リン酸モノエステルの製造方法

Info

Publication number
JPH01143880A
JPH01143880A JP29957987A JP29957987A JPH01143880A JP H01143880 A JPH01143880 A JP H01143880A JP 29957987 A JP29957987 A JP 29957987A JP 29957987 A JP29957987 A JP 29957987A JP H01143880 A JPH01143880 A JP H01143880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphoric acid
acid monoester
organic
alcohol
phosphorus oxychloride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29957987A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Habata
幅田 揚一
Toshio Takahashi
俊夫 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP29957987A priority Critical patent/JPH01143880A/ja
Publication of JPH01143880A publication Critical patent/JPH01143880A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、リン酸モノエステルの製造方法の改良に関す
るものである。さらに詳しくいえば、本発明は、高純度
かつ高品質のリン酸モノエステルを簡単な手段により高
収率で製造する方法に関するものである。
従来の技術 従来、有機ヒドロキシル化合物のリン酸エステルは例え
ば洗浄剤、乳化剤、帯電防止剤、繊維油剤などとして広
く利用されているが、これらの用途においては、該リン
酸エステルとして、通常リン酸モノエステルとジエステ
ルとの混合物、いわゆるセスキホスフェートが用いられ
ている。
一方、近年、リン酸モノエステル系界面活性剤は生体類
似物質であって、低刺激性で安全性が高く、かつ洗浄性
能、泡質、皮膚感触などに優れていることが見出され、
例えば化粧品用発泡性洗浄基剤などの低刺激性洗浄基剤
としての利用がはかられている。
このような有機ヒドロキシル化合物のリン酸モノエステ
ルは、通常、有機ヒドロキシル化合物と、オキシ塩化リ
ン、五酸化リン、ポリリン酸などとを反応させることに
より製造されているが、このような方法においては、リ
ン酸モノエステルの収率は約70%程度にすぎず、また
、生成物が着色しやすいなどの欠点がある。
このため、リン酸モノエステルの収率を向上させること
を目的として例えばアルカンやシクロアルカンなどの溶
媒中において、脂肪族アルコールとオ箪シ塩化リンとを
、はぼ化学量論的な割合で反応させたのち、反応生成物
を加水分解する方法(特開昭50−64226号公報)
、アルコールにオルトリン酸と五酸化リンとを、別々又
は同時に反応させる方法(特公昭42−6oo号公報)
などが提案されている。しかしながら、前者においては
、収率を上げるためには長時間反応させなければならず
、生産能率の低下を免れないし、後者においては生成物
中のモノエステルの割合を多くしようとすると未反応の
オルトリン酸の量が増大し、精製に手間がかかるという
欠点がある。
さらに、五酸化リン、リン酸及びポリリン酸の中から選
ばれたリン酸化剤に、有機ヒドロキシル化合物を2段階
に分けて反応させる方法も提案されているが(特開昭5
6−0191号公報)、この方法においては、リン酸モ
ノエステルの収率が約80%と低いという問題がある。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、このような従来のリン酸モノエステルの製造
方法が有する欠点を克服し、高純度でかつ着色のないリ
ン酸モノエステルを簡単な手段により高収率で製造しう
る方法を提供することを目的としてなされたものである
問題点を解決するための手段 本発明−らは前記目的を達成するために鋭意研究を重ね
た結果、オキシ塩化リンと有機ヒドロキシル化合物とを
ほぼ等モル量で炭化水素溶媒中に溶解し、比較的低い温
度に維持しながら、この中へ有機第三級アミンを少しず
つ滴下して反応させたのち、反応生成物を加水分解する
ことにより、その目的を達成しうろことを見出し、この
知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、オキシ塩化リンと有機ヒドロキシ
ル化合物とを反応させ、次いで加水分解することにより
リン酸モノエステルを製造するに当り、オキシ塩化リン
とその1.0〜1.1倍モルの有機ヒドロキシル化合物
との混合物を、炭化水素溶媒に溶解し、30’O以下の
温度に維持しながら、この中に有機第三級アミンを少し
ずつ滴下し、反応させることを特徴とするリン酸モノエ
ステルの製造方法を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明方法において用いられる有機ヒドロキシル化合物
は、水酸基をもつ有機化合物、例えば非置換若しくは置
換アルコール、非置換若しくは置換フェノール、又はこ
れらのアルキレンオキシド付加物などであり、このよう
な化合物の例としては、エチルアルコール、プロピルア
ルコール、ブチルアルコール、ペンチルアルコール、ヘ
キシルアルコール、2−エチルヘキシルアルコール、ヘ
プチルアルコール、オクチルアルコール、ノニルアルコ
ール、デシルアルコール、ウンデシルアルコール、ドデ
シルアルコール、トリデシルアルコール、テトラデシル
アルコール、ペンタデシルアルコール、ヘキサデシルア
ルコーノ呟ヘプタデシルアルコーノ呟オクタデシルアル
コール、オレイルアルコール、エライジルアルコーノ呟
エイコシルアルコール、インステアリルアルコールある
いはオキソ法、チーグラー法、ゲルベ法によって得られ
る高級アルコールなどの炭素数2〜24の直鎖若しくは
分枝鎖の飽和又は不飽和のアルコーノ呟あるいはこれら
のアルキレンオキシド付加物(P≦50)、さらにはフ
ェノールや、ブチルフエノーノ呟オクチルフェノール、
ノニルフェノール、ドデシルフェノールなどのアルキル
フェノール、又はこれらのアルキレンオキシド付加物(
P≦50)などを挙げることができる。
また、本発明方法で用いる炭化水素溶媒としては、例え
ばヘキサン、ヘプタン、オクタンのような脂肪族炭化水
素、シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘ
キサンのような脂環式炭化水素、ベンゼン、トルエン、
キシレン、エチルベンゼンのような芳香族炭化水素を挙
げることができる。これらの炭化水素溶媒は、単独で用
いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いもよい。
さらに、本発明方法で用いる有機第三級アミンとしては
、例えばトリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリ
ブチルアミン、ピリジン、ピコリンなどが好適であり、
これらはそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を組
み合わせて用いもよい。
本発明方法においては、まず前記有機ヒドロキシル化合
物とオキシ塩化リンとの混合物を、前記炭化水素溶媒に
溶解する。該有機ヒドロキシル化合物とオキシ塩化リン
との使用割合については、オキシ塩化リン1モルに対し
、有機ヒドロキシル化合物を1.0〜1.1モルの割合
で用いることが必要である。この有機ヒドロキシル化合
物の量が1.0モル未満では未反応のオキシ塩化リンの
量が多くなるし、また、1.1モルを超えるとリン酸ジ
エステルの生成量が多くなるので好ましくない。
このように、本発明方法においては、オキシ塩化リンと
有機ヒドロキシル化合物とを、あらかじめ所定の割合で
混合され、反応の全工程を通じてオキシ塩化リンと有機
ヒドロキシル化合物のモル比が一定に保持されるために
、高い選択性を得ることができる。これに対し、これま
での方法、例えば、有機ヒドロキシル化合物と有機第三
級アミンとを混合し、これにオキシ塩化リンを滴下する
方法では、反応巣におけるオキシ塩化リンと有機ヒドロ
キシル化合物とのモル比が、オキシ塩化リンの滴下に伴
って変化するため、高い選択性を得ることができない。
また、炭化水素溶媒の使用量については、特に制限はな
いが、通常使用する有機ヒドロキシル化合物の重量の少
なくとも0.5倍、好ましくは2〜10倍の量で用いら
れる。
次に、前記のようにして調製したオキシ塩化リンと有機
ヒドロキシル化合物とを所定の割合で含    有する
溶液中へ、30℃以下の温度を維持しなから有機第三級
アミンを少しずつ滴下する。通常、有機第三級アミンの
滴下に要する時間は、15分〜2時間、より好ましくは
30分〜1時間である。
この際の温度が30℃を超えるとリン酸トリエステルが
生じやすくなるし、また副反応が起って着色する傾向が
ある。
本発明方法における有機第三級アミンは、脱塩化水素剤
として作用し、反応を促進する。本発明方法においては
、有機第三級アミン塩酸塩の非溶媒である炭化水素溶媒
を用いているため、脱塩化水素反応により生じる有機第
三級アミンの塩酸塩が反応の進行と共に析出し、反応系
外に除かれるので、平衡状態が一方に移動し、反応が促
進される。その結果、副反応もさらに抑制され、得られ
るリン酸モノエステルの純度が向上する。
このような有機第三級アミンの反応促進効果を十分に発
揮させるためには、有機第三級アミンの塩酸塩を溶解す
るような溶媒の併用は避けるべきである。そして、本発
明方法においては、このように有機第三級アミンの塩酸
塩を溶解しない溶媒を用いるため、副生ずる塩酸塩を反
応生成物から分離する工程を省くことができるという利
点がある。
この有機第三級アミンは、オキシ塩化リンに対し、化学
量論的割合又はそれより多く用いるのが有利である。
本発明方法においては、このようにして得られた反応終
了液中の有機第三級アミンの塩酸塩を、ろ過遠心分離な
どの手段によって取り除いたのち、ろ液に所要量の水を
加え、加熱し、反応生成物の加水分解を行う。この加水
分解は通常還流状態で行われる。また、回収された有機
第三級アミンの塩酸塩は、水酸化ナトリウムのようなア
ルカリで処理することにより、遊離の有機第三級アミン
として再生することができる。
加水分解終了後、炭化水素溶媒及び過剰の水を留去し、
必要ならばさらに乾燥することにより、リン酸ジエステ
ルが得られる。本発明方法における前記め反応は、次の
反応式に従って進行する。
pocl、 + R’O11+ R”、N+PO(OR
’)CI、十R”、N −11CIPO(OR’)CI
、+ IH!0.PO(OR’X0B)!+2HCIた
だし、R”ORは有機ヒドロキシル化合物、R”、Nは
有機第三級アミンである。
発明の効果 本発明方法によると高純度でかっ色調の良好なリン酸モ
ノエステルを簡単な手段により、高収率で製造すること
ができる。
本発明方法で得られるリン酸モノエステルは、通常アル
カリ金属塩やアミン塩にして、洗浄剤基剤として用いら
れるが、水に溶解しにくいジエステルやトリエステルの
含有量が少ないため、起泡力や洗浄力などの洗浄特性に
優れ、かつ低刺激性である上、皮膚感触や色調なども良
好であることから、特に香粧品などの基材として有用で
ある。
実施例 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが本
発明はこれらの例によってなんら限定されるものではな
い。
実施例1 温度計、かきまぜ機を備えた三つロフラスコに、4−ノ
ニルフェノール22.09、オキシ塩化リン15.49
及びベンゼン150mAを入れ、かきまぜて溶解したの
°ち、この溶液に、温度を30℃以下に保ちながら、ト
リエチルアミン10.19を30分間要して少しずつ滴
下した。滴下終了後、30分間憲温でかきまぜたのち、
反応混合物をろ過し、得られたろ液に水409を加えて
、2時間加熱還流し、加水分解した。次いでトッピング
してベンゼン及び過剰の水を留去したのち、残留物を減
圧乾燥して、リン酸エステル混合物28.79を得た。
この中のリン酸モノエステルの量は25.89で、選択
率は90%であった。また、生成物の10重量%エタノ
ール溶液の420amでの吸光度は0.00であり、色
調は良好であった。
比較例1 トリエチルアミン10.19をあらかじめベンゼン15
0mA中に溶解し、温度を30°Cに保ちながう、この
中へ4・ノニルフェノール22.09とオキシ塩化リン
15.49を添加し反応させた。
得られた反応混合物を実施例1と同様にして加水分解し
、後処理することにより、淡黄色に着色したリン酸エス
テル混合物25.59を得た。この中のリン酸4−ノニ
ルフェニルエステルは21.09で選択率は82%であ
った。
比較例2 溶媒としてベンゼンの代わりにクロロホルム150m1
kを用いること以外は全〈実施例1と同様の実験を繰り
返したところ、反応中にトリエチルアミン塩酸塩の析出
は認められず、その分離は溶媒除去後に行わなければな
らなかった。そして得られたリン酸4−ノニルフェニル
エステルは淡黄色に着色し、選択率も80%と低かった
比較例3 反応温度を約50℃に保つこと以外は全〈実施例1と同
様の実験を繰り返したところ、淡黄色に着色したリン酸
4−ノニルフェニルが80%の選択率で得られた。
実施例2 実施例1における4−ノニルフェノールの代りにトエチ
ルヘキサノール13.09を用いて同様の実験を繰り返
すことにより純度95%のリン酸2−エチルヘキシルエ
ステルを90%の収率で得ることができた。このものの
色調は良好であった。
実施例3 実施例1における4−ノニルフェノールの代わりに、4
−ノニルフェノールのエチレンオキシド2モル付加物3
0.89を用いて同様の実験を繰り返すことにより、純
度94%の対応するリン酸モノエステルを91%の収率
で得ることができた。このものの色調は良好であった。
実施例4 溶媒としてベンゼンの代わりに、シクロヘキサン150
taを用いること以外は全〈実施例1と同じ条件で実験
を繰り返したところ、純度93%のリン酸4−ノニルフ
ェニルエステルを90%の収率で得ることができた。こ
のものの色調は良好であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オキシ塩化リンと有機ヒドロキシル化合物とを反応
    させ、次いで加水分解することによりリン酸モノエステ
    ルを製造するに当り、オキシ塩化リンとその1.0〜1
    .1倍モルの有機ヒドロキシル化合物との混合物を炭化
    水素溶媒に溶解し、30℃以下の温度に維持しながら、
    この中に有機第三級アミンを少しずつ滴下し、反応させ
    ることを特徴とするリン酸モノエステルの製造方法。
JP29957987A 1987-11-27 1987-11-27 リン酸モノエステルの製造方法 Pending JPH01143880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29957987A JPH01143880A (ja) 1987-11-27 1987-11-27 リン酸モノエステルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29957987A JPH01143880A (ja) 1987-11-27 1987-11-27 リン酸モノエステルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01143880A true JPH01143880A (ja) 1989-06-06

Family

ID=17874462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29957987A Pending JPH01143880A (ja) 1987-11-27 1987-11-27 リン酸モノエステルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01143880A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5565601A (en) * 1994-07-18 1996-10-15 Kao Corporation Process for producing phosphoric esters

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5565601A (en) * 1994-07-18 1996-10-15 Kao Corporation Process for producing phosphoric esters

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3168547A (en) Method of sulfating alcohols
US5550274A (en) In-situ phosphation reagent process
WO1999006416A1 (en) Selective synthesis of organodiphosphite compounds
US2504121A (en) Process for the production of alkyl diaryl esters of ortho phosphoric acid
US2970166A (en) Preparation of trimethyl phosphite and triethyl phosphite
JPH01143880A (ja) リン酸モノエステルの製造方法
JP3526940B2 (ja) リン酸エステルの製造法
US2407279A (en) Method for the preparation of neutral esters of phosphoric acid
Mukaiyama et al. A Selective Phosphorylation by Means of Dibromomalonamide and Trialkyl Phosphites
US1584907A (en) Production of esters from amide acid sulphates
KR20020013851A (ko) 희토류 트리스(유기인 유도체)의 안정된 용액
CN100560593C (zh) 制备磷酸烷基苯酯的方法
US2575225A (en) Preparation of o-alkyl dichlorothiophosphates
US2865942A (en) Phosphorous acid esters and method of making same
JPH09221491A (ja) 6−アルコキシ−(6H)−ジベンゾ[c,e][1,2]− オキサホスホリンの製造方法
US4482506A (en) Process for the manufacture of alkyl diaryl phosphate esters
US3644602A (en) Process for producing trialkyl phosphates
JP3500288B2 (ja) リン酸モノエステルの製造方法
US3642959A (en) Process for preparing alkyl aryl phosphates
JP3871915B2 (ja) リン酸モノエステルの製造法
US2495799A (en) Chloroalkyl phosphorous oxy and sulfodichlorides
US2899456A (en) Alkene phosphates
US2848474A (en) Method of producing and recovering trimethyl phosphite
JPH01143881A (ja) リン酸ジエステルの製造方法
JPH03123790A (ja) リン酸エステルの製造方法