JPH01149068A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH01149068A
JPH01149068A JP62307659A JP30765987A JPH01149068A JP H01149068 A JPH01149068 A JP H01149068A JP 62307659 A JP62307659 A JP 62307659A JP 30765987 A JP30765987 A JP 30765987A JP H01149068 A JPH01149068 A JP H01149068A
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JP
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card
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external storage
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JP62307659A
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Satoshi Otani
敏 大谷
Takanobu Suzuki
孝信 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は複写機、ファクシミリ装置およびプリンタ等の
画情報の記録を行うための記録装置に係わり、特にIC
カード等の記憶媒体を使用して各(主記録制御を行うこ
とのできる記録装置に関する。
「従来の技術」 複写機を例にとって説明すると、近年、その機能を高度
化させた製品の開発が活発に行われてきた。例えば原稿
の複写倍率についてみると、等倍の複写だけを行う複写
機の他に幾種類かの倍率を選択できるものが登場し、更
に連続的に倍率を変化できる複写機も登場している。現
像についてみても、1種類のトナーを用いていわゆる白
黒で画像の再現を行う複写機の他に、2種類以上のトナ
ーを用いて多色記録や記録を行う色を選択することので
きる複写機が登場している。原稿の取り扱い!こついて
見てみると、原稿を自動的!こ取り替える装置の付いた
複写機が登場したり、製本原稿の見開き2ページを原稿
自体を動かさずに1ページずつ順に複写していく複写機
も登場している。
さて、機能がより高度化した複写機は、一般的:ごは池
の複写機よりもより便利でありその利用の範囲も広がる
という利点がある。ところが、1つの複写機に多くの機
能を盛り込むことは複写機の大型化や複雑化につながり
、これらの機能を必要としない顧客にとっては相対的に
高価な製品や操作ミスを起こしやすい製品を使用しなけ
ればならなくなる。また、同一の複写機メーカが製造し
た複写機であっても、それぞれの複写機で機能が細分化
されてくると操作パネルの各種ボタンやスイッチの対応
がとりに<<、良く使い慣れた複写機でないと思わぬ操
作ミスを行ってしまい、コピーをとり直さなければなら
ないという問題も発生した: そこで、従来では各複写条件(記録条件)について最も
使用頻度の高いものをそれぞれ記憶しておき、これらが
優先的!ご選択されるような機能をもった複写機が存在
していた。この複写機では、電源を投入するとコピー用
紙のサイズやコピー濃度、縮倍率等がその使用者にとっ
て最も使用頻度の高いものに自動的に設定されるように
なっていた。
ところが複写機は通常全く同一の条件でコピー作業を行
うものではない。例えばある作業ではコピー用紙のサイ
ズを通常使用するサイズとは異なる大きなサイズの用紙
に設定したり、ファイリングのための綴代を設定したり
、原稿を拡大して複写するというように記録条件はコピ
ー作業の内容によって変化する。従って、優先的な記録
条件を設定してもこれが役に立たない場合も多い。
以上複写機について説明したが、ファクシミリ装置、プ
リンタ等の他の記録装置についても同様な問題が発生し
ている。
そこで複写条件あるいは一般的には記録条件を1つある
いは複数の領域に1種類ずつ書き込んだ外部記憶媒体を
用意し、これを適宜記録装置:二セットして所望の記録
条件!ニセットさせようとする提案が行われている。
第48図は、この提案の内容を表わしたものである。
この記録装置で:よ、同図:こ原理的に示したように、
ICカード等の所定の外部記憶媒体1からデータの読み
出しおよび書き込みを行う読出/書込手段2を備えてい
る。表示手段3は、外部記憶媒体1が区分された複数の
記憶領域M1〜MVを有しているときこれを表示するた
めのものである。
また記憶領域指定手段4は、これら複数の記1.キ領域
M1〜M Nから所望の領域を指定する手段である。7
記憶部5は、記憶領域指定手段4によって指定された記
憶領域かろ読み出されたデータを格納し、制御部6は記
憶部5に記憶されたデータを基に各部の制御を行うこと
になる。
すなわちこの提案された記録装置では、外部記憶媒体に
複数の記憶領域M1〜MNが備えられているときには、
これらそれぞれに記録条件に関するデータを登録してお
くことにより、所望の記録条件を選択し、記憶部5に書
き込んで装置の制御jご用いることができる。特にIC
カードのように個人単位で所有することのできる外部記
憶媒体では、各人のニーズにあった記録条件を容易に選
択させることができる。
また、このような外部記憶媒体を用いた場合、−旦複写
機によって設定した特定の複写条件を、読出/書込手段
2によって外部記憶媒体の記憶領域M、〜MNjご書き
込んでおき、このデータを適宜読み出して複写条件の再
設定に用いることにより、同一の複写条件を自動的に設
定して反復使用すことができる。また、他の複写機で設
定した複写条件を別の複写機で使用したい場合にも、外
部記憶媒体を用いることが有効となる。
このように外部記憶媒体を用いた記録装置では、この外
部記憶媒体に対してデータの書込を行うか読み出しを行
うかを選択することが必要となる。
第49図は、このような選択作業の一例を表わしたもの
である。ステップ■において外部記憶媒体に対するデー
タ処理を指定する選択キーの操作が検出されると(Y)
、ステップ■で表示手段jこよる処理モードの選択枝の
表示が行われる。ここで所定のキー操作:二よって外部
記憶媒体に対するデータの登録または呼び出し処理モー
ドが選択されるとくステップ■;Y)、外部記憶媒体を
装着することをオペレータに指示するための表示、例え
ば「外部記憶媒体を装着してください」という表示に切
り替わる(ステップ■)。そこでオペレータが外部記憶
媒体を記録装置に装着することjこより、これが記録装
置側で検出され(ステップ■)、外部記憶媒体と読出/
書込子役との間でデータの処理が行われる(ステップ■
)。なお、外部記憶媒体が複数の領域を有する場合には
、更に領域指定のためのキー操作や選択枝の表示が行わ
れる。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、このような外部記憶媒体を用いてデ−タの処
理を行う場合に、図示した例のように外部記憶媒体に対
してデータの読み出しと書き込みの双方を選択的に行な
えるものにあっては、このどちらの処理を行うかを選択
する必要がある。しかも外部記憶媒体に複数の記憶領域
が存在する場合には、この領域の指定も併せて行う必要
がある。
このため、これらの選択を表示手段による選択枝の表示
に基づいて全てキー操作によって行うようにした場合、
前述の「外部記憶媒体を装着してください」の表示や選
択枝の選択キー操作等、表示およびキー操作が何段階に
も増えてしまい、記録装置側の負担も大きくなるととも
にオペレータの作業も煩雑化する問題点がある。
また、データの呼び出しのみを行う記録装置にあっても
、複数の呼び出しモードが存在する場合などには、この
選択のため同様の問題点がある。
そこで本発明の目的は、外部記憶媒体の使用によって多
岐化した機能の選択を円滑に行うことができるとともに
、この選択操作の容易性に優れた記録装置を提供するこ
とにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明では第1図に原理的に示すように、外部記憶媒体
11に格納されたデータの読み出しを行う読出手段12
と、外部記憶媒体11に対する処理モードの種類を選択
するための選択手段13と、外部記憶媒体11の挿入を
検出する検出手段14と、選択手段13の操作と外部記
憶媒体11の挿入との先後を判別する判別手段15と、
判別手段15の判別結果に基づいて外部記憶媒体11に
対する処理モードを選択的に設定する設定制御手段16
とを具備することを特徴としている。
これによって、外部記憶媒体11の装着と選択手段の操
作との順序により、処理モードの選択が可能となり、そ
の分、選択手段13の操作回数の削減や表示の簡略化を
図ることができる。
読出手段12は外部記憶媒体11との間でデータの登録
および呼び出しを行うリーダ・ライタとして構成され、
選択手段13の操作後、外部記憶媒体11の挿入が検出
された場合に、設定制御手段16は本体装置を外部記憶
媒体11に対するデータの登録処理モードに設定するよ
うにしてもよい。
これによって、外部記憶媒体11に対するデータの登録
処理が容易に他の処理と場合分けされる。
また、選択手段13の操作が行われることなく検出手段
14jこよって外部記憶媒体11の挿入が検出された場
合に、設定制御手段16は本体装置を外部記憶媒体11
に対するデータの呼び出し処理モードに設定することに
よって外部記憶媒体11からの呼び出し処理を選択する
場合の表示およびキー操作が省略できる。
外部記憶媒体11に格納されるデータと同一種類のデー
タの登録および呼び出しを行うことのできる内部記憶手
段を記録装置に設け、この内部記憶手段と外部記憶媒体
11との間でデータの転送を行うようにしてもよい。
記録装置による記録処理モード並びにデータの処理モー
ドの選択操作を指示するための各種モード選択表示を行
う表示手段を設けてもよい。そして、外部記憶媒体11
と内部記憶手段とを有する場合に、表示手段は選択手段
13の操作が行われることを条件としてり、外部記憶媒
体11へのデータの登録処理を行うかまたは内部記憶手
段に対するデータの、処理を行うかの選択操作を指示す
るためのデータ処理モード選択表示を行うようにするこ
ともできる。また、選択手段13の操作が行われ、表示
手段がデータ処理モード選択表示を行った段階で、検出
手段14による外部記憶媒体11の挿入が検出された場
合に、設定制御手段16が本体装置を外部記憶媒体11
に対するデータの登録処理モードに設定することにより
、表示手段の表示を切り換えて外部記憶媒体11への登
録処理を選択するようにしてもよ5)。
リーダ・ライタは装着された外部記憶媒体11のなかに
登録されている複数種類の処理を行うためのデータを一
括して読み出すようにしてもよい。
そしてこの場合に表示手段は、リーダ・ライタによって
外部記憶媒体11から複数種類の処理を行うためのデー
タが一括して読み出された場合に、この選択操作を指示
するための記録処理モード選択表示を行うようにし、こ
の表示に基づいてデータの選択を行うようにすることが
できる。
設定制御手段16は、本体装置を外部記憶媒体11に対
するデータの呼び出し処理モードに設定し、この呼び出
し処理が実行された後、さらにこの呼び出されたデータ
!こよって記録動作を実行するようにしてもよい。この
動作は、一種類の処理を行うための専用データを格納す
る外部記憶媒体11に対して記録動作を実行するばあい
に特に有効である。また、複数種類の処理を行うための
データを格納した外部記憶媒体11に対しては、その複
数種類の処理のうち、予め決められた一種類の優先デー
タによって記録動作を実行するようにしてもよい。
外部記憶媒体11としてはICカードを用いることがで
きるし、その他の磁気カード、フロッピーディスク、磁
気テープ等の記憶媒体であってもよい。
記録装置として静電式の複写機を構成した場合、外部記
憶媒体11に格納されたデータは複写機でコピー作業を
行う上での諸条件を規定した複写条件を含んでいるもの
とすることができる。
また、記録装置は、ファクシミリ装置およびプリンタを
含めた画情報の処理装置であってもよい。
「実施例」 以下、本発明を複写機!ご適用した場合を例にとり、一
実施例および変形例を詳細に説明する。
目次 まず、この実施例!二ついての目次を表示する。
(1)複写機のシステム構成 (2)ソフトウェアの構成 (2−1)ソフトウェアの組み合わせの長所(2−2)
差別化の例 (3)装置の構成の一例 (4)装置の回路構成 (5)複写機の具体的な回路構成 (5−1)感光体ドラムの周辺 (5−2)現像装置の切換機構 (5−3)光学系 (5−4)定着装置 (5−5)コンソールの制御 (5−6)ピリングカウンタ (5−7)電源 (5−8)搬送系 (5−9)DADF (5−10)ソータ (5−11)中間トレイ (5−12)エディタパッド (5−1’3)大容量トレイ (6)ICカードによる複写機の制御 (6−1)制御情報の種類 (6−2)ICカードの利点 (6−3)ICカード装置の構成 (6−4)制御の概要 (6−5)データの呼び出し く6−5−1)指定による呼び出し く6−5−2)−括呼び出し く6−5−3)優先呼び出し く6−6)データの流れ (6−7)データの登録 (6−8)プログラムのサイズ (6−9)プログラムの転送 (7)変形例 (7−1)専用rcカードによる制御 (7−2)データの呼び出しとコピーの自動スタート (7−3)自動スタート機能の選択制御(1)複写機の
システム構成 第2図は本発明の一実施例における複写機のシステム構
成を表わしたものである。
この図に示すように本実施例の複写機は、最も基本的な
構成としてのベースマシン21に所望の付加装置を取り
つけて機能アップを図ることができるようになっている
。ここでベースマシンとは、1段の供給トレイとマニュ
アルフィード用のトレイを備え、プラテンガラス上に原
稿をマニュアルでセットしてコピーをとることのできる
装置である。このベースマシンには、次のような付加装
置を取りつけることができる。
(1)ICカード装置22; ICカード装置22は記憶媒体としてのICカードを用
いて必要なデータをベースマシン21に供給したり、反
対にベースマシン21からICカードにデータを書き込
むときに使用する装置である。後に説明するエディタパ
ッドを用いてデータ(座標データ)の人力を行う場合に
は、ICカード装置22にこのエディタパッドを接続し
て人力作業を行う。本実施例のICカード装置22はI
Cカードとエディタパッドの制御を択一的に行うように
なっており、両者を同時に使用してデータの人力を行う
ことはできない。
なお、本実施例のICカード装置22に使用するICカ
ードはISOタイプのインターフェイスを持ち、メモリ
容量は32キロバイトである。
ICカードを使用することにより、複雑な記録条件を幾
通りもカードに格納することができ、複写機の自動化お
よび多機能化に充分対処することができる。例えば部課
別や個人単位でICカードを用意することで、複雑な機
能を有する複写機であってもこれらの所有者に合った操
作方法を実現することができ、だれもが簡単に、また間
違いなく複写機を操作することができるようになる。
また、この実施例の装置ではカード類の読取装置として
ICカード装置22のみを使用しているが、必要に応じ
て磁気カード用の読取装置が用意されてもよいし、他の
カード類に対する読取装置が用意されていてもよい。
(2>ADF23およびDADF24;ADF23は原
稿自動送り装置と通常称されているもので、原稿を1枚
ずつベースマシン21のプラテンガラス上に送り込み、
露光終了後:ここれを排出するものである。原稿に対す
る露光)ま定められた一方の面に対してのみ行われる。
これに対してDADF24はデヌプレックス用、すなわ
ち両面コピー用の原稿自動送り装置である。
DADF 24では原稿の一方の面がプラテンガラスに
向き合うような状態でこれを搬送して第1回目の露光を
行う。そして露光終了後の原稿をDADF 24のトレ
イに戻す際にその表裏を逆転させる。これによりこの原
稿が再度送り出された場合には先の露光面と逆の面が露
光されることになる。ベースマシン21は後に説明する
付加装置を用いた状態でコピー用紙の表裏別々にコピー
を行うことができるようになっている。
本実施例の複写機ではADF23およびD AD F 
24を使用可能とすることで、両面原稿や両面コピー等
のような色々な組み合わせによるコピー作業を自動的j
二行うことができる。
なお、ADF23は従来から複写機に用いられている原
稿自動送り装置と基本的に同じ構造であるが、本実施例
の装置の場合には原稿の挿入方向を向かって左側からと
し、ベースマシン21からはみ出ないような形となって
いる。
(3)通常のプラテン25およびエディタパッド付きプ
ラテン26; エディタパッド付きプラテン26は、原稿の編集用にエ
ディタパッドと呼ばれる座標人力装置をプラテン上に配
置した構造のものである。通常のプラテン25はこのよ
うな機構を備えていない。
(4)コンソールパネル; コンソールパネルにはバックリフトタイプ27のものと
メツセージ表示付き28のものとがある。
ここでバックリフトタイプのコンソールパネル27は、
予め所定の位置に固定されたメツセージが配置された表
示板を背後かみランプ等で選択的に照明してその部分を
読めるようにしたものである。
本実施例で採用されているメツセージ表示付きのコンソ
ールパネル28は、液晶表示素子から構成されており、
表示面接を大きくすることなく色々なメツセージを随時
表示することができるという長所がある。いずれのコン
ソールパネルを採用するかは、複写機のシステム構成の
複雑さや操作性等を考慮して、複写機ごとに決定される
。
(5)供給トレイの追加: これには、次のような代表的な形態がある。すなわち本
実施例では特開昭57−77140号で提案されている
ような単に大容量トレイ(HCF)の追加ばかりでなく
、顧客のニーズにより適合した供給トレイの組み合わせ
を実現している。このような供給トレイの組み合わせは
、例えば本出願人の出願による実願昭61−08101
6号の「多段給紙複写機」にも詳細に開示されている。
(a)第2ふよび第3の供給トレイ31−2.31−3
; これら2つの供給トレイを追加することにより、最大3
種類のサイズのコピー用紙をベースマシン21に対して
送り出すことができる。
(b)第2および第3の供給トレイ31−2.31−3
と中間トレイ33゜ここで中間トレイ33とは、用紙の
1つの面に複数回のコピーを行ったり、2つの面に交互
にコピーを行う場合にコピー済の用紙を一時的に収容す
るトレイである。
(Cン第2、第3の供給トレイ31−2.31−3と中
間トレイ33および第4、第5の供給トレイ31−4.
31−5゜ (d)第2および第3の供給トレイ31−2.31−3
と中間トレイ33および大容量トレイ36゜ ここで大容量トレイ3Gとは、数千枚のコピー用紙を収
容することのできる供給トレイである。
(5)排出されたコピー用紙の収容装置。
コピー用紙は排出トレイ37に通常収容されるが、この
システムではIOビンのソータ38と20ビンのソータ
39を用意している。従ってこれらソータの一方をセッ
トすることにより最大10または20の配付先割にコピ
ーをソーティングすることができる。
以上のようにこの複写機システムではベースマシン21
に各種付加装置を選択的に取りつけることができるので
、使用者に最も合った複写機を提供することができる。
しかも、その顧客の事務形態の変化に応じて複写機の機
能アップを図ることもできる。
例えば原稿を拡大したり縮小してコピーをとる必要のな
い顧客や、コピー量が少ない観客は、ベースマシン21
単体を購入することが適切な場合が多い。これに対して
、多量のコピーをとる顧客や複雑なコピー作業を要求す
る顧客にとっては中間トレイ33や大容量トレイ36が
必要とされる場合゛が多い。このような各種要求を実現
する手段として、この複写機システムではそれぞれの付
加装置を簡単に取りつけたり取り外すことができる構造
とし、また付加装置の幾つかについては独立したcpu
 <中央処理装置)を用意して複数のCPUによる分散
制御を行うことにしている。このことは、単に顧客の希
望する製品が容易:ご得られるという利点があるばかり
でなく、新たな付加装置の取り付けの可能性は顧客に対
して新たなコピー作業の可能性を教示することになり、
オフィスの事務処理の進化を推進させるという点でこの
複写機システムの購入に大きな魅力を与えることになる
。
ところで、以上説明した複写機のシステム構成は、この
実施例の複写機のソフトウェアの組み合わせとしても説
明することができる。すなわち、この複写機は各種の付
加装置を取りつけることができるのに対応して、ソフト
ウェアについてもこれら各付加装置に対応したシステム
構成を採ることができるようになっている。
このような構成を採用した理由の1つは、(i)これら
の付加装置すべての動作制御プログラムを仮にベースマ
シン21に用意するとすれば、このために必要とするメ
モリの容量が膨大になってしまうことによる。また、(
ii )将来新しい付加装置を開発したり、現在の付加
装置の改良を行った場合に、ベースマシン21内のRO
M (リード・オンリ・メモリ)の交換や増設を行うこ
となく、これらの付加装置を活用することができるよう
にするためである。
このためICカードには、各種記録条件を登録した複数
の記憶領域M1〜M1を有する記録条件指定領域と、付
加的なプログラムを格納するプログラム記憶領域とが設
けられている。そしてこれに対応してベースマシン21
には、複写機の基本部分を制御するための基本記憶領域
と、ICカードのプログラム記憶領域から取り込まれた
プログラムを記憶する付加記憶領域と、ICカードの記
録条件指定領域から取り込まれた記録条件を記憶する記
録条件記憶領域とを配置したメモリが存在する。付加記
憶領域には、ADF23の制御プログラム、DADF2
4の制御プログラム、コンソールパネル28の制御プロ
グラム等の各種プログラムが格納されるよう:どなって
いる。そして、ベースマシン21jご所定の付加装置を
取りつけた状態でICカードをICカード装置22にセ
ットすると、コピー作業に必要なプログラムが読み出さ
れ、付加記憶領域にロードされるようになっている。こ
のロードされたプログラムは、基本記憶領域に書き込ま
れたプログラムと共働して、あるいはこのプログラムに
対して優先的な地位をもってコピー作業の制御を行う。
(2−2)差別化の例 このようにこの実施例の複写機はICカードのプログラ
ム記憶領域に格納されたプログラムが複写機の機能を左
右することができ、記録条件指定領域では複写機本体の
基本記憶領域およびICカードのプログラム記憶領域に
よ゛って設定された機能に対する記録条件を指定するこ
とになる。従って、ICカードに格納されるプログラム
をカード単位で変化させることで、複写機の使用に対す
る差別化が可能になる。これについて、分かり易い例を
幾つか挙げて説明する。
第1の例として、雑居ビルに複数の会社が共同使用する
複写機が備えられていたり、一つの会社内や工場内であ
っても異なった部門間で共同使用する複写機が備えられ
ている場合を説明する。後者の共同使用は、予算管理上
で必要となるものであり、従来ではコピーライヂ等の機
器を用いて各部門の使用管理を行っていた。
この複写機は、第2図で示したベースマシン21にIC
カード装置22、DADF24、ソータ38、コンソー
ルパネル28、第2〜第5の供給トレイ31−2〜31
−5、および中間トレイ33を備えた比較的高度なシス
テム構成の複写機であるとする。共同使用者の中には、
DADF24やソータ38を必要とする人あるいは部門
もあれば、なんら付加装置を必要としない大または部門
・もある。
これら使用態様の異なる複数の大または部門が複写機の
費用負担を各自のコピーボリュームからだけで決定しよ
うとすれば、低ポリニームのコピーしかとらない大また
は部門は、各種付加装置が装備された複写機の導入に反
対してしまい、複写機を高度に使用しようとする大また
は部門との間の調整が困難となってしまう。
このような場合には、各人または各部門の使用態様に応
じたICカードを用意しておき、高度な機能を望む人あ
るいは部門はど基本的な費用を多く負担すると共に、多
くの機能を活用することができるよう!こしておけばよ
い。例えば最も高度なICカードの所有者は、そのIC
カードをICカード装置22にセットした状態で複写機
を動作させることにより、DADF24、ソータ38、
第2〜第5の供給トレイ31−2〜31−5、および中
間トレイ33を自在に使用することができ、事務効率も
向上させることができる。これに対してコピー用紙のソ
ーティングを必要としない人は、ソーティングについて
のプログラムを欠<ICカードをセットして、ソータ3
8の最上ビンを排紙トレイとして使用することで経費を
節減することができる。
第2の例として、コピー業者がICカードでセルフコピ
ーサービス店を営む場合を説明する。
店の中には、複数台の複写機が配置されており、それぞ
れにICカード装置が取りつけられている。
客はサービス態様に応じたICカードを請求し、これを
自分の希望する複写機にセットしてセルフサービスでコ
ピーをとる。複写機に不慣れな客は、操作説明の表示機
能をプログラムとして備えたICカードを請求し、これ
をセットすることでコンソールパネル28に各種操作情
報の表示を可能とし、コピー作業を間違いなく実行する
ことができる。DADF 24の使用の可否や、多色記
録の実行の可否等も貸与するICカードによって決定す
ることができ、また使用機種の制限も可能となって料金
にあった客の管理が可能になる。更にコピー枚数や使用
したコピー用紙のサイズ等のコピー作業の実態をICカ
ードに書き込むことができるので、料金の請求が容易に
なり、常連客に対するコピー料金の割り引き等の細かな
サービスも可能になる。
第3の例として、特定ユーザ向けのプログラムを格納し
たICカードを用いたサービスについて説明する。例え
ば特許事務所では写真製版により縮小された特許公報類
を検討するとき!ご原寸と同一のコピーをとる必要から
200%という比較的大きな拡大率でコピーをとる仕事
がある。また官庁に提出する図面を作成する際に、その
要請に応えるために元の図面を小刻みに縮小あるいは拡
大する作業が行われる。また、市役所あるいは区役所等
の住民票のコピーを行う部門では、請求の対象外となる
人に関する記載箇所や個人のプライバシを保護するため
に秘密にすべき箇所の画情報を削除するようにして謄本
や抄本を作成する。
このように使用者(ユーザ)によっては、複写機を特殊
な使用態様で利用する要求がある。このような要求にす
べて満足するように複写機の機能を設定すると、コンソ
ールパネルが複雑となり、また複写機内部のROMが大
型化してしまう。そこで特定ユーザ別にICカードを用
意し、これをセットさせることでそのユーザに最も適す
る機能を持った複写機を実現することができる。
例えば特許事務所の例では、専用のICカードを購入す
ることで、固定倍率として通常の数種類の縮倍率の他に
200%の縮倍率を簡単に選択できるようになる。また
微調整を必要とする範囲で例えば1%刻みで縮倍率を設
定することができるようになる。更に住民票の発行部門
では、テンキー等のキーを操作することによって液晶表
示部等のデイスプレィに住民票の種類や削除すべき欄や
項目を指示することができるようになり、この後スター
トボタンを押すことでオリジナルの所望の範囲のみがコ
ピーされたり、必要な部分のみが横築されて記録される
ようになる。
(3)装置の構成の一例 第3図は以上説明した実施例の複写機のシステム構成の
一例を表わした外観図である。
この実施例の複写機では、ベースマシン21の上にDA
DF 24が取りつけられており、その上面後方にはI
Cカード装置22が配置されている。
ベースマシン21の上面手前にはメツセージ表示付きの
コンソールパネル28が配置されている。
また図では現われていないが装置右側部には手差しトレ
イ41が取りつけちれており、左側部には10ビンのソ
ータ38が取りつけられている。手差しトレイ41はマ
ニュアルフィード用のものであるが、複数枚の用紙を同
時にセットし順次給送することができるよう!こなって
いる。
ベースマシン21にはその基本構成として第1の供給ト
レイ31−1が取りつけられていることはすでに説明し
た。この実施例の複写機では、その下に第2および第3
の供給トレイ31−2.31−3が配置されており、中
間トレイ33を挾んで第4および第5の供給トレイ31
−4.31−5が配置されている。これら供給トレイ3
1−1〜31−4および中間トレイ33は共に前面に引
き出せるよう!ニなっており、操作性の向上と複写機の
配置スペースの節約が図られている。
また、ADF (原稿自動送り装置〉や給紙トレイが出
っ張らないスッキリとしたデザインの複写機か実現され
ている。
第4図はこの複写機の概略を表わしたものである。ベー
スマシン21内には感光体ドラム51が配置されている
。感光体ドラム51はチャージコロトロン(帯電器)5
2によって一様に帯電されるようになっている。感光体
ドラム51は図で矢印53方向に定速回転を行うように
なっており、帯電されたドラム表面は露光箇所54:こ
おいて露光される。ここで露光箇所54には、ベースマ
シン21の上面に配置されたプラテンガラス55上に載
置された図示しない原稿の光像が入射されるようになっ
ている。このために、露光ランプ56と、これによって
照明された原稿面の反射光を伝達する複数のミラー57
および光学レンズ58とが配置されており、このうち所
定のものは原稿の読み取りのためにスキャンされるよう
になっている。
さて、露光箇所54でスリット状に露光さた画情報によ
って感光体ドラム51上には原稿に対応した静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像装置59によって現
像され、トナー像が作成される。トナー像は感光体ドラ
ム51の回転と共に移動しトランスファコロトロン(転
写器)50の近傍を通過する。
一方、ベースマシン21に配置されている第1の供給ト
レイ31−1に収容されているコピー用紙60あるいは
手差しトレイ41に沿って手差しで送り込まれるコピー
用紙60は、送りロール61−1あるいは63によって
送り出され、搬送ロール69に案内されて感光体ドラム
51とトランスファコロトロン50の間を通過する。こ
のとき、トナー像がコピー用紙上58に転写されること
になる。転写後のコピー用紙60は、ヒートロール66
およびプレッシャロール67の間を通過して熱定着され
る。そして、搬送ロール68.68の間を通過して図示
しない排出トレイ上に排出されることになる。
なお、この実施例ではベースマシン21にDADF24
を取りつけている。従って原稿の両面を順にプラテンガ
ラス55上に載置することも可能である。この場合には
、DADF24の原稿収容部に積層された原稿のまず片
面がプラテンガラス55の上面にセットされる。そして
、複写が終了した時点で原稿が表裏逆の状態で原稿収容
部に再セットされ、この後にプラテンガラス55上に再
度送り込まれることになる。
また、この実施例の複写機ではベースマシン21の下に
5つのトレイ31−2〜31−5.33を取りつけたが
、この代わりに単にキャビネットを配置し消耗品の収納
等にあてることもできる。更!二、ベースマシン21の
構成のままでこの複写機をデスクトップの複写機として
机上に載置することも可能である。もちろん、第1の供
給トレイ31−1の下に第2の供給トレイ31−2のみ
を取り付け、この構成の複写機を同様に机上に載置する
ことも可能である。
第5図はこの複写機のコンソールパネルの一例を表わし
たものである。本出願人が以下jご述べていく表示制御
技術の詳細は、実願昭61−130320号の「表示装
置」や実願昭61−066170号の「文字表示装置」
等で詳細に開示している。例えば実願昭61−1303
20号には、複写機にドツトパターンによるグラフィッ
ク表示領域を設けることが開示されており、このグラフ
ィック表示領域を利用して各種表示を行うことができる
ことが示唆されている。例えば原稿の部分複写や画像の
移動・削除等を行うことのできる複写機では、プラテン
上に原稿を載置した状態でイメージセンサで対象となる
領域の画像を読み取り、その輪郭等をグラフィック表示
領域に表示させることが示唆されており、これによる領
域設定の誤りや操作ミスの発生が防止できるとされてい
る。
コンソールパネルは複数の形態を採りうるが、先に説明
したように本実施例の複写機ではメツセージ表示付きの
コンソールパネル28を使用する。
さて、コンソールパネル28にはその上部にメニニー表
示板71が配置されており、それぞれのパネル部分74
〜79の内容が文字で表示されている。このうちソータ
用パネル74には1つのスイッチ81と2つの表示ラン
プ82が配置されており、ソータが接続された場合にお
けるソーティングのモードを選択することができるよう
になっている。ソーティングのモードには、コピー用紙
を順に堆積するためのスタックモードと、ソータの各ビ
ンにコピー用紙を仕分けするための丁合モードとがある
。
次の機能選択用パネル75には(1)画像の編集、また
は修正・確認を行うためのスイッチ83A、83B、(
ii)ジョブメモリに対するデータの処理モードを選択
するためのジョブスイッチ84、(iii )その他い
ろいろな複写形態をとるためのスイッチ85および(i
v )両面コピーをとるためのスイッチ86と、これら
のスイッチの選択の有無を表示するための表示ランプ8
2が配置されている。ここで、(1)編集とはエディタ
等を用いて編集のためのデータを人力するための機能で
あり、修正・確認とは人力データを後述する液晶表示部
に表示して確認したり、データの入れ替えを行う機能を
いう。また、(ii>ここで使用されるジョブメモリは
、オペレータが複写機を使って各種処理を行うためのデ
ータを適宜格納するために設けられたもので、本体に内
蔵されたものの他、ICカード131等の外部記憶媒体
を使用することが可能となっている。本体ジョブメモリ
は、電池によ。てバックアップされたランダム・アクセ
ス・メモリから構成される不揮発性メモリである。また
、外部ジョブメモリとしては、不揮発性メモリとして構
成されたICカードの他、磁気カード、フロッピーディ
スク等の他の記憶媒体も使用することができる。(ii
i )スイッチ85を押すと、このコンソールパネル2
8の表示パネル79に文字情報が表示され“その他”の
機能のうち所望の機能を選択することができるようにな
っている。
ここでいう“その他”の機能には、・例えば(イ)ペー
ジ連写機能、(ロ)わく消し機能、(ハ)とじしろ機能
がある。このうち(イ)ページ速写機能とは、製本原稿
のように2ページに跨がった原稿を見開きの状態で1ペ
ージずつに2分割して順にコピーする機能である。また
(口)わく消し機能とは、原稿の周辺部分の画情報につ
いてはコピーを行わず、あたかも画情報の周辺に“枠”
を設定したようにする機能である。(ハ)とじしろ機能
とは、コピーの右端部または左端部に“綴代′。
を設定する機能である。綴代は所望の長さに設定するこ
とができ、その数値はテンキー80から入力したり、表
示パネル79上にこの時点で表示された数値から選択す
ることができる。
(iv )最後に両面コピーとは、コピー用紙の両面に
コピーをとる機能である。両面コピーをとる場合には、
最初の面にコピーが行われたコピー用紙60が第4図に
示す中間トレイ33にまず収容される。次にこの中間ト
レイ33からコピー用紙60が再び送り出され、コピー
の行われなかった面にコピーが行われる。なお、この複
写機では次に説明する単色カラー複写の場合等には1つ
の面に2度コピーを行うことになる。この場合には、中
間トレイ33に収容されるコピー用紙の表裏が両面コピ
ーの場合と逆になるような工夫が行われている。
第5図のメニュー表示板71に“単色カラー強調”と表
示された部分の下側に設けられた単色カラー強調用パネ
ル76の一番上にはカラー現像剤の種類(色)を示す表
示ランプ87が4個配置されている。この複写機ではカ
ラー現像剤を赤色、青色等の4色のうちから1色セット
あるいは複数色セットすることができるので、現在セッ
トされているカラーに該当するランプを点灯させるよう
にしている。
単色カラー強調用パネル76の残りの部分には、4つの
スイッチ88〜91とこれらのスイッチ88〜91のい
ずれが設定されたかの表示を行うための表示ランプ82
が配置されている。このうち(1)マーキングカラース
イッチ88は、マーキングカラーを行う際に使用するス
イッチである。
このスイッチ88を押してマーキングを行う領域を指定
すると、−例としてはその部分にカラーの薄い色が重ね
られて記録が行われ、あたかもマーキングが行われたよ
うな効果を得ることができる。
(ii )速写カラー合成スイッチ90は、コピーの所
定の領域にカラー1色を記録する場合に用いられる。例
えばプラテンガラス55(第4図参照)の右側にカラー
で表現すべき図形を置き、左側に原稿を置いてコピーを
とると、原稿の画情報が黒色でコピーされ、その上にカ
ラー1色でその図形が描かれることになる。このとき、
指定する図形を網点て形成しておけば、網点の再生によ
って所定の濃度に調整されたカラー図形がコピー用紙の
所定の領域に記録される。この他、商品の名吟や桧柄を
プラテンガラス55の一方に配置し、他方にその商品の
売り出し価格を書いた用紙を配置してその時々の価格を
簡易に表示するという用い方もある。
(iii )部分カラー変換スイッチ89を選択した場
合には、指定した領域のみカラー1色でコピーが行われ
、残りの部分は黒色でコピーが行われる。
これに対して(iv )単色カラースイッチ91が選択
された場合には、原稿がカラー1色でコピーされること
になる。
メニュー表示板71に“コピー濃度”と表示された部分
の下側に設けられたコピー濃度パネル77には5段階の
コピー濃度のいずれが選択されたかを示す表示ランプ8
2と、これらのコピー濃度の1つを選択するためのシフ
トキー94.95が配置されている。上側のシフトキー
94が押されるとコピー濃度が薄くなる方向で濃度設定
が行われ、下側のシフトキー95が押されるとコピー濃
度が濃くなる方向で濃度設定が行われる。コピー濃度は
、第4図に示した現像装置59の現像バイアスを変化さ
せたり、露光ランプ56(第4図)の光量を変化させた
り、あるいは感光体ドラム51に対するチャージコロト
ロン52による電荷の付与量を変化させることで調整す
ることができる。本実施例では例えば現像バイアスを1
6段階に調整できるようになっている。  ・コピー濃
度パネル77の下には自動濃度調整スイッチ97が配置
されている。自動濃度調整スイッチ97を押すと自動濃
度表示ランプ98が点灯して自動濃度調整モードとなる
。この自動濃度調整モードでは、原稿のスキャンが行わ
れている際に原稿から反射して感光体ドラム51に到達
する光の一部がハーフミラ−等によって取り出され、そ
の光量に応じて現像装置59内の現像電極の電位が設定
されることになっている。
メニュー表示板71に“任意倍率”等と表示された部分
の下側に設けられた倍率・用紙選択用パネル78には、
その左側に倍率の設定および表示を行う部分が配置され
ており、右側に用紙の選択を行う部分が配置されている
。
倍率の設定および表示を行う部分には、倍率表示部99
が設けられている。この複写機は50%から200%ま
で任意に1%刻みで倍率(線倍率)を設定することがで
き、設定された倍率は倍率表示部99に表示されるよう
になっている。倍率の表示はシフトキー101.102
の操作による任意倍率の設定方法と、予め定められた固
定倍率の選択を行う方法の2種類が存在する。
任意倍率の設定を行う場合には、シフトキー101.1
02の操作を行う。このうち上側のシフトキー101を
押下すると、倍率が1%ずつ増加し、下側のシフトキー
102を押すと1%ずつ減少する。シフトキー101,
102を押し続けると、その間倍率が1%ずつ連続的に
変化する。
固定倍率の選択は固定倍率キー103を押すこと:こよ
って行う。固定倍率は倍率表示板104に表示されてお
り、この実施例では141.4%、86.5%、81.
6%、70.7%である。この他、等倍としての100
%を選択することができる。いずれの倍率が選択された
かは、それらの左隣りに配置された表示ランプ82のい
ずれが点灯したかによって知ることができる。
コピー用紙の選択を行う部分には、用紙サイズあるいは
用紙の種類を表示した8種類の表示板105と、これら
のうちの1つを選択するためのシフトキー106.10
7が配置されている。8種類の表示板105の左隣りに
は、いずれの用紙サイズあるいは用紙が選択されたかを
示す表示ランプ82が配置されている。この実施例では
、表示板105には、次の表示が行われるようになって
いる。
(イ)手差しトレイ表示; 手差しトレイ41(第4図)を使用するとき選択する。
従来のこの種の手差しトレイは1枚ずつ手差しを行うの
で、手差しが行われた時点でコピー用紙を手差しトレイ
から優先的に送り出せばよく、手差しトレイ自体をオペ
レータが選択する必要はない。これに対して本実施例の
手差しトレイ41は複数枚のコピー用紙を同時にセット
することができる。従って、コピー用紙のセットをもっ
てその手差しトレイ41からの給送を行わせると、コピ
ー用紙を複数枚セットしている時点でそのフィードが開
始される可能性がある。このような事態を防止するため
に、手差しトレイ41の選択を行わせるようにしたので
ある。
(ロ)A3用紙表示; A3サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するとき:こ選択する。
(ハ)B4用紙表示; B4サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
(ニ)A4用紙表示; A4サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
(ホ)B5用紙表示; B5サイズのコピー用紙を長手方向に送り込むためのト
レイを使用するときに選択する。
(へ)A4ヨコ用紙表示; A4サイズのコピー用紙を長手方向と直角方向に送り込
むためのトレイを使用するときに選択する。
())B5ヨコ用紙表示; B5サイズのコピー用紙を長手方向と直角方向に送り込
むためのトレイを使用するときに選択する。
(チ)標準外周紙表示; 以上以外のサイズのコピー用紙を使用するときに選択す
る。
倍率・用紙選択用パネル78の下方には、自動用紙/倍
率選択スイッチ109が配置されている。
このスイッチ109を押すと、自動用紙/倍率選択スイ
ッチ109が選択され予めセットされた倍率と用紙サイ
ズの組み合わせが選択される。オペレータは倍率・用紙
選択用パネル78における表示ランプ82の点灯状態か
ら所望の組み合わせが選択されたかどうかを知ることが
できる。所望の組み合わせでない場合には、自動用紙/
倍率選択スイッチ109を更に押下して、組み合わせを
変更させることになる。
倍率・用紙選択用パネル78の右側には表示パネル79
が配置されている。表示パネル79には、この複写機の
図柄111と液晶表示部112とが配置されている。図
柄111は供給トレイの選択状態や紙づまりの生じた場
所等をランプの点灯で表示するようになっている。この
実施例の液晶表示部112には、漢字を含んだ文章が表
示できる。
この第5図に示した例では、コピー作業を開始できる・
ことと、設定されたコピー枚数が1枚であることを表わ
している。またこの実施例の液晶表示部112はカラー
表示用の液晶を使用しており、指定された領域がそれぞ
れ指定されたカラーで表示されるようになっている。
表示パネル79の下方:二は、以下のようなキーまたは
ボタンが配置されている。
(イ)オールクリアボタン114; 複写機を基本状態すなわちコピー用紙・60の選択等の
ように初期的に設定される優先モードに戻すためのボタ
ンである。
(ロ)テンキー80; コピー枚数をセットしたり、複写機の仕様設定や診断を
行う際の仕様内容や診断内容の特定等を行うための数値
人力に用いる。
(ハ)割り込みボタン115; 連続コピーを行っているときで、他の緊急コピーをとる
必要があるときに使用される。割り込みの処理が終了し
た際に元のコピー作業に戻すための割り込みの解除にも
用いられる。
(ニ)ストップクリアボタン116; コピー作業を途中で停止するときや、コピー枚数の設定
時やソータのビンの設定時のクリアボタンとして作用す
る。
(ホ)スタートボタン117; コピー作業を開始させるためのキーである。
(へ)選択キー118; 表示されたメツセージに対してカーソルを動かすための
キー、すなわちカーソルキーである。
(ト)設定キー119; カーソルで指定された場所に設定するためのキー(リタ
ーンキー)である。
(チ)仕様設定ボタン501; 複写機の仕様を設定するためのものである。
すなわちこの実施例の複写機では、その製造段階で複写
機に格納された各種機能のうち、いくつかの機能は使用
者が任意に選択することのできるカストマ−プログラム
として構成されており、適宜仕様設定を行うことによっ
て優先的に所望の仕様を得ることができるようになって
いる。この仕様のメニユーとしては例えば以下のような
ものが用意されている。なお、各メニューにはプログラ
ム番号(二指)および所定の選択コード(−桁)が設け
られている。
第1表 このうち優先用紙サイズ選択とは、用紙選択順序を設定
するものであり、例えばはコード“0”に対応するモー
ド1は、 自動→標準外→B5→A4−・・・・・・という順序と
なっており、1″′に対応するモード1は、B5→A4
→B4→A3・・・・・・という順序となっている。
オートクリアとは、設定された複写条件を所定時間経過
後自動的にクリアして所定の優先設定状態に切り換える
機能であり、コード0”に対応して実施、コード“1”
に対応して実施を選択するようになっている。
自動用紙切り換えとは、オートクリアに伴って用紙サイ
ズを所定のサイズに切り換える機能であり、コード0”
に対応して実施、コードl”に対応して実施を選択する
ようになっている。
節電時間設定は、節電時間を設定するもので、コード“
0”に対応して禁止、コード1”以降で時間設定を行う
ようになっている。
自動コピーとは、ICカード131から呼び出したデー
タで自動的にコピー作業を行う機能であり、コード“0
”に対応して実施、コードパ1”に対応して実施を選択
するようになっている。
な右この他にも、各種仕様を用意することが可能である
。
そしてこの仕様設定作業は、仕様設定ボタン501とテ
ンキー80の組合せで行うことができる。まず仕様設定
ボタン501を押してプログラム番号を示す所定の二指
の数値をテンキー80で人力することにより、設定すべ
き仕様のメニューを指定した後、このメニューを採用す
る場合にはテンキー80で1を入力し、反対に採用しな
い場合にはテンキー80で0を人力することによってこ
の機能の選択を行う。そして再び仕様設定ボタン501
を押してメニューの選択を確定するようになっている。
(4)装置の回路構成 第6図はこの複写機(第2図)の回路構成の概要を表わ
したものである。
図のようにメインCPL1121を中心としたシリアル
通信を用いた分散CPUアーキテクチャを採用している
。これは、コントローラの最適な配置を可能とし、最適
なコストパーフォーマンスを提供するためである。更に
複写機の製品開発の面より見ると、モジュール設計によ
るソフトウェアの開発の短縮化や効率化、ワイヤハーネ
ス等の簡略化、低コスト化、トラブルの処理の容易化等
が期待できる。
また、複数のCPUによる処理の分散化によって処理効
率がアップするので、例えば高価な16ビツ)CPUを
用いず、安価な8ピッ+−cpuを用いることによって
も複雑でかつ高速処理が要求されるようなプログラムの
処理が可能となる。
更にこのような処理の分散化によって機種展開が容易と
なる。すなわち、新しい入出力装置等を開発するような
場合でも、本体側(メインCPU側)のプログラムの修
正が不要になる場合があり、変更が必要な場合でも最小
限で済むことになる。
また、本体側のプリント基板について見れば、CPLI
の分散によって不必要なI10ポートやプログラムの格
納の必要がない。従ってプリント基板の低コスト化を図
ることができ、配置スペースの自由度が向上する。
この複写機はそのベースマシン21内のメインcpu 
<中央処理装置)121とインターイメージランプ用C
PU122によってベースマシン21の制御を行ってい
る。ここでインターイメージランプ用cpu t 22
はインターイメージランプの制御を専門で行うCPUで
ある。
インターイメージランプとは、露光後の感光体ドラム5
1に光を照射して現像前の静電潜像の一部を消去するた
め等に用いられるものである。従来では、例えば85判
の原稿を等倍でコピーする際に感光体ドラム51上にお
ける85判以外の領域に光を照射してトナー像が領域外
で無駄に形成されるのを防止していた。本実施例の複写
機では、後に説明するように画像の編集等を行う機能を
もっている。従って、静電潜像の形成を例えば所定の矩
形領域や多角形の領域に制限しなければならない場合が
あり、このような処理を行うために静電潜像の部分的な
削除等を必要とする。このためにもインターイメージラ
ンプが用いるれる。このように本実施例の複写機ではイ
ンターイメージランプが従来と比べて高度に制御されな
がら使用されるので、このためにメインCPU 121
の他に独立したCPUを使用することにしたのである。
複写機の制御方法として、このような分散処理システム
を導入してきたメーカの1つにゼロックス社があり、特
開昭59−78371号の「機械制御装置並びに制御方
法」等の出願には技術内容および関連引用文献が詳細に
開示されている。
しかし、本発明に採用されている通信方式は、上記公報
に採用されている高速処理を目的とした「イーサネット
方式」ではなく、9600ボーのカレントループ方式で
同等な効果が得られるようになっている。
なお、本出願人はインターイメージランプ用CPU 1
22について、実願昭61−152591号の「画像複
写装置」および特願昭62−023392号の「複写機
の画像消去装置」等で詳細に開示している。
本実施例の複写機では、この他に次のようなCPUが用
意されており、通信ライン123.12・4と接続され
ている。メインCPU121はこれらのCPUおよびイ
ンターイメージランプ用CPU122を統括する役割も
はたしている。
(イ)原稿送り用CPU125; 原稿送り用CPU125は、第4図に示したDADF2
4の制御を行うCPUである。
DADF24の代わりにADF23(第2図)が用いら
れる場合には、AD F 23に備えられたCPUが通
信ライン123.124と接続されることになる。
(ロ)ソータ用CPU 126は、10ビンのソータ3
8に配置されたCPUである。20ビンのソータ39に
も専用のCPUが配置されている。メインCPU21は
どのソーク38.39が接続されたかを知り、これに応
じてソーティングの制御を行うことになる。
(ハ)表示用CPU127; 表示用CPU 127は、コンソールパネル28に取り
付けられた前記した液晶表示部112に漢字で各種情報
を表示したり、編集を行うための領域を表示′するため
に使用されるCPUである。バックリフトタイプ27の
コンソールパネル27(第2図)の場合には複雑な表示
制御を行う必要がないので専用のCPUが使用されない
。なお、液晶表示部112が使用されない場合には、編
集のための図形の指定等はテンキーを用いて行われるこ
とになる。
(ニ)トレイ制御用CPU128; トレイ制御用CPU128はベースマシン21に増設さ
れるトレイ類のうち第4および第5の供給トレイ31−
4.31−5および大容量トレイ36と中間トレイ33
を制御するためのCPLIである。このCPUは各トレ
イを収容したトレイキャビネットの後側に配置されてお
り、接続されるトレイ類に応じてこれらの制御を行うよ
うになっている。これらのトレイ類の中で中間トレイ3
3は独自にコピー用紙1般送用のモータを備えており、
またこのトレイに収容されるコピー用紙はそのサイズに
よって収容位置が異なる等複雑な制御を要する。
トレイ制御用CPU128による各トレイの制微擦様は
次のようになる。
(i)第4、第5の供給トレイ31−4.31−5の双
方または一方と中間トレイ33の制御。
(11)大容量トレイ36および中間トレイ33の制御
。
(iii )中間トレイ33の単独制御。
(iv )第4、第5の供給トレイ31−4.31−5
のうちの一方だけあるいはこれら双方についての制御。
(v)大容量トレイ36の単独制御。
(ホ)カード用CPU129; カード用CPU129は、記録条件の設定や複写機の機
能の追加、訂正等を行うためにICカード131を用い
る場合に、その読み取りを行ったり、新たな記録条件や
原稿の座標指定のデータ等の登録を行う場合にデータの
書き込みを行う部分である。また、カード用CPU12
9.は本実施例で使用されていないがエディタパッド1
32を制御することもできる。エディタパッド132は
座標入力のために用いられるものであり、後に詳しく説
明する。
第7図はこの実施例の複写機で中枢的な役割を果たす・
メインCPUを中心とした回路構成を更に具体的に表わ
したものである。
なお、複写機をCPUあるいはいわゆるマイクロコンビ
エータ等の制御装置で制御することはゼロックス社のシ
カンダ・シェイク(SIKANDARSHEIKH)に
よるI EEEの論文rA Programmable
口1g1tal  Control  System 
 for  Copying  !Jachines 
 J!εEE Trans、Com、Vol IεC1
−21,No、 1. Feb、 1974および特開
昭50−6264’4号公報「電子写真複写法およびそ
の装置」等を起点とする論文や公報で周知となっている
。他のCPUモジュールもメインCPUと同様に、ワン
チップCPUSROM。
RAM5I10等からなる構成を取っていることははい
うまでもない。
(イ)メインCPU121は、第6図でも一部説明した
ようにシリアルな通信ライン123.124を通じて次
の各部と接続されている。
(i)DADF24゜ (11)ソーク38゜ (iii )液晶表示部112゜ (iv)ICカード・エディタパッド用インタフェース
(工・Eインタフェース)130;ICカード装置22
に配置されたインタフェース回路であり、ICカード1
31やエディタパッド132を複写機本体に接続したと
きこれらとメインCPU121側とでデータの授受を行
わせる。
(V)インターイメージランプコントローラ157゜ (Vl)第4、第5の供給トレイ31−4.31−5、
中間トレイ33等を制御するトレイ制御部133゜ (ロ)また、このメインCPU121はA/D変換器を
内蔵しており、アナログデータライン134を通じて次
の各部と接続されている。このようなCPUとしては、
例えば日本電気株式会社のμPD7810CW、μPD
7811CWや富士通株式会社のMB89713X等の
8ビツトワンチツプCPUを挙げることができる。
(i)光量センサ135;露光ランプ56(第4図)の
光量を検知してその制御を行う際に使用されるセンサで
ある。
(ii )温度センサ群136;後に説明する定着温度
コントロール用のソフト・タッチ・センサ等のセンサで
ある。
(iii )用紙サイズセンサ群137;供給トレイ3
1等に収容される用紙のサイズを検知するセンサである
。本実施例の複写機のシステム構成によると、コピー用
紙60を最大5種類のトレイから送り出すことができる
。従って、1つの供給トレイに用紙サイズの検知用に4
つのセンサを配置したとし、この処理にディジタルデー
タを用いるとすると、1つのトレイから4ビツトのディ
ジタルデータをメインCPU121に送出する必要が生
じ、合計で最大20個のインプット用のポートが必要に
なるばかりでなく、コネクタの数やハーネスを構成する
グー。プルの数が多くなってしまう。これは、コストや
小型化の要請および信頼性の観点から好ましくない。
そこで本実施例の複写機では、1つのトレイごとに4つ
のセンサの状態によって特定される状態をアナログデー
タとして送出することにする。メインCPU12.1側
では送られてきたアナログデータをディジタルデータに
変換し、それぞれのトレイに収容されているコピー用紙
60のサイズを最大16種類まで判別することになる。
(ハ)更にメインCPU121はリセット回路138で
暴走時やイニシャライズ時にリセットされる他、パスラ
イン121Aを介して次の各部と接続されている。
(i)キーボード・デイスプレィLSI(大規模集積回
路)’ 121 B ;コンソールパネル28との間で
データの仲介を行う回路である。
(11)タイマ・カウンタLS1121C;メインモー
タ164やキャリジモータ171の駆動を制御する回路
である。
(iii)ROM121D;56にバイトの容量を持ち
、複写機の基本的制御情報等を格納したリード・オンリ
・メモリである。
(iv)RAMI 21E ; 6にバイトの容量をも
つデーター時記憶用のランダム・アクセス・メモリであ
る。このRAM121Eには、前述したジョフメモリを
構成する不揮発性メモリ(NVM)121Fが接続され
ており、複写機の電源がオフとなった場合でも必要なデ
ータを保存できるようになっている。
ここで不揮発性メモリ(NVM)121 Fに格納され
る必要なデータとしては、例えば(a)コピー用紙60
のレジストレーションを調整するためのセットアツプ値
や、(b)後に詳しく説明するインターイメージランプ
による画像の先端部分の消込み量、(C)複写倍率を等
倍に設定した場合における縦および頃の倍率の微調整値
、(d)綴代用の空白を設けてコピーを行う場合の綴代
量のように複写機の生産ラインで行われる各パラメータ
の調整値や、(e)各供給トレイ31等のフィードカウ
ンタの使用実績値等のように複写機の使用状態を把握す
るためのデータ等を挙げることができる。
(v)第1のI10コントローラ121G;フィルタ回
路121Hを介して各種データの入力を行。
い、ドライバ回路1211を介して各種部品の駆動を行
う入出力コントローラである。ここでフィルタ回路12
1Hには、例えば各種スイッチやセンサが接続されてい
る。また゛ドライバ回路1211には、後に説明するデ
イソレノイド等のソレノイドや供給トレイ31−1〜3
1−5内の同じく後に説明するクラッチ233等が接続
されている。
(vi)第2のI10コントローラ121にフィルタ回
路121Kを介して各種データの入力を行い、ドライバ
回路121Lを介して各種部品の駆動を行う入出力コン
トローラである。ここでフィルタ回路121Kには、例
えば各種スイッチやセンサが接続されている。またドラ
イバ回路121Lは周知のD/A (アナログ−ディジ
タル)変換器やPWM (パルス幅変換器)を具備して
おり、プログラムの処理に従って、後に説明する現像!
置59のデイバイアスの設定やチャージコロトロン52
等の電流値の設定を行うようになっている。
(5)複写機の具体的な回路構成 次に第8図〜第13図を用いて、本実施例の複写機につ
いてその回路構成を更に具体的に説明する。
(5−1)感光体ドラムの周辺 第8図は感光体ドラム51の周辺を表わしたものである
。
感光体ドラム51の周囲には、チャージコロトロン52
、インターイメージランプ141、iii類のサブ現像
装置59S1〜59S4、メイン現像1tf59M、)
ランスファコロトロン50、ブタツクコロトロン147
、プレクリーンコロトロン148、クリーニング装置1
49および除電用イレーズランプ155がこの順序で配
置されている。ここで第1のサブ現像装置59S1は赤
色のトナーで現像を行う現像装置であり、第2のサブ現
像装置59S2は青色のトナーで現像を行う現像装置で
ある。第3のサブ現像装置59S3は緑色のトナーで現
像を行う現像装置であり、第4のサブ現像装置59S4
は茶色のトナーで現像を行う現像装置である。
インターイメージランプ141は一列に配置された12
8個の発光ダイオードと、これら発光ダイオードと平行
にこれらの前面に配置された1枚のプラスチックレンズ
からなる。プラスチックレンズ(図示せず)は1つ1つ
の発光ダイオードに対応する位置に非球面の凸部を有し
ており、発光ダイオードの互いに隣接する部分が発光し
たときであっても感光体ドラム51上で光がそれらの境
界領域で不均一な強度とならないよう:ご配慮されてい
る。また、プラスチックレンズの焦点は感光体ドラム5
1上で適度にぼかされるようになっている。このため、
インターイメージランプ141によって例えば3角形の
形状の図形処理(図形の抽出あるいは削除)が行われた
場合マあっても、処理の境界部分で1単位の発光ダイオ
ードごとに生じる段差がかなり軽減されることになる。
インターイメージランプ・コントローラ157は、イン
ターイメージランプ141の128セグメントに区分け
された発光ダイオードのオン・オフ制御を行うようにな
っている。クリーニング装置149はドクターブレード
150を備えており、プレクリーンコロトロン148で
除電したトナーを感光体ドラム51から掻き落とすよう
になっている。
ところで本実施例の複写機では、ドクターブレード15
0が感光体ドラム51に接触した後、0.2秒を経過し
た時点でメインモータ164の駆動が開始される。また
メインモータ164が停止した場合にも直ちにドクター
ブレード150が感光体ドラム51から離れるのではな
く、5秒経過した時点で離れるようになっている。これ
は、トナーがバキュームの吸引動作によって飛び散り、
複写機の内部を汚染させるような事態を防止するための
工夫である。
サブ現像装置59S1〜59S4はそれぞれ以下の部品
を備えている。
(イ)カラーセンサ; サブ現像装置59S1〜59S4にそれぞれどの色の現
像剤を使用した現像装置がセットされているかの判別を
行うためのセンサである。前記した赤、青、緑、茶以外
の組み合わせでサブ現像装置59Sを構成した場合であ
ってもこのセンサによってサブ現像装置59S1〜59
S4ごとにカラーの種別を検出することができる。検知
出力はデイカラー検知回路230に入力され、メイン基
板230に伝達されるようになっている。
(ロ)トナーセンサ; トナー補給の必要性の有無を判別するためのセンサであ
る。
(ハ)ディスベンスモーク; トナーボックス内のトナーを攪拌して補給するためのモ
ータである。
メイン現像装置59 Mは黒色による現像を行うための
もので、トナーセンサとディスベンスモークを備えてい
る。インクリーススイッチ159はオペレータがトナー
の増量を行いたいときに押すスイッチである。サブ現像
装置59S1〜59S4のうちの1つが選択されている
状態でインクリーススイッチ159が押されると該当す
るサブ現像装置についてそのトナーの増量が行われる。
メイン現像装置59Mが選択された状態で押されると黒
色のトナーの増量が行われる。
デイ(現像器)選択・ソレノイド161は、メイン現像
装置59Mとサブ現像装置59S1〜59S4の合計5
つの現像装置を択一的に切り換えろためのソレノイドで
ある。この切り換え動作については、次に項を改めて説
明する。
高圧電源供給装置(HVPS)162はメインおよびサ
ブの現像装置59M、59S1〜59S4内部に平行電
界を作り原稿のソリッド部分(べた黒の部分)の再現性
を良好にするために用いられるものである。フル・トナ
ーセンサ163はトナー回収用の容器にトナーが充分回
収されたかがどうかを検知するセンサである。メインモ
ータ164は、感光体ドラム51、ヒートロール・66
あるいはコピー用紙60の搬送タイミングの整合(レジ
ストレーション)時から排出時までの(船道系の駆動に
用いられる。
(5−2)現像装置の切換機構 第9図は本実施例のメイン現像装置およびサブ現像装置
の切り換えタイミングを示す波形図である。同図は1回
目に第1のサブ現像装置59S1で赤色のカラーの現像
が行われ、2回目にメイン現像装置でモノクロの現像が
行われる例を表わしている。複写機のスタートボタン1
17(第5図)が押されてコピー作業が開始されると、
同図aに示すようにその時刻1.からメインモータ16
4が駆動される。メインモータ164の駆動は、2つの
現像装置59S1.59Mの双方でコピー作業が終了す
る時刻t3 まで連続して行われる。
同図すは、デイ選択・ソレノイド161の駆動タイミン
グを表わしたものである。デイ選択・ソレノイド161
は第1のサブ現像装置59S1による赤色のコピー作業
が終了するまで励磁される。
この装置ではデペ選択・ソレノイド161の励磁によっ
て図示しないクラッチの周面にレバーが突き当たるよう
になっている。クラッチはメインモータ164から駆動
力の伝達を受け、72度ずつずれて1つの突出部を具え
た5組のカム(図示せず)の回転を開始させる。これら
の突出部のうちの1つが第1のサブ現像装置59S1に
当設すると、これによって第1のサブ現像装置59S1
を感光体ドラム51の方向に押しつける。このとき残り
のカムの突出部はメイン現像装置59Mや他のサブ現像
装置59S2〜59S4から最も離れた位置にあり、こ
の状態でメイン現像装置59Mおよび他のサブ現像装置
59S2〜59S4は感光体ドラム51から離れた位置
にある。
前記したクラッチの周面にはその5カ所に突起が配置さ
れており、前記したレバーが該当する突起に突き当たっ
たとき1つのカムの対応する突出部が第1のサブ現像装
置59S1に最も強く圧接する。そして、この位置で該
当する赤色のカラーのトナーによって現像が行われるこ
とになる。ただし、この装置では初期状態でメイン現像
装置59Mが感光体ドラム51に接近して配置されるよ
うになっているので、赤色等のカラーの現像は時刻t1
 から直ちに開始されるのではなく、1秒間だけその動
作が待機される。このとき、前記したカムがメイン現像
装置59Mの代わりに第1のサブ現像装置5951(あ
るいは他のサブ現像装置59S2〜59S4)を感光体
ドラム51にセットすることになる。 ′ 第1のサブ現像装置59S1によるコピー作業が終了し
たら、その時刻t2 から1秒間の間、前記した5つの
カムが移動しモノクロ用のカムの突出部がレバーによっ
て位置決めされるとメイン現像装置59Mが感光体ドラ
ム51に対してセットされる。この後、モノクロによる
現像が行われることになる。
なお、以上は赤色1色のカラーでマーキングが行われる
場合であるが、複数のカラーでマーキングが行われる場
合には、所定の順番でサブ現像装置59S1〜59S4
のうちの該当するものが順に選択され、これらが終了し
てからモノクロによる現像が行われることになる。
第10図はこれに対して、最初にモノクロで現像を行い
、後に赤色のカラーで現像を行う場合を参考的に表わし
たものである。同図aはメインモータ164の動作を、
また同図すはデイ選択・ソレノイド161の動作を表わ
している。この第10図の場合では、最初にメイン現像
装置59Mによる現像が行われるので、この時点で1秒
間の待機時間をとる必要がない。しかしながら、2回目
の現像としてモノクロによる現像が終了したら1秒間の
時間をとってメイン現像装置59Mを再び感光体ドラム
51に対してセットすることが必要になる。
(5−3)光学系 次に光学系の関係について第11図を用いて説明する。
レンズやミラー等を配置した図示しないキャリジはキャ
リジモータ1−71によって往復動されるようになって
いる。このキャリジモータ171はステップモータによ
って構成されている。キャリジがホームポジションに復
帰する際の位置制御はレジセンサ172によって行われ
る。
レジセンサ172は光学系とコピー用紙60の搬送との
タイミングをとるためにも用いられる。
すなわち、キャリジには光の透過を遮断するためのアク
チエータが配置されており、キャリジが移動するとこの
アクチエータによる遮光によりレジセンサ172が光線
の一時的な遮断を検出する。
この検出信号を用いて、レジストレーションを行うため
の位置あるいはタイミングが決定したり、キャリジのリ
ターン時におけるホームポジションの位置が決定される
ようになっている。
濃度制御センサ173は原稿のコピー濃度を制御するセ
ンサである。前述したように本実施例の複写機は感光体
ドラム51への電荷の付与量および画像の露光量ならび
に現像電極のバイアスの調整の3つを同時に行ってコピ
ー濃度の制御を行う。
レンズ・ミラー・センサ174は光学レンズ58とミラ
ー57(第4図)等の移動制御を行うセンサであるが、
1つの検出素子で構成されている。
レンズ・ミラー・モータ175も、従来の複写機でレン
ズ64とミラー57等を別々に駆動していたものを共通
して駆動できる形式に変更している。
露光ランプ56については前述した。光学系用ファン1
77は光学系の部分を空冷してプラテンガラス55の除
熱を図るためのファンである。原稿センサ178は、原
稿のサイズを検知するために設けられたセンサである。
(5−4)定着装置 次に定着装置の関係について説明する。定着装置は第1
2図に示されている。
この実施例のベースマシン21はヒートロール66の中
にメインフユーザランプ181とサブフユーザランプ1
82との2種類のフユーザランプを配置している。サブ
フユーザランプ182はメインフユーザランプ181よ
りも短く、かつメインフユーザランプ181の一方の端
部に多少偏った位置に配置されている。本実施例の複写
機では、コピー用紙60がプラテンガラス55の一方の
側部に合わせて位置決めされるいわゆるコーナーレジ(
コーナーレジストレーション)方式を採用しているので
、使用されるコピー用紙60のサイズによってヒートロ
ール66の軸方向における熱エネルギの必要量が異なっ
てくる。これによるこの軸方向における温度分布の偏り
を補正するために、コピー用紙60のサイズに応じてサ
ブフユーザランプ182が通電制御されるようになって
いる。
サブフユーザランプ182の採用で、定着装置の温度む
らは充分防止することが可能となっている。
定着装置には、フコーザ出ロセンサ184と5−T−5
(ソフト・タッチ・センサ)185の双方が接続されて
いる。ここで7ニーザ出ロセンサ184は、ヒートロー
ル66とプレッシャロール67の間を通過したコピー用
紙が誤って両ロール66.67に巻き込まれることなく
排紙トレイ上に排出されるか否かを検出するためのもの
である。S−T・5165は、フユーザランプ181.
182の温度センサである。
(5=5)コンソールの制御 次にコンソールの制御関係について第11図に返って説
明する。
コンソール制御部191には、漢字でメツセージを表示
するためのメツセージROM192が備えられている。
また、コンソール制御部191内のインターフェイスポ
ード193を介してICカード131 (第6図)の読
み書きやエディタパッド132(第6図)の接続を行う
ためのICカード装置(ICカードのリーダ・ライタ)
22を接続できるようになっている。このICカード装
置22はすでに説明したようにカード用CPU129(
第6図)で制御されるものである。コンソール制御部1
91はメイン基板201に接続されている。メイン基板
201には前記したメインCPU 121が搭載されて
いる。
(5−6)ピリングカウンタ 次にコピー料金の徴収等に用いられるピリングカウンタ
について第12図を用いて説明する。
本実施例のペースマシン21は5色のコピーをとること
ができるので、ピリングカウンタが2種類備えられてい
る。このうちメインピリングカウンタ211は、白黒、
カラーに係わりなくコピーのとられた枚数のカウントを
行う。このメインピリングカウンタ211のカウント値
は、この複写機にコインキットやキーカウンタ等のアク
セサリ212を取りつけたときにもそのカウント制御の
ためのデータとして用いられる。サブピリングカウンタ
213は、カラーのコピーをとったときにそれぞれのコ
ピーに用いられたカラーの数の総和をカウントするのに
用いられる。
(5−7)電源 次に電源関係について第12図と共に説明する。
ベースマシン21は100V、(ボルト)の商用電源に
接続されるようになっている。また海外用に1’ 15
 V 60 Hzと220V50Hzの電源にも対応で
きるようになっている。コンセント221から供給され
た電力は15アンペアのサーキットブレーカ222、ノ
イズフィルタ223を介してメインスイッチ224に到
達する。メインスイッチ224の出力側は、インターロ
ックスイッチ225を経てACドライバ226、定着制
御用素子227およびDC電源228に電源とじて供給
される。更に、DADF24および中間トレイ33にも
それらの電源として供給されることになる。
ACドライバ226は、次の部品にそれぞれ所定のタイ
ミングで電源の供給を行う。
(イ)除電用イレーズランプ155(第8図)(ロ)露
光ランプ56および光学系用ファン177(第11図) (ハ)メインフユーザランプ181およびサブフユーザ
ランプ182(第12図) DC電源228は、次の部品にそれぞれ所定のタイミン
グで電源の供給を行う。
(イ)インターロックスイッチ225(第12図)(ロ
)ACドライバ226(第12図)(ハ)高圧電源供給
装置162(第8図)(ニ)ソータ38(第12図) (ホ)フユーザ出口センサ184(第12図)(へ)定
着制御用素子227(第12図)(ト)アクセサリ21
2(第12図);こ・こでアクセサリとは、例えばコイ
ンを使用してコピーを行なえるようにしたコインキット
や、各部署のコピー管理を行うためのキーカウンタやキ
ーコーダ等が存在する。
(チ)メインピリングカウンタ211およびサブピリン
グカウンタ213(第12図〉 (す)X−ポート・ファン192(第12図):このフ
ァンはX−ポートと呼ばれる搬送路を搬送されるコピー
用紙60の吸引用バキュームファンである。
(ヌ)インターイメージランプ・コントローラ157(
第8図) (ル)キャリジモータ171(第11図)(ヲ〉レジセ
ンサ172、濃度制御センサ173、レンズ・ミラー・
センサ174およびレンズ・ミラー・モータ175(第
11図) (ワ)原稿センサ178(第11図) (力)インクリーススイッチ159、サブ現像装置59
S1〜59S4およびメイン現像装置59Mのトナーの
主検知センサ、ならびにデイ選択・ソレノイド161(
第8図) (ヨ)メイン基板201(第8図等) (5−8)搬送系 次に第13図を用いてコピー用紙の搬送系について説明
する。
第1〜第5の供給トレイ31−1〜31−5には、ノー
ペーパセンサ231、サイズセンサ232、およびクラ
ッチ233がそれぞれ備えられている。ここでノーペー
パセンサ231は、供給トレイ31−1〜31−5内の
コピー用紙の有無を検知するためのセンサである。この
複写機では、複数の供給トレイに同一サイズのコピー用
紙をセットすることができ、この場合には1つの供給ト
レイのコピー用紙がなくなったとき他の供給トレイから
同一サイズのコピー用紙が自動的に給送できるようにな
っている。サイズセンサ232はトレイ内に収容されて
いるコピー用紙のサイズを判別するためのセンサである
。また、クラッチ233は、それぞれの送りロール61
−1.61−2、・・・・・・の駆動をオン・オフ制御
するための部品である。
コピー用紙の給送は専用に設けられたフィードモータ2
35によって行われる。フィードモータ235にはステ
ップモータが使用されている。コピー用紙の給送が正常
に行われているかどうかはフィードセンサ236によっ
て検知される。ゲートソレノイド237は、−旦送り出
されたコピー用紙の先端を揃えるためのレジストレーシ
ョン用のソレノイドである。このゲートソレノイド23
7は、通常のこの種のソレノイドと異なり通電時にゲー
トが開きコピー用紙を通過させるような制御を行う。
すなわち、コピー用紙の到来しない待機状態ではゲート
ソレノイド237に電源の供給がなく、ゲートは開いた
ままとなっている。コピー用紙が到来するわずか手前の
時点にゲートソレノイド237が通電され、通過を阻止
するためにゲートが閉じる。そして、所定のタイミング
でコピー用紙の搬送を再開する時点で通電が停止・しゲ
ートが開くことになる。このような制御を行うと、コピ
ー用紙の先端が通過を阻止されている時点でのゲートの
位置の変動が少なくなり、コピー用紙が比較的強い力で
ゲートに押し当てられた場合でもその位置決めを正確に
行うことができる。
手差し切換ソレノイド238は、第1の供給トレイ31
−1から送り出されるコピー用紙の搬送ローラと、手差
しトレイ41からマニュアルフィードされるコピー用紙
の搬送ローラとの駆動を切り換えるためのソレノイドで
ある。手差しトレイセンサ239は、手差しトレイ41
からコピー用紙を複数枚送る場合のコピー用紙の有無を
検知するためのセンサである。トレイインターロック2
41は、コピー用紙が紙詰まりを生じたときにその除去
のために開閉される機構に取りつけられているインター
ロックスイッチである。トレイパスセンサ242は、第
2および第3の供給トレイ31−2.31−3から送ら
れてきたコピー用紙60を検出するセンサで、ペースマ
シン21とこれら供給トレイ31−2.31−3の結合
部近傍に配置されている。
第14vAと共にDADF24について具体的に説明す
る。
DADF 24はベースマシン21のプラテンガラス5
5の上に取りつけられている。このD A D F 2
 ’4には、原稿251を載置する原稿トレイ252が
備えられている。原稿トレイ252には、原稿251を
そのコピーされる第1の面が下側となるようにして積層
する。
原稿トレイ252の原稿送り出し側にはりタートパッド
254と送り出しパドル255が配置されており、これ
らにより原稿251が1枚ずつ送り出される。送り出さ
れた原稿251は、駆動ローラ256と従動ローラ25
7によってS字状搬送部258を通り、このS字゛状撤
退部258と垂直搬送部259との交わる位置に配置さ
れた分岐ガイド261に押し当てられる。分岐ガイド2
61はこれにより開放され、原稿251は反転搬送部2
62側に搬送される。
原稿251の後端が分岐ガイド261を通過すると、図
示しないスプリングの作用によって分岐ガイド261は
S字状搬送部258側に閉止する。
このとき、分岐ガイド261の近傍に配置された図示し
ないセンサによって原稿251の通過が検出される。こ
の検出信号出力によって原稿反転用駆動ローラ264が
逆回転する。この結果、原稿251は搬送方向が反転さ
れ、その搬送方向をプラテンガラス55とほぼ直角方向
に変更される。
この後、原稿251は斜行スリップパドル265により
その一側部を図示しないサイド位置決めガイドに当設さ
れて位置決めされながら搬送される。そしてエンドレス
搬送ベルト266によってプラテンガラス55上の訂正
な位置まで搬送される。このようにして、原稿251の
前記した第1面に対するコピー作業が行われる。
第1面に対する露光が終了したら、エンドレス搬送ベル
ト266によって原稿251が矢印267方向に搬送さ
れる。そして出口側ガイド268の作用によって、この
第1面のみのコピーが行われる場合には垂直搬送部26
9が選択され、原稿251は原稿受は部271に収容さ
れることになる。
これに対して第1面の反対側の第2面に対してもコピー
をとる場合には、水平搬送部272が選択される。水平
(船道部272に送り出された原稿251は、(船道ロ
ーラ273によって矢印267と逆方向に搬送され、駆
動ローラ256と従動ローラ257によってS字状搬送
部258を搬送される。このとき、原稿251の下面は
原稿トレイ252に収容されていた時点と逆の第2面と
なっている。従って、先に説明したと同様の搬送手順で
この原稿251がプラテンガラス55の上に送り込まれ
た状態では、第2面に対するコピー作業が行われること
になる。
第2面の露光終了後、原稿251は出口側ガイド268
の作用によって垂直搬送部269に送られ、原稿受は部
271に排出されること1ごなる。
(5−10)ソータ 第15図と共に10ビンのソータ、38について具体的
に説明する。
第15図はソータの外観を表わしたものである。
lOビンのソータ38は、10枚のビン281が一体と
して昇降できるようになっている。ソータ本体282に
は、この昇降を行うための駆動源(ビンモータ)と、1
ビン分ずつの移動位置をコントロールするためのカムお
よびカムスイッチと、ビン281が下限位置に到達した
ことを検出するためのダウンリミットスイッチ(共に図
示せず)が配置されている。
コピー用紙60は第4図に示した搬送ロール68.68
によって矢印284方向に進み、ソータ本体282に送
り込まれる。そして、その時点でその搬送路に対向して
いるビンに対して排出されることになる。なお、ソータ
によってはビン281を昇降させず、代ってソータ本体
282を昇降させて排出路の切り換えを行うこともでき
る。
ソータ38のモード選択は、第5図に示したソータ用パ
ネル74を操作することにより行われるようになってい
る。
(5−11)中間トレイ 次に中間トレイ33について説明する。
第16図は中間トレイ33を中心とした搬送系を表わし
たものである。
ベースマシン21内のヒートロール66によって熱定着
されたコピー用紙60は、同じくベースマシン21内に
配置されたデュプレックス・ゲートソレノイド351に
よって排出トレイ側に出すか中間トレイ33側に送り込
むかの制御が行われる。第1のデュプレックス・パスセ
ンサ352はベースマシン21側に、また第2のデュプ
レックス・パスセンサ353は第2の供給トレイ31−
2の近傍にそれぞれ配置されており、中間トレイ33の
近傍に到達する前のコピー用紙60について紙詰まりの
検出が行われる。
ところで中間トレイ33には、コピー用紙60の先端を
トレイ先端まで送り込むための送りロールが存在しない
。そこで送られてきたコピー用紙60のサイズに応じて
これらを所望の位置まで搬送しトレイに“落下させる”
ための3つのデュプレックス・ソレノイド・ゲート35
5〜357が配置されている。これらのデュプレックス
・ソレノイド・ゲート355〜357は送り込まれる用
紙のサイズに応じてソレノイドを択一的に動作させ、対
応するゲートの開閉を行うようになっている。スキュー
ロール・ソレノイド・ゲート358は、この“落下”し
てきたコピー用紙60の先端の一角を中間トレイ33の
先端の角に当てるように制御し、送られてきたコピー用
紙60の1枚1枚の先端を揃えるゲートである。この動
作が1枚分終了するごとにメインピリングカウンタ21
1のカウントアツプが行われる。
中間トレイ33はすでに説明したようにトレイ制御用C
PU128によって制御されるようになっており、デュ
プレックス・モータ361(第8図)の制御によってコ
ピー用紙の搬送を行う。デュプレックス・ノーペーパセ
ンサ362はこの中間トレイ33におけるコピー用紙6
0の有無を検知するセンサである。デュプレックス・フ
ィードクラッチ363は、コピー用紙60の送り出しを
行うための駆動源についてオン・オフ制御を行うため・
の機構である。
インバータ・ゲートソレノイド364は、両面コピーを
とるか同一面に複数のカラーでマーキングを行ったり合
成コピーをとるかどうかの切り換えを行うソレノイドで
ある。すなわち、第16図に示したような向きにインバ
ータ・ゲートソレノイド364が位置している場合、搬
送路365を下向きに落下するように搬送されてきたコ
ピー用紙60はインバータ・ゲートソレノイド364に
案内されて落下した後、搬送ロール367.368によ
って今度は上向きに搬送される。そして、インバータ・
ゲートソレノイド364の手前、で図の右方向に搬送方
向を変更され、中間トレイ33に表裏逆の状態で収容さ
れる。この状態で搬送が再開されると、両面コピーがと
られることになる。
これに対して、下向きに搬送されてきたコピー用紙60
がインバータ・ゲートソレノイド3640手前でそのま
ま図の右方向に搬送方向を変更されると、もとの表側が
再び上になる状態で収容される。この後者の状態で搬送
が再開されると、同一面に再度コピーがとられることに
なる。一般にN種類のカラーでマーキングを行う場合に
は、1枚のコピー用紙60がN回申間トレイ33に収容
され、この後にモノクロで現像が行われて排出される。
デニプレックス・フィードセンサ369は、中間トレイ
33から送り出されたコピー用紙の紙詰まりの有無を検
知するためのセンサである。
(5−12)エディタパッド 第17図および第18図と共にエディタパッド132に
ついて具体的に説明する。
このうち第17図はエディタパッドを装着した複写機の
システム構成を表わしたものである。すなわち本発明の
実施例としての第3図に示した複写機の構成では、DA
DF24をプラテンガラス55の′上に取りつけている
ので、エディタパッド付きプラテン26をこの上部に装
着することができない。
第17図に示した複写機では、第1の供給トレイ3・1
−1が備えられたベースマシン21の上部にエディタパ
ッド付きプラテン26が取りつけられている。図で四角
の部分がエディタパッド132である。なお、この複写
機にはパフクリットタイプのコンソールパネルが配置さ
れている。
またベースマシン21の下部には、第2および第3の供
給トレイ31−2.31−3のみが収容されたキャビネ
ット401が配置されている。ベースマシン21にはソ
ータが取りつけられておらず、排出されるコピー用紙を
収容するための排出トレイ37が取りつけられている。
コンソールパネル27の配置されているパネル面の左端
近傍にはICカード装置22Aが配置されており、この
上部にICカード131をセットすることができるよう
になっている。上面に液晶表示板が組み込まれているI
Cカードでは、ICカード装置22Aに組み込んだ状態
で、表示板としての動作も行なうことができ、複写機に
表示機能を増設させたり、表示機能のない複写機に表示
機能を付加することができる。
複写機の一般的な構成については、先の第2図で説明し
たのでこれを参照されたい。なおエディタパッド132
は座標の人力に大変便利なものであり、第3図に示した
本実施例のような構成の複写機にも単独で使用すること
が可能である。この場合には、エディタパッド132を
机上等に配置し、コードを用いてICカード装置22(
第3図参照)と直接接続したり、あるいはICカード1
31に座標データを書き込み、これをICカード装置2
2に装着して使用することになる。
第18図はエディタパッドの構成を表わしたものである
。エディタパッド132は、 縦307mm、横432mmの長方形の座標人力用ハツ
ト405を備えている。このパッドの手前側の幅IQm
mの領域は次に説明するエディタパネル406となって
いる。エディタパネル406を含んだエディタパッド1
32は、X軸上の位置を指定する抵抗線を配置した第1
のゴムパッドと、Y軸上の位置を指定する抵抗線を配置
した第2のゴムパッドとをスペーサを介して重ね合わせ
た構造となっており、オペレータの指や先の尖ったぺン
等によって圧力の加えられた位置をX、Y座標上の値と
して感知できるようになっている。エディタパネル40
6の手前には、各種情報を表示するための表示パネル4
07が配置されている。また、エディタパッド132の
内部後方部分には、座標データを処理するための基板や
インターフェイス回路用の基板408が配置されている
。
第19図は第18図で説明したエディタパネルおよび表
示パネルの部分の要部を表わしたものである。エディタ
パネル406には、次のようなボタンが配置されている
。
(イ)特殊機能ボタン411; 特殊機能を用いるときに使用するボタンである。
(ロ)寸法変倍ボタン412; 距離を指定して縮倍率を指定するときに使用するボタン
である。
(ハ)抽出ボタン413; 指定された領域を抽出するためのボタンであり、モノク
ロ(白黒)記録について使用される。
(ニ)削除ボタン414; 指定された領域を削除するためのボタンであり、同じく
モノクロ(白黒)記録について使用される。
(ホ)速写カラー合成ボタン415; 速写カラー合成の機能を指定するときに使用するファン
クションボタンである。
(へ)マーキングカラーボタン416;マーキングカラ
ーの機能を指定するときに使用するファンクションボタ
ンである。
(ト)部分カラー変換ボクン417; 部分カラー変換の機能を指定するときに使用するボタン
である。
(チ)カラー反転ボタン418; カラーで指定された領域を黒色にしたり、黒色で指定さ
れた領域をカラーに変換するときに使用するボタンであ
る。連写カラー合成ボタン415、マーキングカラーボ
タン416、部分カラー変換ボタン417およびカラー
反転ボタン418はカラー記録についてのファンクショ
ンボタンである。
(す)指定方法ボタン419; 領域の指定を、矩形における対角線の両端の2点の座標
値で行うか、多角形の各点の座標値で行うかの選択を行
うためのボタンである。
(ヌ)領域・色指定ボタン421; 領域の設定を行う時点で使用するボタンである。
(ル)領域クリアボタン422;領域の指定を解除する
ときに使用するボタンである。
(ヲ)設定終了ボタン423; 1または複数の領域についてそれらの指定が終了したと
きに使用するボタンである。
最初の8つのボタン411〜418に対応する表示パネ
ル407の部分には、それぞれそれらのボタンの選択の
有無を表示するための表示ランプ425が付属している
。また指定方法ボタン419については、その指定方法
に応じて対角指定ランプ426または多角指定ランプ4
27が点灯するようになっている。
(ワ)通常マーキングボタン431;領域内を一様にマ
ーキングするという通常のマーキング形態を指定するた
めのボタンである。
(力)枠マーキングボタン432;例えば特定領域を囲
む枠状の領域を設定してマーキングを行うときに使用す
るボタンである。
(ヨ)ラインマーキングボタン433;例えば太めのア
ンダーライン状の領域を設定してマーキングを行うとき
に使用するボタンである。
(り)色指定ボタン434〜437;マーキングのカラ
ーは領域ごとに独立して行うことができるので、マーキ
ングを行う領域との関係でカラーの指定を行うためのボ
タンである。ここでは、色指定ボタン434が赤色の指
定を行い、色指定ボタン435が青色の指定を行う。色
指定ボタン436は緑色の、また色指定ボタン437は
茶色の指定を行うようになっている。すでに説明したよ
うに本実施例の複写機は、これ以外のカラーの現像装置
をセットすることもでき、この場合には、色指定ボタン
434〜437の表面に被せられているトップカバーを
そのカラー用のものに取り替えることになる。(ワ)〜
(夕)で説明したマーキング専用の各ボタン431〜4
37にはそれぞれ表示ランプ438が配置されており、
どのランプが選択されたかが表示されるようになってい
る。
(5−13)大容量トレイ ところで、この複写機には第4および第5の供給トレイ
31−4.31−5の代わりに大容量トレイ36をセッ
トすることができる。そこで本実施例の構成とは異なる
が、これについても簡単に説明する。
第20図はこの大容量トレイの回路構成の概要を表わし
たものである。
大容量トレイ36には、1000〜2000枚のコピー
用紙を一度にセットすることができ、大量のコピーを中
断なく作成することができる。大容量トレイ36には、
次のような回路部品が備えられている。なお大容量トレ
イ36は、第8図に示したノイズフィルタ223の出力
側から交流電源の供給を受け、また同じく第8図に示し
たメイン基板201を介してDC電源228から直流電
源の供給を受けてこれらの回路部品を動作させるように
なっている。
(イ)ストップセンサ472; コピー用紙60の昇降を行うためのエレベータ機構を備
えた大容量トレイ36についてその下限位置を検知する
ためのセンサである。
(ロ)インターロックスイッチ473;大容量トレイ3
6の前面パネルについてその開閉を検知するためのイン
ターロックスイッチである。
(ハ)ノーペーパ・センサ474; 収容されたコピー用紙60が残り少なくなった時点でこ
れを検知するためのセンサである。
(ニ)サイズセンサ475: コピー用紙60のサイズを判別するためのセンサである
。
(ホ)大容量トレイ用モーク476: 大容量トレイ471のエレベータ機構を駆動しコピー用
紙60の収容部分の昇降を行うためのモータである。
くべ)セットセンサ477; 前記したエレベータ機構を備えた大容量トレイ36につ
いてその上限位置を検知するためのセンサである。
(ト)大容量トレイ用クラッチ478;コピー用紙60
の送り出しを制御するためのクラッチである。
(チ)フィードセンサ479; 大容量トレイ36から送り出されるコピー用紙60の紙
詰まりを検知するためのセンサである。
次の第21図は本実施例の複写機に用いられるICカー
ドに格納されるプログラムの種別を表わしたものである
。ICカード131には、Ml 〜M)+およびXl 
〜X8の記憶領域が設けられており、前者の記憶領域M
、〜MM にはそれぞれ独立してモードプログラムM 
P r 〜M P N が格納されるようになっている
。ここでモードプログラムとは、複写条件を設定するた
めのプログラムである。
また、後者の記憶領域x1〜XX には、複写機の付加
的制御情報を表わしたプログラム(以下付加プログラム
という。)XP、〜XPxや座標データ等のその他の情
報りが格納されるようになっている。なお、記憶媒体と
して比較的小容量のものを使用する場合には、モードプ
ログラムのみを格納するようにしてもよいし、記憶領域
M1〜M、l。
X、−X、の数を少なくするようにすればよい。
一方、ベースマシン21側には基本的制御情報が格納さ
れており、これに付加的制御情報が加えられたものが、
複写機の実行することのできる制御内容となる。この制
御内容について記録条件を設定するのがモードプログラ
ムである。ベースマシン21側のRAM121E(第7
図)にも、モードプログラムを格納する領域が存在して
いる。
RAM121Eに格納されたモードプログラムは、必要
によりICカード131に書き込まれることができ、そ
の逆も可能である。
第22図は、基本的制御情報と付加的制御情報の関係を
表わしたものである。この図に示すようにROM121
Dにはコピー用紙の搬送系の制御や露光制御のように複
写機の基本的な制御に必要なブ・ログラムPと、各種の
発展または変形を行いうるプログラムA。、Bo 、C
o s Do・・・・・・が書き込まれており、これら
が全体として基本的制御情報を構成している。
一方、ICカード131はそこに格納されている付加的
制御情報の種類によって複数の形態を取りうるようにな
っている。例えば第1のICカード131−1は、プロ
グラムA+ 、Br SC+ 、D、およびSl を格
納している。また第2のICカード131−2は、プロ
グラムA2 、D2 およびS2 を格納している。
(i)ここでプログラムAは縮倍率に関するものである
。このうち基本的制御情報としてのプログラムA。は1
種類の固定倍率(100%;等倍)の設定に関するもの
である。第1のICカード131−1に格納されている
付加的制御情報としてのプログラムAI  はこれらの
固定倍率の他に200%から50%までの1%刻みの任
意倍率を設定できる制御情報が加えられている。また、
第2のICカード131−2に格納されている付加的制
御情報としてのプログラムA2 には、11種類の縮倍
率(50%、61%、70%、81%、86%、93%
、 115%、 122%、 141 %、163%、
200%)を設定することのできる制御情報が加えられ
ている。
(ii )プログラムBは原稿の複写形態に関するもの
である。このうち基本的制御情報としてのプログラムB
1.は通常の複写およびADF23ならびにDADF 
24による一面の複写に関するものである。第1のIC
カード131−1に格納されている付加的制御情報とし
てのプログラムB1 には、製本原稿に対する見開きの
2ページを順に複写する機能(速写機能)と、DADF
24による両面の複写機能を可能とする制御が追加され
ている。第2のICカード131−2にはプログラムB
が追加されていない。
(iii )プログラムCは現像の形態に関するもので
ある。このうち基本的制御情報としてのプログラムCo
 はメイン現像装置59Mまたはサブ現像装置59Sに
よる1色の現像制御を扱っている。
第1のICカード131−1に格納されている付加的制
御情報としてのプログラムC+  は、原稿の特定領域
にカラーでマーキングを行うマーキングカラー処理のよ
うに、2色あるいは多色で書類の作成を行うための制御
情報を扱っている。第2のICカード131−2にはプ
ログラムBが追加されていない。
(iv )プログラムDはマーキングカラー処理等に使
用する座標データの入力形態に関するものである。この
うち基本的制御情報としてのプログラムD。は、テンキ
ー80を使用した座標入力を行う制御を扱っている。第
1のICカード131−1に格納されている付加的制御
情報としてのプログラムD1  はテンキー80のみで
なく、エディタパッド132や他のICカードから座標
データの入力が行なえるような制御を扱っている。
また、第2のICカード131−2に格納されている付
加的制御情報としてのプログラムD2 には、テンキー
80による座標データの人力と、エディタパッド132
による座標データの入力とが行なえるような制御を扱っ
ている。
(V)プログラムSはコピー作業の開始に関するもので
ある。このプログラムSが格納されていない基本的制御
情報では、1日の稼働時間、例えば朝9時から12時ま
でと午後1時から5時までしかコピー作業を開始させる
ことができない。すなわち、昼休みや残業時間にコピー
をとることができず、これらの時間における機密文書の
無断コピーや私的なコピーを防止することができる。第
1のICカード131−1に格納されている付加的制御
情報としてのプログラムSl  は、コピー作業の時間
的な制限をなくしている。また、第2のICカード13
1−2に格納されている付加的制御情報としてのプログ
ラムS2 は、午後7時以降のコピー作業の禁止と、コ
ピー作業の行われた日時および枚数に関するデータをI
Cカード131−2自体に書き込むための情報を取り扱
っている。
このように、第1のICカード131−1には第2のI
Cカード131−2よりも活用範囲の広いプログラムが
格納されている。第1のICカーF131−1の表面は
例えば金色に着色されており、例えば銀色に着色された
第2のICカード131−2と区別することができるよ
うになっている。この複写システムでは、この他図示し
ないが表面が緑色に着色された第3のICカード131
−3が用意されて・おり、複写機の自己診断等の他の機
能を実現するために使用されるようになっている。
な右、ICカード131等の記憶媒体の表面には、■ 
、■ 、■ 等のように部長、課長、平社員等の役職を
表わす記号と同時に、この手段によって使用可能な機能
を表示するようにしてもよい。例えば記憶媒体の表面に [相] T■コ と記されていれば、いつでもどのよう
な機能でも使用することができるが、■       
         と記されていれば、原稿の縮小およ
び拡大、ADF23およおよびHCF36の使用が可能
であり、これ以外の機能を使用することができない。
以上説明したようにこの複写機ではICカード装置22
にセットするICカード131の種類に応じて複写機の
機能が変化することになる。そして、更にセットされた
ICカード131における複写条件の選択によってその
カード所有者に最適なコピー作業を行わせることができ
る。
(6−2)ICカードの利点 さて、本実施例では複写機との間でデータの交換を行う
記憶媒体としてICカード131を使用することにした
。記憶媒体としては、カード状に形成することのできる
ものに限定しても代表的なものに(1)磁気カード、(
ii)ICカードおよび(iii )光カードがある。
このうち(i)磁気カードは磁気ストライプに情報を記
憶するもので、主として銀行のキャッシコカードや各種
クレジットカードとして用いられているものである。こ
の磁気カードは一般に72バイトの記憶容量を持ち、7
2文字の記憶が可能である。磁気ヘッドを用いて情報の
読み書きを行うことができ、反復使用が可能である。カ
ード自体の価格が大変安いが、カード上での演算ができ
ないことと、記憶容量が大変に少ないことが欠点として
挙げられている。
これに対して(ii)ICカードは、カード内にCPI
J (中央処理装置)とメモリを配置したもので、記憶
容量が例えば2.8にバイトと大変多く数百万程度の文
字を記憶することができる。また、データの読み書きと
反復使用が可能であり、救急医療カードやショッピング
カード等への利用が期待されている。カード上での演算
も可能であるが、製造単価が高いという欠点がある。
最後に(iii )光カードは写真製版法で情報を書き
込み、これを光センサを用いて読みだそうとするもので
あり、記憶容量は例えば400にバイトから2M(メガ
)バイトと非常に大きい。製造価格は量産時にかなり安
くなるが、カード上での演算や情報の追記が不可能であ
り、現状では書籍や辞書、電話帳、教育用ソフト等の用
途が期待されている。
本発明で記憶媒体として要求されるのは、情報の書き込
みと読み出しを行うことができるものなので、光カード
の使用は不可能である。そこで本実施例では磁気カード
と較べて記憶容量が大きく、かつセキュリティでも格段
に優れているICカードを記憶媒体として複写機に使用
することにしている。
なお、本実施例の複写機に適用することのできる池の記
憶媒体としては、3.5インチ等のフロッピーディスク
や磁気テープあるいは磁気バブルメモリ等も存在する。
(6−3)’ICカード装置の構成 第23図は、ICカード装置に右けるICカードの接続
部分の回路構成の要部を表わしたものである。ICカー
ド装置22は第6図に示したようにカード用CPLI 
l 29を備えている。カード用CPU129は4K(
キロ)バイトの記憶容量をもつRAM (ランダム・ア
クセス・メモリ)511と、4にバイトの記憶容量をも
つROM(リード・オンリ・メモリ)512を備えてい
る。
ここでROM512はICカード装置22の制御を行う
ためのプログラムを記憶したメモリであり、RAM51
1は各種データを一時的に記憶するための作業用メモリ
である。
カード用CPLI 129は2つのシリアルパラレル変
換器513.514に接続されている。第1のシリアル
パラレル変換器513はICカード装置22にセットさ
れるICカードとの間でシリアルデータの送受を行い、
カード用CPU 129との間でパラレルデータの送受
を行うようになっている。第2のシリアルパラレル変換
器514は、ベースマシン21との間でシリアルデータ
の送受を行い、シリアルパラレル変換あるいはパラレル
シリアル変換を行ってカード用CPU 129との間で
パラレルデータの送受を行う。ICカード装置22内に
は2つのクロック発生回路515.516が用意されて
おり、第1のクロック発生回路515は、10MHzの
クロック信号をICカードに供給する。また、第2のク
ロック発生回路516は、7.3728MHzのりo−
7り信号をカード用CPU 129に供給する。
カード用CPU 129は出力ポート518を介してI
Cカードに電圧■。およびVPPを供給し、またリセッ
ト信号R3Tの供給も行う。また入力ポート519を介
してICカード装置22にもうけた検出センサからイン
サート信号INSおよびカード有り信号CARDの供給
を受けるようになっている。
(6−4)制御の概要 以上のようなICカード装置22を備えた複写機では、
ICカード装置22に装着されたICカード131に対
してデータの呼び出しおよび登録という2通りの処理を
行うことになる。また、この実施例の複写機では、デー
タの呼び出しおよび登録の処理を複写機本体のメモリ(
不揮発性メモリ121F)に対しても行えるようになっ
ている。
従って、オペレータによって選択されるデータの処理モ
ードは合計4通りに大別されることになり、ICカード
131を用いた複写機の制御にあたって、まずこの処理
モードの選択を行う必要がある。
しかし、処理モードの選択を全て選択キー等のキー操作
に基づいて行うようにすると、オペレータによるキー操
作の回数が極めて多くなり、操作が煩雑となるため、必
然的に 誤操作等も増加する。
ところで、前述のような4種類の処理モードは、全て均
一な頻度で使用されるものではない。すなわち、ICカ
ード131を用いる場合には、データの登録よりは一旦
登録したデータを呼び出して1吏用することの方が多く
なり、また容量の決まった本体メモリを用いるよりはI
Cカード131を用いる方が多くなるのが一般的である
。
また、ICカード131を用いる場合、データの登録を
行う時:こはこの登録する領域の指定以外:こ登録する
データをコンソールパネル28上に設定のための操作を
行うことが必要であり、反対にデータの呼び出しを行う
時には領域の指定のみの操作で足ることになる。
そこでこのような処理モードの種類に応じた使および容
易な操作を提供するため、以下のような制御を行うよう
になっている。
第24図はこのような処理を行うための制御の概要を表
わしたものである。
まず、ICカード131に対するデータの呼び出しおよ
び登録を行う場合には、ICカード131の挿入タイミ
ングとジョブスイッチ84(第5図)が押下タイミング
の先後関係に基づいて場合分けするようになっている。
すなわち、ステップ■においてジョブスイッチ84の押
下が検出されずにステップ■におけるICカード131
の挿入が検出された場合には、ステップ■においてIC
カード131に対するデータの呼び出し処理を行うこと
になる。これは、ICカード131からデータを呼び出
すモードの設定に際して、何ら複写機側の設定操作を行
う必要がないことから、ICカード131のみの挿入を
条件として呼び出し処理モードに自動設定することとし
たものである。これによって、例えば処理モードの選択
枝やカード挿入を指示するためのメツセージの表示を行
うことなく、かつ何らキー操作を経ることなく、最も頻
度の高いICカード131のデータの呼び出しモードを
効率的に設定できる。
また、ステップ■においてジョブスイッチ84の押下が
検出されることにより、ICカード131の呼び出し処
理以外のモードの選択を判断することになり、液晶表示
部112に他の3種類のモード設定を行うための選択枝
が表示される(ステップ■)。第25図はこの表示状態
を表わしている。液晶表示部112には、「どれを選択
しますか?」という文章の下jこ、「呼び出し」、「登
録」、「力、−ド登録」の各選択枝と、これらの1つを
選択するためのカーソル531が表示される。ここで、
「呼び出し」および「登録」とは本体ジョブメモリに対
する呼び出しおよび登録を意味しており、「カード登録
」とはICカード131に対する登録を意味している。
また、この実施例ではデータの登録を行う場合、オペレ
ータは予めコンソールパネルの操作によって登録したい
複写条件を設定しておき、ジョブスイッチ84を押下す
るようになっている。
そして、この登録データの設定後、ジョブスイッチ84
が押下され、選択枝の表示が行われた段階でICカード
131の挿入が検出されると(ステップ■)、複写機は
カード登録モードに設定され、この処理が行われる(ス
テップ■)。従ってこの場合にも、選択枝の中からカー
ド登録を選択するためのキー操作、すなわち選択キー1
18と設定キー119の操作が省略できる。
また、本体ジョブメモリに対するデータの呼び出しまた
は登録を選択する場合には、ステップ■の表示状態で、
選択キー118を操作し、カーソル531を「呼び出し
」または「登録」の位置に移動し、次に設定キー119
を押下する操作が行われる。カーソル531が「呼び出
し」を指示した状態で設定キー119の押下が判断され
ると(ステップ■;Y)、本体ジョブメモリに対する呼
び出し処理(ステップ■)が行われ、反対にカーソル5
31が「登録」を指示した状態で設定キー119の押下
が判断されると(ステップ■;N)、本体ジョブメモリ
に対する登録処理(ステップ■)が行われるようになっ
ている。
なお、本体メモリにデータの登録を行えない構成の複写
機においては、このような選択枝の表示を行わず、ジョ
ブスイッチ84の押下後にICカード131の挿入が行
われることを条件としてカード登録モードの処理を行う
ようにすることができる。
また、各処理モードが選択された以後のICカード13
1に対する「呼び出し」および「登録」と本体ジョブメ
モリに対する「呼び出し」および「登録」とは、それぞ
れほぼ同一の手順で行われる。そこで以下の説明におい
ては、ICカード131に対する「呼び出し」および「
登録」の処理:二ついてのみ詳述する。
第26図は、ICカードからデータを呼び出す場合の動
作を具体的に示したものである。
第24図のステップ■でICカードの呼び出しモードに
設定されたら、ICカード装置22はICカード131
からそのフォーマットを表わすデータを受信して(ステ
ップ■)、この実施例の複写機との適合性をチエツク(
ステップ■)する。
そして適合であれば(ステップ■;Y)、続いて登録状
態データと付加的制御情報を受信する(ステップ■)。
ここで登録状態データとは、登録されたデータそのもの
の受信で;まなく、モードプログラムの登録状態を示す
データである。登録状態データは、液晶表示部112に
表示される(ステップ■)。
第27図は、登録状態データの表示内容の一例を表わし
たものである。この図に示すように「どれを選択します
か?」という文章の下にMl 〜M0ON種類の記憶領
域がそれぞれ皿535の図形として表示される。その左
隣りに配置されている“l”から“N”までの数字は領
域を示す番号である。皿535には、符号“M”が表示
されているものと、何も表示されていないものとがある
。
ここで符号“M″が表示されているものについては、す
でにモードプログラムが登録されている。
何も表示されていない皿は、空の皿でありモードプログ
ラムが格納されていない。
第28図および第29図は、これらの表示の変形例を表
わしたものである。このうち第28図に示した例では、
モードプログラムが登録されている記憶領域についての
みの番号が表されている。
また、第29図に示した例では、符号“M”を表示する
代わりとして皿535に水が入った状態を表示している
。
第26図に戻って説明を続ける。登録状態の表示が行わ
れたら、オペレータの所望の複写条件に対応するモード
プログラムの記憶領域が選択される。これにより設定キ
ー119が押されたら(ステップ■)、カーソル531
の指示する番号が読み出され、これに対応する記憶領域
(メモリ)にモードプログラムが登録されているかどう
かの判別が行われる(ステップ■)。オペレータが過っ
て未登録の番号“3”を指定したとすると(Y)、「カ
ードのメモリ3は登録されていません」という文章等の
表示が行われる(ステップ■)。
第30図はこのような表示の一例を表わしたものである
。この表示状態でオペレータはICカード131からの
データの呼び出しの中止と、記憶領域の番号の変更の変
更のうちの1つをカーソル535で選択することができ
る。ここでオペレータが「中止」を指定して設定キー1
19を押した場合には(ステップ■;Y)、ICカード
131による複写機の制御が中止され、ICカード装置
22はICカード131の排出動作を行う(ステップ■
)。そしてこの後、第31図に示したように「コピーで
きます」という表示が行われる(ステップ@)。
これに対して、オペレータが「番号変更」を選択して設
定キー119を押した場合には(N)、ステップ■に戻
って登録状態の再表示が行われる。
一方、ステップ■で指定した番号が登録されたものであ
った場”合には(ステップ■;N)、その番号の記憶領
域のモードプログラムがICカード131から読み出さ
れる(ステップ0)。そして、ICカード131から既
に読みだされている付加プログラムによって強化あるい
は変更された複写機の機能に対して、複写条件の設定が
行われることになる(ステップまる12の後、複写機は
ステップ■に進んでコピーができる状態となる。もちろ
ん、この状態でオペレータはコンソールパネル28(あ
るいはコンソールパネル27)を操作して複写条件をよ
り最適なもの:こ変更してコピー作業を開始させること
も可能である。
また、前述したステップ■!こおいてフォーマットのチ
エツクを行った結果、不適合とされたときには(N)、
ICカード装置22によってICカード131の排出が
行われ(ステップ■)、液晶表示部112によって「コ
ピーできます」という表示が行われる(ステップ@)。
なお、フォーマントのチエツクを行った結果として不適
合とされたとき、ICカード装置22はフォーマットに
エラーが存在することをベースマシン21側に送出し、
液晶表示部112にその旨の表示を行わせるようにして
もよい。
(6−5−2)−括呼び出し 以上説明したようにこの複写機ではICカードをセット
すると登録されているモードプログラムが表示されて、
これから所望のものを選択するようにした。この実施例
の複写機は、その不揮発性メ%!J 12 IF (第
7図)にモードプログラム選択のための他の幾つかのプ
ログラムが格納されており、複写機をコピーモード以外
の特殊なモードに設定した状態でテンキー80の操作に
よってこれらのモードに切り換えることができるように
なっている。本実施例の複写機では、モードプログラム
選択のためのモードとして次のようなものが用意されて
いる。
(i)指定呼び出しモード これは、先に説明したモードであり、これを選択すると
指定したモードプログラムの呼び出しが行われる。
(ii )−括呼び出しモード ICカード131に登録されている全モードプログラム
が一括して呼び出されるモードである。
この場合には、呼び出されたモードプログラムはベース
マシン21側:こ格納され、次のステップでこれらのモ
ードプログラムの選択が行われることになる。ICカー
ド131側から幾つかのモードプログラムを呼び出して
、これらを逐次使用する場合にはこのモードを選択する
ことが便利である。
(iii )優先呼び出しモード 優先的に1つのモードプログラムを呼び出し、複写機を
それによって指定された複写条件に設定するモードであ
る。これには、ICカード131の1番の記憶領域に格
納されたモードプログラムを無条件に読み出す“1番選
択”モードや、最も時間的に新しく登録または更新され
たモードプログラムを読み出す“最新選択”モード、あ
るいは最も多く複写機によって呼び出されたモードプロ
グラムを読み出す“最多選択”モードが存在する。
まず−括呼び出しモードについて説明を行う。
第32図は、この−括呼び出しモードにおける動作を説
明するためのものである。このモードではICカード装
置22がICカード131からフォーマットデータを受
信して、その適合性がチエツクされたら(ステップ■、
■)、液晶表示部112に「データー括呼び出し」の表
示が行われる(ステップ■)。そしてICカード131
からすべてのモードプログラム等の読み出しが行われる
(ステップ■)。データの読み出しがすべて終了すると
、液晶表示部112:二よって「どれを選択しますか」
の表示が行われる(ステップ■、第27図〜第29図)
。オペレータが今回使用しようとする記憶領域の番号を
指定すると(ステップ■;Y)、そのモードプログラム
が有効になり、複写条件の設定が行われる(ステップ■
)。そして、ICカード装置22によってICカード1
31の排出が行われ(ステップ■)るとともに、「コピ
ーできます」という表示が行われ(ステップ■、第31
図)、その複写条件によるコピー作業が可能となる。ま
た、ステップ■においてICカード131が不適合とさ
れたときには(N)、ICカード装置22によってIC
カード131の排出が行われ(ステップ■)、液晶表示
部112によって「コピーできます」という表示が行わ
れる(ステップ■)。
(6−5−3)優先呼び出し 第33図は、これに対して優先呼び出しモードの中の“
1番選択”モードが選択されている場合の動作を説明す
るためのものである。このモードではICカード装置2
2がICカード131からフォーマットデータを受信し
て、その適合性がチエツクされたら(ステップ■、■)
、ICカード装置22はICカード131の記憶領域の
1番にモードプログラムが登録されているかどうかをチ
エツクする(ステップ■)。登録されていれば(Y)、
そのモードプログラムが他の必要な制御プログラムと共
に読み出される(ステップ■)。
そしてこれにより複写条件が設定され(ステップ■)、
液晶表示部112には「コピーできます」の表示が行わ
れる(ステップ■)。
一方、ステップ■で記憶領域の1番に登録が行われてい
なかった場合には(N)、登録状態データと付加的制御
情報の受信が行われ(ステップ■)、このうち登録状態
データは、液晶表示部112に表示される(ステップ■
、第27図〜第29図)。
登録状態の表示が行われたら、オペレータの所望の複写
条件に対応するモードプログラムの記憶領域が選択され
る。これにより設定キー119が押されたら(ステップ
■)、カーソル531の指示する番号が読み出され、こ
れに対応する記憶領域(メモリ)にモードプログラムが
登録されているかどうかの判別が行われる(ステップ■
)。オペレータが過って未登録の番号を指定すれば(Y
)、第30図に示したような未登録表示が行われる(ス
テップ0)。ここでオペレータが「中止」を指定して設
定キー119を押すと(ステップ■;Y)、ICカード
131による複写機の制御が中止され、ICカード装置
22はICカード131の排出動作を行う(ステップ■
)。そしてこの後、第31図に示したように「コピーで
きます」という表示が行われる(ステップ■)。
これに対して、オペレータが「番号変更」を選択して設
定キー119を押した場合には(N)、ステップ■に戻
って登録状態の再表示が行われる。
ま・た、ステップ■で指定した番号が登録されたもので
あった場合には(ステップ■;N)、その番号の記憶領
域のモードプログラムがICカード131から読み出さ
れる(ステップ■)。そしてそのモードプログラムによ
る複写条件の設定が行われることになる(ステップ■)
。
第34図はこれに対して優先呼び出しモードに右ける“
最新選択”モードが選択されている場合の動作を説明す
るためのものである。このモードではICカード装置2
2がICカード131からフォーマットデータを受信し
、その適合性がチエツクされたら(ステップ■、■)、
ICカード131にモードプログラムとして格納されて
いるプログラムのうち最っとも新しく登録あるいは更新
されたプログラムが選択される(ステップ■)。
そして、そのモードプログラムがICカード131から
読み出されて(ステップ■)、複写条件の設定が行われ
(ステップ■)、さらにICカード131が排出される
とともに(ろテップ■)、「コピーできます」の表示が
行われることになる(ステップ■)。また、ステップ■
においてICカード131が不適合とされたときには(
N)、ICカード装置22によってICカード131の
排出が行われ(ステップ■)、液晶表示部112によっ
て「コピーできます」という表示が行われる(ステップ
■)。
第35図はこのような“最新選択”モードの実行を可能
とするICカードのメモリ領域の一部を表わしたもので
ある。このICカード131にiよ、不揮発性メモリが
備えられており、そこに各モードプログラムの領域番号
“1”〜“N”別に、登録または更新の日時および複写
機に対するプログラムの呼び出し回数が記録されるよう
になっている。例えば“1番”の領域は6月25日10
時:こ登録または更新が行われており、“3番”の領域
は5月3日の11時に登録または更新が行われている。
“2番”の領域に日時が書き込まれていないのは、所定
の時間(例えば6力月)を経たものなので、複写機にセ
ットされた時点でその時計機構と照合が行われた時点で
日時データが消去されたためである。この第35図に示
した例では、“1番”の領域が最新のモードプログラム
ということになり、これが優先して呼び出されることに
なる。
一方、複写機に対するプログラムの呼び出し回数は、複
写機が“最多選択”モードに設定されたときに使用され
るものである。この例では“3番”の領域が最も多く呼
び出されたことになり、“最多選択”モードではこの領
域が優先して呼び出されることになる。なお、複写機が
実際使用したモードプログラムに関するデータがICカ
ード131側にフィードバックするようなシステムでは
、ICカード装置22が現在のカウント数を読み出し、
使用したモードプログラムについて“1”を加算してI
Cカード131に書き込むようにすればよい。
“最多選択”モードに設定された場合における複写機の
制御は、第34図のステップ■の選択内容を「最新のプ
ログラムの選択」から「最も多く使用されるプログラム
の選択−に変更されるだけなので、その詳細な説明は省
略する。
なお、本実施例では優先呼び出しモードで1つのモード
プログラムを呼び出すことにしたが、(矛先順位を付け
て呼び出しを行い、この順位に従ってモードプログラム
の設定を行うようにしてもよい。
第36図はICカードに格納された複数のモードプログ
ラムに優先順位を付けて読み出す手順を説明するための
ものである。まずICカード装置22がICカード13
1に優先順位が付けられているかどうかの判別を行う(
ステップ■)。優先順位が付けられていなければ(N)
、液晶表示部112に「優先順位を付けるためにテンキ
ーの“1”〜“5”を最優先のものから順番に押して下
さい」という表示が行われる(ステップ■)。
オペレータはこのときたとえ一部の領域について未登録
であっても、5つの領域すべてについて最優先のものか
ら順に番号を入力する。キー人力がすべて終了したら(
ステップ■;Y)、液晶表示部112にその順番が表示
される(ステップ■)。
この後、所定の時間例えば6秒が経過したらこの指定さ
れた優先順位に従ってICカード131からモードプロ
グラムの読み込みが開始される(ステップ■〉。
一方、ステップ■の段階でICカード131にすでに(
優先順位が付けられていた場合には(Y)、そのままそ
の優先順位に従ってモードプログラムの読み込みが行わ
れることになる(ステップ■)。
(6−6)データの流れ 例えば第26図のステップ■において登録状態データ等
の受信について説明したが、ICカード131に付加的
制御情報が登録されているような場合には、ICカード
131からベースマシン21側に比較的大容量のデータ
が伝送されることになる。そこでこの実施例の複写機で
は、このようなデータの伝送を短時間に行なえるように
大容量転送のモードを設定し、このモードの下でデータ
の伝送を行うようになっている。
第37図はこの大容量伝送によるベースマシン21側に
対するデータの書き込み作業を説明するためのものであ
る。ICカード131がICカード装置22にセットさ
れ、その適合性が判断されると、ベースマシン21はこ
れを検知し、所定のタイミングでデータの読み込みを開
始する(第26図ステップ■)。このとき、 19200BPS (ビット/秒〉の転送速度でICカ
ード131からICカード装置22にデータの転送が行
われる。ICカード装置22ではこれを4800BPS
の速度に変換し、シリアルデータとしてメインCPU 
121に大容量転送を行う。ここで大容量転送とは、メ
インcpu121がベースマシン21側の複写制御を行
っていない状態で各付加装置との間のデータ交換を一時
的に中断して、ICカード装置22との間でデータの転
送に専念することをいう。
この大容量転送については、本特許出願人が昭和62年
4月22日に「シリアル通信制御方法」という名称で出
願した特願昭62−097440号に詳細な開示がある
。
メインCPU121に送られたICカード131の付加
プログラムは、RAM121Eに格納される。そして、
ROM121Dに格納されているデータと併せて複写機
の動作制御用のプログラムとなる。
(6−7)データの登録 第38図は、ICカードに対して複写機の現在設定され
ている複写条件すなわちコンソールパネル28上に現在
表示されている複写条件を登録するための作業を説明す
るためのものである。
第24図で説明したように、この複写機では、コンソー
ルパネル28の操作によって所望の複写条件が設定され
た後、ジョブスイッチ84が操作され、ICカード13
1の挿入が検出されることにより、自動的にICカード
の登録モードが設定される(第24図、ステップ■)。
そして、この登録モードに設定されたら、呼び出しの場
合と同様にICカード装@22はICカード131から
そのフォーマットを表わすデータを受信して(ステップ
■)、この実施例の複写機との適合性をチエツク(ステ
ップ■)する。そして適合であれ゛ば(ステップ■;Y
)、続いて登録状態データと付加的制御情報を受信する
(ステップ■)。付加的制御情報も受信することにした
のは、データの登録作業モード以降にコピー作業が行わ
れることがあるので、複写機の機能を向上あるいは変更
しておく必要があるからである。登録状態データは、第
27図に示すように液晶表示部112に表示される(ス
テップ■)。
登録状態の表示が行われたら、オペレータは複写条件の
登録を行う記憶領域を選択する。これにより設定キー1
19が押されたら(ステップ■)、カーソル531の指
示する番号が読み出され、これに対応する記憶領域(メ
モリ)にモードプログラムが登録されているかどうかの
判別が行われる(ステップ■)。オペレータが過って既
登録の番号“2”をtE゛定したとすると(N)、「カ
ードのメモリ2は登録済みです」という文章等の表示が
行われる(ステップ■)。
第39図はこのような表示の一例を表わしたものである
。この表示状態でオペレータは、「中止」、「重ね書き
」、「番号変更」および「メモリクリア」のうちの1つ
をカーソル535で選択することができる。ここでオペ
レータが「中止」を指定して設定キー119を押した場
合には(ステップ2;Y)、ICカード131による複
写機の制御が中止され、ICカード装置22はICカー
ド131の排出動作を行う(ステップ■)。そしてこの
後、第31図に示したように「コピーできます」という
表示が行われる(ステップO)。
これに対して、オペレータが「重ね書き」を選択して設
定キー119を押した場合には(ステップ■;Y)、コ
ンソールパネル28に現在設定されている複写条件とカ
ーソル531によって指定された領域の番号をICカー
ド131に向けて送信する(ステップ0)。そして、こ
の送信作業が完了したら、第40図に示すように登録完
了表示を液晶表示部112に所定時間表示しくステップ
0)、この後ステップ○の表示を行う。この場合、「コ
ピーできます」という表示と「登録しました」という表
示を同時に行うようにしてもよいし、例えば1秒ずつ交
互iこ繰り返して表示するようにしてもよい。
オペレータが「番号変更」を選択して設定キー119を
押した場合には(ステップ■;Y)、ステップ■に戻っ
て登録状態の表示が行われ、記憶領域の番号を再指定す
る機会が与えられる。また、これ以外の場合、すなわち
「メモリクリア」が指定された場合には(ステップ■;
N)、その記憶領域の内容がクリアされる(ステップ■
)。これは、データの登録作業で消去作業も併せて行な
えるようにしたからである。該当する記憶領域の内容が
クリアされたら、第41図に示すようにクリア完了の表
示が行われる(ステップ@)。この後、「コピーできま
す」という表示が行われる(ステップ@)。
なお、データの重ね書きやクリアは前のデータを消去す
るという作業であり、慎重を要する。従ってデータのク
リアを例にとると、クリアを実行するために設定キー1
19が押された段階で第42図に示すようにクリアの確
認表示を行い、再度設定キー119が押されることを条
件とじてデータの処理を行うようにしてもよい。
ステップ■に戻って、カーソル531によって指定され
た記憶領域が未登録であった場合には(Y)、ステップ
@に進む。すなわちコンソールパネル28に現在設定さ
れている複写条件とカーソル531によって指定された
領域の番号をICカード131に向けて送信し、登録作
業を行う。
また、ステップ■に戻って、フォーマットのチエツクを
行った結果、不適合とされたときには(N)、ICカー
ド装置22によってICカード131の排出が行われ(
ステップ■)、液晶表示部112によって「コピーでき
ます」という表示が行われる(ステップ○)。
なお、ここでは複写機のコンソールパネル28上に表示
されている複写条件をICカードに登録する場合につい
て説明したが、ベースマシン21側のジョブメモリに登
録されている1または複数のモードプログラムをICカ
ード131に登録することも可能である。この場合、例
えばジョブスイッチ84を押してICカード131を挿
入する代わりに、割り込みボタン115を押下してIC
カード131を挿入することにより、コンソールパネル
28上の設定を登録する場合との判別を行うようにする
ことができる。
(6−8)プログラムのサイズ さて、以上説明したように本実施例の複写機は携帯可能
な記憶媒体としてICカードを使用する。
ICカードはその記憶容量が比較的大きいため、本実施
例ではこれを積極的に活用するために複写機の種々の制
御を行うためのプログラムとして付加的制御情報の格納
も行うようにしていることはすでに説明した。
次の第1表は、ICカード131に記憶することのでき
るプログラムの種類とそれぞれのプログラムの記憶に要
するメモリの量の最大値を、一部のプログラムについて
表わしたものである。各複写機では、現在使用される付
加装置や将来の発展性等を考慮して、必要なプログラム
を選択し、ICカード131に書き込むことになる。本
実施例のICカード131はすでに説明したようにその
容量が32にバイトなので、格納するプログラムの数が
多い場合等には、必要により複数枚のICカードが用意
され、ICカード装置22からこれらが順にロードされ
たり、複数のICカード装置が用意されることになる。
もちろん、より大容量のICカードを使用してもよいし
、ICカードを使用目的別jこ細分して必要となる付加
的制御情報を相対的に減少させるようにしてもよい。
(以下余白) 第2表 ここでCRTデイスプレィを用いたコンソールパネルと
は、第2図には示していないがCRTと簡単なコンソー
ルパネルあるいは操作盤を複写機に取り付けたものであ
る。−例としてコピー濃度を設定する場合には、濃度別
に用意された複数のマークをCRT上に表示し、シフト
キーやカーソルキーを用いてコピー濃度を選択するよう
にする。
また5ADHとは、原稿の半自動送り装置である。この
5ADHの一端に原稿を手差しすると所定のタイミング
でプラテンガラスの所定位置までこれが搬送され、露光
終了後に原稿排紙トレイに排出する。
この第1表には示していないが例えばソータの他にフィ
ニッシャのプログラムを複写機本体に格納するようにす
れば、フィニッシャの購入者がこれを複写機本体に取り
つけることもできる。ここでフィニッシャとは、コピー
用紙のソーティングを行うばかりでなく、ソーティング
終了後に各ビンにスタックされたコピー用紙をステープ
ラで自動的に綴じる機能を持った装置である。
(6−9>プログラムの転送 第43図を基にして追加的制御情報としてのプログラム
の転送について更に詳しく説明する。制御プログラムの
転送:ま、万一これにミスがあると複写機の動作に異常
を来すので、本実施例の複写機ではこれに対する十分な
配慮が行われている。
さて、ICカード131をICカード装置22にセット
すると、ベースマシン21はこれを検知し、所定のタイ
ミングでデータの読み込み゛を開始する。このとき、1
92008PS(ビット/秒)の転送速度でICカード
131からICカード装置22にデータの転送が行われ
る。ICカード装置22ではこれを所定単位だけRAM
51L(第23図)に格納した後、データのエラーチエ
ツクを行う。そして、転送されてきたデータに誤りがな
いときには、これを9600BPSの速度に変換し、シ
リアルデータとしてメインCPL1121に大容量転送
を行う。ここで大容量転送とは、メインCPU121が
ベースマシン21側の複写制御を行っていない状態で各
付加装置との間のデー夕交換を一時的に中断して、IC
カード装置22との間でデータの転送に専念することを
いう。
メインCPU121に送られたICカード131のプロ
グラムは、RAM121Eに格納される。そしてBCC
方式によるエラーチエツクが行われた後、ROM121
D内に格納されている所定のプログラムに沿って「使用
可能コな状態にある付加装置に対する各種制御が行われ
ることになる。
ROM121Dに格納されているプログラムには、ジョ
ブ管理プログラム、タスク管理プログラム、入出力デー
タ制御プログラム等がある。ここでジョブ管理プログラ
ムとは、RAM121Eに格納されているプログラムの
ジョブ実行順序を管理するプログラムである。また、タ
スク管理プログラムとは、独立に実行可能な仕事の最小
単位としてのタスクの生成と消滅を行うプログラムであ
る。更に、入出力データ制御プログラムとは、ICカー
ド131内にあるデータをRAM121E上に移動する
ためのプログラムである。
ICカード131には、各種付加装置のプログラムの他
にエディタパッド132によって読まれた座標データ等
の各種データも格納することができる。このうち、各種
付加装置のプログラムはRAM121Eまたは装置によ
っては不揮発性メモU 121 F (第7図)に設け
られたプログラム記憶領域に格納され、各種データはR
AM121E(不揮発性メモリ121F)のデータ記憶
領域に書き込まれることになる。
なお、以上ICカード131から複写機本体に対するデ
ータの流れを説明したが、複写機本体に蓄えられたデー
タをICカード131に書き込む場合にもこれと同様な
大容指転送が行われる。
以上の実施例では、複数の記憶領域を備えたICカード
131に対する複写機の制御を中心に述べたが、個々の
処理毎に専用のICカードを設けて複写機を制御するよ
うにしてもよい。
第44図は、このような専用ICカードによる制御の概
要を表わしたものである。
ここに示したものは、本体メモリにデータの登録を行わ
ない構成の複写機における制御の例であり、ステップ■
でジョブスイッチ84の押下が検出され(Y)、ステッ
プ■でICカードの挿入が検出されると(Y)、ステッ
プ■からステップ■でデータの登録処理が行われる。す
なわち、まずICカード131からフォーマットデータ
を受信して(ステップ■)、その適合性をチエツク(ス
テップ■)した後、このICカード131に既にデータ
が登録されているか否かを判別しくステップ■)、既に
登録済の場合には(Y)、液晶表示部112でその旨の
表示を行い(ステップ■)、「中止」か「重ね書き」か
の選択を行わせる。
「中止」と判断されると(ステップ■;Y)、そのまま
ICカード131の排出を行う(ステップ■)。また、
ステップ■で未登録と判断され(Y)、またはステップ
■で「重ね書き」と判断されると〈N)、登録データの
書込を行う(ステップ■)。
そして、データの登録終了後、ICカード131の排出
を行い(ステップ■)、コピーできますの表示を行う(
ステップ0)。
一方、ステップ■でジョブスイッチ84の押下が検出さ
れず(N)、ステップ■でICカードの挿入が検出され
ると(Y〉、ステップ■からステップ■でデータの呼び
出し処理が行われる。すなわち、登録の場合と同様にI
Cカード131からフォーマットデータを受信して(ス
テップ■)、その適合性をチエツク(ステップ0)した
後、このICカード131に既にデータが登録されてい
るか否かを判別しくステップ■)、登録データがある場
合には(Y)、このデータの読み出しを行い(ステップ
o)、このデータに基づく複写条件の設定を行う(ステ
ップ■)。そして、データの呼び出し終了後、ICカー
ド131の排出を行い(ステップ■)、コピーできます
の表示を行う(ステップ0)。また、ステップ■で登録
データ無しと判断されると(N)、そのままICカード
131の排出を行われる(ステップ■)。
(7・−2)データ呼び出しとコピーの自動スターまた
、専用のICカード131に対するデータの呼び出し処
理においては、ICカード131からの呼び出し動作と
、複写機によるコピー動作とをリンクさせて迅速な処理
を得ることが可能である。
第45図は、このような自動スタート処理における制御
の概要を表わしている。
ステップ■においてジョブスイッチ84が押されること
なくステップ■においてICカード131の挿入が判断
されると(Y)、ICカード131からデータの呼び出
し処理が行われる(ステップ■)。この処理は、ICカ
ード131が1つの記憶領域のみもつものであることか
ら、領域選択のためのオペレータによるキー操作を伴わ
ず、自動的に行われる。そして、複写機のコンソールパ
ネル28は、ICカード131から呼び出されたデータ
に基づく複写条件に設定され(ステップ■)、複写機は
この条件に基づいて自動的にコピー動作を開始する(ス
テップ■)。なお、ステップ■でジョブスイッチ84が
押下された場合には、その他の処理モードの設定が行わ
れる(ステップ■)。
なお、このようなデータの呼び出しに対するコピーの自
動スタートは、前述した複数の記憶領域を備えたICカ
ード131に対する場合でも、優先呼び出しモード等に
おいて適用することが可能である。
このようなコピーの自動スタートを行う構成とすること
により、ICカード131を用いたコピー作業を極めて
簡単に行うことができる。特に複写機では、複写条件に
応じた光学系等の機械的設定動作が必要となるため、I
Cカード131をセットして自動的にデータの呼び出し
を行っても、直ぐには設定動作が完了しないため、この
設定動作が完了して「コピーできます」の表示が行われ
るまで待ってスタートボタン117を操作することが必
要となってしまう。しかし、この自動スタート機能を採
用することにより、ICカードの挿入からコピー動作ま
での間に、何らキー操作を行う必要がなくなり、スター
トボタン117の操作のために複写機の前で待つことも
不要となるので、事務の効率化を図るうえで大変有利と
なる。この自動スタート機能は、例えば、企業の特定部
門において定型的な業務を反復処理するため、専ら専用
のICカード131だげを使用することが決められてい
る場合等において特に有効である。
(7−3)自動スタート機能の選択制御(1)自動スタ
ート機能の選択 ところで、以上のような自動スタート機能は、全ての場
合に必要な機能ではなく、このような処理が自動的に行
われては不都合な場合もある。例えば小規模な事業所等
においては種々のICカードが使用されるのが通常であ
り、このうち複数の記憶領域を有するものが混在するた
め、領域の指定を行ったりする必要が生じ、また場合に
よっては、−度呼び出したデータを修正して使いたいと
きもあり、画一的な自動スタート処理を行えない場合が
あるからである。そしてこのような自動スタート機能が
必要か否かは、複写機の使用形態によることから、これ
を複写機の使用者に選択させることが有効である。また
、使用されるICカード131に応じて自動スタートを
行うか否かを判別させるようにすれば、幅広く複写機を
使用することができ、極めて便利である。
そこで、この複写機では、ICカード131によるコピ
ーの自動スタートを行うか否かを複写機側に予め設定し
ておくこともできるし、個々のICカード131に選択
のためのデータを設けることもできるようになっている
。
複写機側への設定は、前述した仕様設定ボタン501(
第5図)によるカストマ−プログラムの選択によって行
う。すなわち、まず仕様設定ボタン501を押すことに
より、仕様設定処理モードを設定し、自動スタート選択
のためのプログラム番号“28”をテンキー80で入力
し、自動スタート選択のプログラムを指定する。そして
、自動スタートの機能を選択する場合には、“1”を人
力する。また、自動スタートの機能を選択しない場合に
は、“0”を入力する。最後に再び仕随設定ボタン50
1を押して設定作業を終了する。
また、ICカード131には、例えばそのフォーマット
データに自動スタート選択のためのビットが設けられて
おり、この値が“1”であれば自動スタートが行われ、
“0”であれば自動スタートが行われないようになって
いる。
(ii )自動スタート制御 このようにして複写機本体とICカードに設定された自
動スタート機能により、ICカード131から呼び出さ
れたデータに基づくコピーの自動スタートが実行される
。
この方式として、例えば複写機本体側またはICカード
側の少なくともいずれか一方で自動スタートが選択され
ている場合に自動スタートを実行する方式(第1の方式
)と、複写機本体側とICカード側の双方で自動スター
トが選択されている場合のみ自動スタートを実行する方
式(第2の方式)とを採用することができる。これは複
写機の製造段階で設定してもよいし、前述のカストマ−
プログラムの選択によって行うようにしてもよい。
第46図は、第1の方式による制御の概要を表わしてい
る。
まず複写機側で自動スタート機能が選択されているか否
かが判断され(ステップ■)、選択されていれば(Y)
、自動スタートの処理モード(ステップ■)を選択する
。また、複写機側で自動スタート機能が選択されていな
い場合には(N)、ステップ■に進んでICカード側で
自動スタート機能が選択されているか否かを判断し、選
択されていれば(Y)、自動スタートの処理モード(ス
テップ■)を選択する。また、ICカード側でも自動ス
タート機能が選択されていない場合には(N)、自動ス
タートを行わない通常の処理モード(ステップ■)を選
択する。
第47図は、第2の方式による制御の概要を表わしてい
る。
まず複写機側で自動スタート機能が選択されているか否
かが判断され(ステップ■)、選択されていなければ(
N)、ICカード側の条件にかかわらず通常の処理モー
ド(ステップ■)を選択する。また、複写機側で自動ス
タート機能が選択されている場合にはくステップ■;Y
)、ステップ■に進んでICカード側で自動スタート機
能が選択されているか否かを判断し、選択されていれば
(Y)、自動スタートの処理モード(ステップ■)を選
択する。また、また、ICカード側でも自動スタート機
能が選択されていない場合にはくステップ■;N)、通
常の処理モード(ステップ■)を選択する。
なお、この他にも複写機側の条件のみで自動スタートの
処理モードを選択する方式やICカード側の条件だけで
自動スタートの処理モードを選択する方式が可能である
。
「発明の効果」 以上のように本発明によれば、外部記憶媒体の挿入と選
択手段の操作との順序により、処理モードの選択が可能
となり、その分、選択手段の操作回数の削減や表示の簡
略化を図ることができる。
また、選択手段の操作後、外部記憶媒体が挿入されるこ
とによって記録装置がデータの登録処理モードに設定す
るようにすれば、この選択を極めて容易に行なえる効果
がある。
また反対に、選択手段の操作が行われることなく外部記
憶媒体が挿入されたときに、記録装置を外部記憶媒体に
対するデータの呼び出し処理モードに設定するよう!こ
すれば、データの登録処理モードと併せてさぁに高い選
択操作の容易性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示すブロック図、第2図〜第4
7図は本発明の記録装置の一実施例および変形例を説明
するためのもので、このうち第2図は複写機のシステム
構成を表わしたシステム構成図、第3図はこの複写機の
システム構成の一例を表わした外観図、第4図はこの複
写機の概略を示す概略構成図、第5図はこの複写機のコ
ンソールパネルの平面図、第6図はこの複写機の回路構
成の概要を表わした回路図、第7図はメインCPUを中
心として更に第6図を展開して示したブロック図、第8
図は複写機の感光体ドラム周辺の回路構成を具体的に表
わしたブロック図、第9図はサブ現像装置で1回目の現
像を行いメイン現像装置で2回目の現像を行う場合のメ
インモータとデペ・ソレノイドの動作を示すタイミング
図、第10図はメイン現像装置で1回目の現像を行いサ
ブ現像装置で2回目の現像を行う場合のメインモータと
デイ・ソレノイドの動作を示すタイミング図、第11図
は複写機の露光系やコンソール制御部の周辺を具体的に
表わしたブロック図、第12図は複写機の電源や定着装
置等を具体的に表わしたブロック図、第13図はコピー
用紙の撤退系の回路構成を具体的に表わしたブロック図
、第14図はDADFの概略構成図、第15図はソータ
の斜視図、第16図は中間トレイを中心とした搬送系の
概要を表わす側面図、第17図はエディタパッドを装着
した複写機のシステム構成を表わした斜視図、第18図
はエディタパッドの平面図、第19図はエディタパネル
およi表示パネルを表わした平面図、第20図は大容量
トレイの回路構成を示すブロック図、第21図はICカ
ードに格納されるプログラムの種別を示す配置説明図、
第22図は基本的制御情報と付加的制御情報の関係を表
わした説明図、第23図はICカード装置におけるIC
カードの接続部分の回路構成の要部を示すブロック図、
第24図はICカード装置を備えたこの複写機の制御の
概要を示す流れ図、第25図は液晶表示部における選択
枝の表示内容を示す平面図、第26図はICカードから
データを呼び出す場合の動作を具体的に示した流れ図、
第27図は液晶表示部における登録状態データの表示例
を示す平面図、第28図および第29図はそれぞれ登録
状態データの表示の変形例を示す平面図、第30図は登
録されていない記憶領域を指定した場合における液晶表
示部の表示例を示す平面図、第31図はコピーが可能な
ときの液晶表示部の表示状態を示す平面図、第32図は
複写機が一括呼び出しモードに設定された場合のICカ
ードからのデータの呼び出しの様子を表わした流れ図、
第3”3図は複写機が優先呼び出しモードにおける“1
番選択”モードに設定された場合のICカードからのデ
ータの呼び出しの様子を表わした流れ図、第34図は複
写機が優先呼び出しモードにおける″最多選択”モード
に設定された場合のICカードからのデータの呼び出し
の様子を表わした流れ図、第35図はICカードの不揮
発性メモリの一部についてその登録内容を示す説明図、
第36図はICカードのモードプログラムに呼び出しの
′だめの優先順位を付ける作業を示す流れ図、第37図
はICカードからベースマシンへのデータの転送の様子
を示すブロック図、第38図はICカードに対するデー
タの登録作業を示す流れ図、第39図は登録済みの記憶
領域を登録領域として指定した場合の液晶表示部の表示
内容を示す平面図、第40図は登録が完了した場合の液
晶表示部の表示内容を示す平面図、第41図は所定の記
憶領域のデータをクリアした場合の液晶表示部の表示内
容を示す平面図、第42図は記憶領域のデータをクリア
する場合の液晶表示部における確認表示を示す平面図、
第43図はプログラムの読み出しの様子を表わした回路
説明図、第44図は変形例による複写機の制御の概要を
表わした流れ図、第45図はICカードからのデータの
呼び出しによってコピーの自動スタートを行う場合の制
御の概要を表わした流れ図、第46図はコピーの自動ス
ター)14能を選択するための第1の方式の概要を表わ
した流れ図、第47図はコピーの自動スタート機能を選
択するための第1の方式の概要を表わした流れ図、第4
8図は従来提案された記録装置のブロック図、第49図
は第48図に示した記録装置の動作を表わした流れ図で
ある。 11・・・・・・外部記憶媒体、 12・・・・・・読出手段、 13・・・・・・選択手段、 14・・・・・・検出手段、 15・・・・・・判別手段、 16・・・・・・設定制御手段、 22.22A・・・・・・ICカード装置、121・・
・・・・メインCPL11 121D、512・・・・・・ROM。 121E・・・・・・RAM。 121F・・・・・・不揮発性メモリ、129・・・・
・・カード用cpu。 130・・・・・・■・Eインターフェイス、131・
・・・・・ICカード、 511・・・・・・RAM0 出  願  人 富士ゼロックス株式会社 代  理  人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外部記憶媒体に格納されたデータの読み出しを行う
    読出手段と、この外部記憶媒体に対する処理モードの種
    類を選択するための選択手段と、前記外部記憶媒体の挿
    入を検出する検出手段と、前記選択手段の操作と外部記
    憶媒体の挿入との先後を判別する判別手段と、この判別
    手段の判別結果に基づいて外部記憶媒体に対する処理モ
    ードを選択的に設定する設定制御手段とを具備すること
    を特徴とする記録装置。 2、読出手段は外部記憶媒体との間でデータの登録およ
    び呼び出しを行うリーダ・ライタとして構成され、選択
    手段の操作後、外部記憶媒体の挿入が検出された場合に
    、設定制御手段は本体装置を外部記憶媒体に対するデー
    タの登録処理モードに設定することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の記録装置。 3、選択手段の操作が行われることなく外部記憶媒体の
    挿入が検出された場合に、設定制御手段は本体装置を外
    部記憶媒体に対するデータの呼び出し処理モードに設定
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の記録装置。 4、外部記憶媒体に格納されるデータと同一種類のデー
    タの登録および呼び出しを行うことのできる内部記憶手
    段を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第2項また
    は第3項記載の記録装置。 5、記録装置による処理モードの選択操作を指示するた
    めの各種モード選択表示を行う表示手段を備えたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項のうちい
    ずれか1に記載の記録装置。 6、外部記憶媒体と内部記憶手段とを有し、表示手段は
    選択手段の操作が行われることにより、外部記憶媒体へ
    のデータの登録処理を行うかまたは内部記憶手段に対す
    る登録あるいは呼び出し処理を行うかの選択操作を指示
    するための処理モード選択表示を行うことを特徴とする
    特許請求の範囲第5項記載の記録装置。 7、選択手段の操作が行われ、表示手段がデータ処理モ
    ード選択表示を行った段階で、検出手段による外部記憶
    媒体の挿入が検出された場合に、設定制御手段が本体装
    置を外部記憶媒体に対するデータの登録処理モードに設
    定することを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の記
    録装置。 8、リーダ・ライタは装着された外部記憶媒体のなかに
    登録されている複数種類の処理を行うためのデータを一
    括して読み出すことを特徴とする特許請求の範囲第3項
    記載の記録装置。 9、表示手段は、リーダ・ライタによって外部記憶媒体
    から複数種類の処理を行うためのデータが一括して読み
    出された場合に、この選択操作を指示するための表示を
    行うことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の記録
    装置。 10、設定制御手段は、本体装置を外部記憶媒体に対す
    るデータの呼び出し処理モードに設定し、この呼び出し
    処理が実行された後、さらにこの呼び出されたデータに
    よって記録動作をスタートすることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載の記録装置。 11、一種類の処理を行うための専用データを格納する
    外部記憶媒体に対して記録動作を実行することを特徴と
    する特許請求の範囲第10項記載の記録装置。 12、複数種類の処理を行うためのデータを格納した外
    部記憶媒体に対し、その複数種類の処理のうち、予め決
    められた一種類の優先データによって記録動作を実行す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第10項記載の記録
    装置。 13、外部記憶媒体からのデータの呼び出しに基づく記
    録動作の自動スタート機能を採用するか否かを選択する
    ためのデータを格納する記憶部を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第10項記載の記録装置。 14、外部記憶媒体はICカードであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の記録装置。 15、記録装置は静電式の複写機であり、外部記憶媒体
    に格納されたデータは複写機でコピー作業を行う上での
    諸条件を規定した複写条件を含んでいることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の記録装置。 16、記録装置は、ファクシミリ装置およびプリンタを
    含めた画情報の処理装置であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の記録装置。
JP62307659A 1987-12-07 1987-12-07 記録装置 Pending JPH01149068A (ja)

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JP62307659A JPH01149068A (ja) 1987-12-07 1987-12-07 記録装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8085414B2 (en) 2007-01-30 2011-12-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device configured to execute scan-to-memory and direct print functions when connected to an external device
JP2014179882A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Canon Inc 情報処理装置、制御方法および情報処理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8085414B2 (en) 2007-01-30 2011-12-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device configured to execute scan-to-memory and direct print functions when connected to an external device
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