JPH0114955B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0114955B2 JPH0114955B2 JP57195379A JP19537982A JPH0114955B2 JP H0114955 B2 JPH0114955 B2 JP H0114955B2 JP 57195379 A JP57195379 A JP 57195379A JP 19537982 A JP19537982 A JP 19537982A JP H0114955 B2 JPH0114955 B2 JP H0114955B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- printing
- ink
- graphite
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Duplication Or Marking (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
この発明は、ドツトプリンターの印字リボン用
黒インキに関するもので、ドツトワイヤーを摩耗
させない組成のインキを提供するものである。 近時事務部門の合理化が進むにつれて、従来の
欧文タイプライター、和文タイプライターに加え
てワードプロセツサーやコンピユーター等の各種
端末装置類が広く用いられるようになつてきた。 ところで、これらの事務機械類の印字装置とし
てはドツトプリンターが一般的であるが、その印
字用リボンに、従来のタイプライター用と基本的
に同種のインキを用いている点に問題があつた。 ここで通常のインキの組成について述べると、
所要の色調を現わす色材を適宜のビヒクル中に分
散させたものであつて、最も一般的な黒インキの
場合、色材としてはカーボンブラツクを主とする
顔料およびニグロシンベースその他の染料が用い
られている。ちなみに、染料系の色材は微妙な色
調を出せる利点の半面、退色しやすく長期の保存
文書には向かないことが欠点とされている。 さて問題は、顔料系の色材は本質的に固体粒子
であつて、これがプリンターのドツトワイヤーを
摩耗させることにある。 従来のタイプライターでは活字を用い、しかも
活字がリボンを叩く速度も遅いために、その摩耗
が問題になることは無かつた。しかるに、ドツト
プリンターの場合はドトワイヤーの径が0.3mm程
度と細く、且つワイヤーの打撃速度も印字速度も
タイプライターとは比較にならないほど高速化さ
れ、その結果ワイヤーの先端が摩耗するという新
たな問題を生じた訳である。 本件発明者は上述の事情に鑑み、インキの組成
について種々検討した結果、固体潤滑材として知
られるグラフアイト、二硫化モリブデン、フツ化
カーボンの少なくともいずれか1種をビヒクル中
に添加することによつて、印字の鮮明さとか印字
寿命などの品質特性は従来と同等の水準を保ち、
しかもドツトワイヤーの摩耗を低減させるインキ
の開発に成功したものである。 以下、この発明をその実施例により詳細に説明
する。 先ず従来のインキの例として、顔料系の色材の
み用いた試料1と、顔料系および染料系の色材を
混用した試料2とをそれぞれ第1表に示す組成に
調合し、幅13mm、長さ15mのナイロン基布をメビ
ウス環状に接合したエンドレスリボンに塗布して
2種類の印字用リボンを作成した。 次に第1表の試料3ないし試料5はこの発明の
実施例に係るもので、減摩材を含有する点が従来
のインキと異なつている。 即ち、試料3は顔料系色材を主とするインキに
減摩材としてグラフアイトが、試料4は染料系顔
料を主とするインキにグラフアイトおよび二硫化
モリブデンが、試料5は同じく染料系顔料を主と
するインキにグラフアイト、二硫化モリブデンお
よびフツ化カーボンが添加されている。 そして、色材の含有量は試料3〜試料5と漸減
する一方、減摩材中のグラフアイトは逆に次第に
増量され、各試料を通じ、色材とグラフアイトの
合計に大差のない組成になつている。これは、上
に列挙した減摩材の中でグラフアイトのみ、ある
程度黒色顔料の代用になるためである。他のもの
はその色調が暗灰色ないし白色で、減摩効果以外
は望めない。これらのインキも前記と同様にして
印字用リボンに作成し、都合5種類を印字試験に
供した。 印字試験の項目中リボンの印字寿命は、新しい
リボンを装着して連続印字を開始後、印字の濃度
がPCS値で0.5まで低下する間に印字された字数
で表わしたもので、字数が多いほど、リボンの寿
命が長い訳である。ちなみにPCS値は純白を0、
純黒を1.0として濃度を表わす指数で、新しいリ
ボンの濃度は0.9〜0.8に相当する。なお、PCS値
の測定にはAフイルターを用いている。 第1表に示す印字試験の結果によれば、顔料系
の色材特にカーボンブラツクの最も多い試料1が
最大のワイヤー摩耗を生じ、印字寿命も試料2に
比べてやや劣つている。また試料2は、染料系の
色材が多いために、印字寿命は長いけれども退色
しやすい難があり、ワイヤーの摩耗も試料1との
比較では半減しているものの、さらに低減させる
必要がある。 これに対して、この発明に係る試料3〜5では
添加された減摩材の増加および色材ことに顔料の
削減につれて、印字寿命は若干短くなるが、それ
以上に、ワイヤーの摩耗が著しく減少している。 そこで各々の特徴を述べると、試料4の組成は
染料系色材が多いので長期間保存される文書には
向かないが、それ以外の用途には印字寿命および
ワイヤー寿命の釣合が適当なインキである。また
試料3の組成は染料系色材が少ないので重要文書
にも利用でき、印字寿命も、従来の顔料系インキ
(試料1)と同様であり、且つ、ワイヤーの摩耗
も染料系の試料2のさらに半分に過ぎないなど、
総合的に最も優れたものと判断される。
黒インキに関するもので、ドツトワイヤーを摩耗
させない組成のインキを提供するものである。 近時事務部門の合理化が進むにつれて、従来の
欧文タイプライター、和文タイプライターに加え
てワードプロセツサーやコンピユーター等の各種
端末装置類が広く用いられるようになつてきた。 ところで、これらの事務機械類の印字装置とし
てはドツトプリンターが一般的であるが、その印
字用リボンに、従来のタイプライター用と基本的
に同種のインキを用いている点に問題があつた。 ここで通常のインキの組成について述べると、
所要の色調を現わす色材を適宜のビヒクル中に分
散させたものであつて、最も一般的な黒インキの
場合、色材としてはカーボンブラツクを主とする
顔料およびニグロシンベースその他の染料が用い
られている。ちなみに、染料系の色材は微妙な色
調を出せる利点の半面、退色しやすく長期の保存
文書には向かないことが欠点とされている。 さて問題は、顔料系の色材は本質的に固体粒子
であつて、これがプリンターのドツトワイヤーを
摩耗させることにある。 従来のタイプライターでは活字を用い、しかも
活字がリボンを叩く速度も遅いために、その摩耗
が問題になることは無かつた。しかるに、ドツト
プリンターの場合はドトワイヤーの径が0.3mm程
度と細く、且つワイヤーの打撃速度も印字速度も
タイプライターとは比較にならないほど高速化さ
れ、その結果ワイヤーの先端が摩耗するという新
たな問題を生じた訳である。 本件発明者は上述の事情に鑑み、インキの組成
について種々検討した結果、固体潤滑材として知
られるグラフアイト、二硫化モリブデン、フツ化
カーボンの少なくともいずれか1種をビヒクル中
に添加することによつて、印字の鮮明さとか印字
寿命などの品質特性は従来と同等の水準を保ち、
しかもドツトワイヤーの摩耗を低減させるインキ
の開発に成功したものである。 以下、この発明をその実施例により詳細に説明
する。 先ず従来のインキの例として、顔料系の色材の
み用いた試料1と、顔料系および染料系の色材を
混用した試料2とをそれぞれ第1表に示す組成に
調合し、幅13mm、長さ15mのナイロン基布をメビ
ウス環状に接合したエンドレスリボンに塗布して
2種類の印字用リボンを作成した。 次に第1表の試料3ないし試料5はこの発明の
実施例に係るもので、減摩材を含有する点が従来
のインキと異なつている。 即ち、試料3は顔料系色材を主とするインキに
減摩材としてグラフアイトが、試料4は染料系顔
料を主とするインキにグラフアイトおよび二硫化
モリブデンが、試料5は同じく染料系顔料を主と
するインキにグラフアイト、二硫化モリブデンお
よびフツ化カーボンが添加されている。 そして、色材の含有量は試料3〜試料5と漸減
する一方、減摩材中のグラフアイトは逆に次第に
増量され、各試料を通じ、色材とグラフアイトの
合計に大差のない組成になつている。これは、上
に列挙した減摩材の中でグラフアイトのみ、ある
程度黒色顔料の代用になるためである。他のもの
はその色調が暗灰色ないし白色で、減摩効果以外
は望めない。これらのインキも前記と同様にして
印字用リボンに作成し、都合5種類を印字試験に
供した。 印字試験の項目中リボンの印字寿命は、新しい
リボンを装着して連続印字を開始後、印字の濃度
がPCS値で0.5まで低下する間に印字された字数
で表わしたもので、字数が多いほど、リボンの寿
命が長い訳である。ちなみにPCS値は純白を0、
純黒を1.0として濃度を表わす指数で、新しいリ
ボンの濃度は0.9〜0.8に相当する。なお、PCS値
の測定にはAフイルターを用いている。 第1表に示す印字試験の結果によれば、顔料系
の色材特にカーボンブラツクの最も多い試料1が
最大のワイヤー摩耗を生じ、印字寿命も試料2に
比べてやや劣つている。また試料2は、染料系の
色材が多いために、印字寿命は長いけれども退色
しやすい難があり、ワイヤーの摩耗も試料1との
比較では半減しているものの、さらに低減させる
必要がある。 これに対して、この発明に係る試料3〜5では
添加された減摩材の増加および色材ことに顔料の
削減につれて、印字寿命は若干短くなるが、それ
以上に、ワイヤーの摩耗が著しく減少している。 そこで各々の特徴を述べると、試料4の組成は
染料系色材が多いので長期間保存される文書には
向かないが、それ以外の用途には印字寿命および
ワイヤー寿命の釣合が適当なインキである。また
試料3の組成は染料系色材が少ないので重要文書
にも利用でき、印字寿命も、従来の顔料系インキ
(試料1)と同様であり、且つ、ワイヤーの摩耗
も染料系の試料2のさらに半分に過ぎないなど、
総合的に最も優れたものと判断される。
【表】
【表】
なお、減摩材の効果は二硫化モリブデンが最も
高く、グラフアイト、フツ化カーボンがこれに次
ぐが、いずれも大きな差はない。またその添加量
については、試料3でグラフアイトが2%の場合
のワイヤー摩耗が25μになることから、2%を下
限とするのが望ましい。 以上詳述したように、この発明によればリボン
の印字寿命は従来のものと遜色なく、ブリンター
ヘツド(ドツトワイヤー)の摩耗が著しく少ない
優れた印字用リボンを提供することができる。
高く、グラフアイト、フツ化カーボンがこれに次
ぐが、いずれも大きな差はない。またその添加量
については、試料3でグラフアイトが2%の場合
のワイヤー摩耗が25μになることから、2%を下
限とするのが望ましい。 以上詳述したように、この発明によればリボン
の印字寿命は従来のものと遜色なく、ブリンター
ヘツド(ドツトワイヤー)の摩耗が著しく少ない
優れた印字用リボンを提供することができる。
Claims (1)
- 1 所要の色調を現わす色材を適宜のビヒクル中
に分散させてなる印字リボン用インキにおいて、
減摩材としてグラフアイト、二硫化モリブデン、
フツ化カーボンの少なくともいずれか1種をビヒ
クル中に添加したことを特徴とするドツトプリン
ターの印字リボン用黒インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57195379A JPS5986671A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | 印字リボン用インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57195379A JPS5986671A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | 印字リボン用インキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5986671A JPS5986671A (ja) | 1984-05-18 |
| JPH0114955B2 true JPH0114955B2 (ja) | 1989-03-15 |
Family
ID=16340185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57195379A Granted JPS5986671A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | 印字リボン用インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5986671A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2501320B2 (ja) * | 1986-03-10 | 1996-05-29 | ゼネラル 株式会社 | インクリボン |
| JP2560009B2 (ja) * | 1986-03-24 | 1996-12-04 | ユニオンケミカ−株式会社 | プリンタ−用インクリボン |
| JPH066685B2 (ja) * | 1987-01-06 | 1994-01-26 | 内外カ−ボンインキ株式会社 | ドツトプリンタ−用リボンインキ |
| JPS63191878A (ja) * | 1987-02-04 | 1988-08-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 接着剤組成物 |
| JP2503049B2 (ja) * | 1988-06-06 | 1996-06-05 | 沖電気工業株式会社 | インキリボン |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54130218A (en) * | 1978-03-28 | 1979-10-09 | Fuji Kagaku Shikogyo | Ribbon for typewriter |
| JPS54163106A (en) * | 1978-06-14 | 1979-12-25 | Asahi Chemical Ind | Method of making endless ink ribbon |
-
1982
- 1982-11-09 JP JP57195379A patent/JPS5986671A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5986671A (ja) | 1984-05-18 |
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