JPH0115324B2 - - Google Patents
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- JPH0115324B2 JPH0115324B2 JP56007645A JP764581A JPH0115324B2 JP H0115324 B2 JPH0115324 B2 JP H0115324B2 JP 56007645 A JP56007645 A JP 56007645A JP 764581 A JP764581 A JP 764581A JP H0115324 B2 JPH0115324 B2 JP H0115324B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- rolling
- heat transfer
- cooling water
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/74—Temperature control, e.g. by cooling or heating the rolls or the product
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/16—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section
- B21B1/18—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section in a continuous process
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0203—Cooling
- B21B45/0209—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
- B21B45/0215—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes
- B21B45/0224—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes for wire, rods, rounds, bars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は線材或は棒材の圧延過程における温度
制御方法に関するもので、特に線材或は棒材の中
間圧延段階、仕上圧延段階、およびクーリングト
ラフでの温度制御に関する。 〔従来の技術〕 一般に機械構造用炭素鋼線材、低合金鋼線材
は、二次加工工程において、線材の変形能の向上
および工具寿命の向上を目的として、冷間鍛造前
に球状化焼鈍を行つている。これは、フエライ
ト・マトリツクス内に球状のセメンタイトが微細
分散したいわゆる球状化組織が冷間鍛造性におい
て優れているという技術的事象に基づく処理であ
る。この従来法による熱処理は、バツチ式焼鈍炉
で7〜24時間の長時間かかつて、処理されてい
る。したがつて、球状化処理は種々の線材製品を
製造する工程の中で大きな割合を占めながら非能
率的な工程となつており、線材二次加工工程にお
いて、この熱処理を省略し、省力化、省エネルギ
ー化を図りたいとする強いニーズがある。このニ
ーズに応えるべく線材製造ラインにおいて、圧延
加工熱を利用した、いわゆるインライン熱処理に
より、二次加工工程における球状化焼鈍材と同等
もしくはそれに優る品質を持つた線材、即ち従来
方法による線材に対して、 1 低抗張力化 2 高靭性化 を図つた線材の製造方法の開発が望まれている。 本発明は、このようなインライン材質作り込み
を実現する線材又は棒鋼の圧延における材料の温
度制御方法を提供するものである。 従来、線材或は棒材の圧延過程において、材料
の温度を棒材するためになされる材料の冷却に関
しては、冷却条件(冷却水の流量、ノズル出口に
おける冷却水の速度、ノズル角度等)と冷却能
(冷却水の熱伝達率)の関係が明確にされていな
いこと、また、材料断面内における温度分布が把
握されていないことから、あらゆる圧延条件の下
で高い精度下に材料温度および材料断面内におけ
る温度分布を制御することができなかつた。 特公昭49−3886号公報線条材の冷却制御方法
は、圧延を完了した後の材料温度を制御対象とし
ている技術であつて、圧延を完了した線条材につ
いて、無限長の円柱の熱伝導計算式に基づいて冷
却パターン若しくは冷却条件をプリセツトし、然
る後材料温度を検出し、検出結果に基づいてプリ
セツトを修正する、フイードバツク制御を行なう
ものである。この先行技術においては、圧延中の
各過程での材料温度および材料断面内における温
度分布を制御することは考慮されていない。 〔発明が解決しようとする課題〕 線材或は棒材の圧延過程において、材料の長さ
方向におけるバラツキ或は材料断面内における中
心部と表層部の温度差が大きいときは、材料に割
れを生じたり、製品の材質に不均一を生じたりす
る問題を惹起する。 本発明は、線材或は棒材の圧延過程における材
料温度および材料断面内における温度分布を目標
値に制御する有効な技術的手段を提供することを
目的としてなされた。 〔課題を解決するための手段〕 本発明の特徴とする処は、線材或は棒材の圧延
における温度制御方法であつて、圧延機或はクー
リングトラフ出側における目標材料温度および圧
延の各過程での圧延材断面内目標温度分布に基づ
いて、各圧延過程での材料温度を演算算出する変
形・負荷温度モデルからなる圧延特性モデルおよ
び温度モデルの中で冷却水の熱伝達量を与える下
記式で表される熱伝達モデルによつて、目標材料
温度および材料断面内温度分布になるように冷却
水ノズル噴射角度、ノズル断面積が与えられたと
きの操作量としての冷却水量、を演算算出してプ
リセツト制御を行なうとともに、圧延機或はクー
リングトラフ出側の所定位置における材料温度を
実測し、該実測値と目標材料温度を比較し、その
偏差に基づいて上記ノズル噴射角度、ノズル断面
積が与えられた条件下での操作量としての冷却水
量を変化させるフイードバツク制御を行なうこと
を特徴とする、線材又は棒材の圧延における温度
制御方法、にある。 スタンド間の熱伝達率 α=C′Wn+α0 ……(1) クーリングトラフの伝熱達率 α=C″Wn ……(2) α:冷却水の熱伝達率Kcal/(m2h℃)、 W:冷却水の流量密度m3/(h・m2)、 C′、C″、n:従来の実験式およびシミユレーシ
ヨン計算による補正係数。 以下に、本発明を詳細に説明する。 本発明は、材料の変形・圧延負荷・材料温度モ
デルから構成される圧延特性モデルおよび冷却水
の熱伝達量を与える熱伝達モデルによつて、圧延
過程において材料が目標温度および目標断面内温
度分布となるように、操作量しての冷却水量を演
算算出してプリセツト制御を行なうことと、さら
に、外乱として上流工程での材料温度が変動する
場合にも目標材料温度になるように、材料温度を
検出し目標値と比較しその偏差を消去するフイー
ドバツク制御を行なうこととを重畳させて行な
う。 本発明において用いる制御モデルは、材料の変
形・圧延負荷・材料温度モデルから構成される圧
延特性モデルおよび温度モデルの中で冷却水の熱
伝達量を与える熱伝達モデルである。 第一に、熱伝達モデルを説明する。本発明者等
は線材又は棒材の熱伝達を円柱状材料の熱伝達と
して次のように考察した。ここで、材料断面形状
が円でない場合は、同一断面積の円に変換し、一
次元熱伝導として差分計算する。変換による表面
積の減少分は熱伝達率で補正した。すなわち変換
により材料の熱容量と表面での伝達される熱量は
変化しない。スタンド間の冷却水又はクーリング
トラフの冷却水による冷却は高温円柱に衝突後、
それに平行に流れる水噴流の熱伝達として、第1
図に示すような状態に於いてその実験式を導い
た。ここではスタンド間冷却水について述べる。 材料Sは圧延機Mi(i=1、2、…N、i:ス
タンドNo.、N:スタンド数)で圧延される。スタ
ンド間の冷却装置Ciは圧延機MiとMi+1の間に設
置される。冷却水噴流は流量Qiおよびノズル断
面積Aiから求まるノズル出口速度Vei=Qi/Ai
で、圧延速度Viの材料Sに、圧延機方向となす
ノズル角度θiで噴射される。ここでSt点はよどみ
点(衝突点)である。 また、よどみ点に衝突後、圧延方向の逆方向に
流れる冷却噴流の速度をVei′、それと反対方向に
流れる冷却水噴流の速度をVei″とする。 強制対流沸騰伝熱における冷却水の熱伝達率は
流量密度、圧延材の表面温度および圧延材の線径
の関数として以下のように表わされる。 スタンド間冷却水の場合は、 α=C′Wn+α0 ……(1) =C2・C・103・Wn+α0 ……(3) C′=C2・C クーリングトラフでは、 α=C″Wn ……(2) =C3・C・103・Wn ……(4) C″=C3・C ここで、 α:冷却水の熱伝達率Kcal/(m2h℃)、 W:冷却水の流量密度m3/(h・m2)、 Wi=Qi/(lci・lwi) lci:圧延材の周長 lwi:圧延材の冷却長 C、n:板に垂直に衝突する水噴流の熱伝達に関
する従来の実験式における係数 C2、C3:実機ミルでの温度測定とシミユレーシ
ヨン計算により求めた補正係数 α0:ロール冷却水の熱伝達率 nとCを第1表に示す。1例として、仕上線径
7.5mmに直径に対するC2、C3の値を第2表に示す。 すなわち、冷却水噴流の冷却条件と熱伝達率の
関係は(3)式で表わされる熱伝達モデルで決定され
る。 以上はスタンド間冷却水について述べたが、ク
ーリングトラフでの冷却水の冷却条件と熱伝達率
の関係は(4)式で表わされ、同様に扱うことができ
る。(3)、(4)式は、係数c、nを含む。これらの値
は、第1表c、nに示すように、表面温度Tsに
より変化する。また、(3)、(4)式は、補正係数C2、
C3を含む。これらの値は、第2表のC3に示すよ
うに、一般に、圧延材料線径により変化する。 また、ロール冷却水の熱伝達は、温度の実測値
を計算値が一致するように熱伝達率および冷却長
を決定した。例えば、仕上ブロツクミルでは冷却
長=スタンド間隔、熱伝達率=1000Kcal/m2h
℃となつた。 また、ふく射および空冷に熱伝達はよく知られ
た熱伝達の実験式から求めた。
制御方法に関するもので、特に線材或は棒材の中
間圧延段階、仕上圧延段階、およびクーリングト
ラフでの温度制御に関する。 〔従来の技術〕 一般に機械構造用炭素鋼線材、低合金鋼線材
は、二次加工工程において、線材の変形能の向上
および工具寿命の向上を目的として、冷間鍛造前
に球状化焼鈍を行つている。これは、フエライ
ト・マトリツクス内に球状のセメンタイトが微細
分散したいわゆる球状化組織が冷間鍛造性におい
て優れているという技術的事象に基づく処理であ
る。この従来法による熱処理は、バツチ式焼鈍炉
で7〜24時間の長時間かかつて、処理されてい
る。したがつて、球状化処理は種々の線材製品を
製造する工程の中で大きな割合を占めながら非能
率的な工程となつており、線材二次加工工程にお
いて、この熱処理を省略し、省力化、省エネルギ
ー化を図りたいとする強いニーズがある。このニ
ーズに応えるべく線材製造ラインにおいて、圧延
加工熱を利用した、いわゆるインライン熱処理に
より、二次加工工程における球状化焼鈍材と同等
もしくはそれに優る品質を持つた線材、即ち従来
方法による線材に対して、 1 低抗張力化 2 高靭性化 を図つた線材の製造方法の開発が望まれている。 本発明は、このようなインライン材質作り込み
を実現する線材又は棒鋼の圧延における材料の温
度制御方法を提供するものである。 従来、線材或は棒材の圧延過程において、材料
の温度を棒材するためになされる材料の冷却に関
しては、冷却条件(冷却水の流量、ノズル出口に
おける冷却水の速度、ノズル角度等)と冷却能
(冷却水の熱伝達率)の関係が明確にされていな
いこと、また、材料断面内における温度分布が把
握されていないことから、あらゆる圧延条件の下
で高い精度下に材料温度および材料断面内におけ
る温度分布を制御することができなかつた。 特公昭49−3886号公報線条材の冷却制御方法
は、圧延を完了した後の材料温度を制御対象とし
ている技術であつて、圧延を完了した線条材につ
いて、無限長の円柱の熱伝導計算式に基づいて冷
却パターン若しくは冷却条件をプリセツトし、然
る後材料温度を検出し、検出結果に基づいてプリ
セツトを修正する、フイードバツク制御を行なう
ものである。この先行技術においては、圧延中の
各過程での材料温度および材料断面内における温
度分布を制御することは考慮されていない。 〔発明が解決しようとする課題〕 線材或は棒材の圧延過程において、材料の長さ
方向におけるバラツキ或は材料断面内における中
心部と表層部の温度差が大きいときは、材料に割
れを生じたり、製品の材質に不均一を生じたりす
る問題を惹起する。 本発明は、線材或は棒材の圧延過程における材
料温度および材料断面内における温度分布を目標
値に制御する有効な技術的手段を提供することを
目的としてなされた。 〔課題を解決するための手段〕 本発明の特徴とする処は、線材或は棒材の圧延
における温度制御方法であつて、圧延機或はクー
リングトラフ出側における目標材料温度および圧
延の各過程での圧延材断面内目標温度分布に基づ
いて、各圧延過程での材料温度を演算算出する変
形・負荷温度モデルからなる圧延特性モデルおよ
び温度モデルの中で冷却水の熱伝達量を与える下
記式で表される熱伝達モデルによつて、目標材料
温度および材料断面内温度分布になるように冷却
水ノズル噴射角度、ノズル断面積が与えられたと
きの操作量としての冷却水量、を演算算出してプ
リセツト制御を行なうとともに、圧延機或はクー
リングトラフ出側の所定位置における材料温度を
実測し、該実測値と目標材料温度を比較し、その
偏差に基づいて上記ノズル噴射角度、ノズル断面
積が与えられた条件下での操作量としての冷却水
量を変化させるフイードバツク制御を行なうこと
を特徴とする、線材又は棒材の圧延における温度
制御方法、にある。 スタンド間の熱伝達率 α=C′Wn+α0 ……(1) クーリングトラフの伝熱達率 α=C″Wn ……(2) α:冷却水の熱伝達率Kcal/(m2h℃)、 W:冷却水の流量密度m3/(h・m2)、 C′、C″、n:従来の実験式およびシミユレーシ
ヨン計算による補正係数。 以下に、本発明を詳細に説明する。 本発明は、材料の変形・圧延負荷・材料温度モ
デルから構成される圧延特性モデルおよび冷却水
の熱伝達量を与える熱伝達モデルによつて、圧延
過程において材料が目標温度および目標断面内温
度分布となるように、操作量しての冷却水量を演
算算出してプリセツト制御を行なうことと、さら
に、外乱として上流工程での材料温度が変動する
場合にも目標材料温度になるように、材料温度を
検出し目標値と比較しその偏差を消去するフイー
ドバツク制御を行なうこととを重畳させて行な
う。 本発明において用いる制御モデルは、材料の変
形・圧延負荷・材料温度モデルから構成される圧
延特性モデルおよび温度モデルの中で冷却水の熱
伝達量を与える熱伝達モデルである。 第一に、熱伝達モデルを説明する。本発明者等
は線材又は棒材の熱伝達を円柱状材料の熱伝達と
して次のように考察した。ここで、材料断面形状
が円でない場合は、同一断面積の円に変換し、一
次元熱伝導として差分計算する。変換による表面
積の減少分は熱伝達率で補正した。すなわち変換
により材料の熱容量と表面での伝達される熱量は
変化しない。スタンド間の冷却水又はクーリング
トラフの冷却水による冷却は高温円柱に衝突後、
それに平行に流れる水噴流の熱伝達として、第1
図に示すような状態に於いてその実験式を導い
た。ここではスタンド間冷却水について述べる。 材料Sは圧延機Mi(i=1、2、…N、i:ス
タンドNo.、N:スタンド数)で圧延される。スタ
ンド間の冷却装置Ciは圧延機MiとMi+1の間に設
置される。冷却水噴流は流量Qiおよびノズル断
面積Aiから求まるノズル出口速度Vei=Qi/Ai
で、圧延速度Viの材料Sに、圧延機方向となす
ノズル角度θiで噴射される。ここでSt点はよどみ
点(衝突点)である。 また、よどみ点に衝突後、圧延方向の逆方向に
流れる冷却噴流の速度をVei′、それと反対方向に
流れる冷却水噴流の速度をVei″とする。 強制対流沸騰伝熱における冷却水の熱伝達率は
流量密度、圧延材の表面温度および圧延材の線径
の関数として以下のように表わされる。 スタンド間冷却水の場合は、 α=C′Wn+α0 ……(1) =C2・C・103・Wn+α0 ……(3) C′=C2・C クーリングトラフでは、 α=C″Wn ……(2) =C3・C・103・Wn ……(4) C″=C3・C ここで、 α:冷却水の熱伝達率Kcal/(m2h℃)、 W:冷却水の流量密度m3/(h・m2)、 Wi=Qi/(lci・lwi) lci:圧延材の周長 lwi:圧延材の冷却長 C、n:板に垂直に衝突する水噴流の熱伝達に関
する従来の実験式における係数 C2、C3:実機ミルでの温度測定とシミユレーシ
ヨン計算により求めた補正係数 α0:ロール冷却水の熱伝達率 nとCを第1表に示す。1例として、仕上線径
7.5mmに直径に対するC2、C3の値を第2表に示す。 すなわち、冷却水噴流の冷却条件と熱伝達率の
関係は(3)式で表わされる熱伝達モデルで決定され
る。 以上はスタンド間冷却水について述べたが、ク
ーリングトラフでの冷却水の冷却条件と熱伝達率
の関係は(4)式で表わされ、同様に扱うことができ
る。(3)、(4)式は、係数c、nを含む。これらの値
は、第1表c、nに示すように、表面温度Tsに
より変化する。また、(3)、(4)式は、補正係数C2、
C3を含む。これらの値は、第2表のC3に示すよ
うに、一般に、圧延材料線径により変化する。 また、ロール冷却水の熱伝達は、温度の実測値
を計算値が一致するように熱伝達率および冷却長
を決定した。例えば、仕上ブロツクミルでは冷却
長=スタンド間隔、熱伝達率=1000Kcal/m2h
℃となつた。 また、ふく射および空冷に熱伝達はよく知られ
た熱伝達の実験式から求めた。
【表】
本発明の温度制御効果による冶金的効果を第3
表および第7図に示す。第3表および第7図で、
従来の仕上げブロツクミル高温圧延+ミル出側
通常冷却工程では、セメンタイトの球状化が起こ
らず、高抗張力・低靭性線材が製造される(試験
材A)。プリセツト制御なしのとき、材料断面
内温度差が大きくなり、熱応力大の状態で圧延さ
れ、材料に割れが生じ、製品にならなかつた(試
験B)。プリセツト制御有りのとき、材料温度
が目標温度に設定され、仕上げブロツクミル出側
での徐冷工程と組み合わせることにより、インラ
イン球状化焼鈍が実現され、低抗側力・高靭性線
が作り込まれた(試験材C)。これにより、二次
加工工程において、線材の変形能の向上および工
具寿命の向上を目的として実施されている球状化
焼鈍が省略され、省力化、省エネルギー化が実現
された。
表および第7図に示す。第3表および第7図で、
従来の仕上げブロツクミル高温圧延+ミル出側
通常冷却工程では、セメンタイトの球状化が起こ
らず、高抗張力・低靭性線材が製造される(試験
材A)。プリセツト制御なしのとき、材料断面
内温度差が大きくなり、熱応力大の状態で圧延さ
れ、材料に割れが生じ、製品にならなかつた(試
験B)。プリセツト制御有りのとき、材料温度
が目標温度に設定され、仕上げブロツクミル出側
での徐冷工程と組み合わせることにより、インラ
イン球状化焼鈍が実現され、低抗側力・高靭性線
が作り込まれた(試験材C)。これにより、二次
加工工程において、線材の変形能の向上および工
具寿命の向上を目的として実施されている球状化
焼鈍が省略され、省力化、省エネルギー化が実現
された。
【表】
本発明によれば、以上述べたように、線材或は
棒材に圧延の各過程における材料温度および材料
断面内における温度分布を高い精度下に制御でき
るから、材料割れ等に起因する圧延作業性の低
下、生産性の低下をよく防止し得るとともに、均
一で優れた材質を有する製品を得ることができる
等多大な効果を奏する。
棒材に圧延の各過程における材料温度および材料
断面内における温度分布を高い精度下に制御でき
るから、材料割れ等に起因する圧延作業性の低
下、生産性の低下をよく防止し得るとともに、均
一で優れた材質を有する製品を得ることができる
等多大な効果を奏する。
第1図は圧延スタンド間の冷却における冷却モ
デル式パラメータを示す説明図、第2図は圧延お
よびクーリングトラフでの冷却を行なう温度制御
装置の構成概要を示すブロツク図、第3図は仕上
ブロツクミルでの冷却を行なう温度制御装置の構
成概要を示すブロツク図、第4図は温度制御方法
を示すブロツク図、第5図および第6図は第4図
に示す温度制御装置で本発明を実施した温度制御
データを示すグラフである。第7図は、本発明の
材料作り込みの効果を示すグラフ、第8図は、本
願発明と従来技術の相違を示すブロツク図であ
る。 1:圧延材料、21〜29:クーリングトラフお
よびスタンド間冷却装置、Mi,Mi+1:圧延機、
No.1〜No.10:圧延スタンド、31〜36:温度測
定器、41〜49:制御装置(流量調整器)、5:
仕上ブロツクミル。
デル式パラメータを示す説明図、第2図は圧延お
よびクーリングトラフでの冷却を行なう温度制御
装置の構成概要を示すブロツク図、第3図は仕上
ブロツクミルでの冷却を行なう温度制御装置の構
成概要を示すブロツク図、第4図は温度制御方法
を示すブロツク図、第5図および第6図は第4図
に示す温度制御装置で本発明を実施した温度制御
データを示すグラフである。第7図は、本発明の
材料作り込みの効果を示すグラフ、第8図は、本
願発明と従来技術の相違を示すブロツク図であ
る。 1:圧延材料、21〜29:クーリングトラフお
よびスタンド間冷却装置、Mi,Mi+1:圧延機、
No.1〜No.10:圧延スタンド、31〜36:温度測
定器、41〜49:制御装置(流量調整器)、5:
仕上ブロツクミル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 線材或は棒材の圧延における温度制御方法で
あつて、圧延機或はクーリングトラフ出側におけ
る目標材料温度および圧延の各過程での圧延材断
面内目標温度分布に基づいて、各圧延過程での材
料温度を演算算出する変形・負荷温度モデルから
なる圧延特性モデルおよび温度モデルの中で冷却
水の熱伝達量を与える下記式で表される熱伝達モ
デルによつて、目標材料温度および材料断面内温
度分布になるように冷却水ノズル噴射角度、ノズ
ル断面積が与えられたときの操作量としての冷却
水量、を演算算出してプリセツト制御を行なうと
ともに、圧延機或はクーリングトラフ出側の所定
位置における材料温度を実測し、該実測値と目標
材料温度を比較し、その偏差に基づいて上記ノズ
ル噴射角度、ノズル断面積が与えられた条件下で
の操作量としての冷却水量を変化させるフイード
バツク制御を行なうことを特徴とする、線材又は
棒材の圧延における温度制御方法、 スタンド間の熱伝達率 α=C′Wn+α0 ……(1) クーリングトラフの熱伝達率 α=C″Wn ……(2) α:冷却水の熱伝達率Kcal/(m2h℃)、 W:冷却水の流量密度m3/(h・m2)、 C′、C″、n:従来の実験式およびシミユレーシ
ヨン計算による補正係数。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56007645A JPS57121814A (en) | 1981-01-21 | 1981-01-21 | Temperature controlling method in rolling of wire rod or bar |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56007645A JPS57121814A (en) | 1981-01-21 | 1981-01-21 | Temperature controlling method in rolling of wire rod or bar |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57121814A JPS57121814A (en) | 1982-07-29 |
| JPH0115324B2 true JPH0115324B2 (ja) | 1989-03-16 |
Family
ID=11671556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56007645A Granted JPS57121814A (en) | 1981-01-21 | 1981-01-21 | Temperature controlling method in rolling of wire rod or bar |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57121814A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6096316A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-29 | Ito Seitetsushiyo:Kk | 熱間圧延材の圧延温度調整装置 |
| JPS6112830A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-21 | Nippon Steel Corp | 鋼材の冷却方法 |
| IT1281467B1 (it) * | 1995-12-22 | 1998-02-18 | Danieli Off Mecc | Blocco di laminazione compatto |
| JP6275525B2 (ja) * | 2014-03-27 | 2018-02-07 | 株式会社神戸製鋼所 | 厚鋼板の冷却方法及び厚鋼板の製造方法並びに厚鋼板冷却装置 |
| CN115301731B (zh) * | 2022-08-12 | 2023-10-31 | 索罗曼(常州)合金新材料有限公司 | 一种大尺寸钛合金棒材的螺线圆锥辊等距轧制方法 |
-
1981
- 1981-01-21 JP JP56007645A patent/JPS57121814A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57121814A (en) | 1982-07-29 |
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