JPH01156929A - 腸溶製剤の安定化 - Google Patents

腸溶製剤の安定化

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JPH01156929A
JPH01156929A JP24119588A JP24119588A JPH01156929A JP H01156929 A JPH01156929 A JP H01156929A JP 24119588 A JP24119588 A JP 24119588A JP 24119588 A JP24119588 A JP 24119588A JP H01156929 A JPH01156929 A JP H01156929A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 腸溶製剤形態は医薬工業でよく知られている。
腸溶コーティング生成物においては、製剤は胃の中では
完全な形のままであるが、腸上部で溶解して活性成分(
蜀を放出する。経口固形製剤に腸溶コーティングを旋す
理由は、a)薬物例えがエリスロマイシンを胃の酵素ま
たは低…環境に′よる破壊作用から保護するため、b)
アスピリンまたは塩化カリウムの場合におけるように胃
粘膜の刺激による悪心または出血を阻止するため、およ
び/またはC)薬物例えば腸抗菌剤または駆虫剤を腸に
希釈されていない形で放出するため、である。これら基
準に基づき、腸溶性生成物は遅延作用性製剤の81@と
見做されうる。
これらは下記の点で持効性生成物とは異なる、すなわち
持効性生成物では薬物の放出が治療上有効な血中レベル
を保持しかつ迅速な放出(二起因する副作用の出現を減
少させるためにある期間にわたり持続されるが、一方腸
溶剤では第一の目的は薬物の放出を胃腸管の予定された
領域に限定することである。現在米国で販売されている
腸溶製剤のいくつかを下記第1表に示す。
第1表−腸溶コーティング Ingelheim) & James) 前記した長所に加え、腸溶製剤形は薬物開発計画におい
てしばしば生ずる明白な要求を満たしうる。薬物開発の
早期、すなわち臨床試験前および早期の■期試行におい
ては、ヘルスケア工業で使用される新規の化学薬品のい
くつかは胃液中で不安定なゆえあるいは胃腸管を刺激す
るゆえに、効力試験が難しい。これらの状況においては
、カプセル化された薬物製剤な腸溶コーティングするこ
とにより、調査をする人物が胃中での不安定さまたは刺
激性にわずられされることなく実験薬物の効力を測定で
きる。早期開発段階では、はら材料が限られた量でしか
得られないこと、および化学的合成過程が標準化されて
ないという事実ゆえにヒトまたは動物で試験するための
最適に腸溶コートされたはレットまたは錠剤の製造が妨
げられている。かかる条件下では、腸溶コートされたカ
プセル生成物が得られうることの別益は明白である。何
故ならコーティング工程はカプセル内有物とは無関係で
あるからである。かくして、新規な化学薬品の経口的な
薬理効果および/または治療効果が、費用がかかり、時
間がかかり、そして新規な化学薬品を開発する場合にこ
の時点では多くは実行できない広範な製剤開発研究に頼
ることなく確認されうる。
現在市場にある腸溶製剤形は圧縮錠剤またはカプセル中
に充填されたRレットであるが、コートされた硬ゼラチ
ンカプセルを含む多数の研究が文献に報告されている。
Ba11m* J*氏の「今日の腸溶コーティングされ
たアスピリン」(J。
Rhumatology、 12.829(1985)
)およびpolleteS0氏他の「15の粒子の腸溶
コーティングされた錠剤を用いるアスピリンの投与J 
(J、Rhumato−1ogY= 12*337(1
985))を参照されたい。これらにはホルマリン処理
されたゼラチンおよびセラックの使用が包含される。こ
れら天然物質のいずれも加工または貯蔵中の重合が制御
できないという欠点を有していて、小腸での薬物放出に
失敗している。
腸溶生成物は胃への抵抗性の欠如ゆえまたは活性成分C
M)を腸で放出できないゆえに必要とされる性能を発揮
し損う可能性がある。さらにより最近市販された生成物
は確実に吸収されることが示されているが、セラックで
コートされた腸溶生成物のいくつかでは吸収が一貫しな
いことが報告されている。Madan * P −L 
*氏の「持続放出性薬剤デリバリ−系第4部−経ロ薬製
品」(pharmoMfg、、 g、 41(1985
))およびPondell。
R,E、氏の「溶剤から水性コーティングまで」(Dr
ug Develop、 Ind、 Pklarm−*
 io、 191:(1984))を参照されたい。
腸溶コーティング目的に普通(;用いられるポメタクリ
ルアクリル酸コポリマー 酢酸フタル酸セルロース dす酢酸フタル酸ビニル これらには分子の積重ね部分としてイオン化可能なカル
ボキシル基が含有されている。腸溶コーティングの作用
は胃液と腸液のIfl環境の相違に基づいている。胃液
の低−環境内で、これらポリマーはそれらの非解離状態
で存在し、不溶性である。これらは腸液中で…が5.0
およびそれ以上に上昇すると共にイオン化して可溶性と
なり、活性成分が溶解および吸収されうる。
伝統的;二は、腸溶ポリマーは有機溶媒中における溶液
として基質(=施される。ビヒクルとして普通に用いら
れる溶媒はメチレンクロライド、エタノール、メタノー
ル、イソプロピルアルコール、アセトンおよびそれらの
混合物である。
溶媒の選択は主;ニボリマーの溶解度、蒸発の容易さ、
および溶液の粘度の如何に基づく。しかしながら、この
10年間で、製剤のフィルムコーティング操作に有機溶
媒を使用することは、価格の高さ、可燃性、製剤に残存
する溶媒の毒性ゆえに不評となってきている。これらの
欠点により、究極的には商業的な製造および水性系の利
用可能性をもたらす適当な代替法の開発が奨励されてい
た。最近、3種類の水性腸溶ポリマーコーティングが米
国で商業的な使用(二人子できる。これらは、オイドラ
ジット(karagit)■L30D(メタクリル酸−
メタクリル酸エステルコポリマー、Rδhm−Haas
 GmBH社、酉ドイツ)、アクアテリツク(Aqua
teric)■(酢酸フタル酸セルロース含有生成物、
 、 FMCコーポレーション製、フィラデルフィア、
PA)およびコーチリック(Coateric)TM(
ポリ酢酸フタル酸ビニル;二基づく生成物、Color
con社製、ウェストポイント、PA)である。有機溶
液と異なり、これら水性系は高い粘度となることなく高
濃度で調製されうる。
水性腸溶コーティングの使用;二はある種の不利も包含
されることは注目されるべきである。
水の揮発性が低い結果、コーティングを乾燥させるのに
より費用がかかる。また、残留水分の存在は生成物の化
学的および物理的安定性に有害な作用を及ぼしうるのみ
ならずある場合には微生物が生長するための培地を提供
すること(:なるかも知れない。
これまで腸溶カプセルの製造可能性は3種の商業的に入
手しつる水性ラテックスポリマー分散系(オイドラジッ
トL30D、アクアテリツク、およびコーチリック)、
およびモデル基質として塩酸プロカインアミドカプセル
を用いて評価されている。コーティングレベルの有効範
囲はアクリル樹脂およびそれらの誘導体については本発
明者がかかるレベルを示すまで確立されていなかった。
Murthy、 K、 S0氏他の「カプセルコーティ
ングにおける水性の腸溶性ポリマーの比較評価J (P
harm、Tech、、 10.36(19B(S))
を参照されたい。しかしながら、アセテートおよびそれ
らの誘導体からなる高レベルのコーティングによる腸溶
コーティングの安定性は望ましいものより劣ることが判
明した。
本発明はより高レベルのコーティングを施すことによる
かまたはより高レベルのコーティングを保護コーティン
グの使用と組み合せて施すことによりカプセルの安定性
を改良するものである。本発明による水性分散系でコー
トされたカプセルの安定性は有機溶媒を用いることによ
るか、知られた腸溶コーティング用の水性フィルムの使
用により得られる同様のコーティングに比較して予想外
に改善される。コーティングされたカプセルは加速され
た条件下37℃/相対湿度(RH) 80 %、および
45℃で6〜8週間貯蔵された。コーティングをSEM
検査およびTMA分析すると1本発明のフィルムが予想
外に改善された性質および特性を有することが示される
カプセルの熱的および寸法的安定性を改善するコーティ
ング法はベルギー特許第881,462号に教示されて
いるが、かかる教示は、比較的重い腸溶コーティングま
たは比較的重い腸溶コーティングをもう一つの腸溶コー
ティングと組み合せて用いる本発明を容易なものとする
ものではない。本発明はまた米国特許第4,600,6
45号、WO33100284号、米国特許第4,17
5,175号および英国特許第2043442号に見ら
れるような持効性製剤の粘着性および遅い硬化性を軽減
するための水溶性オーバーコートの使用とは区別されう
る。すなわち、オーバーコートおよび持効性製剤の改善
は本発明とは異なる。同様に、本発明は米国特許第4,
001,590号で必要とされる3層とは容易に区別さ
れる、何故ならこの特許においてはこれら層は本発明に
おけるような腸溶製剤用のものではないからである。
本発明は比較的高レベルのコーティングを有する腸溶コ
ーティングからなるかまたは比較的高レベルのコーティ
ングをオーバーコートと組み合せて有する腸溶コーティ
ングからなる、腸溶コーティングを有する製剤に関する
。比較的高レベルのコーティングまたはオーバーコート
と組み合せた比較的高レベルのコーティングにより、使
用前に高応力条件下に貯蔵された場合の、比較的低−に
おける製剤の溶解安定性が改善される。本発明の腸溶コ
ーティングは、特に分子の不可欠な部分(integr
al part)としてイオン化可能なカルボキシル基
を有するこの技術分野で知られたもののうちから選ばれ
る。本発明の腸溶コーティングはそれらの使用、すなわ
ち製造において水性系を用いるものである。比較的高レ
イルの本発明のかかる腸溶コーティングにはアクリル樹
脂およびその誘導体、例えばポリメタクリル酸のエステ
ル(例えばポリメチルメタクリレート)が包含され、比
較的高レベルのコーティングをオーバーコートと組み合
せた本発明のかかる腸溶コーティングにはアセテート例
えばポリ酢酸ビニルまたは酢酸フタル酸セルロース、お
よびポリ酢酸フタル酸ビニルが包含される。アクリル樹
脂の水性分散系として利用しつる好ましい腸溶ポリマー
は例えばオイドラジットL30D (ポリメタクリルメ
タクリレートコポリマー含有)であり、そしてアセテー
トの水性分散系として利用しうる好ましい腸溶ポリマー
は例えばアクアテリツク(酢酸フタル酸セルロース含有
)またはコーチリック(ポリ酢酸フタル酸ビニルを含有
)等である。
本発明の好ましい態様は、オイドラジツドL30Dの高
レベルのコーティング、あるいはオーバーコートを有す
るアクアテリツクまたはコーチリックのいずれかの高レ
ベルのコーティングを有する腸溶製剤である・ 本発明はまた高応力条件下に貯蔵された場合の腸溶製剤
の溶解安定性の低さを実質上除去する方法にも関する。
本発明によれば、生成物ははじめにカプセルへの腸溶コ
ートの付着を改善させるために適当なポリマーでコート
してカプセル表面をコンディショニングする。次にカプ
セルを適当な配合物を用いて比較的高レベルの腸溶コー
ティングで被覆するかまたは適当な配合物、すなわち比
較的高レベルの腸溶コーティングに続き直ちに水溶性オ
ーバーコートを用いてコートする。次にスプレーを終止
し、そして生成物の温度を所望のレベルまで高める。こ
の工程をフィルムの融着が完全になるまで継続する。
用いられるべき最適温度および時間は配合物の種類、コ
ーティングレベルおよびポリマー分散系の種類の如何に
よるであろう。オーバーコートは1種またはそれ以上の
水溶性の天然または合成ポリマー、例えばセルロース誘
導体またはポリエチレングリコールを含有する1種類の
ものまたは混合物からなる。
本発明による製剤の処理法には下記工程が包含される、
すなわち (1)  薬物を含有する基質を、腸溶コーティングを
製剤に付着せしめるためにこの技術分野で知られたもの
から選択されるプレコート、例えばヒドロキシゾロビル
セルロースまたはヒドロキシプロピルメチルセルロース
で被覆し、(乃 薬物を含有する基質を、ポリメタクリ
レートおよびそれらの誘導体から選択される高レベルの
腸溶コーティング配合物でコートする。この方法はまた
アセテ−)&溶コーティングについての工5(1)およ
び(2)、そして次に下記工程をも包含する、すなわち
、 (3)工程(乃の生成物を水溶性オーバーコートでコー
トし、そして次に (4)処置された製剤を回収する。
本発明方法には (1)薬物を含有する基質を、腸溶コーティングがポリ
メタクリレートおよびそれらの誘導体から選択される場
合は、14〜24 Iff/CR2、好ましくは14〜
16jIg/aR2の腸溶コーティング配合物のプレコ
ート(2〜(5sg/1x2)でコートし、そして (乃 処置された製剤を回収する。
ことによる製剤の好ましい処理態様が包含される。
より好ましい態様においては、メタクリル酸コポリマー
が高レベルのコーティング、すなわち14〜24 mg
/att2である場合はカプセルはメタクリル酸コポリ
マー、クエン酸トリエチル、および水を含有する腸溶性
組成物である。
次にヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、および水を含有するオーバーコー
ト配合物をもう一つの好ましい態様におけるアセテート
腸溶コーティングのカプセル(二施す。このオーバーコ
ートされたカプセルは溶解安定性を示す。
本発明による腸溶コートされた基質には広い穏類の物質
が包含される。それが主なる活性成分として1′Mまた
はそれ以上の薬物を含有することが好ましいが、他の摂
取可能な物質、例えばビタミン、ミネラル、栄養分等も
腸溶コートされる基質として良好に用いられうる。
製剤は下記目的の1つまたはそれ以上を達成するために
腸溶コートされる。
(、)  薬物を胃の酵素または低pH環境による破壊
作用から保護するため。
(b)  薬物による胃粘膜の刺激に関わる悪心または
出血を阻止するため、 (C)  薬物を腸のその吸収部位に希釈されてない形
で放出させるため。
有用な薬物にはある種の鎮痛剤、酸感受性抗生物質、ス
テロイド等が包含される。
野ましい薬物群にはアスピリン、エリスロマイシン、ビ
サコジル等が包含される。
薬物を含有する基質にはまた固形製剤に慣用に用いられ
る多種類の添加剤、例えば担体、フレーバー増強剤、着
色剤等の1種またはそれ以上も包含されうる。かかる添
加剤が用いられる場合は、それらは基質中に存在する活
性成分例えば薬物の量が、薬物を含有する基質の総重量
迄=基づき約5.0〜約95.0重量%であるような量
で存在する。
薬物を含有する基質中には固形物質の使用が好ましいが
、そのための適当な固形吸収剤を用いてまたは用いずし
ての液体成分の使用も意図される。本発明方法はわずか
な調整::よって液体基質の処理にも適する。
腸溶コーティング 定義によれば、腸溶コーティングとは胃の中では完全な
形のままであるが、−旦小腸に達すると製剤の内容物を
溶解および放出するもののことである。それらの目的は
胃の内容物によって不活化される薬物(例えば)(ンク
レアチン。
エリスロマイシン)、または胃粘膜の刺激(=よる悪心
または出血を惹起しうる薬物(例えばアスピリン、ステ
ロイド)の放出を遅延させることである。加えて、これ
らは、腸溶コートの上にコートされた保護されてない薬
物が胃で放出され、一方コーティングにより保護された
残分が下って胃腸管でまた放出されるという簡単な反復
作用効果を得るのにも使用されうる。
腸溶コーティングの作用は−および酵素性質に関する胃
および腸環境のそれぞれの組成の相異から生ずる。腸内
酵素による分解を受は易いコーティングを生成させる試
みがくり返されたが、この手段はあまり一般的でない、
何故ならフィルムの募素による分解がどちらかといえば
低いからである。従って、現代の多くの腸溶コーティン
グは、胃の低い…環境中では未解離のままであるが、−
が約5またはそれ以上まで上昇すると容易にイオン化す
るものである。最も効果的な腸溶ポリマーはpKa 3
〜5を有するポリ酸である。
歴史的には、最も早い時期の腸溶コーティングではホル
マリン処理されたゼラチンを用いたが、これはゼラチン
の重合が精密には制御できずしばしば腸管下部において
すらも薬物の放出に失敗したので信頼できなかった。も
う一つの早い時期1:用いられたものはセラックである
が、これも主な欠点として貯蔵に際し重合度が高まる可
能性があって、しばしば活性成分を放出し損なう結果と
なった。製剤文献には多くの可能な適当なポリマーに関
するものが包含されるが。
使用されたのは3〜4種のみである。
最も広範囲に使用されるポリマーは腸溶コーティングと
して効果的に機能しつる酢酸フタル酸セルロース(CA
P)である。しかしながら、溶解するには6をこえる田
が必要とされ、従って薬物の放出遅延を伴う。このもの
はまた大抵の腸溶性ポリマーに比較して比較的水分およ
び胃液透過性であって、従って加水分解による分解を受
は易い。フタル酸および酢酸は開裂されてポリマー性質
の変化、従って腸溶性質の変化を生じうる。もう一つの
有用なポリマーはポリ酢酸フタル酸ビニル(PVAP 
)であり、これは水分および胃液の透過性が比較的低く
、加水分解に対してより安定でありそしてより低い−で
イオン化できて、その結果比較的早期に十二指腸中で活
性成分を放出する。
比較的最近利用しうるポリマーはヒドロキシプロピルメ
チルセルロースフタレートである。
コレはPVAPと同様の安定性を有しており、同じ州範
囲で解離する。
親水性オーバーコート 第2のコーティング組成物、またはオーバーコートは最
終生成物の加工性を高めるように意図されている。この
オーバーコートはコートされた製剤の処理に一般的に関
連する時間的およびエネルギーの損失をかなり低下させ
る。
本発明のオーバーコートまたは第2のコーティングは第
1のまたは基礎コートと同様に水性担体から施される。
この第2のコーティングのマトリックスは1種またはそ
れ以上の親水性の好ましくは高度に水溶性のモノマーま
たはポリマー性質を有する物質を含有する。好ましいマ
トリックスの一つはヒドロキシプロピルセルロースであ
る。他の適当なマトリックスにはヒドロキシプロピルメ
チルセルロースまたはメトキシプロピルセルロース等が
包含される。それらの混合物を用いて操作することもで
きる。
オーバーコートが必要とされる場合は親水性マトリック
スを使用する必要がある。
施される場合のこのコーティングの流動性を助けそして
続くオーバーコートされた製剤の取扱いを助けるために
は、慣用の加工助剤、例えば界面活性剤、充填剤その他
が使用されうる。
界面活性剤の好ましい群の一つはシリコンポリマーであ
る。
ポリエチレングリコール類およびその他のよく知られた
親水性ポリマーが添加剤として大変好ましい。水性ヒド
ロキシプロピルメチルセルロースがマトリックスである
場合はポリエチレングリコール3350が特に好ましい
前記した基礎コーティングに使用されつる任意の所望の
成分がオーバーコート配合物中に用いられうる。オーバ
ーコート組成物中のマトリックス物質の量は固形物総重
量に基づき約o、oi〜約100重量%であろう。
コーティング操作 本発明により実施される比較的高レベルのあるいは2工
程コーテイング法は慣用のコーティング装置を用いて行
われうる。当初の、あるいは基礎コーティングを施すの
に適する装置には流動床および乾燥装置等が包含される
。好ましい装置の一つはAeromatic Inc、
、 Towaco、 NJ。
社製のAeromatic 5TREA i型である。
工程全体にかかる時間を節約するために、当初のコーテ
ィング工程に続き、基礎コートされた基質を所望により
約30〜約45℃、好ましくは約り5℃〜約40℃の温
度に加熱処理しながら放置したマトリックス粒子を融着
させるのが好ましく、それにより有用なフィルムが生成
する。
熱が適用される場合は、一般に約15〜約60分、好ま
しくは約20〜約40分間適用される。
当初のコートは比較的高レベルの腸溶コーティング、好
ましくは約14〜2419/α2そして最も好ましくは
約15 my/cx2のコーティングが得られるまで施
されうる。いずれの場合にも高い有効レベルには以下に
記載されるように溶解調査におけるインビトロ薬物放出
に及ぼす効果により判定される。
第2の配合物、またはオーバーコートの適用は基礎コー
トに用いられたと同じ装置を用いて実施されうる。好ま
しい態様の一つはただ12Jiの装置を使用して連続し
てコーティング工程を行うことである。
オーバーコートに対して適用される乾燥温度および時間
は約30〜約45℃および約2〜約15分であろう。一
般1:、好ましい温度および時間はそれぞれ約30〜約
40℃、および約5〜約10分である。基礎コートされ
た中間生成物、すなわち工程(1)の生成物の処理に用
いられる乾燥パラメーターがこの工程でも同様に適用さ
れよう。
最終的な製剤の回収は慣用の方法を用いて行われる。−
旦、オーバーコートを乾燥すると、処理された製剤は包
装および/または貯蔵要件に適合させるのに一般に用い
られるようなよく知られた操作により処理される。
経口製剤の取扱いに慣用の他の技法も前記概説した2段
階法の前、期間中および/または後;二用いられうる。
基質の化学的および物理的性質により本発明の製剤がと
る最終的形態が決まるであろう。
カプセルが好ましい最終生成物であるが、他のコートさ
れた製剤形、例えば散剤、摂取しうるはレット、錠剤等
も考えられる。
以下に図面の簡単な説明する(RHは相対湿度)。
第1図はオイドラジットL30Dでコートされた塩酸プ
ロ力インアミドカプセルの0.IN HCl中における
溶解に及ぼす貯蔵の影響を示す。貯蔵条件:A当初;B
25℃/80%RV24時間/開放容器;C37℃/8
0チRH/8週;Dコーチインブレばル14.0〜16
Φ龜2において45℃/8週。
第2図はオイドラジットL30Dでコートされた塩酸プ
ロカインアミドカプセルのp)(6,8の0.05M燐
酸塩緩衝液中における溶解に及ぼす貯蔵の影響を示す。
貯蔵条件:A当初;B25℃/80チR1(/24時間
/開放容器;C37℃/80チRH/8週;Dコーティ
ングレベル14.0〜16Q/C112で45℃/8週
第3図は有機溶媒によりアクリル樹脂でコートされた塩
酸プロ力インアミドカプセルのQ、INH(’j中にお
ける溶解に及ぼす貯蔵の影響を示す。
貯蔵条件:A当初;B25℃/80チBH/24時間/
開放容器;C37℃/80チRH/6週;Dコーティン
グレベル14.0〜1689/Cm2で45℃/6週。
第4図は有機溶媒中の溶液によりアクリル樹脂でコート
された塩酸プロカインアミドカプセルのpH48の0.
05M燐酸塩緩衝液中(二おける溶解に及ぼす貯蔵の影
響を示す。貯蔵条件:A当初;B25℃/80チRH/
24時間/開放容器;C37℃/80%RV6週;D腸
溶コーティングレベル14 ME/ 〜16 ’91C
IL2で45℃/6週。
第5図はアクアテリツクでコートされた塩酸プロカイン
アミド腸溶カプセルの0.1N H(’/中における溶
解に及ぼす貯蔵の影響を示す。貯蔵条件:A当初;B2
5℃/80チRH/ 24時間/開放容器;C37℃/
80%RV6週;D腸溶コーティングレベル18〜20
η/工2で45℃76週。
第6図はアクアテリツクでコートされた塩酸プロ力イン
アミド腸溶カプセルのp)16.8のQ、05M燐酸塩
緩衝液中における溶解に及ぼす貯蔵の影響を示す。貯蔵
条件:A当初;B25℃/80%RV24時間/開放容
器;C37℃/8 o % RH/6週;D腸溶コーテ
ィングレベル18〜20Q/cl+L2で45℃76週
第7図は有機溶媒(−よりCAPでコートされた塩酸プ
ロ力インアミドカプセルの0.INHCJ中における溶
解に及ぼす貯蔵の影響を示す。貯蔵条件:A当初;B2
5℃/80チ囲/24時間/開放容器;C37℃/80
%′B&/6 ; D従来通常のコーティングレベルで
知られている45℃/6週。
第8図は有機溶液によりCAPでコートされたプロ力イ
ンアミドHCIカプセルのpH&8の0.05M燐酸塩
緩衝液中における溶解に及ばず貯蔵の影響を示す。貯蔵
条件:A当初;B25℃/8096 RH/24時間/
開放容器;C37℃/80チRH/8週;D通常のコー
ティングレベルで従来知られている45℃/8週。
第9図はコーチリックでコートされたプロカインアミド
HCIカプセルの0.IN HCl中における溶解に及
ぼす貯蔵の影響を示す。貯蔵条件:A当初;B25℃/
80チRI724時間/開放容器;C37℃/80%′
M7/6週;D腸溶コーティングレバル18〜20Rg
/cIL2で45℃/6週。
第10図はコーチリックでコートされたプロカインアミ
ドHCIカプセルのpH6,8の0.05M燐酸塩緩衝
液中における溶解に及ぼす貯蔵の影響を示す。貯蔵条件
:A当初:B25℃/80%RH/24時間/開放容器
;C37℃/80%RH/ 16週;n腸溶コーティン
グレベル18〜2 Q mg/an2で45℃/6週。
以下の実施例により本発明の有効性について説明するが
1本発明はそれらに限定されるものではない。
材料および方法 次のものが用いられた。すなわち、オイドラジットL3
0D、アクアテリツクおよびコーチリック(これらにつ
いては前出)。酢酸フタル酸セルロースはEastma
n Kodak社、Rochester、 NYから得
られ、そのまま使用した。オイドラジツ) L30Dは
固形分30チを含有する水性分散液として供給され、一
方アクアテリツクおよびコーチリック末はスプレー2時
間前に再構成する。
すべての分散系(ニフタル酸ジエチルを添加してその系
中における最終濃度を20%となす。フタル酸ジエチル
の役割はフィルムな可塑化することである。ポリマーの
有機溶液は次のようにして調製される。
アクリル樹脂:オイドラジットL100の24fを無水
エタノール240d中に攪拌を続けながらゆっくりと添
加することにより溶解させる。
攪拌を続けながら次に62のフタル酸ジエチルを加える
酢酸フタル酸セルロース:ビーカー中の20−のアセト
ンに一定して攪拌しながら酢酸フタル酸セルロース24
fを加え、続いて無水エタノール40−およびフタル酸
ジエチル6fを加える。この溶液を透明で均質な液体が
得られるまで攪拌する。
ポリ酢酸フタル酸ビニル:ポリ酢酸フタル酸ビニル24
を中に攪拌を続けながら無水エタノール210−を加え
、次にアセトン10fntおよび蒸留水20−を加える
。透明な溶液が得られたのち、フタル酸ジエチル6fを
加えそしてこの溶液を透明な液体となるまで攪拌する。
ヒドロキシプロピルセルロース溶液:これらは蒸留水中
に5チ蜀〜濃度で調製される。秤量した固形物を少量ず
つ加え、すべての固形物が溶解するまで液体をはげしく
攪拌し続ける。
コーティング操作: ヒドロキシプロピルセルロース溶液をはじめにカプセル
に施す。次にこのカプセルを室温で24時間乾燥してか
ら腸溶コートを施す。いくつかの実験で、ヒドロキシプ
ロピルセルロースの最終的な保護コートがカプセルに施
される。
プロカインアミドHCI 250 Q量を含有する硬殻
カプセルがコアとして用いられる。これらの調査で用い
られたカプセルブレンドの組成を下記第2表に示す。
第2表−プロカインアミドHCIコアカプセルの組成1
9/カプセル ゾロカインアミドHC1250 USP含水ラクトース   147 合計   400 カプセルサイズおよび色:ム″′1″ブライトブルー(
BriteBlue)不透明スナツプフィツト コーティング実験は実験室規模の流動床装置を用いて行
われる(Aeromatic STRgA I型入9r
Oma−tiC社、Towaco、 NJ)。コーティ
ング操作中の一般的操作条件を下記第3表に示す。
第3表−塩酸プロ力インアミドカプセルの流動床コーテ
ィング:二用いられる装置および操作条件装置: Ae
romatic 5TREA 1型出ロ温度:25°〜
30゜ 乾燥温度:25°〜30゜ 空気圧二0.6〜α8バール 懸濁液放出速度:tO〜2.0 m/分分子下第4表お
よび第5表にも本発明の実施例で用いられる腸溶ポリマ
ー、および実施例の腸溶カプセルに用いられる組成物コ
ーティングレベルを示す。
第4表−この調査で用いられる腸溶ポリマーアクアデリ
ック(酢酸フタル酸セルロース)コーチリック(ポリ酢
酸フタル酸ビニル)第5表−腸溶カプセル中に用いられ
る組成物コーティングレベル プレコート(ヒドロキシプロピルセルロース:4〜45
 mg/cm2腸溶コート: 15〜20ag/cm2
体表的な実験においては、プロ力インアミドHCI 2
00カプセルを流動床コーターに入れる。
ヒドロキシプロピルセルロース溶液を4.0〜6.0e
g/信2または16〜25iA9/カプセルの重量増加
が得られるまで施す。流動床コーター中で15分間カプ
セルを乾燥後、室温で24時間硬化させ次に腸溶コート
を施す。保護外皮コートが指示されている場合、すなわ
ち腸溶コートが有効レベルより低い場合は、再びカプセ
ルをヒドロキシプロピルセルロース溶液でコートする。
最終的なカプセルを溶解試験に先立ち24〜48時間風
乾する。
カプセルコーティング調査においては、施されるコート
の量は通常カプセル表面1cR2当りのJIg (m9
/cm2 )で表わされる。現在の調査では、煮1サイ
ズのカプセル:二つき表面積4.1clL2とされる。
カプセルコーティングレベルはカプセル表面のa2当り
のコートのmg数で示される。
これらのカプセルに施されるコート量はプレコートで4
.0〜6.0119/CIL2そして腸溶−y−)テ1
8〜20 Q/Cr1rある。最終的なシールコートが
施される場合は、それは4.0〜6.0eg/ctn2
である。
溶解調査: コートされたカプセルからのインビトロ薬物放出は腸溶
製剤についての米国薬局方(USP)XXIに記載され
る溶解法を用いて測定される(方法B)。この操作では
製剤を0.1N H(J 90 [1mZ中に露出させ
続いてpH6,8の0.[]5M燐酸塩緩衝液中で検査
する。溶液中の薬物量は0.1N水酸化ナトリウム溶液
で適当に希釈した後試料を濾過したあとの一部分を分光
測光的に測定する。273nmでの62.0f/l−σ
での最大吸収値を用いて種種の時間での溶液中における
薬物量が計算される。石アッセイにおいてはフタル酸ジ
エチルからの放客は存在しない。現在の調査で報告され
る溶解値は3〜6個の測定値の平均である。
走査電子顕微鏡検査(S弧) a)表面試験片: 少量のグラファイトセメント(BioRad Labo
−ratories、 $1216 、 Watfor
d、 EnglLand)を清潔なピン型のアルミニウ
ムマウン) (StructureProbe $15
09e West Chester、 PA)の平たい
表面に施す。無傷のカプセルをこのセメント中に置き、
そして風乾させる。次にこの試験片をS−自動式コータ
ー真空室(Polaron、 Model B5200
 # Cambrldgi MA)中に置きそして金−
11ラジウム合金を用いて100秒間スパッターコート
する。
b)横断試験片: 微細なミクロ鉗子を用い、無傷のカプセルを液体窒素中
(−15秒間浸す。凍結したカプセルをとり出し、ガラ
ス蒸発皿に置き、#20メスを用いて割った。カプセル
殻およびすべてのコーティング層を含有する清潔な切断
面を横断界面を露出させるようにしてグラファイトセメ
ント中に置く。先に記載のS−自動式コーティング操作
を用いる。
!!!!製された試験片をSEM室(Amray、 M
odell 200 B、 Bedford、 MA)
に入れる。カプセル表面の検査は後方散乱法モード(傾
斜角=20°、ビームスポットサイズ=2)で100×
で行い、一方横断試験片の検査は250×で二次電子モ
ードで行われる(傾斜角=45℃、ビームスポットサイ
ズ=7)。視野のいくつかを観察して代表的な顕微鏡写
真を得る。
熱機械的分析(Tea) : 腸溶フィルムの熱機械的分析はPerkin−Elme
rTMS−2アナライザー(Perkin−E1mer
社、 NorwalkCT)中で行われる。当初のプロ
ーブの高さに影響するカプセル曲率の作用を最小限に抑
えるためL:、カプセルのコーティングを切断しそして
2日平方に横方向にカットする。この断片を器具の試料
管室に置く。炉と試料との間の熱伝導率を最大にするた
めにヘリウムガスの覆いを室内に拡げる。針入ゾロープ
および3fの負荷力を用いる。試料を毎分5℃の速度で
50〜200℃まで監視する。もとの長さに基づく長さ
の変化を計算する。
示差走査熱量測定分析(DSC) : 剥離したフィルムの分析はPerkin−Filmer
Model DSC−2C熱量計(Perkin−E1
mer社)を用い、不活性窒素雰囲気中走査速度毎分5
℃で行われる。
異なるポリマーでコートされたカプセルの安定性は67
℃/80チ相対湿度(RH)および45℃でねじ込みキ
ャップつき高密度ポリエチレンビン中で6〜8週間貯蔵
後(二追跡する。経験上、もし生成物がかかる貯蔵条件
下に安定である場合は、そのものは周囲貯蔵条件下に少
くとも6ケ月間安定であることが予測されうる。この期
間は試料を病院での検査C:用いるのに適自であると考
えられる。加えて、いくつかのカプセルは開放容器中室
温で24時間80チ囲に露出させ、そしてそれらの安定
性について査定する。
腸溶製剤の安定性に関する基準は、それが胃内で有意量
の活性成分を放出すべきでないが、しかし腸の比較的高
い…環境では完全に溶解すべきであるということである
ので、インビトロ溶解安定性は0.1N塩酸中およびp
I(6,8の0.05M燐酸塩緩衝液中の両方で監視さ
れる。比較的低レベルの腸溶コートが水分透過の阻止や
45℃の温度での抵抗性において充分でないことを示し
ている早期の実験に基づき、カプセルは比較的高レベル
にコートされる(例えば腸溶コート14、0〜16.0
 a9/ca2カプセ/Iz表ff1)。コレハ、有機
溶液により施された種々のポリマーを用いて必要な背低
抗性を付与するのに要する腸溶コートの最小レベルがオ
イドラジツ) L 100で1tOgg/lx2、CA
Pで2.1 my/cIL2そしてポリ酢酸フタル酸ビ
ニルで4.9 mg/an2であることが最近の研究で
示されている事実にも関わらず、必要であると考えられ
る。
第1図はオイドラジットL30Dでコートされたプロ力
インアミドHCIカプセルのインビトロ薬物放出速度に
及ぼす貯蔵の影響を示す。2時間後に0.1N H(J
中において薬物溶解がほとんどないことは製造時および
記載される条件下での貯蔵後の両方において明らかであ
る。カプセル殻がpH6,8の燐酸塩緩衝液中に溶解す
る前に約30分間の遅れ期間が存在する。−旦コーティ
ングが溶解すると、すべての活性成分含量が30分以内
に溶解する(第2図)。Q、IN actおよび−6,
8の燐酸塩緩衝液中における溶解度は、もし比較的高レ
ベルのコーティングが存在する場合(D)は保護外皮が
存在してもしなくてもほぼ同じである。従って保護コー
トは臨界点以上のコートレベルを有する系においては必
要でない。オイドラジットL30Dによりコートされた
カプセルに関するこれまでの所見では、45℃で貯蔵す
る場合は低レベルの腸溶コートでは生成物を保護するの
に充分でないことが示されている。すなわち、14.0
〜16JIIiJA−IL2が生成物の安定性を45℃
で少なくとも2ケ月間維持するのに有効であることは驚
くべきことである。
第3図および第4図は有機溶液によりアクリル樹脂コー
トが施されたカプセルの放出および安定性特性に関する
データを示す。最終的なシールコートがない場合、37
℃/804RHで貯蔵されたコートされたカプセルのイ
ンビトロにおける放出では胃に対する抵抗性が低いこと
が示される。0.IN Hal中2時間でほぼ70%の
薬物が溶解している。さらに、これらカプセルの溶解は
−6,8の緩衝液中においては当初は低い。
この媒体中でコーティングが溶解するまでにはおよそ4
5分間の露出を要した。しかしながら、ヒドロキシプロ
ピルセルロースの保護シールコートを用いると、加速さ
れた貯蔵条件下に安定であるコーティングを生ずる。
アクアテリツクでコートされたカプセルに関して実施さ
れた貯蔵安定性に関する調査結果を第5図および第6図
に示す。生成物の安定性に及ぼすヒドロキシプロピルセ
ルロース保護コーティングの影響は第6図および第7図
に示されるデータにより劇的に例示される。ヒドロキシ
プロピルセルロース保護コーティングが何ら存在しない
場合は、特に37℃/80%囲で6週間貯蔵された場合
に生成物はその胃への抵抗性を失つ。コレは恐らく、酢
酸フタル酸セルロースポリマーの加水分解に及ぼす湿度
の作用によりフタル酸および酢酸が形成されるためであ
ろう。
外皮コートの役割にはフィルムを通しての水分移動の阻
止が包含される。45℃で貯蔵された試料ノうち、pH
&8緩衝溶液中に貯蔵されたカプセルのインビトロ放出
も幾らか遅延する。この保護コートはpH6,8に緩衝
された媒体中では薬物放出に何ら影響を及ぼさない。
酢酸フタル酸セルロースでコートされたカプセルに関し
て前記と同様のデータを第7図および第8図に示す。保
護コートなしですらも、酢酸フタル酸セルロースでコー
トされたカプセルは、有機媒体によって施されたポリマ
ーに関して予想されたように、胃液中への溶解に抵抗す
るのに効果的であることが見出されている。しかしなが
ら、これらのカプセルは加速された条件下に貯蔵された
後ではp)! 6.8の燐酸塩緩衝液中においてわずか
に遅延した放出パターンを示す。
第9図および第10図にはコーチリックでコートされた
カプセルに関して得られた貯蔵データを示す。このポリ
マー系でコートされたカプセルは貯蔵に際して最も不安
定である。コーチリックでコートされたカプセルと他の
ポリマーでコートされたカプセルとの間では多くの相違
が明らかとなってきている。初めに、例えカプセルが2
0 my/cm2のレベルでコートされていても2時間
後には少量の薬物が0.1N H(J中に放出される。
応力の高い条件下に貯蔵すると、ポリマーフィルムが裂
けて、これらカプセルの背低抗性が喪失される。ヒドロ
キシプロピルセルロースの保護コートを施すと製剤の安
定性が助長されるが、37℃/801RHで6週間また
は45℃で6週間貯蔵したカプセル試料ではほぼ25チ
の薬物が0.IN HCl中に2時間で溶解する。これ
らのカプセルは貯蔵に際して広範な溶解性質の変化を示
すという事実にも関わらず、薬物の有意の分解は伴わな
い。これは貯蔵の前と後にカプセル内容物を化学的にア
ッセイすることによって確認される。
有機溶液によりポリ酢酸フタル酸ビニルポリマーによる
コートを施されたカプセルは密閉容器中で相互に付着す
る。最終保護コートを施さないと、カプセルは室温を含
むすべての貯蔵条件下で1ケ月以内に物理的安定性が低
下する。
カプセルへのポリ酢酸フタル酸ビニルコーティングに関
しては、存在可能な安定した生成物を得るには最終的な
シールコートが必要であると思われる。
第11および12図に示されるように、保n性オーバー
コートが存在すると、ポリ酢酸フタル酸ビニルでコート
されたカプセルを45℃で貯蔵しても優れた背低抗性を
有する。しかしながら、37℃/80%RHで6週間貯
蔵すると、2時間内で酸性液体中に3.5チの薬物が放
出される。pH6,8の0.05M燐酸塩緩衝液中にお
ける薬物溶解は幾分遅延はするが、すべての表示量の薬
物が75分以内で溶解する。コーチリックの水性分散系
と比較して、ポリ酢酸フタル酸ビニルの有機溶液は高応
力貯蔵条件下ではるかに大きい安定性を示す。
コートされたフィルムの物理化学的測定種々の腸溶フィ
ルムのSEM顕微鏡写真は溶解安定性の増大所見と一致
する。オイドラジットL30Dコートはゼラチン壁から
ヒドロキシプロピルセルロースおよび腸溶コーティング
層を通って拡がる平滑な均質なフィルムを示す。種々の
応力条件下に貯蔵後に検査した場合、コートの形態に何
ら有意な変化は見られない。他方、有機ベースのアクリ
ルフィルムは67℃/湿度80チで6週間貯蔵後で当初
とは著しく変化している。ちりめんじわおよび収縮は最
後には亀裂の原因となりうる。コーチリックでコートさ
れたフィルムを顕!鏡検査すると、当初のカプセルフー
トにおいてすらも多孔質の不連続構造が見られる。これ
らの線は結局波がって、裸眼にさえも明白な亀裂を生ず
る。フィルム性質の変化の大部分は37℃/湿度80%
で貯蔵された場合に気付かれるものである点は興味があ
る。このことは熱と湿度の組み合せが腸溶コーティング
フィルムの結合性にとって熱または湿度の単独よりも有
害であることを示唆している。
熱分析 DSC:コートされたフィルムなりSC分析するとこれ
らの調査(:用いられたすべての可塑化フィルムがアモ
ルファスであることが示される。これらは15℃〜18
0℃の間では何ら吸熱または発熱ピークを示さなかった
。このことはガラス転移温度が15℃より下であるか、
またはこれら可塑化された系中に存在する特異的な熱変
化が正確に測定するには小さすぎることを示唆している
。この種類の現象は他の研究者により注目された現象と
一致する。系中に可塑剤を包含させるとガラス転移温度
が著しく低下する。さらに、水の存在ゆえに、これら可
塑化された系のDSC熱曲線中(二は何らの吸熱ピーク
も明らかでない。
TMA:フィルムの憩分析:二より、物理的寸法の変化
、例えば圧縮下における物質に対し負荷されたプローブ
による針入の深さ、深さが温度の画数として測定される
〇 針入モードを用いる憩分析から得られる代表的なデータ
を第13〜16図に示す。試料(二適用される負荷は軽
< C6t)、測定全体にわたりプローブと試料との接
触を維持するのに丁度充分な程度である。水分は可塑剤
として作用するので、フィルム中に何ら残留水分が存在
しないように注意が拡われる。熱曲線は代表的には2個
の軟化温度を示し、一方は約60℃で起るヒドロキシプ
ロピルセルロース層に関し、そしてもう一方は腸溶ポリ
マーに関するものである。
これらのデータは、オイドラジットL50Dでコートさ
れたフィルムが試験された他のポリマー系に比較してよ
り高い軟化温度を有することを示している。可塑剤が存
在するゆえに、そしてカプセル表面上に2つ以上の層が
存在するゆえ(こ、硬化に関する明確な結論に達するか
、あるいは醐分析に基づきフィルムの安定性を予測する
ことは可能でない。それにもかかわらず、オイドラジッ
) L30Dフィルムがコーチリック系に比較してより
高い温度でより大きい針入を受け、応力系において変化
をより受けにくいという所見は一般的に一致している。
これらのデータは可塑剤としてフタル酸ジエチルをポリ
マーの25チに等しい濃度で含有する系中で得られるこ
とは強調されるべきである。
各ポリマー分散液または溶液は、異なるポリマーに対し
て異なりうるある種の可塑剤および界面活性剤で最適に
機能することはありそうである。それゆえ、コーチリッ
クフィルムに関しては、フタル酸ジエチル以外の可塑剤
、または異なる濃度の可塑剤の組み合せを用いることに
より、より良好な安定性プロフィルを生じたかも知れな
い。加えて、適用条件はここでは種々の系に対して最適
化されていない。しかしながら当業者はそれぞれの系を
容易に最適化できる。
すなわち、本発明は予想外に有利な製剤、およびかかる
製剤の製法に関するものである。図面のデータをまとめ
たものを下記第6表に示す。
口薬物放出に及ぼす保護コートの影響 45℃76週     〉20 45℃/6週       0.5 45℃/6週       8.0 45℃/6週       0.2 45℃/6週      42.5 45℃/6週      25.0
【図面の簡単な説明】
第1図はオイドラジットL30Dでコートされた塩酸プ
ロ力インアミドカプセルの0.IN HCJ 中1mお
ける溶解に及ぼす貯蔵の影響を示す。 第2図はオイドラジットL30Dでコートされた塩酸プ
ロ力インアミドカプセルのpH6,8の0.05M燐酸
塩緩衝液中における溶解に及ばす貯蔵の影響を示す。 第3図は有機溶媒によりアクリル樹脂でコートされた塩
酸プロカインアミドカプセルの0.1N HCJ中にお
ける溶解に及ぼす貯蔵の影響を示す。 第4図は有機溶媒中の溶液によりアクリル樹脂でコート
された塩酸プロ力インアミドカプセルのpH68の0.
05M燐酸塩緩衝液中における溶解に及ぼす貯蔵の影響
を示す。 第5図はアクアチックでコートされた′塩酸プロカイン
アミド腸溶カプセルのQ、iN HCj’中における溶
解に及ぼす貯蔵の影響を示す。 第6図はアクアテリツクでコートされた塩酸プロ力イン
アミド腸溶カプセルのび16.8の0.05M燐酸塩緩
衝液中(=おける溶解に及ぼす貯蔵の影響を示す。 第7図は有機溶媒によりCAPでコートされた塩酸プロ
カインアミドカプセルのQ、1N HCJ中における溶
解に及ぼす貯蔵の影響を示す。 第8図は有機溶液によりCAPでコートされたプロ力イ
ンアミドMCIカプセルのpH6,8の0.05M燐酸
塩緩衝液中における溶解に及ぼす貯蔵の影響を示す。 第9図はコーチリックでコートされたプロカインアミド
HCI!カプセルの0.IN HCl中における溶解に
及ぼす貯蔵の影響を示す。 第10図はコーチリックでコートされたプロ力インアミ
ドHClカプセルのpH6,8のO,05M燐酸塩緩衝
液中)二おける溶解(二及ぼす貯蔵の影響を示す。 特許出願人  ワーナーーランパート・コンパニー外2
名 手続補正書(方式) 平成元年 1月13日 特許庁長官  吉 1)文 毅  殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第241195号 2、発明の名称 腸溶製剤の安定化 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称  ワーナーーランバート・コンパニー4、代理人 5、補正命令の日付 7、補正の内容 願書に最初に添付した図面の浄書・別紙のとおり(内容
に変更なし) 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)高い腸溶コーティングレベルと、親水性コーティン
    グからなる保護コーティングとを特徴とする、腸溶コー
    ティングとしてアセテートまたはその誘導体を含有する
    腸溶コーティングされた製剤。 2)前記親水性コーティングがヒドロキシプロピルセル
    ロース、ヒドロキシメチルセルロースまたはヒドロキシ
    プロピルメチルセルロースからなる請求項1記載の製剤
    。 3)前記高い腸溶コーティングレベルが14〜24.0
    mg/cm^2の腸溶コーティングであることからなる
    請求項1記載の製剤。 4)前記高い腸溶コーティングレベルが15mg/cm
    ^2の腸溶コーティングであることからなる請求項3記
    載の製剤。 5)第2のコーティングがヒドロキシプロピルセルロー
    スであることからなる請求項1記載の製剤。 6)コーティングがアセテートまたはその誘導体であり
    そして第2のコーティングがヒドロキシプロピルセルロ
    ース、ヒドロキシメチルセルロースまたはヒドロキシプ
    ロピルメチルセルロースであることを特徴とする、その
    安定性が腸溶コーティングからなる高いコーティングレ
    ベルにより付与されるものである、溶解安定性を有する
    腸溶コーティングされた製剤。 7)前記高い腸溶コーティングレベルが14〜24.0
    mg/cm^2の腸溶コーティングであることからなる
    請求項6記載の製剤。 8)前記高い腸溶コーティングレベルが15mg/cm
    ^2の腸溶コーティングであることからなる請求項7記
    載の製剤。 9)第2のコーティングがヒドロキシプロピルセルロー
    スであることからなる請求項1記載の製剤。 10)腸溶製剤を製造するにあたり、 (1)腸溶コーティングがアセテートまたはその誘導体
    から選択される高レベルのコーテ ィングである腸溶コーティング配合物を用 いて薬物を含有する基質をコーティングし、(2)工程
    (1)の生成物を親水性オーバーコートで処理し、そし
    て (3)処理された製剤を回収する、 ことからなる方法。 11)工程(1)に先立ちプレコーテイング工程が行わ
    れることからなる請求項10記載の方法。 12)前記オーバーコートがヒドロキシプロピルセルロ
    ースであることからなる請求項10記載の方法。 13)腸溶コーティング配合物を用いる薬物含有基質の
    コーティングが14〜24.0mg/cm^2であるこ
    とからなる請求項10記載の方法。 14)請求項10記載の方法により製造された生成物。 15)請求項13記載の方法により製造された生成物。 16)請求項10記載の方法により製造された製剤。 17)請求項13記載の方法により製造された製剤。 18)腸溶コーティングとしてアクリル樹脂またはその
    誘導体を含有することからなる腸溶コーティングレベル
    が高い腸溶製剤。 19)前記高い腸溶コーティングレベルが14〜24.
    0mg/cm^2の腸溶コーティングであることからな
    る請求項18記載の製剤。 20)前記高い腸溶コーティングレベルが15mg/c
    m^2の腸溶コーティングであることからなる請求項1
    9記載の製剤。 21)腸溶製剤を製造するにあたり、 (1)腸溶コーティングがアクリル樹脂またはその誘導
    体から選択される高レベルの腸溶 コーティング配合物を用いて薬物を含有す る基質をコーティングし、そして (2)処理された製剤を回収する、 ことからなる方法。 22)プレコーテイング工程が先行して行われることか
    らなる請求項21記載の方法。 23)腸溶コーティング配合物を用いる薬物含有基質の
    コーティングが14〜24.0mg/cm^2であるこ
    とからなる請求項10記載の方法。 24)請求項21記載の方法により製造された生成物。 25)請求項23記載の方法により製造された生成物。 26)請求項21記載の方法により製造された製剤。 27)請求項23記載の方法により製造された製剤。
JP63241195A 1987-09-29 1988-09-28 腸溶製剤の安定化 Expired - Lifetime JP2782691B2 (ja)

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