JPH01157445A - 無機質板の補強構造 - Google Patents

無機質板の補強構造

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JPH01157445A
JPH01157445A JP31440087A JP31440087A JPH01157445A JP H01157445 A JPH01157445 A JP H01157445A JP 31440087 A JP31440087 A JP 31440087A JP 31440087 A JP31440087 A JP 31440087A JP H01157445 A JPH01157445 A JP H01157445A
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Takao Uchida
孝夫 内田
Masao Yokoi
横井 征夫
Nobunao Murakami
信直 村上
Kunitomi Tanaka
田中 国富
Hideo Takashima
高島 秀郎
Kiyokimi Asahi
朝日 清公
Keiichi Yugaki
遊垣 慶一
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Takenaka Komuten Co Ltd
Masaru Industries Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリートスラブやコンクリート壁を作製
するためのコンクリート打設用の捨型枠等として用いら
れるもので、詳しくは、セメントモルタルやコンクリー
ト、ケイ酸カルシウム等からなる無機質板の補強構造に
関する。
〔従来の技術〕
今日では、セメントモルタル板やコンクリート板、ケイ
酸カルシウム板で代表される無機質板の補強構造として
、ガラス繊維や炭素繊維、金属繊維、アラミド繊維、炭
化ケイ素繊維等の無機質・有機質の各種の長繊維を無機
質板内に配設してその無機質板を曲げ強度面で補強する
ものが知られている。その−例としては、コンクリート
板内の表裏画板表面に近い箇所の夫々に長繊維を板表面
に沿った姿勢で配設したものが知られている(例えば特
開昭62−178644号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前記従来の補強構造によるときは、コンクリー
ト打設用の捨型枠や土留用の簡易な矢板等、表裏の板表
面に作用する荷重に大きな差があって一方側への曲げ応
力のみが作用する条件下で使用される無機質板を考えた
場合、曲げ応力が引張力として作用する側の板表面の近
くに位置する長繊維は、その引張力に抗してその板表面
の曲げに起因したひび割れを防止するといったように、
曲げ応力に対して効果的に作用するものの、他方の板表
面の近くに位置する長繊維は、曲げ応力の対策として役
に立っていない。
従って、前述したように、一方側への曲げ応力のみが作
用する無機質板において、表裏の両板表面近くの夫々に
長繊維を配設することは、要求される耐曲げ性能の割に
は長繊維の使用量が不当に多くて材料面からのコストア
ップを招来し、しかも、長繊維を表裏の両板表面近くに
それら板表面に沿った姿勢で配設するといった手数のか
かる長繊維設置作業が2回も必要となって作業面からも
コストアップを招来するのである。
そして、一方側への曲げ応力のみが作用する条件下で使
用する無m質板の用途は多岐にわたり、かつ、多々発見
されており、その結果、今日においては、そのような用
途に使用できる耐曲げ性能をそなえながらも、安価であ
る無機質板が強く望まれている。
本発明の目的は、無機質板に対する前述の強い要望を十
分に充足できるようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による無機質板の補強構造の特徴構成は、無機質
板内のうち表裏一方の板表面に近い箇所にのみ、補強用
の長繊維を板表面に沿った姿勢で配設してある点にあり
、その作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
無機質板の表裏の画板表面のうち長繊維に近い側の板表
面を引張力作用側とする曲げ応力が無機質板に作用した
とき、長繊維によって、無機質板に作用する曲げ応力に
起因して生じる引張力に抗して板表面のひび割れを防止
できるため、長繊維に近い側の板表面を引張力作用側と
する曲げ応力に対する耐曲げ性能を十分に確保できる。
しかも、一方の板表面近くにのみ耐曲げ性能向上のため
の長繊維を配設してあるため、前述した従来のものに比
較して、長繊維の使用量を半減できるとともに、長繊維
の配設といった手数のかかる作業の数を半減できる。
〔発明の効果〕
その結果、一方側への曲げ応力のみが作用する条件下で
の多岐にわたる用途に使用できながらも、安価に作製で
きる無機質板を提供できるようになった。
特に、無機質板のうち、長繊維とそれに近い側の板表面
との間に位置する表層部分の厚さを0.5〜5鶴として
実施することが望ましい。なぜなら、それより薄くする
と、無機質板と長繊維との結合力が弱くなって長繊維に
よる耐引張力作用を期待できなくなり、反対に鉄筋コン
クリートや鉄骨コンクリートの構造をそのまま採用して
それよりも厚くすると、引張力が作用したとき、長繊維
近くの無機質板部分の引張力による破壊は防止できるも
のの、長繊維による破壊防止作用が板表面にまで及ばず
、板表面にひび割れが生じ易いといったことが実験を繰
返した結果、知見したからである。
また、無機質板はコンクリート打設用の捨型枠として非
常に有用である。なぜなら、長繊維が配設されていない
側の板表面は、曲げ応力が作用したとき圧縮力を受けて
破損するおそれがあるが、その破損のおそれがある板表
面は打設コンクリートと結合して修復され、強度面およ
び外観とに悪影響が全くないからである。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を示す。
第3図に示すように、コンクリート打設用の捨型枠(A
)として用いられセメントモルタル板(1)(無機質板
)であって、第1図に示すように、このセメントモルタ
ル板(1)内の表裏一方の板表面近くの箇所には、補強
用の長繊維(2)が板表面に沿った姿勢のネットを形成
する状態で配設されている。
前記長繊維(2)は、ガラス繊維であって、第2図に示
すように、複数のフィラメントが集束したロービングを
単位としてネットの網目を形成するように縦横に配置さ
れており、ネットの縦糸になるロービングと横糸になる
ロービングとは、結合しておらず、重なっているだけで
ある。
前記セメントモルタル板(1)のうち、前記長繊維(2
)とそれに近い側の板表面との間に位置する表層部分(
1^)は、モルタルをもって構成されており、長繊維(
2)と他方の板表面との間に位置する層部分(IB)は
、短繊維(3)をランダム配向状態で混入した繊維補強
モルタルをもって構成されている。
前記短繊維(2)は、ガラス繊維で、ストランドと称さ
れているものである。
そして、前記モルタル製の表層部分(1A)の厚さ(t
)(一般に鉄筋コンクリートや鉄骨コンクリートにおけ
るかぶり厚に相当するもの)は、0.5〜5fl、好ま
しくは1〜2Nであり、セメントモルタル板(1)の厚
さ(to)は、10〜50龍である。つまり、表層部分
(1A)の厚さ(1)は、セメントモルタル板(1)の
厚さ(to)の1710〜1/25である。
そして、そのようにネット状の長繊維(2)および短繊
維(3)で補強されたセメントモルタル板(1)は、第
3図に示すように、長繊維(2)に近い側の板表面を外
側に位置させる状態で捨型枠(A)として用いられるの
であって、スラブや壁となるコンクリート(B)の打設
に伴う曲げ応力で外側の板表面に引張力が作用するもの
の、この引張力に長繊維(2)で対抗して、板表面のひ
び割れが防止されるのである。
前記セメントモルタル板(1)の作製方法の一例を示す
と、第4図(イ)に示すように、成形型(4)に表層部
分(1八)を形成するためのモルタル(5)を所定厚さ
(1〜2fl)に吹付け、その吹付はモルタル(5)が
硬化する前に第4図(Tl)に示すように、その吹付は
モルタル(5)の上面に長繊維(2)をネット状に配置
し、ローラ等を用いて脱泡し、その後、第4図(ハ)に
示すように、その上に層部分(IB)を形成するための
短繊維混入モルタル(6)を所定の厚さに吹付け、その
上面を整形したのち、養生させ、脱型する。
次に本発明者が行った耐曲げ性能の試験を示す。
試験は、長繊維入りのセメントモルタル板と、長繊維無
しのセメントモルタル板とを供試体として、それぞれに
ついて、曲げ比例限界強度(LOP)と曲げ破壊強度(
MOR)とヤング係数(E)とを調べることで行った。
前記長繊維入り供試体は、上述した実施例のセメントモ
ルタル板で、かつ、径が13μmのガラスフィラメント
を200本集束させたロービングをもって形成した5f
i角の網目のネットを長繊維(2)として配設するとと
もに、総重量の5%の重量の量のガラスストランドを短
繊維(3)として混入し、かつ、表層部分(1A)の厚
さ(1)を1〜1.5Nとして作製したものである。
前記長繊維無し供試体は、総重量の5%の重量の量のガ
ラスストランドを短繊維(3)として混入したモルタル
から作製したものである。
なお、両種供試体は、ともに、スチームで高温養生した
のち、脱型し、所定寸法に切断し、水中養生し、材令7
日で取出したのち室内で養生させた材令28日のもので
ある。
結果を表(イ)に示す。なお、結果は6つの供試体の平
均であり、()内の数字は標準偏差である。
表(イ) 〔別実施例〕 以下、本発明の別実施例を示す。
[1]上記実施例では、長繊維(2)として、縦糸用の
長繊維と横糸用の長繊維とを板厚さ方向で重ねただけの
ネットを示したが、長繊維(2)としては、両種長繊維
を編む又は織った構造のネット状のものであっても良い
。また、縦糸用又は横糸用のうちの一方の長繊維を引張
力作用方向に沿わせるように配設することが望ましいが
、長繊維を引張力の作用方向に対して傾斜する姿勢に配
設して実施しても良い。
加えて、両種の長繊維の間隔、つまり、ネットの網目の
大きさはその無機質板(1)に作用する引張力に応じて
適宜選定するのである。
[2]上記実施例では、長繊維(2)をネット状に配置
したが、長繊維(2)は、縞状に一方向に沿った姿勢に
配設しても良い。
[3]上記実施例では、短繊維(3)が混入した無機質
板(1)を示したが、本発明は、短繊維(3)のないも
のにも適用できる。
[4]上記実施例では、無機質板(1)としてセメント
モルタル板を示したが、無機質板(1)としては、コン
クリート板やケイ酸カルシウム板等であっても良い。
[5]上記実施例では、コンクリート打設用の捨型枠(
A)として使用される無機質板(1)を示したが、本発
明は、スラブや壁、天井下地、天井等各種の用途に使用
される無機質板(1)に適用できる。
[6]上記実施例では、長繊維(2)としてガラス繊維
を示したが、長繊維(2)としては、ガラス繊維の他に
、炭素繊維、ステンレス等の金属繊維、アラミド繊維、
炭化ケイ素繊維等、有機質、無機質の各種の繊維を挙げ
ることができる。
[7コ長繊維(2)として、多数の技又は突起を備えた
ものを用いる。この場合、長繊維(2)と無機質板(1
)との結合力を物理的に増大させることができる。
[8]長繊維(2)として、表面に無機質板(1)との
結合力を増大させる化学的処理が施されたものを用いる
[9]長繊維(2)にプレストレスをかけた状態で無機
質板(1)内に配設する。
[10]尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る無機質板の補強構造の実施例を示し
、第1図は縦断面図、第2図は一部切欠き平面図、第3
図は使用状態を示す縦断面図、第4図(イ)〜(ハ)は
作製工程図である。 (1)・・・・・・無機質板、(2)・・・・・・長繊
維、(1A)・・・・・・表層部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無機質板(1)内のうち表裏一方の板表面に近い箇
    所にのみ、補強用の長繊維(2)を板表面に沿った姿勢
    で配設してある無機質板の補強構造。 2、前記無機質板(1)のうち、前記一方の板表面と長
    繊維(2)との間に位置する表層部分(1A)の厚さ(
    t)が0.5〜5mmである特許請求の範囲第1項に記
    載の無機質板の補強構造。 3、前記無機質板(1)が、コンクリート打設用の捨型
    枠である特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の無機
    質板の補強構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103273660A (zh) * 2013-05-06 2013-09-04 福建海源新材料科技有限公司 经纬玻纤面层长纤维增强热塑性复合材料及其成型方法及其应用

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032608A (ja) * 1983-08-04 1985-02-19 株式会社栗本鐵工所 繊維補強セメント成形品

Patent Citations (1)

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