JPH01158365A - 小電流検出方法およびその装置 - Google Patents
小電流検出方法およびその装置Info
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- JPH01158365A JPH01158365A JP63116192A JP11619288A JPH01158365A JP H01158365 A JPH01158365 A JP H01158365A JP 63116192 A JP63116192 A JP 63116192A JP 11619288 A JP11619288 A JP 11619288A JP H01158365 A JPH01158365 A JP H01158365A
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- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/20—Instruments transformers
- H01F38/22—Instruments transformers for single phase AC
- H01F38/28—Current transformers
- H01F38/30—Constructions
- H01F2038/305—Constructions with toroidal magnetic core
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は漏電遮断器などに用いられ、鉄心の磁気現象を
利用した小電流検出方法およびその装置に関する。
利用した小電流検出方法およびその装置に関する。
小電流検出装置の主な用途として例えば漏電遮断器など
の零相変流器が知られている。第15図は零相変流器の
作動原理を説明するために、その要部構成を示した模式
図である。第15図において、高遇磁率を有する環状の
鉄心1の中心孔を通る2本の導体2.鉄心lに巻回した
検出コイル3の両端近傍に接続する抵抗4で構成され、
導体2の両端はそれぞれ交流電源5および負荷6に接続
されている。正常な状態では2本の導体2を流れ矢印で
方向を示した往復の電流1 、、 I 1の値は同じで
あり、方向が逆であるから鉄心1は磁化されることなく
、検出コイル3には電圧が誘起されない。
の零相変流器が知られている。第15図は零相変流器の
作動原理を説明するために、その要部構成を示した模式
図である。第15図において、高遇磁率を有する環状の
鉄心1の中心孔を通る2本の導体2.鉄心lに巻回した
検出コイル3の両端近傍に接続する抵抗4で構成され、
導体2の両端はそれぞれ交流電源5および負荷6に接続
されている。正常な状態では2本の導体2を流れ矢印で
方向を示した往復の電流1 、、 I 1の値は同じで
あり、方向が逆であるから鉄心1は磁化されることなく
、検出コイル3には電圧が誘起されない。
負荷6側で漏電が生じると、電流! 、、 I gの値
が変り、その差電流が鉄心1を磁化し、このとき発生す
る誘起電圧によって小抵抗4に電流が流れ、小抵抗4の
両端の電圧降下分を制御信号として取り出すことができ
る。
が変り、その差電流が鉄心1を磁化し、このとき発生す
る誘起電圧によって小抵抗4に電流が流れ、小抵抗4の
両端の電圧降下分を制御信号として取り出すことができ
る。
なお第15図は単相の場合を示したが3相の場合は導体
2を3本として表わせばよく、原理的には単相と同じで
ある。
2を3本として表わせばよく、原理的には単相と同じで
ある。
この零相変流器の検出電流は5〜30■Aと小さいため
鉄心にFe−Ni合金、例えば商品名パーマロイのよう
な高透磁率材を用いても第16図に示した磁化曲線のご
とくその検出磁界も小さいので得られる磁束も低く、検
出コイル3に誘起される電圧は非常に小さい、したがっ
てこのような零相変流器はさらに高感度のものが好まし
く、また使用機器によって小型化することが強(望まれ
ている。
鉄心にFe−Ni合金、例えば商品名パーマロイのよう
な高透磁率材を用いても第16図に示した磁化曲線のご
とくその検出磁界も小さいので得られる磁束も低く、検
出コイル3に誘起される電圧は非常に小さい、したがっ
てこのような零相変流器はさらに高感度のものが好まし
く、また使用機器によって小型化することが強(望まれ
ている。
しかしながら、以上の構造をもつ零相変流器の感度を高
め、より低い電流まで検出するためには以下のような問
題がある。出力電圧を太き(するには例えば第15図の
鉄心1の磁路断面積を太き(する方法や導体2を鉄心l
に多数巻回して鉄心1に印加する磁界を大きくする方法
などがあるが、鉄心1の磁路断面積を太き(するのは、
当然のことながら装置の寸法増大につながり、導体2の
鉄心1への巻数を多くするのは、この導体2には主回路
の電流が流れるので線径を大きくしてあり、同様に鉄心
1の寸法が大きくなるのを避けることができない、した
がって通常は小型の鉄心1の中心孔に導体2を通し、検
出コイル3の巻数を多くしてその誘起電圧を電子回路に
より増幅する方法がとられている。しかし、この方法に
より検出コイル3を1000回程度巻回しても5■A以
下を検出することは非常に困難である。また検出コイル
3を1000回程度巻くと、細線を用いたとしても鉄心
1を含むコイル部の外径寸法が大きくなる。検出コイル
3に用いる被ri銅線の径は原理的には小さくてもよい
が、S線作業のとき線自体の強度が必要であるから、あ
まり細いものを用いることはできない0以上のことから
、検出コイル3の巻回数を増すことなく、すなわち鉄心
1を含む検出コイル部の外径寸法が大きくならず、5■
A以下の小電流が検出可能であることが望ましい。
め、より低い電流まで検出するためには以下のような問
題がある。出力電圧を太き(するには例えば第15図の
鉄心1の磁路断面積を太き(する方法や導体2を鉄心l
に多数巻回して鉄心1に印加する磁界を大きくする方法
などがあるが、鉄心1の磁路断面積を太き(するのは、
当然のことながら装置の寸法増大につながり、導体2の
鉄心1への巻数を多くするのは、この導体2には主回路
の電流が流れるので線径を大きくしてあり、同様に鉄心
1の寸法が大きくなるのを避けることができない、した
がって通常は小型の鉄心1の中心孔に導体2を通し、検
出コイル3の巻数を多くしてその誘起電圧を電子回路に
より増幅する方法がとられている。しかし、この方法に
より検出コイル3を1000回程度巻回しても5■A以
下を検出することは非常に困難である。また検出コイル
3を1000回程度巻くと、細線を用いたとしても鉄心
1を含むコイル部の外径寸法が大きくなる。検出コイル
3に用いる被ri銅線の径は原理的には小さくてもよい
が、S線作業のとき線自体の強度が必要であるから、あ
まり細いものを用いることはできない0以上のことから
、検出コイル3の巻回数を増すことなく、すなわち鉄心
1を含む検出コイル部の外径寸法が大きくならず、5■
A以下の小電流が検出可能であることが望ましい。
度かつ高精度に小電流を検出することができる小電流検
出装置およびその装置を提供することにある。
出装置およびその装置を提供することにある。
本発明は閉磁路の筒状鉄心の中心孔を通る導体に流れる
小電流を検出するために、被検出電流の電源とは別の高
周波電源で鉄心の磁気ヒステリシス曲線における正側磁
界はほぼ飽和する点、負側磁界は保磁力近傍の微分12
1m率の大きい点にそれぞれ設定し、鉄心を励磁してお
き、これに被検出電流の小電流が加わるとa磁界側の僅
かな変化によって鉄心の磁束が大きく変化し、小電流に
対しても大きな誘起電圧が得られることから、装置の構
成は以下のように、鉄心に巻回した高周波励磁コイルを
、鉄心に生ずる正負青磁界を所定の大きさに定める制御
回路を介して高周波電源に接続した高周波励磁部および
高周波励磁コイルとは別に鉄心に巻回した検出コイルに
接続し、高周波lll磁部による磁束と導体の被検出電
流による磁束とが重畳される全磁束による誘起電圧を検
出して導体電流の誘起電圧骨を分離する回路をも出力部
を備lえた小電流検出装置である。
小電流を検出するために、被検出電流の電源とは別の高
周波電源で鉄心の磁気ヒステリシス曲線における正側磁
界はほぼ飽和する点、負側磁界は保磁力近傍の微分12
1m率の大きい点にそれぞれ設定し、鉄心を励磁してお
き、これに被検出電流の小電流が加わるとa磁界側の僅
かな変化によって鉄心の磁束が大きく変化し、小電流に
対しても大きな誘起電圧が得られることから、装置の構
成は以下のように、鉄心に巻回した高周波励磁コイルを
、鉄心に生ずる正負青磁界を所定の大きさに定める制御
回路を介して高周波電源に接続した高周波励磁部および
高周波励磁コイルとは別に鉄心に巻回した検出コイルに
接続し、高周波lll磁部による磁束と導体の被検出電
流による磁束とが重畳される全磁束による誘起電圧を検
出して導体電流の誘起電圧骨を分離する回路をも出力部
を備lえた小電流検出装置である。
本発明の小電流検出方法およびその装置は以上のように
、高周波励磁部による励磁電流(磁界)を、鉄心の磁気
ヒステリシス曲線の保磁力近傍の直線部の傾斜すなわち
微分透磁率の大きい点に設定することができるので、導
体の被検出電流による小さな磁界が加わったときも磁束
は大幅な変化を示し、検出コイルには大きな電圧が誘起
する。
、高周波励磁部による励磁電流(磁界)を、鉄心の磁気
ヒステリシス曲線の保磁力近傍の直線部の傾斜すなわち
微分透磁率の大きい点に設定することができるので、導
体の被検出電流による小さな磁界が加わったときも磁束
は大幅な変化を示し、検出コイルには大きな電圧が誘起
する。
しかも鉄心の磁化を励磁コイルにより高周波電流で行な
っているから磁束変化に要する時間が速い。
っているから磁束変化に要する時間が速い。
したがって本発明の方法およびその装置では常時高周波
励磁部による磁界をかけておき、これに導体の被検出電
流による磁界を重畳させたときの全磁束による誘起電圧
を検出し、さらに高周波分。
励磁部による磁界をかけておき、これに導体の被検出電
流による磁界を重畳させたときの全磁束による誘起電圧
を検出し、さらに高周波分。
直流分を除去することにより出力部端から正しい検出電
流波形をもつ出力電圧を取り出すことができ、以上のこ
とから、高感度、高精度で、より小さい電流の検出を可
能とする。
流波形をもつ出力電圧を取り出すことができ、以上のこ
とから、高感度、高精度で、より小さい電流の検出を可
能とする。
以下実施例に基づき本発明を説明する。
第1図は本発明による小電流検出装置の要部構成を説明
するための模式図であって、以下の図に本発明の方法も
含めて述べる。まず第1図において鉄心1aは磁気ヒス
テリシス曲線が角形特性を示し高i3磁率を有する材料
からなり、閉磁路の例えば環状に形成されている。この
鉄心1aの中心孔を通って導体2aが被検出装置の電源
と負荷に接続されているが、これらの図示は省略しであ
る。また零相電流を検出するには導体2aは2本もしく
は3本になり、各導体間の差電流を利用するが、原理的
には単線の小電流を検出するのと同じであるから、ここ
では導体2aは1本で表わし、方向を矢印で示した被検
出電流をIoとして以後の説明を進める。また鉄心1a
にはその肉厚部に巻回した高周波励磁コイル7を、例え
ば直列に接続した整流器8aと抵抗R11整流器8bと
抵抗R1の2組が並列に接続されてなる制御回路9を介
して高周波電源10に接続した高周波励磁部11を設け
てあり、一方高周波励磁コイル7とは別に鉄心1aに巻
回した検出コイル12は整流器8cを介在させて低域濾
波器13.直流除去器14の順に接続した出力部15を
形成する。
するための模式図であって、以下の図に本発明の方法も
含めて述べる。まず第1図において鉄心1aは磁気ヒス
テリシス曲線が角形特性を示し高i3磁率を有する材料
からなり、閉磁路の例えば環状に形成されている。この
鉄心1aの中心孔を通って導体2aが被検出装置の電源
と負荷に接続されているが、これらの図示は省略しであ
る。また零相電流を検出するには導体2aは2本もしく
は3本になり、各導体間の差電流を利用するが、原理的
には単線の小電流を検出するのと同じであるから、ここ
では導体2aは1本で表わし、方向を矢印で示した被検
出電流をIoとして以後の説明を進める。また鉄心1a
にはその肉厚部に巻回した高周波励磁コイル7を、例え
ば直列に接続した整流器8aと抵抗R11整流器8bと
抵抗R1の2組が並列に接続されてなる制御回路9を介
して高周波電源10に接続した高周波励磁部11を設け
てあり、一方高周波励磁コイル7とは別に鉄心1aに巻
回した検出コイル12は整流器8cを介在させて低域濾
波器13.直流除去器14の順に接続した出力部15を
形成する。
直流除去器14はコンデンサまたは絶縁変圧器で容易に
構成することができる0以上のごとく本発明装置は鉄心
1aに励磁コイル7を有する高周波励磁部11.検出コ
イル12を有する出力部15の二つの要素を備えたもの
であり、使用に際して鉄心1aの中心孔に被検出装置の
導体2aを通してそれを流れる小電流1oを検出するも
のである。
構成することができる0以上のごとく本発明装置は鉄心
1aに励磁コイル7を有する高周波励磁部11.検出コ
イル12を有する出力部15の二つの要素を備えたもの
であり、使用に際して鉄心1aの中心孔に被検出装置の
導体2aを通してそれを流れる小電流1oを検出するも
のである。
次に第2図、第3図は鉄心1aの磁気ヒステリシス曲線
を示したものであり、第2図は磁界の強さ(H)と磁束
密度(B)との関係でこの磁気ヒステリシス曲線が単に
角形性をもつことを示した概念図であるが、第3図では
以下の説明の便宜上第2図を拡大しである。第3図にお
けるB、〜−B4の直線部分はHの僅かな変化でBが太
き(変り、この磁束の変化による誘起電圧は磁束をφ1
時間をtとするとdφ/dtに比例するので、磁化電流
が高周波になるほど大きくなる0本発明はこれらの点を
有効に利用した所に特徴をもつものであり、以下その作
動について第1図の装置構成と第3図の磁気ヒステリシ
ス曲線およびその他必要な図面を加え、これらを併用し
て説明する。
を示したものであり、第2図は磁界の強さ(H)と磁束
密度(B)との関係でこの磁気ヒステリシス曲線が単に
角形性をもつことを示した概念図であるが、第3図では
以下の説明の便宜上第2図を拡大しである。第3図にお
けるB、〜−B4の直線部分はHの僅かな変化でBが太
き(変り、この磁束の変化による誘起電圧は磁束をφ1
時間をtとするとdφ/dtに比例するので、磁化電流
が高周波になるほど大きくなる0本発明はこれらの点を
有効に利用した所に特徴をもつものであり、以下その作
動について第1図の装置構成と第3図の磁気ヒステリシ
ス曲線およびその他必要な図面を加え、これらを併用し
て説明する。
鉄心1aは通常は第1図の高周波励磁部11の高周波電
流により、磁界は第3閏の正側ではHa、負側は−H3
まで加わっている。その波形は第4図に示したように正
側の方が負側より高周波励磁電流lが大きい、磁界のH
a、 H+ は制御回路9の整流器8a+8b、抵抗
R+、R*を適切に選ぶことによって設定する。なおこ
の抵抗R+ 、 Rzは導体2aの電流すなわち被検出
電流!0による高周波励磁コイルlの変動を防ぐために
も必要なものである。抵抗R++R8が小さいと高周波
励磁電流iが被検出電流1゜の大きさによって変るから
、抵抗R+、Riのインピーダンスは高周波励磁コイル
7のインピーダンスの2倍以上とするのがよい。
流により、磁界は第3閏の正側ではHa、負側は−H3
まで加わっている。その波形は第4図に示したように正
側の方が負側より高周波励磁電流lが大きい、磁界のH
a、 H+ は制御回路9の整流器8a+8b、抵抗
R+、R*を適切に選ぶことによって設定する。なおこ
の抵抗R+ 、 Rzは導体2aの電流すなわち被検出
電流!0による高周波励磁コイルlの変動を防ぐために
も必要なものである。抵抗R++R8が小さいと高周波
励磁電流iが被検出電流1゜の大きさによって変るから
、抵抗R+、Riのインピーダンスは高周波励磁コイル
7のインピーダンスの2倍以上とするのがよい。
このとき鉄心1aに加わる磁束、磁界は第3図における
B+*(Hm)、B +(−Ht)t Bm(Hs)
の順に矢印方向に変化するヒステリシス曲線Aを画き、
検出コイル12に電圧が誘起している。その電圧波形を
第5図talに示す0次に導体2aに交流正弦波電流が
流れると、この電流1oによって正側に磁界ΔH1負側
は磁界−ΔBが発生し、その磁界波形は第5図中)であ
る、そしてΔH1−ΔHに対応して磁束が正負両方向に
それぞれΔB変化し、磁気ヒステリシス曲線は、正側Δ
Hは第3図において点線の矢印で示したCのループとな
り、負側−ΔBは一点鎖線の矢印で示したDのループを
画く、誘起電圧はΔBが正方向では小さく、負方向では
大きくなり、電圧波形は第5図Telに示したように変
調波になる。なお第5図の横軸はいずれも(al (b
) (C)に共通な時間軸としである。
B+*(Hm)、B +(−Ht)t Bm(Hs)
の順に矢印方向に変化するヒステリシス曲線Aを画き、
検出コイル12に電圧が誘起している。その電圧波形を
第5図talに示す0次に導体2aに交流正弦波電流が
流れると、この電流1oによって正側に磁界ΔH1負側
は磁界−ΔBが発生し、その磁界波形は第5図中)であ
る、そしてΔH1−ΔHに対応して磁束が正負両方向に
それぞれΔB変化し、磁気ヒステリシス曲線は、正側Δ
Hは第3図において点線の矢印で示したCのループとな
り、負側−ΔBは一点鎖線の矢印で示したDのループを
画く、誘起電圧はΔBが正方向では小さく、負方向では
大きくなり、電圧波形は第5図Telに示したように変
調波になる。なお第5図の横軸はいずれも(al (b
) (C)に共通な時間軸としである。
第5図(C)の波形から出力部15の低域濾波器13で
高周波分、直流除去器14で直流分を除くことにより、
検出電流波形を正確に再現して求めることができる。し
たがって本発明によれば以上の作動原理から明らかなよ
うに、歪波形、矩形波などいかなる波形をもつ小電流に
対しても検出可能である。
高周波分、直流除去器14で直流分を除くことにより、
検出電流波形を正確に再現して求めることができる。し
たがって本発明によれば以上の作動原理から明らかなよ
うに、歪波形、矩形波などいかなる波形をもつ小電流に
対しても検出可能である。
本発明は鉄心1aの磁気ヒステリシス曲線の第2象限と
第3象限の間の直線部分、第3図ではBm−〜−B9の
磁束が磁界の僅かな変化で大きく変ることを利用してい
るが、鉄心1aのこの磁気特性の有効な使い方は、前に
述べた高周波励磁により得られ基準となるヒステリシス
曲線Aを定める磁界を、検出電流が小さいときはΔBが
直線部を外れない範囲でB9にできるだけ近くなるよう
に設定するのがよい、このようにすると高周波励磁によ
り常時誘起する電圧を低くすることができるので、この
誘起電圧と検出電流1oによる誘起電圧との比が大きく
なって検出精度が向上し、鉄心1aの損失も低いという
点で有利である。また基準となるAループの磁界を−H
cすなわち鉄心1aのB−0の保磁力に設定すると、そ
のとき検出可能な電流値が本発明における検出限界電流
である。
第3象限の間の直線部分、第3図ではBm−〜−B9の
磁束が磁界の僅かな変化で大きく変ることを利用してい
るが、鉄心1aのこの磁気特性の有効な使い方は、前に
述べた高周波励磁により得られ基準となるヒステリシス
曲線Aを定める磁界を、検出電流が小さいときはΔBが
直線部を外れない範囲でB9にできるだけ近くなるよう
に設定するのがよい、このようにすると高周波励磁によ
り常時誘起する電圧を低くすることができるので、この
誘起電圧と検出電流1oによる誘起電圧との比が大きく
なって検出精度が向上し、鉄心1aの損失も低いという
点で有利である。また基準となるAループの磁界を−H
cすなわち鉄心1aのB−0の保磁力に設定すると、そ
のとき検出可能な電流値が本発明における検出限界電流
である。
高周波励磁電流lの波形は第4図に示したように正弦波
として説明したが、ほかの波形であっても差し支えない
、この電流iの正負の値の設定は、別に直流バイアスを
加えてもよく、例えば高周波電源10にオフセントを加
えて第6図のように点線で示したはじめの零点を実線ま
で移動するなどの方法をとってもよい、第6図のように
すると制御回路9の整流器8a、8bや抵抗Rr 、
R*などの使用数量を減らすことができる。
として説明したが、ほかの波形であっても差し支えない
、この電流iの正負の値の設定は、別に直流バイアスを
加えてもよく、例えば高周波電源10にオフセントを加
えて第6図のように点線で示したはじめの零点を実線ま
で移動するなどの方法をとってもよい、第6図のように
すると制御回路9の整流器8a、8bや抵抗Rr 、
R*などの使用数量を減らすことができる。
高周波励磁電流iの周波数は原理的には高いほどよいが
、実用上は被検出電流の周波数とその高調波成分、要求
される検出精度、鉄心材料の周波数特性などを堪案して
決めなければならない、この周波数は商用周」モミ流を
検出するときは5 kHz、 +程度、高次の周波数成
分を含む場合は20kHz程度である。鉄心1aの磁気
特性は既に述べた第3図から明らかなように、高周波電
流の磁化に対してヒステリシス曲線の角形性が良好であ
り、け東密度の絶対値が大きく、保持力の小さいもので
あることが必要である。
、実用上は被検出電流の周波数とその高調波成分、要求
される検出精度、鉄心材料の周波数特性などを堪案して
決めなければならない、この周波数は商用周」モミ流を
検出するときは5 kHz、 +程度、高次の周波数成
分を含む場合は20kHz程度である。鉄心1aの磁気
特性は既に述べた第3図から明らかなように、高周波電
流の磁化に対してヒステリシス曲線の角形性が良好であ
り、け東密度の絶対値が大きく、保持力の小さいもので
あることが必要である。
これまで被検出電流1oが交流の場合について述べてき
たが、出力部15の回路を変えることにより直流を検出
することも可能である。第7図はその要部回路構成図を
示したものであり、導体2aと高周波励磁部11は第1
図と同じであるから図示を省略し、第7図により回路構
成を作用とともに述べる0図示してない導体2aに被検
出電流が流れていない状態で、図示してない高周波励磁
部11による検出コイル12の誘起電圧を整流器8c、
低域濾波器13aで正の成分として、差動増幅器16の
e端子に入力し、この電圧と同じ値の基準電圧を直流電
源17により差動増幅器16のΦ端子に入力することに
より差動増幅器16の出力はOになる一次に図示してな
い導体2aに正の電流が流れると、検出コイル12の誘
起電圧は小さくなり、基準電圧との差は負の値になるが
、差動増幅器16の出力は正負が逆転されるので、差動
増幅器16に゛2被検出電流に比例した正の電圧が得ら
れる。被検出電流が負の場合もこれと同様の原理で電流
に比例した負電圧を得ることができる。かくして本発明
によれば被検出電流が直流のみ、直流と交流の重なった
とき、交流のみのいずれかの場合でも検出することがで
きる。なお直流のみ検出するときは第7図の低域濾波器
13aの部分を平滑回路に変えてもよい。
たが、出力部15の回路を変えることにより直流を検出
することも可能である。第7図はその要部回路構成図を
示したものであり、導体2aと高周波励磁部11は第1
図と同じであるから図示を省略し、第7図により回路構
成を作用とともに述べる0図示してない導体2aに被検
出電流が流れていない状態で、図示してない高周波励磁
部11による検出コイル12の誘起電圧を整流器8c、
低域濾波器13aで正の成分として、差動増幅器16の
e端子に入力し、この電圧と同じ値の基準電圧を直流電
源17により差動増幅器16のΦ端子に入力することに
より差動増幅器16の出力はOになる一次に図示してな
い導体2aに正の電流が流れると、検出コイル12の誘
起電圧は小さくなり、基準電圧との差は負の値になるが
、差動増幅器16の出力は正負が逆転されるので、差動
増幅器16に゛2被検出電流に比例した正の電圧が得ら
れる。被検出電流が負の場合もこれと同様の原理で電流
に比例した負電圧を得ることができる。かくして本発明
によれば被検出電流が直流のみ、直流と交流の重なった
とき、交流のみのいずれかの場合でも検出することがで
きる。なお直流のみ検出するときは第7図の低域濾波器
13aの部分を平滑回路に変えてもよい。
以上本発明の方法を用いた小電流検出装置の構成と作動
について基本的な事柄を説明したが、次に本発明の具体
的な事例を再び第1図、第3図を参照して述べる。鉄心
1aは重量%で82.OCo −2,ONl −4,5
Fe −8,5SL −3,OBの組成を有し、所定の
熱処理を行なったCo系アモルファス合金薄帯を用いて
これを円筒状の巻鉄心として形成した。このアモルファ
ス合金は磁気特性がすぐれている上に、磁歪が非常に小
さいために、磁気特性に対する応力の影響が非常に小さ
く、取り扱いが容易であり、鉄心1aとして用いるには
好適である。
について基本的な事柄を説明したが、次に本発明の具体
的な事例を再び第1図、第3図を参照して述べる。鉄心
1aは重量%で82.OCo −2,ONl −4,5
Fe −8,5SL −3,OBの組成を有し、所定の
熱処理を行なったCo系アモルファス合金薄帯を用いて
これを円筒状の巻鉄心として形成した。このアモルファ
ス合金は磁気特性がすぐれている上に、磁歪が非常に小
さいために、磁気特性に対する応力の影響が非常に小さ
く、取り扱いが容易であり、鉄心1aとして用いるには
好適である。
鉄心1aの寸法は外径20tm、内径15fl、高さ
(薄帯の幅) 2mである。導体2aは直径2fiφの
銅線を用いた。高周波励磁コイル7および検出コイル1
2はいずれも直径0.1fiφのホルマール絶縁銅線を
用いて鉄心1aの肉厚部にそれぞれ20回、40回巻回
して作製した。高周波励磁コイル7の高周波電流は小さ
いので、この程度の細線を用いても十分である。高周波
励磁コイルは正弦波100kHzであり、負側の磁界は
第3図のB、に対応する磁界−H4より負方向に約3
A / m移動した点に設定した。なお被検出電流が正
弦波における実効値30mAの場合の第3図のΔHの絶
対値はほぼ2.4A/mとなる。
(薄帯の幅) 2mである。導体2aは直径2fiφの
銅線を用いた。高周波励磁コイル7および検出コイル1
2はいずれも直径0.1fiφのホルマール絶縁銅線を
用いて鉄心1aの肉厚部にそれぞれ20回、40回巻回
して作製した。高周波励磁コイル7の高周波電流は小さ
いので、この程度の細線を用いても十分である。高周波
励磁コイルは正弦波100kHzであり、負側の磁界は
第3図のB、に対応する磁界−H4より負方向に約3
A / m移動した点に設定した。なお被検出電流が正
弦波における実効値30mAの場合の第3図のΔHの絶
対値はほぼ2.4A/mとなる。
検出コイル12の誘起電圧は、整流器8cで磁束が負方
向に変化する場合の誘起電圧の正成分のみとした後、遮
断周波数が1 kHzの低域濾波器13を通して高周波
骨を除き、直流除去器14により、直流分を除いた。な
お直流除去器14にはコンデンサを使用した。検出コイ
ル12の誘起電圧は正負の両側を用いて出力を2倍にす
ることも可能であるが、ここでは正側骨のみを用いた。
向に変化する場合の誘起電圧の正成分のみとした後、遮
断周波数が1 kHzの低域濾波器13を通して高周波
骨を除き、直流除去器14により、直流分を除いた。な
お直流除去器14にはコンデンサを使用した。検出コイ
ル12の誘起電圧は正負の両側を用いて出力を2倍にす
ることも可能であるが、ここでは正側骨のみを用いた。
次に以上のようにして本発明により交流50H2の正弦
波電流実効値0.51Aを検出したときの出力波形と被
検出電流の原波形を第8図に示す、同様に交流50Hz
の矩形波状電流(最大値0.7mA)を検出した場合の
波形を第9図に示した。第8図、第9図とも出力波形は
被検出電流の原波形と全く同じであり、第9図からはと
くにこのような小電流でしかも多くの高調波成分を有す
る波形に対しても正確に検出できることがわかる。第1
0図は交?A30Hzの正弦波電流を検出する場合に得
られる出力NLbに対して被検出電流値との関係を求め
た線図である。第10図には比較のために従来の例えば
第11図の鉄心lに商品名パーマロイを用い、鉄心1.
1体2の寸法を前に述べた本発明のものと同じにして検
出コイル3の巻回数を1000回とした場合の出力特性
も併記しである。第10図において実線の特性線イが本
発明をIわし、点線の特性線口が従来の場合を表わして
いる。第10図かられかるように、410両特性線とも
非常によい直線性を示すが、本発明の方が高い出力電圧
が得られ、検出コイルの巻数は1/25であるにも拘ら
ず出力は約9倍にもなる0本発明による装置の出力は検
出コイルの巻数に比例するので、従来装置と同様に10
00回にすれば出力を25倍にすることもできる。しか
し本発明では鉄心1aの外径寸法が従来と同じであって
も高周波励磁コイル7と検出コイル12の巻数は少(て
済み、しかも高い出力が得られる所がら小型化が可能と
なるものであるから、コイル部の巻数を増してさらに高
い出力を得ようとするのは小型化の指向に反する。した
がってこのような場合、実用的には検出コイル12の巻
数は簡易な電子回路で増幅できる程度として所望の電圧
まで増幅するのが好ましい。
波電流実効値0.51Aを検出したときの出力波形と被
検出電流の原波形を第8図に示す、同様に交流50Hz
の矩形波状電流(最大値0.7mA)を検出した場合の
波形を第9図に示した。第8図、第9図とも出力波形は
被検出電流の原波形と全く同じであり、第9図からはと
くにこのような小電流でしかも多くの高調波成分を有す
る波形に対しても正確に検出できることがわかる。第1
0図は交?A30Hzの正弦波電流を検出する場合に得
られる出力NLbに対して被検出電流値との関係を求め
た線図である。第10図には比較のために従来の例えば
第11図の鉄心lに商品名パーマロイを用い、鉄心1.
1体2の寸法を前に述べた本発明のものと同じにして検
出コイル3の巻回数を1000回とした場合の出力特性
も併記しである。第10図において実線の特性線イが本
発明をIわし、点線の特性線口が従来の場合を表わして
いる。第10図かられかるように、410両特性線とも
非常によい直線性を示すが、本発明の方が高い出力電圧
が得られ、検出コイルの巻数は1/25であるにも拘ら
ず出力は約9倍にもなる0本発明による装置の出力は検
出コイルの巻数に比例するので、従来装置と同様に10
00回にすれば出力を25倍にすることもできる。しか
し本発明では鉄心1aの外径寸法が従来と同じであって
も高周波励磁コイル7と検出コイル12の巻数は少(て
済み、しかも高い出力が得られる所がら小型化が可能と
なるものであるから、コイル部の巻数を増してさらに高
い出力を得ようとするのは小型化の指向に反する。した
がってこのような場合、実用的には検出コイル12の巻
数は簡易な電子回路で増幅できる程度として所望の電圧
まで増幅するのが好ましい。
次に本発明装置と従来装置の鉄心を含むコイル巻線後の
寸法比較の1例を第1表に示す0巻線の径(0,1m)
と鉄心寸法は両者に共通である。
寸法比較の1例を第1表に示す0巻線の径(0,1m)
と鉄心寸法は両者に共通である。
第1表
本発明装置は第1表のように従来と同じ寸法の鉄心を用
いても両コイルの巻回数が少ないので鉄心の外周からは
み出すSvAの部分が少なく、巻線後のはみ出し部分の
外径としては従来に比べてかなり小さくなる。また鉄心
内径側も本発明の方が巻線によって占められる領域が少
なく、内径が大きくとれるので、本発明では検出感度1
巻線径などを考慮して導体を通すことができる範囲で鉄
心の中心孔を小さくすることができる。
いても両コイルの巻回数が少ないので鉄心の外周からは
み出すSvAの部分が少なく、巻線後のはみ出し部分の
外径としては従来に比べてかなり小さくなる。また鉄心
内径側も本発明の方が巻線によって占められる領域が少
なく、内径が大きくとれるので、本発明では検出感度1
巻線径などを考慮して導体を通すことができる範囲で鉄
心の中心孔を小さくすることができる。
また本発明では以上と同様の原理に基づき、1μA〜1
−A程度のさらに小さい電流を検出することも可能であ
る。第11図はその装置の要部構成を示した模式図であ
り、第1図と共通部分を同一符号で表わしである。第1
1図が第1図と異なる所は導体2bが鉄心1bの中心孔
を通って鉄心1bの肉厚部に巻回した励磁コイル2cを
形成していることであり、その他は第1図と同じである
。また被検出電流の検出方法も原理的にこれまで述べて
きたのと同じであるから、それらの説明は省略する。
−A程度のさらに小さい電流を検出することも可能であ
る。第11図はその装置の要部構成を示した模式図であ
り、第1図と共通部分を同一符号で表わしである。第1
1図が第1図と異なる所は導体2bが鉄心1bの中心孔
を通って鉄心1bの肉厚部に巻回した励磁コイル2cを
形成していることであり、その他は第1図と同じである
。また被検出電流の検出方法も原理的にこれまで述べて
きたのと同じであるから、それらの説明は省略する。
次に第11図の装置の鉄心1bに関する寸法例と出力特
性について述べる。鉄心1bの原寸法は外径12鶴、内
径10fl、高さ2fiであり、巻線後は巻線部を含め
て外径14鶴、内径7鶴、高さ4鶴である。
性について述べる。鉄心1bの原寸法は外径12鶴、内
径10fl、高さ2fiであり、巻線後は巻線部を含め
て外径14鶴、内径7鶴、高さ4鶴である。
巻線部はいずれも直径0.1 fiのホルマール絶縁銅
線を用いて鉄心1bの肉厚部に励磁コイル2c、高周波
励磁コイル7、検出コイル12をそれぞれ50回。
線を用いて鉄心1bの肉厚部に励磁コイル2c、高周波
励磁コイル7、検出コイル12をそれぞれ50回。
30回、200回巻回したものである。この装置により
交流50Hzの正弦波量婚電流実効(![4μAを検出
2したときの出力波形と被検出電流の原波形を第12図
に示す、同様に交流50Hzの三角波状電流(最大値5
66 μA)を検出した場合の波形を第13図に示した
。第12図、第13図は前に述べた第8図、第9図に対
応するものであり、第12図、第13図から出力波形は
被検出電流の原波形とよく一致しており、このような微
小電流に対しても正確に検出できることがわかる。第1
4図は前述の第10図に対応するものであり、第11図
の装置について交流50Hzの正弦波電流を検出する場
合に得られる出力電圧に対して被検出電流値との関係を
求めた線図であるが出力特性は非常によい直線性を示し
ている。
交流50Hzの正弦波量婚電流実効(![4μAを検出
2したときの出力波形と被検出電流の原波形を第12図
に示す、同様に交流50Hzの三角波状電流(最大値5
66 μA)を検出した場合の波形を第13図に示した
。第12図、第13図は前に述べた第8図、第9図に対
応するものであり、第12図、第13図から出力波形は
被検出電流の原波形とよく一致しており、このような微
小電流に対しても正確に検出できることがわかる。第1
4図は前述の第10図に対応するものであり、第11図
の装置について交流50Hzの正弦波電流を検出する場
合に得られる出力電圧に対して被検出電流値との関係を
求めた線図であるが出力特性は非常によい直線性を示し
ている。
例えば従来装置を用いて各コイルの巻回数を同じにして
巻線後の鉄心寸法を第11図の装置と同様にしても、検
出可能な電流値は100μ八程度が限界であることから
も、小型形状を保持したまま数μAという微小電流を検
出することができる本発明の有効性が十分認識される。
巻線後の鉄心寸法を第11図の装置と同様にしても、検
出可能な電流値は100μ八程度が限界であることから
も、小型形状を保持したまま数μAという微小電流を検
出することができる本発明の有効性が十分認識される。
なお前にも述べたように本発明の小環1検出装置は1本
の導体を用いたものとして説明してきたが上述のごとく
被検出電流と出力電圧との間に波形の一致やよい直線性
が得られることから、本発明の装置は2本ないし3本の
導体の差電流を用いる電流検出機器への適用も勿論十分
に可能であり、その他にも必要に応じて広範囲に利用す
ることができるものである。
の導体を用いたものとして説明してきたが上述のごとく
被検出電流と出力電圧との間に波形の一致やよい直線性
が得られることから、本発明の装置は2本ないし3本の
導体の差電流を用いる電流検出機器への適用も勿論十分
に可能であり、その他にも必要に応じて広範囲に利用す
ることができるものである。
従来、小電流の構出装置は例えば零相変流器のように、
検出コイルによる鉄心の磁化力が弱(、誘起電圧が小さ
いので、小電流を高感度に精度よく検出するにはなお十
分でなく、またコイル巻線の巻回数を多くしなければな
らないので、巻線部の外径寸法を小さくすることができ
なかったのに対し、本発明によれば実施例で説明したご
とく、鉄心の角形磁気特性の微分透磁率の大きい点に磁
界を設定する高周波励磁コイルを検出コイルとは別に設
けて鉄心を磁化し、より短時間に小さな磁界変化で大き
な磁束変化を起こさせ、高周波励磁による誘起電圧を検
出コイルに誘起する電圧に重ねて、この重畳された電圧
から高調渡分、直流分を除去することにより得られる出
力電圧波形と被検出電流波形が同じになるようにしたた
め、交流正弦波電流に限ることなく、直流やその他姓か
なfる波形をもつ被検出電流に対しても、従来に比べて
さらに微小な電流まで正確に検出することができ、しか
も励磁コイル、Mk出ココイルも巻回数が従来より少な
くて済ませることができるので、巻線による寸法増はほ
とんどなく、鉄心の小型化も可能となる。
検出コイルによる鉄心の磁化力が弱(、誘起電圧が小さ
いので、小電流を高感度に精度よく検出するにはなお十
分でなく、またコイル巻線の巻回数を多くしなければな
らないので、巻線部の外径寸法を小さくすることができ
なかったのに対し、本発明によれば実施例で説明したご
とく、鉄心の角形磁気特性の微分透磁率の大きい点に磁
界を設定する高周波励磁コイルを検出コイルとは別に設
けて鉄心を磁化し、より短時間に小さな磁界変化で大き
な磁束変化を起こさせ、高周波励磁による誘起電圧を検
出コイルに誘起する電圧に重ねて、この重畳された電圧
から高調渡分、直流分を除去することにより得られる出
力電圧波形と被検出電流波形が同じになるようにしたた
め、交流正弦波電流に限ることなく、直流やその他姓か
なfる波形をもつ被検出電流に対しても、従来に比べて
さらに微小な電流まで正確に検出することができ、しか
も励磁コイル、Mk出ココイルも巻回数が従来より少な
くて済ませることができるので、巻線による寸法増はほ
とんどなく、鉄心の小型化も可能となる。
これらのことから、本発明による装置は零相変流器は勿
論、その他の電流検出機器に適用するとき、小型で高感
度、高速の機能を果たす小’l流検出装置として有用な
ものである。
論、その他の電流検出機器に適用するとき、小型で高感
度、高速の機能を果たす小’l流検出装置として有用な
ものである。
第1図は本発明による装置の要部構成を示した模式図、
第2図は鉄心材料の磁気ヒステリシス曲線の形を示した
概念図、第3図は第2図の拡大図、第4図は高周波励磁
電流の波形図、第5図は高周波励磁したときの検出コイ
ルの誘起電圧の波形(a)。 さらに被検出電流が流れたときの磁界波形(blと誘起
電圧波形(C)、第6図は第4図とは異なる高周波励磁
電流波形図、第7図は第1図とは異なる出力部の回路構
成図、第8図は本発明装置による出力電圧と検出した交
流正弦波電流の波形図、第9図は同じく出力電圧と検出
した交流矩形波電流の波形図、第10図は同じく出力電
圧と検出した交流正弦波電流値との関係線図、第11図
は第1図とは別の本発明による装置の要部構成を示した
模式図、第12図は第11図の装置による出力電圧と検
出した交流正弦波電流の波形図、第13図は同じく出力
電圧と検出した交流三角波電流の波形図、第14図は同
じく出力電圧と検出した交流正弦波電流値との関係線図
、第15図は従来の零相変流器の作動を説明するための
要部構成を示した模式図、第16図は第15図の鉄心材
料の磁化曲線の形を示した概念図である。 1 、 la、 lb:鉄心、2.2a、 2b:導体
、2C:励磁コイル、3.12;検出コイル、7:高周
波励磁コイル、8a、 8b+ 8c :整流器、9:
制御回路、lO:高周波電源、11:高周波励磁部、1
3,13a:低域濾波器、14:直流除去器、15:出
力部、16:差温1図 ・−4 第4図 時間 第6図 埼z1 第8図 第9図 第10図 第11図 時間 第12図 時間 嬉13図 第14図 第15図 第16図
第2図は鉄心材料の磁気ヒステリシス曲線の形を示した
概念図、第3図は第2図の拡大図、第4図は高周波励磁
電流の波形図、第5図は高周波励磁したときの検出コイ
ルの誘起電圧の波形(a)。 さらに被検出電流が流れたときの磁界波形(blと誘起
電圧波形(C)、第6図は第4図とは異なる高周波励磁
電流波形図、第7図は第1図とは異なる出力部の回路構
成図、第8図は本発明装置による出力電圧と検出した交
流正弦波電流の波形図、第9図は同じく出力電圧と検出
した交流矩形波電流の波形図、第10図は同じく出力電
圧と検出した交流正弦波電流値との関係線図、第11図
は第1図とは別の本発明による装置の要部構成を示した
模式図、第12図は第11図の装置による出力電圧と検
出した交流正弦波電流の波形図、第13図は同じく出力
電圧と検出した交流三角波電流の波形図、第14図は同
じく出力電圧と検出した交流正弦波電流値との関係線図
、第15図は従来の零相変流器の作動を説明するための
要部構成を示した模式図、第16図は第15図の鉄心材
料の磁化曲線の形を示した概念図である。 1 、 la、 lb:鉄心、2.2a、 2b:導体
、2C:励磁コイル、3.12;検出コイル、7:高周
波励磁コイル、8a、 8b+ 8c :整流器、9:
制御回路、lO:高周波電源、11:高周波励磁部、1
3,13a:低域濾波器、14:直流除去器、15:出
力部、16:差温1図 ・−4 第4図 時間 第6図 埼z1 第8図 第9図 第10図 第11図 時間 第12図 時間 嬉13図 第14図 第15図 第16図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)磁気ヒステリシス曲線が角形特性を示す高透磁率材
料を用いて閉磁路を形成した筒状鉄心の中心孔を通る導
体に流れる小電流によって前記鉄心に生ずる磁界の強さ
を変化させ、前記鉄心に巻回した検出コイルの誘起電圧
から前記小電流を検出する方法であって、以下の手順に
より行なうことを特徴とする小電流検出方法。 i)前記鉄心をその磁気ヒステリシス曲線における正側
の最大磁界をほぼ飽和する点,負側の最大磁界を保磁力
の点を通る直線部分まで高周波励磁しておく、 ii)この励磁状態で前記鉄心に前記導体の小電流によ
る磁界を加え、高周波励磁された負側の最大磁界を前記
ヒステリシス曲線の直線部上で僅かに移動させることに
より前記鉄心の磁束密度を大きく変化させる、 iii)前記高周波励磁によって生ずる磁束と前記導体
の小電流によって生ずる磁束とが重畳した前記鉄心の全
磁束の誘起電圧を検出した後、この誘起電圧から前記導
体の小電流の誘起電圧分を分離する。 2)磁気ヒステリシス曲線が角形特性を示す高透磁率材
料を用いて閉磁路を形成した筒状鉄心の中心孔を通る導
体に流れる小電流によって前記鉄心に生ずる磁界の強さ
を変化させ、前記鉄心に巻回した検出コイルの誘起電圧
から前記小電流を検出する装置であって、 i)前記鉄心の中心孔を通って肉厚部に巻回した高周波
励磁コイルを、前記鉄心に生ずる正負両磁界を所定の大
きさに設定する制御回路を介して高周波電源に接続した
高周波励磁部、 ii)前記高周波励磁コイルとは別に前記鉄心の中心孔
を通って肉厚部に巻回した検出コイルに接続され、前記
高周波励磁部によって生ずる磁束と前記導体の小電流に
よって生ずる磁束とが重畳した全磁束を検出した後前記
導体の小電流の誘起電圧分を分離する回路を有する出力
部、 を備えたことを特徴とする小電流検出装置。 3)筒状鉄心の中心孔を通る導体がこの鉄心の肉厚部に
巻回された励磁コイルを形成したことを特徴とする請求
項2)項記載の小電流検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63116192A JPH01158365A (ja) | 1987-09-24 | 1988-05-13 | 小電流検出方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-239181 | 1987-09-24 | ||
| JP23918187 | 1987-09-24 | ||
| JP63116192A JPH01158365A (ja) | 1987-09-24 | 1988-05-13 | 小電流検出方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01158365A true JPH01158365A (ja) | 1989-06-21 |
Family
ID=26454576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63116192A Pending JPH01158365A (ja) | 1987-09-24 | 1988-05-13 | 小電流検出方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01158365A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0430487U (ja) * | 1990-07-05 | 1992-03-11 | ||
| US5223789A (en) * | 1989-06-23 | 1993-06-29 | Fuji Electric Co., Ltd. | AC/DC current detecting method |
| JPH08146054A (ja) * | 1994-11-17 | 1996-06-07 | Nec Corp | 電力量計測回路ならびにディジタル電力量計 |
| WO2009099082A1 (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-13 | Mitsubishi Electric Corporation | 電力計測システムおよび計測装置および負荷端末および機器制御システム |
| JP2010066145A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Mitsubishi Electric Corp | 電流計測装置並びに電流計測システム |
-
1988
- 1988-05-13 JP JP63116192A patent/JPH01158365A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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