JPH0116346B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116346B2 JPH0116346B2 JP10148583A JP10148583A JPH0116346B2 JP H0116346 B2 JPH0116346 B2 JP H0116346B2 JP 10148583 A JP10148583 A JP 10148583A JP 10148583 A JP10148583 A JP 10148583A JP H0116346 B2 JPH0116346 B2 JP H0116346B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- bearing
- oscillating
- crankshaft
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は固定スクロールと揺動スクロールと
を組み合わせて揺動スクロールを駆動して冷媒を
圧縮するスクロール圧縮機に関するものである。
を組み合わせて揺動スクロールを駆動して冷媒を
圧縮するスクロール圧縮機に関するものである。
スクロール圧縮機は、文献としては可成り以前
から知られたものであるが、製品としては実現さ
れておらず、それだけに原理的には公知であつて
も、製品化するに当つては種々の未解決の問題が
多い。
から知られたものであるが、製品としては実現さ
れておらず、それだけに原理的には公知であつて
も、製品化するに当つては種々の未解決の問題が
多い。
従来の代表的な或いは可成り詳しく記載された
ものとして、例えば特開昭53−35840号公報や米
国特許第3874827号明細書等がある。特開昭53−
35840号公報では、特に、圧縮室の密封を完全な
ものとする手段や揺動スクロールのスラストを受
けるスラスト軸受に関し、改良された具体的構造
が提案されている。また、米国特許第3874827号
明細書には、部品数を少なくし、コンパクトで安
価にするための改良されたスクロール圧縮機が示
されている。
ものとして、例えば特開昭53−35840号公報や米
国特許第3874827号明細書等がある。特開昭53−
35840号公報では、特に、圧縮室の密封を完全な
ものとする手段や揺動スクロールのスラストを受
けるスラスト軸受に関し、改良された具体的構造
が提案されている。また、米国特許第3874827号
明細書には、部品数を少なくし、コンパクトで安
価にするための改良されたスクロール圧縮機が示
されている。
併つ、特開昭53−35840号公報のものは、縦形
のスクロール圧縮機が示されてはいるものの、上
記のように圧縮室の密封手段や揺動スクロールの
スラスト軸受に注力されており、揺動スクロール
軸を受ける部分に作用するこじれに起因するラジ
アル軸受部の損傷を少なくし且つスラスト軸受へ
の給油系路が簡単になるように軸受回りをコンパ
クトに構成することについては具体的な提案はな
されてない。また、米国特許第3874827号明細書
には、固定スクロールの上側に揺動スクロール及
びクランク軸を配設し、クランク軸とバランサ7
9を同一部材で形成し、揺動スクロール軸をクラ
ンク軸下端面の孔に嵌入したものが示されている
が、上記特開昭53−35840号公報のものと同様、
揺動スクロール軸を受ける部分に作用するこじれ
に起因するラジアル軸受部の損傷を少なくし且
つ、スラスト軸受への給油系路が簡単になるよう
に軸受回りをコンパクトに構成することについて
は具体的提案はなされてない。また、この米国特
許に記載のものを仮りに逆さにして、揺動スクロ
ール及びクランク軸を固定スクロールの下側に位
置させた場合には、バランサ79がクランク軸の
軸受80及び揺動スクロール軸72より上側に位
置しているため、その分だけ揺動スクロール軸7
0が軸方向に長くなりしかも揺動スクロール軸の
軸受72が揺動スクロール軸70の下半分の位置
に設けられているので、揺動スクロールが揺動運
動した場合にはそのガス負荷力がクランク軸を傾
ける力として作用しこのクランク軸を傾けようと
する力が軸受72に大きなこじれ力として作用し
該軸受72が損傷する。なお上記クランク軸を傾
けるように作用する現象は、揺動スクロールとク
ランク軸とを軸結合して揺動スクロールを駆動す
る構造の場合には、揺動スクロールを仮りにスラ
スト軸受で支承したとしても生じ易いことは、発
明者等は実測的に確認している。また、この米国
特許のものでは、上記軸受72,80はころがり
軸受でありしかも両軸受72,80の軸線方向中
心が軸方向にずれており軸受72に作用するラジ
アル方向の荷重をクランク軸を介してラジ方向に
直に軸受80で受けることが出来ないので、揺動
スクロールの揺動運動に起因する大きなモーメン
トが軸受80に作用し、軸受80が損耗しやす
い。ましてや、特開昭53−35840号では、上記モ
ーメントは、揺動スクロール軸の可成り下方にラ
ジアル軸受132を設けているため相当大きくな
り、該軸受132の損耗は避けられない。また上
記特開昭53−35840号公報のものは、揺動スクロ
ールのスラスト軸受14に対し、クランク軸の上
端を支承するラジアル軸受132を可成り下方に
位置させ両軸受14,132間にバランサ125
を介在させており、又、上記米国特許第3874827
号明細書のものも、揺動スクロールに対するスラ
スト面131と、クランク軸先端を支承するラジ
アルころがり軸受80との間にバランサ79を介
在させており、何れにも揺動スクロールのスラス
ト軸受とクランク軸先端のラジアル軸受とを含め
た軸受回りをコンパクトに構成することまでは考
えられてない。
のスクロール圧縮機が示されてはいるものの、上
記のように圧縮室の密封手段や揺動スクロールの
スラスト軸受に注力されており、揺動スクロール
軸を受ける部分に作用するこじれに起因するラジ
アル軸受部の損傷を少なくし且つスラスト軸受へ
の給油系路が簡単になるように軸受回りをコンパ
クトに構成することについては具体的な提案はな
されてない。また、米国特許第3874827号明細書
には、固定スクロールの上側に揺動スクロール及
びクランク軸を配設し、クランク軸とバランサ7
9を同一部材で形成し、揺動スクロール軸をクラ
ンク軸下端面の孔に嵌入したものが示されている
が、上記特開昭53−35840号公報のものと同様、
揺動スクロール軸を受ける部分に作用するこじれ
に起因するラジアル軸受部の損傷を少なくし且
つ、スラスト軸受への給油系路が簡単になるよう
に軸受回りをコンパクトに構成することについて
は具体的提案はなされてない。また、この米国特
許に記載のものを仮りに逆さにして、揺動スクロ
ール及びクランク軸を固定スクロールの下側に位
置させた場合には、バランサ79がクランク軸の
軸受80及び揺動スクロール軸72より上側に位
置しているため、その分だけ揺動スクロール軸7
0が軸方向に長くなりしかも揺動スクロール軸の
軸受72が揺動スクロール軸70の下半分の位置
に設けられているので、揺動スクロールが揺動運
動した場合にはそのガス負荷力がクランク軸を傾
ける力として作用しこのクランク軸を傾けようと
する力が軸受72に大きなこじれ力として作用し
該軸受72が損傷する。なお上記クランク軸を傾
けるように作用する現象は、揺動スクロールとク
ランク軸とを軸結合して揺動スクロールを駆動す
る構造の場合には、揺動スクロールを仮りにスラ
スト軸受で支承したとしても生じ易いことは、発
明者等は実測的に確認している。また、この米国
特許のものでは、上記軸受72,80はころがり
軸受でありしかも両軸受72,80の軸線方向中
心が軸方向にずれており軸受72に作用するラジ
アル方向の荷重をクランク軸を介してラジ方向に
直に軸受80で受けることが出来ないので、揺動
スクロールの揺動運動に起因する大きなモーメン
トが軸受80に作用し、軸受80が損耗しやす
い。ましてや、特開昭53−35840号では、上記モ
ーメントは、揺動スクロール軸の可成り下方にラ
ジアル軸受132を設けているため相当大きくな
り、該軸受132の損耗は避けられない。また上
記特開昭53−35840号公報のものは、揺動スクロ
ールのスラスト軸受14に対し、クランク軸の上
端を支承するラジアル軸受132を可成り下方に
位置させ両軸受14,132間にバランサ125
を介在させており、又、上記米国特許第3874827
号明細書のものも、揺動スクロールに対するスラ
スト面131と、クランク軸先端を支承するラジ
アルころがり軸受80との間にバランサ79を介
在させており、何れにも揺動スクロールのスラス
ト軸受とクランク軸先端のラジアル軸受とを含め
た軸受回りをコンパクトに構成することまでは考
えられてない。
この発明は上記従来の実情に鑑みて、上記揺動
スクロールの揺動運動に起因してクランク軸に生
じるモーメントを小さくして揺動スクロール軸の
軸受部及びクランク軸の軸受部のこじれによる損
傷あるいは損耗を抑制すると共に、上記両軸受及
び揺動スクロールのスラスト軸受を含めた軸受回
りをコンパクトに構成し且つ各軸受部への給油系
路も簡単にすることを目的としてなされたもの
で、具体的には、それぞれ渦巻状のスクロール歯
を有しこれらスクロール歯が相互間に冷媒の圧縮
室を形成するように互いに組み合わされた固定ス
クロール及び揺動スクロールを備え、クランク軸
によつて上記揺動スクロールを駆動して上記冷媒
を圧縮するスクロール圧縮機において、上記揺動
スクロールにそのスクロール歯と反対の側に延在
する揺動スクロール軸を突設すると共に、上記ク
ランク軸の上記揺動スクロール側の端面に偏心穴
を設けてこの偏心穴に上記揺動スクロール軸を支
承し、上記スクロール軸を上記クランク軸を介し
て周方向に取り囲み且つ上記スクロール軸をその
軸線方向中心から軸線方向両側に跨る範囲に亘つ
て上記クランク軸を介して支承ししかも上記スク
ロール軸の軸線方向中心から軸線方向両側に跨る
範囲に亘つて上記クランク軸をその外側から支承
するラジアル軸受を設け、このラジアル軸受より
その径方向外側に隣接して上記ラジアル軸受を取
り囲むように配設され該ラジアル軸受に供給され
た油が供給されるスラスト軸受を設けてこのスラ
スト軸受によつて上記揺動スクロールの上記固定
スクロールと反対の側の面を支承し、上記スラス
ト軸受と上記ラジアル軸受とを共通の軸受支えに
設けたスクロール圧縮機である。
スクロールの揺動運動に起因してクランク軸に生
じるモーメントを小さくして揺動スクロール軸の
軸受部及びクランク軸の軸受部のこじれによる損
傷あるいは損耗を抑制すると共に、上記両軸受及
び揺動スクロールのスラスト軸受を含めた軸受回
りをコンパクトに構成し且つ各軸受部への給油系
路も簡単にすることを目的としてなされたもの
で、具体的には、それぞれ渦巻状のスクロール歯
を有しこれらスクロール歯が相互間に冷媒の圧縮
室を形成するように互いに組み合わされた固定ス
クロール及び揺動スクロールを備え、クランク軸
によつて上記揺動スクロールを駆動して上記冷媒
を圧縮するスクロール圧縮機において、上記揺動
スクロールにそのスクロール歯と反対の側に延在
する揺動スクロール軸を突設すると共に、上記ク
ランク軸の上記揺動スクロール側の端面に偏心穴
を設けてこの偏心穴に上記揺動スクロール軸を支
承し、上記スクロール軸を上記クランク軸を介し
て周方向に取り囲み且つ上記スクロール軸をその
軸線方向中心から軸線方向両側に跨る範囲に亘つ
て上記クランク軸を介して支承ししかも上記スク
ロール軸の軸線方向中心から軸線方向両側に跨る
範囲に亘つて上記クランク軸をその外側から支承
するラジアル軸受を設け、このラジアル軸受より
その径方向外側に隣接して上記ラジアル軸受を取
り囲むように配設され該ラジアル軸受に供給され
た油が供給されるスラスト軸受を設けてこのスラ
スト軸受によつて上記揺動スクロールの上記固定
スクロールと反対の側の面を支承し、上記スラス
ト軸受と上記ラジアル軸受とを共通の軸受支えに
設けたスクロール圧縮機である。
この発明の説明に入る前に、スクロール圧縮機
の原理について述べる。
の原理について述べる。
スクロール圧縮機の基本要素は、第1図に示さ
れており第1図において、1は固定スクロール、
2は揺動スクロール、3は吐出口、4は圧縮室、
Oは固定スクロール上の定点、O′は揺動スクロ
ール上の定点である。固定スクロール1および揺
動スクロール2は同一形状の渦巻で構成されてお
り、その形体は、従来から知られている如く、イ
ンボリユートあるいは、円弧等を組合せたもので
ある。
れており第1図において、1は固定スクロール、
2は揺動スクロール、3は吐出口、4は圧縮室、
Oは固定スクロール上の定点、O′は揺動スクロ
ール上の定点である。固定スクロール1および揺
動スクロール2は同一形状の渦巻で構成されてお
り、その形体は、従来から知られている如く、イ
ンボリユートあるいは、円弧等を組合せたもので
ある。
次に動作について説明する。第1図において固
定スクロール1は空間に対して静止しており、揺
動スクロール2は、固定スクロール1と図の如く
組合わされて、その姿勢を空間に対して変化させ
ないで、回転運動、即ち揺動を行ない、第1図
0゜、90゜、180゜、270゜、のように運動する。揺動ス
クロール2の揺動に伴つて、固定スクロール1及
び揺動スクロール2の間に形成される三日月状の
圧縮室4は順次その容積を減じて、圧縮室4に取
り込まれた気体は圧縮されて吐出口3から吐出さ
れる。この間第1図O〜O′の距離は一定に保持
されており、渦巻の間隔をa厚みをtで表わせば
OO′=a/2−tとなつている。aは渦巻のピツチ に相当している。
定スクロール1は空間に対して静止しており、揺
動スクロール2は、固定スクロール1と図の如く
組合わされて、その姿勢を空間に対して変化させ
ないで、回転運動、即ち揺動を行ない、第1図
0゜、90゜、180゜、270゜、のように運動する。揺動ス
クロール2の揺動に伴つて、固定スクロール1及
び揺動スクロール2の間に形成される三日月状の
圧縮室4は順次その容積を減じて、圧縮室4に取
り込まれた気体は圧縮されて吐出口3から吐出さ
れる。この間第1図O〜O′の距離は一定に保持
されており、渦巻の間隔をa厚みをtで表わせば
OO′=a/2−tとなつている。aは渦巻のピツチ に相当している。
スクロール圧縮機の名前で知られる装置の概略
は以上のようである。
は以上のようである。
次にこの発明も含めて、スクロール圧縮機の具
体的な実施例の構成作動について詳しく説明しよ
う。
体的な実施例の構成作動について詳しく説明しよ
う。
第2図はスクロール圧縮機を例えば冷凍あるい
は空調に応用しようとする場合の具体的な実施例
であつてフロン等のガス体の圧縮機として構成し
たものであり、所謂半密形の形体を有しているも
のである。
は空調に応用しようとする場合の具体的な実施例
であつてフロン等のガス体の圧縮機として構成し
たものであり、所謂半密形の形体を有しているも
のである。
図において、1は固定スクロール、2は揺動ス
クロール、3は吐出口、4は圧縮室、55は揺動
スクロール軸、6はクランク軸、7は軸受支え、
8は電動機ロータ、9は電動機ステータ、10は
第一バランス、11は第二バランス、12はキ
ー、13はスペーサ、14はキー、15はワツシ
ヤ、16は回り止めワツシヤ、17はロータ止め
ナツト、18はステータ、19はボルト、20は
吐出チヤンバ、21はボルト、22はOリング、
23はシエル、24はステータ止めボルト、25
はワツシヤ、26は支持リング、27は底板、2
8は吸入用ネジ穴、29〜32はメクラネジ穴、
33は油穴、34はオルダム継手、35はスラス
ト軸受、36は軸受メタル、37は軸受メタル、
38はスラスト受、39は軸受メタル、40はハ
ーメテイツク端子、41はハーメテイツク端子、
42はクランク軸偏心穴である。
クロール、3は吐出口、4は圧縮室、55は揺動
スクロール軸、6はクランク軸、7は軸受支え、
8は電動機ロータ、9は電動機ステータ、10は
第一バランス、11は第二バランス、12はキ
ー、13はスペーサ、14はキー、15はワツシ
ヤ、16は回り止めワツシヤ、17はロータ止め
ナツト、18はステータ、19はボルト、20は
吐出チヤンバ、21はボルト、22はOリング、
23はシエル、24はステータ止めボルト、25
はワツシヤ、26は支持リング、27は底板、2
8は吸入用ネジ穴、29〜32はメクラネジ穴、
33は油穴、34はオルダム継手、35はスラス
ト軸受、36は軸受メタル、37は軸受メタル、
38はスラスト受、39は軸受メタル、40はハ
ーメテイツク端子、41はハーメテイツク端子、
42はクランク軸偏心穴である。
以上が主な構成要素であり、第3図は第2図の
−線断面図で、図において、6はクランク
軸、7は軸受支え、34はオルダム継手、35は
スラスト軸受、36は軸受メタル、37は軸受メ
タル、42はクランク軸偏心穴、43はオルダム
ガイド溝、44は吸入口、45はOリング溝、4
6はボルト用貫通穴、47はメネジである。
−線断面図で、図において、6はクランク
軸、7は軸受支え、34はオルダム継手、35は
スラスト軸受、36は軸受メタル、37は軸受メ
タル、42はクランク軸偏心穴、43はオルダム
ガイド溝、44は吸入口、45はOリング溝、4
6はボルト用貫通穴、47はメネジである。
さらに第4図は第2図の−線断面図で、図
において1は固定スクロール、2は揺動スクロー
ル、3は吐出口、4は圧縮室、46はボルト用貫
通穴、47はメネジ、48は連通部である。
において1は固定スクロール、2は揺動スクロー
ル、3は吐出口、4は圧縮室、46はボルト用貫
通穴、47はメネジ、48は連通部である。
このように構成されたスクロール圧縮機の各部
品の構成について詳述してみよう。
品の構成について詳述してみよう。
第5図は固定スクロールを示す斜視図であつて
図においては、1は固定スクロール、3は吐出
口、49は固定スクロール歯、50は固定スクロ
ール台板、51はボルト用貫通穴、52は固定ス
クロール止めボルト座ぐりである。固定スクロー
ルは一様な厚みの円板に渦巻状の溝を設けた形状
になつており、溝を設けた結果として固定スクロ
ール歯49が形成されている。溝がけずりとられ
なかつた部分は、固定スクロール台板50とな
る。
図においては、1は固定スクロール、3は吐出
口、49は固定スクロール歯、50は固定スクロ
ール台板、51はボルト用貫通穴、52は固定ス
クロール止めボルト座ぐりである。固定スクロー
ルは一様な厚みの円板に渦巻状の溝を設けた形状
になつており、溝を設けた結果として固定スクロ
ール歯49が形成されている。溝がけずりとられ
なかつた部分は、固定スクロール台板50とな
る。
固定スクロール台板50の中央部分には、吐出
口3が設けられており、吐出口3の内面には必要
に応じて接続が可能なようにネジが切られてい
る。52の固定スクロール止めボルト座ぐりは第
2図の吐出チヤンバ20を取りつけた時に当該座
ぐりにボルトの頭が沈んであたらないようにする
ためのものである。
口3が設けられており、吐出口3の内面には必要
に応じて接続が可能なようにネジが切られてい
る。52の固定スクロール止めボルト座ぐりは第
2図の吐出チヤンバ20を取りつけた時に当該座
ぐりにボルトの頭が沈んであたらないようにする
ためのものである。
第6図は揺動スクロールを示す斜視図であつて
図において、2は揺動スクロール、53は揺動ス
クロール歯、54は揺動スクロール台板、55は
揺動スクロール軸、56はオルダム用つめであ
る。
図において、2は揺動スクロール、53は揺動ス
クロール歯、54は揺動スクロール台板、55は
揺動スクロール軸、56はオルダム用つめであ
る。
揺動スクロール歯53は揺動スクロール台板5
4と一体で成形されており、さらにオルダム用つ
め56および、揺動スクロール軸55も一体で成
形されている。
4と一体で成形されており、さらにオルダム用つ
め56および、揺動スクロール軸55も一体で成
形されている。
第7図は、揺動スクロールを背面より見た斜視
図であつて、図において、2は揺動スクロール、
53は揺動スクロール歯、54は揺動スクロール
台板、55は揺動スクロール軸、56はオルダム
用つめ、57は揺動スクロールバランサ、58は
バランサ止めボルトである。揺動スクロール軸5
5の中心と、揺動スクロール台板54の中心とは
一致して形成されている。オルダム用つめ56は
第2図および第3図に示されたオルダム継手34
に嵌合するものであり、揺動スクロール2と固定
スクロール3の位置関係を規制するもので、揺動
スクロール2の揺動運動を実現するために必要な
部分である。オルダム用つめ56は中心を通る直
線上に配列されている。揺動スクロール軸55
は、第2図に示された、クランク軸6のクランク
軸偏心穴42に嵌合して、電動機ロータ8からク
ランク軸6に伝達される回転力を受けて、揺動ス
クロール2の偏心揺動運動を実現するための部分
である。揺動スクロールバランサ57は、揺動ス
クロール2の揺動スクロール歯53の重心が、揺
動スクロール台板54および揺動スクロール軸5
5の中心と一致しないことから生ずる静的なアン
バランスを補正するために設けられたもので、こ
れによつて揺動スクロール2全体の重心が、揺動
スクロール軸55の中心と一致するようになつて
いる。
図であつて、図において、2は揺動スクロール、
53は揺動スクロール歯、54は揺動スクロール
台板、55は揺動スクロール軸、56はオルダム
用つめ、57は揺動スクロールバランサ、58は
バランサ止めボルトである。揺動スクロール軸5
5の中心と、揺動スクロール台板54の中心とは
一致して形成されている。オルダム用つめ56は
第2図および第3図に示されたオルダム継手34
に嵌合するものであり、揺動スクロール2と固定
スクロール3の位置関係を規制するもので、揺動
スクロール2の揺動運動を実現するために必要な
部分である。オルダム用つめ56は中心を通る直
線上に配列されている。揺動スクロール軸55
は、第2図に示された、クランク軸6のクランク
軸偏心穴42に嵌合して、電動機ロータ8からク
ランク軸6に伝達される回転力を受けて、揺動ス
クロール2の偏心揺動運動を実現するための部分
である。揺動スクロールバランサ57は、揺動ス
クロール2の揺動スクロール歯53の重心が、揺
動スクロール台板54および揺動スクロール軸5
5の中心と一致しないことから生ずる静的なアン
バランスを補正するために設けられたもので、こ
れによつて揺動スクロール2全体の重心が、揺動
スクロール軸55の中心と一致するようになつて
いる。
バランサ止めボルト58は揺動スクロールバラ
ンサを揺動スクロール台板54に固定するもので
ある。
ンサを揺動スクロール台板54に固定するもので
ある。
第8図は軸受を示す斜視図であつて、図におい
て、7は軸受支え、31はメクラネジ穴、33は
油穴、35はスラスト軸受、37は軸受メタル、
38はスラスト受、43はオルダムガイド溝、4
4は吸入口、45はOリング溝、46はボルト用
貫通穴、47はメネジである。
て、7は軸受支え、31はメクラネジ穴、33は
油穴、35はスラスト軸受、37は軸受メタル、
38はスラスト受、43はオルダムガイド溝、4
4は吸入口、45はOリング溝、46はボルト用
貫通穴、47はメネジである。
軸受支え7の軸受メタル37の部分には、第2
図に示されたクランク軸6が嵌合して、クランク
軸6の段付部分がスラスト受38に乗つかるよう
になる。スラスト軸受35の部分は、軸受メタル
37よりその径方向外側に隣接して設けられ、揺
動スクロール台板54の背面を支える機能を有し
ており、揺動スクロール2から加わるスラストを
受けもつ。オルダムガイド溝43は第2図に示さ
れたオルダム継手34が嵌合する部分で、オルダ
ム継手34が直線往復運動を行なう部分である。
吸入口44は本実施例においては4ケ設けられて
おり、軸受支え7を貫通している。軸受支え7の
端面には、密封のためのOリング溝45が設けら
れ、軸受支え7と固定スクロール1を固定するた
めのメネジ47および全体を固定するためのボル
ト用貫通穴が設けられている。給油のための油穴
33とそれに連通するメクラネジ穴31は例えば
給油圧を測定するような場合に使用される。ボル
ト用貫通穴46、メネジ47が設けられている端
面とスラスト軸受35の面はスラスト軸受35の
面の方が、揺動スクロール台板54の厚み分に
10μm〜50μm程度加えた分だけ沈んでいて、当
該端面に固定スクロール1が固定された場合に、
揺動スクロール2が揺動できるようになつてい
る。この状態は第2図において良く理解される。
図に示されたクランク軸6が嵌合して、クランク
軸6の段付部分がスラスト受38に乗つかるよう
になる。スラスト軸受35の部分は、軸受メタル
37よりその径方向外側に隣接して設けられ、揺
動スクロール台板54の背面を支える機能を有し
ており、揺動スクロール2から加わるスラストを
受けもつ。オルダムガイド溝43は第2図に示さ
れたオルダム継手34が嵌合する部分で、オルダ
ム継手34が直線往復運動を行なう部分である。
吸入口44は本実施例においては4ケ設けられて
おり、軸受支え7を貫通している。軸受支え7の
端面には、密封のためのOリング溝45が設けら
れ、軸受支え7と固定スクロール1を固定するた
めのメネジ47および全体を固定するためのボル
ト用貫通穴が設けられている。給油のための油穴
33とそれに連通するメクラネジ穴31は例えば
給油圧を測定するような場合に使用される。ボル
ト用貫通穴46、メネジ47が設けられている端
面とスラスト軸受35の面はスラスト軸受35の
面の方が、揺動スクロール台板54の厚み分に
10μm〜50μm程度加えた分だけ沈んでいて、当
該端面に固定スクロール1が固定された場合に、
揺動スクロール2が揺動できるようになつてい
る。この状態は第2図において良く理解される。
第9図はオルダム継手を示す斜視図であつて、
図において、34はオルダム継手、59は軸受嵌
合つめ、60は揺動スクロール嵌合ガイド溝、6
1は円環である。
図において、34はオルダム継手、59は軸受嵌
合つめ、60は揺動スクロール嵌合ガイド溝、6
1は円環である。
オルダム継手34は第1図に示されたように、
固定スクロール1と揺動スクロール2の相対位置
関係を維持するためのもので、揺動スクロール2
の揺動軌道をクランク軸6と共に規定する。
固定スクロール1と揺動スクロール2の相対位置
関係を維持するためのもので、揺動スクロール2
の揺動軌道をクランク軸6と共に規定する。
軸受嵌合つめ59は、軸受7のオルダムガイド
溝43に嵌合し、揺動スクロール嵌合ガイド溝6
0は、揺動スクロール2のオルダム用つめ56と
嵌合する。円環61は軸受嵌合つめ59と揺動ス
クロール嵌合ガイド溝60をその中心に関して直
交せしめるよう構成されている。
溝43に嵌合し、揺動スクロール嵌合ガイド溝6
0は、揺動スクロール2のオルダム用つめ56と
嵌合する。円環61は軸受嵌合つめ59と揺動ス
クロール嵌合ガイド溝60をその中心に関して直
交せしめるよう構成されている。
クランク軸6の回転により、揺動スクロール2
が偏心運動を行なう時、オルダム継手34の軸受
嵌合つめ59は、軸受7のオルダムガイド溝43
に嵌合して、オルダム継手34全体は、オルダム
ガイド溝の方向に往復直線運動を行なう。その状
態でさらに、オルダム継手34に、揺動スクロー
ル嵌合ガイド溝60を介して嵌合せる揺動スクロ
ール2が、オルダム継手34に対して相対的には
往復直線運動を行なう。その結果として揺動スク
ロール2は直交する2つの往復直線運動の合成と
して偏心揺動運動を実現する。以上がオルダム継
手34の構成と動作である。
が偏心運動を行なう時、オルダム継手34の軸受
嵌合つめ59は、軸受7のオルダムガイド溝43
に嵌合して、オルダム継手34全体は、オルダム
ガイド溝の方向に往復直線運動を行なう。その状
態でさらに、オルダム継手34に、揺動スクロー
ル嵌合ガイド溝60を介して嵌合せる揺動スクロ
ール2が、オルダム継手34に対して相対的には
往復直線運動を行なう。その結果として揺動スク
ロール2は直交する2つの往復直線運動の合成と
して偏心揺動運動を実現する。以上がオルダム継
手34の構成と動作である。
第10図はクランク軸を示す斜視図であつて、
図においては、6はクランク軸、33は油穴、3
6は軸受メタル、42はクランク軸偏心穴、6
2,63は油溝、64,65はキー溝、66はク
ランク軸大径軸部、67はロータ取付部分とな
り、クランク軸大径軸部66よりも小径のクラン
ク軸小径軸部で、クランク軸大径軸部66とによ
りクランク軸6を構成し、かつクランク軸偏心軸
部66とクランク軸小径軸部67との間に段付部
分を形成している。68は軸嵌合部、69はステ
ータ止めナツト用ネジ、70は回り止めワツシヤ
用溝である。
図においては、6はクランク軸、33は油穴、3
6は軸受メタル、42はクランク軸偏心穴、6
2,63は油溝、64,65はキー溝、66はク
ランク軸大径軸部、67はロータ取付部分とな
り、クランク軸大径軸部66よりも小径のクラン
ク軸小径軸部で、クランク軸大径軸部66とによ
りクランク軸6を構成し、かつクランク軸偏心軸
部66とクランク軸小径軸部67との間に段付部
分を形成している。68は軸嵌合部、69はステ
ータ止めナツト用ネジ、70は回り止めワツシヤ
用溝である。
クランク軸6は、ロータ取付部分67に取付け
られる電動機ロータ8の駆動力を受けて、クラン
ク軸偏心穴42に嵌合する揺動スクロール2に回
転力を与えるものであつて、揺動スクロール軸5
5が嵌合するクランク軸偏心穴42には軸受メタ
ル36が設けられている。軸受メタル36は、通
常の軸受合金でもよいし、また針状ころ軸受所謂
ニードルベアリングでもよい。軸受メタル36に
は給油のための油溝63が設けられていて、これ
は通常、反負荷側に切られている。クランク軸偏
心軸部66は、軸受支え7の軸受メタル37の部
分に嵌合し、クランク軸6の段付部分は軸受支え
7のスラスト受38で支承される。クランク軸偏
心軸部66にはやはり油溝62が設けられており
給油経路を構成している。さらに油溝62,63
に接続して油穴33が図においては2ケ所設けら
れており、うち一本はクランク軸6の中心軸を貫
通して軸嵌合部68の部分に給油できるようにな
つている。キー溝64は、第2図に示された第一
バランスを固定するためのものであり、キー溝6
5は電動機ロータ8を取付ける部分である。軸嵌
合部68は、第2図に示された底板27の軸受メ
タル37に嵌合する部分であつて、クランク軸6
の半径方向移動を拘束支承する。ステータ止めナ
ツト用ネジ69には、第2図に示されたロータ止
めナツト17が取付けられ、回り止めワツシヤ用
溝70は、ロータ止めナツト17の回り止めワツ
シヤ16のツメの部分が入る。
られる電動機ロータ8の駆動力を受けて、クラン
ク軸偏心穴42に嵌合する揺動スクロール2に回
転力を与えるものであつて、揺動スクロール軸5
5が嵌合するクランク軸偏心穴42には軸受メタ
ル36が設けられている。軸受メタル36は、通
常の軸受合金でもよいし、また針状ころ軸受所謂
ニードルベアリングでもよい。軸受メタル36に
は給油のための油溝63が設けられていて、これ
は通常、反負荷側に切られている。クランク軸偏
心軸部66は、軸受支え7の軸受メタル37の部
分に嵌合し、クランク軸6の段付部分は軸受支え
7のスラスト受38で支承される。クランク軸偏
心軸部66にはやはり油溝62が設けられており
給油経路を構成している。さらに油溝62,63
に接続して油穴33が図においては2ケ所設けら
れており、うち一本はクランク軸6の中心軸を貫
通して軸嵌合部68の部分に給油できるようにな
つている。キー溝64は、第2図に示された第一
バランスを固定するためのものであり、キー溝6
5は電動機ロータ8を取付ける部分である。軸嵌
合部68は、第2図に示された底板27の軸受メ
タル37に嵌合する部分であつて、クランク軸6
の半径方向移動を拘束支承する。ステータ止めナ
ツト用ネジ69には、第2図に示されたロータ止
めナツト17が取付けられ、回り止めワツシヤ用
溝70は、ロータ止めナツト17の回り止めワツ
シヤ16のツメの部分が入る。
第11図は第1バランスを示す斜視図であつ
て、図において、10は第一バランス、17はバ
ランスウエイト、72は円筒部、73は固定部、
74はキー溝である。
て、図において、10は第一バランス、17はバ
ランスウエイト、72は円筒部、73は固定部、
74はキー溝である。
第一バランス10は、第2図より理解されるよ
うに、第二バランス11と共に、揺動スクロール
2の偏心揺動運動から派生する遠心力に対抗して
バランシングを行なうもので、回転系全体の静粛
な運転を保障するものである。第一バランス10
は、固定部73に設けられたキー溝74にそう入
されるキー12によつてクランク軸6のキー溝6
4に固定される。バランスウエイト71は、圧縮
機全体の小形化のために、軸受支え7と電動機ス
テータ9の間に形成される空間に位置するよう
に、円筒部72を介して設置されている。また、
バランスウエイト17の部分を極力揺動スクロー
ル2に軸方向に接近せしめ、かつ、クランク軸6
の中心からできるだけ半径方向に離すことによつ
て、バランスウエイト71の部分の質量を小さく
している。揺動スクロール2を通常使用される鋳
鉄あるいは球状黒鉛鋳鉄等で製作した場合には、
その質量は無視し得ず、バランスウエイト71の
部分の質量も大きくなるので、上記のような方策
をとつて圧縮機全体が軸方向に大きくなり過ぎな
いようにしている。
うに、第二バランス11と共に、揺動スクロール
2の偏心揺動運動から派生する遠心力に対抗して
バランシングを行なうもので、回転系全体の静粛
な運転を保障するものである。第一バランス10
は、固定部73に設けられたキー溝74にそう入
されるキー12によつてクランク軸6のキー溝6
4に固定される。バランスウエイト71は、圧縮
機全体の小形化のために、軸受支え7と電動機ス
テータ9の間に形成される空間に位置するよう
に、円筒部72を介して設置されている。また、
バランスウエイト17の部分を極力揺動スクロー
ル2に軸方向に接近せしめ、かつ、クランク軸6
の中心からできるだけ半径方向に離すことによつ
て、バランスウエイト71の部分の質量を小さく
している。揺動スクロール2を通常使用される鋳
鉄あるいは球状黒鉛鋳鉄等で製作した場合には、
その質量は無視し得ず、バランスウエイト71の
部分の質量も大きくなるので、上記のような方策
をとつて圧縮機全体が軸方向に大きくなり過ぎな
いようにしている。
第一バランス71は、軸受支え7と電動機ステ
ータ9の間に生ずる空間をたくみに利用して設置
され、全系の小形化に寄与しているのである。
ータ9の間に生ずる空間をたくみに利用して設置
され、全系の小形化に寄与しているのである。
第12図は電動機ロータを示す斜視図であつ
て、図においては、8は電動機ロータ、11は第
二バランス、75はエンドリング、76はキー溝
である。電動機ロータ8はクランク軸6のキー溝
65に、キー溝76に嵌合するキー14で固定さ
れ、クランク軸6に回転力を与えるものである。
エンドリング75の一端には、揺動スクロール2
に対抗する第二バランス11が設けられていて第
一バランス10と共に全体の振動を小さくしてい
る。
て、図においては、8は電動機ロータ、11は第
二バランス、75はエンドリング、76はキー溝
である。電動機ロータ8はクランク軸6のキー溝
65に、キー溝76に嵌合するキー14で固定さ
れ、クランク軸6に回転力を与えるものである。
エンドリング75の一端には、揺動スクロール2
に対抗する第二バランス11が設けられていて第
一バランス10と共に全体の振動を小さくしてい
る。
第13図は第12図の電動機ロータ8を逆から
見た斜視図で、図においては、8は電動機ロー
タ、11は第二バランス、18はスターラ、19
はボルト、75はエンドリング、76はキー溝、
77はステータ固定ネジ穴である。第2バランス
11はボルト19によつて、エンドリング75に
固定されている。また、スターラ18はエンドリ
ング75および第2バランス11に設けられた、
ステータ固定ネジ穴77に固定される。
見た斜視図で、図においては、8は電動機ロー
タ、11は第二バランス、18はスターラ、19
はボルト、75はエンドリング、76はキー溝、
77はステータ固定ネジ穴である。第2バランス
11はボルト19によつて、エンドリング75に
固定されている。また、スターラ18はエンドリ
ング75および第2バランス11に設けられた、
ステータ固定ネジ穴77に固定される。
以上のような各部分は、第14図の組立図に示
されるように組立てられる。
されるように組立てられる。
第14図においてまず、クランク軸6を軸受支
え7に嵌合せしめ、ついでオルダム継手34を軸
受支え7にそう入する。オルダム継手34の上か
ら揺動スクロール2を、クランク軸6にはめ込
み、その上から固定スクロール1をボルト78に
よつて、軸受支え7に固定する。クランク軸6の
下部から第一バランス10を取りつけ、スペーサ
13をそう入して電動機ロータ8の軸方向の位置
を決め、電動機ロータ8の下部からワツシヤ1
5、回り止めワツシヤ16を入れて、ロータ止め
ナツト17で、第一バランス10、スペーサ1
3、電動機ロータ18を一体としてクランク軸6
に固定する。第2図からわかるように、第一バラ
ンス10は、クランク軸6の段付部分にあたつて
ストツパの役目を果している。電動機ロータ8に
は、第二バランス11とスターラ18が取付けら
れている。
え7に嵌合せしめ、ついでオルダム継手34を軸
受支え7にそう入する。オルダム継手34の上か
ら揺動スクロール2を、クランク軸6にはめ込
み、その上から固定スクロール1をボルト78に
よつて、軸受支え7に固定する。クランク軸6の
下部から第一バランス10を取りつけ、スペーサ
13をそう入して電動機ロータ8の軸方向の位置
を決め、電動機ロータ8の下部からワツシヤ1
5、回り止めワツシヤ16を入れて、ロータ止め
ナツト17で、第一バランス10、スペーサ1
3、電動機ロータ18を一体としてクランク軸6
に固定する。第2図からわかるように、第一バラ
ンス10は、クランク軸6の段付部分にあたつて
ストツパの役目を果している。電動機ロータ8に
は、第二バランス11とスターラ18が取付けら
れている。
第15図には、第14図で組上つた圧縮機の内
部を全体として組上げる手順が示されてた組立図
である。
部を全体として組上げる手順が示されてた組立図
である。
組上げられた固定スクロール1の上面には、吐
出チヤンバ20がボルト79によつて固定され
る。吐出チヤンバ20には、密封のために第2図
に示されるように、Oリング22が取付けてあ
る。ボルト79は固定スクロール1を貫通してシ
エル23の上面に設けられたメネジ80にメジ込
まれて固定を実現する。シエル23には、第2図
に示された、ステータ止めボルト24によつて電
動機ステータ9が固定されている。シエル23の
上端面にはOリング溝81にOリング22が密封
のために取付けられている。第15図に示された
82は電動機ステータ9のコイルエンドである。
第2図からわかるように、軸受7の背面にはいん
ろうが設けられてシエル23にはまり込んでい
る。これは、電動機ロータ8と電動機ステータ9
の間に同心状に形成されるエアギヤツプを正確に
出すためのものである。
出チヤンバ20がボルト79によつて固定され
る。吐出チヤンバ20には、密封のために第2図
に示されるように、Oリング22が取付けてあ
る。ボルト79は固定スクロール1を貫通してシ
エル23の上面に設けられたメネジ80にメジ込
まれて固定を実現する。シエル23には、第2図
に示された、ステータ止めボルト24によつて電
動機ステータ9が固定されている。シエル23の
上端面にはOリング溝81にOリング22が密封
のために取付けられている。第15図に示された
82は電動機ステータ9のコイルエンドである。
第2図からわかるように、軸受7の背面にはいん
ろうが設けられてシエル23にはまり込んでい
る。これは、電動機ロータ8と電動機ステータ9
の間に同心状に形成されるエアギヤツプを正確に
出すためのものである。
シエル23の外周にはハーメテイツク端子4
0,41が溶接されており、例えば2本ピンのハ
ーメテイツク端子40は電動機ステータ9の巻線
保護回路のためのものであり、3本ピンのハーメ
テイツク端子41は電動機ステータ9に3相交流
を給電するためのもので、シエル23に対しては
絶縁、外気に対しては密封の役割を行なうもので
ある。
0,41が溶接されており、例えば2本ピンのハ
ーメテイツク端子40は電動機ステータ9の巻線
保護回路のためのものであり、3本ピンのハーメ
テイツク端子41は電動機ステータ9に3相交流
を給電するためのもので、シエル23に対しては
絶縁、外気に対しては密封の役割を行なうもので
ある。
以上のように組上つたものに最後に底板27を
シエル23に固定する様子を示した組立図が、第
16図であつて底板27の軸受88の軸受メタル
39が、クランク軸6の軸嵌合部68に嵌合す
る。この同心を実現するためにいんろう部87が
設けられている。また密封のためにOリング溝9
0にはOリング22がはめ込まれている。この底
板27は、シエル23のシエルフランジ84のメ
ネジ85とボルト89によつてシエル23に固定
される。底板27には吸入用ネジ穴28が設けら
れている。
シエル23に固定する様子を示した組立図が、第
16図であつて底板27の軸受88の軸受メタル
39が、クランク軸6の軸嵌合部68に嵌合す
る。この同心を実現するためにいんろう部87が
設けられている。また密封のためにOリング溝9
0にはOリング22がはめ込まれている。この底
板27は、シエル23のシエルフランジ84のメ
ネジ85とボルト89によつてシエル23に固定
される。底板27には吸入用ネジ穴28が設けら
れている。
以上のようにして第2図の状態に組上がるので
ある。
ある。
第2図に示されたスクロール圧縮機全体として
の作用動作の説明を簡単に述べよう。
の作用動作の説明を簡単に述べよう。
ハーメテイツク端子41を通じて、電動機ステ
ータ9に例えば3相交流を給電すると、電動機ロ
ータ8はトルクを発生して、クランク軸6ととも
に回転する。クランク軸6が回転を始めると、ク
ランク軸偏心穴42に嵌合せる揺動スクロール軸
55に回転力が伝えられ、揺動スクロール2は軸
受支え7に取付けられたオルダム継手34にガイ
ドされて、偏心揺動運動を実現する。そうすると
第1図に示されたような圧縮作用を行ない、圧縮
された気体は吐出口3から吐出される。吸入され
る例えばフロン等の気体は底板27の吸入用ネジ
穴28から流入し電動機ロータ8と電動機ステー
タ9のエアギヤツプ、電動機ステータ9とシエル
のすき間を経て、軸受支え7に設けられた吸入口
44(第3図参照)から、連通部48を経て揺動
スクロール2と固定スクロール1の間の圧縮室4
に取り込まれる。これが作動の大略であり、給油
系は、例えば吐出チヤンバ20に図示されないオ
イルセパレータが内蔵されているとすれば吐出チ
ヤンバ20で分離された油は、固定スクロール1
に設けられた油穴33、軸受支え7に設けられた
油穴33を経て軸受メタル37に到る。さらに第
10図に示された油穴33、油溝62,63を経
てスラスト軸受35、軸受メタル39、スラスト
受38の各部にも給油される。スラスト軸受35
を経た油は吸入されるガスと一体となつて圧縮室
に取込まれる。スラスト受38、軸受メタル39
を経た油は、シエル23内に流出し、吸入ガスの
流速および、スターラ18の作用によつて霧化さ
れて、吸入ガスと一体となつて圧縮室にとり込ま
れる。吸入ガスと一体になつて圧縮室4にとり込
まれた油は固定スクロール歯49(第5図参照)
と揺動スクロール歯53の間の半径方向および軸
方向のすき間に充満して漏れを最小におさえる作
用をする。スラスト軸受35から流出した油はオ
ルダム継手34の各摺動面も潤滑する。このよう
にして再び吐出チヤンバ20に流入した油は、図
示されないオイルセパレータで分離されて給油ラ
インに、吐出気体の圧力によつて圧送される。こ
の間オイルセパレータで分離されない油分は例え
ば冷凍機として使用した場合には、冷凍サイクル
を循環して吸入ガスといつしよに吸入用ネジ穴2
8にもどつてくることになる。また、オイルセパ
レータは吐出チヤンバ20内になくとも外部に別
体としてあつてもよい。
ータ9に例えば3相交流を給電すると、電動機ロ
ータ8はトルクを発生して、クランク軸6ととも
に回転する。クランク軸6が回転を始めると、ク
ランク軸偏心穴42に嵌合せる揺動スクロール軸
55に回転力が伝えられ、揺動スクロール2は軸
受支え7に取付けられたオルダム継手34にガイ
ドされて、偏心揺動運動を実現する。そうすると
第1図に示されたような圧縮作用を行ない、圧縮
された気体は吐出口3から吐出される。吸入され
る例えばフロン等の気体は底板27の吸入用ネジ
穴28から流入し電動機ロータ8と電動機ステー
タ9のエアギヤツプ、電動機ステータ9とシエル
のすき間を経て、軸受支え7に設けられた吸入口
44(第3図参照)から、連通部48を経て揺動
スクロール2と固定スクロール1の間の圧縮室4
に取り込まれる。これが作動の大略であり、給油
系は、例えば吐出チヤンバ20に図示されないオ
イルセパレータが内蔵されているとすれば吐出チ
ヤンバ20で分離された油は、固定スクロール1
に設けられた油穴33、軸受支え7に設けられた
油穴33を経て軸受メタル37に到る。さらに第
10図に示された油穴33、油溝62,63を経
てスラスト軸受35、軸受メタル39、スラスト
受38の各部にも給油される。スラスト軸受35
を経た油は吸入されるガスと一体となつて圧縮室
に取込まれる。スラスト受38、軸受メタル39
を経た油は、シエル23内に流出し、吸入ガスの
流速および、スターラ18の作用によつて霧化さ
れて、吸入ガスと一体となつて圧縮室にとり込ま
れる。吸入ガスと一体になつて圧縮室4にとり込
まれた油は固定スクロール歯49(第5図参照)
と揺動スクロール歯53の間の半径方向および軸
方向のすき間に充満して漏れを最小におさえる作
用をする。スラスト軸受35から流出した油はオ
ルダム継手34の各摺動面も潤滑する。このよう
にして再び吐出チヤンバ20に流入した油は、図
示されないオイルセパレータで分離されて給油ラ
インに、吐出気体の圧力によつて圧送される。こ
の間オイルセパレータで分離されない油分は例え
ば冷凍機として使用した場合には、冷凍サイクル
を循環して吸入ガスといつしよに吸入用ネジ穴2
8にもどつてくることになる。また、オイルセパ
レータは吐出チヤンバ20内になくとも外部に別
体としてあつてもよい。
ハーメテイツク端子40によつて接続されてい
る電動機の保護装置は、電動機ステータ9の過負
荷あるいは異常運転時等の温度上昇等を検知し、
電動機ステータ9に給電されている例えば三相交
流電源を遮断して保護を行なうものである。
る電動機の保護装置は、電動機ステータ9の過負
荷あるいは異常運転時等の温度上昇等を検知し、
電動機ステータ9に給電されている例えば三相交
流電源を遮断して保護を行なうものである。
さて、上記実施例のスラスト軸受の構成作動に
ついてさらに詳述してみよう。
ついてさらに詳述してみよう。
第2図において、揺動スクロール2と軸受支え
7のスラスト軸受35の接触部Pに流入する油
は、図示されないオイルセパレータから吐出ガス
圧によつて圧送されてくるもので、油経路の圧力
損失を設計によつて適当な値にすることにより、
規定の圧力を有している。この圧力をスラスト軸
受35全体にわたつて積分した力は、揺動スクロ
ール2が圧縮室4で派生した圧力のスラスト力と
対抗することになる。
7のスラスト軸受35の接触部Pに流入する油
は、図示されないオイルセパレータから吐出ガス
圧によつて圧送されてくるもので、油経路の圧力
損失を設計によつて適当な値にすることにより、
規定の圧力を有している。この圧力をスラスト軸
受35全体にわたつて積分した力は、揺動スクロ
ール2が圧縮室4で派生した圧力のスラスト力と
対抗することになる。
油圧を積分した圧力が、スラスト力より小さい
かあるいは等しい場合は、第2図で軸方向にすき
間が生じ得る面R,Sは設計時に設定された値10
〜50μm程度あいた状態で運転されることにな
る。また固定スクロール1の端面と揺動スクロー
ル2の揺動スクロール台板54の上端面の対抗面
Qにも同様のすき間が生じている。
かあるいは等しい場合は、第2図で軸方向にすき
間が生じ得る面R,Sは設計時に設定された値10
〜50μm程度あいた状態で運転されることにな
る。また固定スクロール1の端面と揺動スクロー
ル2の揺動スクロール台板54の上端面の対抗面
Qにも同様のすき間が生じている。
この状態で運転する場合は、R,Sの面の軸方
向密封は圧縮室4に取込まれる油によつて得られ
ることになる。この場合においてはスラスト力は
もつぱらスラスト軸受35で受けもつことにな
る。実験によれば、油のシール効果によつて実用
に耐え得る程度の流量は確保されている。この状
態では起動あるいは停止時の潤滑不良状態のスラ
スト軸受35の摩耗が軸方向すき間の維持に対し
て問題となるがこれは材料の選択によつて解決さ
れる。
向密封は圧縮室4に取込まれる油によつて得られ
ることになる。この場合においてはスラスト力は
もつぱらスラスト軸受35で受けもつことにな
る。実験によれば、油のシール効果によつて実用
に耐え得る程度の流量は確保されている。この状
態では起動あるいは停止時の潤滑不良状態のスラ
スト軸受35の摩耗が軸方向すき間の維持に対し
て問題となるがこれは材料の選択によつて解決さ
れる。
また、油圧を積分した値がスラスト力より大き
くなるように設計した場合には、揺動スクロール
2は上方に押し上げられて、第2図においてRあ
るいはSあるいはQの面で摺動することになる。
R面で摺動した場合には、揺動スクロール2の揺
動スクロール歯53(第6図参照)の先端面と、
固定スクロール2の固台スクロール台板50(第
5図参照)の圧縮室側の底面とが摺動することに
なり、この場合でも揺動スクロール歯53の先端
面の受圧面積は十分確保できるので運転可能であ
る。両摺動面は圧縮室4に取込まれる油で潤滑さ
れる。
くなるように設計した場合には、揺動スクロール
2は上方に押し上げられて、第2図においてRあ
るいはSあるいはQの面で摺動することになる。
R面で摺動した場合には、揺動スクロール2の揺
動スクロール歯53(第6図参照)の先端面と、
固定スクロール2の固台スクロール台板50(第
5図参照)の圧縮室側の底面とが摺動することに
なり、この場合でも揺動スクロール歯53の先端
面の受圧面積は十分確保できるので運転可能であ
る。両摺動面は圧縮室4に取込まれる油で潤滑さ
れる。
S面で摺動した場合は固定スクロール1の固定
スクロール歯49の先端面と揺動スクロール2の
揺動スクロール台板54の上面が摺動することに
なり、前述の場合と同じく運転、潤滑とも可能で
ある。
スクロール歯49の先端面と揺動スクロール2の
揺動スクロール台板54の上面が摺動することに
なり、前述の場合と同じく運転、潤滑とも可能で
ある。
揺動スクロール2の揺動スクロール台板54の
上面周辺部の寸法を少し厚くして第2図のQの面
で摺動させる場合には、R,Sの部分に設計値で
微少なクリアランスを生じ、スラスト軸受35の
代りに、固定スクロール1の端面外周部で揺動ス
クロール台板54の上面周辺部とが摺動すること
になり、この場合も潤滑、運転、シールとも可能
である。
上面周辺部の寸法を少し厚くして第2図のQの面
で摺動させる場合には、R,Sの部分に設計値で
微少なクリアランスを生じ、スラスト軸受35の
代りに、固定スクロール1の端面外周部で揺動ス
クロール台板54の上面周辺部とが摺動すること
になり、この場合も潤滑、運転、シールとも可能
である。
スラスト力がこのように上向きになるようにし
た場合にはPの部分はクリアランスをある値に保
つて運転される。
た場合にはPの部分はクリアランスをある値に保
つて運転される。
これらを満足するように設計されたスラスト軸
受35においては、負荷変動が生じてスラスト力
の合計の方向が変化しても運転可能である。
受35においては、負荷変動が生じてスラスト力
の合計の方向が変化しても運転可能である。
なお、この発明において第2図の半径方向部分
Tは一定のクリアランス10〜50μmを有し油でシ
ールされている。上記実施例について、改良され
た重要な点を集約して説明すると、それぞれ渦巻
状のスクロール歯を有しこれらスクロール歯が相
互間に冷媒の圧縮室4を形成するように互いに組
み合わされた固定スクロール1及び揺動スクロー
ル2を備え、クランク軸6によつて上記揺動スク
ロール2を駆動して上記冷媒を圧縮するスクロー
ル圧縮機において、上記揺動スクロール2にその
スクロール歯と反対の側に延在する揺動スクロー
ル軸55を突設すると共に、上記クランク軸6の
上記揺動スクロール2側の端面に偏心穴42を設
けてこの偏心穴42に上記揺動スクロール軸55
を支承し、上記スクロール軸55を上記クランク
軸6を介して周方向に取り囲み且つ上記スクロー
ル軸55をその軸線方向中心から軸線方向両側に
跨る範囲に亘つて上記クランク軸6を介して支承
ししかも上記スクロール軸55の軸線方向中心か
ら軸線方向両側に跨る範囲に亘つて上記クランク
軸6をその外側から支承するラジアル軸受37を
設け、このラジアル軸受37よりその径方向外側
に隣接して上記ラジアル軸受37を取り囲むよう
に配設され該ラジアル軸受37に供給された油が
供給されるスラスト軸受35を設けてこのスラス
ト軸受35によつて上記揺動スクロール2の上記
固定スクロール1と反対の側の面を支承し、上記
スラスト軸受35と上記ラジアル軸受37とを共
通の軸受支え7に設けたことを特徴とするスクロ
ール圧縮機を示してある。つまり揺動スクロール
軸55とクランク軸6端面の偏心穴42とクラン
ク軸先端外周部のラジアル軸受37との相対関係
を上記のように構成してあるので、揺動スクロー
ル軸55を支承する部分即ち偏心穴42の周壁部
に作用する負荷力の作用点及びクランク軸6先端
外周部のラジアル軸受37に作用する負荷力の作
用点の双方が揺動スクロール2側に最大限に近づ
けることができると共に両作用点の軸線方向のず
れを小さくすることができ、従つて揺動スクロー
ル軸55を支承する部分及びクランク軸6の揺動
スクロール2側端部外周を支承するラジアル軸受
37の部分のこじれによる損傷あるいは損耗を抑
制できる。又、揺動スクロール軸55と、クラン
ク軸6端面の偏心穴42と、クランク軸先端外周
部のラジアル軸受37と、揺動スクロール2のス
ラスト荷重を受けるスラスト軸受35と、軸受支
え7との相対関係を上記のように構成してあるの
で、つまりクランク軸6、ラジアル軸受37、ス
ラスト軸受35の各揺動スクロール2側の端面を
揺動スクロール2のその歯と反対側の面に極力近
づけることができるように構成してあるので、ラ
ジアル軸受37とスラスト軸受35とを共通の軸
受支え7に設けたことと相挨つて、軸受回りがコ
ンパクトになると共に、ラジアル軸受35からス
ラスト軸受35への給油の系路が簡単になり、該
給油も確実に行なわれるのである。
Tは一定のクリアランス10〜50μmを有し油でシ
ールされている。上記実施例について、改良され
た重要な点を集約して説明すると、それぞれ渦巻
状のスクロール歯を有しこれらスクロール歯が相
互間に冷媒の圧縮室4を形成するように互いに組
み合わされた固定スクロール1及び揺動スクロー
ル2を備え、クランク軸6によつて上記揺動スク
ロール2を駆動して上記冷媒を圧縮するスクロー
ル圧縮機において、上記揺動スクロール2にその
スクロール歯と反対の側に延在する揺動スクロー
ル軸55を突設すると共に、上記クランク軸6の
上記揺動スクロール2側の端面に偏心穴42を設
けてこの偏心穴42に上記揺動スクロール軸55
を支承し、上記スクロール軸55を上記クランク
軸6を介して周方向に取り囲み且つ上記スクロー
ル軸55をその軸線方向中心から軸線方向両側に
跨る範囲に亘つて上記クランク軸6を介して支承
ししかも上記スクロール軸55の軸線方向中心か
ら軸線方向両側に跨る範囲に亘つて上記クランク
軸6をその外側から支承するラジアル軸受37を
設け、このラジアル軸受37よりその径方向外側
に隣接して上記ラジアル軸受37を取り囲むよう
に配設され該ラジアル軸受37に供給された油が
供給されるスラスト軸受35を設けてこのスラス
ト軸受35によつて上記揺動スクロール2の上記
固定スクロール1と反対の側の面を支承し、上記
スラスト軸受35と上記ラジアル軸受37とを共
通の軸受支え7に設けたことを特徴とするスクロ
ール圧縮機を示してある。つまり揺動スクロール
軸55とクランク軸6端面の偏心穴42とクラン
ク軸先端外周部のラジアル軸受37との相対関係
を上記のように構成してあるので、揺動スクロー
ル軸55を支承する部分即ち偏心穴42の周壁部
に作用する負荷力の作用点及びクランク軸6先端
外周部のラジアル軸受37に作用する負荷力の作
用点の双方が揺動スクロール2側に最大限に近づ
けることができると共に両作用点の軸線方向のず
れを小さくすることができ、従つて揺動スクロー
ル軸55を支承する部分及びクランク軸6の揺動
スクロール2側端部外周を支承するラジアル軸受
37の部分のこじれによる損傷あるいは損耗を抑
制できる。又、揺動スクロール軸55と、クラン
ク軸6端面の偏心穴42と、クランク軸先端外周
部のラジアル軸受37と、揺動スクロール2のス
ラスト荷重を受けるスラスト軸受35と、軸受支
え7との相対関係を上記のように構成してあるの
で、つまりクランク軸6、ラジアル軸受37、ス
ラスト軸受35の各揺動スクロール2側の端面を
揺動スクロール2のその歯と反対側の面に極力近
づけることができるように構成してあるので、ラ
ジアル軸受37とスラスト軸受35とを共通の軸
受支え7に設けたことと相挨つて、軸受回りがコ
ンパクトになると共に、ラジアル軸受35からス
ラスト軸受35への給油の系路が簡単になり、該
給油も確実に行なわれるのである。
この発明は上記のように、それぞれ渦巻状のス
クロール歯を有しこれらスクロール歯が相互間に
冷媒の圧縮室を形成するように互いに組み合わさ
れた固定スクロール及び揺動スクロールを備え、
クランク軸によつて上記揺動スクロールを駆動し
て上記冷媒を圧縮するスクロール圧縮機におい
て、上記揺動スクロールにそのスクロール歯と反
対の側に延在する揺動スクロール軸を突設すると
共に、上記クランク軸の上記揺動スクロール側の
端面に偏心穴を設けてこの偏心穴に上記揺動スク
ロール軸を支承し、上記スクロール軸を上記クラ
ンク軸を介して周方向に取り囲み且つ上記スクロ
ール軸をその軸線方向中心から軸線方向両側に跨
る範囲に亘つて上記クランク軸を介して支承しし
かも上記スクロール軸の軸線方向中心から軸線方
向両側に跨る範囲に亘つて上記クランク軸をその
外側から支承するラジアル軸受を設け、このラジ
アル軸受よりその径方向外側に隣接して上記ラジ
アル軸受を取り囲むように配設され該ラジアル軸
受に供給された油が供給されるスラスト軸受を設
けてこのスラスト軸受によつて上記揺動スクロー
ルの上記固定スクロールと反対の側の面を支承
し、上記スラスト軸受と上記ラジアル軸受とを共
通の軸受支えに設けた構成としたので、揺動スク
ロール軸を支承する部分及びクランク軸の揺動ス
クロール側の端部外周を支承するラジアル軸受の
部分のこじれによる損傷あるいは損耗が、クラン
ク軸に作用するモーメントが抑制されることによ
つて抑制され、しかも上記両支承部及び揺動スク
ロールに対するスラスト軸受を含む軸受回りがコ
ンパクトになると共に、上記ラジアル軸受からス
ラスト軸受への給油系路が簡単になる等、製品化
するに当つての重要な効果がある。
クロール歯を有しこれらスクロール歯が相互間に
冷媒の圧縮室を形成するように互いに組み合わさ
れた固定スクロール及び揺動スクロールを備え、
クランク軸によつて上記揺動スクロールを駆動し
て上記冷媒を圧縮するスクロール圧縮機におい
て、上記揺動スクロールにそのスクロール歯と反
対の側に延在する揺動スクロール軸を突設すると
共に、上記クランク軸の上記揺動スクロール側の
端面に偏心穴を設けてこの偏心穴に上記揺動スク
ロール軸を支承し、上記スクロール軸を上記クラ
ンク軸を介して周方向に取り囲み且つ上記スクロ
ール軸をその軸線方向中心から軸線方向両側に跨
る範囲に亘つて上記クランク軸を介して支承しし
かも上記スクロール軸の軸線方向中心から軸線方
向両側に跨る範囲に亘つて上記クランク軸をその
外側から支承するラジアル軸受を設け、このラジ
アル軸受よりその径方向外側に隣接して上記ラジ
アル軸受を取り囲むように配設され該ラジアル軸
受に供給された油が供給されるスラスト軸受を設
けてこのスラスト軸受によつて上記揺動スクロー
ルの上記固定スクロールと反対の側の面を支承
し、上記スラスト軸受と上記ラジアル軸受とを共
通の軸受支えに設けた構成としたので、揺動スク
ロール軸を支承する部分及びクランク軸の揺動ス
クロール側の端部外周を支承するラジアル軸受の
部分のこじれによる損傷あるいは損耗が、クラン
ク軸に作用するモーメントが抑制されることによ
つて抑制され、しかも上記両支承部及び揺動スク
ロールに対するスラスト軸受を含む軸受回りがコ
ンパクトになると共に、上記ラジアル軸受からス
ラスト軸受への給油系路が簡単になる等、製品化
するに当つての重要な効果がある。
第1図はスクロール圧縮機の作動原理図、第2
図はこの発明のスクロール圧縮機の一実施例を示
す断面図、第3図は第2図の−線断面図、第
4図は第2図の−線断面図、第5図は固定ス
クロールを示す斜視図、第6図は揺動スクロール
を示す斜視図、第7図は揺動スクロールを示す斜
視図、第8図は軸受を示す斜視図、第9図はオル
ダム継手を示す斜視図、第10図はクランク軸を
示す斜視図、第11図は第一バランスを示す斜視
図、第12図、第13図は電動機ロータを示す斜
視図、第14図は圧縮機組立図、第15図、第1
6図はシエルを含めた圧縮機全体の組立図であ
る。 図において、1は固定スクロール、2は揺動ス
クロール、4は圧縮室、6はクランク軸、7は軸
受支え、35はスラスト軸受、36,37は軸受
メタルである。なお、図中同一符号は同一又は相
当部分を示す。
図はこの発明のスクロール圧縮機の一実施例を示
す断面図、第3図は第2図の−線断面図、第
4図は第2図の−線断面図、第5図は固定ス
クロールを示す斜視図、第6図は揺動スクロール
を示す斜視図、第7図は揺動スクロールを示す斜
視図、第8図は軸受を示す斜視図、第9図はオル
ダム継手を示す斜視図、第10図はクランク軸を
示す斜視図、第11図は第一バランスを示す斜視
図、第12図、第13図は電動機ロータを示す斜
視図、第14図は圧縮機組立図、第15図、第1
6図はシエルを含めた圧縮機全体の組立図であ
る。 図において、1は固定スクロール、2は揺動ス
クロール、4は圧縮室、6はクランク軸、7は軸
受支え、35はスラスト軸受、36,37は軸受
メタルである。なお、図中同一符号は同一又は相
当部分を示す。
Claims (1)
- 1 それぞれ渦巻状のスクロール歯を有しこれら
スクロール歯が相互間に冷媒の圧縮室を形成する
ように互いに組み合わされた固定スクロール及び
揺動スクロールを備え、クランク軸によつて上記
揺動スクロールを駆動して上記冷媒を圧縮するス
クロール圧縮機において、上記揺動スクロールに
そのスクロール歯と反対の側に延在する揺動スク
ロール軸を突設すると共に、上記クランク軸の上
記揺動スクロール側の端面に偏心穴を設けてこの
偏心穴に上記揺動スクロール軸を支承し、上記ス
クロール軸を上記クランク軸を介して周方向に取
り囲み且つ上記スクロール軸をその軸線方向中心
から軸線方向両側に跨る範囲に亘つて上記クラン
ク軸を介して支承ししかも上記スクロール軸の軸
線方向中心から軸線方向両側に跨る範囲に亘つて
上記クランク軸をその外側から支承するラジアル
軸受を設け、このラジアル軸受よりその径方向外
側に隣接して上記ラジアル軸受を取り囲むように
配設され該ラジアル軸受に供給された油が供給さ
れるスラスト軸受を設けてこのスラスト軸受によ
つて上記揺動スクロールの上記固定スクロールと
反対の側の面を支承し、上記スラスト軸受と上記
ラジアル軸受とを共通の軸受支えに設けたことを
特徴とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10148583A JPS5928091A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | スクロ−ル圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10148583A JPS5928091A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | スクロ−ル圧縮機 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3263379A Division JPS55125386A (en) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | Scroll compressor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5928091A JPS5928091A (ja) | 1984-02-14 |
| JPH0116346B2 true JPH0116346B2 (ja) | 1989-03-23 |
Family
ID=14302006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10148583A Granted JPS5928091A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | スクロ−ル圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928091A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07310676A (ja) * | 1994-05-12 | 1995-11-28 | Nippondenso Co Ltd | スクロール型圧縮機 |
-
1983
- 1983-06-06 JP JP10148583A patent/JPS5928091A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5928091A (ja) | 1984-02-14 |
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