JPH0116554Y2 - - Google Patents
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- JPH0116554Y2 JPH0116554Y2 JP1984153185U JP15318584U JPH0116554Y2 JP H0116554 Y2 JPH0116554 Y2 JP H0116554Y2 JP 1984153185 U JP1984153185 U JP 1984153185U JP 15318584 U JP15318584 U JP 15318584U JP H0116554 Y2 JPH0116554 Y2 JP H0116554Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw water
- treatment tank
- pipe
- liquid
- organic chlorine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
(産業上の利用分野)
本考案は、地下水等から汚染物質の一つである
有機塩素系化合物を連続的に除去する装置に関す
る。地下水は生活用水、工業用水及び農業用水と
して多量に使用されてきており、地下水に関する
環境問題としては以前は地下水の過剰汲み上げに
よる地盤地下のみが採り上げられて来たが、最近
になつて有機塩素系化合物による地下水汚染が深
刻な問題となつてきた。これは、現在全生活用水
の24%に相当する年間30億m3の地下水を使用して
おりかつ有機塩素化合物が発ガン性の疑いのある
物質であるところから、人間の生命・健康に及ぼ
す重大な問題として認識されるに至つたのであ
る。即ち、世界保健機構(WHO)では、飲料水
の暫定ガイルライン設定(1983年)においてトリ
クロロエチレン及びテトラクロロエチレンの飲料
水中の含有量としてそれぞれ30ppb及び10ppb以
下と決め、我国環境庁も上記のWHOの設定値の
他に1,1,1−トリクロロエタン(メチルクロ
ロホルム)について300ppbとすることを加えて
水質暫定基準として発表している。 以上の如き社会的産業的な背景に基づいて、地
下水等から有機塩素系化合物を除去することにつ
いて技術的な点からも関心を寄せられるに至つ
た。 (従来の技術)及び (本考案が解決しようとする問題点) 従来からクロロエチレン類の除去法として気曝
法(「昭和57年度地下水汚染実態調査結果」第25
頁〜第28頁、社団法人産業公害防止協会、昭和58
年8月)が知られており、その原理の概要は次の
通りである。即ち、トリクロロエチレンは沸点が
88℃と低く水に対する溶解度も0.1g/100ml(20
℃)と小さい。またテトラクロロラチレンは沸点
が121℃と比較的高いものの水に対する溶解度は
0.015g/100ml(20℃)と極めて小さい。従つて
これら有機塩素系化合物の物性を利用して、原水
をなるべく小さな粒子とするなどして空気との接
触面積を大きくすれば、これらは原水中より空気
中へ揮散し除去することができるとするものであ
る。 そして、この原理を応用した装置として充填材
を塔内に保持して液流の分散と気体の接触を行な
う充填塔式の気液接触装置を用いることが行なわ
れた。しかし、この装置は、設備費が高価なだけ
でなく、充填材を用いるため水あか等の汚れ付着
が発生し更に細菌群による汚染の問題がある。従
つて充填塔内を頻繁に洗浄・消毒しなければなら
ず装置としての稼動率及びランニングコストの面
から欠点を有している。 また、特開昭50−119453号公報には、ハロゲン
化炭化水素を含有する廃水を滞留室に貯留し長時
間に亘つて撹拌し、緩慢な流動状態とし、滞留室
内の空気を数回10回交換し、ハロゲン化炭化水素
を除去する工程が開示されている。しかし、この
発明は、少量の廃水を数次に亘つて貯留しかつ単
なる液体撹拌のため気液の接触効率が低く、少量
の廃水をバツチ処理する工程にのみ利用し得るも
のである。 本考案は上記の欠点が解消された原水から有機
塩素系化合物を除去する新規な装置を提供するこ
とを目的とする。 (問題点を解決するための手段)及び(実施例) 本考案は、有機塩素系化合物を含有する原水を
連続的に処理槽に供給し、該処理槽にて曝気し、
原水中の有機塩素系化合物を連続的に除去する装
置において、 (a) 上記処理槽10が分割壁40で以つて2以上
の分割処理槽10−1,10−2,…に区分さ
れ、該分割壁40には上記分割処理槽間の原水
移動流量を調整するために開口面積の調節可能
な流通孔42が設けられること、 (b) 上記分割処理槽10−1,10−2,…のう
ち、原水が流通する最上流の分割処理槽10−
1の液面上に、原水を供給する装置として、原
水と圧縮空気の連続供給を受け散水する気液用
の静止型混合器22を設けたこと、 (c) 上記最上流の分割処理槽10−1以外の分割
処理槽の原水の液面下にに自吸式水中曝気装置
20を設けたこと、 を特徴とする原水中の有機塩素系化合物を連続的
に除去する装置であり、また、好適には、この装
置において、原水を保持する処理槽10を被蓋す
る屋根蓋12を有し、上記原水の液面上方には、
外部空気を吸入する空気吸入口14及び上記原水
から揮散した有機塩素系化合物を含む内部空気を
排気する排気口16が強制フアン18とともに設
けられたものであり、更に好適には、気液用の静
止型混合器22としては、原水導入管24を有
し、該導入管24の下端開口部26の近傍におい
て、前記導入管24を囲んで内筒管28及び外筒
管30の3個の管が同軸上に位置して三重管を形
成し、前記内筒管28は下端32が閉鎖され上端
が開口されて前記導入管24との間に環状の開口
部が形成され、前記外筒管30は上端34が前記
導入管24と連設されると共に該上端34には圧
縮空気供給管36が連通され、かつ前記外筒管3
0の下端38が開口されて前記内筒管28との間
に環状の開口部が形成され、更に前記内筒管28
の下端32には、周辺末端が上方に向けわん曲し
た逆皿状の散水盤がその中心軸を上記3個の管と
同軸に設けられた気液用の静止型混合器22であ
る。 本考案は、原水を保持する槽を複数に区分し、
最上流の液面上に圧縮空気と原水を混合して散水
する気液用の静止型混合器22を設け、区分され
た他の下流の処理槽には水中曝気装置20を設
け、同時に各区分処理槽の間には流量を調節する
ための流通孔42を設け、原水の流量及び原水に
含有される有機塩素系化合物の濃度の変動に対処
し得る原水中の有機塩素化合物を連続的に除去す
る装置を提供する。 次に、本考案の構成を図面に示した実施例に基
づいて説明する。 第1図は本考案の装置の断面図を示したもので
ある。図中、10は原水を保持する処理槽、12
は処理槽の屋根蓋、14は液面50の上方にあつ
て外部空気を吸入する空気吸入口、16は原水か
ら揮散した有機塩素系化合物を含む円部空気を排
気する排気口であり強制フアン18とともに設け
られている。また、20は自吸式水中曝気装置で
あり例えばレイボルド株式会社製の水中エアレー
ター(登録商標)であり液面上に空気導入口52
を備えている。この曝気装置は、従来の表面曝気
又は散気管曝気方式と異なり、水中ポンプのター
ビンが高速回転することにより空気導入口52か
ら自動的に空気が吸入され、空気を微細な気泡と
して分散させ水と激しく混合させるものである。
22は気液用の静止型混合器であつて、原水供給
ライン54及び空縮空気供給ライン56より連続
供給を受け各々を混合した後液面50上に原水を
散水するようにしたものである。40は分割壁で
あり処理槽10を2個の分割処理槽10−1及び
10−2に区分しかつ上記分割処理槽間の原水移
動流量を調整するために開口面積の調整可能な流
通孔42が設けられている。58は揚水ポンプで
あり処理水を珪藻土フイルター61を経由させて
処理水ライン62に移送するものである。 屋根蓋には処理槽内を衛生的に保護し、空気吸
入口14、排気口16及び強制フアン18は屋根
蓋12と液面上に滞留する円部空気を排気・拡散
させるものである。 気液用の静止型混合器22は、原水を処理槽へ
供給する際に原水の供給ライン中で予め気液接触
を行なつておき、装置全体の処理効率の向上に寄
与させるため採用されている。また分割壁40は
連続的に処理水を取り出す際、最終的な基準値に
適合するよう自吸式水中曝気装置20を有する分
割処理槽10−2への原水流量を流通孔42の開
口を調節することにより制御し、処理の段階を直
列に区分けするために設けられたものである。 また、第2図は気液用の静止型混合器22の1
使用例を示したものであり、同図のA及びBはそ
の斜視図及び断面図である。図中、原水導入管2
4の下端開口部26の近傍において、前記導入管
24を囲んで内筒管28及び外筒管30の3個の
管が同軸上に位置して三重管が形成されている。
そして内筒管28の下端32は閉鎖されて上端が
開口され導入管24との間に環状の開口部が形成
され、一方外筒管30は上端34が導入管24と
連設されると共に該上端34には圧縮空気供給管
36が連通され、かつ外筒管30の下端が開口さ
れて内筒管28との間に環状の開口部が形成され
ている。また内筒管28の下端32には、周辺末
端が上方に向けわん曲した逆皿状の散水盤38が
その中心軸を上気の3個の管と同軸に設けられて
いる。即ち、原水供給ライン54より供給された
原水は内筒管28の下端32で流れ方向を反転さ
れ、内筒管28の上端環状開口部で圧縮空気供給
ライン56より供給され圧縮空気と衝突し激しく
混合しながら散水盤38の表面を急速に流下し略
中空円錐状に近い液膜となつて液面50上に散水
される。 この散水時の気液接触効果もあるため、原水の
供給手段としてはかかる気液用の静止型混合器を
用いる意義がある。 次に、第1図及び第2図に示した本考案の装置
を用いて地下水のトリクロロエチレンを除去した
使用例について処理条件及び結果を表1にまとめ
て示す。尚、自吸式水中曝気装置はレイボルド株
式会社製の水中エアレーター(登録商標)(型
式;600T−VG、空気量200m3/Hr)を用いた。
また、サンプル水のうち処理水は、珪藻土フイル
ター61を通過した後のものである。
有機塩素系化合物を連続的に除去する装置に関す
る。地下水は生活用水、工業用水及び農業用水と
して多量に使用されてきており、地下水に関する
環境問題としては以前は地下水の過剰汲み上げに
よる地盤地下のみが採り上げられて来たが、最近
になつて有機塩素系化合物による地下水汚染が深
刻な問題となつてきた。これは、現在全生活用水
の24%に相当する年間30億m3の地下水を使用して
おりかつ有機塩素化合物が発ガン性の疑いのある
物質であるところから、人間の生命・健康に及ぼ
す重大な問題として認識されるに至つたのであ
る。即ち、世界保健機構(WHO)では、飲料水
の暫定ガイルライン設定(1983年)においてトリ
クロロエチレン及びテトラクロロエチレンの飲料
水中の含有量としてそれぞれ30ppb及び10ppb以
下と決め、我国環境庁も上記のWHOの設定値の
他に1,1,1−トリクロロエタン(メチルクロ
ロホルム)について300ppbとすることを加えて
水質暫定基準として発表している。 以上の如き社会的産業的な背景に基づいて、地
下水等から有機塩素系化合物を除去することにつ
いて技術的な点からも関心を寄せられるに至つ
た。 (従来の技術)及び (本考案が解決しようとする問題点) 従来からクロロエチレン類の除去法として気曝
法(「昭和57年度地下水汚染実態調査結果」第25
頁〜第28頁、社団法人産業公害防止協会、昭和58
年8月)が知られており、その原理の概要は次の
通りである。即ち、トリクロロエチレンは沸点が
88℃と低く水に対する溶解度も0.1g/100ml(20
℃)と小さい。またテトラクロロラチレンは沸点
が121℃と比較的高いものの水に対する溶解度は
0.015g/100ml(20℃)と極めて小さい。従つて
これら有機塩素系化合物の物性を利用して、原水
をなるべく小さな粒子とするなどして空気との接
触面積を大きくすれば、これらは原水中より空気
中へ揮散し除去することができるとするものであ
る。 そして、この原理を応用した装置として充填材
を塔内に保持して液流の分散と気体の接触を行な
う充填塔式の気液接触装置を用いることが行なわ
れた。しかし、この装置は、設備費が高価なだけ
でなく、充填材を用いるため水あか等の汚れ付着
が発生し更に細菌群による汚染の問題がある。従
つて充填塔内を頻繁に洗浄・消毒しなければなら
ず装置としての稼動率及びランニングコストの面
から欠点を有している。 また、特開昭50−119453号公報には、ハロゲン
化炭化水素を含有する廃水を滞留室に貯留し長時
間に亘つて撹拌し、緩慢な流動状態とし、滞留室
内の空気を数回10回交換し、ハロゲン化炭化水素
を除去する工程が開示されている。しかし、この
発明は、少量の廃水を数次に亘つて貯留しかつ単
なる液体撹拌のため気液の接触効率が低く、少量
の廃水をバツチ処理する工程にのみ利用し得るも
のである。 本考案は上記の欠点が解消された原水から有機
塩素系化合物を除去する新規な装置を提供するこ
とを目的とする。 (問題点を解決するための手段)及び(実施例) 本考案は、有機塩素系化合物を含有する原水を
連続的に処理槽に供給し、該処理槽にて曝気し、
原水中の有機塩素系化合物を連続的に除去する装
置において、 (a) 上記処理槽10が分割壁40で以つて2以上
の分割処理槽10−1,10−2,…に区分さ
れ、該分割壁40には上記分割処理槽間の原水
移動流量を調整するために開口面積の調節可能
な流通孔42が設けられること、 (b) 上記分割処理槽10−1,10−2,…のう
ち、原水が流通する最上流の分割処理槽10−
1の液面上に、原水を供給する装置として、原
水と圧縮空気の連続供給を受け散水する気液用
の静止型混合器22を設けたこと、 (c) 上記最上流の分割処理槽10−1以外の分割
処理槽の原水の液面下にに自吸式水中曝気装置
20を設けたこと、 を特徴とする原水中の有機塩素系化合物を連続的
に除去する装置であり、また、好適には、この装
置において、原水を保持する処理槽10を被蓋す
る屋根蓋12を有し、上記原水の液面上方には、
外部空気を吸入する空気吸入口14及び上記原水
から揮散した有機塩素系化合物を含む内部空気を
排気する排気口16が強制フアン18とともに設
けられたものであり、更に好適には、気液用の静
止型混合器22としては、原水導入管24を有
し、該導入管24の下端開口部26の近傍におい
て、前記導入管24を囲んで内筒管28及び外筒
管30の3個の管が同軸上に位置して三重管を形
成し、前記内筒管28は下端32が閉鎖され上端
が開口されて前記導入管24との間に環状の開口
部が形成され、前記外筒管30は上端34が前記
導入管24と連設されると共に該上端34には圧
縮空気供給管36が連通され、かつ前記外筒管3
0の下端38が開口されて前記内筒管28との間
に環状の開口部が形成され、更に前記内筒管28
の下端32には、周辺末端が上方に向けわん曲し
た逆皿状の散水盤がその中心軸を上記3個の管と
同軸に設けられた気液用の静止型混合器22であ
る。 本考案は、原水を保持する槽を複数に区分し、
最上流の液面上に圧縮空気と原水を混合して散水
する気液用の静止型混合器22を設け、区分され
た他の下流の処理槽には水中曝気装置20を設
け、同時に各区分処理槽の間には流量を調節する
ための流通孔42を設け、原水の流量及び原水に
含有される有機塩素系化合物の濃度の変動に対処
し得る原水中の有機塩素化合物を連続的に除去す
る装置を提供する。 次に、本考案の構成を図面に示した実施例に基
づいて説明する。 第1図は本考案の装置の断面図を示したもので
ある。図中、10は原水を保持する処理槽、12
は処理槽の屋根蓋、14は液面50の上方にあつ
て外部空気を吸入する空気吸入口、16は原水か
ら揮散した有機塩素系化合物を含む円部空気を排
気する排気口であり強制フアン18とともに設け
られている。また、20は自吸式水中曝気装置で
あり例えばレイボルド株式会社製の水中エアレー
ター(登録商標)であり液面上に空気導入口52
を備えている。この曝気装置は、従来の表面曝気
又は散気管曝気方式と異なり、水中ポンプのター
ビンが高速回転することにより空気導入口52か
ら自動的に空気が吸入され、空気を微細な気泡と
して分散させ水と激しく混合させるものである。
22は気液用の静止型混合器であつて、原水供給
ライン54及び空縮空気供給ライン56より連続
供給を受け各々を混合した後液面50上に原水を
散水するようにしたものである。40は分割壁で
あり処理槽10を2個の分割処理槽10−1及び
10−2に区分しかつ上記分割処理槽間の原水移
動流量を調整するために開口面積の調整可能な流
通孔42が設けられている。58は揚水ポンプで
あり処理水を珪藻土フイルター61を経由させて
処理水ライン62に移送するものである。 屋根蓋には処理槽内を衛生的に保護し、空気吸
入口14、排気口16及び強制フアン18は屋根
蓋12と液面上に滞留する円部空気を排気・拡散
させるものである。 気液用の静止型混合器22は、原水を処理槽へ
供給する際に原水の供給ライン中で予め気液接触
を行なつておき、装置全体の処理効率の向上に寄
与させるため採用されている。また分割壁40は
連続的に処理水を取り出す際、最終的な基準値に
適合するよう自吸式水中曝気装置20を有する分
割処理槽10−2への原水流量を流通孔42の開
口を調節することにより制御し、処理の段階を直
列に区分けするために設けられたものである。 また、第2図は気液用の静止型混合器22の1
使用例を示したものであり、同図のA及びBはそ
の斜視図及び断面図である。図中、原水導入管2
4の下端開口部26の近傍において、前記導入管
24を囲んで内筒管28及び外筒管30の3個の
管が同軸上に位置して三重管が形成されている。
そして内筒管28の下端32は閉鎖されて上端が
開口され導入管24との間に環状の開口部が形成
され、一方外筒管30は上端34が導入管24と
連設されると共に該上端34には圧縮空気供給管
36が連通され、かつ外筒管30の下端が開口さ
れて内筒管28との間に環状の開口部が形成され
ている。また内筒管28の下端32には、周辺末
端が上方に向けわん曲した逆皿状の散水盤38が
その中心軸を上気の3個の管と同軸に設けられて
いる。即ち、原水供給ライン54より供給された
原水は内筒管28の下端32で流れ方向を反転さ
れ、内筒管28の上端環状開口部で圧縮空気供給
ライン56より供給され圧縮空気と衝突し激しく
混合しながら散水盤38の表面を急速に流下し略
中空円錐状に近い液膜となつて液面50上に散水
される。 この散水時の気液接触効果もあるため、原水の
供給手段としてはかかる気液用の静止型混合器を
用いる意義がある。 次に、第1図及び第2図に示した本考案の装置
を用いて地下水のトリクロロエチレンを除去した
使用例について処理条件及び結果を表1にまとめ
て示す。尚、自吸式水中曝気装置はレイボルド株
式会社製の水中エアレーター(登録商標)(型
式;600T−VG、空気量200m3/Hr)を用いた。
また、サンプル水のうち処理水は、珪藻土フイル
ター61を通過した後のものである。
【表】
表1の結果から、本考案の装置によれば、トリ
クロロエチレンの除去率は高くかつその処理水中
の濃度もWHOの暫定ガイドライン濃度である
30ppb以下を十分満足するものである。 [考案の効果] 本考案の効果は次の通りである。 1 充填塔式気液接触装置及び散気管曝気装置の
ように装置内に充填材および散気管の敷設を有
しないので、汚れ付着の除去及び細菌汚染の防
止のための洗浄・消毒を頻繁に行なう必要がな
い。 2 充填塔のような高さを必要とせずにかつ多く
の場合既存設備としての貯水槽を処理槽として
転用することができる。 3 気液用の静止型混合器を利用し、処理槽を直
列に分割したので、原水中の有機塩素化合物の
濃度に応じて、該混合器中の気液の混合比率及
び原水の分割処理槽内の移動流量を調節するこ
とにより処理水中の上記化合物の濃度を安定的
に制御することができる。
クロロエチレンの除去率は高くかつその処理水中
の濃度もWHOの暫定ガイドライン濃度である
30ppb以下を十分満足するものである。 [考案の効果] 本考案の効果は次の通りである。 1 充填塔式気液接触装置及び散気管曝気装置の
ように装置内に充填材および散気管の敷設を有
しないので、汚れ付着の除去及び細菌汚染の防
止のための洗浄・消毒を頻繁に行なう必要がな
い。 2 充填塔のような高さを必要とせずにかつ多く
の場合既存設備としての貯水槽を処理槽として
転用することができる。 3 気液用の静止型混合器を利用し、処理槽を直
列に分割したので、原水中の有機塩素化合物の
濃度に応じて、該混合器中の気液の混合比率及
び原水の分割処理槽内の移動流量を調節するこ
とにより処理水中の上記化合物の濃度を安定的
に制御することができる。
第1図は本考案の1実施例を示す断面図であ
り、第2図は本考案の装置に付設された気液用の
静止型混合器であつてA及びBはそれぞれ斜視図
及び断面図を示す。 符号の説明、10:処理槽、10−1及び10
−2:分散処理槽、14:空気吸入口、20:自
吸式水中曝気装置、22:気液用の静止型混合
器、24:原水導入管、28:内筒管、30:外
筒管、38:散水盤、40:分割壁。
り、第2図は本考案の装置に付設された気液用の
静止型混合器であつてA及びBはそれぞれ斜視図
及び断面図を示す。 符号の説明、10:処理槽、10−1及び10
−2:分散処理槽、14:空気吸入口、20:自
吸式水中曝気装置、22:気液用の静止型混合
器、24:原水導入管、28:内筒管、30:外
筒管、38:散水盤、40:分割壁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 有機塩素系化合物を含有する原水を連続的に
処理槽に供給し、該処理槽にて曝気し、原水中
の有機塩素系化合物を連続的に除去する装置に
おいて、 (a) 上記処理槽10が分割壁40で以つて2以
上の分割処理槽10−1,10−2,…に区
分され、該分割壁40には上記分割処理槽間
の原水移動流量を調整するために開口面積の
調節可能な流通孔42が設けられること、 (b) 上記処理槽10−1,10−2,…のう
ち、原水が流通する最上流の分割処理槽10
−1の液面上に、原水を供給する装置とし
て、原水と圧縮空気の連続供給を受け散水す
る気液用の静止型混合器22を設けたこと、 (c) 上記最上流の分割処理槽10−1以外の分
割処理槽の原水の液面下に自吸式水中曝気装
置20を設けたこと、 を特徴とする原水中の有機塩素系化合物を連続
的に除去する装置。 (2) 原水を保持する処理槽10を被蓋する屋根蓋
12を有し、上記原水の液面上方には、外部空
気を吸入する空気吸入口14及び上記原水から
揮散した有機塩素系化合物を含む内部空気を排
気する排気口16が強制フアン18とともに設
けられたことを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項に記載の装置。 (3) 気液用の静止型混合器22は、原水導入管2
4を有し、該導入管24の下端開口部26の近
傍において、前記導入管24を囲んで内筒管2
8及び外筒管30の3個の管が同軸上に位置し
て三重管を形成し、前記内筒管28は下端32
が閉鎖され上端が開口されて前記導入管24と
の間に環状の開口部が形成され、前記外筒管3
0は上端34が前記導入管24と連設されると
共に該上端34には圧縮空気供給管36が連通
され、かつ前記外筒管30の下端38が開口さ
れて前記内筒管28との間に環状の開口部が形
成され、更に前記内筒管28の下端32には、
周辺末端が上方に向けわん曲した逆皿状の散水
盤38がその中心軸を上記3個の管と同軸に設
けられていることを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項又は第2項記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984153185U JPH0116554Y2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984153185U JPH0116554Y2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6167892U JPS6167892U (ja) | 1986-05-09 |
| JPH0116554Y2 true JPH0116554Y2 (ja) | 1989-05-16 |
Family
ID=30711220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984153185U Expired JPH0116554Y2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0116554Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009106943A (ja) * | 2009-01-19 | 2009-05-21 | Toyobo Engineering Kk | 脱酸素水の製造方法とその装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2408479B2 (de) * | 1974-02-22 | 1978-03-09 | Brueckner-Apparatebau Gmbh, 6120 Erbach | Verfahren zur Reinigung textiler Abwässer von Halogenkohlenwasserstoffen |
| JPS5739114U (ja) * | 1980-08-18 | 1982-03-02 | ||
| JPS58186897U (ja) * | 1982-06-02 | 1983-12-12 | 株式会社荏原製作所 | 水中曝気装置 |
-
1984
- 1984-10-12 JP JP1984153185U patent/JPH0116554Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6167892U (ja) | 1986-05-09 |
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