JPH0116703Y2 - - Google Patents

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JPH0116703Y2
JPH0116703Y2 JP3571485U JP3571485U JPH0116703Y2 JP H0116703 Y2 JPH0116703 Y2 JP H0116703Y2 JP 3571485 U JP3571485 U JP 3571485U JP 3571485 U JP3571485 U JP 3571485U JP H0116703 Y2 JPH0116703 Y2 JP H0116703Y2
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side frame
pipe member
plate
welded
frame
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車においてその車体フレームの
一部を構成する板金製の中空状サイドフレーム内
に、エンジンとラジエータとを繋ぐ冷却水配管等
に使用されるパイプ部材を取付けるための装置に
関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
最近の自動車における車体フレームは、軽量化
及びコストダウン等を図るために、その左右一対
の中空状サイドフレーム及び該両サイドフレーム
を連結する中空状クロスフレームの両方を断面上
向きコ字状にし、これら両方をプレス加工による
板金製としていることは周知の通りである。
そして、この板金製の車体フレームは、プレス
成形後においてその上面にフロワーパネル又は蓋
板等の各種部品をスポツト熔接したのち、全表面
に対して下塗り塗料としての電着液を塗着するた
めに電着液槽中に浸漬するものであるから、この
板金製車体フレームにおけるサイドフレーム内
に、エンジンとラジエータとの間を繋ぐ冷却水配
管に使用されるパイプ部材を取付ける場合には、
当該パイプ部材の取付け作業が簡単にできると共
に、電着液中に浸漬したときにおいてパイプ部材
内に電着液が流入できる一方、車体フレームを電
着液から引き揚げるときにおいて前記パイプ部材
内の電着液が全部流出できるようにしなければな
らないし、また、中空状サイドフレーム内に取付
けたパイプ部材は、サイドフレームにおける捻
れ、及び両者の熱膨脹差の影響によつて、該サイ
ドフレームに対するパイプ部材の固着箇所が外れ
たり、パイプ部材が塑性変形したりすることがな
いように構成しなければならない点に問題があつ
た。
本考案は、このように板金製車体フレームにお
ける中空状サイドフレーム内に、パイプ部材を取
付ける場合における前記の問題を解消することを
目的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
このため本考案は、車体フレームにおける板金
製のサイドフレームを、断面上向きコ字状に形成
して成る自動車において、前記サイドフレーム内
にその長手方向に延びるパイプ部材を挿入し、該
パイプ部材の一端を、上向きに屈曲して前記サイ
ドフレームの上面に熔接される蓋板からサイドフ
レーム外に突出する一方、前記パイプ部材の他端
を横向きに屈曲してサイドフレームの側面板に穿
設した大径の孔からサイドフレーム外に突出し、
前記蓋板から突出するパイプ部材の一端を蓋板に
熔接固着する一方、パイプ部材の他端には、サイ
ドフレームにおける側面板の内面に接当する板部
材を熔接固着し、該板部材の上端部分のみをサイ
ドフレームの側面板に熔接接合した構成にしたも
のである。
〔考案の作用・効果〕
このように、断面上向きコ字状のサイドフレー
ム内に、パイプ部材を両端がサイドフレームの外
に突出ように取付けるに際して、パイプ部材の両
端をいずれも上向きに屈曲した場合には、このパ
イプ部材を、サイドフレームの上面に熔接固着さ
れる以前の蓋体に固着したおくことにより、サイ
ドフレーム内の取付けが容易になる反面、車体フ
レームを輸送コンベヤラインに横向きに支持した
状態で輸送する途次において電着液中に浸漬した
ときに、前記パイプ部材内に入つた電着液は、車
体フレームを電着液から引き揚げても当該パイプ
部材内に残つたままになる不具合があり、また、
パイプ部材の両端をいずれも横向きに屈曲した場
合には、電着液中への浸漬・引き揚げに際してパ
イプ部材内に対する電着液の流入及び流出が容易
にできる反面、パイプ部材のサイドフレーム内へ
の挿入に際して横向きに屈曲した両端が、当該パ
イプ部材のサイドフレーム内への挿入を阻害する
ので、パイプ部材のサイドフレームに対する取付
け固着に手数を要する不具合あり、更にまた、パ
イプ部材の両端をいずれも下向きに屈曲した場合
には、パイプ部材のサイドフレーム内への取付け
固着が容易にできる反面、車体フレームを電着液
中に浸漬したときにパイプ部材内の空気が抜けず
従つて電着液がパイプ部材内に入らないから、パ
イプ部材の内面に電着液を塗布することができな
い不具合がある。
これに対して本考案は、前記のようにサイドフ
レーム内に挿入したパイプ部材の一端を、上向き
に屈曲して前記サイドフレームの上面に熔接され
る蓋板からサイドフレーム外に突出する一方、前
記パイプ部材の他端を横向きに屈曲してサイドフ
レームの側面板に穿設した大径の孔からサイドフ
レーム外に突出し、前記蓋板から突出するパイプ
部材の一端を蓋板に熔接固着する一方、パイプ部
材の他端には、サイドフレームにおける側面板の
内面に接当する板部材を熔接固着し、該板部材の
上端部分のみをサイドフレームの側面板に熔接接
合したもので、予めパイプ部材の一端に蓋板を、
他端に板部材を各々熔接固着し、このパイプ部材
を、当該パイプ部材の他端をサイドフレームの側
面板における大径孔に嵌めたのち、サイドフレー
ム内に挿入し、次いで蓋板及び板部材をサイドフ
レームに対して熔接固着すれば良いから、パイプ
部材のサイドフレーム内への取付け固着が至極簡
単、且つ、容易にできる一方、パイプ部材の一端
は上向きに、他端は横向きに各々屈曲していて、
車体フレームを電着液中に浸漬するときパイプ部
材内には、空気が上向きに屈曲する一端から抜け
つつ横向きの他端から電着液が流入する一方、車
体フレームを電着液中から引き揚げるとき、パイ
プ部材内の電着液は横向きの他端から全部流出す
るのである。
しかも、パイプ部材の他端を、当該他端に熔接
固着した板部材を介してサイドフレームに熔接固
着するに際して、前記板部材の上端部分のみをサ
イドフレームに対して熔接固着するようにしたの
で、換言すれば、サイドフレーム内のパイプ部材
の一端は蓋板を介してサイドフレームに固着され
ていても、該パイプ部材の他端は板部材を介して
宙吊り状態に保持されているから、サイドフレー
ムの捻り歪みがその内部のパイプ部材に伝達する
のを前記板部材の弾性変形によつて軽減できると
共に、サイドフレームとパイプ部材との相互間の
熱膨脹差を、前記板部材の弾性変形によつて吸収
することができるのである。
従つて本考案によると、自動車における車体フ
レームの一部を構成するサイドフレーム内に、エ
ンジンからラジエータへの冷却水出口配管等に使
用されるパイプ部材を取付ける場合において、車
体フレームに対する電着液の塗布と同時に該パイ
プ部材の内外表面に電着液を塗布できるものであ
りながら、車体フレームにおけるサイドフレーム
内へのパイプ部材の取付け固着が簡単にでき、そ
の取付け固着は作業性を向上できる一方、サイド
フレームにおける捻れ、及び両者の熱膨脹差の影
響によつて、当該サイドフレームに対するパイプ
部材の固着箇所が外れたり、パイプ部材が塑性変
形したりすること確実に防止できる効果を有す
る。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、図において1は自動車の車体フレームで、該
車体フレーム1は、自動車の前後方向に延びる左
右一対の中空状サイドフレーム2,2と、該両サ
イドフレーム2,2を互いに一体的に連結するた
めの複数のクロスフレーム3,4とからなり、こ
れら両サイドフレーム2,2及び両クロスフレー
ム3,4は、いずれも板金製で断面上向きコ字状
に形成されており、且つ、両サイドフレーム2,
2の前端部には、フロントバンパー5が取付いて
いる。
前記車体フレーム1における両サイドフレーム
2,2の前部上面には、運転座席7及び助手座席
8を囲うキヤビン6の床を構成するフロワーパネ
ル9が取付き、このフロワーパネル9には、運転
座席7と助手座席8との間の部分に上向きに凹ま
せて成るフロワートンネル10が形成されてい
る。
図中符号11は、前記フロワーパネル9の後部
に位置する水冷式エンジンを示し、該エンジン1
1は、その後面に走行変速用のミツシヨン12が
取付き、前記両サイドフレーム2,2間を連結す
る後部クロスフレーム4と、両サイドフレーム
2,2間に装架したエンジン支持フレーム13を
介して両サイドフレーム2,2に支持されてお
り、該エンジン11における冷却水アウトレツト
14は、エンジン11の後面に対して前記フロワ
ーパネル9と同じ高さ位置か、或いはこれに近似
した高さ位置に設けられている。
図中符号15は、前記フロワーパネル9の前下
部に位置するフアン(図示せず)付きのラジエー
タを示し、該ラジエータ15は、そのアツパータ
ンク16が前記エンジン11における冷却水アウ
トレツト14より高い位置で、且つ、そのロワー
タンク17が前記フロントバンパー5の下面と前
車輪18の外周面とを結ぶアプローチライン19
より上方に位置するような高さ位置に設けられ、
このラジエータ15を通過したあとの冷却風は、
前記フロワーパネル9の下面及びフロワートンネ
ル10内より後方に吹き抜けるようになつてい
る。なお、アツパータンク16の上面には、フイ
ラーキヤプ付きのフイラーネツク(図示せず)が
設けられている。
前記ラジエータ15におけるロワータンク17
と、前記エンジン11の前面に取付く冷却水ポン
プ20への冷却水インレツト21との間を、前記
フロワーパネル9の下面側に配設した冷却水供給
配管22を介して接続する一方、ラジエータ15
におけるアツパータンク16とエンジン11にお
けるアウトレツト14とを繋ぐ冷却水出口配管2
3を、ゴム管23cによつて互いに接続された2
本の金属パイプ部材23a,23bと、一方の金
属パイプ部材23aを冷却水アウトレツト14に
接続するためのゴム管部分23dと、他方の金属
パイプ部材23bをアツパータンク16に接続す
るためのゴム管部分23eとによつて構成して、
前記一方の金属パイプ部材23aを、前記両サイ
ドフレーム2,2のうち左側のサイドフレーム2
内に配設する。
そして、前記左側サイドフレーム2内に配設し
たパイプ部材23aの一端23a′を上向きに屈曲
して、前記サイドフレーム2の上面にスポツト熔
接される蓋板24からサイドフレーム2外に突出
して、蓋板24に対して2つの箇所25a,25
bにおいて熔接することによつて固着する一方、
前記パイプ部材23aの他端23a″を、横向きに
屈曲したのちサイドフレーム2の側面板2aに穿
設した大径の孔2bからサイドフレーム2外に突
出し、且つこの他端23a″には、サイドフレーム
2における側面板2aの内面に接当したフランジ
状の板部材26を2つの箇所27a,27bにお
いて熔接することによつて固着し、該板部材26
をサイドフレーム2の側面板2aに対して、該板
部材26の上端における2つの箇所28a,28
bにおいてスポツト熔接することによつて固着し
たものである。
なお、図中符号29は、サイドフレーム2の上
面のうち、パイプ部材23aの他端23a″の付近
に対してスポツト熔接される蓋板を示す。
この場合において、サイドフレーム2内に取付
けられるパイプ部材23aには、所定の箇所に蓋
板24及び板部材26を熔接固着しておき、この
パイプ部材23aを、その横向き他端23a″をサ
イドフレーム2における大径孔2bに嵌めたの
ち、サイドフレーム2内に挿入し、次いで蓋板2
4をサイドフレーム2に対してスポツト熔接する
共に、板部材26の上端を、サイドフレーム2の
側面板2aに対してスポツト熔接することより、
パイプ部材23aを、サイドフレーム2内に取付
け固着できるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自動車
の側面図、第2図はキヤビンを除いた状態の一部
切欠斜視図、第3図はキヤビンを除いた状態の側
面図、第4図は第3図の平面図、第5図は第4図
の要部拡大図、第6図は第5図の−視断面
図、第7図は第6図の−視拡大断面図、第8
図は第6図の−視拡大断面図、第9図は第7
図の−視断面図、第10図は第8図の−
視断面図、第11図は分解したときの斜視図であ
る。 2……サイドフレーム、3,4……クロスフレ
ーム、5……フロントバンパー、6……キヤビ
ン、9……フロワーパネル、10……フロワート
ンネル、11……エンジン、14……冷却水アウ
トレツト、15……ラジエータ、16……アツパ
ータンク、17……ロワータンク、20……冷却
水ポンプ、21……冷却水インレツト、22……
冷却水供給配管、23……冷却水出口配管、23
a……パイプ部材、24……蓋板、2a……サイ
ドフレームの側面板、2b……大径孔、26……
板部材、28a,28b……熔接箇所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体フレームにおける板金製のサイドフレーム
    を、断面上向きコ字状に形成して成る自動車にお
    いて、前記サイドフレーム内にその長手方向に延
    びるパイプ部材を挿入し、該パイプ部材の一端
    を、上向きに屈曲して前記サイドフレームの上面
    に熔接される蓋板からサイドフレーム外に突出す
    る一方、前記パイプ部材の他端を横向きに屈曲し
    てサイドフレームの側面板に穿設した大径の孔か
    らサイドフレーム外に突出し、前記蓋板から突出
    するパイプ部材の一端を蓋板に熔接固着する一
    方、パイプ部材の他端には、サイドフレームにお
    ける側面板の内面に接当する板部材を熔接固着
    し、該板部材の上端部分のみをサイドフレームの
    側面板に熔接接合したことを特徴とする自動車に
    おけるサイドフレーム内へのパイプ部材の取付装
    置。
JP3571485U 1985-03-12 1985-03-12 Expired JPH0116703Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3571485U JPH0116703Y2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6270592B2 (ja) * 2014-03-31 2018-01-31 ダイハツ工業株式会社 自動車のフロア構造

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