JPH01167345A - 新規セルロース多孔体の製造法 - Google Patents

新規セルロース多孔体の製造法

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JPH01167345A
JPH01167345A JP32533687A JP32533687A JPH01167345A JP H01167345 A JPH01167345 A JP H01167345A JP 32533687 A JP32533687 A JP 32533687A JP 32533687 A JP32533687 A JP 32533687A JP H01167345 A JPH01167345 A JP H01167345A
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JP
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cellulose
solution
aqueous solution
porous
gel
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JP32533687A
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Toshihiko Matsui
敏彦 松井
Kunihiko Okajima
邦彦 岡島
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、血液中のタンパク賞と相互作用(吸着)の少
ないセルロースを素材とするエイズウィルスやB型肝炎
ウィルスの分離から比較的孔径の大きな血漿分離などに
適した多孔体に関係する。
〔従来の技術〕
物質(混合物)を分離あるいは精製してその有効利用化
を図ろうとする試みは、古くからなされてきた0例えば
、その−例として、濾過、蒸留、クロマトグラフィー、
遠心分離、機械的分級等が挙げられるが、これらは現在
でも化学工業のみならず色々な分野・領域に於いて重要
な技術ウェイトを占めている。然し乍ら、いずれの方法
も分離に多くのエネルギーを消費するばかりか、分離に
時間を要したり大量処理が出来ない等の分離効率が低い
欠点を持つ。
濾紙、濾布、濾過助剤(珪藻土)等により濾過技術はそ
の古典的代表例であるが、現在では、高分子多孔膜およ
び沖空糸による膜分離技術として引き継がれている。こ
の高分子多孔膜・中空糸およびその膜分離技術はここ千
年の間に飛躍的に進歩し、所望する孔特性(孔径、孔径
比、花形状、膜厚、空孔率など)を持つ多孔体が様々な
素材ででき、然も、これらの多孔体を利用した科学全領
域に渡る膜分離技術が構築され始めた。なかでも、最近
、再生セルロース多孔体は、セルロース誘導体、例えば
、セルロースアセテートを素材とした多孔体に較べ機械
的性質(強靭で取扱易い)や耐有機溶剤性に優れ、しか
も、吸着性が低いという特徴を持つため、これらの特徴
を活かした医療・食品分野に積極的に利用されつつある
ここで、再生セルロース多孔体とは、一般にセルロース
ザンテート溶液や銅アンモニア溶液の様にセルロースが
溶媒に溶解した状態で化学反応(誘導体あるいはコンプ
レックスを形成)を伴なって溶けており、セルロース多
孔体が形成される過程で再び化学反応を伴い元のセルロ
ースに再生したもの、あるいは、セルロース誘導体を溶
媒(必要があれば、非溶媒、添加剤を含む)に溶解/成
形後、化学反応により置換基をはずしてセルロースに戻
したものを指す。このように溶解過程ではある種の誘導
体の形で溶けているが、多孔性構造が形成される過程で
化学反応を伴ってセルロースに変化させた多孔体Σ再生
セルロース多孔体と呼ぶ。
再生セルロース多孔体の製造方法には、直接セルロース
を出発原料とする場合とセルロース誘導体(セルロース
アセテート)を使用する場合がある。例えば、セルロー
スを出発原料とする場合には、セルロースを銅アンモニ
ア溶液に溶解した原液を直接酸系溶液中で凝固/再生さ
せるか、塩基系水溶液または有機溶媒雰囲気下で凝固後
、酸で再生させるか、あるいは、セルロース/銅アンモ
ニア溶液系原液にある種の添加剤を添加した溶液を酸や
塩基および有機溶媒系水溶液中で凝固/再生させること
により再生セルロース多孔体が得られる。(例えば、特
開昭58−89625〜89628号)。
また、セルロースにアルカリと二硫化炭素を作用させて
得られるビスコース(セルロースザンテート)溶液から
も同様に原液組成や凝固方法を工夫することによって再
生セルロース多孔体が得られる。一方、セルロース誘導
体を使用した場合は、例えば、先ず溶媒に溶解後、直接
非溶剤中で凝固させるか、溶液に貧溶媒や金属塩等の添
加剤を加えた溶液を非溶剤中に浸漬させたり、溶媒を蒸
発させることによりミクロ相分離を生起せしめて多孔性
の構造を有するセルロース誘導体の多孔体を作った後、
アルカリや酸等で置換基を切断させて化学構造的にセル
ロースに戻すことによって作ることができる。
然し乍ら、前者の場合、重金属や二硫化炭素アンモニア
等の公害の前駆体ともなりかえない物質を使用している
ため製造工程が煩雑であり、得られる多孔体の精製も用
途に応じて必要以上に行われなければならないとい問題
点を持つ。
後者の場合、セルロース誘導体を先ず合成し、しかも、
そのセルロース誘導体を素材とした多孔体を調整した後
、化学的に再生させるという多段階プロセスからなるた
め経済性はもとより製造工程が極めて煩雑となる問題点
を有する。
また、これらの再生セルロース多孔体は、多孔質構造を
形成させるためにミクロ相分離や再生(化学変化)プロ
セスを経ているためにセルロースの力学的性質やドライ
/ウェト時の寸法安定性に寄与する水素結合性(特に、
分子内水素結合性)が低いという欠点をもつ。
本発明者らは、上述の欠点を克服すべき鋭意検討を重ね
た結果、実質的にアルカリに可溶なセルロースとアルカ
リとから成る溶液が温度制御や添加剤の添加によってゲ
ルを形成し、このゲルが多孔体の製造ドープとして有効
であることを見い出すと共にこの現象をうまく利用する
ことにより本発明に到達したものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、製造プロセス的には簡便:無公害型で、経済
性も高い製造方法を提供すると共に分子内水素結合性の
高い新規な機能性セルロース多孔体の提供を目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、実質的にセルロースとアルカリ水溶液とから
成る溶液′から榊呻峠H輛さ←今夕孔体を作るにあたり
、該溶液をゲル化せしめ、引き続き、該ゲルドープを強
攪拌して液状ドープに変えて脱泡した後、膜状あるいは
中空糸状に成形し、水あるいは酸、塩基、塩のうち少な
くとも一種以上を含む水溶液中で凝固させた後、中和/
水洗/乾燥するというプロセスより構成される。上記の
ゲル化が、−8℃以下に冷却あるいは30℃以上に加熱
という温度制御によるか、金属塩の添加により行われる
とより好ましい。
本発明でいうアルカリ水溶液とは、アルカリが水酸化リ
チウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セ
シウム等で、そのアルカリ濃度が5〜25重量%の範囲
の水溶液であり、分子内水素結合性の低いセルロースに
対しては、低温(15℃以下−15℃以上)下で溶媒と
して作用する0例えば、水酸化リチウムの場合は5〜6
.5重量%、水酸化ナトリウムの場合は8〜10重量%
が好適に用いられる。セルロースの溶解温度は、5〜−
5℃が特に好ましい。
本発明に使用可能なセルロースは、本発明者等によって
特開昭60−42401号および特開昭62−1166
01号に開示されたところのセルロースである。即ち、
セルロース!型の結晶型を持つセルロースの場合はクロ
スポーラリゼーシッン/マジックアングル回転法を用い
た固体13C−NMRスペクトルにおいてC1位および
C6位に結合する水酸基の分子内水素結合の程度Hb 
((1)式)が50%以下であり、その重合度が90〜
700の範囲のものが使用できる。
Hb”(1−(IC4h+IC1h )/ (IC4+
IC&)X100・・・(1)ここで、IC,およびI
C,はそれぞれC4およびC,カーボンピークの全領域
の積分強度、IC4hおよびIC,hは該領域中の高磁
場側に出現するブロードなピーク群の積分強度である。
セルロース■型の結晶型を持つセルロースの場合は重水
置換によって置換されない部分の分子内水素結合性を示
すパラメーターWb(赤外吸収バンドに於ける3430
/ellの−OH吸収強度と3360/cmの−OH吸
収強度の比)が1.2以下であって、その結晶部分の(
101)面および(101)面のX線回折角(2θ)が
セルロース■型結晶型標準ピークを基準に、それぞれ最
低0.2@広角側、最低0.3°低角側にシフトして観
察されるところのセルロースである0両者とも基本的に
分子内水素結合が少な(溶媒に溶けやすくなっている。
これらのセルロースは、前述のアルカリ水溶液に低温下
で溶解されるが、セルロースの溶解濃度は、約2〜15
重量%の範囲が本発明法に適用できる。この濃度は、セ
ルロースの重合度や所望する多孔膜の孔特性により適宜
調整すればよい、溶解方法は、適度にシェアのかかるも
のであればどんな方法でもよく、溶解時に局所的に熱が
発生しない様に心がければ良い。
本発明の構成上の最大の特徴は、このようにして得られ
たセルロース/アルカリ水溶液系原液から、中和操作に
より多孔体を作るにあたって、該原液を温度側m(冷却
、加熱)させるか、あるいは添加剤を添加することによ
りゲル化せしめ、引き続き、該ゲルドープを強攪拌して
液状ドープに変えて脱泡した後、膜状あるいは中空糸状
に成形する点にある。即ち、ゲル状態の原液ではそのま
ま成形したとしても斑が発生し均一に成形することは困
難であるが、本願発明は、−度ゲル構造を破壊して溶液
状態に変えているため、均一成形が可能になり、しかも
、成形後比較的短時間の間に再びゲル状態に戻るという
性質を利用したものである。上述したゲル状態から一旦
溶液状態に戻した後、比較的短時間の間に再びゲル状態
に戻るという現象は、ゲル状態を経由した溶液状態が、
セルロースをアルカリに溶解して得られた溶液状態とは
異なり、ゲル化が生起し易い溶液構造を持つものと推測
される。
ここでの温度制御とは、−8℃以下に冷却させるか、あ
るいは、30℃以上に加熱させることを意味する。低温
あるいは高温程ゲル化に要する時間が短くてすむが、液
体窒素のような極低温媒体で冷却させるとゲル化は可能
であるが条件によってはゲル化以前に凍結固化したり、
解凍に時間がかかるため好ましくない、また、加熱温度
が高すぎてもセルロース自体の分解が生起するのでおお
むね90℃以下が望ましい、一方、本発明に使用できる
金属塩は、カチオン種としては、リチウム、ナトリウム
、カリウム等のアルカリ金属、マグネシウム、カルシウ
ム、等のアルカリ土類金属、他にアルミニウム、マンガ
ン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛などである。一
方、アニオン種には、塩素、臭素、フッ素、エラ素等の
ハロゲン、504 、SOx 、NOs 、NOz 、
COs 、CHsCOO,POaなどが好適に使用でき
る。これらの組合せからなる金属塩は、そのまま粉末状
で溶液に添加するか、−旦、水あるいはアルカリ水溶液
に溶解させたあと添加すればよい。添加量は、塩の種類
やその濃度、および溶液のセルロース濃度やアルカリ濃
度、更には、所望するゲルの性状等によって大幅に変化
するため特定量に規定することはできない。但し、添加
量が過剰すぎるとゲル化後セルロースが凝集して沈殿し
てしまうので好ましくない。例えば、Maclの5%水
溶液の場合、セルロース重量に対して約8%(NaCf
換算)でゲル化が生起するが、20%を越えると沈殿が
生起する。引き続く、ゲル構造を壊すための強攪拌過程
は、高いシェアーがかかる攪拌機で短時間攪拌させるこ
とにより達成できる。出来れば攪拌時の温度は一6〜3
0℃の範囲が好ましい。この範囲外の場合には、−旦溶
液になったものが直ちにゲルに変化してしまうため望ま
しくない。
このゲル化の形成ならびに再溶液化は、本願発明の必須
条件であり、多孔膜の生成機構の第一段階である一次粒
子の発生および二次粒子への成長を促す最も大事な過程
である。孔特性の制御は、大部分がこの過程で決まる。
原液の膜状成形は、通常、ガラスプレートや合成高分子
を素材としたフィルム、プレート上にアプリケーターを
用いて流延させることにより行える。また直接液体中に
スリットノズルを用いて膜状に成形させることも出来る
。一方、中空糸状に成形するには二重孔を有するノズル
を用いて内孔に後述する凝固剤を流しながら押出すこと
により行える。
得られた成形体は、水系凝固浴中で凝固され、多孔体構
造を形成する。酸水溶液以外の凝固剤を用いた場合は希
酸水溶液中で中和した後、水洗/乾燥の過程を経て多孔
体が得られる。本発明に使用出来る凝固剤は、水単独あ
るいは酸、塩基、塩のうち少なくとも一種以上を含む水
溶液であればよい。例えば、酸系の場合、塩酸、硫酸、
硝酸、燐酸、次亜燐酸、フッ酸、臭素酸、次亜塩素酸等
の鉱酸水溶液あるいは蟻酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸
等の有機酸水溶液が好適に用いられ、その濃度は数%か
らセルロースが分解しない程度の高濃度まで使用できる
。塩基系の場合には、水酸化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムなどの水溶液が用いられる。この場
合のアルカリ濃度はセルロースを溶解させない範囲の濃
度を用いなければならない。水酸化リチウムの場合5〜
6.5%以外の濃度、水酸化ナトリウムの場合8〜10
%以外の濃度ということになる。濃度の上限は飽和濃度
である。塩基の場合には、水に溶るものであれば何でも
使用できる。例えば、ハロゲン化物、硫酸塩、硝酸塩、
燐酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、ギ酸塩等でその濃度は数
%から飽和濃度まで使用できる。上述に於いて酸、塩基
、塩とも使用可能な下限濃度を数%と規定したが、水単
独でも本願発明の範晴にあるため、数%とは限りなく水
に近いものまで含まれると解釈される。
塩基や塩の水溶液を凝固剤に持ちいた場合には、凝固膜
中の残存アルカリを除去するため希酸水溶液で中和させ
ることが必要となる。ここでの希酸には、前述の酸系凝
固剤と同一のものが使用でき、その温度も特に限定する
必要はない。
これらの凝固浴の温度は、凝固剤の凝固点以上から凝固
剤の沸点以下の間で制御される。高温になる程多孔体の
平均孔径、空孔率が大きくなる傾向にあり、ゲル化条件
やその方法と同様に、凝固浴温度は多孔膜の孔特性を制
御する意味で重要なファクターとなる。
このようにして得られた凝固多孔体を引き続き流水下で
充分水洗させた後、必要であればアセトン、メタノール
、エーテル、酢酸エチル等の低沸点溶媒で溶媒置換させ
、乾燥させれば非再生セルロース多孔体が得られる。乾
燥方法は、特に限定しないが、風乾あるいは真空乾燥さ
せる方法が−般的に採用される。
斯くして得られたセルロース多孔体の特徴は、■型板外
の結晶型を有するセルロース多孔体であって、その13
cmNMRスペクトルに於いてセルロースの90.0〜
78.8pp@に出現するC4カーボン領域の全強度の
うち85ppmより高磁場側に存在する分率(Xh)が
15〜70%であり、水ろ過速度法から算出される平均
孔径が5n−〜3μの範囲で、しかも空孔率が25〜9
0%の孔特性を有する点にある。
Xh1水ろ過速度法による平均孔径および空孔率は以下
の方法によって算出した。
[Xhl :パルスフーリエNMRスペクトルメタ−に
より、固体高分解能13CNMR(CP/MAS法)ス
ペクトル測定を行う。測定は、多孔膜試料をテフロン製
サンプルチューブに詰込み、コンタクトタイム2ミリセ
カンド、スピニングナンバー300ヘルツ、積算回数5
00回、サンプルは乾燥状態、温度は25℃の条件で行
った。化学シフトは標準試料にアダマンクン(メチルピ
ークを29.5ppmとした)を用いて定めた。第一図
に典型的な本願発明多孔体の13C−NMRスペクトル
を示す、C4カーボン領域に於ける85ppmより高磁
場側に存在する分率xhは、図中の斜線部を施した部分
で通常そのスペクトルの積分曲線から求めることができ
る0図中の線分(a/b)x100%がそれに対応する
1水ろ過速度法〕:ある圧力差ΔPに於ける水(粘度η
)の単位面積当りの水の透過速度Jの値と空孔率Prの
値をハーゲンポアズイユ式から導出された(2)式に代
入して平均孔径rを算出した。
r=I (8vdJ/gPrΔP) ・(2)ここで、
dは膜厚、πは円周率である。
【空孔率Pry:空孔率は、多孔膜の重量、厚さ、面積
から先ず多孔膜の見掛けの密度ρfを求め、それと多孔
膜の素材(セルロース)の密度ρfから、(3)式によ
り算出される。
Pr(%) = (1−pf / ρp) xloo 
・・・(3)〔実施例〕 以下、実施例に於いて本発明を説明するが、本願発明は
これらの実施例のみに何ら限定されるものではない。
1隻■1 本実施例では、本発明法が多孔膜や中空繊維等の多孔体
の製造に適用できることを例示する。
アラスカパルプ(D P = 1150)を爆砕処理し
て得うしたセルロース(セルロースI型結晶、DP= 
320)を10gを予め4℃に冷却した9wt%NaO
H水溶液190gに投入し、ホームキミサーで攪拌溶解
させて原液を調製した。原液中に含まれる粗大粒子(ゴ
ミ)を取り除くために4℃下、10000rpn+で3
0分遠心分離機にかけ原液を均一クリヤー溶液にした。
この溶液を密閉容器に入れ、45℃に制御した恒温度槽
中に2時間浸漬して該溶液をゲル化させた。ゲル状物は
元の溶液に較べ若干透明性に欠けた。該ゲルをコールズ
式溶解機を用いて減圧下で攪拌し、脱泡と同時に溶液化
させた。以下にこの溶液を利用した多孔膜と中空繊維の
製法の一例を示す、該溶液を0.5m11m厚のアプリ
ケーターを用いてガラス板上に流延成膜し、直ちに15
%塩酸水溶液(40℃)に10分間浸漬させて凝固と中
和を行った。引き続き、流水下で30分間水洗後、アセ
トンに2時間浸漬させてから濾紙に得られた膜をはさみ
一昼夜自然乾燥させた。得られた膜の孔特性を表1に示
す、一方、この溶液を環状紡出口の外側(外径2Wφ)
より1.36m1で、また、5%硫酸水溶液を中央紡出
口(外径0.4寵φ)より1.68−で10%硫酸水溶
液(40℃)に吐出させ、3.8m/分の速度で巻取っ
た。しかる後、得られた中空繊維を水で充分洗浄し、ア
セトン置換(3時間)させたあとで風乾させた。得られ
た中空繊維の孔特性を表1に併せて載せている。このよ
うに本発明法によれば、膜上のものから中空糸状のもの
まで容易に作ることができ、しかも得られる多孔体のx
hは低い0例えば特開昭58−899626号の実施例
1に基づいて調製した再生セルロース多孔膜のxhは8
2%であった。
表1 本実施例では、添加剤方式によるゲル化を経て多孔膜を
得る方法について例示す、る。
コツトンリンターを銅安溶液に溶解した原液より酸で凝
固再生させて得た不織布状セルロース(脂化成製、商標
ベンリーゼ、セルロース■型結晶、D P =750)
 7 gを予め4℃に冷却した5、5wt%LiOH水
溶液193 gに投入し、ホームミキサーで攪拌溶解さ
せて原液を調製した。原液中に含まれる粗大粒子(ゴミ
)を取り除くため4℃下、10000 rpmで30分
遠心分離機にかけ原液を均一クリヤー溶液にした。この
原液100部に3%の炭酸リチウム水溶液を25部加え
てゲル化させた。
ゲル状物は元の溶液に較べ若干透明性に欠けた。
該ゲルをコールズ式溶解機を用いて減圧下で攪拌し、脱
泡と同時に溶液化させた。この原液を0.5n厚のアプ
リケーターを用いてガラス板上に流延成膜し、表2に示
す濃度と温度の苛性ソーダ水溶液に20分浸漬後7.5
%の塩酸水溶液で中和し、続いて水洗/メタノール置換
/乾燥し表2に示すような多孔膜を得た。このように本
発明法によればあらかじめゲル化せしめたドープを利用
しているため、凝固に於いて単一凝固系でも組成と温度
を変えることにより大巾に孔径と空孔率をコントロール
することができる。
表2 次111走 本実施例では、凝固剤の種類が多孔膜の孔特性に及ぼす
影響について例示する。
アラスカバルブ(D P = 1150)を爆砕処理し
て得うれたセルロース(セルロースI型結晶、DP= 
245)を12gを予め4℃に冷却した8、5wt%N
a0)1水溶液188gに投入し、ホームミキサーで攪
拌溶解させて原液を調製した。原液中に含まれる粗大粒
子(ゴミ)を取り除くために4℃下、1ooo。
rp−で30分遠心分離機にかけ原液を均一にクリヤー
溶液にした。この溶液を密閉容器に入れ、−35℃に制
御BL、た冷凍庫中に2時間放置してゲル化させた。ゲ
ル状物は元の溶液に較゛べ若干透明性に欠けた。該ゲル
をコールズ式溶解機を用いて減圧下で攪拌し、脱泡と同
時に溶液化させた。この原液を0.3 m厚のアプリケ
ーターを用いてガラス板上に流延成膜し、表3に示した
凝固剤(50℃)で10分間凝固させた。酸径以外の凝
固剤の場合には、5%塩酸水溶液で中和してから流水下
で水洗した。水洗後、メタノール置換(3時間)させて
から得られた膜を濾紙にはさみ真空乾燥させた洗させた
。得られた膜の孔特性を表3に示す。
このように本発明法によれば、水、塩、酸、塩基等多く
の種類の液体を凝固剤として使用でき、その選択により
得られる多孔体の孔特性を制御できる。
表3 〔発明の効果〕 本発明によれば、多孔体製造原液に基本的にセルロース
とアルカリ水溶液のみしか使用しないため得られるセル
ロース多孔体の精製が容易で、且つ、重金属や劇薬品を
使っていないため医療、食品などの分野へも安全に使用
できるセルロース多孔体が提供できる。また、孔の発現
・開孔機構が原液に添加剤を加えてミクロ相分離を生起
せしめる様な方法ではなく、しかも、再生過程(化学的
変化)がないため凝固過程が短時間で済むので、原液系
自体はもとより製造プロセスも極めてシンプルなものと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、典型的な13C−NMRスペクトル図である
。C4カーボン領域に於ける85ppmより高磁場側に
存在する分率xhは、図中の斜線部を施した部分で通常
そのスペクトルの積分曲線から求めることができる0図
中の線分(a/b)x100%がそれに対応する。  ppm し”こ・1 回

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、実質的にセルロースとアルカリ金属酸化物の水溶液
    とから成る溶液からセルロース多孔体を作るにあたり、
    該溶液をゲル化せしめ、引き続き該ゲルドープを強攪拌
    して液状ドープに変えた後、膜状あるいは中空糸状に成
    形し、水あるいは酸、塩基、塩のうち少なくとも一種以
    上を含む水溶液中で凝固させることを特徴とする新規セ
    ルロース多孔体の製造法。
JP32533687A 1987-12-24 1987-12-24 新規セルロース多孔体の製造法 Pending JPH01167345A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5236726A (en) * 1991-12-05 1993-08-17 Weyerhaeuser Company Method of processing cellulose sausage skins

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5236726A (en) * 1991-12-05 1993-08-17 Weyerhaeuser Company Method of processing cellulose sausage skins

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