JPH01170318A - 比率差動リレー - Google Patents

比率差動リレー

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JPH01170318A
JPH01170318A JP62325776A JP32577687A JPH01170318A JP H01170318 A JPH01170318 A JP H01170318A JP 62325776 A JP62325776 A JP 62325776A JP 32577687 A JP32577687 A JP 32577687A JP H01170318 A JPH01170318 A JP H01170318A
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JP62325776A
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Yoshiaki Matsui
義明 松井
Kazuhiro Sano
佐野 和汪
Tadao Kawai
河合 忠雄
Hiroshi Sasaki
宏 佐々木
Yoshifumi Oura
好文 大浦
Kazuyoshi Yoshida
和芳 吉田
Takafumi Maeda
隆文 前田
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Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
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Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電力系統保護用比率差動リレーに係り、特に
信号入力回路に用いられる変流器が磁気飽和した場合の
誤動作防止に好適な比率差動リレーに関する。
〔従来の技術〕
比率差動リレーは、電力系統線路において保護すべき区
間を区画する一対のしゃ断器をトリップさせて事故から
保護区間を保護し、また、他の系統への影響を阻止する
ためのものである。この比率差動リレーは、保護区間に
流入する2つの線路電流から動作量を求め、かつ、精度
上の補償から動作量に抑制を加える抑制量を求め、その
差分値の大小を判定して前記しゃ断器の動作可否を決定
するものである。
従来の比率差動リレーの例として「電気学会論文、54
−819 (昭和54年3月)、第148頁、図9」に
記載されたものが公知である。この比率差動リレーは動
作量、抑制量ともに基本波(電力系統の商用周波数)の
半サイクル、またはlサイクル間の積分値により基本波
に対する実効値相当の信号に変換して事故の判定を行う
ものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の比率差動リレーの構成によれば、線路に流れ
る外部事故電流に含まれる直流成分により、変流器が基
本波の1サイクル中に磁気飽和した場合、大きな差動電
流が発生し1本来動作させるべきではない場合に誤動作
を生ぜしぬるおそれがある。すなわち、大きな作動電流
の発生は、保護区間の各端子の変流器が必ずしも同じよ
うに飽和するとは限らず、各変流器相互間でバラツキが
あるからである。このような点から精度上、感度上、高
速動作の点で問題がある。
したがって、本発明は変流器が過渡的に磁気飽和を生じ
たとしても、事故内容を正しく高速で検出しうる比率差
動リレーを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は変流器の磁気飽和現
象が線路電流波形の全期間に亘って生じるものではなく
、各サイクルごとに必ず非飽和領域が存在することに着
目し、この各サイクルごとの非飽和時に、動作量と抑制
量とを求め、事故電流に伴う位相差による差分値の大き
さをもって検出電流が内部事故によるものか外部事故に
よるものかを明確に判別して内部事故以外の事故を要因
とする誤動作を防止するようにしたものである。
すなわち、本発明は電力系統線路の保護区間(100)
(7)両端の2つの線路電流(iA# iB)を当該両
端にそれぞれ設けられた変流器(110゜120)によ
り検出し、その検出値(i^211a2)に基づいて前
記保護区間に発生する事故を検出する比率差動リレーに
おいて、 前記2つの線路電流の各瞬時値の和を算出(In= I
AS+In5) L/、算出された瞬時位相の現在値(
Io(t))と所定時間前の値(Io(t−1))との
差分(Ioz(t)=Io(t)−ID(t−1))の
絶対値(Ioz(t)、= l Iut (t)lに基
づいて当該比率差動リレーの動作量(Ioa(t) ”
Ioz(t)+ ID2 (t −1) )を算出する
動作量算出手段と、 前記2つの線路電流の各瞬時値のスカラ和(IR=lI
^^I+1IBBl)を算出し、算出されたスカラ和の
現在値(KRIR(t))と所定時間前の値(KRIR
(t−1))との差分(KRIRI(t)=KRIR(
t)−KRIR(t−1))の絶対値(KRIR2(t
)= l KRIRt(t)lに基づいて当該比率差動
リレーの抑制量(KRIpa(t)=KuIRz(t)
+KRIRz (t−1))を算出する抑制量算出手段
と、前記動作量と抑制量との差分値(Ill (t)=
 Ioa (t)−KRIRa(t)) を算出し、そ
の差分値に基づいて事故内容を判定(IRv(t)≧P
)する事故判定手段と、を備えたことを特徴とするもの
である。
【作用〕
比率差動リレーの実際の動作は動作量と抑制量との差分
値を所定基準と大小比較して、その結果値により行われ
ること自体はすでに知られたところである。しかし、本
発明は単に内部事故のみを検出することを意図するもの
ではなく、内部事故と外部事故を正確に判別出来るよう
に構成した点に特徴を有する。
すなわち、本発明において、動作量算出手段により求め
られる動作量は、線路電流の各瞬時値の和(Io==I
AS+In5= l IA+Ial)の現在値と所定時
間(または所定サンプリング周期)前の値との差分(I
ol(t)=Io(t)   In(t−1))の絶対
値に基づく値である。一方、抑制量算出手段により求め
られる抑制量は、線路電流の各瞬時値のスカラ和(IR
=lI^^l + l l5al=lI^1+ l I
al)の現在値と所定時間(または所定サンプリング周
期)前の値との差分(KRIR(t)=KRIR(t)
 −KRIR(t−1))の絶対値に基づく値である。
したがって、各動作量、抑制量は常に時間的に前のデー
タと比較して求められることとなるので誤ったデータを
用いてそのままリレーを動作させることにはならず、信
頼性ある精度の高い動作量および抑制量を算出すること
ができる。そして、そのような正確なデータをベースに
して判定手段により事故判定を行うことができるので、
正確なリレー動作を期待しうる。
また、内部事故か外部事故かの判別は、判定手段におけ
る判定基準を予め事故態様に関連付けた値を求めて設定
しておくことにより可能である。
つまり、事故の態様により、2つの線路電流の相互の位
相関係と、その位相差に基づく差分値の違いが明確に表
われるからである。一般に、内部事故の位相差には90
°位相差があるが、外部事故の場合は一方の線路電流は
保護区間より流出する形になるので180°位相差とな
る。
さらにまた、変流器の非飽和領域は線路電流が交流であ
ることから各サイクルごとに必ず1回存在するので、こ
れをサンプリングにより求めればよい。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に本発明の一実施例を示し、以下各要素別に説明
する。
亙象工友五■ 第1図において、100は保護対象物であり、たとえば
送電線、変圧器、母線、あるいは発電機などの電力系統
の機器である。同図では2端子の構成を示しているが、
さらに多くの回線が接続されても本発明が適用できるこ
とは、以下の動作説明から明らかである。110および
120は変流器である。変流器110および120はそ
れぞれ保護対象物に通電される電流信号i^、iBを本
発明にかかる比率差動リレーに取り込むための絶縁可能
な変換器であり、その出力をそれぞれi^2゜iazに
より示す。
130および140はそれぞれ保護対象物100に接続
された送電線である。
変流器110,120の極性はそれぞれ同位相の電流i
^、iBが保護対象物100に流入する方向において、
出力電流i^z、ia2が同位相になるように設定する
次に、本発明に係る比率差動リレーをディジタル演算形
によって実施する場合について説明する。
この比率差動リレーは、大別して動作量算出手段。
抑制量算出手段および事故判定手段により構成される。
また、事故判定手段の構成により、内部事故判定可能な
もの、外部事故判定可能なものおよび内部事故、外部事
故の双方の判定可能なものの3つの種類に分けることが
できる。
1よ失嵐孤 第1図において、210および220はアナログ信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器である。A/D
変換は複数の入力信号の同時刻の値を変換するもので、
たとえば比率差動リレーをディジタルコンピュータを用
いて実装することによって、図示していないがコンピュ
ータからの制御信号によって同一時刻のサンプル値を得
ることができる。A/D変換器の出力をそれぞれIAS
IIasで示す。添字A、Bは端子の記号である。
230は加算器である。加算器230では、保護対象物
100に接続する全ての送電線の電流信号のサンプル値
IAS、 Insを加算する。加算器23Ωの出力をI
Dとおくと I o== I AS+ I as         
  −(1)であり、保護対象物100が健全であれば
、理想的にはIo =Oとなり、内部に事故電流が流れ
たときのみIoが事故電流に相当する値を示すことにな
り、いわゆる差動電流に相当する。この電流Ioを動作
量の信号源として用いる。
一方、比率差動リレーの抑制量の信号源として保護対象
物に印加された全送電線の通過電流の絶対値和(スカラ
和)を用いる。
240、および250は絶対値検出器であり、それぞれ
入力信号工^s、Iasに対してIAA= l IAS
 l            −(2)I BB: l
 I as I            −(3)を得
るものである。
260は加算器であり、その出力IRはIR=I^^+
IBB = l  IAS l + l  Ias l    
      −(4)となる。
265は乗算器であり、抑制量を加減するためのもので
ある。乗算器の入力をIR出力をKRIRとおく。
動作量の信号源Ioと抑制量の信号源KRIRはいずれ
も交流信号のサンプル値によって得た信号であり、この
ままでは比率差動演算を行っても内部事故を連続的に検
出することはできない。
そこで、本発明では、短時間で動作量、抑制量波形整形
を行い、変流器の磁気飽和による誤動作を防止し、内部
事故を検出するために、差分フィルタ270,300、
絶対値検出器280,310゜加算フィルタ290,3
20を備える。
時刻tにおける動作量の信号源をIo(t)とおき、差
分フィルタ270の演算出力In5(t)は1o1(t
)=Io(t) −In(t−1)・・・(5)により
表わされる。
ただし、t−1は時刻・tよりも1サンプル分以前の値
を示す。たとえば、50Hzの基本波において、サンプ
リングを600 Hzで行った場合を仮定すると、tと
t−1の差は約1 、666 m s 。
基本波の電気角で30°に相当する時間差をもつ信号の
差をとったものに等しい。
絶対値検出器280では入力信号Iol(t)の絶対値
を得るもので、その出力をIn2(t)とおくと、 Ioz(t)  = l  Iot(t)  I   
     ”・(6)である。
加算フィルタ290は入力信号■D2について、Ioa
(t) = Ioz(t) + In2(t −1)”
・(7)のごとき、時間差をもつ入力信号の加算を行う
ものである。
(7)式において、Ioa(t)が加算フィルタ290
の出力であり、(1)および(t−1)は(5)式で説
明したものと同じ内容のサンプリング時間の関係を示す
、ここに、Ioa(t)が動作量である。
一方、抑制量は、入力信号KRIRを用いて、動作量の
導出と同様に、差分フィルタ300により、KRI*t
(t)=KRIu(t) −KRIR(t−1)・・・
(8)を得て、絶対値検出器310により、 KRIRz(t) = l KRIttz(t) l 
   ・・・(9)を得る。
つぎに、加算フィルタ320により KRIRa(t):KRIttz(t)+KRIRz(
t−1)・・・(10) を得る。
330は差検出器であり、その出力をIRv(t)とす
ると Itn(t)=Ins(t)−KRI*a(t)  ・
・・(11)なる値を得る。
340はレベル判定器であり、入力信号Inv(t)が
所定レベルKP以上のとき、動作出力たとえばハイレベ
ルの出力RYo(t)=1を発生し、Kp以下のときに
動作することなくローレベルの出力RYo(t)=Oの
ままである。
350はカウンタであり、入力信号Ryo(t)のハイ
レベルの発生回数を確認するためのもので、たとえば基
本波の1サイクル、あるいは2サイクル間なと、動作の
有無の確認を信号RYo(t)を検出することによって
行うものであり、所定時間、(たとえば11秒以上、あ
るいはサンプリングの回数)を基準として、そのうちの
ハイレベル回数をカウントし、RYo(t)の発生が所
定回数以上のときのみRY (t)動作出力を発生する
。これは、不必要に比率動作リレーを動作させることを
防止するためであり、信頼性の向上につながるものであ
る。
ここで、レベル判定器340による比率差動判定方法の
詳細について、内部事故、外部事故および内部、外部の
双方判定の3つの態様に分けてそれぞれ説明する。
まず、内部事故判定の場合の構成を第2図に示す。
動作量より3と抑制量KRI R3を用いて、Ioa−
KRIR3≧P が成立するとき内部事故と判定するのが基本であるが、
動作の確実性を期するため、カウンタ350を用いて、
動作条件が所定サンプル確立することを検出する。
第2図において、330は比率差動演算部であり、34
0がレベル判定部、350がカウンタである。カウンタ
350はレベル判定部340の出力がYESになるサン
プリングタイム毎に歩進され、レベル判定部340の出
力がNoのとき、クリヤされる。クリヤするルートにタ
イマーTを用いたのは、リレーの動作継続時間を引きの
ばすときに用いるためのもので、必要によりカウンタ3
50のクリヤをタイマーTによって遅らす。
カウンタ350の出力KKが所定レベルN0以上のとき
、リレーを動作状態に、それ以外はリレーを不動作状態
にする。
この場合、リレーの動作領域は第9図の502に示す線
が限界となる。
次に、外部事故判定の場合の構成を第3図に示す。
第3図は、第2図とは逆に、動作量Ioaと抑制量KR
I R8を用いて、外部事故であるか、否かを検出し、
外部事故であることを検出したとき、リレーを不動作状
態にすることによって、誤動作を防止する。
比率差動演算部330では I Rv= KRI Rs −I nsを求め レベル判定部340により IRY>P のとき外部事故と判定し、カウンタ350を歩進する。
360はレベル判定部であり、カウンタ350の出力K
Kが所定の値N1より大なるときリレーを不動作状態に
する。
外部事故時に変流器が飽和に至る前に外部事故であるこ
とを検出し、リレーを不動作状態とし、その状態を変流
器飽和時にも継続するように、タイマーTによって、カ
ウンタの内容をクリ・ヤすることを引きのばし、変流器
飽和時の誤動作を防止できる。
次に、内部事故か外部事故かを双方共に明確に判別しう
る場合の構成例を第4図に示す。
すなわち、外部事故ではないと判定したとき、つまり、
レベル判定部360がNOと判定したときには、内部事
故か、あるいは通過電流がレベル判定値Pよりも小さい
健全状態があるので、単にリレーを動作状態にすること
は不都合であり、他に、内部事故であることを条件にリ
レーを動作状態とすることができる。第4図はその一例
である。
第4図は第2図と第3図に示した検出方式を併せること
によって、内部事故と外部事故を、第6図に示した比率
特性、たとえば特性線502のごとく動作限界線をもつ
ものが実施できる。
第4図において、リレー動作側の確認は、I os−K
RI R3≧P が連続何回のサンプル継続したかを、カウンタK K 
> N 。
により判定し、動作条件を確認し、しかも、外部事故に
ないことを KRI R3−I oa> P が成立することをカウンタK K > N lによって
判定する。
この場合、外部事故の判定はできるだけ早い方がよいか
ら、N1=1でもよい。
また、1度外部事故と判定したならば、変流器の飽和に
よって誤動作を防止する上から、タイマー T xによ
って、カウンタ351のクリヤを引きのばすことによっ
て、リレーの判定する信頼度を向上できる。
レベル判定部360と361の出力をもとに、前者が内
部事故、後者が外部事故ではないと判定した、一致条件
により、リレーを動作状態にする。
また、それ以外は全てリレーを不動作状態にする。
第5図(a)、(b)は1本発明による内部事故時の動
作例を示す。同図における記号で第1図と同一のものは
それぞれ同じ意味である。なお、第5図では入力信号電
流i Any i axのサンプリングを行った位置を
波形上に・印で示しである。
以下、入力信号工^SおよびIBSをサンプルとして取
り込んだ時点ごとに第1図で示した各部の演算結果が示
される。第5図では、第1図の中の主要部分の波形(演
算結果)を示す。第5図における内部事故電流として、
i^と18が等しく、位相差が60度生じている例を示
す。
変流器に飽和がなく、変流器の出力電流1Aztiax
をそれぞれi^とiaに相似にとっである。
入力信号i A!、 i atそれぞれのサンプル値I
^2゜1八Bによって求めた加算値、すなわち差動電流
に相当するのがInである。この電流Ioは交流信号で
あるから半サイクルに1度零点を通る。
しかし、上記差動電流Ioを差分フィルタ270゜絶対
値検出器280.加算フィルタ290を通すことによっ
て、第5図ID8に示すように脈流化する。Insが動
作量である。
一方、抑制量の導出波形をつぎに示す。KRIR(ただ
し、KR=0.5の例を第5図で示しである。)は各回
線通過電流のスカラ和電流に相当する波形である。この
KRIRは交流波形のスカラ和であるが、流入電流iA
zとiaxに位相差が存在するために、零点に接するこ
とのない脈流となる。
したがって、差動電流Ioとスカラ和電流KRIRの比
率差動では、半サイクルに1度差動電流Ioが零になる
点で抑制量が動作量を上回ることになるから、不動作に
なり、単純に高速度判定のために1回のサンプル値に注
目して内部事故検出するには入力電流の位相差によって
不都合なことがわかる。
しかし、本発明では、動作量ID3が零点のない脈流化
していること、また、抑制量KRI R&も、スカラ和
電流KmIuを差分フィルタ300.絶対値検出器31
0.加算フィルタ320を通すことによって脈流化し、
その結果、最終的にレベル判定を行うための入力信号I
RYが零点を切ることがないので1位相差を持つ内部事
故電流に対しても確実な連続動作が可能である。第5図
において、判定出力RYoから、時間Tl以降に最終出
力RYが動作条件になる。
時間T1はカウンタ350で計測する。この時間Tzは
外部事故時に変流器の飽和により誤動作しない値により
選ぶ。
第6図(a)、(b)は外部事故時に変流器が過渡直流
分の通過によって磁気飽和を発生したときの、本発明に
かかる比率差動リレーの応動説明図である。各記号は第
1図の記号と同一内容を示す。
第6図では変流器120のみが磁気飽和を発生し、入力
電流信号ia2が波形ひずみを生じた例を示す、この結
果、差動電流に相当するInが電流1サイクル中に約半
サイクル間のみ零で、その他は変流器120の励磁電流
に相当する値となる。
IDIは信号IQの差分フィルタの出力で、第6図では
30°間隔の差分をとった例を示す。差分フィルタによ
って直流分が除去できると同時に交流会の出力を強調で
きる。ID2は入力信号Iotの絶対値であり、Ioa
は、入力信号Iozの加算フィルタ出力である。
Insは動作量となる出力であるが、第6図のごとく変
流器飽和時の差動電流に対しては零レベルを多点(たと
えば30@lJl隔のサンプリングでも数点)存在する
のが特徴である。
一方、抑制量は各電流のスカラ和値IRをもとに導出す
るが、スカラ和電流IRは第6図のごとく、変流器12
0の磁気飽和により、基本波のスカラ和とは異った波形
になるIIKRIRは係数KRを入力信号IHに乗じた
値を示す。KRI R1は、入力信号KRIRの差分フ
ィルタ300の出力波形であり、差分は30”間隔とし
た例である。
KRIR2は入力信号KRI R1の絶対値である。
KRI R3は入力信号KRIuz17)加算フィルタ
32゜の出力であり、30”間隔での加算を行った例で
ある。KRIRaが抑制量となる。IRYは、動作量I
D3から抑制量KRIRIを差引いた値を示す。
外部事故時には信号IRYが負の値をとる時間帯が存在
するのが特徴であり、レベル判定結果の出力RYoに1
サイクル中に動作、不動作の不連続性を伴う。
したがって、タイマ350の確認時I?JffT1を1
サイクル以上にとることによって、外部事故時に最終判
定出力RYが動作表示することはなく、変流器の磁気飽
和による誤差電流が発生しても、本発明による比率差動
リレーが誤動作に至ることはない。
第7図(a)、(b)に、第1図に示した比率差動リレ
ーの演算をデジタルコンピュータによって行うときの演
算フローを示す。第7図の記号は第1図の説明で述べた
ものと、同等物を同一記号で示して説明を省略する。
以上の説明では、サンプリング周期を基本波の30″間
隔、差分フィルタ270、および300゜加算フィルタ
290、および320それぞれの演算対象入力信号の値
を時刻tとそれよりも1サンプル古い時刻t1として取
扱ったが、サンプリングの周期をそれ以外にとってもよ
く、また、時刻tとtlの間隔も必ずしも1サンプルの
間隔に限定するものではない。
また、抑制量に乗じた係数KRは0.5を例に示したが
、比率差動リレーとしては、可変比率特性が得られるよ
うに、抑制量の源信号スカラ和電流IRの大きさによっ
て可変してもよく、また、第1図の比率差動リレーを複
数個備えて、それらの係数KR、レベル判定値Kp 、
確認時間TI 、をそれぞれ適宜可変した整定値として
判定した動作出力の一致条件、あるいはオア条件として
もよい。
また、第1図に示した、乗算器の位置は、同図のほかに
、差分フィルタ300.絶対値検出器310、加算フィ
ルタ320などの後につけてもよく、また、分散してっ
てもよい。さらに、動作量よりδの信号で1 / K 
Rとしてもよい。
また、加算フィルタ290,320は差検出器330の
後にまとめて1段付けてもよい。
また、加算器260と差分フィルタ300の位置を入れ
かえても同様の結果が得られる。
威皿N 第8図は、本発明による比率差動リレー判定部を複数個
(第8図では3ケの例)設けた例を示す。
第8図501,502,503が比率差動リレー判定部
であり、それぞれ第1図に示した入力信号、1八s、I
nsを得た後の範囲を示すもので、第7図の演算フロー
の内容と同一の演算を行うものである。
211.221はそれぞれデータバスであり、入力信号
i Ax、 I axのディジタル変換後の信号IAS
、 Iasを比率差動リレー判定部501,502゜5
03にそれぞれ伝送するためのもの。
510は一致ゲートであり、比率差動リレー判定部50
1,502,503のいずれもが動作出力を発生したと
きのみ動作出力を発生する。
比率差動リレー判定部501,502,503では第4
図に示した係数KR、Kp + Ttなどをそれぞれ加
減することによって、種々の比率特性が 4得られる。
第9図は第8図に示した比率差動リレー判定部501.
502、および503の動作限界線の例を示してあり、
ハツチング部分が動作域となる例を示す。以上により、
変流器110,120の磁気飽和の程度に応じて、可変
比率特性が得られる。
なお、第8図では、比率差動リレー判定部、501.5
02,503を同一構成で示しであるが、それぞれ共通
に演算できるもの、たとえば第4図の差動電流Inの演
算230.差分フィルタ270、絶対値検出280.加
算フィルタ290゜タイマ350などはそれぞれ、比率
差動リレー判定部501,502,503の前処理、あ
るいは後処理の演算としてもよい。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、変流器の磁気飽和の影響を受け
ず、誤動作することのない比率差動リレーを実現するこ
とができるので、事故検出の高感度化、高速度化、設備
費低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は内
部事故判定の場合のレベル判定器の構成例を示すフロー
チャート、第3図は外部事故判定の場合のレベル判定器
の構成例を示すフローチャート、第4図は内部外部双方
判定可能なレベル判定器の構成例を示すフローチャート
、第5図は内部事故検出の場合の各部の波形図、第6図
は外部事故検出の場合の各部の波形図、第7図は本発明
の他の実施例を示す演算フローチャート、第8図は本発
明の応用例を示すブロック図、第9図は比率動作リレー
の動作域を示す特性図である。 100・・・保護対象物、110・・・変流器、240
・・・絶対値検出器、270・・・差分フィルタ、29
0・・・加算フィルタ、330・・・差検出器、340
・・・レベル判定器、350・・・タイマ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電力系統線路の保護区間の両端の2つの線路電流を
    当該両端にそれぞれ設けられた変流器により検出し、そ
    の検出値に基づいて前記保護区間に発生する事故を検出
    する比率差動リレーにおいて、 前記2つの線路電流の各瞬時値の和を算出し、算出され
    た瞬時値和の現在値と所定時間前の値との差分の絶対値
    に基づいて当該比率差動リレーの動作量を算出する動作
    量算出手段と、 前記2つの線路電流の各瞬時値のスカラ和を算出し、算
    出されたスカラ和の現在値と所定時間前の値との差分の
    絶対値に基づいて当該比率差動リレーの抑制量を算出す
    る抑制量算出手段と、 前記動作量と抑制量との差分値を算出し、その差分値に
    基づいて事故内容を判定する事故判定手段と、を備えた
    ことを特徴とする比率差動リレー。
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