JPH0117617Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117617Y2 JPH0117617Y2 JP1984038629U JP3862984U JPH0117617Y2 JP H0117617 Y2 JPH0117617 Y2 JP H0117617Y2 JP 1984038629 U JP1984038629 U JP 1984038629U JP 3862984 U JP3862984 U JP 3862984U JP H0117617 Y2 JPH0117617 Y2 JP H0117617Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- load
- load operating
- refrigerant
- turbocharger
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ターボ過給機に冷却水等の冷媒を供
給する冷媒通路を備えたターボ過給機付エンジン
の改良に関するものである。
給する冷媒通路を備えたターボ過給機付エンジン
の改良に関するものである。
従来、実開昭54−21708号公報に示されるよう
に、潤滑油とは別に冷却水をターボ過給機に供給
してターボ過給機を冷却することにより、排気の
熱によるターボ過給機の過熱を防止し、高負荷運
転時や高負荷運転直後の停止時におけるベアリン
グの焼付きおよび潤滑油の炭化等を防止するよう
にしたターボ過給機付エンジンが知られている。
このようなエンジンにおいては、エンジンの作動
中、常に一定通路面積の冷却水通路を通して冷却
水をターボ過給機に供給し、循環させるようにな
つていた。
に、潤滑油とは別に冷却水をターボ過給機に供給
してターボ過給機を冷却することにより、排気の
熱によるターボ過給機の過熱を防止し、高負荷運
転時や高負荷運転直後の停止時におけるベアリン
グの焼付きおよび潤滑油の炭化等を防止するよう
にしたターボ過給機付エンジンが知られている。
このようなエンジンにおいては、エンジンの作動
中、常に一定通路面積の冷却水通路を通して冷却
水をターボ過給機に供給し、循環させるようにな
つていた。
ところで、低負荷運転時にはターボ過給機の温
度は比較的低いためそれほど冷却する必要はな
く、排気ガスの浄化を促進する意味からは低負荷
運転時にできるだけ排気ガスの温度低下を抑制す
ることが好ましい。また加速操作(アクセルペダ
ルの踏込み)に応じた低負荷運転状態から高負荷
運転状態への移行時や減速操作(アクセルペダル
の戻し)に応じた高負荷運転状態から低負荷運転
状態への移行時にはエンジン負荷の変動よりある
程度遅れてターボ過給機の温度が変化する。従つ
て、これらの運転条件に応じてターボ過給機に対
する冷却作用を調整することのできるようなエン
ジンの開発が望まれていた。
度は比較的低いためそれほど冷却する必要はな
く、排気ガスの浄化を促進する意味からは低負荷
運転時にできるだけ排気ガスの温度低下を抑制す
ることが好ましい。また加速操作(アクセルペダ
ルの踏込み)に応じた低負荷運転状態から高負荷
運転状態への移行時や減速操作(アクセルペダル
の戻し)に応じた高負荷運転状態から低負荷運転
状態への移行時にはエンジン負荷の変動よりある
程度遅れてターボ過給機の温度が変化する。従つ
て、これらの運転条件に応じてターボ過給機に対
する冷却作用を調整することのできるようなエン
ジンの開発が望まれていた。
本考案はこれらの事情に鑑み、ターボ過給機に
対する冷却作用を負荷に応じて調整し、かつ、低
負荷運転状態から高負荷運転状態への移行時もし
くは高負荷運転状態から低負荷運転状態への移行
時にもターボ過給機の温度変化に適合するように
冷却作用を調整して、ターボ過給機の信頼性を保
ちつつエミツシヨンを向上することのできるター
ボ過給機付エンジンを提供するものである。
対する冷却作用を負荷に応じて調整し、かつ、低
負荷運転状態から高負荷運転状態への移行時もし
くは高負荷運転状態から低負荷運転状態への移行
時にもターボ過給機の温度変化に適合するように
冷却作用を調整して、ターボ過給機の信頼性を保
ちつつエミツシヨンを向上することのできるター
ボ過給機付エンジンを提供するものである。
本考案は、ターボ過給機に冷媒を供給する冷媒
通路を備えたターボ過給機付エンジンにおいて、
エンジンの負荷を検出する負荷検出手段と、この
負荷検出手段の出力を受け、低負荷運転状態では
上記冷媒通路を閉じ、若しくはその通路面積を小
さくして、高負荷運転状態では冷媒通路の通路面
積を大きくするようにし、かつ、エンジンが低負
荷運転状態から高負荷運転状態へ移行したときと
高負荷運転状態から低負荷運転状態へ移行したと
きの少なくともいずれかで、その時点から一定時
間経過後に上記冷媒通路の通路面積を変える冷媒
流量制御手段とを設けたものである。
通路を備えたターボ過給機付エンジンにおいて、
エンジンの負荷を検出する負荷検出手段と、この
負荷検出手段の出力を受け、低負荷運転状態では
上記冷媒通路を閉じ、若しくはその通路面積を小
さくして、高負荷運転状態では冷媒通路の通路面
積を大きくするようにし、かつ、エンジンが低負
荷運転状態から高負荷運転状態へ移行したときと
高負荷運転状態から低負荷運転状態へ移行したと
きの少なくともいずれかで、その時点から一定時
間経過後に上記冷媒通路の通路面積を変える冷媒
流量制御手段とを設けたものである。
上記構成によると、低負荷運転状態では冷媒流
通量が制限されることによりターボ過給機に対す
る冷却作用が抑制され、また低負荷運転状態から
高負荷運転状態への移行時もしくは高負荷運転状
態から低負荷運転状態への移行時には、負荷の変
動に対するターボ過給機の温度変化の遅れに見合
う程度に、冷媒流通量の変化が遅らされる。
通量が制限されることによりターボ過給機に対す
る冷却作用が抑制され、また低負荷運転状態から
高負荷運転状態への移行時もしくは高負荷運転状
態から低負荷運転状態への移行時には、負荷の変
動に対するターボ過給機の温度変化の遅れに見合
う程度に、冷媒流通量の変化が遅らされる。
(実施例)
第1図は本考案の一実施例を示す。この図にお
いて、1はエンジン本体、2は吸気通路、3は排
気通路である。上記エンジン本体1におけるシリ
ンダ4の周囲にはウオータジヤケツト5が形成さ
れ、シリンダ4内のピストン6の上方には燃焼室
7が形成されている。この燃焼室7には吸気ポー
ト8および排気ポート9が開口し、これらのポー
ト8,9に吸気弁10および排気弁11が装備さ
れている。
いて、1はエンジン本体、2は吸気通路、3は排
気通路である。上記エンジン本体1におけるシリ
ンダ4の周囲にはウオータジヤケツト5が形成さ
れ、シリンダ4内のピストン6の上方には燃焼室
7が形成されている。この燃焼室7には吸気ポー
ト8および排気ポート9が開口し、これらのポー
ト8,9に吸気弁10および排気弁11が装備さ
れている。
13はターボ過給機であつて、排気通路3中に
設けられたタービン14と、吸気通路2中に設け
られたコンプレツサ15と、これらを連結する軸
16とを備え、排気流により上記タービン14が
駆動され、これに伴つてコンプレツサ15が回転
することにより吸気過給を行うようになつてい
る。上記軸16はベアリング17に支承されてベ
アリングハウジング18にに収容され、このベア
リングハウジング18には、冷媒としての冷却水
を導入するウオータジヤケツト19が形成されて
いる。このウオータジヤケツト19は冷却水通路
(冷媒通路)20,21を介してエンジン本体1
のウオータジヤケツト5に接続され、冷却水通路
20,21を通して冷却水が供給、循環されるこ
とによりターボ過給機13の冷却が行われるよう
にしている。
設けられたタービン14と、吸気通路2中に設け
られたコンプレツサ15と、これらを連結する軸
16とを備え、排気流により上記タービン14が
駆動され、これに伴つてコンプレツサ15が回転
することにより吸気過給を行うようになつてい
る。上記軸16はベアリング17に支承されてベ
アリングハウジング18にに収容され、このベア
リングハウジング18には、冷媒としての冷却水
を導入するウオータジヤケツト19が形成されて
いる。このウオータジヤケツト19は冷却水通路
(冷媒通路)20,21を介してエンジン本体1
のウオータジヤケツト5に接続され、冷却水通路
20,21を通して冷却水が供給、循環されるこ
とによりターボ過給機13の冷却が行われるよう
にしている。
冷却水通路20の途中には、この通路20の通
路面積を調節することによつて冷却水流量を制御
する制御弁23が設けられている。この制御弁2
3は、第2図に詳しく示すように、冷却水通路2
0内に突入する弁体24と、上記弁体24を閉弁
方向に付勢するスプリング25と、上記弁体24
を作動するソレノイド26とを備えている。そし
て、ソレノイド26に通電されていないときはス
プリング25により弁体24が押し出されて冷却
水通路20の通路面積を小さくし、またはこの通
路20を完全に閉じ、ソレノイド26に通電され
たときは弁体24が後退して冷却水通路20の通
路面積を大きくするように構成されている。
路面積を調節することによつて冷却水流量を制御
する制御弁23が設けられている。この制御弁2
3は、第2図に詳しく示すように、冷却水通路2
0内に突入する弁体24と、上記弁体24を閉弁
方向に付勢するスプリング25と、上記弁体24
を作動するソレノイド26とを備えている。そし
て、ソレノイド26に通電されていないときはス
プリング25により弁体24が押し出されて冷却
水通路20の通路面積を小さくし、またはこの通
路20を完全に閉じ、ソレノイド26に通電され
たときは弁体24が後退して冷却水通路20の通
路面積を大きくするように構成されている。
上記制御弁23はコントロールユニツト28か
ら出力される制御信号によつて制御されるように
している。このコントロールユニツト28は、マ
イクロコンピユータ等からなり、スロツトル弁2
9の開度を検出するスロツトル開度センサ30等
の負荷検出手段からの検出信号を受け、後述のフ
ローチヤートに示すようなプログラムに従つて制
御弁23のソレノイドに対する通電を制御するよ
うにしてある。こうしてコントロールユニツト2
8と制御弁23とで、冷却水(冷媒)流量制御手
段を構成している。
ら出力される制御信号によつて制御されるように
している。このコントロールユニツト28は、マ
イクロコンピユータ等からなり、スロツトル弁2
9の開度を検出するスロツトル開度センサ30等
の負荷検出手段からの検出信号を受け、後述のフ
ローチヤートに示すようなプログラムに従つて制
御弁23のソレノイドに対する通電を制御するよ
うにしてある。こうしてコントロールユニツト2
8と制御弁23とで、冷却水(冷媒)流量制御手
段を構成している。
なお、図に示す実施例では、吸気通路2のスロ
ツトル弁29下流に燃料噴射弁32が設けられ、
この燃料噴射弁32もコントロールユニツト28
により制御されるようにしてあつて、エンジン1
回転当りの吸入空気量に応じた燃料噴射量の制御
を行うため、エアフローメータ33およびエンジ
ン回転数センサ34からの信号がコントロールユ
ニツト28に入力されている。
ツトル弁29下流に燃料噴射弁32が設けられ、
この燃料噴射弁32もコントロールユニツト28
により制御されるようにしてあつて、エンジン1
回転当りの吸入空気量に応じた燃料噴射量の制御
を行うため、エアフローメータ33およびエンジ
ン回転数センサ34からの信号がコントロールユ
ニツト28に入力されている。
第3図は、前記制御弁23に対する制御のプロ
グラムをフローチヤートで示しており、このフロ
ーチヤートを次に説明する。
グラムをフローチヤートで示しており、このフロ
ーチヤートを次に説明する。
プログラムがスタートすると、先ず、前記ソレ
ノイド26への通電開始時期を定めるための第1
タイマの値TM1と通電停止時期を定めるための
第2タイマの値TM2とを0とする初期化を行う
(ステツプS1)。また、ソレノイドに通電すべき状
態かどうかを示すフラツグFLGを0とする(ス
テツプS2)。次にスロツトル開度センサ30によ
つて検出されるスロツトル開度TVOを読込み
(ステツプS3)、このスロツトル開度TVOが第1
の設定値A以上か否かを判別する(ステツプS4)。
ノイド26への通電開始時期を定めるための第1
タイマの値TM1と通電停止時期を定めるための
第2タイマの値TM2とを0とする初期化を行う
(ステツプS1)。また、ソレノイドに通電すべき状
態かどうかを示すフラツグFLGを0とする(ス
テツプS2)。次にスロツトル開度センサ30によ
つて検出されるスロツトル開度TVOを読込み
(ステツプS3)、このスロツトル開度TVOが第1
の設定値A以上か否かを判別する(ステツプS4)。
スロツトル開度TVOが第1の設定値A以上で
あるときには、第2タイマの値TM2を0とし、
(ステツプS5)、第1タイマの値TM1を1だけ加
算(ステツプS6)してから、第1タイマの値
TM1が予め定められた一定時間a以上となつた
か否かを判別し(ステツプS7)、上記一定時間a
以上となれば前記フラツグFLGを1とする(ス
テツプS8)。またスロツトル開度TVOが上記設定
値A未満であるときには、第1タイマの値TM1
を0とし(ステツプS9)、さらにスロツトル開度
TVOが上記第1設定値Aよりも低い第2の設定
値B以下となつたか否かを判別する(ステツプ
S10)。そして上記設定値B以下となつたときに第
2タイヤの値TM2を1だけ加算し(ステツプ
S11)、ついで第2タイマの値TM2が予め定めら
れた一定時間b以上となつたか否かを判別し(ス
テツプS12)、上記一定時間b以上となれば前記フ
ラツグFLGを0とする(ステップS13)。
あるときには、第2タイマの値TM2を0とし、
(ステツプS5)、第1タイマの値TM1を1だけ加
算(ステツプS6)してから、第1タイマの値
TM1が予め定められた一定時間a以上となつた
か否かを判別し(ステツプS7)、上記一定時間a
以上となれば前記フラツグFLGを1とする(ス
テツプS8)。またスロツトル開度TVOが上記設定
値A未満であるときには、第1タイマの値TM1
を0とし(ステツプS9)、さらにスロツトル開度
TVOが上記第1設定値Aよりも低い第2の設定
値B以下となつたか否かを判別する(ステツプ
S10)。そして上記設定値B以下となつたときに第
2タイヤの値TM2を1だけ加算し(ステツプ
S11)、ついで第2タイマの値TM2が予め定めら
れた一定時間b以上となつたか否かを判別し(ス
テツプS12)、上記一定時間b以上となれば前記フ
ラツグFLGを0とする(ステップS13)。
これらの処理に続き、前記フラツグFLGが1
であるか否かを判別する(ステップS14)。そして
このフラツグFLGが1であれば前記制御弁23
のソレノイド26に通電し(ステップS15)、従つ
て冷却水通路20の通路面積を大きくし、またフ
ラツグFLGが0であればソレノイド26への通
電を停止し(ステップS16)、従つて冷却水通路2
0の通路面積を小さくする。その後ステツプS3に
戻つてそれ以下のフローを繰返すようになつてい
る。
であるか否かを判別する(ステップS14)。そして
このフラツグFLGが1であれば前記制御弁23
のソレノイド26に通電し(ステップS15)、従つ
て冷却水通路20の通路面積を大きくし、またフ
ラツグFLGが0であればソレノイド26への通
電を停止し(ステップS16)、従つて冷却水通路2
0の通路面積を小さくする。その後ステツプS3に
戻つてそれ以下のフローを繰返すようになつてい
る。
このフローチヤートによると、第4図のタイム
チヤートに示すようにスロツトル開度TVOの変
化に応じて冷却水通路20の通路面積が制御され
る。つまり、当初においてスロツトル開度TVO
が第1の設定値A未満である低負荷運転状態にあ
るときは、前記フラツグFLGが0となつている
ので、前記ステツプS16での処理により制御弁2
3のソレノイド26への通電が停止されて冷却水
通路20の通路面積が小さくされ、ターボ過給機
13への冷却水の流入が制限される。従つて、タ
ーボ過給機13の過冷却によつて排気ガスの熱が
奪われることが防止され、排気ガス浄化作用が良
好に行われることとなる。
チヤートに示すようにスロツトル開度TVOの変
化に応じて冷却水通路20の通路面積が制御され
る。つまり、当初においてスロツトル開度TVO
が第1の設定値A未満である低負荷運転状態にあ
るときは、前記フラツグFLGが0となつている
ので、前記ステツプS16での処理により制御弁2
3のソレノイド26への通電が停止されて冷却水
通路20の通路面積が小さくされ、ターボ過給機
13への冷却水の流入が制限される。従つて、タ
ーボ過給機13の過冷却によつて排気ガスの熱が
奪われることが防止され、排気ガス浄化作用が良
好に行われることとなる。
この状態からスロツトル開度TVOが前記の第
1の設定値A以上となつたときには、前記ステツ
プS6での処理により第1タイマが作動し始める
が、一定時間aに達するまでは前記ソレノイド2
6への通電が停止されている。この間にスロツト
ル弁29が閉じられると第1タイマが0に戻され
るため、上記一定時間aより小さい短時間だけス
ロツトル弁29が開かれる場合には、冷却水通路
20の通路面積が小さくされた状態に保たれる。
1の設定値A以上となつたときには、前記ステツ
プS6での処理により第1タイマが作動し始める
が、一定時間aに達するまでは前記ソレノイド2
6への通電が停止されている。この間にスロツト
ル弁29が閉じられると第1タイマが0に戻され
るため、上記一定時間aより小さい短時間だけス
ロツトル弁29が開かれる場合には、冷却水通路
20の通路面積が小さくされた状態に保たれる。
そして、第4図に符号t1で示す時点でスロツト
ル開度TVOが第1の設定値A以上となつてから、
その高負荷運転状態が持続した場合には、上記時
点t1から一定時間aを経過した後、前記ステツプ
S8での処理によりフラツグFLGが1とされ、ス
テツプS15での処理により前記ソレノイド26に
通電されて、冷却水通路20の通路面積が大きく
される。従つて、上記設定値Aに相当する所定負
荷以上となつてからも、ターボ過給機13の温度
上昇の遅れに見合う程度の時間はターボ過給機1
3に対する冷却作用が抑制されて排気ガス温度の
低下が防止され、その後はターボ過給機13に対
する冷却作用が高められることにより、ターボ過
給機13の過熱が防止されることとなる。
ル開度TVOが第1の設定値A以上となつてから、
その高負荷運転状態が持続した場合には、上記時
点t1から一定時間aを経過した後、前記ステツプ
S8での処理によりフラツグFLGが1とされ、ス
テツプS15での処理により前記ソレノイド26に
通電されて、冷却水通路20の通路面積が大きく
される。従つて、上記設定値Aに相当する所定負
荷以上となつてからも、ターボ過給機13の温度
上昇の遅れに見合う程度の時間はターボ過給機1
3に対する冷却作用が抑制されて排気ガス温度の
低下が防止され、その後はターボ過給機13に対
する冷却作用が高められることにより、ターボ過
給機13の過熱が防止されることとなる。
また、この状態からエンジン負荷が低下する場
合には、排気ガスおよびターボ過給機13の温度
がある程度高くなつていることを考慮して、スロ
ツトル開度TVOが第1の設定値Aよりも低い第
2の設定値B以下となつた時点t2で第2タイマが
作動されるようにしてある。そして、上記時点t2
から一定時間bが経過するまでは前記ソレノイド
26に通電された状態が保たれ、一定時間bを経
過してからステツプS16での処理が行われて通電
が停止される。従つて、上記第2の設定値Bに相
当する所定負荷以下となつてからも、ターボ過給
機13の温度低下の遅れに見合う程度の時間はタ
ーボ過給機13に対する冷却作用が高められた状
態に保たれてターボ過給機13の過熱が防止さ
れ、その後は冷却作用が抑制されて排気ガスの温
度低下が防止されることとなる。
合には、排気ガスおよびターボ過給機13の温度
がある程度高くなつていることを考慮して、スロ
ツトル開度TVOが第1の設定値Aよりも低い第
2の設定値B以下となつた時点t2で第2タイマが
作動されるようにしてある。そして、上記時点t2
から一定時間bが経過するまでは前記ソレノイド
26に通電された状態が保たれ、一定時間bを経
過してからステツプS16での処理が行われて通電
が停止される。従つて、上記第2の設定値Bに相
当する所定負荷以下となつてからも、ターボ過給
機13の温度低下の遅れに見合う程度の時間はタ
ーボ過給機13に対する冷却作用が高められた状
態に保たれてターボ過給機13の過熱が防止さ
れ、その後は冷却作用が抑制されて排気ガスの温
度低下が防止されることとなる。
なお、上記実施例では、スロツトル開度TVO
が第1の設定値A以上となつたときと、第2の設
定値B以下となつたときとにおいてそれぞれ、冷
却水通路20の通路面積の変化を一定時間aまた
はbだけ遅延させるようにしているが、これらの
ときのいずれか一方において冷却水通路20の通
路面積の変化を遅延させるようにしてもよい。ま
た、ターボ過給機13を冷却する冷媒は冷却水に
限らず、クーラーの冷媒等を利用してもよい。
が第1の設定値A以上となつたときと、第2の設
定値B以下となつたときとにおいてそれぞれ、冷
却水通路20の通路面積の変化を一定時間aまた
はbだけ遅延させるようにしているが、これらの
ときのいずれか一方において冷却水通路20の通
路面積の変化を遅延させるようにしてもよい。ま
た、ターボ過給機13を冷却する冷媒は冷却水に
限らず、クーラーの冷媒等を利用してもよい。
[考案の効果]
以上のように本考案は、低負荷運転状態ではタ
ーボ過給機に対する冷媒通路を閉じ若しくはその
通路面積を小さくして排気ガスの温度低下を防止
し、高負荷運転状態では冷媒通路の通路面積を大
きくしてターボ過給機の過熱を防止している。そ
の上、エンジンが低負荷運転状態から高負荷運転
状態へ移行したときと高負荷運転状態から低負荷
運転状態へ移行したときの少なくともいずれか
で、その時点から一定時間経過後に上記冷媒通路
の通路面積を変えるようにしているので、低負荷
運転状態から高負荷運転状態への移行時もしくは
高負荷運転状態から低負荷運転状態へ移行時の、
負荷変動に対するターボ過給機の温度変化の遅れ
にも適合するように冷却作用を調整することがで
きる。従つて、ターボ過給機の信頼性を保ちつつ
エミツシヨンを向上することができるものであ
る。
ーボ過給機に対する冷媒通路を閉じ若しくはその
通路面積を小さくして排気ガスの温度低下を防止
し、高負荷運転状態では冷媒通路の通路面積を大
きくしてターボ過給機の過熱を防止している。そ
の上、エンジンが低負荷運転状態から高負荷運転
状態へ移行したときと高負荷運転状態から低負荷
運転状態へ移行したときの少なくともいずれか
で、その時点から一定時間経過後に上記冷媒通路
の通路面積を変えるようにしているので、低負荷
運転状態から高負荷運転状態への移行時もしくは
高負荷運転状態から低負荷運転状態へ移行時の、
負荷変動に対するターボ過給機の温度変化の遅れ
にも適合するように冷却作用を調整することがで
きる。従つて、ターボ過給機の信頼性を保ちつつ
エミツシヨンを向上することができるものであ
る。
第1図は本考案の実施例を示す概略図、第2図
は冷却水通路に設けられた制御弁の構造を示す拡
大断面図、第3図は制御のフローチヤート、第4
図はスロツトル開度変化と冷却水通路の通路面積
の変化との関係を示すタイムチヤートである。 1……エンジン本体、13……ターボ過給機、
20,21……冷却水(冷媒)通路、23……制
御弁、28……コントロールユニツト、30……
スロツトル開度センサ。
は冷却水通路に設けられた制御弁の構造を示す拡
大断面図、第3図は制御のフローチヤート、第4
図はスロツトル開度変化と冷却水通路の通路面積
の変化との関係を示すタイムチヤートである。 1……エンジン本体、13……ターボ過給機、
20,21……冷却水(冷媒)通路、23……制
御弁、28……コントロールユニツト、30……
スロツトル開度センサ。
Claims (1)
- ターボ過給機に冷媒を供給する冷媒通路を備え
たターボ過給機付エンジンにおいて、エンジンの
負荷を検出する負荷検出手段と、この負荷検出手
段の出力を受け、低負荷運転状態では上記冷媒通
路を閉じ、若しくはその通路面積を小さくして、
高負荷運転状態では冷媒通路の通路面積を大きく
するようにし、かつ、エンジンが低負荷運転状態
から高負荷運転状態へ移行したときと高負荷運転
状態から低負荷運転状態へ移行したときの少なく
ともいずれかで、その時点から一定時間経過後に
上記冷媒通路の通路面積を変える冷媒流量制御手
段とを設けたことを特徴とするターボ過給機付エ
ンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3862984U JPS60149833U (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | タ−ボ過給機付エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3862984U JPS60149833U (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | タ−ボ過給機付エンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60149833U JPS60149833U (ja) | 1985-10-04 |
| JPH0117617Y2 true JPH0117617Y2 (ja) | 1989-05-23 |
Family
ID=30545816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3862984U Granted JPS60149833U (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | タ−ボ過給機付エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60149833U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51140013A (en) * | 1975-05-28 | 1976-12-02 | Hitachi Ltd | Turbocharger |
-
1984
- 1984-03-16 JP JP3862984U patent/JPS60149833U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60149833U (ja) | 1985-10-04 |
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