JPH0117749Y2 - - Google Patents

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JPH0117749Y2
JPH0117749Y2 JP16147484U JP16147484U JPH0117749Y2 JP H0117749 Y2 JPH0117749 Y2 JP H0117749Y2 JP 16147484 U JP16147484 U JP 16147484U JP 16147484 U JP16147484 U JP 16147484U JP H0117749 Y2 JPH0117749 Y2 JP H0117749Y2
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pressure
valve head
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のエンジン等に用いられる流量
制御弁に関する。
(従来技術) 一般に、この種流量制御弁は弁の上流側と下流
側の圧力差に応じて自動的に開閉弁するようにな
つており、その従来例としては、例えば、第8図
に示すようなものがある。この流量制御弁にあつ
ては、流入口41と流出口42との間に形成され
る流路内において、リード弁43の上流側に絞り
弁44を備え、上記流入口41から流出口42へ
と流れる空気等の流体の流量を自由に制御し得る
ようになつている。すなわち、上記絞り弁44
は、ダイアフラム室45に供給される作動流体の
信号圧力によつて作動するダイヤフラム46に連
結された弁体47と、該弁体47の弁頭48が着
座する弁座49とよりなつている。従つてダイア
フラム室45内に供給される作動流体の信号圧力
を増すことにより、同ダイアフラム室45内の圧
力が上昇すると、ダイアフラム46が圧縮スプリ
ング50の弾発力に抗して押下げられるため、該
ダイアフラム46に連結された弁体47も同時に
押下げられ、流体の流量が制御される。
しかし、上記流量制御弁にあつては、弁体47
の弁頭48が弁座49に近づくにつれ、弁頭48
と弁座49との間を流れる空気の流速が増し圧力
が低下するので、弁頭48の弁座当接面48a側
に加わる圧力が小さくなる。これに対して、弁頭
48の上記弁座当接面48aと反対の面(以下、
反弁座当接面と称する)48b側に加わる圧力は
変化しないため、第9図に示すように弁頭48の
反弁座当接面48b側に加わる圧力P1と弁座当
接面48a側に加わる圧力P2とのバランスがく
ずれ、弁頭48の反弁座当接面48b側に加わる
圧力P1の方が大きくなる。この結果、弁体47
を閉じる方向に作用する力すなわち圧力P1の方
が大きくなつて、急激に弁体47が閉じてしま
い、第10図に示すように、広範囲の信号圧力に
わたつて絞り弁44を作動させ、空気の流量を制
御することができないといつた問題点があつた。
この対策として、本出願人は、第11図及び第
12図にすような流量制御弁を既に提案してい
る。この流量制御弁は、第6図に示すものと同一
部分については同一符号を付して説明すると、弁
頭48が弁座49に近づいて弁座当接面48aに
加わる圧力が低下した際、弁頭48の反弁座当接
面48bを密封的に覆うと共に当該弁頭48の外
周側面48cと微小間隙gを有して対面する弁箱
51側に支持されたラビリンス室52によつて生
じるラビリンス効果を利用して、反弁座当接面4
8bに加わる圧力を減少させ、弁頭48の両面に
加わる圧力のバランスをとつて、弁体47の動作
を安定させると共に、広範囲にわたつて空気等の
流体の流量を滑らかに制御することができるよう
になつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、斯かる従来例の場合には、第12図に
示すように、弁体47の弁頭48が弁座49に近
づき、弁頭48と弁座49の隙間が微小になる
と、この隙間を流れる空気の流速がかなり速くな
り圧力が大きく低下するので、弁頭48の弁座当
接面48a側に加わる圧力P2が大幅に低下する。
これに対して、弁頭48の反弁座当接面48b側
に加わる圧力は、ラビリンス室52によつて生じ
るラビリンス効果により、弁頭48の上流側に位
置する空気の圧力P1より小さくなる。ところが、
弁頭48の弁座当接面48a側に加わる圧力P2
の低下の方が、弁頭48の反弁座当接面48b側
に加わる圧力P3の低下より大きいため、弁頭4
8の反弁座当接面48b側に加わる圧力P3と弁
座当接面48a側に加わる圧力P2とのバランス
がくずれ、弁頭48の反弁座当接面48b側に加
わる圧力P3の方が大きくなる。この結果、弁体
47を閉じる方向に作用する力すなわち圧力P3
の方が大きくなつて、急激に弁体48が閉じてし
まい、第13図に示すように、流量がある程度の
値(図中C点)まで減少してくると、それ以上少
ない流量の制御が行なえないという問題点があ
る。
本考案は、従来技術の斯かる問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところ
は、弁頭と弁座の隙間が微小になつた場合でも、
流量の制御を滑らかに行なうことができ、最終的
にすべての範囲にわたつて空気等の流体の流量を
滑らかに制御することができるようにした流量制
御弁を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこで、本考案は、上記の目的を達成するため
に、弁箱内に設けられた弁座と、前記弁座の上流
側に配置され、ダイアフラム室に供給される作動
流体により前記弁座と協働して開閉弁する弁頭を
備えた弁体と、前記弁頭の反弁座当接面を密封的
に覆うと共に当該弁頭の外周側面と微小間隙を有
して対面する前記弁箱側に支持されるラビリンス
室とを備えてなる流量制御弁において、前記弁頭
の弁座当接面を円錐形状に形成すると共に、前記
弁座を弾性体により形成し、前記弁座を構成する
弾性体の一部を内側に突出させて環状のフインを
設け、該フインに切欠部を設けるように構成され
ている。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。第1図乃至第6図において、1は流量制御弁
本体であり、この流量制御弁本体1は弁箱2と、
該弁箱2の上下に被着された上部カバー3と下部
カバー4とよりなつている。上記流量制御弁本体
1は、流入口5と流出口6とを備えており、流路
7中に絞り弁8が配置されていて、この絞り弁8
は弁箱10付き弁体9と弁座11からなつてい
る。さらにその下流側にはリード弁12の弁座1
3とストツパー14とが配設されており、該弁座
13とストツパー14との間にはリード15が装
備されている。
前記絞り弁8の弁体9は弁軸16を備えてお
り、この弁軸16は軸受17及び軸シール18を
介して弁箱2の支持部19に支持されている。こ
の弁軸16の上端は、弁箱2と上部カバー3との
間に挾着されたダイアフラム20に、上下のセン
ターデイスク21,22を介して連結されてい
る。このダイアフラム20は、外部の圧力源より
供給口23を介してダイアフラム室24に供給さ
れる作動流体の信号圧力により、圧縮スプリング
25の弾発力に抗して押下げられ、前記弁頭10
を弁座11に着座させるようになつている。前記
弁箱2には、ダイアフラム20の下面側を大気に
開放する開放孔26が穿設されており、該ダイア
フラム20に連結された弁頭10は、ダイアフラ
ム室24内の圧力と大気圧との差圧によつて作動
される。
前記弁箱2の支持部19先端には、ラビリンス
室27が設けられており、該ラビリンス室27内
に弁体9の弁頭10が配置されている。このラビ
リンス室27は、上記弁頭10の反弁座当接面1
0bを密封的に覆うと共に、当該弁頭10の外周
側面10cと微小間隙gを有して対面するように
なつている。
さらに、上記弁頭10は、円柱状体よりなり、
その弁座当接面10aは外周側の平坦部10a′と
その内周側の円錐部10a″とから形成されてい
る。この弁頭10が当接する弁座11は、ゴム等
よりなる断面略コ字形の環状弾性体28によつて
形成され、該弾性体28は弁箱2に固着された弁
座形成部材29の開口部30に嵌着されている。
上記弾性体28の上端内周には、環状のフイン3
1が内側に向けて一体的に突設されており、該フ
イン31には平面コ字形状の切欠部32が設けら
れている。また、上記弁座形成部材29の開口部
30の内径D1は、弁頭10の外径D2より小さく
なつており、弾性体28のフイン31を除く内径
D3は、弁頭10の平坦部10a′の内径D4より大
きく設定されている。弾性体28のフイン31の
内径D5は、弁頭10の平坦部10a′の内径D4
り小さく設定されており、弁頭10の平坦部10
a′の一部及び円錐部10a″がフイン31に当接す
るものである。
以上の構成において、本考案に係る流量制御弁
は、次のように作動する。すなわち、ダイアフラ
ム室24内に供給される作動流体の信号圧力によ
りダイアフラム20を下降させると、弁頭10が
押下げられて弁座11に近づくため、第4図に示
すように、該弁頭10の下降に伴なつてラビリン
ス室27内に空間Sが徐々に形成される。このと
き、弁頭10と弁座11の間の間隔がせまくな
り、流入口5から流出口6へと流れる流体の流速
が速くなるので、弁頭10の弁座当接面10aに
加わる圧力P2は減少する。一方、弁頭10の上
流側に位置する流体が微小間隙gを介してラビリ
ンス室27内に形成される空間S内に流入するた
め、弁頭10の反弁座当接面10bには、上流側
の流体がラビリンス効果を生じながら作用する。
従つて、弁頭10の反弁座当接面10bに加わる
圧力P3は、弁頭10の上流側に位置する外部流
体の圧力P1より小さくなるため、弁頭10の反
弁座当接面10bに加わる圧力P3と弁座当接面
10aに加わる圧力P2との差を小さくすること
ができる。依つて、弁頭10が弁座11に近づい
た場合でも、弁頭10の作動を安定させることが
できる。
さらに、上記弁頭10が弁座11に近づくと、
第5図に示すように、弁座当接面10aの円錐部
10a″が弁座11を構成する弾性体28のフイン
31に接触し、流体はフイン31に設けられた切
欠部32によつて流量が制御される。この際、弁
頭10は弾性体28のフイン31に弾性的に支持
されるので動きが安定する。前記ダイアフラム室
24の圧力がさらに高くなると、弁頭10が押下
げられ、弁座当接面10aの円錐部10a′によつ
てフイン31が変形する。このように、フイン3
1が変形すると、切欠部32の開口面積が徐々に
減少していく。最後に、第6図に示すように、弁
座当接面10aの円錐部10a″がフイン31の切
欠部32を完全に閉塞すると共に、該弁座当接面
10aの平坦部10a′が弁座11を構成する弾性
体28の上端面28′に当接して流量がゼロとな
る。しかして、弁頭10が弁座11に近づいて、
弁座当接面10aの円錐部10a″が弁座11を構
成する弾性体28のフイン31に接触した後は、
フイン31の切欠部32によつて流量が制御さ
れ、弁頭10の下降に伴なつて切欠部32の面積
が徐々に減少されるため、第7図に示すように、
信号圧力が大きくなつて流量が減少した場合に
も、空気等の流体の流量を滑らかに制御すること
ができる。
なお、図示の実施例では、フイン31に切欠部
32を1つ設けた場合について説明したが、これ
に限定されるわけではなく、フイン31に切欠部
32を複数設けても良く、この切欠部32の形状
も平面V字形、半円形等任意の形状で良いことは
もちろんである。
また、図示の実施例では、流量制御弁がリード
弁12を備えているものについて説明したが、こ
れに限定されるものではなく、絞り弁8の弁頭1
0に加わる圧力のアンバランスが問題となる他の
流量制御弁にも適用できることはもちろんであ
る。
もつとも、上記図示の実施例のように、絞り弁
8の下流側にリード弁12を設けた場合には、弁
頭10が閉弁しようとする際、該弁頭の弁座当接
面10aに加わる流体圧力が低下するが、このと
き、リード弁12も閉弁状態に移行するので、こ
のリード弁12の閉弁状態への移行によつて、上
記弁頭の弁座当接面10aに加わる流体圧力の低
下が緩和されるため、弁頭10の不安定な閉弁が
より確実に防止できるといつた利点がある。
(考案の効果) 本考案は以上の構成及び作用よりなるもので、
弁頭が弁座に近づいた場合、ラビリンス効果によ
つて流体の流量を滑らかに制御することができる
のはもちろんのこと、弁頭が弁座に非常に接近し
た場合でも、弁座を構成する弾性体のフインに切
欠部が設けられているため、当該切欠部の面積
を、弁頭の円錐形状に形成された弁座当接面によ
つて調節することにより、流体の流量を滑らかに
制御することができ、結果的に、すべての範囲に
わたつて空気等の流体の流量を滑らかに制御する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る流量制御弁の一実施例を
示す縦断面図、第2図は同流量制御弁の要部を示
す作動前の状態の縦断面図、第3図は第2図のX
方向矢視図、第4図は同流量制御弁の要部を示す
作動時の状態の縦断面図、第5図は同流量制御弁
の要部を示す第4図と異なつた作動時の状態の縦
断面図、第6図は同流量制御弁の要部を示す閉鎖
状態の縦断面図、第7図は同流量制御弁の動作を
示すグラフ、第8図は従来の流量制御弁を示す縦
断面図、第9図は同流量制御弁の要部を示す作動
状態の縦断面図、第10図は同流量制御弁の作動
を示すグラフ、第11図は従来の他の流量制御弁
を示す縦断面図、第12図は同流量制御弁の要部
を示す作動状態の縦断面図、第13図は同流量制
御弁の動作を示すグラフである。 符号の説明、2……弁箱、9……弁体、10…
…弁頭、10a……弁座当接面、10b……反弁
座当接面、10c……外周側面、11……弁座、
24……ダイアフラム室、27……ラビリンス
室、28……弾性体、31……フイン、32……
切欠部、g……微小間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁箱内に設けられた弁座と、前記弁座の上流側
    に配置され、ダイアフラム室に供給される作動流
    体により前記弁座と協働して開閉弁する弁頭を備
    えた弁体と、前記弁頭の反弁座当接面を密封的に
    覆うと共に当該弁頭の外周側面と微小間隙を有し
    て対面する前記弁箱側に支持されるラビリンス室
    とを備えてなる流量制御弁において、前記弁頭の
    弁座当接面を円錐形状に形成すると共に、前記弁
    座を弾性体により形成し、前記弁座を構成する弾
    性体の一部を内側に突出させて環状のフインを設
    け、該フインに切欠部を設けたことを特徴とする
    流量制御弁。
JP16147484U 1984-10-25 1984-10-25 Expired JPH0117749Y2 (ja)

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KR102810397B1 (ko) * 2023-03-15 2025-05-21 한국원자력연구원 오작동 방지 밸브 및 이를 포함하는 원자력 설비

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