JPH0117905B2 - - Google Patents

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JPH0117905B2
JPH0117905B2 JP58249030A JP24903083A JPH0117905B2 JP H0117905 B2 JPH0117905 B2 JP H0117905B2 JP 58249030 A JP58249030 A JP 58249030A JP 24903083 A JP24903083 A JP 24903083A JP H0117905 B2 JPH0117905 B2 JP H0117905B2
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JP
Japan
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vehicle
vehicles
rear vehicle
rotation
vertical
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JP58249030A
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JPS60143186A (ja
Inventor
Kingo Murano
Shigeo Oota
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Nippon Sharyo Ltd
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
Hino Jidosha Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sharyo Ltd, Hino Jidosha Kogyo KK filed Critical Nippon Sharyo Ltd
Priority to JP24903083A priority Critical patent/JPS60143186A/ja
Publication of JPS60143186A publication Critical patent/JPS60143186A/ja
Publication of JPH0117905B2 publication Critical patent/JPH0117905B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D47/00Motor vehicles or trailers predominantly for carrying passengers
    • B62D47/02Motor vehicles or trailers predominantly for carrying passengers for large numbers of passengers, e.g. omnibus
    • B62D47/025Motor vehicles or trailers predominantly for carrying passengers for large numbers of passengers, e.g. omnibus articulated buses with interconnecting passageway, e.g. bellows

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、連結車輛に係り、特に車輛の連結時
には前部車輛と後部車輛間の通行が可能で乗心地
の良好な連節車輛としての機能を果たし、しかも
後部車輛を必要に応じて切り離すことができ、前
部車輛のみでも単車輛として走行できるようにし
た連結車輛に関する。
従来技術 従来、2台の車輛(自動車)を連結して走行さ
せる車輛としては2種類のものがあつたが、いず
れも以下のような欠点を有し、満足すべきもので
はなかつた。その第1は、特公昭38−4003号公報
に記載された発明のように、単に独立して走行可
能な2台の車輛を連結機で連結して走行するよう
にしたもの、又は自走可能な前部車輛に自走でき
ないトレーラを連結したトレーラ形式のものであ
るが、この形式の連結車輛は、連結機構によつて
両車輛が切り離し可能で便利ではあるが、前部車
輛と後部車輛間に通ずる通路がないため両車輛間
の通行ができず、特に上記公報記載のバスの場合
には不便であり、また通常のトレーラにおけるよ
うな連結機においては、前後車輛の相対運動の自
由度と可動範囲が大きいため乗心地が悪く、乗用
には適さない欠点があつた。またトレーラ用の連
結機によると前部車輛の床面よりも後部車輛の床
面が高くなるので普通であり、前後車輛の車高が
一致しないという欠点があつた。
その第2は、例えば特開昭56−157609号公報に
記載されたような、いわゆるターンテーブルを備
え、前後車輛間の通路を有する連節車輛(本明細
書では、切離しできないターンテーブル式の車輛
を「連節車輛」と称する。)や、特公昭52−14499
号に記載されたような連節車輛であるが、この形
式のものにおいては、前後車輛間の通行が可能
で、前後車輛間の相対運動の自由度と可動範囲が
小さく乗心地が良好で、前後車輛の車高も一致す
る利点があるが、前後車輛を切り離すことができ
ないという大きな欠点があり、車輛の運行地域や
時間帯によつて輸送能力を半減させたくてもこれ
が不可能である結果、常時前後車輛の連節状態で
走行しなければならず、省エネルギの見地からも
甚だ不経済であり、また道路の混雑を一層助長さ
せる結果を招く等の欠点があつた。
目 的 本発明は、上記した従来技術の欠点を除くため
になされたものであつて、その目的とするところ
は、車輛の上下方向及びこれと直角な横方向の2
つの回転軸を中心とした回転を許容し、前後車輛
の上下方向及び水平方向の屈曲のみを許容して、
その上面が車輛の連結時に通路となる連節機構
と、前後車輛を必要に応じて連結及び切離しでき
るようにした連結機構を設けることによつて、前
後車輛の連結時には前後車輛間の通行が可能で、
乗心地が良く、前後車輛の車高が等しく居住性に
優れ、しかも必要に応じて後部車輛を切り離すこ
とができるという画期的な連結車輛を提供するこ
とであり、またこれによつて運行地域又は時間帯
によつて後部車輛を切り離して前部車輛のみで走
行できるようにし、道路状況や乗客の多少に応じ
て合理的な運行ができるようにすることである。
またトラツクの場合には、貸物の多少に応じて連
結状態又は単車状態での走行を可能とすると共
に、連結状態では前後車輛間を通行して貸物を運
搬したり、貸物の点検が走行中においても前後車
輛にわたつてできるようにすることである。また
他の目的は、これらの合理的な運行を可能とする
ことによつて燃費の節約を図り、必要以上に道路
の混雑を助長するのを防止することである。
概 要 要するに本発明は、前部車輛と後部車輛の連結
時に乗員が該前部車輛と後部車輛間を通行可能し
た連結車輛において、車輛の上下方向の回転軸及
び該回転軸に対して直角な該車輛の横方向の回転
軸を中心とした回転が夫々許容され前記前部車輛
と後部車輛の上下方向及び水平方向の屈曲が可能
とされそれ以外の相対運動が規制されるようにし
た連節機構を備え、該連節機構は、前記した上下
方向の回転軸を中心にして相手側車輛との間で相
対回転するターンテーブル機構を有し、該ターン
テーブル機構は、その上面が前記前部車輛及び後
部車輛の連結時に通路の一部となるように構成さ
れ、かつ前記両車輛の一方の端部床下に配設され
た被連結部材に対してほぼ該床下部分で前記両車
輛が連結されるように構成され前記前部車輛と後
部車輛とを連結及び切離し可能とする連結機構を
備えたことを特徴とするものである。
構 成 以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明す
る。本発明に係る連結車輛1は、第1図から第4
図に示すようにバスBについて実施することもで
き、また第5図に示すようなトラツクTについて
実施することもできるものであり、いずれの場合
にも前部車輛2と、後部車輛3とを連結して走行
できるばかりでなく、第3図に示すように後部車
輛3を切り離して前部車輛2のみでも走行するこ
とができるようにしたものである。前部車輛2
と、後部車輛3とは連結装置4を構成する連節機
構5及び連結機構6によつて一定範囲内の相対運
動が許されて一体的に走行可能とされ、また前後
車輛2,3の連結部Cには乗員が通行するための
蛇腹8が設けられている。車軸は、前部車輛2が
前軸9及び後軸10の2軸を、後部車輛3が後後
軸11を1軸備えており、エンジン12は、例え
ばバスBの場合、前部車輛2の床下に装着され、
いわゆるミツドアンダー方式を採用している。こ
のためエンジン12の重量は前軸9と後軸10と
に均等に分配されている。エンジン12の動力
は、トランスミツシヨン13からプロペラシヤフ
ト14を介してデイフアレンシヤルギヤ15に伝
達され、後軸10が駆動されるようになつてお
り、後後軸11には駆動力がなく、従つて後部車
輛3は、前部車輛2により牽引される型式となつ
ている。またステアリング機構16は、前部車輛
2の前軸9にのみ装着されているが、旋回を容易
にするため前軸9のステアリング操作に連動する
ステアリング機構(図示せず)を後後軸11に装
着することもできる。
本発明に係る連結車輛1は、連節機構5と、連
結機構6とで連結装置4を構成し、これらの補助
的な構成部分として、補助輪18と、補助輪用作
動位置19とを備えたものである。
第6図から第11図において、連節機構5は、
車輛2,3の上下方向の回転軸20及び該回転軸
に対して直角な車輛3の横方向の回転軸21を中
心とした回転を許容し、前部車輛2と後部車輛3
の上下方向及び水平方向の屈曲を可能とし、それ
以外の相対運動を規制するようになつており、該
連節機構5は上下方向の回転軸20を中心にして
相手側車輛、即ち前部車輛2との間で相対回転
し、その上を通行可能ないわゆるターンテーブル
機構22を備えたものである。そして該連節機構
5は、後部車輛3と一体化され部分的に上下方向
の回転のみが許容される後側部材23と、前部車
輛2と一体化されて後部車輛3に対して上下方向
及び水平方向の回転運動からなる相対運動が可能
な前側部材24とから構成されている。
後側部材23は、フレーム部材25と、支持ア
ーム26と、キヤスタ28,29とからなり、前
側部材24は、円板部材30からなる。フレーム
部材25は、後部車輛3の約1/2の重量を支える
ためのものであるから強度の大きい鍛造品等を用
い、一端25aが溶接等の手段で後部車輛3の左
右のシヤシフレーム31に固着されており、他の
一端25bには支持アーム26の横方向の回転軸
21を受容するための穴部25cが形成されてい
て、該穴部にはブツシユ32が圧入されている。
支持アーム26も同じく後部車輛3の約1/2の
重量を支持するので、鍛造品等が用いられ、上部
には半円形の板厚の大きい通路板33が、中央下
部には下方に突出する上下方向の回転軸20が、
左右の側面には一対の横方向の回転軸21が夫々
一体的に形成されている。通路板33の後部に
は、ヒンジ34を介して補助板35が上下方向に
回動自在に枢着されており、該補助板の後端部3
5aは下方に折曲され、フレーム部材25の上面
25dに当接している。横方向の回転軸21はフ
レーム部材25のブツシユ32に回動自在に嵌入
され、側方からワツシヤ36を介してナツト38
により締め付けられ、該ナツトは割ピン39によ
り回り止めされている。これによつて支持アーム
26は、後部車輛3に対して上下方向に屈曲可能
となる。支持アーム26の中央下面の凹部26a
には、一対の強度の極めて大きいキヤスタ28が
ボルト40により固着され、該キヤスタのローラ
41を円板部材30の上面30aを転動させるこ
とで、水平方向の回転を円滑化すると共に、上下
方向の回転軸20に対するローリング方向の曲げ
荷重の減少を図つている。また通路板33の下面
33aにも例えば3個のキヤスタ29がボルト4
2により固着され、そのローラ43が円板部材3
0の上面30aを転動し、上下方向の回転軸20
のピツチング方向の曲げ荷重を軽減させるように
なつている。
円板部材30も、鍛造品等で製作され、上面3
0aが平担に形成された円板44と、該円板を支
えるボス部30bと、前方にV字形に拡開形成さ
れた補強リブ状の本体部30cとからなり、ボス
部30bの穴30dにはブツシユ45が圧入さ
れ、該ブツシユには支持アーム26の上下方向の
回転軸20が回動自在に嵌入され、下方からワツ
シヤ46を介してナツト48で締め付けられ、該
ナツトは割ピン49により回り止めされている。
連結機構6は、テーパ状の連結部材50と、被
連結部材51と、巻取装置52とからなり、テー
パ状の連結部材50は、前方に突出して少なくと
も1本、好ましくは図示のように2本設けられて
おり、夫々連節機構5の前側部材24である円板
部材30の前面30eにナツト53により取り付
けられている。円板部材30の前面30eには、
更に突出部54が形成され、該突出部には牽引部
材55のフツク56が引掛けられる牽引穴54a
及び連結完了後の前後車輛2,3の連結を確実に
するためのくさび58が嵌入するための連結穴5
4bが形成されている。
被連結部材51は、前部車輛2のシヤシフレー
ム59の後端部59aに固着されており、テーパ
状の連結部材50を受容する一対のテーパ穴60
aを設けた横部材60を有し、また後端面51a
には連節機構5の半円形の通路板33の曲率半径
よりも若干大きい曲率半径の円弧状の凹部51b
が形成されており、通路板33のまわりに約90度
位の範囲で相対回転可能に構成されている。
くさび58は、クランク61の先端に枢着され
ており、該クランクはシヤシフレーム59により
回動自在に支持された回転軸62に固着され、そ
の一端には該回転軸を回転させてくさび58を連
結穴55bに係脱させるためのハンドル63が着
脱自在に取り付けられるようになつている。
巻取装置52は、前後車輛2,3間に掛け渡さ
れた牽引部材55を巻き取り、該両車輛を接近さ
せるようになつており、その一例を図示すれば第
6図及び第7図において、シヤシフレーム59に
固着された一対の軸受64により回動自在に支持
され、ウオームホイール65が固着されたスプラ
イン回転軸66と、該スプライン回転軸を正逆方
向に回転させるためのウオーム68が回転軸69
aに固着されたモータ69と、スプライン回転軸
66に対して回転方向に拘束され、軸方向に摺動
自在に嵌挿されたドラム70と、シヤシフレーム
59に固着された横部材71に回動自在に取り付
けられ牽引部材55を一定位置に案内するための
一対のガイドローラ72とからなる。
牽引部材55は、ワイヤロープ等で構成され、
ドラム70に巻き付けられ、一端には後部車輛3
の牽引穴54aに係止されるフツク56が固着さ
れている。
次に、後部車輛3の切離し時及び連結時に連節
機構5及び連結機構6の一部の重量を支えるため
の補助輪18と車輛3の前部の重量を支えるため
の補助輪18A及び補助輪用作動装置19,19
Aについて説明する。補助輪18は、前側部材2
4の左右両側に一対設けられており、ロツド73
にブラケツト74を介してピン75により回動自
在に取り付けられている。同様に補助輪18Aは
左右のシヤシフレーム31に一対設けられてい
る。
補助輪用作動装置19は、補助輪18を必要に
応じて上下動させ、また上方に収納できるように
したものであり、油圧シリンダ76を用い、これ
に内蔵されたピストン(図示せず)とロツド73
とが一体に構成されてなるものである。油圧ポン
プ78はモータを内蔵しており、左右の油圧シリ
ンダ76の電磁弁79に、圧油を給排するための
オイルパイプ80により接続され、該電磁弁から
油圧シリンダ76の上下のシリンダ室76a,7
6bには夫々オイルパイプ81,82が配管さ
れ、ピストンの上下側に圧油を供給して補助輪1
8を上下動させることができるようになつてい
る。油圧モータ78及び電磁弁79の操作スイツ
チ83は後部車輛3の前部側面3aの操作し易い
位置に取り付けられており、例えば「上」、「下」
と夫々書かれた押しボタン84,85を備えてい
る。そして該補助輪用作動装置19で補助輪18
を上下に調節してテーパ状の連結部材50をテー
パ穴60aの上下高さに一致させて嵌入させ、車
輛の一方、即ち前部車輛2の端部床下に配設され
た被連結機構86に対してほぼ該床下部分で両車
輛2,3が連結されるように構成されている。
なお前部車輛2の後端には、該車輛が単独で走
行するときのために、施錠可能なドア87(第3
図)が装着されている。なお補助輪18Aについ
ても、ロツド73A、ブラケツト74A、ピン7
5A、油圧シリンダ76A、油圧ポンプ78A、
電磁弁79A、オイルパイプ80A,81A,8
2A及び操作スイツチ(図示せず)が夫々設けら
れている。
作 用 本発明は、上記のように構成されており、以下
その作用について説明する。まず本発明に係る連
結車輛1の前部車輛2及び後部車輛3を連結する
方法について説明する。第3図及び第4図に示す
ように切り離された前部車輛2と後部車輛3と
を、例えば直線状の案内部材(図示せず)や案内
溝(図示せず)により車輪Wが案内されるような
場所に、互いに離して対峙させるか、又はかなり
広い場所に、両車輛2,3がなるべく一直線上に
縦列配置されるように互いに離して対峙させる。
次に、牽引部材55のフツク56を連結機構6の
牽引穴54aに引掛けて前後車輛2,3間に牽引
部材55を掛け渡し、巻取装置52のモータ69
を回転させて、ウオーム68によりウオームホイ
ール65及びスプライン回転軸66を回転させて
ドラム70により牽引部材55を巻き付けてこれ
を巻き取り、前後車輛2,3を接近させる。この
場合、後部車輛3は補助輪18A及び後後軸11
の車輪Wにより支持されており、路面G上を自由
に転動走行できる状態になつている。また連節機
構5の前側部材24等は補助輪18により支持さ
れている。両車輛2,3がある程度まで接近した
ら、補助輪作動装置19の操作スイツチ83の押
しボタン84又は85を操作して油圧ポンプ78
を作動させ、油圧シリンダ76によりロツド73
及び補助輪18を上下に動かし、テーパ状の連結
部材50の高さを被連結部材51のテーパ穴60
aの高さに一致させる。そして更に巻取装置52
により牽引部材55を巻き取る。この際牽引部材
55は一対のガイドローラ72により常に車輛2
の中央部にガイドされているので後部車輛3は自
然に中央に寄つて来る。一方ドラム70はスプラ
イン回転軸66の軸方向に摺動して牽引部材55
を整列状態に巻き取つて行く。この状態で連結部
材50のテーパ穴60に対する位置合せが次第に
完了し、連結部材50の先端からテーパ穴60a
に嵌入され、テーパによつて更に案内されて後部
車輛3の前側部材24は前部車輛2の被連結部材
51に連結される。この場合、突出部54は被連
結部材51の穴60aに嵌入し、第7図に仮想線
で示すように横部材60の前方に突出する。そこ
でハンドル63を回転軸62に取り付けて第7図
中時計方向に回転させると、クランク61が同方
向に回転して、くさび58が突出部54の連結穴
54b内に嵌入される。この場合、くさび58は
横部材60から前方に突出した一対のくさび案内
部60cにより案内されて連結穴54b内に嵌入
する。このように2本の連結部材50がテーパ穴
60aに嵌入し、更にくさび58が連結穴54b
に嵌入することによつて、前部車輛2の被連結部
材51と後部車輛3の前側部材24とが完全に結
合し、前部車輛2と後部車輛3の連結が完了す
る。そこで補助輪18,18Aは油圧シリンダ7
6,76Aにより夫々引き上げられて上部に収納
される。
次に、このようにして連結された連結車輛1の
走行中の作用について説明する。運転者は前部車
輛2のステアリングホイール88を操作して舵取
りを行う。エンジン12の動力はトランスミツシ
ヨン13、プロペラシヤフト14、デイフアレン
シヤルギヤ15を介して後軸10に伝達され、そ
の車輪Wが駆動輪として前部車輛2を走行させ、
後部車輛3は連結機構6及び連節機構5によつて
牽引される。
走行中において、両車輛2,3が上下方向に連
結装置4において屈曲しようとするときは、横方
向の回転軸21を中心として、前側部材24と前
部車輛とが一体となつて後部車輛3に対して屈曲
する。この場合上下方向の回転軸20には大きな
曲げ荷重が作用するが、その一部はキヤスタ29
のローラ43と円板部材30の上面30aとの間
で分担されるので十分な強度が維持されている。
次に、走行中において、両車輛2,3が左又は
右方向に旋回する場合について説明すると、後部
車輛3は上下方向の回転軸20を中心にして前部
車輛に対して屈曲することができ、この場合支持
アーム26及びこれと一体の通路板33がキヤス
タ28及び29を伴なつて回転し、そのローラ4
1及び43が円板部材30の上面30aを転動
し、連節機構5は両車輛2,3の滑かな水平方向
の屈曲を可能とする。この場合、前後車輛2,3
間にローリングによるねじりが生じた場合には回
転軸20に大きな曲げ荷重が作用するが、その一
部は強度の大きいキヤスタ28により分担される
ので、回転軸20の強度は十分に維持される。
また前後車輛2,3の水平方向の屈曲に伴なつ
て、通路板33の周囲は被連結部材51の円弧状
の凹部51bに対して、第6図に仮想線で示すよ
うに回転し、その許容回転範囲は、左右に約45
度、合計90度位である。またこの場合、蛇腹8の
左右が適宜伸縮して、乗客等が旋回中でも自由に
通路板33上を通行するための安全な通路を確保
する。
また上記以外の前後車輛2,3間の相対運動、
例えば上下方向のずれや横方向のずれは、連節機
構5が全く許容しないので、両車輛2,3が互い
に位置ずれを起こして走行することはなく、騒音
の発生もなく、乗心地も良好となる。
また、前後車輛2,3間のローリングは、テー
パ状の連結部材50を2本設けているので、前部
車輛2の後部と連結装置4とがねじり荷重によつ
て位置ずれを起こすことはなく、両車輛2,3間
に相対的なローリングは発生しない。
次に、本発明連結車輛1の特徴をなす前後車輛
2,3の切離し操作について説明する。まず両車
輛2,3を平坦な路面Gに停車させ、後部車輛3
の車輪Wに歯止めをかけて動かないようにし、補
助輪用作動装置19の操作スイツチ83の「上」
と書かれた方の押しボタン85を押して油圧ポン
プ78及び油圧シリンダ76を作動させてロツド
73により補助輪18を下降させ、路面Gに当接
させる。また同時に補助輪18Aも油圧シリンダ
76Aにより下降させて後部車輛3の前部の重量
を支え得る態勢をつくる。
そこで前部車輛2の回転軸62にハンドル63
を取り付け、第7図中反時計方向に回転させる
と、くさび58は同図に仮想線で示すように連結
穴54bから上方に抜け出るので両車輛2,3は
切離し可能な状態となる。次いで巻取装置52を
上記と逆方向に作動させて牽引部材55をドラム
70から巻き戻しながら前部車輛2を徐行で前進
させる。これによつてフツク56は横部材60の
穴60bを通つて後方に抜け出し、牽引穴54a
に係止されたまま後部車輛3と共に定位置に停止
している。これに続いて連結部材50がテーパ穴
60aから抜け出す。これによつて両車輛2,3
は切り離され、後部車輛3の前部の重量は補助輪
18Aにかかることになるが、油圧シリンダ76
Aがオイルロツクされているので、一対の補助輪
18Aは後部車輛3の約1/2の重量を十分に支え
ることができる。
ある程度両車輛2,3が離れたら、前部車輛2
を少し後退させて牽引部材55を弛めてフツク5
6を牽引穴54bから外し、巻取装置52を再び
順方向に作動させて牽引部材55を巻き取つて、
フツク56をガイドローラ72のところまで引き
寄せ、前部車輛2のみで走行するのに障害になら
ないようにしておく。これによつて両車輛2,3
の切離し作業は完全に終了し、後部車輛3は適宜
の手段で所定の駐車場に搬送し、前部車輛2は後
部のドア87を閉めて施錠し、単独走行できるよ
うにする。
なお、切離しの際には前後車輛2,3間にわた
つて接続されたワイヤハーネス、ブレーキホース
等の配線、配管部材(図示せず)もジヨイント部
材(図示せず)の部分から当然切り離し、また連
結するときにはこれらも接続するものである。
前部車輛2は、バスBの場合には時間帯によつ
て乗客が少ないときに、トラツクTの場合には貨
物が少なく1台分で済むようなときに、前部車輛
2を単独で走行させ、その他の場合には後部車輛
3と連結して走行させることになる。
以上のように、本発明連結車輛1においては、
必要に応じて前部車輛2と後部車輛3を連結又は
切離して走行させることができ、連結作業及び切
離し作業も簡単に行うことができるものである。
効 果 本発明は、上記のように構成され、作用するも
のであるから、車輛の上下方向及びこれと直角な
横方向の2つの回転軸を中心とした回転を許容
し、前後車輛の上下方向及び水平方向の屈曲のみ
を許容して、その上面が車輛の連結時に通路とな
る連節機構と、前後車輛を必要に応じて連結及び
切離しできるようにした連結機構を設けたので、
前後車輛の連結時には前後車輛間の通行が可能
で、乗心地が良く、前後車輛の車高が等しく居住
性に優れ、しかも必要に応じて後部車輛を切り離
すことができるという画期的な連結車輛を提供し
得る効果があり、運行地域又は時間帯によつて後
部車輛を切り離して前部車輛のみで走行できるの
で、道路状況や乗客の多少に応じて合理的な運行
ができるという効果が得られる。またトラツクの
場合には、貨物の多少に応じて連結状態又は単車
状態での走行が可能となり、連結状態では前後車
輛間を通行して貨物を運搬したり、貨物の点検が
走行中においても前後車輛にわたつてできる効果
が得られる。更には、これらの合理的な運行が可
能になる結果、燃費の節約を図り、必要以上に道
路の混雑を助長させる等のことも防止できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係り、第1図は連結状
態における連結車輛(バス)の側面図、第2図は
同じく主要機構部を示す概略平面図、第3図は切
離し状態における前部車輛の側面図、第4図は同
じく後部車輛の側面図、第5図は連結状態におけ
る連結車輛(トラツク)の側面図、第6図は前後
車輛を連結する状態を示す要部平面図、第7図は
第6図に示すものの要部部分縦断面側面図、第8
図は第6図の−矢視縦断面図、第9図は連節
機構、連結機構、補助輪及び補助輪用作動装置を
示す側面図、第10図は第9図に示すものの平面
図、第11図は第10図のXI矢視正面図である。 1は連結車輛、2は前部車輛、3は後部車輛、
5は連節機構、6は連結機構、20は上下方向の
回転軸、21は横方向の回転軸、22はターンテ
ーブル機構、33は通路を形成する通路板、35
は同じく補助板、51は被連結部材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 前部車輛と後部車輛の連結時に乗員が該前部
    車輛と後部車輛間を通行可能した連結車輛におい
    て、車輛の上下方向の回転軸及び該回転軸に対し
    て直角な該車輛の横方向の回転軸を中心とした回
    転が夫々許容され前記前部車輛と後部車輛の上下
    方向及び水平方向の屈曲が可能とされそれ以外の
    相対運動が規制されるようにした連節機構を備
    え、該連節機構は、前記上下方向の回転軸を中心
    にして相手側車輛との間で相対回転するターンテ
    ーブル機構を有し、該ターンテーブル機構は、そ
    の上面が前記前部車輛及び後部車輛の連結時に通
    路の一部となるように構成され、かつ前記両車輛
    の一方の端部床下に配設された被連結部材に対し
    てほぼ該床下部分で前記両車輛が連結されるよう
    に構成され前記前部車輛と後部車輛とを連結及び
    切離し可能とする連結機構を備えたことを特徴と
    する連結車輛。
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