JPH01180515A - コンタクトレンズ用洗浄液及び洗浄方法 - Google Patents

コンタクトレンズ用洗浄液及び洗浄方法

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JPH01180515A
JPH01180515A JP534888A JP534888A JPH01180515A JP H01180515 A JPH01180515 A JP H01180515A JP 534888 A JP534888 A JP 534888A JP 534888 A JP534888 A JP 534888A JP H01180515 A JPH01180515 A JP H01180515A
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contact lens
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TOME SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、コンタクトレンズ用洗浄液及びそれを用いた
コンタクトレンズの洗浄方法に関するものであり、特に
、コンタクトレンズの洗浄液として使用出来ると共に、
保存液としても使用可能なコンタクトレンズ用洗浄液、
並びにかかる洗浄液を使用した洗浄方法に関するもので
ある。
(従来技術−七会冊饅僅) 従来より、コンタクトレンズに沈着した蛋白性の汚れを
蛋白分解酵素で分解除去する方法が広く背反しているが
、かかる蛋白分解酵素は、溶液状態では不安定であり、
活性が次第に低下してしまうことが認められている。そ
こで、蛋白分解酵素を主成分とした錠剤、顆粒、粉末等
の固形の形態で供給し、それを使用者が必要時に精製水
等に溶解して、洗浄液として使用する方法が採られてき
た。
しかしながら、この方法では、固体状態の蛋白分解酵素
を使用毎に溶解しなければならず、そのため煩雑な手間
を使用者に強いる結果となる。また、蛋白分解酵素は、
−旦溶液になってしまうと、時々刻々と活性を失ってし
まうために、コンタクトレンズの保存液中に蛋白分解酵
素を配合することは極めて困難であったのである。
ここにおいて、本発明者らは、上記の如き事情に鑑みて
鋭意研究した結果、液体中においても蛋白分解酵素を安
定に保つ手段を見い出し、洗浄液としてばかりでなく、
保存液としても使用可能なコンタクトレンズ用洗浄液を
完成するに至ったのである。
(解決課題) すなわち、本発明は、液体であるにも拘わらず、高い安
定性を示し、また非常に手軽に使用することが出来る、
洗浄効果の高いコンタクトレンズ用洗浄液、並びにそれ
を用いて、コンタクトレンズを迅速に且つ効果的に洗浄
する方法を提供することを、その目的とするものである
(解決手段) そして、本発明は、かかる課題解決のために、蛋白分解
酵素と水に混和性の有機液体と水との混合液からなるこ
とを特徴とするコンタクトレンズ用洗浄液を、その要旨
とするものであり、また、そのような洗浄液を用いて、
その洗浄に必要な量をコンタクトレンズ表面に施して、
レンズをこすり洗いすることにより、優れた洗浄効果を
得るようにしたのである。
ところで、上記した本発明に従う洗浄液は、蛋白分解酵
素、水に混和性の有機液体及び水にて構成されるもので
あるが、この洗浄液の一成分たる蛋白分解酵素としては
、微生物由来の蛋白分解酵素が好適に用いられることと
なる。けだし、パパインやプロメラインの如き植物由来
の蛋白分解酵素では、システィンやチオ尿素のような還
元剤が必要とされるが、かかる還元剤は空気中の酸素に
よって酸化され易く、この還元剤の酸化により液体中の
蛋白分解酵素の活性化が滞って、酵素活性の低下を惹起
するという問題があるからであり、従って、本発明にあ
っては、そのような還元剤を必要としない微生物由来の
蛋白分解酵素の使用が推奨され、これによって、上記の
如き酵素活性の低下も生じることはないのである。
なかでも、本発明にあっては、液体中における酵素の安
定性の点に鑑みて、バチルス属の微生物由来の蛋白分解
酵素が、好適に採用されるのである。そして、そのよう
な蛋白分解酵素は、種々市販されており、例えば「ビオ
プラーゼ」 (ナガセ生化学工業株式会社)、「アルカ
ラーゼ」、「エスペラーゼ」、「サビナーゼ」 (ノボ
・インダストリー・ジャパン株式会社)、「プロテアー
ゼN「アマノ」」(天野製薬株式会社)等があり、それ
らの中から適宜に選択されることとなる。これらの蛋白
分解酵素は、精製の過程で止むを得ずアミラーゼやリパ
ーゼ等の糖質分解酵素や脂質分解酵素が含まれる場合が
あり、これらの微量成分が洗浄効果を高める働きをする
場合もある。
かかるバチルス属の蛋白分解酵素は、分子内にカルシウ
ムイオンと結合する部位があり、分子内にカルシウムイ
オンを取り込んだ状態において安定な分子構造となる。
それ故に、このバチルス属の蛋白分解酵素と共に、カル
シウムイオンを0、0 O5〜0.O1重量%程度添加
することにより、かかる蛋白分解酵素の安定性を更に向
上せしめ得るのである。なお、このカルシウムイオンの
供給源としては、水に対する溶解性の良好な、塩化カル
シウム、硝酸カルシウム、酢酸カルシウム等が適宜採用
され、その添加量が、O,OO5%より少ないと安定化
効果が充分発揮されず、また0、01%より多くても安
定化効果がより高まるということはないのである。
また、本発明において、蛋白分解酵素の使用量は目的と
する洗浄効果に応じて適宜に決定されることとなるが、
好ましくは、0.01〜5重量%の濃度となるように決
定される。なお、その使用量が少な過ぎると、洗浄効果
が充分ではなく、また高濃度では、酵素活性が強過ぎて
、洗浄に際して皮膚の障害を惹起するという危険性が生
じるからである。
そして、本発明では、上記の如き蛋白分解酵素を、水に
混和性の有機液体と水とからなる混合溶媒により溶解せ
しめ、均一な溶液とするものであり、そしてその際、よ
り好適には、ががろ水に混和性の液体と水との配合比が
、50:50〜75:25 (重量部)の範囲とされる
のである。この範囲の配合比が酵素の安定性を損なわな
い溶媒組成であり、この配合比の範囲を外れた場合には
、蛋白分解酵素の安定性が著しく損なわれることとなる
また、本発明において用いられる水に混和性の有機液体
としては、生体組織に対する安全性が高く、且つコンタ
クトレンズの素材に影響を及ぼさないものでなければな
らず、具体的には、グリセリン、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等が適
宜に採用される。
さらに、本発明に従うコンタクトレンズ用洗浄液にあっ
ては、そのpHを7〜10に保持することが好ましい。
なお、洗浄液のpHが7より低くなると、蛋白分解酵素
の効果が満足に発揮され得なくなるのであり、またpH
が10より大きくなると、手荒れの原因になるだけでな
く、コンタクトレンズの素材に悪影響を与える可能性が
高くなるからである。
なお、かかる洗浄液のpHを7〜10に保つためには、
一般に、緩衝剤が添加されるのであるが、かかる緩衝剤
としては、蛋白分解酵素の安定性を向上させるために添
加されているカルシウムイオンと沈澱を生じることがな
く、且つ酵素の安定性を損なうことのないものである必
要がある。そのような要請に応え得る緩衝剤としては、
具体的には、トリエタノールアミンと酢酸との組合せが
あり、それが本発明では好適に用いられる。なお、この
緩衝剤の配合量は、一般に0.1〜10重1%程度が望
ましく、0.1%より少ないとpHの安定性が悪くなり
、また10%より高くてもpHの安定性がより向上され
るということはない。
また、本発明に従うコンタクトレンズ用洗浄液にあって
は、コンタクトレンズに付着した眼脂等の油性の汚れを
除去するために、所定の界面活性剤を0.05〜5重量
%の範囲で加えることも可能である。なお、界面活性剤
量が0.05%より少ないと、油汚れの洗浄効果が非常
に低いものとなり、また5%より多くても、油汚れの洗
浄効果が高められることはなく、手荒れの原因となる場
合もある。
なお、この適宜に添加される界面活性剤としては、アニ
オン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、アニオン系
界面活性剤とノニオン系界面活性剤とからなるもの等が
挙げられるが、本発明においては、何れの界面活性剤を
用いてもよい。
ところで、上記した界面活性剤の一つとして用いられる
アニオン系界面活性剤としては、具体的には、アルキル
硫酸ナトリウム、アルキルベンイルスルホン酸ナトリウ
ム、アルキロイルメチルタウリンナトリウム、アル、キ
ロイルザルコシンナトリウム、α−オレフィンスルホン
酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリ
ン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル硫酸ナトリウム、ジ(ポリオキシエチレンアル
キルエーテル)リン酸ナトリウム等を挙げることが出来
る。
また、ノニオン系界面活性剤にあっても、その具体例と
して、高級アルキルアミンのポリエチレングリコール付
加物、高級脂肪酸アミドのポリエチレングリコール付加
物、高級脂肪酸のポリグリセリンエステル、高級脂肪酸
のポリエチレングリコールエステル、高級脂肪酸のポリ
アルキレンゲリコール、ポリエチレングリコールコポリ
マーエステル、高級脂肪酸のポリエチレングリコールの
付加した多価アルコールエステル、高級アルコールのポ
リエチレングリコールエーテル、高級アルコールのポリ
グリセリンエーテル、アルキルフェノールのポリエチレ
ングリコールエーテル、アルキレンフェノールのポリエ
チレングリコールエーテルのホルムアルデヒド縮金物、
ポリプロピレングリコール・ポリエチレングリコール共
重合体、リン酸エステル、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ポ
リエチレングリコールソルビタンアルキルエステル、ス
チロールのポリエチレングリコール付加物等を挙げるこ
とが出来る。
さらに、本発明のコンタクトレンズ用洗浄液にあっては
、シリカやアルミナ等の無機の研磨粒子やナイロン、ポ
リメチルメタクリレート等の有機ポリマー粒子を、研磨
粒子として含むことによって、物理的な研磨効果が加わ
り、洗浄効果をより確実なものとすることが出来るので
ある。なお、この研磨粒子の添加量としては、一般に0
.1〜10重量%の範囲内で適宜決定されることとなる
なお、研磨粒子の添加量が0.1%より少ないと、研磨
粒子の添加効果を充分に発現し得す、また10%より多
いと、レンズの滑りが悪くなって、洗い難くなるのであ
る。
更にまた、保存中の菌の増殖を防止するために、ソルビ
ン酸カリウム、ソルビン酸ナトリウム、安息香酸ナトリ
ウム、パラオキシ安息香酸のメチルエステル、エチルエ
ステル、プロピルエステル或いはブチルエステル、サリ
チル酸ナトリウム等の防腐剤を、0.01〜1重量%の
範囲で添加することも可能である。
ところで、上記の如き洗浄液を用いて、ハードコンタク
トレンズや非含水性のソフトコンタクトレンズを洗浄す
るに際しては、先ず、装用の後に、眼から外したコンタ
クトレンズに、上記した本発明に従うコンタクトレンズ
用洗浄液を1〜2滴滴下し、かかるレンズを親指と大指
し指の間でこすり洗いするか、或いは掌の上でこすり洗
いする。
このような方法でレンズを洗浄することによって、その
洗浄中に蛋白分解酵素が作用して、蛋白性の汚れを効果
的に除去することが出来るのである。
なお、従来の方法によれば、一般に、蛋白分解酵素によ
るレンズの洗浄には、一定期間、具体的には、1時間〜
数時間に亘ってレンズを蛋白分解酵素の水溶液中に浸漬
しなければ、充分な洗浄効果が得られないが、本発明に
係るコンタクトレンズ用洗浄液でレンズを洗浄するに際
しては、その洗浄時間がわずか3〜30秒の短時間で、
充分な洗浄効果が得られるのである。
また、本発明のコンタクトレンズ用洗浄液を用いて含水
性のソフトコンタクトレンズを洗浄する場合には、水で
湿らせたパフ上に前記洗浄液の1〜2滴を滴下し、この
パフ上においてレンズをこすり洗いするのである。そう
すると、かかる洗浄中に蛋白分解酵素が働いて、レンズ
表面ばかりでなく、レンズ内部に侵入した蛋白性の汚れ
も有利に分解され得ることとなる。
(実施例) 以下に、本発明の幾つかの実施例を示し、本発明を更に
具体的に明らかにすることとするが、本発明が、そのよ
うな実施例の記載によって、何等の制約をも受けるもの
でないことは、言うまでもないところである。
実施例 l 下記第1表に示されるように、試料IVk1)〜20の
如き組成の洗浄液を調製した。
なお、第1表中、*1〜*6は、それぞれ、下記の如き
市販の界面活性剤及び蛋白分解酵素を用いた。
*1:日本油脂株式会社製ノニオン系界面活性剤(ポリ
オキシエチレンオクチルフェニルエーテル) *2:日本油脂株式会社製ノニオン系界面活性剤(オキ
シエチレン・オキシプロピレンブロックポリマー) *3:日木油脂株式会社製アニオン系界面活性剤(ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム) *4:日光ケミカルズ株式会社製アニオン系界面活性剤
(α−オレフィンスルホン酸ナトリウム) *5:ノボ・インダストリー・ジャパン株式会社製バチ
ルス属由来蛋白分解酵素 *6:ナガセ生化学工業株式会社製バチルス属由来蛋白
分解酵素 かくして得られた洗浄液のそれぞれについて、そのpH
,IXIX特製時白分解酵素の活性及び40℃の温度下
に2週間保存した後の残存活性を、下記の方法により測
定した。そして、その結果を、下記第2表に示した。
−p H測定− 株式会社堀場製作所製pHメータF−8E型にてpHを
測定した。
−蛋白分解酵素の活性測定− 37℃に加温した0、 6%カゼイン溶液(pH7゜0
、05 Mリン酸−水素ナトリウム水溶液)の5mlに
、精製水で希釈した各々の洗浄液1 m lを添加し、
これを37℃で10分間保ち、その後、沈澱試液(0,
1)Mトリクロル酢酸、0.22 M酢酸ナトリウム及
び0.33M#酸の混合液)5mlを加えて、未分解の
蛋白を沈澱せしめ、更に濾過して得られた濾液中の27
5nmにおける吸収Aを求めた。また別に、本発明に従
う洗浄液の希釈液1mlに、前記沈澱試液5 m lを
加えた後、更に前記カゼイン溶液を添加せしめ、生じた
沈澱を濾過して得られる濾液について、その275nm
における吸収A0を求めた。
なお、1分間にチロシンI X 10−”g相当量の2
75nm吸収を示す非蛋白性物質を生成する酵素活性を
1uとした。
蛋白分解酵素活性(u / m 1 )〔但し、As=
0.391  (275nmにおけるチロシン50.O
pg/mllの吸収)〕残存活性(%) 第  2  表 かかる第2表の結果から明らかなように、水に混和性の
有機液体と水の配合比(重量比)が50:50〜75:
25の範囲内である洗浄液において、酵素の残存活性が
著しく高いことが認められ、従って、前記水に混和性の
液体と水との配合比を上記範囲内とすることが、酵素を
安定に保存する上で有効であることが明らかとなった。
さらに、試料N1)3,6,10,14.19の洗浄液
について、それぞれ、洗浄効果テストを行なった。その
方法及び結果については、下記の通りであった。
一洗浄効果テストー 人工涙液(pH7,4)を下記の配合にて調製した。
アルブミン        0.388 gγ−グロブ
リン      0.161 gリゾチーム     
   0.120 g、塩化ナトリウム      0
.900 g塩化カルシウム(二水塩)  0.015
gリン酸二水素ナトリウム  0.104 g(二水塩
) IN 水酸化ナトリウム    5mff水     
            100mβ跣力峠U」え2」
」− 高酸素透過性のハードコンタクトレンズ(株式会社メニ
コン製、メニコンEX)を5枚用意し、これらのレンズ
を、前記人工涙液の1.5ml中において30分間煮沸
した後、暗視野実体顕微鏡(オリンパス光学株式会社製
)で20倍に拡大して観察したところ、5枚のレンズは
、何れもレンズ全体に白い蛋白性の汚れが付着している
ことが認められた。
かかる汚れの付着した5枚のレンズに、それぞれ、試料
隘3の洗浄液を1滴滴下し、親指と人指し指の間で10
秒間軽くこすり洗いした。
そして、これらのレンズを20倍に拡大して観察したと
ころ、5枚のレンズは、何れも汚れがきれいに除去され
ていることが認められた。
跣豫3Ji〜7,1−2 前記テスト1における試料魚3の洗浄液に代えて、試料
1)h6の洗浄液を使用し、他の操作はテスト1と同様
に行なった。大部分の汚れが除去され得ることが認めら
れた。
跣」」U[云ス」」− 前記テスト1における試料隘3の洗浄液に代えて、試料
隘10の洗浄液を使用し、他の操作はテスト1と同様に
行なった。その結果、手指洗浄の段階で、周辺部に汚れ
を残したが、それ以外の汚れはきれいに除去出来た。
几教貫土 洗浄効果テスト1と同様にして得られた汚れの付着した
レンズ5枚に、市販の酸素透過性ハードコンタクトレン
ズ用洗浄液(株式会社メニコン製、0□ケア)を、それ
ぞれに1滴ずつ滴下して、テスト1と同様に、親指と人
指し指の間で軽くこすり洗いした後、前記顕微鏡で20
倍に拡大して観察したところ、それら5枚のレンズにお
いて、レンズ全体に付着した白い蛋白性の汚れに変化は
見られなかった。
洗止然l±囚上土 2−ヒドロキシエチルメタクリレートを主成分とし、含
水率が約40%のソフトコンタクトレンズ(株式会社メ
ニコン製、メニコンソフトM)を、両眼に3ケ月間装用
した。そして、その後、このレンズを乾燥させ、暗視野
実体顕微鏡を用いて20倍に拡大して観察したところ、
何れのレンズも全体が蛋白性と思われる汚れでうつすら
と白濁していた。このレンズを生理食塩水中に浸漬して
、再び含水状態に戻した。次いで、水道水で湿らせた洗
浄パフ(株式会社メニコン製、メニコンバフ)に試料1
)1I1)4の洗浄液を2滴滴下し、このパフ上で泡立
てたところで、前記含水せしめたレンズのうちの1枚を
用いて、その両面を片面10回ずつ洗浄し、生理食塩水
で濯いだ後、乾燥させた。これを前記顕微鏡を用いて2
0倍に拡大して観察したところ、汚れは全く除去された
ことが認められた。
なお、比較のために、他の1枚を、メニコンバフ上で、
市販の洗浄液(株式会社メニコン製、メニクリーン)を
用いて、レンズの両面を片面10回ずつ洗浄し、生理食
塩水で濯いだ後、乾燥せしめ、前記と同様に20倍に拡
大して観察したが、汚れに変化は見られなかった。
跣方峨υ[九ス)5− ブチルアクリレートとブチルメタクリレートを主成分と
する非含水性ソフトコンタクトレンズ5枚を用意して、
洗浄効果テスト1と同様にして、これらのレンズを煮沸
し、白濁したレンズを得た。
そして、掌上に試料隘19の洗浄液を2滴取り、前記汚
れの付着したレンズの両面を、それぞれ片面10回ずつ
こすり洗いした。これらの洗浄されたレンズを、前記顕
m&J1を用いて20倍に拡大して観察したところ、5
枚のレンズの何れも、掌の当たり難い周辺部に白濁が残
存している以外は汚れが除去されていた。
比較1 上記テスト5と同様にして、汚れの付着したコンタクト
レンズを5枚用意した。そして、それらのレンズを、市
販の洗浄i(株式会社メニコン製、メニクリーン)の2
滴を掌上に取って、レンズの両面を片面10回ずつこす
り洗いした。
そして、前記と同様に観察したところ、5枚のレンズは
何れも汚れが減少していなかったことが認められた。
実施例 2 試料隘2のコンタクトレンズ用洗浄液に、平均粒径:5
μのシリカ粉を添加し、充分に混合攪拌した後、均一な
懸濁状態のコンタクトレンズ洗浄液(試料隘21)を得
た。
迭企四果孟ス上亙 テスト1において用いられた試料N13の洗浄液に代え
て、本実施例の試料隘21の洗浄液を用いて、手指洗浄
の操作を行ない、前記と同様に、顕微鏡にて拡大して観
察した。その結果、かかる試料N1)21によって洗浄
されたレンズにあっては、レンズの中心部のみならず、
周辺部にも汚れが残存することなく、綺麗にlηれを除
去し得たのである。
跣、f13痕[尤ス)−7− 高酸素透過性ハードコンタクトレンズ(株式会社メニコ
ン製、メニコンEX)を、積分球光電散乱光度計:T−
2600D (東京電色株式会社製)を用いて測定し、
初期合皮(C0)を求めた。次いで、このレンズを前記
人工涙液中に68℃で30分間浸漬した後、試料N1)
llの洗浄液を1滴付け、親指と人差指の間で10秒間
こすり洗いし、再びレンズの合皮(C1)を測定した。
更に、この操作を4回繰り返して、合皮:02〜C6を
測定した。そして、レンズ5枚のC−Go  (m−1
,2,・・・5)の平均値を、第1図に黒丸(・)で示
す。
また、前記と同様に人工涙液に浸漬したコンタクトレン
ズを、試料N[Lllの洗浄液1ml!に1θ秒間浸漬
し、水道水で濯いだ後、かかるレンズの合皮C4を測定
し、更に前記と同様に、この操作を繰り返して、合皮C
2〜C1を測定し、レンズ5枚のC,−C,の平均値を
第1図に白丸(○)で示す。
そして、上記実験終了後のコンタクトレンズを、暗視野
実体顕微鏡(オリンパス光学株式会社製)にて20倍に
拡大し、観察したところ、試料隘1)の洗浄液を用いて
手指で10秒間こすり洗いしたコンタクトレンズに付着
していた汚れは、非常に僅かであったが、前記洗浄液に
10秒間浸漬しただけのものにあっては、コンタクトレ
ンズ全体が白濁していた。
なお、C−Co  (m=1.2.  ・・・5)の値
は、洗浄により除去されずにコンタクトレンズ上に残っ
た人工涙液由来の汚れによって増加したレンズの不透明
性であり、従って、このC−Coの値が小さい程、コン
タクトレンズに残っている汚れが少ないこととなる。即
ち、C−Coの値が小さい程、洗浄液の洗浄効果が高い
ことを示しているのである。
更にまた、比較のために、前記と同様にして、人工涙液
に浸漬したコンタクトレンズを、市販の酸素透過性ハー
ドコンタクトレンズ用洗浄液(株式会社メニコン製、0
2ケア)にて10秒間洗浄し、それらレンズ5枚のC,
−C,の平均値を第1図に白抜角(ロ)で示す。
第1図に示されるように、本発明に従う洗浄液を用いて
手指による洗浄を行なう操作(黒丸印)の値が他に比べ
て著しく低く、従って、蛋白分解酵素の化学的洗浄力と
手指の物理的洗浄力の相乗効果により、高い洗浄力が得
られることが明らかとなったのである。
洗企四来±ス上エ ソフトコンタクトレンズ(株式会社メニコン製、メニコ
ンソフトM)を、前記人工涙液中に68℃で30分間浸
漬した後、水で湿らせた専用ハフ(株式会社メニコン製
、メニコンパフ)に試料1)h15の洗浄液を2滴滴下
したところで、片面10秒ずつ洗浄した。同様の操作を
5枚のレンズについてそれぞれ行ない、暗視野顕微鏡に
て20倍に拡大して観察した。その結果、レンズ表面に
は、全く汚れが認められなかった。
また、前記と同様に、人工涙液に浸漬した5枚のコンタ
クトレンズを用い、生理食塩水1mlに試料隘15の2
滴を滴下したものに、かかるレンズを室温で20秒間浸
漬して、前記顕微鏡を用いて20倍に拡大して観察した
が、かかる5枚のコンタクトレンズは、何れも全体に白
く濁っていた。
さらに、比較のために、試料隘15に代えて前記市販の
洗浄液(メニクリーン)を前記専用パフに滴下して、5
枚のコンタクトレンズを前記と同様の操作にて洗浄して
観察したところ、レンズには所々白く汚れが付着してい
た。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明に係るコンタク
トレンズ用洗浄液は、蛋白分解酵素、水に混和性の有機
液体及び水からなるものであるところから、液体である
にも拘わらず、高い安定性を示し、また使用に際して用
時調製する必要がなく、更には必要量滴加するだけで、
非常に手軽に使用することが出来る特徴を有している。
そして、かかる洗浄液を用いて洗浄するに際しては、レ
ンズを短時間こすり洗いするだけで、高い洗浄効果が得
られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例2の洗浄効果テスト7における洗浄効
果を比較したグラフである。 出願人  トーメー産業株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蛋白分解酵素と水に混和性の有機液体と水との混
    合液からなることを特徴とするコンタクトレンズ用洗浄
    液。
  2. (2)前記蛋白分解酵素が、微生物系の蛋白分解酵素で
    ある特許請求の範囲第1項記載の洗浄液。
  3. (3)前記水に混和性の有機液体と水との配合比が、重
    量比で50:50〜75:25である特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の洗浄液。
  4. (4)蛋白分解酵素と水に混和性の有機液体と水との混
    合液からなるコンタクトレンズ用洗浄液を用い、その洗
    浄に有効な量をコンタクトレンズ表面に施して、レンズ
    をこすり洗いすることを特徴とするコンタクトレンズの
    洗浄方法。
JP534888A 1988-01-13 1988-01-13 コンタクトレンズ用洗浄液及び洗浄方法 Granted JPH01180515A (ja)

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