JPH0118183B2 - - Google Patents

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JPH0118183B2
JPH0118183B2 JP56123654A JP12365481A JPH0118183B2 JP H0118183 B2 JPH0118183 B2 JP H0118183B2 JP 56123654 A JP56123654 A JP 56123654A JP 12365481 A JP12365481 A JP 12365481A JP H0118183 B2 JPH0118183 B2 JP H0118183B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
melting point
point polyester
polyester fibers
cushion material
mat
Prior art date
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Expired
Application number
JP56123654A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5831150A (ja
Inventor
Saburo Nohara
Kenichi Tagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5831150A publication Critical patent/JPS5831150A/ja
Publication of JPH0118183B2 publication Critical patent/JPH0118183B2/ja
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエステル繊維製のクツシヨン材に
関する。
現在家具およびベツドの分野で使用されている
クツシヨン材は大部分ウレタンフオームである。
しかしながらウレタンフオームは湿熱老化による
経時変化が大きいため、硬目に製造しなければな
らず、そのため製造直後硬目に感ずること、およ
び底づき感がして嫌われるなどの欠点がある。
本発明はこれらの欠点を除き、耐久性があり、
すぐれた性能を発揮するポリエステル繊維製クツ
シヨン材を提供することを目的とする。
本発明は、繊度1〜20デニール、繊維長30〜
100mmを有する高融点ポリエステルステープルと、
該ポリエステルステープルより50℃以上低融点の
ポリエステルステープルとを90:10〜50:50の重
量比で含み、該ステープルは立体的に不規則にか
らみ合い、交絡部の少なくとも一部は該低融点ポ
リエステルステープルの溶融によつて形成された
節玉によつて一体に固着されている密度0.005〜
0.15g/cm3を有するポリエステル繊維製クツシヨ
ン材よりなる。
添付図面の写真は、繊度10d,長さ51mmの高融
点ポリエステルステープル70%、繊度6d、長さ
51mmの低融点ポリエステルステープル30%よりな
る本発明のクツシヨン材の拡大写真である。この
写真に見られるように多数のステープルが立体的
に不規則にからみ合い、低融点ステープルは殆ん
ど熱で溶けて節玉を形成し、交絡部において複数
のステープルを一体に固着していることがわか
る。またからみ合つている高融点ステープルは絡
合部において低融点ポリエステルの溶融節玉によ
つて固着されているだけであるから、高融点ステ
ープルの持つすぐれた弾性が減殺されることが少
ない。
本発明のクツシヨン材は、湿熱老化によるクツ
シヨン性能の経時的変化が殆んどなく、また高融
点ポリエステルステープルと低融点ポリエステル
ステープルの混合比率を変えることにより、軟か
いクツシヨンから硬いクツシヨンまで好みに応じ
て製造することができる。また前記混合比率を部
分的に変えることにより、表面が軟らかく、内部
が硬いクツシヨン材を製造することができるなど
の利点がある。
本発明のクツシヨン材の製造方法について述べ
る。まず高融点ポリエステルステープルと低融点
ポリエステルステープルとを90:10〜50:50の重
量比で混合し、次に適当なウエバーによつて繊維
ウエブを形成する。
高融点ポリエステル繊維としては、通常のポリ
エチレンテレフタレート、ポリヘキサメチレンテ
レフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレー
ト、ポリ1,4―ジメチルシクロヘキサンテレフ
タレート、ポリヒバロラクトンまたはこれらの共
重合エステルやコンジユゲートスピニングによる
複合繊維などが例示できる。高融点ポリエステル
繊維の断面形状は円形、異形または中空のいずれ
でもよい。一方、低融点ポリエステル繊維は、ア
ジピン酸、セバチン酸などの脂肪酸ジカルボン酸
類、フタル酸、イソフタル酸、ナフタリンジカル
ボン酸などの芳香族ジカルボン酸類および/また
はヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソ
フタル酸などの脂環族ジカルボン酸類と、ジエチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、パラキシリレングリコールな
どの脂肪族や脂環族ジオール類とを所定数含有
し、所望に応じてパラヒドロキシ安息香酸などの
オキシ酸類を添加した共重合エステルであり、た
とえばテレフタル酸とエチレングリコールとにお
いてイソフタル酸および1,6―ヘキサンジオー
ルを添加共重合させたポリエステルを用いる。高
融点および低融点ポリエステル繊維の繊維長は、
通常のステープル長である30〜100mmであればよ
く、さらにその繊度は通常1〜20デニールであれ
ばよい。
高融点ポリエステル繊維と低融点ポリエステル
繊維との混合比率は重量比で90:10〜50:50であ
り、この範囲内において両ポリエステル繊維の混
合比率を適宜に変えると、比較的軟らかいクツシ
ヨン材からやや硬めのクツシヨン材まで得ること
ができる。この場合に、高融点ポリエステル繊維
の比率が90%を超えると、製造したマツトの繊維
間の熱融着が不十分であるからクツシヨン性が低
下しやすく、一方、高融点ポリエステル繊維の比
率が50%未満であると、融着成分が過多となつて
製造したマツトは硬すぎてクツシヨン材として不
適である。
混合したウエブは所定の厚みに積層してから加
熱する。この積層時には、ウエブの密度が0.005
〜0.15g/cm3,好ましくは0.01〜0.10g/cm3にな
るようにする。このような密度に積層すると、製
造したマツトの反発弾性がクツシヨン材として好
適な値となる。次に積層ウエブの加熱温度は、高
融点ポリエステル繊維の融点と低融点ポリエステ
ル繊維の融点との間の温度である。この際に、好
ましくは高融点ポリエステル繊維の融点は200℃
以上であり、かつ低融点ポリエステル繊維の融点
は同時に使用する高融点ポリエステル繊維のそれ
よりも50℃以上低いため、両ポリエステル繊維の
融点に応じて加熱温度を定めることになる。加熱
手段としては、熱水、スチーム、高圧スチームの
ような湿熱手段が好ましく、例えば型内に積層充
填したウエブを高圧スチームによつてマツト成形
する。この場合に、加熱手段として熱風のような
乾熱手段を用いてもよく、さらにエンドレスベル
ト間で連続的にマツト成形することも可能であ
る。
この加熱によつて低融点ポリエステル繊維は溶
融して高融点ポリエステル繊維間を熱融着する。
本発明のクツシヨン材は、ウレタンフオームに
比べて腰が強いので、これ単独でマツトレスとし
て使用しても底づき感がなくて寝心地が良いとい
う利点がある。また、湿熱老化による経時変化が
少ないために耐久性がすぐれ、ウレタンフオーム
のように硬目に製造する必要がない。この結果、
本発明では、軟らかいクツシヨン材または硬いク
ツシヨン材を好みに応じて製造できるうえに、高
融点ポリエステル繊維と低融点ポリエステル繊維
との混合比率が異なるウエブを適当数積層して成
形することにより、表面が軟らかくて内部が硬い
というクツシヨン材も適宜に製造可能である。
本発明のクツシヨン材は、寝台のマツトレスや
家具のシートなどに用い、じゆうたんの下敷材と
して使用してもよい。
次に本発明を実施例および比較例によつて説明
する。
実施例 1 高融点ポリエステル繊維として繊度10デニール
で繊維長51mmのポリエチレンテレフタレートステ
ープル(融点257℃)を用い、かつ低融点ポリエ
ステル繊維として、繊度6デニールで繊維長51mm
である共重合比60:40のテレフタル酸とイソフタ
ル酸との共重合ポリエステルステープル(融点
110℃)を用いる。高融点ポリエステル繊維と低
融点ポリエステル繊維とを80:20の割合で混合
し、ランダムウエバーによつてウエブを製造す
る。
前記ウエブを、熱の通りの良いようにパンチ穴
を有するステンレス鋼ボツクス(縦100cm×横50
cm×高さ50cm)に密度0.02g/cm3になるように積
層して充填し、該ボツクスに上蓋をした後に二重
高圧カンに入れる。このカン内を真空にした後
に、130℃の高圧スチームでマツト成形を10分間
行なう。この結果、低融点ポリエステル繊維が溶
融して、高融点ポリエステル繊維の交絡部に融着
したマツトを得る。このマツトを厚さ10cmにスラ
イスすると、家具用クツシヨン材としてすぐれた
クツシヨン性を示す。
実施例 2 実施例1と同様の高融点ポリエステル繊維と低
融点ポリエステル繊維とを90:10の割合で混合
し、ランダムウエバーによつてウエブを製造す
る。このウエブから実施例1と同様にしてマツト
を製造する。得たマツトはクツシヨン性が良好で
あり、比較的軟らかいクツシヨン材として適して
いる。
実施例 3 混合比率を70:30とした以外は実施例2と同様
にしてマツトを製造する。得たマツトはクツシヨ
ン性が良好である。
実施例 4 混合比率を50:50とした以外は実施例2と同様
にしてマツトを製造する。得たマツトはクツシヨ
ン性が良好であり、やや硬目のクツシヨン材とし
て適している。
比較例 1 混合比率を95:5とした以外は実施例2と同様
にしてマツトを製造する。得たマツトは、繊維間
の融着が不十分であるから、繰返し使用時にウエ
ブ積層間または繊維間の剥離を生じてクツシヨン
性が低下する。
比較例 2 混合比率を45:55とした以外は実施例2と同様
にしてマツトを製造する。得たマツトは、融着成
分が過多となつて硬すぎ、繊維のクツシヨン性が
十分に発現しないのでクツシヨン材として不適で
ある。
実施例 5 実施例1と同様の高融点ポリエステル繊維と低
融点ポリエステル繊維とを70:30の割合で混合
し、ローラーカードおよびクロスラツパーによつ
て重量800g/m2のウエブを製造した後に、軽く
ニードルパンチングをして厚さ40mmのシートを得
る。
前記のシートを、上下間隔20mmを有する金網製
の駆動エンドレスベルト間に通し、180℃で3分
間熱風加熱処理を行なう。この結果、低融点ポリ
エステル繊維が高融点ポリエステル繊維の交絡部
を熱融着して、厚さ20mmを保つ密度0.04g/cm3
連続シート状のマツトを得る。このマツトは、繰
返し圧縮によつても変形しない良好なクツシヨン
材である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のクツシヨン材を拡大して示した
写真である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 繊度1〜20デニール、繊維長30〜100mmを有
    する高融点ポリエステルステープルと、該ポリエ
    ステルステープルより50℃以上低融点のポリエス
    テルステープルとを90:10〜50:50の重量比で含
    み、該ステープルは立体的に不規則にからみ合
    い、交絡部の少なくとも一部は該低融点ポリエス
    テルステープルの溶融によつて形成された節玉に
    よつて一体に固着されてなる密度0.005〜0.15
    g/cm3を有するポリエステル繊維製クツシヨン
    材。
JP56123654A 1981-08-06 1981-08-06 ポリエステル繊維製クツシヨン材 Granted JPS5831150A (ja)

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JPS5831150A JPS5831150A (ja) 1983-02-23
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