JPH01183306A - シリンダヘッドの加工方法および装置 - Google Patents

シリンダヘッドの加工方法および装置

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JPH01183306A
JPH01183306A JP796988A JP796988A JPH01183306A JP H01183306 A JPH01183306 A JP H01183306A JP 796988 A JP796988 A JP 796988A JP 796988 A JP796988 A JP 796988A JP H01183306 A JPH01183306 A JP H01183306A
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谷 信彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、軸受部材に軸受孔を形成するための加工方法
および装置に関するものである。
(従来の技術) 軸受部材に軸受孔を形成するにあたっては、軸受部材と
しての機能上、軸受孔の真円度を十分に確保することが
肝要であるが、軸受孔形成後軸受部材が他の部材にボル
ト締め等により組み付けられる場合には、軸受部材単体
で得られた真円度も組付けにより低下することがある。
特に、シリンダヘッドのように、カムシャフト用の軸受
孔近傍においてボルト締付けがなされる場合には、組付
けによるひずみを機能上無視することができなくなる。
このため、従来、軸受孔の孔あけ加工は、軸受部材をボ
ルト締め等により最終的な組付状態と同じ応力状態にし
てなされるのが一般的である。
また、特開昭62−28102号公報には、軸受部材を
所定の抑圧手段で押圧することにより上記応力状態を創
り出す技術が開示されている。
(発明が解決しようとする課8) しかしながら、このように軸受部材を最終的な組付状態
と同じ応力状態にして孔あけ加工をする場合には、ボル
ト締めおよびボルト取外し等の面倒な作業が必要となっ
たり、あるいは、抑圧手段で押圧したとき軸受部材に損
傷を与えるおそれが生じたりすることとなる。
本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであって
、孔あけ加工の際軸受部材に所定の応力状態を付与しな
くても、軸受部材が他の部材に組み付けられた最終的な
組付状態において、軸受孔の真円度を十分に確保するこ
とのできる軸受部材の加工方法および装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明による軸受部材の加工方法および装置は、最終的
な組付状態において軸受部材に生ずるひずみを予め考慮
し、孔あけ加工において中心が極く僅かにずれた少な(
とも2つの円の包路線からなる断面形状を有する軸受孔
を形成することにより、上記目的達成を図るようにした
ものである。すなわち、本発明による軸受部材の加工方
法は、軸受部材に軸受孔を形成する加工方法において、
前記軸受部材に対し、加工芯の位置を所定の微小量ずら
して少な(とも2回の孔あけ加工を施すことにより、1
つの軸受孔を形成することを特徴とするものである。ま
た、本発明による軸受部材の加工装置は、軸受部材を載
せる載置台と、この載置台上の軸受部材に、加工芯方向
に往復動することにより水平方向に軸受孔を加工する孔
あけ加工具と、この孔あけ加工具が前進するときと後退
するときとで、該孔あけ加工具の加工芯と前記載置台上
の軸受部材との相対位置を上下方向に所定の微小量ずら
す加工芯調整手段とを備えてなることを特徴とするもの
である。
上記「所定の微小量」とは、最終的な組付状態において
軸受部材に生ずるひずみにより、軸受孔を略真円にする
ことが可能な量を意味するものであって、上記ひずみの
程度に応じて適宜設定すべきものである。
上記「加工芯調整手段」は、孔あけ加工具の加工芯と載
置台上の軸受部材との相対位置を上下方向に所定の微小
量ずらすことが可能なものであれば、そのどちら側をず
らすようにしてもよく、また、ずらすための構造につい
ても特定の構造に限定されるものではない。
(作  用) 上記構成に示すように、本発明による軸受部材の加工方
法は、軸受部材に対し、加工芯の位置を所定の微小量ず
らして少なくとも2回の孔あけ加工を施すことにより、
1つの軸受孔を形成するようになっているので、最終的
な組付状態において軸受部材に生ずるひずみの方向およ
び程度に応じて、加工芯の位置のずらし方向およびずら
し量ならびに孔あけ加工の回数を設定するようにすれば
、軸受部材には最終的な組付状態において略真円の軸受
孔が形成されることとなる。また、本発明による軸受部
材の加工装置は、孔あけ加工具が前進するときと後退す
るときとで、該孔あけ加工具の加工芯と載置体上の軸受
部材との相対位置を上下方向に所定の微小量ずらすよう
になっているので、最終的な組付状態において軸受部材
に生ずるひずみの方向に応じて軸受部材の載置台への組
付角度を設定するとともに上記ひずみの程度に応じて相
対位置のずらし量を設定するようにすれば、軸受部材に
は最終的な組付状態において略真円の軸受孔が形成され
ることとなる。
(発明の効果) したがって、本発明によれば、孔あけ加工の際従来のよ
うに軸受部材に所定の応力状態を付与しなくても、軸受
部材が他の部材に組み付けられた最終的な組付状態にお
いて軸受孔の真円度を十分に確保することができ、これ
により、孔あけ加工の際のボルト締めおよびその取外し
といった面倒な作業が不要となり、また、押圧手段によ
る押圧で軸受部材に損傷を与えるおそれも回避すること
ができる。
(実 施 例) 以下添付図面を参照しながら本発明の実施例について詳
述する。
第1図は、本発明による軸受部材の加工装置の一実施例
を示す断面図である。
この加工装置は、軸受部材たるシリンダヘッド2を載せ
る載置台4と、この載置台4上のシリンダヘッド2に、
加工芯Aの方向に往復動することにより、水平方向にカ
ムシャフト用の軸受孔6を加工する孔あけ加工具たるボ
ーリングバー8と、このボーリングバー8が前進すると
きと後退するときとで、ボーリングバー8の加工芯Aと
載置台4上のシリンダヘッド2との相対位置を上下方向
に所定の微小量ずらす加工芯調整手段たる微調整ピンl
Oとを備えてなっている。
シリンダヘッド2のカムシャフト用の軸受孔6は全部で
7つあり、これらはボーリングバー8による加工がなさ
れる時点で、粗い精度ではあるがすでに孔形状に形成さ
れている。そして、このシリンダヘッド2は、載置台4
の複数の位置決めピン12により、上記各軸受孔6の芯
がボーリンバー8の加工芯Aと平行に位置決めされるよ
うになっている。
載置台4は、載置プレート14とその上面に設けられた
上記位置決めピン12とからなり、固定台1Bに固設さ
れた水平位置決めピン18および上下位置決めブロック
20によって水平および上下方向の位置決めがなされ、
これによりシリンダヘッド2に対する上記位置決めを行
うことができるようになっている。水平位置決めピン1
8は、載置プレート14の位置決めブツシュ14aと嵌
合することにより位置決めを行い、上下位置決めブロッ
ク20は、載置プレート14の下面に当接することによ
り位置決めを行うようになっている。
なお、シリンダヘッド2は、図示しないクランプ手段に
より載置プレート14にクランプされ、また、載置プレ
ート14は、図示しない押圧ピンにより上方から押圧さ
れ、これにより、孔あけ加工の際、シリンダヘッド2お
よび載置台4に振動等が発生するのを防止するようにな
っている。
ボーリングバー8は、水平方向に延びるバー本体22と
、このバー本体22の基端部を固定支持する支持部24
と、バー本体22の外周面の同一母線上に所定間隔をお
いて取り付けられた7本のバイト2Bとからなり、バー
本体22が回転しながら加工芯(すなわちバー本体22
の芯)Aの方向に往復動する際、7本のバイト2Bでシ
リンダヘッド2の7つの軸受孔6をポーリング加工する
ようになっている。バー本体22の回転は、図示しない
モータの出力軸28に連結された支持部24を介して伝
達されるモータ駆動力によってなされるようになってい
る。
また、バー本体22の往復動は、図示しない他の駆動手
段によってなされるようになっている。バー本体22の
先端部は、孔あけ加工の際、筒状部材30にキー32を
介して嵌合して該筒状部材30をバー本体22と共に回
転させるようになっている。
微調整ピンlOは、図示の位置と、上端面が上下位置決
めブロック20の上端面より所定の微小量(例えば、軸
受孔6の内径がφ43.5amの場合50μm)上方に
突出する位置とを取り得るように、固定台1Bに上下動
可能に設けられていて、これにより、載置台4およびこ
れに載置されたシリンダへラド2を、ボーリングバー8
に対して図示の位置から上方に所定の微小量ずらすこと
ができるようになっている。
第2図は、第1図の■−■線矢視平面図である。
微調整ピンlOおよび上下位置決めブロック22は、載
置台4の四隅に対応して4箇所に設けられ、左右位置決
めピン18は、これらのうち対角線方向に位置する2箇
所に設けられている。そして、各微調整ピンlOのボー
リングバー8側には、リフタピン34がそれぞれ設けら
れている。リフタピン34は、微調整ピンlOと略同様
の構造であり、上下動するようになっているが、上昇し
たときには微調整ピン10よりも所定量上方に突出した
位置を取るようになっている。
第3および4図は、第2図の■−■線および■−■線断
面図である。
第3図に示すように、リフタピン34は、ピン本体36
と、このピン本体3Bの上端部に装着された当接ヘッド
38と、この当接ヘッド38の上端面の高さを調節する
ためのリング状のライナ40と、当接ヘッド38をピン
本体3Bに固定するボルト42とからなっていて、ピン
本体3Bの下端部は、2重に配された円筒部材44.4
8内を紙面に対して垂直方向に摺動するスライダ48の
鉤形の溝部48aと係合している。
第4図に示すように、スライダ48は、該スライダ48
を貫通するシャフト50がその軸方向に往復動するのに
伴って円筒部材4B内を摺動するようになっている。こ
のスライダ48の溝部48aは、図示のように右上がり
に傾斜して形成されているので、スライダ48が左方向
に摺動するとりフタピン34はスリーブ52内を上昇し
、右方向に摺動すると下降することとなる。
微調整ピン1Gも、リフタピン34と同様に、ピン本体
54と、当接ヘッド56と、ライナ58と、図示しない
ボルトを備えてなり、ピン本体54の下端部は2重の円
筒部材60.62内をシャフト84と共に摺動するスラ
イダ8Bの溝部66aと係合している。ただし、ピン本
体54は、ピン本体36より短軸とされ、かつ、その下
端部近傍にはストッパリング68が固設されていて、微
調整ピンlOが所定量上昇すると該ストッパリング68
の上面がスリーブ70の下端面に当接してそれ以上の上
昇が阻止されるようになっている。したがって、ライナ
58の厚さを適当に選択することにより、ストッパリン
グB8がスリーブ70に当接したとき当接ヘッド5Bの
上端面が上下位置決めブロック20の上端面より所定の
微小量高い位置となるようにすることが可能となる。ま
た、スライダ66の溝部86aの勾配は、スライダ48
のそれよりも緩やかに形成されている。これにより、仮
にスライダ66および48を同じ速さで摺動させたとし
ても、微:AIiピン10の方がリフタピン36より上
下動の速さが小さくなり、微調整が容易となる。
次に、本実施例の作用について説明する。
第1図に示すように、シリンダヘッド2が載置されクラ
ンプされた載置台4が、水平位置決めピン18および上
下位置決めブロック20により位置決めされ押圧ピン(
図示せず)により上方から押圧されると、シリンダヘッ
ド2は、軸受孔6の孔あけ加工が可能な状態となる。
次に、ボーリングバー8が、バイト26の刃先を真上に
向けた状態で、図中右方から左方に(すなわち加工芯A
方向左向き)に前進する。そして、ボーリングバー8は
、そのバー本体22の先端部が7つの軸受孔6を貫通し
て筒状部材30に挿入されるとともに各バイト26が各
軸受孔6の右端近傍に達した位置で停止する。この前進
の際、バイト26の刃先が軸受孔6と干渉するのを回避
するため、シリンダヘッド2は、載置台4と共に上方に
所定量上昇せしめられる。この上昇は、第4図において
、スライダ48が所定量左方に摺動し、これによりリフ
タピン34が所定量上昇することによってなされる。そ
して、ボーリングバー8の前進が完了すると、スライダ
48が所定量右方に摺動してリフタビン34が元の位置
まで下降し、第1図に示すように、シリンダヘッド2は
、載置台4が上下位置決めピン20に当接する位置まで
下降する。これにより、ボーリングバー8の加工芯Aが
シリンダヘッド2の軸受孔6の芯と略一致した状態にな
り、第1回目の孔あけ加工の準備が完了する。
第1回目の孔あけ加工は、モータ駆動による出・力軸2
8の回転、および該出力軸28の前進により、バイト2
6をシリンダヘッド2の軸受孔6内周面に当接させてポ
ーリング加工することによってなされる。第1図は、こ
の第1回目の孔あけ加工が完了した直後の状態を示すも
のである。
第1回目の孔あけ加工が完了すると、上下位置決めブロ
ック20の上端面より下方に上端面が位置していた微調
整ピンIOが、スライダ8B (第4図参照)の摺動に
よって所定量上昇する。この上昇により微調整ピンlO
の上端面は、上下位置決めブロック20の上端面よりも
所定の微小量上方に突出する。これに伴い、載置台4お
よびシリンダブロック2も所定の微小量上昇し、加工芯
Aは軸受孔6の芯に対して下方に所定の微小量相対変位
することとなる。
この状態で、第2回目の孔あけ加工がなされる。
すなわち、モータ駆動による出力軸28の回転、および
該出力軸の後退により、バイト2Bをシリンダヘッド2
の内周面に当接させてポーリング加工することによって
なされる。
第2回目の孔あけ加工が完了すると、リフタピン34が
再び上昇し、その後ボーリングバー8がバイト26を真
上に向けた状態で後退し、バー本体8の先端部が最右端
の軸受孔6から抜き去られると、リフタピン34および
微調整ピン10が元の位置まで下降する。
以上により、孔あけ加工が完了するが、上記2回の孔あ
け加工によって形成されたシリンダヘッド2の軸受孔6
の断面形状は、中心が上下方向に所定の微小量ずれた2
つの円の包絡線となる。このため、後に、シリンダヘッ
ド2を、軸受孔6の左右両側においてボルト締め等によ
りシリンダブロックに取り付けたとき、シリンダヘッド
2には軸受孔6の周辺部分に左右方向のひずみを生ずる
が、このひずみを考慮した断面形状に形成された軸受孔
6は、このひずみにより変形したとき略真円となる。し
たがって、シリンダヘッド2のカムシャフトに対する軸
受機能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による軸受部材の加工装置の−・実施例
を示す側断面図、 第2図は第1図の■−■線矢視図、 第3図は第2図の■−■線断面図、 第4図は第2図のIV−IV線断面図である。 2・・・シリンダヘッド(軸受部材) 4・・・載置台      6・・・軸受孔8・・・ボ
ーリングバー(孔あけ加工具)IO・・・微調整ピン(
加工芯調整手段)A・・・加工芯

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)軸受部材に軸受孔を形成する加工方法において、前
    記軸受部材に対し、加工芯の位置を所定の微小量ずらし
    て少なくとも2回の孔あけ加工を施すことにより、1つ
    の軸受孔を形成することを特徴とする軸受部材の加工方
    法。 2)軸受部材を載せる載置台と、 この載置台上の軸受部材に、加工芯方向に往復動するこ
    とにより水平方向に軸受孔を加工する孔あけ加工具と、 この孔あけ加工具が前進するときと後退するときとで、
    該孔あけ加工具の加工芯と前記載置台上の軸受部材との
    相対位置を上下方向に所定の微小量ずらす加工芯調整手
    段とを備えてなることを特徴とする軸受部材の加工装置
JP63007969A 1988-01-18 1988-01-18 シリンダヘッドの加工方法および装置 Expired - Fee Related JP2660342B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010214526A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Toyota Motor Corp ボーリング加工装置

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JPS60141411A (ja) * 1983-12-26 1985-07-26 Hitachi Chem Co Ltd 楕円穴加工法
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