JPH0118619Y2 - - Google Patents

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JPH0118619Y2
JPH0118619Y2 JP3304984U JP3304984U JPH0118619Y2 JP H0118619 Y2 JPH0118619 Y2 JP H0118619Y2 JP 3304984 U JP3304984 U JP 3304984U JP 3304984 U JP3304984 U JP 3304984U JP H0118619 Y2 JPH0118619 Y2 JP H0118619Y2
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JP
Japan
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sheet
reflection efficiency
fibers
millimicrons
present
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JP3304984U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔本考案の技術分野〕 本考案は紫外線反射効率の高いシート状構造物
に関しさらに詳しくは降雪地域において物品、人
員等を肉眼および紫外線観察から隠蔽することが
できるシート状構造物に関する。
〔従来技術とその問題点〕
降雪地域において物品、人員等を肉眼あるいは
紫外線観察から隠蔽するために白色シートを用い
ることはよく知られている。さらに紫外線透過性
フイルタを装着した写真機等の観察手段からも隠
蔽するためにシート状白色紫外線反射外層を有す
る白色反射複合シートが提案されている(特公昭
57−17712号公報、特公昭57−17711号公報)。該
白色反射複合シートは紫外線反射効率の高い点で
本考案と軌を一にするが、基層と外層から成る複
合シートであり且つ外層は熱可塑性重合体材料と
紫外線反射剤とを含むいわゆる樹脂層であるため
に次の諸欠点を有する。第1に基層および外層を
形成する必要があるために製造工程が長くなりコ
スト的に高いものとなる。第2に柔軟性に乏しく
どうしても重いものになり取扱いに難がある。第
3は通気性が無く該白色反射複合シート内で人が
作業する場合別途通気孔を設ける必要がある。こ
のためまだ満足されたものは得られていない。
〔本考案の目的〕
本考案は従来技術の上記欠点を改善するもので
あり第1の目的は均一構造で紫外線反射効率の高
いシート状構造物の供給を可能にすることであ
る。第2の目的は柔軟性に富み、衣料にしても使
用可能な紫外線反射効率の高いシート状構造物を
提供することである。第3の目的は通気性に富み
改めて通気孔を設ける必要のないシート状構造物
を提供することである。
〔本考案の構成〕
本考案は次の構成からなる。
「目付が150g/m2以上の布帛状繊維シート状
物において、該繊維は平均径600ミリミクロン以
下の表面凸凹を有し、かつ該繊維がシート状物の
少なくとも表面部を形成しているとともに白色色
彩を有し、前記シート状物は360ミリミクロンの
紫外線に対する散乱反射効率が50%以上であつ
て、かつ通気性を有することを特徴とする紫外線
反射シート状物。」 本考案においてシート状物とは織物、編物、不
織布等をいう。
本考案のシート状構造物の表面は平均径600ミ
リミクロン以下の表面凸凹を有する繊維でおおわ
れている必要がある。該繊維は連続長繊維であつ
ても短繊維であつても良く、氷雪の付き難さを重
視する場合は連続長繊維、保温性、衣料としての
着心地を重視する場合は短繊維を用いるのがよ
い。繊維は疎水性繊維が良くナイロン、ポリエス
テル、ポリプロピレン、アクリル、ビニロンなど
の公知の合繊繊維を用いることができる。中でも
ナイロンなど低温でも柔軟性を維持している繊維
が好ましい。
繊維の表面凸凹の大きさは本考案の重要な要件
であり紫外線反射効率に大きな影響を与える。す
なわち本考案者等は紫外線反射効率の高い繊維を
種々検索し平均径600ミリミクロン以下の凸凹を
有する繊維が好ましい結果を与えることを見出し
たのである。平均径が600ミリミクロンより大き
い凸凹を有する繊維の紫外線反射効率は本考案に
比し小さく雪上の物品、人員等を隠蔽する効果は
乏しい。そして好ましくは、平均径200〜400ミリ
ミクロンの表面凸凹を有する繊維が好ましい。該
繊維の使用量(目付)は150g/m2以上であるこ
とが必要である。ある程度厚いものでないと紫外
線が透過するからである。
本考案において紫外線反射効率の高いシート状
構造物は少なくとも片面が白色である必要があ
る。それは肉眼に対する隠蔽を効果的にするため
であり、勿論両面白色でもよいが、片面迷彩色と
し積雪時は白色側を表面に、雪の無い時は迷彩色
側を表面にして使用することもできる。
本考案の紫外線反射効率の高いシート状構造物
は通気性を有している必要があり、繊維間空隙に
よつて通気性を維持していることが好ましい。内
部がむれないためである。
本考案の紫外線反射効率の高いシート状構造物
の少なくとも片面は波長360ミリミクロンの紫外
線に対する散乱反射効率が50%以上であることが
必要である。波長360ミリミクロンの紫外線に対
する散乱反射効率は次のようにして測定する。
測定装置は323型日立自記分光光度計を使用し、
副白板として酸化マグネシウムを用い、その反射
率を100%として、試料の紫外線210ミリミクロン
から可視域700ミリミクロンまでの反射スペクト
ルを測定する。(試料の測定範囲は直径20ミリメ
ートルである)。このようにして得られる波長〜
反射率チヤートの波長360ミリミクロンの所の反
射率を読み取り、これを波長360ミリミクロンの
紫外線の対する散乱反射効率とする。
上記において散乱反射を重視するのは次の理由
からである。散乱反射の他に鏡面反射が取り上げ
られる場合があるが、鏡面反射率の高いものはギ
ラギラした光沢を有するものとなり本考案の目的
には適当でない。鏡面反射効率に比し、散乱反射
効率は一般に低く散乱反射効率の高い材料は得ら
れにくい。種々実験の結果、雪上の物品、人員等
を隠蔽する効果を十分に発揮するには波長360ミ
リミクロンの紫外線に対する散乱反射効率が重要
であり、この値が少なくとも50%でなければなら
ないことを見出した。この値が50%未満の材料で
は本考案の目的を達成することはできない。
次に本考案のシート状物を構成する繊維につい
て図面を用いて説明する。第1図は本考案の繊維
側面の表面を示し、倍率2000の電子顕微鏡写真で
ある。表面凹凸は約240ミリミクロンである。ま
た上記第1図中の5Uの線の長さは5ミクロンを
示す。
〔本考案の効果〕
本考案は前項の構成を有するが、その効果の第
1は繊維のみから成る均一構造の紫外線反射効率
の高いシート状構造物が可能であり、従来技術に
見られる樹脂層を別途形成する必要がない。本考
案の第2の効果は表面に特殊な樹脂層を形成する
ことなく紫外線反射効率を高くできるため、シー
ト状構造物の柔軟性は高く、衣料にも使用できる
ことである。雪上の物品、人員を隠蔽するために
本考案のシート状構造物をこれら物品、人員上に
静置することもできるが、人員を隠蔽する場合該
人員に隠蔽機能を有する衣料を付けさせ人員とも
に移動できるようにするのが合理的である。本考
案のシート状構造物から簡易マント・フード付き
ジヤケツト、ズボンを縫製し人員に着せることに
よつて上記目的を達成することができる。前者の
静置シートの場合は連続長繊維から成るシート状
構造物を用いるのが良く、後者の衣料として使用
する場合短繊維からなる紡績糸を用いて編織物と
して使用することもでき、この場合保温性、風合
の優れたものとすることができる。
本考案の第3の効果は繊維間空隙によつて通気
性を保持しているため改めて通気孔を設ける必要
がなく、その手間が省ける。さらに繊維間空隙は
微細であり無数に存在するため通気性と同時に保
温性も発揮できる利点がある。
以下実施例について述べる。
実施例 1 平均粒子径70mμであるアルキルコートシリカ
(乾式法シリカであつて遊離OHをメチル基で封
鎖したもの)を1.5重合パーセント含有するポリ
エステルポリマを用い常法によつて250デニール、
72フイラメントの延伸糸を得た。この延伸糸に
250T/Mの甘ヨリを加えてタテ糸とし、加ネン
前の延伸糸をヨコ糸として平織物を製造した。こ
の織物の生機密度はタテ52本/インチ、ヨコ47
本/インチであつた。この織物を精練、セツトし
苛性ソーダ溶液中で15%の溶解処理を行ない、さ
らに最終セツトした。得られた織物の密度はタテ
58本/インチ、ヨコ47本/インチ、目付けは273
g/m2であつた。この織物の表面を走査型電子顕
微鏡を用いて写真撮影したところ、繊維表面に無
数の凹みが発生しており該凹凸みの平均径は約
320ミリミクロンであつた。さらにこの織物の波
長360ミリミクロンの紫外線に対する散乱反射効
率は67%であつた。隠蔽効果をしらべるためにこ
の織物を積雪上に拡げ紫外線のみを透過するフイ
ルタ(紫外線透過可視吸収フイルタ、UV−
D36B、東芝製)を装着したポラロイドカメラで
写真撮影したところ織物と雪との境界はほとんど
判別できないきわめて良好な結果が得られた。さ
らに肉眼で見ても織物と雪との境界は不明瞭であ
り、十分な隠蔽効果と有していることがわかつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の繊維側面を示し、倍率2000の
電子顕微鏡写真である。表面凹凸は約240ミリミ
クロンである。また上記第1図中の5Uの線の長
さは5ミクロンを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 目付が150g/m2以上の布帛状繊維シート状物
    において、該繊維は平均径600ミリミクロン以下
    の表面凸凹を有し、かつ該繊維がシート状物の少
    なくとも表面部を形成しているとともに白色色彩
    を有し、前記シート状物は360ミリミクロンの紫
    外線に対する散乱反射効率が50%以上であつて、
    かつ通気性を有することを特徴とする紫外線反射
    シート状物。
JP3304984U 1984-03-09 1984-03-09 紫外線反射シ−ト状物 Granted JPS60147686U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3304984U JPS60147686U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 紫外線反射シ−ト状物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3304984U JPS60147686U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 紫外線反射シ−ト状物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60147686U JPS60147686U (ja) 1985-10-01
JPH0118619Y2 true JPH0118619Y2 (ja) 1989-05-31

Family

ID=30535132

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3304984U Granted JPS60147686U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 紫外線反射シ−ト状物

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JPS60147686U (ja) 1985-10-01

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