JPH0119010B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0119010B2 JPH0119010B2 JP56095158A JP9515881A JPH0119010B2 JP H0119010 B2 JPH0119010 B2 JP H0119010B2 JP 56095158 A JP56095158 A JP 56095158A JP 9515881 A JP9515881 A JP 9515881A JP H0119010 B2 JPH0119010 B2 JP H0119010B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spud
- plate
- lifting
- frame
- fixed plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B21/00—Tying-up; Shifting, towing, or pushing equipment; Anchoring
- B63B21/50—Anchoring arrangements or methods for special vessels, e.g. for floating drilling platforms or dredgers
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/06—Floating substructures as supports
- E02F9/062—Advancing equipment, e.g. spuds for floating dredgers
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/06—Floating substructures as supports
- E02F9/062—Advancing equipment, e.g. spuds for floating dredgers
- E02F9/065—Advancing equipment, e.g. spuds for floating dredgers characterised by the use of lines with anchors and winches
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は船体を有する浚渫機に関する。
浚渫機は港湾、造船所、水中採掘場、埋立て地
等における建設工事及び保全作業等に広く用いら
れている。公知の型式の浚渫機はその船体から前
方に延び、バケツトホイールを取りつけたはしご
部を有する。このバケツトホイールは軸支された
はしご部により水底の作業位置まで降され、土を
掘削すると、その土は導管を介して水とともに地
上等へ放出される。
等における建設工事及び保全作業等に広く用いら
れている。公知の型式の浚渫機はその船体から前
方に延び、バケツトホイールを取りつけたはしご
部を有する。このバケツトホイールは軸支された
はしご部により水底の作業位置まで降され、土を
掘削すると、その土は導管を介して水とともに地
上等へ放出される。
浚渫機はバケツトホイールによる掘削に伴つて
船体を前後進させ、あるいは少し旋回させてバケ
ツトホイールの位置を変える。このため船尾に2
本のスパツドが鉛直に設けられ、必要に応じて各
別に海底に打ち込まれ、船体の前後進あるいは旋
回時の基軸となる。しかしこれらのスパツドは位
置変更が終れば、再び引き抜かれて所要の高さま
で引き揚げられ、高所より落下されて繰返し使用
される。各スパツドは船体にスパツドフレームを
介して鉛直方向に摺動可能に取りつけられ、一方
のスパツドフレームは船体の長手方向に摺動可能
なキヤリツジに付設される。スパツドを引き揚げ
るには、上昇用動力装置として一般にガイドポス
トに沿つて直立した油圧シリンダが用いられる
が、安定その他の理由からその高さに限度があ
る。そこで長いスパツドを十分に高く引き揚げる
には、スパツドの保持具をスパツドに対し係脱可
能とし、また少なくともその一つは反復的に上下
に位置変えする必要があり、従来、これらの保持
具の開閉あるいは係脱のために複雑な機構や繁雑
な作業を要し、さらに浚渫作業の能率を減ずると
いう問題点があつた。
船体を前後進させ、あるいは少し旋回させてバケ
ツトホイールの位置を変える。このため船尾に2
本のスパツドが鉛直に設けられ、必要に応じて各
別に海底に打ち込まれ、船体の前後進あるいは旋
回時の基軸となる。しかしこれらのスパツドは位
置変更が終れば、再び引き抜かれて所要の高さま
で引き揚げられ、高所より落下されて繰返し使用
される。各スパツドは船体にスパツドフレームを
介して鉛直方向に摺動可能に取りつけられ、一方
のスパツドフレームは船体の長手方向に摺動可能
なキヤリツジに付設される。スパツドを引き揚げ
るには、上昇用動力装置として一般にガイドポス
トに沿つて直立した油圧シリンダが用いられる
が、安定その他の理由からその高さに限度があ
る。そこで長いスパツドを十分に高く引き揚げる
には、スパツドの保持具をスパツドに対し係脱可
能とし、また少なくともその一つは反復的に上下
に位置変えする必要があり、従来、これらの保持
具の開閉あるいは係脱のために複雑な機構や繁雑
な作業を要し、さらに浚渫作業の能率を減ずると
いう問題点があつた。
本発明の主な目的は、スパツドの保持具を改良
して特に各スパツドの引き揚げおよび打ち込み作
業を確実かつ迅速にし、非常に少数の作業者によ
つて効果的にバケツトホイールの掘削位置の変更
操作を実施できる浚渫機を提供することである。
して特に各スパツドの引き揚げおよび打ち込み作
業を確実かつ迅速にし、非常に少数の作業者によ
つて効果的にバケツトホイールの掘削位置の変更
操作を実施できる浚渫機を提供することである。
本発明は従来の問題点を解決し、所期の目的を
達成するために、次のように構成されている。
達成するために、次のように構成されている。
すなわち、本発明の浚渫機は基本的には、船首
にバケツトホイールを昇降するためのガントリー
を備え、船の前後進及び旋回の基軸として海底に
打ち込まれる第1及び第2のスパツドが船尾に近
く取りつけられた船体を有し、第1のスパツドが
船尾中央の推進装置に連結されて船体長手方向に
摺動可能なキヤリツジに接続されたスパツドフレ
ームを介して鉛直方向に摺動可能であり、第2ス
パツドが船体後部の片側寄りに固定されたキヤリ
アに接続されたスパツドフレームを介して鉛直方
向に摺動可能である。
にバケツトホイールを昇降するためのガントリー
を備え、船の前後進及び旋回の基軸として海底に
打ち込まれる第1及び第2のスパツドが船尾に近
く取りつけられた船体を有し、第1のスパツドが
船尾中央の推進装置に連結されて船体長手方向に
摺動可能なキヤリツジに接続されたスパツドフレ
ームを介して鉛直方向に摺動可能であり、第2ス
パツドが船体後部の片側寄りに固定されたキヤリ
アに接続されたスパツドフレームを介して鉛直方
向に摺動可能である。
そして、各スパツドにはそれぞれ上昇用動力装
置とそのガイドポストが隣接されるとともに、ス
パツド自身に各スパツドを上昇させるための上昇
板とスパツドを上昇位置に保持するための固定板
とが上下に接離可能に遊嵌され、上昇板と固定板
とは共にそのスパツドにほぼ垂直な状態ではスパ
ツドの自由な通過を許容し、スパツドに対して傾
いた状態では貫通縁部との摩擦によつてスパツド
を保持するように形成され、固定板はそのスパツ
ドのスパツドフレーム上に当該上昇用動力装置側
に設けられた支承部材を支点として傾動可能に載
置され、自由に重力を受けると、傾斜してスパツ
ドの下降を係止し、一方、上昇板はその一端を上
昇用動力装置によつて引き揚げられると、その度
毎に傾いてスパツドを保持して上昇させ、他方、
固定板は上昇するスパツドとの上向きの摩擦によ
つて重力による傾斜状態が解消されると、その度
毎にスパツドの上昇を許容し、かくて上昇用動力
装置によつて上昇板を反復的に昇降させて各スパ
ツドを所定位置まで上昇させることが可能で、さ
らに協同する上昇板と固定板とを同時にスパツド
に対してほぼ垂直状態となしてスパツドを自由に
落下させるための解除装置が前記動力装置に連係
されかつ固定板と上昇板とに対設されていること
を特徴とする。
置とそのガイドポストが隣接されるとともに、ス
パツド自身に各スパツドを上昇させるための上昇
板とスパツドを上昇位置に保持するための固定板
とが上下に接離可能に遊嵌され、上昇板と固定板
とは共にそのスパツドにほぼ垂直な状態ではスパ
ツドの自由な通過を許容し、スパツドに対して傾
いた状態では貫通縁部との摩擦によつてスパツド
を保持するように形成され、固定板はそのスパツ
ドのスパツドフレーム上に当該上昇用動力装置側
に設けられた支承部材を支点として傾動可能に載
置され、自由に重力を受けると、傾斜してスパツ
ドの下降を係止し、一方、上昇板はその一端を上
昇用動力装置によつて引き揚げられると、その度
毎に傾いてスパツドを保持して上昇させ、他方、
固定板は上昇するスパツドとの上向きの摩擦によ
つて重力による傾斜状態が解消されると、その度
毎にスパツドの上昇を許容し、かくて上昇用動力
装置によつて上昇板を反復的に昇降させて各スパ
ツドを所定位置まで上昇させることが可能で、さ
らに協同する上昇板と固定板とを同時にスパツド
に対してほぼ垂直状態となしてスパツドを自由に
落下させるための解除装置が前記動力装置に連係
されかつ固定板と上昇板とに対設されていること
を特徴とする。
かくて本発明の浚渫機は、各スパツドの上昇用
動力装置として通常、油圧シリンダを直立状に設
けており、そのピストンロツドの上端に支持金具
を介してプーリーを有し、このプーリーに懸吊さ
れたケーブルは一端をシリンダを支持するスパツ
ドフレームに締結され、他端をスパツドに少し傾
動可能に遊嵌された上昇板の一端に締結されてい
る。従つて油圧シリンダがそのピストンを上昇さ
せると、その上昇速度の2倍の速さで上昇板がケ
ーブルによつて吊り上げられる。このとき上昇板
は積極的に傾斜され、その貫孔の縁部を挿通され
ているスパツドに強く摩擦係合させ、そのスパツ
ドを共に引き揚げる。この引き揚げ動作を適数回
反復するため、油圧シリンダがピストンを下降さ
せるとケーブルが弛緩し、上昇板は傾斜状態から
脱してほぼ水平となりスパツド周面を滑つて自重
で降下する。このとき、下方のスパツドフレーム
上に1支点で支承された同じスパツドの固定板
は、同支点に関してスパツドを挿通している側の
自重を重くしてあるので、常態で傾斜しており、
この傾斜状態が上昇板の保持から解放されて下降
しようとするスパツドとの摺動摩擦力によつて強
化されると、自然にスパツドを上昇された位置に
確実に保持する。しかしスパツドが再び引き揚げ
られるときには、摺動摩擦が上向きに働いて固定
板を水平状態に近づけるので、スパツドは支承な
く固定板の貫孔内を摺動できる。
動力装置として通常、油圧シリンダを直立状に設
けており、そのピストンロツドの上端に支持金具
を介してプーリーを有し、このプーリーに懸吊さ
れたケーブルは一端をシリンダを支持するスパツ
ドフレームに締結され、他端をスパツドに少し傾
動可能に遊嵌された上昇板の一端に締結されてい
る。従つて油圧シリンダがそのピストンを上昇さ
せると、その上昇速度の2倍の速さで上昇板がケ
ーブルによつて吊り上げられる。このとき上昇板
は積極的に傾斜され、その貫孔の縁部を挿通され
ているスパツドに強く摩擦係合させ、そのスパツ
ドを共に引き揚げる。この引き揚げ動作を適数回
反復するため、油圧シリンダがピストンを下降さ
せるとケーブルが弛緩し、上昇板は傾斜状態から
脱してほぼ水平となりスパツド周面を滑つて自重
で降下する。このとき、下方のスパツドフレーム
上に1支点で支承された同じスパツドの固定板
は、同支点に関してスパツドを挿通している側の
自重を重くしてあるので、常態で傾斜しており、
この傾斜状態が上昇板の保持から解放されて下降
しようとするスパツドとの摺動摩擦力によつて強
化されると、自然にスパツドを上昇された位置に
確実に保持する。しかしスパツドが再び引き揚げ
られるときには、摺動摩擦が上向きに働いて固定
板を水平状態に近づけるので、スパツドは支承な
く固定板の貫孔内を摺動できる。
このようにしてスパツドが上昇板の反復的昇降
によつて十分の高さにまで引き揚げられると、こ
のときには油圧シリンダがそのストロークの下限
まで逆動される。上昇板は反復昇降時より一段と
大きく下降されて、固定板上に重なる。このとき
前記のプーリー支持金具も十分に下降し、予め配
設された押圧部材を介して固定板の自由端部を押
し下げるので、固定板はその上に重なつた上昇板
と共に同時に、そのスパツドに対してほぼ垂直
(水平)な係止解除の状態とされ、スパツドはス
パツドフレームの案内面に沿つて鉛直に落下して
海底に打ち込まれ、各別に船体の前後進あるいは
旋回時の基軸としての機能を果たすことが可能と
なる。
によつて十分の高さにまで引き揚げられると、こ
のときには油圧シリンダがそのストロークの下限
まで逆動される。上昇板は反復昇降時より一段と
大きく下降されて、固定板上に重なる。このとき
前記のプーリー支持金具も十分に下降し、予め配
設された押圧部材を介して固定板の自由端部を押
し下げるので、固定板はその上に重なつた上昇板
と共に同時に、そのスパツドに対してほぼ垂直
(水平)な係止解除の状態とされ、スパツドはス
パツドフレームの案内面に沿つて鉛直に落下して
海底に打ち込まれ、各別に船体の前後進あるいは
旋回時の基軸としての機能を果たすことが可能と
なる。
次に本発明の一実施例を図面に従つて説明す
る。
る。
本例の浚渫機(船)は各部分に容易に分解する
ことができ、全ての部分を陸送あるいは鉄道で輸
送することができる。浚渫機の船体10は中央ポ
ンツーン11及びその両側にある側部ポンツーン
12,12からなり、この側部ポンツーン12,
12は間隔を置いて平行するアーム部として船首
の方へ延び、中間ポンツーン13,13及び船首
ポンツーン14,14に形成されている。更に船
体10の中央ポンツーン11の後部にはスパツド
ポンツーン15が着脱可能に取りつけられてい
る。
ことができ、全ての部分を陸送あるいは鉄道で輸
送することができる。浚渫機の船体10は中央ポ
ンツーン11及びその両側にある側部ポンツーン
12,12からなり、この側部ポンツーン12,
12は間隔を置いて平行するアーム部として船首
の方へ延び、中間ポンツーン13,13及び船首
ポンツーン14,14に形成されている。更に船
体10の中央ポンツーン11の後部にはスパツド
ポンツーン15が着脱可能に取りつけられてい
る。
側部ポンツーン12,12から船首に向けて延
びている2本のアーム部の間に形成されたはしご
部16は、その後部を左右の中間ポンツーン1
3,13に架設された横軸(図示せず)に枢着さ
れており、その前部に油圧駆動式のバケツトホイ
ール17を取りつけている。このバケツトホイー
ル17は、ウインチ18とケーブル19によつて
水底の浚渫位置まで下降される。ケーブル19は
途中2つのプーリー20,20に巻回されてい
る。プーリーの一方は船首ポンツーン14をまた
ぐガントリー21に連結され、他方ははしご部1
6の前部に連結されている。
びている2本のアーム部の間に形成されたはしご
部16は、その後部を左右の中間ポンツーン1
3,13に架設された横軸(図示せず)に枢着さ
れており、その前部に油圧駆動式のバケツトホイ
ール17を取りつけている。このバケツトホイー
ル17は、ウインチ18とケーブル19によつて
水底の浚渫位置まで下降される。ケーブル19は
途中2つのプーリー20,20に巻回されてい
る。プーリーの一方は船首ポンツーン14をまた
ぐガントリー21に連結され、他方ははしご部1
6の前部に連結されている。
船首両側から延出した一対のブーム22,22
がアンカー23,23を配置するために用いら
れ、アンカー23,23はそれぞれ中間ポンツー
ン13上のウインチ25,25からのケーブル2
4,24によつて、船首の両側に懸吊されてい
る。バケツトホイール17ははしご部16後部上
のウインチ27,27から水底の各アンカー23
に延びているケーブル26,26を互いに弛張す
ることによりほぼ同じ場所で側方へ位置換えでき
る。このためにケーブル26,26ははしご部1
6の前端両側に取り付けられた旋回用プーリー2
8,28に通されている。
がアンカー23,23を配置するために用いら
れ、アンカー23,23はそれぞれ中間ポンツー
ン13上のウインチ25,25からのケーブル2
4,24によつて、船首の両側に懸吊されてい
る。バケツトホイール17ははしご部16後部上
のウインチ27,27から水底の各アンカー23
に延びているケーブル26,26を互いに弛張す
ることによりほぼ同じ場所で側方へ位置換えでき
る。このためにケーブル26,26ははしご部1
6の前端両側に取り付けられた旋回用プーリー2
8,28に通されている。
浚渫機の後部には2本のスパツド(仮杭)2
9,30が取りつけられており、この内、前部ス
パツド29は浚渫機(船)が旋回するときの基軸
となり、後部スパツド30は浚渫機を前進させる
ときの基軸となる。前部スパツド29は船体10
の側部ポンツーン12,12の一方の後部に取り
つけられ、後部スパツド30はスパツドポンツー
ン15の中央に取りつけられている。
9,30が取りつけられており、この内、前部ス
パツド29は浚渫機(船)が旋回するときの基軸
となり、後部スパツド30は浚渫機を前進させる
ときの基軸となる。前部スパツド29は船体10
の側部ポンツーン12,12の一方の後部に取り
つけられ、後部スパツド30はスパツドポンツー
ン15の中央に取りつけられている。
スパツドポンツーン15はその後端部から中央
で二分されており、このポンツーン15の互いに
間隔をおいて形成された左右の部分には、1対の
対向した溝付きスライドビーム31,31が取り
つけられている。後部スパツド30のためのスパ
ツドキヤリツジ32は両スライドビーム31,3
1に沿つて前後に摺動可能である。
で二分されており、このポンツーン15の互いに
間隔をおいて形成された左右の部分には、1対の
対向した溝付きスライドビーム31,31が取り
つけられている。後部スパツド30のためのスパ
ツドキヤリツジ32は両スライドビーム31,3
1に沿つて前後に摺動可能である。
第4図に示すように、各スライドビーム31の
溝には前部スライドブロツク33及び後部スライ
ドブロツク33が係合している。複動油圧シリン
ダ34がスパツドポンツーン15上に軸支35さ
れ、そのピストンロツドがスパツドキヤリツジ3
2に連結され、キヤリツジ32はスライドビーム
に沿つて前後どちらかの方向に相対動可能に形成
されている。
溝には前部スライドブロツク33及び後部スライ
ドブロツク33が係合している。複動油圧シリン
ダ34がスパツドポンツーン15上に軸支35さ
れ、そのピストンロツドがスパツドキヤリツジ3
2に連結され、キヤリツジ32はスライドビーム
に沿つて前後どちらかの方向に相対動可能に形成
されている。
前部スパツド29のためのスパツドキヤリア3
6がどちらか一方の側部ポンツーン12の後部に
取りつけられている。
6がどちらか一方の側部ポンツーン12の後部に
取りつけられている。
各スパツド29,30は下端部がとがつた金属
製の管体である。そしてこの管体はスパツドフレ
ーム39の頂部ガースリング37及び底部ガース
リング38に挿通されて、上下に摺動可能であ
る。前部スパツド29のスパツドフレーム39は
スパツドキヤリア36の一対の孔つきラツグ4
1,41の間で横軸40の回りに回動可能であ
る。後部スパツド30のスパツドフレーム39は
スパツドキヤリツジ32の1対の同様な孔つきラ
ツグ43の間で横軸42の回りに回動可能であ
る。しかし各スパツドフレーム39は通常、キヤ
リア36またはキヤリツジ32と各スパツドフレ
ーム39の双方に設けた1組のブラケツトに止ピ
ン44,44を挿入されて係止されているので、
各スパツドフレーム39に上下方向に挿通された
スパツド29,30は、それぞれが取りつけられ
ている各ポンツーン上に鉛直に保持されている。
止めピン44を取りはずせば、各スパツドアセン
ブリは横軸40,42を中心に船上に傾けたり、
倒すことができ、浚渫機は低い橋の下を通ること
ができる。
製の管体である。そしてこの管体はスパツドフレ
ーム39の頂部ガースリング37及び底部ガース
リング38に挿通されて、上下に摺動可能であ
る。前部スパツド29のスパツドフレーム39は
スパツドキヤリア36の一対の孔つきラツグ4
1,41の間で横軸40の回りに回動可能であ
る。後部スパツド30のスパツドフレーム39は
スパツドキヤリツジ32の1対の同様な孔つきラ
ツグ43の間で横軸42の回りに回動可能であ
る。しかし各スパツドフレーム39は通常、キヤ
リア36またはキヤリツジ32と各スパツドフレ
ーム39の双方に設けた1組のブラケツトに止ピ
ン44,44を挿入されて係止されているので、
各スパツドフレーム39に上下方向に挿通された
スパツド29,30は、それぞれが取りつけられ
ている各ポンツーン上に鉛直に保持されている。
止めピン44を取りはずせば、各スパツドアセン
ブリは横軸40,42を中心に船上に傾けたり、
倒すことができ、浚渫機は低い橋の下を通ること
ができる。
各スパツドフレーム39は1対の平行なガイド
ポスト45,45を固着しており、このガイドポ
スト45,45はフレームの頂部ガースリング3
7から上方に延び、頂部の横部材46及び中間に
設けられた複数のU字形ブラケツト47,47に
よつて左右部材が互いに連結されている。これら
のU字形ブラケツト47の内側に設けられた油圧
シリンダ48の下端部は孔つきラツグ48a,4
8a間のピンでスパツドフレーム39の上部に取
り付けられ、そのピストンロツドはプーリー50
の支持金具49に取りつけられている。各スパツ
ド29,30は後述する固定板51及び上昇板5
2の円形貫孔に挿通されている。
ポスト45,45を固着しており、このガイドポ
スト45,45はフレームの頂部ガースリング3
7から上方に延び、頂部の横部材46及び中間に
設けられた複数のU字形ブラケツト47,47に
よつて左右部材が互いに連結されている。これら
のU字形ブラケツト47の内側に設けられた油圧
シリンダ48の下端部は孔つきラツグ48a,4
8a間のピンでスパツドフレーム39の上部に取
り付けられ、そのピストンロツドはプーリー50
の支持金具49に取りつけられている。各スパツ
ド29,30は後述する固定板51及び上昇板5
2の円形貫孔に挿通されている。
第5図に示すように、固定板51は中心に円孔
のあるほぼ円形の部分に続く前方(図示右方)延
出部53を両ガイドポスト45,45の間に挿入
しており、この延出部53は油圧シリンダ48が
通れるように二又に分かれている。そしてその両
先端部54,54は、スパツドに平行でかつガイ
ドポスト45,45から突設された複数のブラケ
ツト47に摺動可能に挿通された1対のプツシユ
ロツド(押圧部材)55,55を支承している。
固定板51は各スパツド29,30の少し前方に
おいてそれぞれの頂部ガースリング37上に設け
られた横フランジ56を支点として回動すること
により傾斜可能となつている。かくて固定板51
が後部(第4図で左方)の重い方の部分を下げて
傾斜すると、挿通されたスパツドは前記貫孔の縁
部との摩擦によつて堅く保持される。
のあるほぼ円形の部分に続く前方(図示右方)延
出部53を両ガイドポスト45,45の間に挿入
しており、この延出部53は油圧シリンダ48が
通れるように二又に分かれている。そしてその両
先端部54,54は、スパツドに平行でかつガイ
ドポスト45,45から突設された複数のブラケ
ツト47に摺動可能に挿通された1対のプツシユ
ロツド(押圧部材)55,55を支承している。
固定板51は各スパツド29,30の少し前方に
おいてそれぞれの頂部ガースリング37上に設け
られた横フランジ56を支点として回動すること
により傾斜可能となつている。かくて固定板51
が後部(第4図で左方)の重い方の部分を下げて
傾斜すると、挿通されたスパツドは前記貫孔の縁
部との摩擦によつて堅く保持される。
この固定板51によるスパツドの保持は、第5
図、第6図に示された構成によつて一層確実に行
なうことができる。すなわち、スパツドを通す前
記円形貫孔の縁部上側には、締め金58,58に
よつて保持される取り替え可能な係止片57,5
7がスパツドの前面に対して設けられ、しかもこ
れら係止片57の端面は第6図に示すように、上
縁を鋭角にして切断されているので、固定板51
が傾いたときスパツドを強く係止できる。また同
じスパツドの後面に対して内縁弧状の押圧板59
が複数のボルトによつて、位置調整可能に固定板
51に取り付けられている。これらの係止片57
及び押圧板59は取替えが容易で、常にスパツド
の周面に良好な係止端縁を密接できる。なお押圧
板59の中央後部には上方へ間隔片61を突出し
たL字形の小板60が設けられている。この間隔
片61の作用は後述する。
図、第6図に示された構成によつて一層確実に行
なうことができる。すなわち、スパツドを通す前
記円形貫孔の縁部上側には、締め金58,58に
よつて保持される取り替え可能な係止片57,5
7がスパツドの前面に対して設けられ、しかもこ
れら係止片57の端面は第6図に示すように、上
縁を鋭角にして切断されているので、固定板51
が傾いたときスパツドを強く係止できる。また同
じスパツドの後面に対して内縁弧状の押圧板59
が複数のボルトによつて、位置調整可能に固定板
51に取り付けられている。これらの係止片57
及び押圧板59は取替えが容易で、常にスパツド
の周面に良好な係止端縁を密接できる。なお押圧
板59の中央後部には上方へ間隔片61を突出し
たL字形の小板60が設けられている。この間隔
片61の作用は後述する。
スパツドを引き揚げるときに作動する上昇板5
2は固定板51とほぼ同様であるが、上昇板52
においてはその前方に突出する延出部53がプツ
シユロツド55,55の通る分だけ短かくなつて
おり、その前端付近にはケーブル63の一端が締
結される孔つきラツグ62が設けられている。ケ
ーブル63はラツグ62から上方へ延び、プーリ
ー50を通つて、反転、下降し、その他端がスパ
ツドフレーム39の上部前端の孔つきラツグ64
に締結されている。
2は固定板51とほぼ同様であるが、上昇板52
においてはその前方に突出する延出部53がプツ
シユロツド55,55の通る分だけ短かくなつて
おり、その前端付近にはケーブル63の一端が締
結される孔つきラツグ62が設けられている。ケ
ーブル63はラツグ62から上方へ延び、プーリ
ー50を通つて、反転、下降し、その他端がスパ
ツドフレーム39の上部前端の孔つきラツグ64
に締結されている。
各スパツド29,30はそれぞれの油圧シリン
ダ48のピストンロツドを延出させたり引込めた
り反復作動させて上昇させることができる。シリ
ンダー48のピストンロツドが上方に延びてプー
リー50が上昇すると、ケーブル63は引つ張ら
れて上昇板52を傾斜させる。上昇板52はその
貫孔の摩擦係合によつてスパツドを保持し、ロツ
ドの上昇の度毎にピストンの移動量の2倍の距離
だけスパツドを上昇させる。スパツドが上昇する
際、スパツドは容易に固定板51の貫孔内を通過
する。シリンダのロツドが引込められるとき、上
昇板52は、傾斜した固定板51により下降しな
いように係止されているスパツドに沿つて容易に
下降する。
ダ48のピストンロツドを延出させたり引込めた
り反復作動させて上昇させることができる。シリ
ンダー48のピストンロツドが上方に延びてプー
リー50が上昇すると、ケーブル63は引つ張ら
れて上昇板52を傾斜させる。上昇板52はその
貫孔の摩擦係合によつてスパツドを保持し、ロツ
ドの上昇の度毎にピストンの移動量の2倍の距離
だけスパツドを上昇させる。スパツドが上昇する
際、スパツドは容易に固定板51の貫孔内を通過
する。シリンダのロツドが引込められるとき、上
昇板52は、傾斜した固定板51により下降しな
いように係止されているスパツドに沿つて容易に
下降する。
どちらのスパツドも上昇後、解除して自由に落
下させ、海底65に打ち込むことができる。スパ
ツドを解除するには、上昇作業中よりいく分多
く、すなわち油圧シリンダ48のピストンをスト
ロークの下限一杯まで降下させるのである。この
ことにより、ピストンロツドに支えられていたプ
ーリーの支持金具49が一段と下降し、その両側
にある1対のブラケツト66,66がプツシユロ
ツド55,55の上端に当接するので、固定板5
1の前端54,54が押圧されて下降する。これ
により、固定板51は横フランジ56を支点とし
て水平となり、その後端の間隔片61が、固定板
51上に重なるまでに下降した上昇板52の後部
を押し上げ、上昇板52をも水平にする。その結
果、スパツドはもはや固定板51及び上昇板52
のどちらにも保持されず自由落下することとな
る。
下させ、海底65に打ち込むことができる。スパ
ツドを解除するには、上昇作業中よりいく分多
く、すなわち油圧シリンダ48のピストンをスト
ロークの下限一杯まで降下させるのである。この
ことにより、ピストンロツドに支えられていたプ
ーリーの支持金具49が一段と下降し、その両側
にある1対のブラケツト66,66がプツシユロ
ツド55,55の上端に当接するので、固定板5
1の前端54,54が押圧されて下降する。これ
により、固定板51は横フランジ56を支点とし
て水平となり、その後端の間隔片61が、固定板
51上に重なるまでに下降した上昇板52の後部
を押し上げ、上昇板52をも水平にする。その結
果、スパツドはもはや固定板51及び上昇板52
のどちらにも保持されず自由落下することとな
る。
浚渫作業に際して、海底に打ち込まれたいずれ
かのスパツドを浚渫機の旋回(方向転換)の基軸
として用いることができる。
かのスパツドを浚渫機の旋回(方向転換)の基軸
として用いることができる。
しかし浚渫機を前進させるためには、後部スパ
ツド30が海底65に打ち込まれ、前部スパツド
29は引き揚げられている。前後方向の油圧シリ
ンダ34がそのロツドを延ばすと、その反作用で
浚渫機は固定されたスパツド30に対し前方へ移
動する。なお、この浚渫機において、上部船室に
いる作業者は、これに伴う浚渫機の前進距離を容
易に視認することができる。すなわちスパツドキ
ヤリツジ32に締結されたケーブル68が船首に
あるガントリー21の方へ送り出されていて、第
3図で示されるように、ケーブル68はガントリ
ーの頭部ビーム69の一方側に到り、ビーム69
の他方側までビームに沿つて延び、プーリーを通
つた後、おもり70につながれて張架されてい
る。浚渫機が前進するに伴ないケーブルに取りつ
けられた指針部材71が頭部ビーム69の目盛付
きスケールに沿つて移動し、油圧シリンダ34の
移動量すなわち浚渫機の固定された後部スパツド
30に対する前進量を明確に目視可能となる。
ツド30が海底65に打ち込まれ、前部スパツド
29は引き揚げられている。前後方向の油圧シリ
ンダ34がそのロツドを延ばすと、その反作用で
浚渫機は固定されたスパツド30に対し前方へ移
動する。なお、この浚渫機において、上部船室に
いる作業者は、これに伴う浚渫機の前進距離を容
易に視認することができる。すなわちスパツドキ
ヤリツジ32に締結されたケーブル68が船首に
あるガントリー21の方へ送り出されていて、第
3図で示されるように、ケーブル68はガントリ
ーの頭部ビーム69の一方側に到り、ビーム69
の他方側までビームに沿つて延び、プーリーを通
つた後、おもり70につながれて張架されてい
る。浚渫機が前進するに伴ないケーブルに取りつ
けられた指針部材71が頭部ビーム69の目盛付
きスケールに沿つて移動し、油圧シリンダ34の
移動量すなわち浚渫機の固定された後部スパツド
30に対する前進量を明確に目視可能となる。
浚渫を更に進める場合には、前部スパツド29
が下降されて海底に打ち込まれ、船の位置を一旦
固定した後、後部スパツド30が上昇され、その
間に油圧シリンダ34が引込められてスパツドキ
ヤリツジ32を最も前進した位置に位置決めす
る。次いで、後部スパツド30は再び海底に打ち
込まれ、前部スパツド29が上昇され、以下前述
と同様の作業が繰り返されて、浚渫機(船)が前
進し、バケツトホイール17による浚渫作業が続
行される。
が下降されて海底に打ち込まれ、船の位置を一旦
固定した後、後部スパツド30が上昇され、その
間に油圧シリンダ34が引込められてスパツドキ
ヤリツジ32を最も前進した位置に位置決めす
る。次いで、後部スパツド30は再び海底に打ち
込まれ、前部スパツド29が上昇され、以下前述
と同様の作業が繰り返されて、浚渫機(船)が前
進し、バケツトホイール17による浚渫作業が続
行される。
以上述べたように、本発明の浚渫機において
は、船首から降下されたバケツトホイールの前
(後)進及び左右への旋回時の基軸として船尾よ
り海底に打ち込まれる第1及び第2のスパツドに
対する船上での保持具を改良し、各スパツドに対
して1組の上昇板と固定板とを上下に接離可能に
遊嵌している。これらの保持具は共にそのスパツ
ドにほぼ垂直な状態ではスパツドの自由な通過を
許容し、スパツドに対して傾いた状態ではその貫
孔縁部に生ずる強い摩擦力によつてスパツドを保
持するように形成された簡単なものである。各ス
パツドに沿つて設けられている上昇用動力装置に
よつて、例えばケーブルを介して上昇板がその一
端を引き揚げられると、その上昇板はスパツドに
対して傾きスパツドを保持して上昇させる。固定
板はスパツドフレーム上に設けられた支承部材を
支点として傾動可能とされ、自由に重力を受ける
ときには傾斜しており、これにスパツドの下降し
ようとする摩擦力が加わると、確実にスパツドを
保持固定するが、スパツドが引き揚げられるとき
には上向きの摩擦力が重力に打ち勝つて固定板を
スパツドに垂直な水平状態にするので、スパツド
の上昇を容易に許容する。かくて上昇用動力装置
によつて上昇板を反復的に昇降させて各スパツド
を所定位置まで上昇させることが可能で、所定位
置までの引き揚げ後に、上昇用動力装置をその下
限まで逆動すると、スパツドは固定板に保持され
てその上昇位置に留まり、上昇板はケーブルの張
力が弛むと同時にほぼ水平となつて、スパツドと
の間の摩擦力をほとんど解消してスパツド周面を
摺動し、下方の固定板上に接触するまで下降し互
いに重なる。このとき固定板の一部を押圧するよ
うに設けた解除装置が上昇用動力装置の有する昇
降部材の下降によつて押し下げられ、固定板は支
点に関して回動し、上昇板と共にそのスパツドに
対して同時に係止を解除する水平状態となり、ス
パツドを最上昇位置から一気に海底まで落下させ
る。
は、船首から降下されたバケツトホイールの前
(後)進及び左右への旋回時の基軸として船尾よ
り海底に打ち込まれる第1及び第2のスパツドに
対する船上での保持具を改良し、各スパツドに対
して1組の上昇板と固定板とを上下に接離可能に
遊嵌している。これらの保持具は共にそのスパツ
ドにほぼ垂直な状態ではスパツドの自由な通過を
許容し、スパツドに対して傾いた状態ではその貫
孔縁部に生ずる強い摩擦力によつてスパツドを保
持するように形成された簡単なものである。各ス
パツドに沿つて設けられている上昇用動力装置に
よつて、例えばケーブルを介して上昇板がその一
端を引き揚げられると、その上昇板はスパツドに
対して傾きスパツドを保持して上昇させる。固定
板はスパツドフレーム上に設けられた支承部材を
支点として傾動可能とされ、自由に重力を受ける
ときには傾斜しており、これにスパツドの下降し
ようとする摩擦力が加わると、確実にスパツドを
保持固定するが、スパツドが引き揚げられるとき
には上向きの摩擦力が重力に打ち勝つて固定板を
スパツドに垂直な水平状態にするので、スパツド
の上昇を容易に許容する。かくて上昇用動力装置
によつて上昇板を反復的に昇降させて各スパツド
を所定位置まで上昇させることが可能で、所定位
置までの引き揚げ後に、上昇用動力装置をその下
限まで逆動すると、スパツドは固定板に保持され
てその上昇位置に留まり、上昇板はケーブルの張
力が弛むと同時にほぼ水平となつて、スパツドと
の間の摩擦力をほとんど解消してスパツド周面を
摺動し、下方の固定板上に接触するまで下降し互
いに重なる。このとき固定板の一部を押圧するよ
うに設けた解除装置が上昇用動力装置の有する昇
降部材の下降によつて押し下げられ、固定板は支
点に関して回動し、上昇板と共にそのスパツドに
対して同時に係止を解除する水平状態となり、ス
パツドを最上昇位置から一気に海底まで落下させ
る。
このように本発明においては、スパツド保持具
の構造がきわめて簡単化され、しかもそのスパツ
ドに対する係脱の作用が、例えば油圧シリンダの
ような上昇用動力装置の機械的な作用力と重量に
よる自然力とを巧みに利用して行なわれるので、
浚渫機において比較的頻繁に行なわれるスパツド
の引き揚げおよび落下打ち込み作業が前記係脱の
ための複雑な作業を要せず迅速に処理され、少数
の作業者によつてバケツトホイールの掘削位置の
変更操作が容易に実施でき、浚渫機の能率を向上
させる利点が大きい。
の構造がきわめて簡単化され、しかもそのスパツ
ドに対する係脱の作用が、例えば油圧シリンダの
ような上昇用動力装置の機械的な作用力と重量に
よる自然力とを巧みに利用して行なわれるので、
浚渫機において比較的頻繁に行なわれるスパツド
の引き揚げおよび落下打ち込み作業が前記係脱の
ための複雑な作業を要せず迅速に処理され、少数
の作業者によつてバケツトホイールの掘削位置の
変更操作が容易に実施でき、浚渫機の能率を向上
させる利点が大きい。
第1図は本発明の浚渫機の側面図、第2図は浚
渫機の平面図、第3図はガントリーの背面図で浚
渫機の進み具合を表示する指示装置を示す図、第
4図は浚渫機のスパツド装置の一部破断拡大側面
図、第5図は第4図の5―5線断面を更に拡大し
た平面図、第6図は第5図の6―6線の拡大断面
図である。 10…船体、17…バケツトホイール、21…
船首ガントリー、29…前部(第2)スパツド、
30…後部(第1)スパツド、32…スパツドキ
ヤリツジ、34…油圧シリンダ(キヤリツジ移動
用)、36…スパツドキヤリア、39…スパツド
フレーム、45…ガイドポスト、48…油圧シリ
ンダ(スパツド上昇用)、49…プーリー支持金
具(昇降部材)、50…プーリー、51…固定板、
52…上昇板、55…プツシユロツド(押圧部
材)、56…横フランジ(支承部材)、63,68
…ケーブル、65…海底、69…ガントリー頭部
ビーム、71…指針。
渫機の平面図、第3図はガントリーの背面図で浚
渫機の進み具合を表示する指示装置を示す図、第
4図は浚渫機のスパツド装置の一部破断拡大側面
図、第5図は第4図の5―5線断面を更に拡大し
た平面図、第6図は第5図の6―6線の拡大断面
図である。 10…船体、17…バケツトホイール、21…
船首ガントリー、29…前部(第2)スパツド、
30…後部(第1)スパツド、32…スパツドキ
ヤリツジ、34…油圧シリンダ(キヤリツジ移動
用)、36…スパツドキヤリア、39…スパツド
フレーム、45…ガイドポスト、48…油圧シリ
ンダ(スパツド上昇用)、49…プーリー支持金
具(昇降部材)、50…プーリー、51…固定板、
52…上昇板、55…プツシユロツド(押圧部
材)、56…横フランジ(支承部材)、63,68
…ケーブル、65…海底、69…ガントリー頭部
ビーム、71…指針。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 船首にバケツトホイールを昇降するためのカ
ントリーを備え、船の前後進及び旋回の基軸とし
て海底に打ち込まれる第1及び第2のスパツドが
船尾に近く取りつけられた船体を有し、第1のス
パツドが船尾中央の推進装置に連結されて船体長
手方向に摺動可能なキヤリツジに接続されたスパ
ツドフレームを介して鉛直方向に摺動可能であ
り、第2スパツドが船体後部の片側寄りに固定さ
れたキヤリアに接続されたスパツドフレームを介
して鉛直方向に摺動可能である浚渫機であつて、
各スパツドにはそれぞれ上昇用動力装置とそのガ
イドポストが隣設されるとともに、スパツド自身
に各スパツドを上昇させるための上昇板とスパツ
ドを上昇位置に保持するための固定板とが上下に
接離可能に遊嵌され、上昇板と固定板とは共にそ
のスパツドにほぼ垂直な状態ではスパツドの自由
な通過を許容し、スパツドに対して傾いた状態で
は貫通縁部との摩擦によつてスパツドを保持する
ように形成され、固定板はそのスパツドのスパツ
ドフレーム上に当該上昇用動力装置側に設けられ
た支承部材を支点として傾動可能に載置され、自
由に動力を受けると、傾斜してスパツドの下降を
係止し、一方、上昇板はその一端を上昇用動力装
置によつて引き揚げられると、その度毎に傾いて
スパツドを保持して上昇させ、他方、固定板は上
昇するスパツドとの上向きの摩擦によつて重力に
よる傾斜状態が解消されると、その度毎にスパツ
ドの上昇を許容し、かくて上昇用動力装置によつ
て上昇板を反復的に昇降させて各スパツドを所定
位置まで上昇させることが可能で、さらに協同す
る上昇板と固定板とを同時にスパツドに対してほ
ぼ垂直状態となしてスパツドを自由に落下させる
ための解除装置が前記動力装置に連係されかつ固
定板と上昇板とに対設されていることを特徴とす
る浚渫機。 2 前記解除装置は、前記上昇用動力装置がその
下限まで逆動され、上昇板が当該スパツド周面を
摺動してそのスパツドを係止している固定板上に
接触するまで下降されたときに、該動力装置の有
する昇降部材の下降によつて押し下げられる押圧
部材を有し、この押圧部材が固定板の一端を押し
下げて前記支点に関して固定板を回動させ、スパ
ツドの落下を許容するために固定板とその上に重
なつた上昇板とを同時にそのスパツドに対してほ
ぼ垂直な係止解除の状態になすことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の浚渫機。 3 前記上昇用動力装置は、協同するスパツドの
スパツドフレームに直立状に取りつけられた油圧
シリンダであり、その上方に延びるピストンロツ
ドはその上端に支持金具を介してプーリーを有
し、このプーリーに懸吊されたケーブルはその一
端がスパツドフレームに締結され、その他端が上
昇板のスパツド挿通用貫孔から離れた一端部に締
結されており、また油圧シリンダには前記解除装
置の有する押圧部材が上下動可能に並設されてい
て、油圧シリンダがそのピストンをストロークの
下限まで降下させたとき、ケーブル他端に締結さ
れた上昇板はスパツドフレーム上に傾動可能に載
置された固定板に重なるまで下降し、同時に下降
するプーリーの支持金具が押圧部材に当接してこ
れを押し下げ、固定板がその一端部を押圧部材に
押圧されることによつて、その上の上昇板と共に
ほぼ水平とされ、当該スパツドの海中への落下を
許容するように適合された成る特許請求の範囲第
2項記載の浚渫機。 4 前記ガントリーは船体の前部を横切る頭部ビ
ームを有し、このビームには目盛りが表示され、
かつその目盛に沿つて移動する指針を有し、この
指針は船体長手方向に移動可能な前記キヤリツジ
に作動可能に連結され、キヤリツジの移動に伴つ
て目盛上を移動し、キヤリツジの移動量すなわち
船体の前進・後退量を前記目盛上で目視可能とし
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
項および第3項のいずれか1項に記載の浚渫機。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| AUPE408080 | 1980-06-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5729735A JPS5729735A (en) | 1982-02-17 |
| JPH0119010B2 true JPH0119010B2 (ja) | 1989-04-10 |
Family
ID=3768568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9515881A Granted JPS5729735A (en) | 1980-06-18 | 1981-06-18 | Dredging machine |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4399623A (ja) |
| JP (1) | JPS5729735A (ja) |
| GB (1) | GB2080208B (ja) |
| IN (1) | IN154361B (ja) |
| NL (1) | NL8102907A (ja) |
| PH (1) | PH20428A (ja) |
| SE (1) | SE446409B (ja) |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4547162A (en) * | 1983-06-21 | 1985-10-15 | Ellicott Machine Corporation | Spud support for use in water of excessive depth |
| SE8501492D0 (sv) * | 1985-03-26 | 1985-03-26 | Rune Regner | Forfarande och anordning for styrning av farkost, t ex vid undervattensleggning av slangar |
| IL86481A (en) * | 1988-05-24 | 1989-09-28 | Contract Line Ltd | Salt mushroom cutting apparatus |
| US5311682A (en) * | 1993-01-07 | 1994-05-17 | Sturdivant Charles N | Hybrid dredge |
| US5791074A (en) * | 1993-07-15 | 1998-08-11 | Minpro Australia N.L. | Dredge |
| AU674599B2 (en) * | 1993-07-15 | 1997-01-02 | Minpro Australia N.L. | Dredge |
| US6918801B2 (en) * | 2003-06-03 | 2005-07-19 | John Wilson, Jr. | Amphibious vehicle |
| US20060123671A1 (en) * | 2004-12-14 | 2006-06-15 | Cornelis Heuvelman | Cutter suction dredge |
| US20100083542A1 (en) * | 2008-10-07 | 2010-04-08 | Powers James M | Remotely operated submerged dredging system |
| CN104986291A (zh) * | 2015-07-13 | 2015-10-21 | 南通港闸船舶制造有限公司 | 工作性能好的定位桩液压升降装置 |
| US10287748B1 (en) * | 2015-12-11 | 2019-05-14 | Dsc Dredge, Llc | Dredge walking spud apparatus |
| NL2016661B1 (en) * | 2016-04-22 | 2017-11-15 | Boskalis Bv Baggermaatschappij | Vessel with spud pole assembly. |
| US11352763B2 (en) | 2019-11-08 | 2022-06-07 | John M. Wilson, Sr. | Amphibious platform vehicle-vessel |
| CN111776185A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-10-16 | 青海省盐业股份有限公司 | 一种无动力源采盐船 |
| CN111719614B (zh) * | 2020-06-17 | 2022-04-01 | 无锡市航道工程有限公司 | 带有定位桩升降装置的斗轮式挖泥船 |
| US11932353B2 (en) | 2021-11-19 | 2024-03-19 | Cyril J. Silberman | Hydraulic piston spud pole |
| CN115557437B (zh) * | 2022-09-21 | 2025-08-08 | 江苏路航建设工程有限公司 | 一种水上施工作业船 |
| WO2025218183A1 (zh) * | 2024-11-27 | 2025-10-23 | 中交第一航务工程局有限公司 | 码头桩间开挖用绞吸系统及施工方法 |
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| US515379A (en) * | 1894-02-27 | Dredging-machine | ||
| US371680A (en) * | 1887-10-18 | Towing boats | ||
| US690074A (en) * | 1901-10-30 | 1901-12-31 | Ralph R Osgood | Clamping mechanism. |
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