JPH01193335A - 新規セルロース系多孔膜 - Google Patents

新規セルロース系多孔膜

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JPH01193335A
JPH01193335A JP1725988A JP1725988A JPH01193335A JP H01193335 A JPH01193335 A JP H01193335A JP 1725988 A JP1725988 A JP 1725988A JP 1725988 A JP1725988 A JP 1725988A JP H01193335 A JPH01193335 A JP H01193335A
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邦彦 岡島
Yukiko Matsuda
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、分子内水素結合性が格段に高いために屈曲強
度や湿潤時の寸法安定性が飛躍的に優れ、セルロースエ
型の結晶型を有する直径1.3〜10nmのセルロース
ミクロフィブリルが網目状に交絡して構成される多孔膜
に関する。本発明の多孔膜はそれ自体で液体または気体
混合物中の目的とする成分の分離除去および濃縮に有用
であるばかりでなく、その優れた機械的性質の故に他の
高分子を塗布する基材膜としての利用価値がある。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕従来セル
ロースの多孔膜は、セルロースを溶媒に溶解し、このド
ーグに非溶媒である第3成分を添加しドープ全体をミク
ロ相分離状態にして押し出し流延後、非溶媒中で凝固せ
しめるか、セルロースドープ釦用いた溶媒に溶解する第
3成分を混合溶解しセルロースと第3成分両者の非溶媒
中に押し出して凝固後、第3成分のみを溶出する溶媒で
処理するか、該ドープをセルロースに対しては非溶媒で
かつ第3成分には溶媒として作用する媒体中に押し出し
て製膜するか、容易にセルロースに再生しうるセルロー
ス誘導体について上記のセルロース多孔膜の製造法と同
様の過程を経た後、該誘導体をセルロースに再生する処
理を行うことによって製造されてきた。これらの方法で
得られルセルロース多孔膜はいわゆる再生セルロース膜
といわれ、セルロース■士型の結晶型を有する部分とい
わゆる無定型部分とから成るものである。
又製品膜の重合度も最大で800位で多くの場合300
1M下である。従って、従来の多孔膜は機械的強度、特
に屈曲強度に難点がある。一般に湿式法にて製膜する場
合、孔の形成はポリマー、溶媒、非溶媒の組合せによっ
て決定される臨界点でのポリマー濃度とポリマーの溶媒
中での初濃度との大小関係で理論的に決ってしまう。い
ずれにしても、相分離した高分子濃厚相中のポリマーの
2次粒子が連結してその間に孔を形成するか、高分子希
薄相が高分子濃厚相の海につつまれてそのまま孔として
凝集するかのいずれかである。従って、上述の欠点を解
決しようとするとポリマーの凝集構造を制御する必要が
あるが、これらは極めて困難な作業を要する。究極の解
決方法は高重合度化と極限構造化(例えば、完全結晶化
、高配向化)を達成することにある。又、ミクロフィブ
リルで構成された多孔膜を製造する従来の技術は、ポリ
エチレンなどを延伸し、ミクロフィブリルを形成せしめ
るものであるが、これらの方法で得られた多孔膜は、結
節部とミクロフィブリルの部分からなりたっている。従
って、従来のミクロフィブリルで構成された多孔膜は均
一ではなく、分離効率で劣っている。本発明者らはかか
る点を鋭意検討して生合成セルロースに着目して本発明
に到った。
本発明は、酢酸菌培養過程で副生物として排摂されるセ
ルロースを高分子主成分としてなるrル状物を適宜処理
して1機械的強度の高い、均一な構造物からなる新規な
多孔膜を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の前述の目的はセルロースの骨格を形成するグル
コピラノース環のC4炭素に由来する固体13C−NM
Rピークから評価され分子内水素結合性の程度Hb が
80係以上で、かつ、重合度が800以上であるセルロ
ースI型詰晶系を有し。
直径1.5〜10nmのセルロースミクロフィブリルが
網目状に交絡して構成される多孔膜であって、徴とする
新規セルロース多孔膜によって達成される。特に、測定
周波数1107(zにおける30℃の動的弾性率が7.
8 X 10 (100−Pr)  dyneA−rI
L2I上であり、かつ、力学的損失正接tanδのピー
ク温度Tmaxが210℃以上であると好ましい。ここ
で、Pr、はあとで定義される多孔膜の空孔率である。
一方分子内水素結合性の程度T(bは、通常、分子配列
の規則性を表すもので80%以上で極めて優れた機械特
性を与える必要条件となる。この値は従来の再生セルロ
ース膜ではその製法上到底到達困難な値でありて、この
点からも後述する生合成セルロースの利用が有利となる
。Hbはセルロースの骨格を形成するグルコピラノース
環のC4炭素に由来する大略2本の固体13C−NMR
ビーク強度比から以下のように評価される。図1に本発
明の代表的多孔膜人と従来の再生セルロース多孔膜Bの
固体13C−NMRス4クトルを示し、これを用いてH
bの評価法を述べる。図中、C,−C6の記号はグルコ
ース環を構成する炭素に由来するピークを示す。通常、
C4炭素は第1図スイクトルBに示す様K、大略シャー
プなピーク(図中斜線部)とブロードなピークの2つに
別れ、シャープなピークが高い分子内水素結合性を反映
している。
Hbは斜線部領域の面積比率で表され、以下の様に定義
される。
Hb=100x(C4t/(C4h+C4t))ここで
、c4h 、 c4tはそれぞれシャープなピークおよ
びブロードなピークの面積強度である。この図からも明
らかなように1本発明の多孔膜は従来の膜に比べ極めて
分子内水素結合性が高い。
一方、重合度も機械特性の向上に不可欠でありて、80
0以上であれば光や酸素による劣化に対する耐久性も満
足される。この必須条件も生合成セルロースの利用によ
って達成される。一般に、セルロースの最終製品で重合
度800以上の物は珍しく、最終製品の原料としての木
材ノ9ルデ、綿リンターの一部に800以上の物が在る
程度である。セルロースの重合度はそのカドキセン溶液
中の25℃での粘度から決定した粘度平均重合度を用い
た。その測定方法を詳述すると、試薬特級のエチレンジ
アミン9009を蒸留水2414gに。
混合液を0℃に保ちながら徐々に加え、更に、試薬特級
の酸化カドミウム318gを上記混合液に0℃に保ち、
攪拌しながら、2〜3時間かけて徐々に混合し、−15
℃で一昼夜装置し、この上澄液950−にエチレンジア
ミン59*j、蒸留水1551d、カセイソーダ14g
を加え、カドキセン原液とする。多孔膜から分離したセ
ルロースを6℃以下に保ちなからカドキセン原液に溶解
し。
使用したカドキセン原液と同体積の蒸留水で希釈し、そ
の溶液中のセルロース濃度をc(9/CC)とする。水
の落下秒数が20℃で約80〜120秒のウベローデ型
粘度計で測定した、25℃におけるセルロース/カドキ
セノ溶液の落下秒数をt、上記カドキセン原液を蒸留水
で2倍希釈した液の落下秒数をtoとし、〔η) = 
11m((t/lo −1)/e )で定義される極限
粘度数を、Brovrn、 Wikstromの粘度式
(EuromPolym、J、、1.1(1966)に
記載)〔η)−3,85xlOXMマ  に代入して得
た粘度平均分子1Mマを、162で除した値を粘度平均
重合度とした。極限粘度数の決定に当たっては、粘度の
濃度依存性に関する経験則を用いて、濃度−点での落下
秒数の値から、以下の二次方程式の解として求めても良
い。
ek(η〕+〔η〕−マ=0 但し、  マ= (t/ to  1 )/ ck=0
.08361v+0.2061 本発明の多孔膜としての特性は水流速法で測定される平
均孔径が3000 nm 以下で、かつ、空孔率Prが
50〜93係であるが、これらは製造法によって基本的
に制約されるものである。即ち、平均孔径3000nm
1M上の多孔膜では孔の均一性に欠点を有し有用な分離
膜素材とすることは難しい。
本質的に本発明のセルロース多孔膜はミクロフィブリル
が網目状に交絡している層状構造を持つので孔径の低い
ところは膜厚を大きくすることによっていくらでも調製
できる。しかし1本発明の多孔膜が分離用膜として有効
に機能するためKは0.2nmll上であることが望ま
しい。本発明の多孔膜は空孔率が高くても機械的強度の
優れたものが得られる特徴を有する。空孔率93係以上
の多孔膜は極度に機械的特性(形態維持性)の損傷を招
き、また、孔の均一性も保証できない。空孔率の低い膜
は本質的にはいくらでも製造可能であるが、分離膜とし
ての有効な機能を果たす念めKは平均孔径と関連して5
0%IM上が好ましい。
ここでいう空孔率は以下の様にして決定される。
即ち、多孔膜を60.2 sw+Hg下で6時間乾燥し
、−定表面積を持つ膜に切断し、その厚みを厚み計にて
30個所を測定し平均厚を求め、膜の見かけ体積v1を
算出し、その重ZWを秤量、多孔膜中の構成成分(セル
ロース、セルロース関連物質、酢酸醒等)の平均比重を
1.5621g/1x−3と仮定して。
以下の式よシ算出する。
Pr = (1−W/ (V、 X 1.5621 )
 )×1090セルロースと蛋白の比率は別途用意した
既知重量の多孔膜から蛋白をアルカリにて除去してたの
ちの多孔膜重量から決定できる。
水流速法による平均孔径(D)は一定面積の平膜を通過
する水の流出量を時間および差圧の関数として測定し、
以下の式から算出した。
V :流出量(rttl / mIn )T :膜厚(
μm) ΔP:圧力差(mHg ) A :膜面積(m2) Pr:空孔率 μ :水の粘性率(cP ) 本発明のセルロース多孔膜の内でも特KIIEれた機械
強度を示すものは測定周波数110Hzにおける30℃
の動的弾性率が7.8×109’(100−Pr) ’
dyne/m2b上であり、かつ、力学的損失正接ta
nδのピーク温度Tmaxが210′c以上である。
一般に、公知のセルロース多孔膜では動的弾性率は10
9dyne/cIrL2 のオーダーを示すのは極めて
稀であ妙、Tmaxは260℃以上である。つまり、本
発明のセルロース多孔膜は、比較的低いTmaxをもつ
わりに極めて高い弾性率を持つ特徴がある。
低い平均のTmaxは蛋白等が多孔膜中に存在すること
も原因する。
本発明のセルロース多孔膜は以下のような方法で作成さ
れる。即ち、先ず、第一段階として、セルロース生定呵
、例えば、酢酸菌(アセトバクター・アセチ・サブスピ
ーシス書キシリナム(Acetobaeter ace
ti subsp−xylinum)IFOI3693
を炭素源及び窒素源等を加えた培地内で培養し、培養過
程で培地内に代謝副書物セルロースを主成分とする水性
ゲルを作成する。第2段階として、このようにして得ら
れた水性ゲルを多孔膜に成形する。最も簡単な方法は該
水性ゲルを洗浄またはせずに加圧成形し、洗浄またはせ
ずに乾燥することによりて製造する。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例にて説明するが、本発明はこれに
限定されるのものではない。
実施例1 グリセロール3 vt4 、酵母エキス0.3 wt%
 、ペデトy 1 vt% * NaOH0,2wt妬
tリン酸水素二ナトニウム0.14 wt% 、クエン
酸0. O35wtojl(pH6,2)の複合培地を
200M三角フラスコに入れ、通気性シリコン栓をした
後、蒸気域[(ISt℃。
20m1n )をかけた。しかる後滅菌雰囲気下で酢酸
菌Aestobaatsr xylinum IF O
13693の種母を植え付け、27℃で静置培養させた
2週間培養を行った後、培地表面に生成した代謝副竜物
セルロースを主成分とする水性ゲルを水洗せずに有機溶
媒(メタノール)中に浸漬後、加圧成形し、成形後水洗
する。しかる後凍結乾燥を行った。得られたセルロース
多孔膜は、)Tb86.1係9重合度972.膜厚24
.5μm、水流速平均孔径28.4nm、空孔率63.
7%の構造を呈した。
このセルロース多孔膜の引っ張り強度を東洋デA/ドウ
イン社製テンシロンにより測定すると、乾燥状態で46
27 kg/cIrL でありた。
このセルロース多孔膜の構造を走査型電子顕故鏡で観、
察し、第2図(a)(表面層)、第2図(b)(中間層
)、第2図(C)(裏面層)に示す。
第2図に示すように、このセルロース多孔膜は表面層、
中間層、裏面層とも約8nmのミクロフィブリルがこう
らくした均一な構造であった。
比較例として、セルロースリンターを公知の方法で調製
した銅アンモニア溶液中1c 6vt1%の濃度で溶解
、濾過脱泡後、ガラス板上に流延し、アセトン50wt
係/アンモニア0.56 wt係/水49.44wt4
の混合溶液(凝固剤)中で凝固せしめ、2wt%の硫酸
水溶液で再生し水洗しセルロース多孔膜を作成した。得
られたセルロース多孔膜は、Hb2.3係、膜厚44.
4μm、水流速平均孔径26.8 nm 、空孔率59
.L%の構造を呈した。
このセルロース多孔膜の引っ張り強度を上記と同様の方
法で測定した結果は、2678kl?/αであった。
さらに、この比較例のセルロース多孔膜の表面層、中間
層、裏面層を前記実施例1と同様の方法で観察した結果
を第3図(a)、第3図(b)、第3図(C)に示す。
第3図に示すように、比較例のセルロース多孔膜は表面
層、中間層、裏面層の構造が大きく変化している。
両者を比較すると、本発明の多孔膜は比較例と比べて、
膜厚方向でのそれぞれの孔の構造が極めて均一であるこ
とが判る。
また、本発明の多孔膜の引っ張り強度は、比較例に対し
1.73倍もあり、をり扱いが容易で破損することが少
々い。
実施例2 ブドタ糖1vrt%、酵母エキス0.3 wt% 、ペ
プトン1 wt% 、NaOHo、 2 Wt4 *リ
ン酸二ナトニウム0.14wt%、クエン慢0.035
 wt% (pH6,8)のり合培地を実施例1と同様
の方法で、減酸・植え付け・培養を行った。
1週間後培地表面に生成した代謝副産物セルロースを主
成分とする水性rルを水洗浄後、有機溶媒(メタノール
)中に浸漬させ加圧成形し、真空乾燥させた、 得られたセルロース多孔膜は、Hb83%、重合度14
83、水流速平均孔径12.1 nm 、空孔率70.
7係。
膜厚28.5μm、弾性率7.9×109’(Zoo−
Pr) ’  。
Tmax 215℃、引っ張り強度4860に9/n 
を示した。
この多孔膜を円形(直径4.8 cm )に打ち抜き。
ミリデア製ステンレスフィルターホールグーに装着し、
その状態で濾過前に蒸気滅呵し、その後PBSで多孔膜
内部を洗浄した。大腸菌ファージφx174(IF02
0009、ウィルス径25nm)を含む原液11 rJ
 (1,3×1098PF’U/m/)を注入し、圧力
200m)(Hの一定圧力下でほぼ静止状態で濾過し、
r液5Mを得た。r液1M中のファージ濃度をプラーク
法で定食したが、ファージは確認されなかった。従って
、以下の式によりて定義されるファージ阻止係数(φ)
は8.8以上であった。
φ=−Lo g(N/ NO) No二濾過しようとする水溶液単位体積当りのファージ
の数(PF’U/d) N:膜を透過した濾過単位体積当りのファージの数(P
FU /ml ) 比較例としてセルロースリンターを公知の方法で調製し
た鋼アンモニア溶液中に6.8 wt%の濃度で溶解、
濾過脱泡後、ガラス板上に流延し、アセ) 750 w
t%/アンモニア0.5wt4/水44.5vt%の混
合溶液(凝固剤)中で凝固せしめ、2.3wt係の硫酸
水溶液で再生し水洗しセルロース多孔膜を作成した。
得られたセルロース多孔膜は、H,b、2.5% 、膜
厚6869μm、水流速平均孔径118nm、空孔率4
7、3 % 、引り張シ強度286.3kg/crIL
2の構造を呈した。
同様にこの多孔膜のφを求めると、8.8以上を示した
が、比較例の多孔膜の濾過速度が、13.02All蔽
・hr−mHl(であるのに対し、本発明の多孔膜の濾
過速度は、19.44ml/m夛・hr−mugと非常
に効率が良いことがわかる。
実施例3 実施例2と同様の方法で培養し、3日から3週間培養し
た後、培地表面に生成した代諭副産物セルロースを主成
分とする水性rルを水洗浄、加圧成形し自然乾燥させた
これらのセルロース多孔膜は、表1に示した構造特性を
呈した・           以下余白表1 培養日
数を変化させた時の セルロース多孔膜の構造特性 表1に示すとおり、培養時間を変化させることにより、
非常に制御しにくい孔径のコントロールが容易にできる
さらに、これらの孔径範囲において、空孔率が89幅を
達成した多孔膜は1本発明者の知る限り、現在までに存
在しかい。
このことは、本発明の多孔膜が従来の膜に比べ、透過速
度を増大させ、さらに効率の良い膜であるといえる。
実施例4 7’ )’つ糖0.01〜10 vt%、 dテ) y
o、t 〜awt 係+ NaOHO−2W”fb +
 リン酸二ナトリウム0.14wt係、クエン酸0.0
35vrt係(PH6,6)の複合培地を実施例1と同
様の方法で、滅菌・植え付け・培養を行った。
10日後項地表面に生成した代謝副産物セルロースを主
成分とする水性ゲルを水洗浄後、凍結乾燥させた。
これらのセルロース多孔膜は、表2に示した構造特性を
示した。
表2 培地組成を変化させた時の 〔発明の効果〕 本発明により、均一なミクロフィブリルが網目状にこう
らくして構成されている多孔膜が提供される。本発明の
新規セルロース多孔膜は、逆浸透膜、ガス分離膜、限外
r過膜などへの適用が可能である。さらに、本発明の新
規セルロース系多孔膜は、金属など有害な物質を含む工
程を経ずに生成される為1人体への影響が少なく、血液
透析膜。
血液ろ過膜、血しょうろ過膜などへの適用も有効である
。また1本発明の新規セルロース系多孔膜は極めて優れ
た機械的強度を有する為、他の高分子素材をコーチング
する場合の基材膜としての利用も可能である。例えば、
平均孔径15nm程度に調整してえた、本発明の新規セ
ルロース多孔膜上にシリコン系Iリマー薄くコーティン
グすることにより酸素分離膜を製造できる。
4、図面のIFl曽り$を唄 m1図は本発明の代表的多孔膜の固体13C−NMRス
ペクトル(A)を従来の再生セルロース多孔膜の固体1
3C−NMRスペクトル(B)Y−比較して示すグラフ
であり。
第2図は本発明の代表的多孔膜の一例の構造を示す電子
顕微鏡写真であり。
第2図(&)は表面層。
第2図cb>は中間層、 第2図(c)は裏面層で示す写真であり。
第3図は比較例の多孔膜の構造を示す電子顕微鏡写真で
あり、 第3図(a)は表面層。
第3図(b)は中間層、 第3図(c)は裏面層を示す写真である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セルロースの骨格を形成するグルコピラノース環の
    C_4炭素に由来する固体13C−NMRピークから評
    価され分子内水素結合性の程度Hbが80%以上で、か
    つ、重合度が800以上であるセルロース I 型結晶系
    を有し、直径1.5〜10nmのセルロースミクロフィ
    ブリルが網目状に交絡して構成される多孔膜であって、
    水流速法で測定される平均孔径が3000nm以下で、
    かつ、空孔率Prが50〜93%であることを特徴とす
    るセルロース系多孔膜。 2、測定周波数110Hzにおける30℃の動的弾性率
    が7.8×10^9(100−Pr)^−^1dyne
    /cm^2以上であり、かつ、力学的損失正接tanδ
    のピーク温度Tmaxが210℃以上である請求項1記
    載のセルロース多孔膜。
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