JPH01198445A - Di缶用鋼板 - Google Patents

Di缶用鋼板

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JPH01198445A
JPH01198445A JP2276288A JP2276288A JPH01198445A JP H01198445 A JPH01198445 A JP H01198445A JP 2276288 A JP2276288 A JP 2276288A JP 2276288 A JP2276288 A JP 2276288A JP H01198445 A JPH01198445 A JP H01198445A
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慶一 志水
Junichi Tanabe
純一 田辺
Osamu Yoshioka
吉岡 治
Tokuaki Kakuma
徳昭 加隈
Tsuneo Inui
乾 恒夫
Yoshikazu Kondo
近藤 嘉一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、しごき加工性、フランジ加工性に優れ、かつ
容器重量の軽量化に適したDI缶用鋼板に関する。
(従来の技術) 本願鋼板が対象とするDI缶は、錫めっきされた鋼板(
ぶりき板)から円板を打ち抜き後、絞り加工(Draw
ing ) 、1.ごき加工(Ironing )など
の工程を経て製造され、その代表的工程であるDraw
ing 、およびIroningをも、−CDI缶と称
される。なお、しごき加工された缶は、缶上部を縁切り
後洗浄、塗装、さらにネックイン加工、フランジ加工さ
れ、蓋を巻き締めうる状態とされる。
ここでしごき加工においては、容器側壁部のみが薄くさ
れ、缶底の厚みは、加工前のぶりき板の厚みとほぼ同じ
厚みに保たれる。本願が対象とするDI缶用ぶりきの一
般的な板厚は、0.28〜0.33■であり、その厚み
から、蓋が巻き締められる缶上部(フランジ部)は、約
0.16mの厚みまで、缶上部を除く側壁部C;おいて
は、約0.10−まで、しごき加工され薄くされる。こ
のように、DI缶の側壁厚は、約0.10m+aと薄い
ため、缶内が負圧となるような状態、いわゆる減圧缶と
しての利用はされておらず、炭酸飲料、ビール、あるい
は窒素を封入するなど、内圧が、数kg/al〜7 k
g/an”である状態で利用される。ここで内圧が負荷
された場合に問題になるのは、缶底の耐圧であり、耐圧
を考慮して、ぶりき板の板厚とテンパー(降伏強度)の
組み合せが選択される。穐々の組み合せの中から、現在
、板厚は、0.28〜0.33閣、テンパーT−1〜T
−15(降伏強度20〜28に9/lll2)の組み合
せが選択されている。T−1〜T−15のような軟質材
の方が、絞り加工性、しごき加工性が優れ、さらにしご
き加工後のフランジ加工性も優れるという考えから、ま
ずテンパーが定まり、そのテンパーで必要耐圧を確保す
るということから板厚が定まりだものである。またDI
I缶の鋼としては、M脱酸の連鋳材が用いられ、通常の
ストリップ工程に従い、熱間圧延、冷間圧延、箱型式に
よる再結晶焼鈍後、1〜2%の圧延率での調質圧延を経
て、DI用ぶりき原板とされる。この原板に、主として
、しごき加工時の潤滑効果を得るため、通常2.86/
m2あるいは5.69/n2の錫がめっきされ、DII
缶ぶりきとされている。なお、M製DI缶との競合が激
しくなっている最近においては、より経済的なりI缶を
提供するという観点から、ぶりき板の薄肉化、すなわち
高降伏強度化への取り組みがなされており、特開昭57
−57835が開示されている。
この発明の要旨は、冷間圧廷後の再結晶焼鈍を連続焼鈍
とすること5二より高降伏強度化を果すものであるが、
しごき荷重が大きいこと、フランジ割れが起こり易いこ
と、また得られる降伏強度も40 ks/mm2弱とそ
れほど大きくないなど、本願の目的とする1、、シごき
成形性、フランジ成形性に優れ、板厚0.18〜0.2
5 mmまでの十分な薄肉化を果しうるぶりき板たり得
ないものである。なお、薄肉化を果すための高降伏強度
化を果す一般的な方法として、C、Mn%P、N等の強
化元素の添加による固溶強化、析出強化、時効硬化、結
晶粒微細化による強化等があり、またさらに圧延加工等
の歪を付加する全強化があるが、これらの方法によるも
のもしごき荷重の増大、フランジ割れ等の問題があり、
本願の意図するような高降伏強度化、薄肉化が進んでい
ないのが実情である。
(発明が解決しようとする課題) 本願の目的は、DI缶を、軽量な、すなわち経済的なも
のとするためC二高降伏強度で薄肉のぶりき板を提供す
ることにあるが、前記のようにしごき荷重の増大、フラ
ンジ割れの増加が、ぶりき板の高降伏強度化を阻害して
いる。フランジ割れが発生すれば缶としての用を成さな
いし、しごき荷重の増大は、しごき加工時の缶外面の疵
つき、缶の破断、ダイス摩耗の増大をきたす。高降伏強
度であって、かつ、しごき成形性、フランジ成形性に優
れるぶりき板を得ることが本願の課題である。
(課題を解決するための手段) 本願は、前記課題を達成するため鋼の材質面から多くの
研究を重ねた結果、高降伏強度化を果しつつ、しごき荷
重の低減、それに基づく、シごき加工時の缶外面の疵つ
き、ダイス摩耗の低減、およびフランジ成形性の改善等
を果しうろことを知見したものである。以下に本願内容
を説明するにあたり、その理解を容易にするため、本願
が対象とするしごき荷重、フランジ成形性について説明
する。しごき加工は、間隔を置き連続的に配置された3
〜4個のダイスとポンチの組み合せにより実施するもの
で、ダイス内径とポンチ外径のすきま、すなわちクリア
ランスを段階的1:小さくし、缶の側壁厚みを段階的に
薄くする加工である。ここで、しごき加工時、ポンチに
負荷される力をしごき荷重と称するが、その大小は、被
加工材料の変形抵抗、ポンチおよびダイスと被加工材料
の摩擦力、各ダイスにおける減厚率等に依存する。減厚
率を変えることなく、シごき荷重を下げるためには、材
料の変形抵抗、摩擦力を小さくすることが必要である。
ここで、摩擦力は、めっき錫量を多くすることにより低
減し得るが、めっき錫量の増量は、薄肉化による経済的
効果を相殺するもので不適切である。それゆえ、しごき
荷重の低減は、変形抵抗を小さくするという観点から検
討すべきものとなる。変形抵抗は、絞り加工、しごき加
工が進むに従い加工硬化により増大し、しごき加工の最
終ダイスで最大となる。また、最終ダイスでは、それま
でのダイスでうけたしごき加工のため、缶側壁の単位面
積当りの付′5Ituj量も鮫も少い状態となっており
、最終ダイスにおける加工条件が最も過酷なものである
。それゆえ、しごき加工時の缶外面の傷つき、破断、金
型摩耗は、最終ダイスにおいて最も問題となる。以上述
べたことから明らかなように、耐圧の点からは、高い降
伏強度(変形抵抗)を有し、以後の加工による硬化がで
きうるかぎり小さい材′料、すなわち、変形抵抗増加の
小さい材料が本願の目的に適する材料である。
また本願が対象とするもう一つの特性であるフランジ加
工性は、主として材料の延性に依存し、しごき加工され
たフランジ部の延性が乏しいとフランジ割れが発生しや
すくなる。なお、鋼の強度と延性は、一般1;逆相関を
示し、ぶりき板の高降伏強度化、および加工硬化はフラ
ンジ割れを、よりもたらしやすくする。以上、しごき荷
重とフランジ成形性(二ついて述べたが、これら2つの
特性の改善を、高降伏強度化と同時に果すべく研究を行
い、鋼材質等を以下のものとすることにより本願の目的
を達成し得ることを知見した。
すなわち組成が、C:0.03%以下、Mn:0.05
〜0.25%、P:0.02%以下、AJ : 0.0
1〜0、10%、残部が鉄および不可避的不純物であり
、降伏強度が40〜65 kg/mm2であり、かつ2
00℃で1時間加熱による降伏強度上昇が1.5kg/
mm2以下であるぶりき板が、しごき加工性、フランジ
成形性にすぐれ、板厚を0.18〜0.25 mmとし
ても必要耐圧を確保でき、軽量DI缶用のぶりき板どし
て優れていることを見い出した。
以下本発明の限定理由について説明する。
C量は、JIS規格においては、o、 1a %以下と
され、製造者と使用者間の協定により通常0.03〜0
.08%のものが缶用材料として用いられている。
セして旨降伏強度化を果すためには添加すべき元素であ
るが、C量が多くなると絞り加工、しごき加工における
加工硬化が大きなものとなり。
かつフランジ成形性も著しく悪化するため、通常の缶用
鋼板の下限程度以下の0.03%以下とすることが不可
欠である。Mn量は、JIS規格において、0.6%以
下と規定され、通常、協定C=より0.2〜0.5 %
のものが使用されている。Mnについても、高降伏強度
化の点からは、添加すべき゛元素であるが、加工硬化を
著しく増大させ、フランジ成形性の点でも好ましくない
ため、可能な限り低減することが好ましく、よって上限
を0.25%とし、下限は不可避的に存在するSの弊害
を防止するため0.05%とした。Pも、加工硬化の点
から好ましくなく、その上限を0.02%とした。Mは
、脱酸C二必要な0.01%を下限とし、多くなるとコ
スト高を招き、かつ介在物が多くなるため、その上限を
0.1%とした。また200℃で1時間加熱後の降伏強
度上昇を1.5 kg/mm2以下としたのは、1.5
ka/mm2以上の降伏強度上昇を生じるものは、Cl
Mn%Pを前記範囲としても、以後の加工による硬化が
極めて大きく、かつフランジ加工性に対しても好ましく
ないためである。
図面に降伏強度上昇値と加工硬化の関係を示す。
図中X−1、X−2は、C: 0.02 %、Mn :
 0.19%、P:0.017%を含有し、Y−1、Y
−2は、c : 0.045%.Mn: 0.3 s%
、P:0.018%を含有する鋼板である。X−1、X
−2、Y−1、Y−2は、いずれも通常のストリップ工
程における冷間圧延後、箱型式再結晶焼鈍を行い、X−
2、Y−2は、さらに連続式焼鈍相当の急速加熱、急速
冷却を行ったものである。いずれもその後、降伏強度が
40 kg/mm”となるよう2;調質圧延を施した。
そして降伏強度40 ks+/llm2を始点とし、4
0kg/Inl112以降の加工硬化を比較した。降伏
強度40kg/mm2の状態のものを、200℃で1時
間加熱した時の降伏強度上昇値は、X−1:0.5kG
/=2、Y−1:1.2kG/=2、X−2: 7.5
kg/mm2、Y −2: 9. Okg/mm”であ
り、降伏強度上昇値の大きなものは、著しく加工硬化が
大きなものとなる。前記4種の鋼板について、調質圧延
により降伏強度を55kg/lIn2とした時、その時
の加熱による降伏強度上昇値と、以後の加工硬化の関係
も、降伏強度が40 kg/mm”の場合と同じ傾向を
示す。なお、加熱による降伏強度上昇値の大小は、転位
密度と固溶C1固溶N量C二より定まるものと考えられ
るが、再結晶温度、時間の適正化による焼鈍時の吸Nの
抑制、再結晶焼鈍後の冷却速度を緩慢なものとすること
による固溶Cの低減などにより、加熱(=よる降伏強度
上昇値を低いものとすることができる。次に降伏強度、
板厚の限定理由について述べる、板厚、降伏強度いずれ
も缶底の耐圧と関連を有し、板厚を薄肉化すればするほ
ど、降伏強度は高くすることが必要となる。より経済的
なりI缶を製造するという点からは、ぶりき板の厚みは
薄い方が良いが、薄肉化、高降伏強度化いずれもが、絞
り加工での破断、缶底成形時のしわ発生といった不良現
象C二つながる。この点から板厚の下限を0.18mm
とし、経済的効果の点から0.25 mを上限とした。
降伏強度については、板厚との関連で定め、板厚の下限
値における絞り成形性、耐圧を考慮して降伏強度の上限
値を定め、板厚の上限値における耐圧を考慮して降伏強
度の下限値を定めた。以上のように、本願は、C,Mn
量が通常缶用鋼板の下限程度以下と低いこと、200℃
で1時間加熱による降伏強度上昇値が1. s ks/
■2であることを必須要件とし、同時に高降伏強度、薄
肉であることを特徴とする軽量DI缶用鋼板である。こ
こで高降伏強度化を果す方法としては、種々の強化方法
のうち、圧延加工によるものが経済的である。従来、し
ごき成形性、フランジ成形性の点で好ましくないとされ
ていた圧延による強化も、本願の必須要件確保により加
工硬化因子の低減、すなわち歪の蓄積する因子の低減が
果され、しごき成形性、フランジ成形性を阻害すること
なく適用しうるものである。
(実施例) 以下本発明の実施例について説明する。
第1表に示す化学成分の鋼を転炉にて溶製し、連続鋳造
によりスラブとした。該スラブを通常のス)リップ工程
楓;従い板厚20■まで態量圧延し、熱延後、酸洗、1
次冷間圧延、再結晶焼鈍、2次冷間圧延し、第2表1=
示す降伏強度、板厚のぶりき原板とした。第2表におい
て、再結晶焼鈍方法を示す記号BAFは、均熱温度60
0℃で8時間加熱し、15℃/hrの冷却速度で冷却す
る箱型焼鈍を示し、記号CALは、均熱温度700℃で
1分間加熱後、20℃/ secの冷却速度で冷却する
連続焼鈍を示す。再結晶焼鈍後、第2表中に示す圧延率
で圧延し、表中の板厚に仕上げ、そののち、両面1.2
 g 7m2の錫めっきをし、ぶりき板とした。
第1表 該ぶりき板を、直径53mmの絞り缶とし、さらに直径
52..7IIII11ノボ>fと、クリアランスが0
.20aa(klダイX) 、0.15+ma (Na
2ダイス)、0.095mm (Na3ダイス)となる
ダイスを用いてしごき加工を行い、以下の評価試験を行
った。しごき荷重の評価は、Nal、N112.Na3
ダイスの順にしごき加工を3工程行い、嵐3ダイスでの
しごき荷重の最大値をもって評価し、しごき缶の外面の
疵つき性についても、しごき荷重と同様、しごき加工を
3工程行い、N113ダイス後の缶外面で評価した。ま
たフランジ成形性については、しごき加工後の缶の開口
端を縁切り後、スピンフランジ加工を行い、割れを生じ
ることなく張り出し得る最大のフランジ中をもって、フ
ランジ成形性の優劣を評価した。なお、巻き締めに必要
なフランジ中は14mであり、フランジ巾2.5mmU
上を優れる範囲とした。また、しごき荷重(二影響する
と先に述べた変形抵抗については、3工程しごき後の缶
の側壁から切り出した引張り試片により比較した。
(発明の効果) 本発明鋼板は、鋼材質に特徴を有し、しごき加工性、フ
ランジ加工性に優れた高降伏強度薄鋼板であり、経済的
なりI缶を製造するに適するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、200℃で1時間加熱による降伏強度上昇値と
加工硬化の関係を示した線図である。 圧延率(%)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. C:0.03%以下、Mn:0.05〜0.25%、P
    :0.02%以下、Al:0.01〜0.10%、残部
    が鉄および不可避的不純物からなり、降伏強度が40〜
    65kg/mm^2、200℃で1時間加熱による降伏
    強度上昇が1.5kg/mm^2以下である板厚0.1
    8〜0.25mmのDI缶用鋼板。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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