JPH0120232B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0120232B2 JPH0120232B2 JP16934781A JP16934781A JPH0120232B2 JP H0120232 B2 JPH0120232 B2 JP H0120232B2 JP 16934781 A JP16934781 A JP 16934781A JP 16934781 A JP16934781 A JP 16934781A JP H0120232 B2 JPH0120232 B2 JP H0120232B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rust preventive
- preventive agent
- water
- rust
- metal object
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は防錆剤処理を施した金属対象物におい
て防錆効果を有効に特続させる防錆方法に関す
る。
て防錆効果を有効に特続させる防錆方法に関す
る。
従来から金属類の防錆には経済性、作業性等の
見地から防錆剤を使用する方法が汎用されてい
る。塗装やライニングによる防錆方法とは異なつ
て、防錆剤を用いる防錆方法は一時的、過渡的な
防錆効果を目的とする場合が多いので、一般に防
錆剤処理を施した金属対象物は適当に包装した
り、その開口部を適当に封止した上で保管や輸送
に付される。
見地から防錆剤を使用する方法が汎用されてい
る。塗装やライニングによる防錆方法とは異なつ
て、防錆剤を用いる防錆方法は一時的、過渡的な
防錆効果を目的とする場合が多いので、一般に防
錆剤処理を施した金属対象物は適当に包装した
り、その開口部を適当に封止した上で保管や輸送
に付される。
通常このような場合、保管や輸送時等における
湿気、雨水、温度変化等の発錆要因から防錆剤処
理された金属対象物を保護するために金属対象物
全体をポリエチレンシートや金属箔ポリエチレン
ラミネートシート等で包装したり、防錆剤を封入
した金属対象物の開口部をポリエチレンキヤツプ
や盲フランジ等で密閉する方法が採用されてい
る。
湿気、雨水、温度変化等の発錆要因から防錆剤処
理された金属対象物を保護するために金属対象物
全体をポリエチレンシートや金属箔ポリエチレン
ラミネートシート等で包装したり、防錆剤を封入
した金属対象物の開口部をポリエチレンキヤツプ
や盲フランジ等で密閉する方法が採用されてい
る。
しかしながらポリエチレンは通気性がないため
温度変化に伴い包装内部あるいは金属対象物内部
で結露し易く、その結果発錆する場合が多く、ま
た金属箔ポリエチレンラミネートシートや盲フラ
ンジの使用は大量生産される対象物ではコスト高
になるために一般的ではない。
温度変化に伴い包装内部あるいは金属対象物内部
で結露し易く、その結果発錆する場合が多く、ま
た金属箔ポリエチレンラミネートシートや盲フラ
ンジの使用は大量生産される対象物ではコスト高
になるために一般的ではない。
シリカゲルの併用もある程度有効ではあるが紫
外線や雨水の流入等によつて劣化された場合、吸
水剤が逆に保水剤となつて発錆を引起こすので好
ましくない。
外線や雨水の流入等によつて劣化された場合、吸
水剤が逆に保水剤となつて発錆を引起こすので好
ましくない。
また、包装材やキヤツプ等に通気孔を設けて結
露を防止することもできるが、雨水の流入や封入
防錆剤、特に気化性防錆剤の散逸を防ぐことが困
難となる。
露を防止することもできるが、雨水の流入や封入
防錆剤、特に気化性防錆剤の散逸を防ぐことが困
難となる。
本発明は上記の問題を改良するためになされた
ものであつてその要旨は、JIS−L−1092にもと
づく撥水度が50〜100点であり、JIS−P−8117に
よる透気度が400秒以下である多孔性素材を、気
化性防錆剤を施した金属対象物の包装材もしくは
包装材の一部分または気化性防錆剤を封入した金
属対象物の開口部の蓋若しくは蓋の一部分として
使用することを特徴とする防錆方法に存する。
ものであつてその要旨は、JIS−L−1092にもと
づく撥水度が50〜100点であり、JIS−P−8117に
よる透気度が400秒以下である多孔性素材を、気
化性防錆剤を施した金属対象物の包装材もしくは
包装材の一部分または気化性防錆剤を封入した金
属対象物の開口部の蓋若しくは蓋の一部分として
使用することを特徴とする防錆方法に存する。
本発明に用いる多孔性素材は実質上透水現象を
起こさず、適度の通気性および透湿性のある連続
通気孔を有する素材であつて、例えば素材自体に
撥水性を備えた各種合成繊維不織布およびスポン
ジ等の他、石油樹脂、アスフアルト、ワツクス、
シリコン、フツ素系界面活性剤等によつて撥水加
工した紙が挙げられるが、コストが安く、使用後
に焼却あるいは回収して容易に再生できる撥水加
工紙が好ましい。
起こさず、適度の通気性および透湿性のある連続
通気孔を有する素材であつて、例えば素材自体に
撥水性を備えた各種合成繊維不織布およびスポン
ジ等の他、石油樹脂、アスフアルト、ワツクス、
シリコン、フツ素系界面活性剤等によつて撥水加
工した紙が挙げられるが、コストが安く、使用後
に焼却あるいは回収して容易に再生できる撥水加
工紙が好ましい。
撥水加工紙は通常密度が0.05〜0.50g/cm3のも
のを使用するのが好ましく、密度が0.05g/cm3以
下のものは強度が低く通気性が大きすぎ、特に気
孔性防錆剤を使用する場合はその散逸も多くな
る。また密度が0.50g/cm3以上のものは強度は高
いが、通気性が悪い欠点がある。
のを使用するのが好ましく、密度が0.05g/cm3以
下のものは強度が低く通気性が大きすぎ、特に気
孔性防錆剤を使用する場合はその散逸も多くな
る。また密度が0.50g/cm3以上のものは強度は高
いが、通気性が悪い欠点がある。
紙を材料とする場合、上記のように紙自体を撥
水加工してもよいが、撥水性の各種合成繊維との
混不織布としてもよく、さらに所望により該混不
織布を撥水加工してもよい。また、特に高い強度
が要求される場合例えば過酷な輸送や荷役条件に
付される場合は樹脂製および/または織維製の補
強ネツトを積層貼りにしてもよい。
水加工してもよいが、撥水性の各種合成繊維との
混不織布としてもよく、さらに所望により該混不
織布を撥水加工してもよい。また、特に高い強度
が要求される場合例えば過酷な輸送や荷役条件に
付される場合は樹脂製および/または織維製の補
強ネツトを積層貼りにしてもよい。
本発明に使用する前記の多孔性素材は一般に
JIS−L−1092による撥水度が50〜100点好ましく
は80〜100点、JIS−P−8117による透気度が400
秒以下である。紙の厚みは前記透気度の範囲内で
自由に選択可能である。
JIS−L−1092による撥水度が50〜100点好ましく
は80〜100点、JIS−P−8117による透気度が400
秒以下である。紙の厚みは前記透気度の範囲内で
自由に選択可能である。
このような多孔性素材は防錆剤を処理すべき金
属対象物の種類、大きさ、形態、輸送方法、保管
の場合や期間等に応じて適宜の大きさおよび形状
に成形して使用すればよい。
属対象物の種類、大きさ、形態、輸送方法、保管
の場合や期間等に応じて適宜の大きさおよび形状
に成形して使用すればよい。
例えばボルト、ナツト等の金属対象物の場合は
防錆剤を施したこれらの金属対象物全体を前記多
孔性素材製のシート、袋、箱を用いて包装または
収納し、また鋼管等のパイプ類の金属対象物の場
合はパイプ内部に防錆剤を封入し開口部に前記多
孔性素材製の蓋を設ける。
防錆剤を施したこれらの金属対象物全体を前記多
孔性素材製のシート、袋、箱を用いて包装または
収納し、また鋼管等のパイプ類の金属対象物の場
合はパイプ内部に防錆剤を封入し開口部に前記多
孔性素材製の蓋を設ける。
このような場合、包装材および蓋は通常全体が
前記多孔性素材からできているが、所望によりそ
れらの一部分のみが前記多孔性素材であつてもよ
い。
前記多孔性素材からできているが、所望によりそ
れらの一部分のみが前記多孔性素材であつてもよ
い。
本発明防錆方法に使用する多孔性素材は適度の
通気性を有するので温度変化に起因する内部結露
は効果的に防止され、また実質上透水現象を起こ
さない撥水性を有するので雨水等の流入が有効に
防止され、これらの原因によつて引起こされる発
錆や腐食の問題は解消され、防錆剤の効果も有効
に持続される。
通気性を有するので温度変化に起因する内部結露
は効果的に防止され、また実質上透水現象を起こ
さない撥水性を有するので雨水等の流入が有効に
防止され、これらの原因によつて引起こされる発
錆や腐食の問題は解消され、防錆剤の効果も有効
に持続される。
さらに驚くべきことは、本来気化性防錆剤で処
理された金属類は気化ガスの散逸を防ぐため密閉
しなければ効果が少ないとされてきたが、本発明
に示した如き透気性材料を使用した場合、目立つ
た損耗もなく、気化性防錆剤の効果には何ら支障
をきたさないことが判明した。
理された金属類は気化ガスの散逸を防ぐため密閉
しなければ効果が少ないとされてきたが、本発明
に示した如き透気性材料を使用した場合、目立つ
た損耗もなく、気化性防錆剤の効果には何ら支障
をきたさないことが判明した。
この現象の学理的証明は末だなされていない
が、気化性防錆剤の分子容が気体水分子や空気ほ
ど小さくないため、これら程容易に透過できない
ことや、気化性、吸着性等の関係にあることが推
し測られる。
が、気化性防錆剤の分子容が気体水分子や空気ほ
ど小さくないため、これら程容易に透過できない
ことや、気化性、吸着性等の関係にあることが推
し測られる。
以下、本発明を実施例によつて説明する。
実施例 1
150A Sch40(L=70cm)鋼管(川崎製鉄社製)
の内部に気化性防錆剤VP−1(ネオス社市販品)
を5g/cm3の割合で散布し、開口部に撥水度(JIS
−L−1092)100点、通気度(JIS−P−8117)2
秒の素材からなる撥水加工紙(厚さ:2.5mm、密
度:0.103g/cm3)を貼り付け、屋外露天で6カ月
間放置したが発錆はみられなかつた。
の内部に気化性防錆剤VP−1(ネオス社市販品)
を5g/cm3の割合で散布し、開口部に撥水度(JIS
−L−1092)100点、通気度(JIS−P−8117)2
秒の素材からなる撥水加工紙(厚さ:2.5mm、密
度:0.103g/cm3)を貼り付け、屋外露天で6カ月
間放置したが発錆はみられなかつた。
また防錆剤は封入時のさらりとした状態で残存
し、目に見えるほどの防錆剤の逸散もみられなか
つた。
し、目に見えるほどの防錆剤の逸散もみられなか
つた。
比較例 1
150A Sch40(L=70cm)鋼管の開口部に実施例
1と同様の撥水加工紙を貼り付け屋外露天で6カ
月間放置したところ、ほぼ管内全面に小さい錆が
点在していた。
1と同様の撥水加工紙を貼り付け屋外露天で6カ
月間放置したところ、ほぼ管内全面に小さい錆が
点在していた。
比較例 2
150A Sch40(L=70cm)鋼管の内部に気化性防
錆剤VP−1を5g/cm3の割合で散布し、開口部に
ポリエチレンキヤツプをしてビニールテープで固
定し屋外露天で6カ月間放置したところ、キヤツ
プ内部に結露水が溜り、開口部付近に発錆がみら
れた。
錆剤VP−1を5g/cm3の割合で散布し、開口部に
ポリエチレンキヤツプをしてビニールテープで固
定し屋外露天で6カ月間放置したところ、キヤツ
プ内部に結露水が溜り、開口部付近に発錆がみら
れた。
また鋼管内部の発錆のない部分も湿気をおび、
残存防錆剤は湿気を含んでしつとりとした状態だ
つた。
残存防錆剤は湿気を含んでしつとりとした状態だ
つた。
比較例 3
150A Sch40(L=70cm)鋼管の開口部にポリエ
チレンキヤツプをしてビニールテープで固定し屋
外露天で6カ月間放置したところ、キヤツプ内部
に結露水が溜り、鋼管内部全面に錆が点散し、開
口部の水が溜つた部分には腐食がみられた。
チレンキヤツプをしてビニールテープで固定し屋
外露天で6カ月間放置したところ、キヤツプ内部
に結露水が溜り、鋼管内部全面に錆が点散し、開
口部の水が溜つた部分には腐食がみられた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 JIS−L−1092にもとづく撥水度が50〜100点
であり、JIS−P−8117による透気度が400秒以下
である多孔性素材を、気化性防錆剤を施した金属
対象物の包装材若しくは包装材の一部分または気
化性防錆剤を封入した金属対象物の開口部の蓋若
しくは蓋の一部分として使用することを特徴とす
る防錆方法。 2 多孔性素材が密度0.05〜0.50g/cm3の撥水加
工紙である第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16934781A JPS5871379A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 防錆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16934781A JPS5871379A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 防錆方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5871379A JPS5871379A (ja) | 1983-04-28 |
| JPH0120232B2 true JPH0120232B2 (ja) | 1989-04-14 |
Family
ID=15884874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16934781A Granted JPS5871379A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 防錆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5871379A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5275760A (en) * | 1992-08-27 | 1994-01-04 | Nalco Chemical Company | Gelled corrosion inhibition method |
| JP5152688B2 (ja) * | 2007-06-28 | 2013-02-27 | 王子ホールディングス株式会社 | 防錆紙 |
| CN111001981A (zh) * | 2019-11-01 | 2020-04-14 | 江苏振光电力设备制造有限公司 | 一种铁塔用耐候螺栓的制备方法 |
-
1981
- 1981-10-21 JP JP16934781A patent/JPS5871379A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5871379A (ja) | 1983-04-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4973448A (en) | Vapor phase corrosion inhibitor product and method containing a desiccant | |
| RU2186714C2 (ru) | Материал для защиты изделий, упаковка, смесь адгезива материала и способ получения смеси | |
| FI64566B (fi) | Eldfast fiberisoleringssystem av typen "vaot inpackning" | |
| EP0740582B1 (en) | Oil-absorbing article | |
| JPS5871379A (ja) | 防錆方法 | |
| US5593624A (en) | Method for making cellular packaging board with inhibitor | |
| US3410392A (en) | Composite side wall and resealable sealed package containing corrosion preventive means | |
| JPS609166Y2 (ja) | パイプ用キヤツプ | |
| CN215591437U (zh) | 一种环保型防凝露吸水包装套袋 | |
| KR200146233Y1 (ko) | 합성수지부직포와 그물형 합성사를 이용한 방수 및 방청포장필름 | |
| DE2642789A1 (de) | Einwandiger waermespeicherbehaelter aus stahl | |
| CN212404285U (zh) | 一种气相防锈装置 | |
| CN212288980U (zh) | 一种用于金属制品防锈包装的包装纸 | |
| CN108001872A (zh) | 一种大型电子电器设备海洋运输腐蚀控制方法 | |
| US2590095A (en) | Silverware container | |
| RU179705U1 (ru) | Упаковочный антикоррозионный материал | |
| CN112498961A (zh) | 一种环保型防凝露吸水包装套袋 | |
| JP3088188B2 (ja) | 紙製ペイルパック | |
| RU96102550A (ru) | Композиция для антикоррозионного покрытия | |
| JPS62202145A (ja) | 床下調湿法 | |
| CN217497158U (zh) | 一种气相防锈纸 | |
| CN215708572U (zh) | 一种可有效减轻锌铁合金产品开裂的包装结构 | |
| CN210830062U (zh) | 用于对紧固在设备上的紧固件进行防腐的防腐结构 | |
| DD259178A1 (de) | Verfahren und vorrichtung zur natuerlichen belueftung von packungen | |
| JPH0752406Y2 (ja) | 防▲錆▼被覆体 |