JPH0120723B2 - - Google Patents

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JPH0120723B2
JPH0120723B2 JP56018194A JP1819481A JPH0120723B2 JP H0120723 B2 JPH0120723 B2 JP H0120723B2 JP 56018194 A JP56018194 A JP 56018194A JP 1819481 A JP1819481 A JP 1819481A JP H0120723 B2 JPH0120723 B2 JP H0120723B2
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JP
Japan
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lens
corridor
function
distance
section
Prior art date
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JP56018194A
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English (en)
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JPS56128916A (en
Inventor
Aasaa Kitsuchen Jooji
Jon Ratsupu Uikutaa
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KAMEROTSUTO IND CORP
Original Assignee
KAMEROTSUTO IND CORP
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Publication date
Application filed by KAMEROTSUTO IND CORP filed Critical KAMEROTSUTO IND CORP
Publication of JPS56128916A publication Critical patent/JPS56128916A/ja
Publication of JPH0120723B2 publication Critical patent/JPH0120723B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的にいつてメガネ用レンズに関
し、更に詳しくは焦点距離が逐次的に変わるメガ
ネ用レンズに関する。
老眼は眼球の水晶体の伸縮性が減少し又は不完
全になることをいうのに使用する用語である。そ
れはふつう中年の多くの人におとづれる悩みであ
り、近くのものをみるために鋭い焦点を合わす能
力を眼がもたなくなることによつて特徴づけられ
る。
伝統的に老眼の処置は異なつた屈折率の2以上
の球状表面もしくは部分を有する矯正メガネ用レ
ンズを処方することであつた。特に、多重焦点レ
ンズとして知られるこれらのレンズは、その一部
分の屈折率が近くのものに適正な焦点を合わせる
ことを可能にし他の部分がより遠くのものをみる
ため視力を矯正するよう設計されている。代表的
には、老眼になつた人間は二重焦点として知られ
る2つの部分をもつたレンズを初期かけ、眼が更
にだめになると後期には三重焦点として知られる
3つの部分をもつたレンズを必要とし、これによ
つて中間距離のものに焦点を合わす助けとする。
多重焦点レンズは多年使用されてきており、改
善された視力を提供する能力に関する限り一般的
にいつて全く許容されるものである。然しなが
ら、これらのレンズには数種の不都合なことがあ
る。その一つとして、ふつうの多重焦点レンズは
そのレンズの種々の部分の間に鮮明な分岐線もし
くは不連続性をもち、視野がこの分岐線を横切る
とき、着用者の知覚する像中に跳躍が起るのが常
である。多くの着用者にとつて、この感じを調節
することは困難である。
また、患者特に適応性(異なつた距離の物体を
みるために自動的に調節する眼の能力を適応性と
呼ぶ)の著るしく減退した人はレンズの種々の部
分に焦点の合つた距離以外のこれらの距離の間に
ある物体に鮮明に焦点を合わすことはできない。
最後に、適応性の減少した人は多重焦点レンズ
の着用をためらう。それは着用によつて外観が損
なわれ、年とつてゆくのを第三者に印象づけると
信じるからである。このような人々は、矯正メガ
ネが必要であるにもかゝわらず、着用せずあるい
は少なくとも常時着用ということはせず、かくて
良好な視力を犠牲にするばかりでなく安全上の問
題たとえば適正なメガネなしで自動車運転をする
というよう問題をつくり出している。
ふつうの多重焦点レンズの不都合さを認識し
て、新しいタイプのレンズが近年市場にあらわれ
た。これらのレンズは焦点距離が逐次的に変わる
レンズ更に簡単には逐次焦点レンズとして知られ
ており、これらはレンズの種々の部分の間に鮮明
な分岐線もしくは不連続性をもつことなしに多重
焦点レンズの機能を提供するものである。詳しく
は、このようなレンズはレンズの遠距離用部分と
読書用部分との間におよびこれらに合併されて位
置する逐次変化部分をもつことによつて特徴づけ
られる。更に、逐次変化部分は遠距離用部分に等
しい焦点(ここで遠距離用部分と合併する)で始
まり読書用部分に等しい焦点(ここで読書用部分
と合併する)で終る連続的に変化する焦点をもつ
ように設計される。
これらの3つの部分、即ち遠距離用部分、読書
用部分および逐次変化部分はこのレンズの機能的
区域を構成し、そしてこの区域は処方によつてき
まる矯正光学拡大率を提供する。このレンズの残
りの区域は周辺区域を構成し、これはふつう強い
収差をうけ着用者に適正な矯正拡大率を提供しな
い。
このタイプのレンズの基本特許は1915年に発行
され(米国特許第1143316号)、そしてより洗練さ
れた型のものが1924年に発行された(米国特許第
1518405号)。上記2件の特許はいづれも主として
レンズの機能的区域に関するものである。ひきつ
づいて発行された多数の特許は周辺区域のための
種々の処方を提供し、収差の減少を意図するも
の、製造法に関するもの又はその両者を目的とす
るものであつた。最近の10年間における計数的に
制御された表面形成機の導入は製造技術によつて
課せられていた多くの制限を取り除き、そしてそ
の結果、最も最近の特許は周辺区域における収差
の減少に焦点を合せてきた。
着用者の快適性に主要な影響を及ぼす周辺区域
中の2つの収差は水平線および垂直線の非点収差
および歪曲である。これらの2つの収差の物理的
および数学的性質は当業者によく理解されてお
り、機能的区域にみたされるべき物理的要件によ
りこれらの収差は完全にこれを除くことができな
いと認められている。これは設計対象物を周辺区
域中に収差の特定分布をもつ表面幾何学の展開に
限定しその範囲内で着用者に最良の可能な快適性
を与えることを意味する。
特に悩まされるのは一時的な周辺区域中の水平
線および垂直線の歪曲である。また避けられない
非点収差は遠距離用部分に隣接する区域で特に不
快さを与える。それは遠くのものを見ているとき
に非点収差が近隣周辺視覚に悪影響を与えるため
である。この収差のための別の望ましからざる部
分は周辺区域の下部である。それは該下部が真の
地表レベルを歪曲する傾向があるためである。代
表的には、最も最近の米国特許たとえば米国特許
第3687528号;第3711191号;第3910691号;
4055379号および4062629号はすべて上述の条件の
ための最良の解答を与えることを意図したもので
ある。
本発明は上述と同じ設計対象物を意図するもの
即ち着用者に最良の快適性を与えることを意図す
るものである。特に、本発明は一時的な周辺区域
中の水平線および垂直線の歪曲を検知レベル以下
に減少し、遠距離用部分に隣接する区域中の非常
収差を最小にし、そして一時的な周辺区域の下部
における非点収差を消滅させる全レンズ表面の幾
何学形状のための新規な数学モデルを提供するも
のである。
更に本発明はレンズを左眼または右眼に適応さ
せるべく回転した後これらの特性を保持すること
を許す独特の幾何学形状を提供するものである。
特に、レンズは遠近両方の視覚のために使用しな
ければならないので、遠距離用部分および読書用
部分の双方の光学的中心は同一垂直線にこれを置
くことはできない。それに代つて、読書用部分の
光学的中心は近くの対象物をみるときの眼球の収
斂のために左右のレンズについて鼻に接近してい
なければならない(第4図参照)。
基本的に、このために左右の眼について2種の
異なつたレンズが必要となり、事実、ある種の従
来技術の態様は各々の眼について異なつたレンズ
を与えている。この問題に対する経済的な且つよ
り好ましい解答は左右の眼について1つの共通の
設計を与え、次いでレンズをレンズの中心の周り
に回転して読書用部分を鼻に対して変位させ、他
の市販の従来技術によるレンズをこの方法で設計
することである。然しながらこのアプローチは他
の設計上の困難性を生ぜしめる。詳しくいえば、
レンズを1つの中心方向についての周辺区域中の
水平線および垂直線の歪曲を矯正するようにすれ
ば、レンズは左または右の眼に適応すべく回転し
た後にその矯正力を失なう。本発明によれば、こ
の矯正力は回転後も失なわれない。
本発明の他の特定の特徴および利点は本発明を
実施するための最良の態様についての詳細な記述
と共に以下にこれを示す。
第1図は本発明による逐次変化倍率レンズを図
式的に示すものである。
第2図はレンズ表面の数学的記述をするために
使用する座標内に配置した本発明による逐次変化
倍率レンズを図式的に示すものである。特に、第
2a図はレンズ表面の正面図を示し、第2b図お
よび第2c図はそれぞれ第2a図中の矢印2−2
および3−3の方向からみたレンズ表面の横断面
を示す。
第3図は本発明の理解を助けるために第2図と
同じ座標におけるレンズ表面の下半分を図式的に
示すものである。第3a図はレンズ表面の正面図
を示し、第3b図および第3c図はそれぞれ第3
a図中の矢印4−4および5−5の方向からみた
レンズ表面の横断面を示す。
第4図は一対のメガネ枠に挿入した本発明の逐
次変化倍率レンズを図式的に示すものである。
第5a図および第5b図は本発明の逐次変化倍
率レンズの改善された性質を説明するために格子
パターンの頂部に置いた第4図のレンズを示すも
のである。
第1図は本発明の好ましい態様によるメガネ用
逐次変化倍率レンズ10特にこのようなレンズの
正面凸面11を図式的に説明するものである。レ
ンズ表面11は少なくとも4つの部分もしくは区
域に分けて考えてよい。即ち遠距離用部分12、
読書用部分13、逐次回廊14および周辺区域1
6である。
遠距離用部分12はレンズの上半分を実質的に
占め、好ましくは一定のジオプトリーをもつ球状
曲面であり、遠距離にある対象物を見るために使
用するものである。読書用部分13はレンズの底
部付近に位置し、好ましくは同様に一定倍率のも
のであり、通常の読書距離にある対象物を見るた
めに使用する球状曲面を有する。
逐次回廊14は遠距離用部分12と読書用部分
13との間にあつてこれらを光学的に結ぶ。従来
技術において知られているように、そして以下に
更に詳しく述べるように、この逐次変化部分14
は遠距離用部分12から読書用部分13へ伸びて
おりその倍率が遠距離用部分と接合する場所で遠
距離用部分の倍率と等しくまた読書用部分と接合
する場所で読書用部分の倍率と等しくそしてこれ
らの間で徐々に且つ連続的に変化している回廊か
らなる。眼がこの回廊を頂部から底部にわたつて
みるとき、無限大から読書用距離の間にある任意
の対象物の鮮明な視覚がえられる。
理論的観点から、逐次回廊はその全長にそつて
非点収差のないのが好ましい。然しながら、生理
学的観点からいえば眼はある種の非点収差特に回
廊の始め(頂部)におけるそれに容易に耐えられ
るものであるということを認識すべきである。回
廊におけるこの部分はものを見るために使用する
のはきわめてまれである。それは残存する適応性
により着用者はこの位率範囲でものを見るために
遠距離用部分を使用するからである。本発明にお
いて我々はある種の耐えられる非点収差を逐次回
廊に導入することによつて全体からみたレンズの
顕著な改善がえられることを認めている。特に、
回廊の実質的に任意の垂直要素の曲面はその垂直
要素における対応する水平横断面の曲面よりも常
に平らに即ち弱ジオプトリーに作られる。代表的
には、逐次回廊にそつた垂直曲面と水平曲面との
間の倍率差は回廊の始めにおいて付加倍率の約20
%であり回廊の終りにおけるゼロにまで逐次低下
している。本発明により設計された逐次回廊の垂
直横断面はふつうの設計の場合よりも平らである
ため、全読書用部分は遠距離用部分を規定する球
体により接近して進めることができる。その結
果、遠距離用部分と読書用部分との間の接合を提
供する周辺部分は歪曲されることが少なくそのた
めより小さな非点収差がもたらされる。このアプ
ローチの別の付加的利点はレンズ層の厚さのより
良い均一性であり、そのため正の遠距離用倍率に
ついてより薄いレンズですむことである。
前述の如く、遠距離用部分、読書用部分および
逐次回廊は着用者によつてきまる矯正光学倍率を
提供するところのレンズの機能的区域を構成す
る。参照番号16で同定されるレンズ残部はレン
ズ表面の周辺区域を構成する。これらの区域の機
能はレンズの残りの区域をうめて連続的光学表面
を提供するにすぎない。以下に述べることから明
らかなように、収差が必然的に存在し且つ本発明
が最良の特性のレンズを提供するために主として
関与するのはこの区域においてである。
この点において、レンズ表面の種々の部分の間
の第1図に示す分割は単に説明を容易にするため
のものであることが明瞭に理解されるべきであ
る。実際には、線もしくは不連続性は物理的にも
光学的にも存在しない。それに代わつてレンズ表
面の各部分はその隣接部分に徐々にまざつてこれ
と合併する。眼がレンズを横切つて、たとえば読
書用部分から逐次回廊へ、あるいは逐次回廊から
周辺部分へ通つてものを見るとき、着用者は一つ
の部分から他の部分への変化が起る正確な区域又
は線を容易に識別することはできない。
本発明は図面に示す好ましい態様においてレン
ズ10の凸正面を構成するレンズの逐次倍率変化
表面にのみ関するものであることを理解すべきで
ある。レンズの凹背面は着用者の特定のメガネ処
方にレンズを適合させるよう特に設計した球面も
しくは他の面をそなえるものである。
上述のように、レンズ表面の遠距離用部分およ
び読書用部分は代表的には球形であり、それぞれ
は特定のジオプトリーをもつている。遠距離用部
分と読書用部分との間の屈折率の相違はたとえば
1/2ジオプトリーないし3ジオプトリーまたはそ
れ以上である。レンズのこれらの部分の特定の屈
折率は本発明と特に関係を有しない。然しこれら
の屈折率がどうであれ、逐次回廊はその頂部にお
いて遠距離用部分と等しい屈折率をもち、その底
部において読書用部分と等しい屈折率をもち、そ
してその長さにそつて連続的に屈折率が変化する
ものでなければならないことはいうまでもない。
着用者が逐次変化倍率レンズを着用するとき、
レンズの遠距離用部分、読書用部分または回廊部
分を通して対象物を見るのがふつうである。レン
ズの周辺区域もまた多くの場合同様にこれを通し
てみるものであり、それ故その設計に努力を払う
のは重要である。然しながら、前述のように、こ
の表面を収差をなくすように設計するのは不可能
なので、現在市場にでている多くの逐次変化倍率
レンズにおける主要な目標はレンズ表面のこれら
の部分を誤差を最小にするよう設計するあるいは
誤差が着用者を不快にしないように設計すること
であつた。
一般的にいつて、一時的周辺区域における垂直
線および水平線の歪曲をなくし且つ遠距離用部分
に隣接する区域におけるおよび周辺区域の最下部
における強い非点収差を避けるのが望ましいとい
うことがわかつた。それはこれらがこれらの特性
をもつレンズを通してものを見たとき容易に認め
られるからである。
本発明の説明の一助として、第2図はレンズ表
面11の数学的記述を行なうため逐次変化倍率レ
ンズ10を3次元x,y,z座標に配置したもの
を図式的に示している。第2a図はレンズ表面の
正面図を示し、第2b図は第2a図の矢印2−2
の方向からみたレンズ表面の横断面を示し、第3
図は第2a図の矢印3−3の方向からみたレンズ
表面の横断面を示す。説明を容易にするため、レ
ンズの正面逐次変化表面11のみを図中に示して
ある。
第2図を参照して、この座標の原点はレンズ表
面の頂点21においてある。この頂点はレンズ表
面の逐次回廊部分の頂部の始点と一致する(第1
図参照)。座標のx軸は第2b図に更に明瞭に示
してあるように逐次回廊の垂直中心線24の突出
部と一致する。この中心線はまた中央線とも呼び
逐次回廊の全長にそつて伸びている。
第3a図、第3b図および第3c図はそれぞれ
第2a図、第2b図および第2c図と同じ配置の
レンズを示すが、説明を更に容易にするためレン
ズ表面の下半部分のみが示してある。詳しくいえ
ば、第3a図はレンズ表面の正面図を示し、第3
b図は第3a図の矢印4−4の方向からみた横断
面図を示し、第3c図は第3a図のたとえば矢印
5−5の方向からみた横断面図を示す。
レンズの上半分は遠距離用部分12(第1図参
照)を示し好ましくは前述の如く球状である。レ
ンズ表面についての以下の記述においてはレンズ
表面の下半分についてのみ論じるので、レンズ表
面についての説明はすべてレンズ表面の下半分を
意味するものと理解すべきである。
レンズ表面(即ち下半分)の幾何学形状は媒介
変数表示の形で定義される。詳しくいえば、yz
面に平行な面における表面のそれぞれの横断面
(たとえば第3a図における紙面に直角な且つy
軸に平行な面31および32)はx軸の関数とし
て変化する数値のパラメータを含む方程式によつ
て2次曲線として示される。更にこれらの2次曲
線は2つの部分即ち座標−y1および+y1(第3a
図および第3c図参照)の間に位置する中心部分
および−y1および+y1の境界線の外側にある周辺
部分とに分けられる。換言すれば、−y1および+
y1はレンズ表面の周辺部分16の内側境界を規則
し、且つ、直線で示しているけれどもこれらの−
y1および+y1境界線は明らかに周辺部分の内側境
界を示すべく任意の形状をもつことができる。
曲線の中心部分(即ち−y1と+y1との間の部
分)は関数Zn(x,y)によつて規定され、曲線の中心
部分はZo(x,y)によつて規定される。両関数中の媒
介変数表示による常数は基本的にxの値に依存す
る。
関数Zn(x,y)は次の方程式(1)で規定される。
Zn(x,y)=Znp(x)+1/B(x)(√2 (x)(x) 2
−ρ(x))−1/n(x)C(x)yn(x)(1) この関数の種々のパラメータは次のように定義
される。
Znp(x)は中央線24(第3b図参照)の幾何学
形状を述べる関数である。この曲線の形状は逐次
回廊中の屈折率逐次変化率によつておよびレンズ
の読書用部分の屈折率によつて支配される。
B(x)は関数の円錐成分用の円錐常数である。そ
れは(遠距離用部分に隣接する)逐次回廊の始点
における円から逐次回廊の終点における橢円に至
り次いで読書用部分の中心に向う円に戻る円錐曲
線を連続的に変換する値を仮定している。この関
数は逐次回廊と読書用部分との間の遷移区域にお
ける表面幾何学形状を改善することを意図するも
のである。
ρ(x)はZnp(x)によつて規定される中央線の曲線の
局部半径Rn(x)のy,z成分である(特定の横断
面カーブx1についてのこれらの関数を示す第3b
図を参照)。
関数(1)の指数成分はZo(x)関数への平滑な遷移を
提供するものである。
パラメータC(x)は曲線の中心部中のこの成分の
寄与を抑えるための非常に小さな値である。代表
的には、それはx=0の点における10-4の値から
x=最大における約10-10の値にまで変化する。
パラメータn(x)は−y1点および+y1点における
曲線Zn(x,y)のZo(x,y)に対する平滑な接合を保証する
ためのものである。この条件は関数Zn(x,y)の第一
導関数が+y1または−y1点において関数Zo(x,y)
第一導関数に等しくなれば満たされる。結局、
n(x)の値は次の方程式(2)を解くことによつて見出
される。
dZn(x,y)/dy=dZo(x,y)/dy (2) (y=±y1について) 周辺曲線Zo(x,y)は次の関数(3)によつて規定され
る。
Zo(x,y)=Zop(x)+Rp(x)−√2 p(x)2 (3) この関数は媒介変数表示関数Zop(x)によつて規
定される曲線上に位置する頂点による円を規定す
る(第3c図参照)。
媒介変数表示関数Zop(x)は次の円錐式により与
えられる。
Zop(x)=1/BL(√2 LL(x) 2−RL)(4) 常数BLおよびRLは読書用部分の所望の巾を提
供し且つ遠距離用部分に隣接する区域中の非常収
差を最小にするようにえらばれる。
パラメータRp(x)は曲線上のx1y1点とx軸に平行
で遠距離用部分Cdの中心線と交差する線との間
の変形距離を示す(第3b図参照)。それは次式
(5)により規定される。
Rp(x)=R(x)(1−A(x)) (5) ここでR(x)は上記距離(第3b図参照)の正確
な値であり、A(x)は変形係数であつて代表的には
x=最大のとき0.2の値をとりx=最小のときは
ゼロである。
この変形成分は、以下の記載から明らかなよう
に、レンズを回転して左眼もしくは右眼に適応さ
せた後に周辺部分のメガネつるの側において水平
線および垂直線が歪曲するのを矯正するのに必要
である。
上述の媒介変数表示方程式によりレンズを設計
することによつて、一時的周辺区域の下部におけ
る非点収差をなくし然も同時に水平線および垂直
線の歪曲を実質的に減少させたレンズを提供する
ことが可能になる。この設計はある種の従来技術
に認められるような遠距離用部分の非球状化を必
要せずにこれを達成する。また、他の設計で実施
されているような非常に狭い区域中の非常に強力
な非点収差の集中を提供する必要はない。
本発明の特に重要な特徴は、その設計がレンズ
を回転して右眼または左眼に適応させた後に周辺
区域のメガネつる側上で水平線および垂直線の歪
曲を矯正することを可能ならしめたことにある。
具体的には、第4図は1対のメガネ枠前面43に
挿入した逐次変化レンズ41および42を図式的
に示すものである。レンズの逐次回廊および読書
用部分の図示にみられるように、両方のレンズは
内側に傾斜しているがこれは近くの対象物を見る
ときの眼球の収斂のために必要なことである。代
表的にはこれらのレンズは垂直方向から8〜10゜
傾斜している。
従来技術による多くの設計においては、1つの
中心配列について周辺帯域中の水平線および垂直
線の歪曲についてレンズを矯正しうるけれども、
それは回転後の矯正をなくしている。本発明はレ
ンズの左右回転の際の一時的周辺区域において水
平線および垂直線の歪曲を検知レベル以下に保持
する矯正を許す独特の幾何学形状を提供する。こ
れは第5a図および第5b図によつて示される。
これら図において、左右の眼に適応させるべく回
転した一対のレンズ51および52が格子パター
ン上に置かれている。具体的には、これらのレン
ズはゼロの遠距離用屈折率と2ジオプトリーの追
加屈折率とをもつている。これらの図は水平線お
よび垂直線の歪曲がレンズの一時的な周辺帯域中
に実際には検知されないことを明らかに示してい
る。
なお付言すれば、第5a図および第5b図にお
ける輪郭53および54は枠に挿入のためへりを
つけた後のレンズの形状を示すメガネ枠の輪郭で
ある。
本発明による逐次変化レンズは当業技術におい
て周知の如くガラスもしくはプラスチツクからこ
れを作ることができる。然し、プラスチツク製メ
ガネ用レンズの製造に常用される樹脂CR−39か
ら作つたプラスチツクレンズが好ましい。このよ
うなレンズは適当なガスケツトにより相互を分離
した2ケの鋳型部材によつて規定される鋳型中で
鋳造することができる。鋳型部材の1方はその凹
面に逐次変化表面を備えており、これによつてこ
の逐次変化表面を向き合つたプラスチツクレンズ
鋳造物の凹面に移すことができる。
逐次変化鋳型表面はまた当業技術において周知
の種々の方法でこれを作ることができる。好まし
くは、それは機械によつて作つた逐次変化表面を
備えた耐火性材料もしくは金属のブロツクに向け
て円形ガラス片を陥没させることによつて形成さ
れる。耐火性材料はもちろん鋳造物製造のために
多数回使用することができ、また鋳型部材もレン
ズ鋳造のため多数回使用することができる。
上述のことは本発明の最も好ましい態様を構成
するけれども、種々の変化および変形が可能であ
ることを理解すべきである。それ故、本発明は特
許請求の範囲にのみ制限されるものであることを
理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による逐次変化倍率レンズを図
式的に示すものである。第2図はレンズ表面の数
学的記述をするために使用する座標内に配置した
本発明による逐次変化倍率レンズを図式的に示す
ものであり、第2a図はレンズ表面の正面図を示
し、第2b図および第2c図はそれぞれ第2a図
中の矢印2−2および3−3の方向からみたレン
ズ表面の横断面を示す。第3図は第2図と同じ座
標におけるレンズ表面の下半分を図式的に示すも
のであり、第3a図はレンズ表面の正面図を示
し、第3b図および第3c図はそれぞれ第3a図
中の矢印4−4および5−5の方向からみたレン
ズ表面の横断面を示す。第4図は一対のメガネ枠
に挿入した本発明の逐次変化倍率レンズを図式的
に示すものである。第5a図および第5b図は本
発明の逐次変化倍率レンズの改善された性質を示
すために格子パターンの頂部に置いた第4図のレ
ンズを示すものである。 10……レンズ、11……正面凸面、12……
遠距離用部分、13……読書用部分、14……逐
次変化倍率部分、16……周辺区域、21……レ
ンズ表面の頂点、24……垂直中心線、31およ
び32……第3a図における紙面に直角な且つy
軸に平行な面、41および42……レンズ、43
……メガネ枠、51および52……レンズ、53
および54……メガネ枠の輪郭。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遠距離用部分、読書用部分、逐次変化回廊お
    よび周辺部分からなる逐次変化表面を有する逐次
    変化焦点をもつレンズにおいて、該表面の少なく
    とも1部が三次元座標を参照して媒介変数表示で
    規定されるものであり、該座標軸の原点がレンズ
    表面の頂点にあり、z軸がその頂点において該表
    面に対して直角であり、x軸が該表面に関して垂
    直であり、y軸が該表面に関して水平であり、
    yz面に平行な部分の各横断面が媒介変数表示関
    数Zn(x,y)によつて規定される中心部分および関数
    Zo(x,y)によつて規定される周辺部分を有する二次
    元曲線として規定され、 Zn(x,y)=Znp(x)+1/B(x)(√2 (x)(x) 2(
    x)
    ) −1/n(x)C(x)yn(x) および Zo(x,y)=Zop(x)+Rp(x)−√2 p(x)2 [上式において、Znp(x) はレンズ表面の中央線の
    幾何学形状を述べる関数であり;Bxは該関数の
    円錐成分の円錐常数であり;ρ(x)は関数Znp(x)によ
    つて規定される中央線の曲線の局部半径Rn(x)
    y、z成分であり;C(x)は該曲線の中心部におけ
    る指数関数−1/n(x)C(x)yn(x)の寄与を抑制するた めの非常に小さな補助変数であり;n(x)は曲線
    Zo(x,y)の平滑な接合を保証するパラメータであり、
    接合点においてyの値が等しくなるとして方程式
    dZn(x,y)/dy=dZo(x,y)/dyを解くことによつてその値
    の求 められるものであり; Zop(x)=1/BL(√2 L2 L(x)−RL) (ただしBLおよびRLはレンズ表面の読書用部分
    の所望の巾を提供するようえらばれる値である) Rp(x)=R(x)(1−A(x)) (ただしR(x)は曲線上の点xiyiとx軸に平行でレ
    ンズ表面の遠距離用部分の中心曲線と交差する線
    との間の距離に等しく;A(x)はレンズを回転して
    左眼または右眼に適応させた後の周辺部分のメガ
    ネつる側における水平線および垂直線の歪曲を矯
    正するための変形係数である)]であることを特
    徴とする逐次変化焦点をもつレンズ。 2 レンズ表面の下半分が逐次変化回廊、読書用
    部分ならびに媒介変数表示で規定される該表面の
    部分を構成する周辺部分からなる特許請求の範囲
    第1項記載のレンズ。 3 遠距離用部分が実質的にレンズの上半分を構
    成し、且つ球状曲面である特許請求の範囲第2項
    記載のレンズ。 4 逐次変化回廊がその長さにそつてその垂直要
    素の曲面が対応する水平横断面の曲面より弱いジ
    オプトリーをもつように設計されている特許請求
    の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載のレ
    ンズ。 5 回廊の垂直要素の曲面と対応する水平横断面
    の曲面との間のジオプトリー差が回廊頂部におい
    て約20%の付加ジオプトリーに等しく且つ回廊底
    部におけるゼロにまで徐々に低下している特許請
    求の範囲第4項記載のレンズ。
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FR2425653A1 (fr) * 1978-05-12 1979-12-07 Essilor Int Procede pour elaborer une surface de refraction d'une lentille ophtalmique a puissance focale progressivement variable

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