JPH0120745B2 - - Google Patents
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- JPH0120745B2 JPH0120745B2 JP54160091A JP16009179A JPH0120745B2 JP H0120745 B2 JPH0120745 B2 JP H0120745B2 JP 54160091 A JP54160091 A JP 54160091A JP 16009179 A JP16009179 A JP 16009179A JP H0120745 B2 JPH0120745 B2 JP H0120745B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- roller
- rubber layer
- oil
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
本発明は電子写真複写機・オフセツト印刷機等
に於るローラ式の加熱又は加圧定着装置、給紙ロ
ーラ又は搬送ローラ等に使用されるゴムローラに
関するものである。 例えば上記ローラ式加熱定着装置に於ては、少
なくとも一方を弾性、即ちゴムローラとし、これ
を対向ローラである加熱ローラに所定の圧力で圧
接させニツプを形成すると共に回転ローラ対を構
成し、これらの間に未定着なトナー像を有する支
持体を通してトナー像を加熱定着するものであ
る。 上記ゴムローラは高温に於て安定した物理的強
度を要求されるので、一般的にはシリコーンゴム
が用いられ、これを剛体、即ち金属心ローラ周面
に所定の厚さに熱加硫成形と同時に接着したもの
である。 しかしながら上記ゴムローラは一般にJIS硬度
40度位のものが使用され、対向ローラに対して圧
接して回転している関係上、その圧力によつてゴ
ムローラ両端面が膨出変形し、端面及びそれの近
傍のゴム層が心ローラ周面から剥れるという不具
合いがある。 又複写プロセスの高速化に伴い、紙のローラへ
の巻き付きやローラ相互の粘着を防止するためシ
リコーンオイルをゴムローラ周面に付与すると、
元来シリコーンゴムはシリコーンオイルに対する
耐油性が低いためゴムローラの物理的強度を著し
く劣化させるという不具合いがある。 そこで、従来はゴムローラ成形時にそれの両端
部に強靭で伸びを有する肉厚なフツソゴム又はフ
ロロシリコーン等の上記膨出変形を防止し且耐油
シールとして作用する部材を加硫成形すると共に
これによつて得られたゴムローラ周面に耐油性・
耐熱性及び離型性の点で好適な四フツ化エチレン
と六フツ化エチレン、パーフロロアルキルビニル
エーテル等の共重合体からなる熱収縮性チユーブ
を被覆したものが、開発されている。 しかしながら上記ゴムローラは高価なフツソゴ
ム等を多量に使用し、その上製造工程が複雑であ
るとともに端部シールの接着剥れととう点に於て
も完全とは言えず多々の欠点を有する。 本発明は上記従来の欠点に鑑みて提案されたも
ので、ゴム層が心ローラ周面から剥れることのな
いゴムローラを提供することを目的とする。又ゴ
ムローラ本体周面に耐油性を付与する場合、それ
の両端面の耐油性シールを簡単に形成したゴムロ
ーラを提供することを目的とする。 以下図面により本発明の実施例について説明す
る。 第1図は本発明の第1実施例を部分的に示すも
ので、1は金属製心ローラで、それの周面にシリ
コーンゴムからなるゴム層2を熱加硫により形成
してある。又ゴム層2の両端部近傍から各端面3
との間の距離l間のゴム層2の直径を各端面3に
向けて漸次減少させて他の部分、即ち支持体との
摺擦部分よりも小径に形成してある。△rは端面
3の直径と他の部分のそれとの差を示す。 これにより距離l区間においてはゴム層2の周
面は対向ローラと接触しないかまたはローラ長手
方向に関しlの区間より更に内側での圧力に比べ
軽く圧接することになり、両端面に作用する膨出
変形圧力が減少される。 端部接着剥れに対して有効なlの値は、ゴム層
2の周面硬度H、ゴム層2の周面の単位長さ当り
の圧力P、ゴム層の厚さtの関数で表わすことが
でき、 l=f(C・Pt/H) と書くことができる。 また圧力Pをかけたときのゴム層2の変形量
は、G・J・Parishの計算法から、
に於るローラ式の加熱又は加圧定着装置、給紙ロ
ーラ又は搬送ローラ等に使用されるゴムローラに
関するものである。 例えば上記ローラ式加熱定着装置に於ては、少
なくとも一方を弾性、即ちゴムローラとし、これ
を対向ローラである加熱ローラに所定の圧力で圧
接させニツプを形成すると共に回転ローラ対を構
成し、これらの間に未定着なトナー像を有する支
持体を通してトナー像を加熱定着するものであ
る。 上記ゴムローラは高温に於て安定した物理的強
度を要求されるので、一般的にはシリコーンゴム
が用いられ、これを剛体、即ち金属心ローラ周面
に所定の厚さに熱加硫成形と同時に接着したもの
である。 しかしながら上記ゴムローラは一般にJIS硬度
40度位のものが使用され、対向ローラに対して圧
接して回転している関係上、その圧力によつてゴ
ムローラ両端面が膨出変形し、端面及びそれの近
傍のゴム層が心ローラ周面から剥れるという不具
合いがある。 又複写プロセスの高速化に伴い、紙のローラへ
の巻き付きやローラ相互の粘着を防止するためシ
リコーンオイルをゴムローラ周面に付与すると、
元来シリコーンゴムはシリコーンオイルに対する
耐油性が低いためゴムローラの物理的強度を著し
く劣化させるという不具合いがある。 そこで、従来はゴムローラ成形時にそれの両端
部に強靭で伸びを有する肉厚なフツソゴム又はフ
ロロシリコーン等の上記膨出変形を防止し且耐油
シールとして作用する部材を加硫成形すると共に
これによつて得られたゴムローラ周面に耐油性・
耐熱性及び離型性の点で好適な四フツ化エチレン
と六フツ化エチレン、パーフロロアルキルビニル
エーテル等の共重合体からなる熱収縮性チユーブ
を被覆したものが、開発されている。 しかしながら上記ゴムローラは高価なフツソゴ
ム等を多量に使用し、その上製造工程が複雑であ
るとともに端部シールの接着剥れととう点に於て
も完全とは言えず多々の欠点を有する。 本発明は上記従来の欠点に鑑みて提案されたも
ので、ゴム層が心ローラ周面から剥れることのな
いゴムローラを提供することを目的とする。又ゴ
ムローラ本体周面に耐油性を付与する場合、それ
の両端面の耐油性シールを簡単に形成したゴムロ
ーラを提供することを目的とする。 以下図面により本発明の実施例について説明す
る。 第1図は本発明の第1実施例を部分的に示すも
ので、1は金属製心ローラで、それの周面にシリ
コーンゴムからなるゴム層2を熱加硫により形成
してある。又ゴム層2の両端部近傍から各端面3
との間の距離l間のゴム層2の直径を各端面3に
向けて漸次減少させて他の部分、即ち支持体との
摺擦部分よりも小径に形成してある。△rは端面
3の直径と他の部分のそれとの差を示す。 これにより距離l区間においてはゴム層2の周
面は対向ローラと接触しないかまたはローラ長手
方向に関しlの区間より更に内側での圧力に比べ
軽く圧接することになり、両端面に作用する膨出
変形圧力が減少される。 端部接着剥れに対して有効なlの値は、ゴム層
2の周面硬度H、ゴム層2の周面の単位長さ当り
の圧力P、ゴム層の厚さtの関数で表わすことが
でき、 l=f(C・Pt/H) と書くことができる。 また圧力Pをかけたときのゴム層2の変形量
は、G・J・Parishの計算法から、
【式】
と表わすことができる。
ここでhはニツプ幅、Eはヤング率である。ま
た実験からゴムローラとしての適正な硬度範囲で
あるJIS硬度20〜80度においてはゴム硬度Hとヤ
ング率Eは略比例関係にある。またh∝lとする
と、端部接着剥れに対して有効なlは近似的に
た実験からゴムローラとしての適正な硬度範囲で
あるJIS硬度20〜80度においてはゴム硬度Hとヤ
ング率Eは略比例関係にある。またh∝lとする
と、端部接着剥れに対して有効なlは近似的に
【式】
と表わすことができる。ここでCは定数、また
P、t、Hの各単位は、それぞれg/mm、mm、度
が用いられる。 上記関数をもとに種々の硬度、肉厚のゴム層を
有するゴムローラを用意し、種々の圧力において
lの適当なる値を見出すため実験を行つたとこ
ろ、上記定数Cが2/3以上の場合、即ち、 の場合に、心ローラとゴム層との間の剥れを防止
する上に有効であることが判明した。 また上記各種ゴムローラに前記耐油性熱収縮性
チユーブを被覆した場合にも上記実験式に基づい
てゴム層と耐油性被覆層との積層部両端部に小径
部を形成すると、それによつてゴム層端面の膨出
変形が抑制されるので、両層問の剥れを防止し、
且ゴム層端面の耐油シールが簡単でかつ確実とな
るものである。この場合にはPは耐油性被覆層周
面のローラ長手方向1mm当りの圧力(g/mm)、
Hは耐油性被覆層周面のJIS硬度(度)である。 上記耐油性被覆層を形成する場合にはゴム層周
面の硬度は18〜25度位とし、耐油性被覆層形成後
においてその被覆層周面の硬度、即ちゴム層周面
の相対的硬度が50〜80度位になるようにする。 第2〜5図はゴム層の周面に前記熱収縮性チユ
ーブを被覆するための方法を示すもので、以下工
程順に説明する。 (a) 低硬度(JIS硬度18〜25度)の熱加硫型シリ
コーンゴムを金属製心ローラ1に所定の肉厚に
プレス加硫して所定の長さに切断し、端部から
所定長さlをテーパー形状に小径としゴム層2
を形成する。次いでゴム層2を回転させなが
ら、それの周面に塗布ブレードによつてプライ
マ4を所定の厚さに塗布する。その後ゴム層2
の両端面に、それの端面の直径と略等しい金属
製リング5を装着し、ゴム層2の直径より所定
量大きい直径を有する前記熱収縮性チユーブ6
をゴム層2の全長にわたつて被せ、それの両端
をゴム層2の両端面3から突出させ、両開口部
にチユーブホルダ7を嵌めて上記チユーブ6と
ゴム層2の周面との間隔を一定に保持する。次
いで上記チユーブ6の一端から他端に向けてホ
ツトエアガンを移動させながら、ゴム層2およ
び上記チユーブ6を一体に回転させる。これに
より上記チユーブ6は熱収縮してゴム層2の周
面に密着する。このときプライマ4は上記チユ
ーブ6の密着力によりゴム層2の周面の細かな
凹部内に浸入して上記チユーブとゴム層間の接
着が保証される。また余剰プライマは上記チユ
ーブ6の収縮直前付近において溜4aを形成し
ながら進行するので気泡を巻き込むことが防止
される(第2図)。 (b) 熱収縮したチユーブ6の両端を各リング5の
外側端面に合せて切断する(第3図)。 (c) 各リング5を取外すと、上記チユーブ6の各
突出熱収縮部6aによる凹み8がゴム層2の各
端面3の前方に形成される。次いで突出熱収縮
部6aを更に加熱し、収縮させると、その部分
が絞られたように更に収縮する。 (d) 上記チユーブ6両端の凹み8内においてゴム
層2の両端面にフツソゴム系の塗料またはシー
ラント等を塗布し、乾燥させてゴム層両端面を
耐油シールする。この場合上記凹み8によつて
塗料等の外部へのだれが防止される。 なおゴム層2の両端面へのシール部材として
は上記シールの他に上記チユーブの突出熱収縮
部6aの再度の熱収縮の前にゴム層両端面に耐
油性プラスチツク板若くはそのシートまたは金
属板等の剛体のシール部材を接着し、その部材
の周面に接着剤を塗布してその後熱収縮し、部
材周面と上記チユーブ6の突出熱収縮部内面と
を接着して耐油シールを形成してもよい。この
場合必要に応じてゴム層の両端面にプライマ処
理が施される。 以下本発明による各種ゴムローラについての
実験例を説明する。 実験例 1 金属製心ローラ外周面に硬度40度、厚さ8mmの
シリコーンゴム層を有するゴムローラを作成し
た。このゴムローラの両端部を第1図におけるl
=6mm、△γ=3mmの関係にして小径部を形成
し、対向ローラと圧力400g/mmの下に摺擦回転
させて支持体を通過させたところ30万枚耐久テス
トにおいてもゴム層の心ローラに対する剥れは認
められなかつた。 前述の実験式(1)によりlを求めると、l≧5.9
であり、上記ゴムローラは実験式を満足している
ことが判明した。 なおl=2mm、△γ=3mmのゴムローラを同一
条件にてテストしたところ10万枚でゴム層の剥れ
が認められた。 実験例 2 金属製心ローラ外周面に硬度18度、厚さ10mmの
シリコーンゴム層を形成し、そのゴム層の周面に
前記方法によつて前記熱収縮性チユーブを被覆
し、またゴム層両端面に耐油シールを形成してゴ
ムローラを作成した。このゴムローラはl=3.5
△γ=3で、表面硬度は75度であつた。 上記ゴムローラを圧力200g/mmの下にシリコ
ーンオイルを供給しながら実験例1と同様の耐久
テストを行つたところ、50万枚でもゴムローラ両
端部の耐油シールに何等異常は認められなかつ
た。 前述の実験式(1)よりlを求めると、l=3.4で
あり、上記ゴムローラは実験式を満足しているこ
とが判明した。 なお上記チユーブ両端をゴム層の両端面と同一
に切断し、ゴム層両端面に耐油シールを形成した
ゴムローラは2万枚耐久テストで耐油シールにひ
び割れを生じ、その部分からシリコーンゴムがシ
リコーンオイルによつて膨潤し、寿命に達したこ
とが認められた。 実験例 3 実験例2のl=3.5、△γ=3のゴムローラを
圧力500g/mmの条件で耐久テストを行つたとこ
ろ10万枚で耐油シールにひび割れを生じ、その部
分からシリコーンゴムがシリコーンオイルによつ
て膨潤し、寿命に達したことが認められた。 ここで前記実験式(1)から適正なlを求めると、 l=5.4 となり、上記l=3.5は短かいことが判明した。 そこでゴム層の両端部にl=6mm、△γ=3mm
の関係にして小径部を形成し、その周面に前記同
様に熱収縮チユーブを被覆し、またゴム層の両端
面にフロロシリコーンRTVを用いて耐油シール
を形成してゴムローラを得た。 上記ゴムローラを上記と同一圧力の下に耐久テ
ストを行つたところ10万枚でも耐油シールに何等
異常は認められなかつた。 なお上記耐油シールに代えてゴムローラ本体両
端面にプライマを塗布し、厚さ100μの円板状テ
トラフルオロエチレンを接着して耐油シールを形
成したゴムローラも同様に好結果が得られた。 上記ゴム層両端部の小径部の形状は前記実施例
のようにテーパに形成する外、段付部を形成して
同一直径の小径部とする場合もある。また△γの
値はlの値程厳格に定める必要はなく△γ≧1/3
l程度であれば良い。 本発明は上記のようにゴムローラ周面の両端部
において、特定距離l間を他の部分よりも小径に
形成したので、その小径部分には対向ローラの加
圧力がかからないかまたはかかつても極めて僅か
であるから、ゴムローラ両端部の膨出変形を僅少
に抑制することができ、ゴム層の心ローラに対す
る剥れを防止することができる。またゴムローラ
周面に耐油性被覆を施したものにおいても、上記
のようにゴムローラ両端面の膨出変形が僅少であ
るから、従来のように高強度で伸びが大きく且接
着力の大きなシール部材を使用する必要がなく、
安価な塗料、柔軟な合成樹脂材、金属板等を使用
して十分な耐油シールを形成することができ、ま
たゴム層と被覆層との剥れを防止することができ
る。また上記小径部分は加熱された対向ローラと
非接触状態もしくはそれに近い状態に保持するこ
とが可能であるから、この部分の温度が低く保た
れ接着剤の熱的劣化を防ぐことができ、耐油シー
ルの耐久性を向上する上に有効である。
P、t、Hの各単位は、それぞれg/mm、mm、度
が用いられる。 上記関数をもとに種々の硬度、肉厚のゴム層を
有するゴムローラを用意し、種々の圧力において
lの適当なる値を見出すため実験を行つたとこ
ろ、上記定数Cが2/3以上の場合、即ち、 の場合に、心ローラとゴム層との間の剥れを防止
する上に有効であることが判明した。 また上記各種ゴムローラに前記耐油性熱収縮性
チユーブを被覆した場合にも上記実験式に基づい
てゴム層と耐油性被覆層との積層部両端部に小径
部を形成すると、それによつてゴム層端面の膨出
変形が抑制されるので、両層問の剥れを防止し、
且ゴム層端面の耐油シールが簡単でかつ確実とな
るものである。この場合にはPは耐油性被覆層周
面のローラ長手方向1mm当りの圧力(g/mm)、
Hは耐油性被覆層周面のJIS硬度(度)である。 上記耐油性被覆層を形成する場合にはゴム層周
面の硬度は18〜25度位とし、耐油性被覆層形成後
においてその被覆層周面の硬度、即ちゴム層周面
の相対的硬度が50〜80度位になるようにする。 第2〜5図はゴム層の周面に前記熱収縮性チユ
ーブを被覆するための方法を示すもので、以下工
程順に説明する。 (a) 低硬度(JIS硬度18〜25度)の熱加硫型シリ
コーンゴムを金属製心ローラ1に所定の肉厚に
プレス加硫して所定の長さに切断し、端部から
所定長さlをテーパー形状に小径としゴム層2
を形成する。次いでゴム層2を回転させなが
ら、それの周面に塗布ブレードによつてプライ
マ4を所定の厚さに塗布する。その後ゴム層2
の両端面に、それの端面の直径と略等しい金属
製リング5を装着し、ゴム層2の直径より所定
量大きい直径を有する前記熱収縮性チユーブ6
をゴム層2の全長にわたつて被せ、それの両端
をゴム層2の両端面3から突出させ、両開口部
にチユーブホルダ7を嵌めて上記チユーブ6と
ゴム層2の周面との間隔を一定に保持する。次
いで上記チユーブ6の一端から他端に向けてホ
ツトエアガンを移動させながら、ゴム層2およ
び上記チユーブ6を一体に回転させる。これに
より上記チユーブ6は熱収縮してゴム層2の周
面に密着する。このときプライマ4は上記チユ
ーブ6の密着力によりゴム層2の周面の細かな
凹部内に浸入して上記チユーブとゴム層間の接
着が保証される。また余剰プライマは上記チユ
ーブ6の収縮直前付近において溜4aを形成し
ながら進行するので気泡を巻き込むことが防止
される(第2図)。 (b) 熱収縮したチユーブ6の両端を各リング5の
外側端面に合せて切断する(第3図)。 (c) 各リング5を取外すと、上記チユーブ6の各
突出熱収縮部6aによる凹み8がゴム層2の各
端面3の前方に形成される。次いで突出熱収縮
部6aを更に加熱し、収縮させると、その部分
が絞られたように更に収縮する。 (d) 上記チユーブ6両端の凹み8内においてゴム
層2の両端面にフツソゴム系の塗料またはシー
ラント等を塗布し、乾燥させてゴム層両端面を
耐油シールする。この場合上記凹み8によつて
塗料等の外部へのだれが防止される。 なおゴム層2の両端面へのシール部材として
は上記シールの他に上記チユーブの突出熱収縮
部6aの再度の熱収縮の前にゴム層両端面に耐
油性プラスチツク板若くはそのシートまたは金
属板等の剛体のシール部材を接着し、その部材
の周面に接着剤を塗布してその後熱収縮し、部
材周面と上記チユーブ6の突出熱収縮部内面と
を接着して耐油シールを形成してもよい。この
場合必要に応じてゴム層の両端面にプライマ処
理が施される。 以下本発明による各種ゴムローラについての
実験例を説明する。 実験例 1 金属製心ローラ外周面に硬度40度、厚さ8mmの
シリコーンゴム層を有するゴムローラを作成し
た。このゴムローラの両端部を第1図におけるl
=6mm、△γ=3mmの関係にして小径部を形成
し、対向ローラと圧力400g/mmの下に摺擦回転
させて支持体を通過させたところ30万枚耐久テス
トにおいてもゴム層の心ローラに対する剥れは認
められなかつた。 前述の実験式(1)によりlを求めると、l≧5.9
であり、上記ゴムローラは実験式を満足している
ことが判明した。 なおl=2mm、△γ=3mmのゴムローラを同一
条件にてテストしたところ10万枚でゴム層の剥れ
が認められた。 実験例 2 金属製心ローラ外周面に硬度18度、厚さ10mmの
シリコーンゴム層を形成し、そのゴム層の周面に
前記方法によつて前記熱収縮性チユーブを被覆
し、またゴム層両端面に耐油シールを形成してゴ
ムローラを作成した。このゴムローラはl=3.5
△γ=3で、表面硬度は75度であつた。 上記ゴムローラを圧力200g/mmの下にシリコ
ーンオイルを供給しながら実験例1と同様の耐久
テストを行つたところ、50万枚でもゴムローラ両
端部の耐油シールに何等異常は認められなかつ
た。 前述の実験式(1)よりlを求めると、l=3.4で
あり、上記ゴムローラは実験式を満足しているこ
とが判明した。 なお上記チユーブ両端をゴム層の両端面と同一
に切断し、ゴム層両端面に耐油シールを形成した
ゴムローラは2万枚耐久テストで耐油シールにひ
び割れを生じ、その部分からシリコーンゴムがシ
リコーンオイルによつて膨潤し、寿命に達したこ
とが認められた。 実験例 3 実験例2のl=3.5、△γ=3のゴムローラを
圧力500g/mmの条件で耐久テストを行つたとこ
ろ10万枚で耐油シールにひび割れを生じ、その部
分からシリコーンゴムがシリコーンオイルによつ
て膨潤し、寿命に達したことが認められた。 ここで前記実験式(1)から適正なlを求めると、 l=5.4 となり、上記l=3.5は短かいことが判明した。 そこでゴム層の両端部にl=6mm、△γ=3mm
の関係にして小径部を形成し、その周面に前記同
様に熱収縮チユーブを被覆し、またゴム層の両端
面にフロロシリコーンRTVを用いて耐油シール
を形成してゴムローラを得た。 上記ゴムローラを上記と同一圧力の下に耐久テ
ストを行つたところ10万枚でも耐油シールに何等
異常は認められなかつた。 なお上記耐油シールに代えてゴムローラ本体両
端面にプライマを塗布し、厚さ100μの円板状テ
トラフルオロエチレンを接着して耐油シールを形
成したゴムローラも同様に好結果が得られた。 上記ゴム層両端部の小径部の形状は前記実施例
のようにテーパに形成する外、段付部を形成して
同一直径の小径部とする場合もある。また△γの
値はlの値程厳格に定める必要はなく△γ≧1/3
l程度であれば良い。 本発明は上記のようにゴムローラ周面の両端部
において、特定距離l間を他の部分よりも小径に
形成したので、その小径部分には対向ローラの加
圧力がかからないかまたはかかつても極めて僅か
であるから、ゴムローラ両端部の膨出変形を僅少
に抑制することができ、ゴム層の心ローラに対す
る剥れを防止することができる。またゴムローラ
周面に耐油性被覆を施したものにおいても、上記
のようにゴムローラ両端面の膨出変形が僅少であ
るから、従来のように高強度で伸びが大きく且接
着力の大きなシール部材を使用する必要がなく、
安価な塗料、柔軟な合成樹脂材、金属板等を使用
して十分な耐油シールを形成することができ、ま
たゴム層と被覆層との剥れを防止することができ
る。また上記小径部分は加熱された対向ローラと
非接触状態もしくはそれに近い状態に保持するこ
とが可能であるから、この部分の温度が低く保た
れ接着剤の熱的劣化を防ぐことができ、耐油シー
ルの耐久性を向上する上に有効である。
第1図は本発明の第1実施例の部分断面図、第
2乃至5図は本発明の第2実施例の作成工程説明
図である。 1は心ローラ、2はゴム層、6は耐油性被覆層
としての熱収縮性チユーブ。
2乃至5図は本発明の第2実施例の作成工程説明
図である。 1は心ローラ、2はゴム層、6は耐油性被覆層
としての熱収縮性チユーブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 剛体心ローラの周面に少なくともゴム層を有
する複写機等に用いられるゴムローラにおいて、
前記ゴム層の両端部からローラ長手方向に関し内
に向つて各々距離lmm 但し、【式】 〔ここで、Pはゴム層周面の1mm当りの圧力
(g/mm)、tはゴム層の厚さ(mm)、Hはゴム層
周面のJIS硬度(度)〕までの区間の直径を他の部
分の直径よりも小径に形成したゴムローラ。 2 前記ゴム層の両端面に耐油性シール層を設け
た特許請求の範囲第1項記載のゴムローラ。 3 前記ゴムローラの外周面に耐油性被覆を施し
て成る特許請求の範囲第2項記載のゴムローラ。 4 前記耐油性被覆層は熱収縮性チユーブから成
り、その熱収縮性チユーブ両端部を前記ゴム層の
両端面より突出させた状態で熱収縮させ、各突出
熱収縮部内において前記ゴム層の端面に耐油性シ
ール層を形成した特許請求の範囲第3項記載のゴ
ムローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16009179A JPS5681855A (en) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | Rubber roller used in copying machine or the like |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16009179A JPS5681855A (en) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | Rubber roller used in copying machine or the like |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5681855A JPS5681855A (en) | 1981-07-04 |
| JPH0120745B2 true JPH0120745B2 (ja) | 1989-04-18 |
Family
ID=15707654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16009179A Granted JPS5681855A (en) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | Rubber roller used in copying machine or the like |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5681855A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7383008B2 (en) | 2003-01-28 | 2008-06-03 | Seiko Epson Corporation | Fixing rubber roller, fixing device and image forming apparatus incorporating the same |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5983145A (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 蓄積性螢光体シ−トの搬送装置 |
| JPS6193475A (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-12 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 熱ロ−ラ定着装置 |
| JPS61113083A (ja) * | 1984-11-07 | 1986-05-30 | Canon Inc | 定着用ロ−ラ及びそれを有する定着装置 |
| JPH0746254B2 (ja) * | 1992-02-24 | 1995-05-17 | 北辰工業株式会社 | 定着ロール |
| JP2007193059A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Seiko Epson Corp | 定着用ローラ、定着装置および画像形成装置 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS513753A (ja) * | 1974-06-28 | 1976-01-13 | Mitsubishi Electric Corp | Jibunkatsujozankairo |
| JPS5126072A (ja) * | 1974-08-27 | 1976-03-03 | Kyoei Seigyo Kiki Kk | Tsudenkenshutsuki |
| JPS5127276A (en) * | 1974-08-29 | 1976-03-06 | Nagaharu Tatsuno | Tasoshiki no jitenshahokanko |
| US4042804A (en) * | 1975-09-24 | 1977-08-16 | Xerox Corporation | Roll fuser apparatus |
| JPS5529300Y2 (ja) * | 1976-01-21 | 1980-07-12 | ||
| JPS6048752B2 (ja) * | 1976-10-27 | 1985-10-29 | 株式会社リコー | ロ−ル保護層形成方法 |
| JPS5638529Y2 (ja) * | 1977-12-27 | 1981-09-08 | ||
| JPS5848678Y2 (ja) * | 1978-04-28 | 1983-11-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真複写用加熱定着ロ−ル |
-
1979
- 1979-12-10 JP JP16009179A patent/JPS5681855A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7383008B2 (en) | 2003-01-28 | 2008-06-03 | Seiko Epson Corporation | Fixing rubber roller, fixing device and image forming apparatus incorporating the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5681855A (en) | 1981-07-04 |
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