JPH0120747Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0120747Y2 JPH0120747Y2 JP1982111938U JP11193882U JPH0120747Y2 JP H0120747 Y2 JPH0120747 Y2 JP H0120747Y2 JP 1982111938 U JP1982111938 U JP 1982111938U JP 11193882 U JP11193882 U JP 11193882U JP H0120747 Y2 JPH0120747 Y2 JP H0120747Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- cable
- core parallel
- insulator
- crosstalk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Description
本考案は、信号伝送用ケーブル、特にパルス信
号を伝送するコンピユータ内部配線材、あるい
は、端末機器間連絡用の入出力ケーブルに関する
ものである。 従来コンピユータの信号伝送用ケーブルとして
は、主に次の二種類のケーブルが使用されて来
た。即ち、同軸ケーブルとフラツトケーブル(又
はテープ電線)であるが各々次に示す欠点を有し
ていた。 まず同軸ケーブルは電気的特性で他に優れたも
のはない反面、第1図に示す通り中心導体4と絶
縁体3と外部導体(シールド)2とジヤケツト1
の四種類の材料及び三工程の製造プロセスが必要
であつた。このため製造コストが大の上、ケーブ
ルの細経化に難があり、実装密度面から多心化に
限界(せいぜい24心まで)があつた。 一方フラツトケーブルの構造は、第2図に示す
通り、導体5,6と絶縁体7から成る極めてシン
プルな形状となつているため、二種類の材料によ
る一工程の製造プロセスで十分であつた。これは
製造コストが小という利点があるが、電気的特性
であるクロストークが同軸に比較して悪い欠点が
あつた。 特にこのクロストークの悪化は三十回線(シグ
ナル線を一回線と定義する)以上となると顕著に
現われてくる。また、実装密度を大きくするため
フラツトケーブルの積層を実施するが、これもク
ロストークをさらに悪化する原因となる。 本考案の目的は、前記した従来技術(同軸ケー
ブル、フラツトケーブル)の欠点を解消し、コス
ト面、電気特性面を改良することができる新規な
信号伝送用ケーブルを提供することにある。すな
わち本考案の要旨は、一本のシグナル線と二本の
グランド線との外周を断面長方形状の絶縁体で被
覆した三芯平行線を線心単位とし、その複数本の
三芯平行線をその隣接する三芯平行線の絶縁体表
面の少なくとも幅の広い面同志が重ならないよう
に撚り合わせるか束ね、その外周にシースを設け
てケーブル化したことにある。 上記三芯平行線の絶縁体材料としては弗素樹脂
が適している。弗素樹脂は機械的強度、耐熱性難
燃性、電気特性が優れているもので本ケーブルに
適している材質は表1に示すものである。
号を伝送するコンピユータ内部配線材、あるい
は、端末機器間連絡用の入出力ケーブルに関する
ものである。 従来コンピユータの信号伝送用ケーブルとして
は、主に次の二種類のケーブルが使用されて来
た。即ち、同軸ケーブルとフラツトケーブル(又
はテープ電線)であるが各々次に示す欠点を有し
ていた。 まず同軸ケーブルは電気的特性で他に優れたも
のはない反面、第1図に示す通り中心導体4と絶
縁体3と外部導体(シールド)2とジヤケツト1
の四種類の材料及び三工程の製造プロセスが必要
であつた。このため製造コストが大の上、ケーブ
ルの細経化に難があり、実装密度面から多心化に
限界(せいぜい24心まで)があつた。 一方フラツトケーブルの構造は、第2図に示す
通り、導体5,6と絶縁体7から成る極めてシン
プルな形状となつているため、二種類の材料によ
る一工程の製造プロセスで十分であつた。これは
製造コストが小という利点があるが、電気的特性
であるクロストークが同軸に比較して悪い欠点が
あつた。 特にこのクロストークの悪化は三十回線(シグ
ナル線を一回線と定義する)以上となると顕著に
現われてくる。また、実装密度を大きくするため
フラツトケーブルの積層を実施するが、これもク
ロストークをさらに悪化する原因となる。 本考案の目的は、前記した従来技術(同軸ケー
ブル、フラツトケーブル)の欠点を解消し、コス
ト面、電気特性面を改良することができる新規な
信号伝送用ケーブルを提供することにある。すな
わち本考案の要旨は、一本のシグナル線と二本の
グランド線との外周を断面長方形状の絶縁体で被
覆した三芯平行線を線心単位とし、その複数本の
三芯平行線をその隣接する三芯平行線の絶縁体表
面の少なくとも幅の広い面同志が重ならないよう
に撚り合わせるか束ね、その外周にシースを設け
てケーブル化したことにある。 上記三芯平行線の絶縁体材料としては弗素樹脂
が適している。弗素樹脂は機械的強度、耐熱性難
燃性、電気特性が優れているもので本ケーブルに
適している材質は表1に示すものである。
【表】
本考案ケーブルの実施例をさらに説明する。
第3図に示す三芯平行線9を撚合せて第4図に
示す通りの多心ケーブルにする。第3図の三芯平
行線は、直径0.16mmφの銀メツキ無酸素銅の単線
5,6から成り、また絶縁体7には弗素樹脂
FEPを適用する。この三芯平行線7の電気的特
性は、特性インピーダンス95±10Ω遅延時間4.8
±0.3ms/mを満足するものである。この三芯平
行線9を五十本適当なピツチで撚り合わせるか又
は単に束ねた後、和紙等のセパレータ10を施
し、塩化ビニル混和物を被覆してシース8を設け
ケーブル化する。線心の識別を行なうため絶縁体
7は適当な着色剤によりマルチカラー化する。撚
り合わせた三芯平行線9の配列は第4図に示す通
り、その隣接する三芯平行線9の絶縁体7表面の
少なくとも幅の広い面同志が重ならないような方
法が必要である。三芯平行線9が重なればシグナ
ル線間の距離が小となり、漏話量が増加するため
である。重なりを防止する1つの方法は三芯平行
線9にひねりを加えておいて撚り合せる。しかし
このような工夫をしなくても三芯平行線9を束ね
る実験をした結果ケーブル全長に渡り重なる確率
は非常に小さいことが明らかとなつた。 この三芯平行多心ケーブルの漏話量を第2図に
示す多心フラツトケーブルと比較すれば大幅な改
善が可能であることが明らかとなつた。即ち第5
図に示す通り立上り時間Tr=2nsの入力パルスを
第6図に示す測定回路のシグナル線No.0に入れド
ライブ回路とする。隣接したシグナル線No.1,No.
2…から順次近端漏話量を求めるため各々次の式
で漏話量を実測する。 近端漏話量=−20log10(VN/VIN) 遠端漏話量=−20log10(VF/VIN) 三芯平行多心ケーブルの全長に渡る幾何学的隣
接関係はフラツトケーブルに比較して不明確であ
る点に注意を要する。 両ケーブルの漏話量を比較したのが第7図であ
る。斜線を施した範囲が三芯平行多心ケーブルの
遠端近端漏話量の実測値範囲である。隣接したシ
グナル線の遠端漏話量で10dB以上の大幅な改善
が可能となつた。 実用上から考えた場合には、パルスは多数回線
のシグナルとなり、その漏話量は和として影響を
及ぼす。このような使用方法では隣接回路への影
響が少なく本考案の三芯平行多心ケーブルは有効
な手段となつて来る。 本実施例ケーブルはさらに次の改良が可能であ
る。 まず三芯平行多心ケーブルに一括シールド(ア
ルミポリエステルテープ巻、編組シールド)を施
し外部雑音の防止を計る。 また三芯平行線心間の漏話をさらに改善するた
め第8図に示すように各線にアルミポリエステル
テープ12をラツプする。この場合ドレンワイヤ
11を縦添えする。 さらに三芯平行線の端末の加工方法は第9図に
示す通り片端を熱融着等の方法によりフラツト化
13することにより端末処理をワンタツチ化(平
刃により絶縁体を一括して剥離可能する)可能で
ある。また、他端を分岐することにより内部配線
の多目的な使用が可能である。 以上説明した本考案ケーブルは次の効果を有す
る。 まず三芯平行線の製造工程は一工程ですむ。こ
れは、従来の同軸ケーブルに比較して1/3に短縮
出来るためコストのダウンが可能である。 また、実装密度が大となる。同じ線心数で比較
した場合、断面積は同軸ケーブルに比較して約1/
10となる。 さらにフラツトケーブルの欠点である隣接回線
間の漏話を改善できる。 これは三芯平行多心ケーブルでは、各線心のね
じれ、飛び越し等により幾何学的隣接効果が発生
しにくいこと、またグランド−シグナル間の磁界
の分布が各線心間に影響を及ぼすが、第10図の
1,2となる確率は小さくほとんどが3の配置と
なるため磁界の影響が低減されるためである。
示す通りの多心ケーブルにする。第3図の三芯平
行線は、直径0.16mmφの銀メツキ無酸素銅の単線
5,6から成り、また絶縁体7には弗素樹脂
FEPを適用する。この三芯平行線7の電気的特
性は、特性インピーダンス95±10Ω遅延時間4.8
±0.3ms/mを満足するものである。この三芯平
行線9を五十本適当なピツチで撚り合わせるか又
は単に束ねた後、和紙等のセパレータ10を施
し、塩化ビニル混和物を被覆してシース8を設け
ケーブル化する。線心の識別を行なうため絶縁体
7は適当な着色剤によりマルチカラー化する。撚
り合わせた三芯平行線9の配列は第4図に示す通
り、その隣接する三芯平行線9の絶縁体7表面の
少なくとも幅の広い面同志が重ならないような方
法が必要である。三芯平行線9が重なればシグナ
ル線間の距離が小となり、漏話量が増加するため
である。重なりを防止する1つの方法は三芯平行
線9にひねりを加えておいて撚り合せる。しかし
このような工夫をしなくても三芯平行線9を束ね
る実験をした結果ケーブル全長に渡り重なる確率
は非常に小さいことが明らかとなつた。 この三芯平行多心ケーブルの漏話量を第2図に
示す多心フラツトケーブルと比較すれば大幅な改
善が可能であることが明らかとなつた。即ち第5
図に示す通り立上り時間Tr=2nsの入力パルスを
第6図に示す測定回路のシグナル線No.0に入れド
ライブ回路とする。隣接したシグナル線No.1,No.
2…から順次近端漏話量を求めるため各々次の式
で漏話量を実測する。 近端漏話量=−20log10(VN/VIN) 遠端漏話量=−20log10(VF/VIN) 三芯平行多心ケーブルの全長に渡る幾何学的隣
接関係はフラツトケーブルに比較して不明確であ
る点に注意を要する。 両ケーブルの漏話量を比較したのが第7図であ
る。斜線を施した範囲が三芯平行多心ケーブルの
遠端近端漏話量の実測値範囲である。隣接したシ
グナル線の遠端漏話量で10dB以上の大幅な改善
が可能となつた。 実用上から考えた場合には、パルスは多数回線
のシグナルとなり、その漏話量は和として影響を
及ぼす。このような使用方法では隣接回路への影
響が少なく本考案の三芯平行多心ケーブルは有効
な手段となつて来る。 本実施例ケーブルはさらに次の改良が可能であ
る。 まず三芯平行多心ケーブルに一括シールド(ア
ルミポリエステルテープ巻、編組シールド)を施
し外部雑音の防止を計る。 また三芯平行線心間の漏話をさらに改善するた
め第8図に示すように各線にアルミポリエステル
テープ12をラツプする。この場合ドレンワイヤ
11を縦添えする。 さらに三芯平行線の端末の加工方法は第9図に
示す通り片端を熱融着等の方法によりフラツト化
13することにより端末処理をワンタツチ化(平
刃により絶縁体を一括して剥離可能する)可能で
ある。また、他端を分岐することにより内部配線
の多目的な使用が可能である。 以上説明した本考案ケーブルは次の効果を有す
る。 まず三芯平行線の製造工程は一工程ですむ。こ
れは、従来の同軸ケーブルに比較して1/3に短縮
出来るためコストのダウンが可能である。 また、実装密度が大となる。同じ線心数で比較
した場合、断面積は同軸ケーブルに比較して約1/
10となる。 さらにフラツトケーブルの欠点である隣接回線
間の漏話を改善できる。 これは三芯平行多心ケーブルでは、各線心のね
じれ、飛び越し等により幾何学的隣接効果が発生
しにくいこと、またグランド−シグナル間の磁界
の分布が各線心間に影響を及ぼすが、第10図の
1,2となる確率は小さくほとんどが3の配置と
なるため磁界の影響が低減されるためである。
第1図は従来の多心同軸ケーブルの一例を示す
横断面説明図、第2図は従来の多心フラツトケー
ブルの一例を示す横断面説明図、第3図は本考案
に於て使用される三芯平行線の一実施例を示す横
断面図、第4図は本考案三芯平行多心ケーブルの
一実施例を示す横断面図、第5図は入力パルス条
件説明図、第6図は漏話測定回路説明図、第7図
はフラツトケーブルと三芯平行多心ケーブルの漏
和量特性図、第8図は本考案に於て使用されるシ
ールド付三芯平行線の一実施例横断面図、第9図
は本考案ケーブルの端末の加工方法の一実施例斜
視説明図、第10図1,2,3は本考案ケーブル
の三芯平行線が及ぼす磁界の影響を示す説明図で
ある。1……ジヤケツト、2……外部導体(編組
シールド)、3……絶縁体、4……中心導体、5
……グランド線(印)、6……シグナル線(●
印)、7……絶縁体、8……シース、9……三芯
平行線、10……セパレータ、11……ドレンワ
イヤ、12……アルミポリエステルテープ、13
……熱融着部。
横断面説明図、第2図は従来の多心フラツトケー
ブルの一例を示す横断面説明図、第3図は本考案
に於て使用される三芯平行線の一実施例を示す横
断面図、第4図は本考案三芯平行多心ケーブルの
一実施例を示す横断面図、第5図は入力パルス条
件説明図、第6図は漏話測定回路説明図、第7図
はフラツトケーブルと三芯平行多心ケーブルの漏
和量特性図、第8図は本考案に於て使用されるシ
ールド付三芯平行線の一実施例横断面図、第9図
は本考案ケーブルの端末の加工方法の一実施例斜
視説明図、第10図1,2,3は本考案ケーブル
の三芯平行線が及ぼす磁界の影響を示す説明図で
ある。1……ジヤケツト、2……外部導体(編組
シールド)、3……絶縁体、4……中心導体、5
……グランド線(印)、6……シグナル線(●
印)、7……絶縁体、8……シース、9……三芯
平行線、10……セパレータ、11……ドレンワ
イヤ、12……アルミポリエステルテープ、13
……熱融着部。
Claims (1)
- 一本のシグナル線の導体と、該導体の左右に所
定間隔で平行配置された二本のグランド線の導体
と、これら三本の導体外周を被覆して絶縁一体化
する断面長方形状の絶縁体とから成る三芯平行線
を線心単位とし、前記複数本の三芯平行線の該隣
接する三芯平行線の絶縁体表面の少なくとも幅の
広い面同志が重ならないように集合し、外周にシ
ースを設けて構成したことを特徴とする信号伝送
用ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11193882U JPS5917517U (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 信号伝送用ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11193882U JPS5917517U (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 信号伝送用ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5917517U JPS5917517U (ja) | 1984-02-02 |
| JPH0120747Y2 true JPH0120747Y2 (ja) | 1989-06-22 |
Family
ID=30259689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11193882U Granted JPS5917517U (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 信号伝送用ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5917517U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS645799U (ja) * | 1987-06-29 | 1989-01-13 | ||
| JP4372855B2 (ja) * | 1998-01-28 | 2009-11-25 | オリンパス株式会社 | 信号伝送用ケーブル |
| JP2008198577A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | シールド線 |
| JP5535901B2 (ja) * | 2008-04-25 | 2014-07-02 | 沖電線株式会社 | 高速伝送が可能なシールド付きフラットケーブル |
| WO2019131500A1 (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-04 | 住友電気工業株式会社 | 二芯平行電線 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS433057Y1 (ja) * | 1965-05-27 | 1968-02-08 | ||
| JPS585293Y2 (ja) * | 1976-04-09 | 1983-01-29 | 日立電線株式会社 | ケ−ブル |
| JPS6126615Y2 (ja) * | 1980-07-16 | 1986-08-09 |
-
1982
- 1982-07-23 JP JP11193882U patent/JPS5917517U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5917517U (ja) | 1984-02-02 |
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