JPH01208376A - 微細多孔体の製法 - Google Patents

微細多孔体の製法

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JPH01208376A
JPH01208376A JP63012826A JP1282688A JPH01208376A JP H01208376 A JPH01208376 A JP H01208376A JP 63012826 A JP63012826 A JP 63012826A JP 1282688 A JP1282688 A JP 1282688A JP H01208376 A JPH01208376 A JP H01208376A
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勝 横山
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Koichi Takahama
孝一 高濱
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、断熱性に優れた微細多孔体の製法に関する
〔従来の技術〕
従来の断熱材の熱伝導率は0.03〜0.05 kca
l/1lIhr℃程度で、静止空気の熱伝導率0.02
0〜0゜024kcal/mhr’cよりも高い。硬質
発泡ポリウレタンのように、0.015 kcal/m
hr ’Cという低い熱伝導率をもつ断熱材も開発され
ているが、この発泡ポリウレタンの場合、空隙内に封入
されたフレオンガスの持つ低い熱伝導率(0,006〜
0.01kcal/+hr’C)に依存しているだけの
ものであり、長時間の使用でフレオンガス(デュポン社
のフッ化炭化水素ガスの商品名)と空気との置換が起こ
ると断熱性に劣化が発生し、約1年後には0.021〜
0.024 kcal/mhr’C程度にまで熱伝導率
が上昇してしまった例もある。また、発泡ポリウレタン
は、有機物で構成されているため、100℃以上の高温
雰囲気では使用できず、用途が限られると言う問題もあ
る。
他方、ケイ酸カルシウムの多孔体を0. I Torr
程度の真空状態にしたものや、発泡粉砕パーライトをQ
、 l Torr程度の真空状態にしたもの等があるが
、いずれも製造する上で、真空状態を保つための真空装
置を必要とし、製造コストの面でも問題があるほか、断
熱材として利用するにしても、真空を維持する必要から
、形状や用途が著しく限定されると言う問題もある。
これに対し、常圧でも静止空気の熱伝導率を超えた断熱
材として、微細シリカ(エアロゲル、aerogel)
の集合体からなる多孔質材料があるが、常温においては
、静止空気との差が非常に僅かなものである( 0.0
20 kcal/mhr”c程度)。
以上、特公昭51−40088号公報、特開昭57−1
.73689号公報、特開昭58−45154号公報お
よび特開昭60−33479号公報等参照。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明は、以上の事情に鑑みて、常圧において静止空
気の熱伝導率より遥かに低い熱伝導率を有し、かつ、そ
の経時変化が少ない微細多孔体を得させる方法を提供す
ることを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、発明者らは、従来の多孔体に
おいて、静止空気よりも遥かに小さい熱伝導率のものが
得られない理由を先ず検討した。
その結果、以下のような理由が考えられた。
すなわち、多孔体の熱伝導率は、空隙中に含まれる気体
(通常は空気)の熱伝導率に左右される。そのため、気
体の熱伝導率の影響を無くするには、空隙を数n+m以
下にしてやる必要がある。ところが、微粒子の成形によ
って作られる多孔体においては、第3図にみるように、
粒子AIを最密充填状態にしても、その粒子間には、粒
径の15%程度の空隙が生ずる。したがって、数nm以
下の空隙を得るためには、前記粒子A、の粒径を小さく
する必要がある。その点、前記従来の多孔体は、粒子A
、の粒径が大きかったため、熱伝導率の小さなものが得
られなかったのである。
このような知見を得て、発明者らは、非常に粒径の小さ
な粒子、所謂「超微粒子」を用いて多孔体を作成すれば
良いと考え、先に、この考えに基づ〈発明の出願を行っ
た。
ところが、その後の研究により、この発明にも問題のあ
ることが分かった。すなわち、超微粒子には凝集性があ
り、そのため、超微粒子A2を用いても、これらが凝集
して第4図に示すような大きな多次粒子Bを形成し、こ
の多次粒子B、B間に大きな空隙Sができて、気体の熱
伝導率の影響を強く受けるという問題のあることが分か
ったのである。
超微粒子シリカの場合、粒子表面にシラノール基のOH
が多量に存在しており、水素結合による粒子同士の結合
が強いため、とくに、凝集し易い。しかも、超微粒子シ
リカには、空気中の水分子を吸着し易いため経時変化が
あるという問題点もある。
そこで、この点の改善につき検討を行った結果、粒子表
面を予め凝集防止処理すれば良いとの結論を得て、この
発明を完成した。
すなわち、この発明は、前記課題を解決するため、粒子
粉末を成形して微細多孔体を作成するにあたり、前記粒
子粉末として超微粒子粉末を用いることとし、かつ、そ
の粒子表面を予め凝築防止処理しておくようにする。必
要に応じ、前記超微粒子粉末に対し、それよりも−次粒
子径の大きな微粒子粉末を1種以上併せて用いるように
するか、前記粒子粉末として比表面積が400rrf/
g以上の超微粒子シリカ粉末および/または粒径が60
Å以下の超微粒子シリカ粉末を用いることとするか、ま
たは、前記処理の際、同処理の程度を制御するようにし
、あるいは、同処理をシラン化合物で行うようにする。
〔作   用〕
この発明は、成形材料たる粒子粉末として超微粒子粉末
を用いることとし、これによって、最密充項時の粒子間
間隙を小さくするとともに、前記超微粒子の表面を予め
凝集防止処理しておくようにすることで、前記多次粒子
Bの生成を防ぐようにしている。前記超微粒子粉末に対
し、これよりも−次粒子径の大きな微粒子粉末を1種以
上併せて用いることによって、成形性を良くすることが
できる。前記超微粒子粉末の粒度を前記程度に規定する
ことで、前記凝集防止処理の効果を高めることができる
。前記凝集防止処理の程度を制御することでも、処理効
果をより高めることができる。また、前記凝集防止処理
をシラン化合物で行うことで、耐湿性を向上させること
もできる。
〔実 施 例〕
以下に、この発明を、より詳しく説明する。
まず、この発明にかかる微細多孔体を模式図で、以下に
示す。
第1図は、凝集防止処理後の超微粒子A、を、そのまま
、または乾燥後、成形して得た、この発明にかかる微細
多孔体を表す。
この発明にかかる微細多孔体の製法は、まず、超微粒子
に、必要に応じ溶剤を用いる等し、表面処理剤を加える
等して凝集防止処理する。
超微粒子としては、乾式製法または湿式製法による超微
粒子シリカが、−例として挙げられる。
超微粒子の粒径としては、lnm〜20nm程度が好ま
しく、lQnm以下のもの、3〜8nmのものがより好
ましい。前記超微粒子シリカ粉末を用いる場合、その粒
度を選ぶことが好ましく、その好ましい粒度としては、
比表面積が400 rrf/g以上、または、粒径60
Å以下であることである。
表面処理剤とは、粒子表面のシラノール基のOHに結合
して水素結合の生起を防げるようにするもの、粒子同士
に反発性をもたせ直接的に粒子の凝集を防止するもの、
等をいう。その例としては、有機シラン化合物、例えば
、トリメチルメトキシシラン、ジメチルジェトキシシラ
ン、メチルトリメトキシシラン等のアルコキシシラン化
合物、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラ
ン、トリフェニルクロロシラン等のクロロシラン化合物
、ヘキサメチルジシラザン、ジメチルトリメチルシリル
アミン等のシラザン化合物が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。
なお、表面処理剤による処理に溶剤を用いる場合の溶剤
としては、ベンゼン、水、トルエン等が挙げられるが、
超微粒子が分散し易いものであれば、これらに限定・さ
れるものではない。
表面処理剤によって凝集防止処理するに際しては、その
処理の程度を制御してもよい。ここに、処理の程度とは
、超微粒子の表面に結合している疎水基(表面処理剤に
由来する基)の量の程度を言い、処理粒子中の炭素含有
量(重量%。以下「C値」と言う)と、表面処理粒子の
疎水性の度合(以下「M値」と言う)とで評価できる。
前記M値は、水50ccに処理品0.2gを入れ、Me
OHを滴下して、処理品が全て水に濡れた時の消費Me
OHの容量%で表し、下式で求めることができる。
表面処理の程度は、予め想定したC値とM値に合わせた
処理条件により変えることができる。なお、C値とM値
は、処理の系(超微粒子と表面処理剤の組み合わせ)に
より異なる。
この発明においては、超微粒子は、これ単独で用いるほ
か、これより一次粒子径の大きい他の粒子1種以上と混
合して用いることもあり、このような混合体を成形する
ことにより、成形性の向上、製造コストの低廉化等を図
ることができる。
第2図は、凝集防止処理後の超微粒子A、を、そのまま
、または乾燥後、それよりも−次粒子径の大きな微粒子
At と混合して成形した微細多孔体を表している。こ
のような構造では、粒径の大きな微粒子A+の間の大き
な空隙に、粒径の小さな超微粒子A8が充填されており
、そのため、微細多孔体内の空隙は、実質的には、超微
粒子A。
間の空隙とみることができる。このため、静止空気の熱
伝導率の影響を受けない微細な空隙を形成することが可
能となる。この構造では、粒径の大きな微粒子A+が含
まれることにより、成形性が向上する。これは、粒径の
大きな微粒子A、と粒径の小さな超微粒子A、とか、互
いに成形圧を分散し吸収し合う等して、成形圧を均一に
保つ働きをするからであると考えられる。
超微粒子よりも一次粒子径の大きな微粒子としては、パ
ーライトやシラスバルーンの微粉砕物、スス、コージェ
ライト、粘土等の無機層状化合物、ケイソウ土、ケイ酸
カルシウム、カーボンブラック、S s C% T t
 O* 、Z r Os Cr Ot 、Fex  O
a  、Cu5s  CubS Mn0g  、S i
on、A ’ t Os 、Co 01Li*0、Ca
O等の微粒子が挙げられる。これらは、いずれも、熱放
射率が大きいもので、波長3μm以上の赤外領域での熱
放射率が0.8以上のものが好ましい。このように、熱
放射率の大きいものが好ましい理由は、つぎのとおりで
ある。すなわち、輻射による熱伝達は、超微粒子によっ
ては防ぎきれない(透過する)。しかし、上記熱放射率
の良い微粒子は、輻射エネルギーを一旦熱に変換し透過
させない働きをする。そして、輻射エネルギーが、この
ようにして、−旦熱エネルギーに変換されてしまえば、
熱伝導による熱伝達については、この発明にかかる微細
多孔体は、断熱性にすぐれているので、容易に目的を達
成できるのである。もっとも、この発明では、−次粒子
径の大きな微粒子の種類は、上記熱放射率の大きなもの
に限定されるものでな(、粒径が5nm〜110000
n程度の微粒子であれば、上記以外のものであっても良
いのである。
この発明では、微細多孔体の成形物の取扱性を向上させ
るために、前記微粒子粉末に繊維を混合して成形しても
良い。この場合、繊維としては、例えば、セラミック繊
維、ガラス繊維、ロックウール繊維、アスベスト繊維、
炭素繊維、アラミド繊維等の無機繊維や有機繊維が挙げ
られる。その添加量は、粒子重量に対して20%以下が
好ましい。繊維径は、30μm以下が好ましく、5μm
以下がより好ましい。繊維長は、30鶴以下が好ましく
、20m以下がより好ましい。
微細多孔体の成形方法は、この発明では特に限定されず
、通常、このような多孔体を成形するために使用されて
いる方法、例えば、加圧成形法を、そのまま用いること
もできる。
なお、超微粒子として、例えば乾式製法または湿式製法
微粒子シリカを用い、溶剤に分散させて凝集防止処理す
る場合において、表面処理剤としてシラノール基と反応
する前記例示のシラン化合物を用いるようにすれば、凝
集防止と同時に粒子表面に治水性を付与することができ
、空気中の水の吸着による経時変化の殆どない、断熱性
に優れた微細多孔体を製造することができる。
前記第1図、第2図の微細多孔体では、超微粒子が凝集
防止処理されているため、第4図のもの(凝集防止処理
しない超微粒子の集合体)より小さな空隙(l nm〜
60nm程度)が形成されている。
つぎに、この発明のより詳しい実施例を比較例と併せて
説明する。
(実施例1) ベンゼンに乾式製法シリカ(日本アエロジル■製、AE
RO3IL380、粒径:約7nm)を攪拌分散させ、
この分散溶液に、ヘキサメチルジシラザン(東芝シリコ
ーン■製、TSL8802)のベンゼン溶液を加えて3
0分間混合した。混合後、ベンゼンの還流温度(80℃
)で約2時間かく拌をつづけ、反応をおこなった。この
時の重量比は、超微粒子シリカ:へキサメチルジシラザ
ン2ベンゼン=、1:0.13:18であった。この反
応溶液を減圧乾燥によって室温で乾燥した上で、加圧成
形して、微細多孔体を得た。
(実施例2) 乾式製法シリカとして、徳山曹達■製、特注品(比表面
積 480m2/g、平均粒径5nm)を使用し、反応
の重量比を超微粒子シリカ:ヘキサメチルジシラザン:
ベンゼン=1:0.16:27とするようにした以外は
、実施例1と同様にして、微細多孔体を得た。
(実施例3) 水に乾式製法超微粒子シリカ(日本アエロジル■製、A
ERO3IL380、粒径ニアnm)を攪拌分散させ、
分散水溶液に、ジメチルジメトキシシラン(東芝シリコ
ーン@製、TSL8112)の水溶液を加えて30分間
攪拌混合した後、2時間、80℃で攪拌を続は反応を行
った。このときの重量比は超微粒子シリカ:ジメチルジ
メトキシシラン:水=1:0.7:20であった。この
反応溶液を遠心分離し、沈降物をアスピレータにより減
圧乾燥した上で、加圧成形して、微細多孔体を得た。
(実施例4) 乾式製法超微粒子シリカの代わりに湿式製法超微粒子シ
リカ(塩野義製薬■製、CARPLEX#80粒径20
20−30nを使用し、M量比を超微粒子シリカ:ジメ
チルジメトキシシラン:水=1:0.4ニアとするよう
にした以外は、実施例3と同様にして、微細多孔体を得
た。
(実施例5) 実施例1の反応溶液を常温で減圧乾燥して得られた超微
粒子と、パーライト(宇部興産@製、パーライト1型F
B)をボールミルで24時間粉砕したもの(平均粒径1
00 nm)とを、重量比l:lで混合し、加圧成形し
て、微細多孔体を得た(比較例1) 乾式製法超微粒子シリカ(日本アエロジル■製、AER
O5IL380、粒径: 約7nm)を加圧成形して、
微細多孔体を得た。
(比較例2) 乾式製法超微粒子シリカ(徳山曹達■製、特注品、比表
面積 480m2/g、平均粒径5nm)を加圧成形し
て、微細多孔体を得た。
(比較例3) 乾式製法超微粒子シリカの代わりに湿式製法超微粒子シ
リカ(塩野義製薬■製、CARPLEX#80粒径20
20−30nを使用するようにした以外は、実施例1と
同様にして、微細多孔体を得た。
(比較例4) 乾式製法超微粒子シリカ(日本アエロジル■製、AER
O3I L380、粒径ニアnm)とパーライト(宇部
興産■製、パーライト1型FB)をボールミルで24時
間粉砕したもの(平均粒径10100nとを、重量比l
:lで混合し、加圧成形して、微細多孔体を得た。
上記実施例1〜5および比較例1〜4で得た微細多孔体
について、標準状態(25℃、65%)での熱伝導率と
加湿試験後(60℃、90%、48時間)の熱伝導率を
測定した。
熱伝導率の測定は、英仏精機@製の定常法による熱伝導
率測定装置を使用して、ASTM−C518に準拠した
方法で、設定温度20℃と40’Cの条件で行った。こ
れは、以下の実施例、比較例の測定についても、同様で
あるが、以下の実施例、比較例の測定の測定では、加湿
試験後の熱伝導率は見ていない。
結果を第1表に示す。
第1表 λl:標準状態での熱伝導率 λ2 : 60℃、 90%、48hrでカ所品んυ騒
げ麦の刻9云導率以上の結果かられかるように、シラン
化合物を用い、粒子表面を凝集防止処理を行うことによ
って、超微粒子シリカの熱伝導率は低下し、さらには、
耐湿性が向上して湿気による熱伝導率の上昇が殆どみら
れなくなる。
つぎに、超微粒子の粒度の影響を見た。
(実施例6) 従来より粒径の小さな超微粒子シリカ粉末にヘキサメチ
ルジシラザンで表面処理したもの(徳山曹達■製、特注
品、表面処理後の粒子径ニアnm)に補強材として、セ
ラミックファイバー(直径:2.8μm 長さ50mm
  新日鉄化学n製、SCバルク#111)を、表面処
理超微粒子シリカ粉末に対し重量で5%加え、高速ミキ
サ−(約3.00Orpm)で攪拌混合した後、20k
g/cnlで成形して、微細多孔体を得た。
(実施例7) 表面処理剤として、ジメチルジクロロシランを用いた表
面処理超微粒子シリカ粉末(徳山曹達■製、特注品、表
面処理後の粒子径:約7nm)を用いるようにしたこと
以外は、実施例6と同様にして、微細多孔体を得た。
(比較例5) 市販微粉末シリカをジメチルジクロロシランで表面処理
したもの(徳山曹達■製、特注品、表面処理後の粒子径
:約3nm)に、補強材としてセラミックファイバー(
直系;2.8μm 長さ5011 新日鉄化学■製、S
Cバルク#111)を、表面処理微粉末に対し重量で5
%加え、高速ミキサー(約3.00Orpm)で攪拌混
合した後、20kg/−で成形して、微細多孔体を得た
実施例6〜7および比較例5で得られた微細多孔体の熱
伝導率を測定した結果は、第2表のとおりであり、実施
例は比較例より優れている。
第2表 つぎに、凝集処理防止のための表面処理程度の影響を見
た。
(実施例8ン 超微粒子シリカ(平均粒径7nm)をジメチルジクロロ
シランにより、C値−3,1wt%になるように表面処
理したちのく徳山曹達■製、特注品、表面処理後粒径:
約10nm)に、シリカアルミナ繊維(径2.8μm、
長さ50璽1、新日鉄化学@製)を重量比で100:5
になるように加え、高速ミキサーで約300Orpmで
均一攪拌後、20kg/crJの圧力で加圧成形して、
微細多孔体を得た。
(実施例9) 実施例8において、C値=2.4になるように表面処理
したもの(表面処理後粒径:9nm)を用いるようにし
た以外は、実施例8と同様にして、微細多孔体を得た。
(実施例10) 超微粒子シリカ(平均粒径5nm)をジメチルジクロロ
シランにより、C値−2,5になるように表面処理した
もの(徳山曹達■製製、特注品、表面処理後粒径:8n
m)を用いるようにした以外は、実施例8と同様にして
微細多孔体を得た。
(実施例11) 実施例10において、C値=1.2になるよ・うに表面
処理した超微粒子シリカ(表面処理後粒径:6nm)を
用いるようにした以外は、実施例10と同様にして、微
細多孔体を得た。
(実施例12) 実施例10で用いた表面処理粒子粉末とTiO2粉末(
古河鉱業■製、FR−41) 、および、シリカアルミ
ナ繊維を重量比で75:25:5になるように配合して
混合、成形し、微細多孔体を得た。
(実施例13) 実施例IIで用いた表面処理粒子を用いるようにした以
外は、実施例12と同様にして、微細多孔体を得た。
(比較例6) 乾式製法超微粒子シリカ(日本アエロジルo1裂、AE
RO3rL380、粒径: 約7nm)を加圧成形して
、微細多孔体を得た。
(比較例7) 乾式製法超微粒子シリカ(徳山曹達■製、特注品、比表
面積 480m2/g、平均粒径5 n rn)を加圧
成形して、微細多孔体を得た。
(比較例日) 乾式製法超微粒子シリカ(日本アエロジルo*g、AE
RO3r L380、平均粒径7nm)、Tfox(古
河鉱業■製、FR−41) 、および、シリカアルミナ
繊維(新日鉄化学■製、scバルク、平均径2,8μm
、平均長501)を重量比で?5:25:5になるよう
に配合し、高速ミキサーで均一攪拌後、加圧成形して、
微細多孔体を得た。
実施例8〜13および比較例6〜8で得た微細多孔体の
熱伝導率は、第3表のとおりである。実施例は、比較例
よりも優れている。    ゛最後に、超微粒子粉末に
、それよりも−次粒子径の大きな微粒子粉末を混合した
場合の影響を見た。
(実施例14) 微粉末シリカ粒子をヘキサメチルジシラザンによって表
面処理してもの(徳山曹達■製、特注品、表面処理後の
粒子径:約7nm)とT 10 xルチル粉末(古河鉱
業■製、FR−41)とを重量比で3:1になるように
混合した後、20kg/CjJの成形圧力で成形して、
厚み約5mmの微細多孔体を得た。
(実施例15) 微粉末シリカ粒子をヘキサメチルジシラザンによって表
面処理したもの(徳山曹達#a製、特注品、表面処理後
粒子径:約7nm)とカーボンブランク(半井化学薬品
■製)、および、セラミックファイバー(直径: 2.
8.Um、長さ:50mm、新日鉄化学■製、SCバル
ク#111)とを重量比で3:1:0,15となるよう
に、高速ミキサー(約300Orpm)で攪拌混合した
後、20kg/ajの成形圧で成形して、厚み約511
程度の微細多孔体を得た。
(実施例16) カーボンブラックの代りに無機層状化合物(Na−モン
モリロナイト、クニミネ工業■製、クニゲル−3V)を
用いるようにし、セラミックファイバーの代りにロック
ウールファイバー(直径=4pm長さ=30〜4011
1新日鉄化学■製、Sファイバー層状綿)を用いるよう
にしたこと以外は、実施例15と同様にして、微細多孔
体を得た(実施例17) 微粉末シリカ粒子をヘキサメチルジシラザンによって表
面処理したもの(徳山曹達■製、特注品、表面処理後粒
子径:約7nm)と酸化第二銅粉末(半井化学薬品■)
とを重量比で3:1になるよう混合した後、20kg/
aaの成形圧で成形して、厚さ511程度の微細多孔体
を得た。
(実施例18) 微粉末シリカ粒子をジメチルジクロロシランによって表
面処理したもの(徳山曹達■製、特注品、表面処理後粒
子径:約6nm)およびT iOzルチル粉末(古河鉱
業側製、FR−41)と、カーボンファイバー(直径1
5μm1長さ:20鶴、日本カーボン■製)とを、重量
比で3 : 1 : 0゜2となるように混合した後、
20kg/−の成形圧で成形して、厚さ5u程度の微細
多孔体を得た。
(比較例9) 微粉末シリカ(日本アエロジル■製、AERO3IL3
80、粒子径:約7nm)とパーライト微粉砕物とを重
量比で3:lとなるように混合した後、20kg/cf
ilの成形圧で成形して、厚さ5 mm程度の微細多孔
体を得た。
(比較例10) 微粉末シリカ(徳山曹達@製、粒子径:約5nm)およ
びTiOxルチル粉末(古河鉱業@製、FR−41)と
、セラミックファイバー(新日鉄化学■製SCバルク#
111)とを重量比で3=1:0.2  となるように
混合した後、20kg/cdの成形圧で成形して、厚さ
約51程度の微細多孔体を得た。
実施例14〜18および比較例9〜1oで得られた微細
多孔体試料の熱伝導率の測定結果は、第4表のとおりで
あり、実施例は比較例より優れていた。また、実施例は
、比較例よりも、成形性に優れていた。
〔発明の効果〕
請求項1〜5記載の、この発明にかかる微細多孔体の製
法は、超微粒子の表面を予め凝集防止処理しておいて成
形するようにしているので、常圧において静止空気の熱
伝導率よりも道かに低い熱伝導率を有し、かつ、経時変
化が殆どない断熱性に優れた微細多孔体を作成すること
ができる。
請求項2記載の、この発明にかかる微細多孔体の製法は
、超微粒子粉末に、それよりも−次粒子径の大きな微粒
子粉末を併せて成形するようにしているので、成形性が
良い。
請求項3記載の、この発明にかかる微細多孔体の製法は
、超微粒子を、その粒度の小さなものに限定しているの
で、熱伝導率の低減効果が大きい請求項4記載の、この
発明にかかる微細多孔体の製法は、凝集防止処理の程度
を制御するようにしているので、熱伝導率の低減効果が
確実である請求項5記載の、この発明にかかる微細多孔
体の製法は、凝集防止処理をシラン化合物を用いて行う
ようにしているので、耐湿性が向上し、湿気による熱伝
導率の上昇が殆ど見られな(なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、粒子表面を凝集防止処理した超微粒子粉末か
らなる微細多孔体の構造を示す模式図、第2図は、同凝
集防止処理後の超微粒子粉末とそれより大きな一次粒子
径を有する微粒子粉末との混合体からなる微細多孔体の
構造を示す模式図、第3図は、従来の微細多孔体の構造
を示す模式図、第4図は、未処理の超微粒子粉末からな
る微細多孔体の構造を示す模式図である。 A、・・・−次粒子径が超微粒子よりも大きな微粒子 
A、・・・超微粒子 B・・・多次粒子代理人 弁理士
  松 本 武 彦 第1図 第2図 第3図 第4図 用1”l駈ネ市正り↑(自効 昭和63年5月 7日店=き 1)許庁長宮 殿 1、事件の表示 ains  3*牛与許mn;bo12826号3、補
正をする者 事件との関係   特許出願人 住   所    大阪府門真市大字門真1048番地
名 称(583)松下電工株式会社 代 表音   代表取締役 三 好 俊 夫4、代理人 な   し 6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 ■ 明細書の特許請求の範囲欄の全文を下記の通りに訂
正する。 一記一 「1 粒子粉末を成形して微細多孔体を作成するにあた
り、前記粒子粉末として超微粒子粉末を用いることとし
、かつ、その粒子表面を予め凝集防止処理しておくよう
にすることを特徴とする微細多孔体の製法。 2 粒子粉末を成形して微細多孔体を作成するにあたり
、前記粒子粉末として、超微粒子粉末と、これより一次
粒子径の大きな1種以上の微粒子粉末とを併せて用いる
こととし、かつ、少なくとも前記超微粒子粉末に対して
は、その粒子表面を予め凝集防止処理しておくようにす
ることを特徴とする微細多孔体の製法。 3 粒子粉末を成形して微ill多孔体を作成するにあ
たり、前記粒子粉末として、少なくとも一部が比表面積
400m/g以上の超微粒子シリカ粉末および/または
粒径60Å以下の超微粒子シリカ粉末の−°”、−几、
 た粒子粉末を用いることとする微細多孔体の製法。 4 粒子粉末を成形して微細多孔体を作成するにあたり
、前記粒子粉末として、少なくとも一部が超微粒子から
なる微粒子粉末を用いることとし、かつ、その超微粒子
表面を予め凝集防止処理しておくようにするが、この処
理の際、同処理の程度を制御するようにすることを特徴
とする微細多孔体の製法。 5 粒子粉末を成形して微細多孔体を作成するにあたり
、前記粒子粉末として、少なくとも一部が超微粒子から
なる微粒子粉末を用いることとし、かつ、その超微粒子
表面をシラン化合物によって予め凝集防止処理してお(
ようにすることを特徴とする微細多孔体の製法。」 ■ 明細書第7頁第1行に「必要に応じ」とあるを、「
また」と訂正する。 ■ 明細書第7頁第6行の「粉末」と「を用いる」の間
に、「の表面に凝集防止処理したもの」を挿入する。 ■ 明8m書第7頁第19行に「超微粒子粉末」とある
を、[超微粒子シリカ粉末、jと訂正する。 ■ 明1[1舎弟7頁第20行に「前記凝集防止処理の
効果」とあるを、「熱伝導率低下」と訂正する。 ■ 明細書第8頁第2行に「処理効果をより高める」と
あるを、「有効な処理を効果的に達成する」と訂正する
。 ■ 明細書第8頁第16行に「挙げられる。」とあるを
、「挙げられ、これを凝集防止処理して用いる。」と訂
正する。 ■ 明細書第9頁第1行に「粒度としては、」と「比表
面積」の間に、「未処理の超微粒子シリカ粉末の」を挿
入する。 ■ 明細書第10頁下から第5行に「異なる。 」とあるを、「異なる。このように表面処理の程度を制
御することにより、過剰な処理を施すことなく、弱い処
理(C値、M値小)で有効な凝集防止処理を効果的に達
成することができるようになる。」と訂正する。 [相] 明細書第13頁第11行に「好ましい。」とあ
るを、「好ましいが、実施例にみるように、50鰭程度
でも十分用いることができる。」と訂正する。 ■ 明細書第32頁第6行の「かつ、」と「経時変化」
の間に、「空気雰囲気、常圧の空隙であるため」を挿入
する。 @ 明細書第32頁第11行と同頁第12行の間に、「
大きな粒子があっても、空隙は超微粒子で決まる小さい
ものであるから、熱伝導率は実質的に変わらない。」を
挿入する。 ■ 明細書第32頁第18行に「熱伝導率の低減効果が
確実である」とあるを、「有効な処理を効果的に施し、
熱伝導率の低い微細多孔体を得ることができる」と訂正
する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粒子粉末を成形して微細多孔体を作成するにあたり
    、前記粒子粉末として超微粒子粉末を用いることとし、
    かつ、その粒子表面を予め凝集防止処理しておくように
    することを特徴とする微細多孔体の製法。 2 粒子粉末を成形して微細多孔体を作成するにあたり
    、前記粒子粉末として、超微粒子粉末と、これより一次
    粒子径の大きな1種以上の微粒子粉末とを併せて用いる
    こととし、かつ、少なくとも前記超微粒子粉末に対して
    は、その粒子表面を予め凝集防止処理しておくようにす
    ることを特徴とする微細多孔体の製法。 3 粒子粉末を成形して微細多孔体を作成するにあたり
    、前記粒子粉末として、少なくとも一部が比表面積40
    0m^2/g以上の超微粒子シリカ粉末および/または
    粒径60Å以下の超微粒子シリカ粉末からなる粒子粉末
    を用いることとする微細多孔体の製法。 4 粒子粉末を成形して微細多孔体を作成するにあたり
    、前記粒子粉末として、少なくとも一部が超微粒子から
    なる微粒子粉末を用いることとし、かつ、その超微粒子
    表面を予め凝集防止処理しておくようにするが、この処
    理の際、同処理の程度を制御するようにすることを特徴
    とする微細多孔体の製法。 5 粒子粉末を成形して微細多孔体を作成するにあたり
    、前記粒子粉末として、少なくとも一部が超微粒子から
    なる微粒子粉末を用いることとし、かつ、その超微粒子
    表面をシラン化合物によって予め凝集防止処理しておく
    ようにすることを特徴とする微細多孔体の製法。
JP63012826A 1987-03-26 1988-01-23 微細多孔体の製法 Granted JPH01208376A (ja)

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GB8817247A GB2210036B (en) 1987-03-26 1988-03-25 Method for manufacturing fine porous member
DE3890173A DE3890173C2 (ja) 1987-03-26 1988-03-25
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03140718A (ja) * 1989-10-26 1991-06-14 Matsushita Electric Works Ltd ヒータユニット
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JPH0490811U (ja) * 1990-12-25 1992-08-07
JP2002161994A (ja) * 2000-11-27 2002-06-07 Matsushita Refrig Co Ltd 真空断熱材、真空断熱材を適用した冷蔵庫
JP2006327855A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 結露防止剤
JP2011181258A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Nichias Corp 加熱装置

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