JPH0120896B2 - - Google Patents
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- JPH0120896B2 JPH0120896B2 JP54167645A JP16764579A JPH0120896B2 JP H0120896 B2 JPH0120896 B2 JP H0120896B2 JP 54167645 A JP54167645 A JP 54167645A JP 16764579 A JP16764579 A JP 16764579A JP H0120896 B2 JPH0120896 B2 JP H0120896B2
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- Japan
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- lens
- eye
- examined
- optical system
- reflected
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/10—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
- A61B3/14—Arrangements specially adapted for eye photography
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Description
本発明は眼底の観察及び撮影するための装置、
特にその光学系に関する。 眼底を観察/撮影する光学系で対物レンズを照
明光学系と観察/撮影光学系に共用する方式のも
のでは、照明光学系の対物レンズ面による反射光
を観察/撮影光束に混入すると眼底像の画質を著
しく劣化する。このために従来より種々の工夫が
なされてきたが、レンズ面の曲率やレンズ枚数が
反射光除去のために制約され、広い画角にわたつ
て観察/撮影できる対物レンズを設計することは
極めて困難であつた。 第1図に示したものは、従来より広く用いられ
ているメニスカス・タイプの対物レンズを使用し
た眼底撮影光学系の例である。第1図において、
Eは被検眼、Cは角膜、L0はメニスカス・タイ
プの対物レンズ、Mは孔開き反射鏡、L1は撮影
系のリレーレンズ、Fはフイルム面を示す。照明
ランプlはコンデンサレンズL3を介してリング
スリツトSを照明する。このリングスリツトSは
照明系のリレーレンズL2によつて光軸に対して
斜設された孔あき反射鏡Mの位置に一旦結像し、
この孔あき反射鏡Mを介し更に対物レンズL0に
より被検眼Eの角膜C上に結像して眼底を照明す
る。被検眼Eの眼底を発した光束は瞳孔中心部を
経て対物レンズL0によつて一旦倒立の眼底中間
像Iを形成し孔あき反射鏡Mの開口部を通つて撮
影系リレーレンズL1により正立の眼底像をフイ
ルム面F上に形成する。 このメニスカス・タイプの対物レンズL0では
第2面r2の曲率中心を孔あき反射鏡が光軸と交わ
る位置としてあるため、中心位置から発する光束
はr2面で反射すると同一光路を戻つてくる。 すなわち孔あき反射鏡Mが光軸と交わる位置は
対物レンズL0の第2面r2の反射面に関しては等倍
で実の共役関係にあるから、リング照明のように
照明光束と撮影光束が分離していれば第2面r2に
よる照明系の反射光が撮影光束に混入することは
無い。被検眼側の面である対物レンズL0の第1
面r1ではこの面による照明系の反射光が第2面r2
の頂点付近に集まるように第1面r1の曲率が決定
されており、孔あき反射鏡Mの開口部を通過する
反射光を遮光するのに充分な大きさの黒点Pを第
2面r2の頂点付近に配設することによつてこの面
の反射光を除去することができる。対物レンズの
第2面r2の頂点付近に実の黒点Pを置く代わりに
第1図示のごとく照明系内にその共役な位置を求
めその位置に黒点P′を置いても反射光が除去でき
ることはもちろんである。 また、周知のごとく被検眼Eの角膜面Cによつ
て生じる反射光の混入を防ぐために、リングスリ
ツトSを用いたいわゆるリング照明により照明光
束を被検眼Eの瞳孔中心を通る撮影光束と分離し
ている。 しかしながらこのようなメニスカス・タイプの
対物レンズでは画角は約30゜が限度であり広角化
は望めなかつた。 対物レンズを広角化するためには、屈折力を負
担するために必然的に多くのレンズ、即ち多くの
屈折面が必要となるが、上述の例のごとく、照明
光のうちの各レンズ面での反射光の除去が不可欠
である。このため各レンズ面ごとに、その面での
反射像位置に黒点を設けることとすると、面の数
だけ黒点が存在することになり、本来必要な被検
眼眼底からの反射光自体を遮光してしまう。近
年、レンズ面での反射光をいかに効率良く除去す
るかについて種々提案されているが、未だ十分な
ものは得られなかつた。 本発明の目的は、レンズ面での反射光が十分に
除去され、より広画角の範囲で眼底を観察或は撮
影することのできる眼底観察及び撮影用光学系を
提供することにある。 本発明による眼底観察及び撮影用光学系は、主
正レンズ成分と、該主正レンズ成分の被検眼側に
設けられた少なくとも1個の正レンズ成分とを含
む対物レンズと、該対物レンズを通して被検眼の
眼底へ照明光を供給するために該対物レンズの光
軸に対して斜設された孔開き反射鏡を含む照明光
学系とを有するものであつて、該被検眼側の少な
くとも1個の正レンズ成分それぞれの被検眼側の
レンズ面による前記孔開き反射鏡の開口部の反射
像位置を、前記主正レンズ成分の被検眼側のレン
ズ面による前記孔開き反射鏡の開口部の反射像が
形成される第1位置P1にほぼ合致させるととも
に、前記被検眼側の少なくとも1個の正レンズ成
分それぞれの孔開き反射鏡側の面による該孔開き
反射鏡の開口部の反射像位置を、前記第1位置よ
りも被検眼側の第2位置P2にほぼ合致させたも
のである。そして、第1位置又は該第1位置と共
役な照明光学系内の位置に黒点を設け、第2位置
又は該第2位置と共役な前記照明光学系内の位置
に別の黒点を設けることによつて、対物レンズの
レンズ面で反射される有害光を良好に除去するこ
ととしたものである。すなわち、本発明において
は、対物レンズの広角化のために必要な多数の屈
折力分担面のうち、各レンズの空気と接するレン
ズ面が被検眼側である面での有害反射光を第1位
置P1に投影される黒点によつて除去し、また各
レンズの空気と接するレンズ面が孔開き反射鏡側
である面での有害反射光を第2位置P2に投影さ
れる黒点によつて除去することとしたものです。
換言すれば、広画角対物レンズに必要となる多数
の屈折力分担面に対して、各レンズの空気と接す
る屈折面が被検眼側であるか孔開き反射鏡側であ
るかによつて二分し、それぞれによる孔開き反射
鏡開口の像位置を第1位置と第2位置とに一致さ
せることとし、効率良く有害反射光の除去を可能
としたものであります。 以下、本発明の実施例について説明する。第2
図、第3図は本発明による対物レンズの第1、第
2実施例のレンズ構成図であり、説明を簡単にす
るためにここではレンズの貼合せ面を図示せず、
また、眼底カメラの光学系のうち、被検眼と孔開
き反射鏡とのみを図示した。 第2図の第1実施例は主正レンズとして両凸タ
イプのレンズを用い、これに正の屈折力を持つレ
ンズとして被検眼側に凹面を向けた正メニスカス
レンズを組み合せたものである。各レンズ面を被
検眼側から順にr1,r2,r3,r4とすると、レンズ
面番号で奇数番号の面、すなわち各レンズの被検
眼側の面で反射された光が孔あき反射鏡側に射出
して孔開き反射鏡の開口部の反射像を形成する
が、その反射像位置を孔あき反射鏡側の点P1の
第1位置に一致するよう、又はその近傍に位置す
るようにこれらの面の曲率を決定し、同様に偶数
番号の面、すなわち各レンズの孔あき反射鏡側の
面によつてできる照明系の反射像がすべて点P1
より被検眼側の点P2の第2位置に一致、又はそ
の近傍に位置するようにこの側のレンズ面の曲率
が決定されている。 第3図に示した第2の実施例は、主正レンズ成
分として第1図に示したごとき従来のメニスカ
ス・タイプのレンズを用い、この被検眼側に正の
屈折力を持つ2つのレンズとして被検眼側に凹面
を向けた正メニスカスレンズと両凸レンズとを組
み合わせたものである。被検眼側から順に各面を
r1,r2……,r6とすると、最終面r6の曲率中心を
孔あき反射鏡が光軸と交わる点に位置させている
ため、従来のメニスカスタイプの場合と同様に、
照明光のうちこの面r6で反射する光が孔開き反射
鏡の開口部を通過して撮影光路に混入することは
無い。そして、r1からr5のうち奇数番目の面、す
なわち各レンズで被検眼側のレンズ面による反射
像位置を第1実施例と同様に2つの点P1,P2の
うち孔開き反射鏡側の点P1の第1位置に、一方
偶数番号の面は被検眼側の点P2の第2位置に一
致、又はその近傍に位置するように各面の曲率が
決定されている。 このように、レンズ面が被検眼側であるか孔開
き反射鏡側であるかによつて各面による反射像位
置を2ケ所にそれぞれ合致させるという本発明に
おいて、反射像の集中する2ケ所に設定すべき黒
点或は黒点像の大きさは、反射像の大きさ、すな
わち反射像の倍率によつて決定されるため、この
倍率をできる限り小さくすることが必要である。
また、諸種の観点から、以下のごとき条件で2つ
の点P1,P2を設定することが望ましい。すなわ
ち、最も被検眼側のレンズ面頂点から主正レンズ
成分の被検眼側のレンズ頂点までの距離をd1と
し、主正レンズ成分の中心厚をd2とし、主正レン
ズ成分の孔開き反射鏡側のレンズ面頂点を座標原
点Oとし、孔開き反射鏡側を正方向とした時、反
射像の形成される第1位置P1及び第2位置P2ま
での距離p1及びp2をそれぞれ下記の範囲とするこ
とが望ましい。 (i) −1/3d2p1d2 (ii) −(2d1+d2)p2−d1/4−d2 以下にこの条件について説明する。 (i)式の説明 第1反射像位置P1を被検眼側へ移してゆくと、
各レンズ面のうち被検眼側の面、具体的には、第
2図の第1タイプではr3が、第3図の第2タイプ
ではr5と特にr1の曲率半径が小さくなり、それに
伴つて(ii)式の条件との関係でr2も小さくなり、こ
れら各面での屈折力が過大になつて作動距離も短
くなる。上記範囲を越えると、第2、第3図の両
タイプともr1の曲率半径も小さくなり作動距離の
極端に短いことと相俟つて眼球を覆うようになり
実際上使用できないものになる。逆に、第1反射
像位置P1を孔開き反射鏡側へ移していくと、第
2図の第1タイプではr1の曲率半径が小さくなる
が、この面での反射像倍率が大きくなり、第3図
の第2タイプではr5が大になるとともにr1,r3,
r4も大となつて反射像倍率が大きくなる。上記範
囲を越えると、大きな黒点が必要となり観察視野
内に黒点の影が生じ実用にならなくなつてしま
う。また、第1位置P1の孔開き反射鏡側への移
動は、眼底像の位置、特に正視又は遠視の眼底像
位置に及ぶようになることや、各レンズ面の屈折
力が小さくなつて広い画角に対応できなくなる点
からも上記範囲であることが望ましい。 (ii)式の説明 第2黒点像の位置P2を被検眼側へ移してゆく
と、各レンズの孔開き反射鏡側の面(第2図の第
1タイプではr2と特にr4、第3図の第2タイプで
はr2及びr4)の曲率半径が大となり、これらのレ
ンズ面で反射する光線による孔開き反射鏡の開孔
部の像が大きくなり、反射光を遮光するのに要す
る黒点も大きなものとなつてくる。そして上記範
囲を越えると、これらレンズ面での反射像倍率が
0.8〜0.9を越えるものになり、大きい黒点を必要
とし、視野中央に大きな黒点の影を生ずることに
なる。また、第2、第3図の両タイプとも、各レ
ンズ面の屈折力が小さくなつて広い画角を維持す
ることが難しくなる。逆に、第2位置P2を孔開
き反射鏡側へ移していくと、各レンズで孔開き反
射鏡側の面(第2図の第1タイプではr2、第3図
の第2タイプではr4及び特にr2)の曲率半径が小
さくなり、これらの面での屈折力が過大なものと
なつて作動距離も短くなる。上記範囲を越えると
第2、第3図の両タイプともr1の曲率半径が小さ
くなり作動距離の極端に短いことと相俟つて眼球
を覆うようになり実際上使用できないものにな
る。また共役黒点像位置は一般的には強度の近視
眼の眼底像位置にあるため、撮影頻度の高い正視
や弱い近視眼撮影時にはデフオーカスにより黒点
像が目立たないが、上記範囲を越えると、正視
眼、更に、遠視眼の眼底像位置付近に位置するた
め、明瞭な黒点が撮影される頻度が高くなり眼底
像の観察に支障をきたす。 以上各レンズの被検眼側のレンズ面と孔開き反
射鏡側のレンズ面とについて、それぞれによる反
射像の位置P1,P2に関する望ましい条件を述べ
てきたが、実際には、色収差を良好に補正するた
めに、レンズ成分のいずれかに貼合せ面を設ける
ことが必要となる。この貼合せ面で反射される光
線をも除去するために、この貼合せ面による孔開
き反射鏡の開口部の反射像位置をも、上記点P1
或は点P2に一致するように貼合せ面の曲率を選
べば良く、色収差等との兼ね合いで決定される。
具体的には、第1実施例として第2図に示した第
1タイプでは、第4図に示すごとく、両凸の主正
レンズに2つの貼合せ面、すなわち反射鏡側に凸
面を向けた貼合せ面r30と反射鏡側に凹面を向け
た貼合せ面r31とを設け、前者r30による反射像位
置が点P2に、後者r31による反射像位置が点P1に
それぞれ合致するように構成されている。また、
第2実施例として第3図に示した第2タイプで
は、第5図に示したごとく、メニスカス形状の主
正レンズ成分に反射鏡側に凸面を向けた貼合せ面
r51を設け、この貼合せ面による反射像位置が点
P1に合致するように構成されている。第4図及
び第5図においては、各面で反射された反射光の
うち貼合せ面で反射される光線のみを点線で示し
た。空気と接する面での反射光の様子は、第2
図、第3図のとおりである。 これら、色収差補正のための貼合せ面について
は、さらに以下のように反射像位置を考慮して決
定することが望ましい。 第4図のごとき第1タイプにおいてP1を孔開
き反射鏡側へ、またP2を被検眼側へ、それぞれ
移して行く場合並びに第5図のごとき第2タイプ
においてP1を被検眼側へ移動させて行く場合、
r30,r31及びr51の曲率半径がいずれも大きくなつ
てくるが、この方向での制約は特にない。第5図
の第2タイプではr51による反射像位置を、P2の
位置になるようにr51の曲率半径を決定すること
も可能であるが、この場合には反射像倍率も大き
く、又色収差補正の観点から難しい。 逆に、第4図の第1タイプにおいて、P1を被
検眼側へまたP2を孔開き反射鏡側へ、並びに第
5図の第2タイプではP1を孔開き反射鏡側へ移
してくると、上述とは逆にr30,r31,r51の曲率半
径が小さくなつてくる。r30については上記範囲
であれば特に問題ないが、r31ではP1の位置は約
−1/4d2迄が、すなわち、−1/4d2P1d2である ことがより望ましい。また、第5図の第2タイプ
におけるr51については、P1の位置は−1/10d2位 迄、すなわち、−1/3d2P1−1/10d2と範囲を狭 くとることがより望ましい。 さらに、第4図の第1タイプのごとく、最終レ
ンズ群中に、孔開き反射鏡側に凹面を向けた貼合
せ面r31が存在する場合、この面の曲率半径をあ
まり小さくすると、照明光がこの面で2回反射さ
れて孔開き反射鏡の開口部を通過してしまう恐れ
があり、この点からもP1は上記の範囲にするこ
とが望ましい。 上記の範囲を越えると極端に曲率半径が小さく
なり有効径も十分とれないようになり、現実には
十分良好な性能のものを達成することは難しくな
る。 上記各実施例においては、第7図に示すごと
く、反射像位置の点P1及びP2とリレーレンズL2
に関して実の共役関係となる位置をそれぞれ照明
系内に求め、各共役位置P′1,P′2に各レンズ面か
らの反射光を充分遮光できる大きさの黒点を配設
し、これによつて撮影光束中に反射光が混入する
のを防ぐ構成としている。なお、反射像位置の点
P1,P2において、各面の反射像が全て実の共役
関係にある時には、対物レンズのその共役位置に
実の黒点を置いても同じ効果が得られることはい
うまでもない。 以下に、第4図に示した第1タイプとしての第
1実施例及び第5図に示した第2タイプとしての
第2実施例の諸元を示す。ただし、諸元表におい
て、d0は被検眼と対物レンズの第1面r1の頂点と
の距離すなわち作動距離を表わし、第1実施例に
ついてのd6及び第2実施例においてのd7は、それ
ぞれ対物レンズの最終面と孔開き反射鏡の開口部
の中心との距離を表わす。第1実施例及び第2実
施例は、共に80゜という広い画角を有する対物レ
ンズである。
特にその光学系に関する。 眼底を観察/撮影する光学系で対物レンズを照
明光学系と観察/撮影光学系に共用する方式のも
のでは、照明光学系の対物レンズ面による反射光
を観察/撮影光束に混入すると眼底像の画質を著
しく劣化する。このために従来より種々の工夫が
なされてきたが、レンズ面の曲率やレンズ枚数が
反射光除去のために制約され、広い画角にわたつ
て観察/撮影できる対物レンズを設計することは
極めて困難であつた。 第1図に示したものは、従来より広く用いられ
ているメニスカス・タイプの対物レンズを使用し
た眼底撮影光学系の例である。第1図において、
Eは被検眼、Cは角膜、L0はメニスカス・タイ
プの対物レンズ、Mは孔開き反射鏡、L1は撮影
系のリレーレンズ、Fはフイルム面を示す。照明
ランプlはコンデンサレンズL3を介してリング
スリツトSを照明する。このリングスリツトSは
照明系のリレーレンズL2によつて光軸に対して
斜設された孔あき反射鏡Mの位置に一旦結像し、
この孔あき反射鏡Mを介し更に対物レンズL0に
より被検眼Eの角膜C上に結像して眼底を照明す
る。被検眼Eの眼底を発した光束は瞳孔中心部を
経て対物レンズL0によつて一旦倒立の眼底中間
像Iを形成し孔あき反射鏡Mの開口部を通つて撮
影系リレーレンズL1により正立の眼底像をフイ
ルム面F上に形成する。 このメニスカス・タイプの対物レンズL0では
第2面r2の曲率中心を孔あき反射鏡が光軸と交わ
る位置としてあるため、中心位置から発する光束
はr2面で反射すると同一光路を戻つてくる。 すなわち孔あき反射鏡Mが光軸と交わる位置は
対物レンズL0の第2面r2の反射面に関しては等倍
で実の共役関係にあるから、リング照明のように
照明光束と撮影光束が分離していれば第2面r2に
よる照明系の反射光が撮影光束に混入することは
無い。被検眼側の面である対物レンズL0の第1
面r1ではこの面による照明系の反射光が第2面r2
の頂点付近に集まるように第1面r1の曲率が決定
されており、孔あき反射鏡Mの開口部を通過する
反射光を遮光するのに充分な大きさの黒点Pを第
2面r2の頂点付近に配設することによつてこの面
の反射光を除去することができる。対物レンズの
第2面r2の頂点付近に実の黒点Pを置く代わりに
第1図示のごとく照明系内にその共役な位置を求
めその位置に黒点P′を置いても反射光が除去でき
ることはもちろんである。 また、周知のごとく被検眼Eの角膜面Cによつ
て生じる反射光の混入を防ぐために、リングスリ
ツトSを用いたいわゆるリング照明により照明光
束を被検眼Eの瞳孔中心を通る撮影光束と分離し
ている。 しかしながらこのようなメニスカス・タイプの
対物レンズでは画角は約30゜が限度であり広角化
は望めなかつた。 対物レンズを広角化するためには、屈折力を負
担するために必然的に多くのレンズ、即ち多くの
屈折面が必要となるが、上述の例のごとく、照明
光のうちの各レンズ面での反射光の除去が不可欠
である。このため各レンズ面ごとに、その面での
反射像位置に黒点を設けることとすると、面の数
だけ黒点が存在することになり、本来必要な被検
眼眼底からの反射光自体を遮光してしまう。近
年、レンズ面での反射光をいかに効率良く除去す
るかについて種々提案されているが、未だ十分な
ものは得られなかつた。 本発明の目的は、レンズ面での反射光が十分に
除去され、より広画角の範囲で眼底を観察或は撮
影することのできる眼底観察及び撮影用光学系を
提供することにある。 本発明による眼底観察及び撮影用光学系は、主
正レンズ成分と、該主正レンズ成分の被検眼側に
設けられた少なくとも1個の正レンズ成分とを含
む対物レンズと、該対物レンズを通して被検眼の
眼底へ照明光を供給するために該対物レンズの光
軸に対して斜設された孔開き反射鏡を含む照明光
学系とを有するものであつて、該被検眼側の少な
くとも1個の正レンズ成分それぞれの被検眼側の
レンズ面による前記孔開き反射鏡の開口部の反射
像位置を、前記主正レンズ成分の被検眼側のレン
ズ面による前記孔開き反射鏡の開口部の反射像が
形成される第1位置P1にほぼ合致させるととも
に、前記被検眼側の少なくとも1個の正レンズ成
分それぞれの孔開き反射鏡側の面による該孔開き
反射鏡の開口部の反射像位置を、前記第1位置よ
りも被検眼側の第2位置P2にほぼ合致させたも
のである。そして、第1位置又は該第1位置と共
役な照明光学系内の位置に黒点を設け、第2位置
又は該第2位置と共役な前記照明光学系内の位置
に別の黒点を設けることによつて、対物レンズの
レンズ面で反射される有害光を良好に除去するこ
ととしたものである。すなわち、本発明において
は、対物レンズの広角化のために必要な多数の屈
折力分担面のうち、各レンズの空気と接するレン
ズ面が被検眼側である面での有害反射光を第1位
置P1に投影される黒点によつて除去し、また各
レンズの空気と接するレンズ面が孔開き反射鏡側
である面での有害反射光を第2位置P2に投影さ
れる黒点によつて除去することとしたものです。
換言すれば、広画角対物レンズに必要となる多数
の屈折力分担面に対して、各レンズの空気と接す
る屈折面が被検眼側であるか孔開き反射鏡側であ
るかによつて二分し、それぞれによる孔開き反射
鏡開口の像位置を第1位置と第2位置とに一致さ
せることとし、効率良く有害反射光の除去を可能
としたものであります。 以下、本発明の実施例について説明する。第2
図、第3図は本発明による対物レンズの第1、第
2実施例のレンズ構成図であり、説明を簡単にす
るためにここではレンズの貼合せ面を図示せず、
また、眼底カメラの光学系のうち、被検眼と孔開
き反射鏡とのみを図示した。 第2図の第1実施例は主正レンズとして両凸タ
イプのレンズを用い、これに正の屈折力を持つレ
ンズとして被検眼側に凹面を向けた正メニスカス
レンズを組み合せたものである。各レンズ面を被
検眼側から順にr1,r2,r3,r4とすると、レンズ
面番号で奇数番号の面、すなわち各レンズの被検
眼側の面で反射された光が孔あき反射鏡側に射出
して孔開き反射鏡の開口部の反射像を形成する
が、その反射像位置を孔あき反射鏡側の点P1の
第1位置に一致するよう、又はその近傍に位置す
るようにこれらの面の曲率を決定し、同様に偶数
番号の面、すなわち各レンズの孔あき反射鏡側の
面によつてできる照明系の反射像がすべて点P1
より被検眼側の点P2の第2位置に一致、又はそ
の近傍に位置するようにこの側のレンズ面の曲率
が決定されている。 第3図に示した第2の実施例は、主正レンズ成
分として第1図に示したごとき従来のメニスカ
ス・タイプのレンズを用い、この被検眼側に正の
屈折力を持つ2つのレンズとして被検眼側に凹面
を向けた正メニスカスレンズと両凸レンズとを組
み合わせたものである。被検眼側から順に各面を
r1,r2……,r6とすると、最終面r6の曲率中心を
孔あき反射鏡が光軸と交わる点に位置させている
ため、従来のメニスカスタイプの場合と同様に、
照明光のうちこの面r6で反射する光が孔開き反射
鏡の開口部を通過して撮影光路に混入することは
無い。そして、r1からr5のうち奇数番目の面、す
なわち各レンズで被検眼側のレンズ面による反射
像位置を第1実施例と同様に2つの点P1,P2の
うち孔開き反射鏡側の点P1の第1位置に、一方
偶数番号の面は被検眼側の点P2の第2位置に一
致、又はその近傍に位置するように各面の曲率が
決定されている。 このように、レンズ面が被検眼側であるか孔開
き反射鏡側であるかによつて各面による反射像位
置を2ケ所にそれぞれ合致させるという本発明に
おいて、反射像の集中する2ケ所に設定すべき黒
点或は黒点像の大きさは、反射像の大きさ、すな
わち反射像の倍率によつて決定されるため、この
倍率をできる限り小さくすることが必要である。
また、諸種の観点から、以下のごとき条件で2つ
の点P1,P2を設定することが望ましい。すなわ
ち、最も被検眼側のレンズ面頂点から主正レンズ
成分の被検眼側のレンズ頂点までの距離をd1と
し、主正レンズ成分の中心厚をd2とし、主正レン
ズ成分の孔開き反射鏡側のレンズ面頂点を座標原
点Oとし、孔開き反射鏡側を正方向とした時、反
射像の形成される第1位置P1及び第2位置P2ま
での距離p1及びp2をそれぞれ下記の範囲とするこ
とが望ましい。 (i) −1/3d2p1d2 (ii) −(2d1+d2)p2−d1/4−d2 以下にこの条件について説明する。 (i)式の説明 第1反射像位置P1を被検眼側へ移してゆくと、
各レンズ面のうち被検眼側の面、具体的には、第
2図の第1タイプではr3が、第3図の第2タイプ
ではr5と特にr1の曲率半径が小さくなり、それに
伴つて(ii)式の条件との関係でr2も小さくなり、こ
れら各面での屈折力が過大になつて作動距離も短
くなる。上記範囲を越えると、第2、第3図の両
タイプともr1の曲率半径も小さくなり作動距離の
極端に短いことと相俟つて眼球を覆うようになり
実際上使用できないものになる。逆に、第1反射
像位置P1を孔開き反射鏡側へ移していくと、第
2図の第1タイプではr1の曲率半径が小さくなる
が、この面での反射像倍率が大きくなり、第3図
の第2タイプではr5が大になるとともにr1,r3,
r4も大となつて反射像倍率が大きくなる。上記範
囲を越えると、大きな黒点が必要となり観察視野
内に黒点の影が生じ実用にならなくなつてしま
う。また、第1位置P1の孔開き反射鏡側への移
動は、眼底像の位置、特に正視又は遠視の眼底像
位置に及ぶようになることや、各レンズ面の屈折
力が小さくなつて広い画角に対応できなくなる点
からも上記範囲であることが望ましい。 (ii)式の説明 第2黒点像の位置P2を被検眼側へ移してゆく
と、各レンズの孔開き反射鏡側の面(第2図の第
1タイプではr2と特にr4、第3図の第2タイプで
はr2及びr4)の曲率半径が大となり、これらのレ
ンズ面で反射する光線による孔開き反射鏡の開孔
部の像が大きくなり、反射光を遮光するのに要す
る黒点も大きなものとなつてくる。そして上記範
囲を越えると、これらレンズ面での反射像倍率が
0.8〜0.9を越えるものになり、大きい黒点を必要
とし、視野中央に大きな黒点の影を生ずることに
なる。また、第2、第3図の両タイプとも、各レ
ンズ面の屈折力が小さくなつて広い画角を維持す
ることが難しくなる。逆に、第2位置P2を孔開
き反射鏡側へ移していくと、各レンズで孔開き反
射鏡側の面(第2図の第1タイプではr2、第3図
の第2タイプではr4及び特にr2)の曲率半径が小
さくなり、これらの面での屈折力が過大なものと
なつて作動距離も短くなる。上記範囲を越えると
第2、第3図の両タイプともr1の曲率半径が小さ
くなり作動距離の極端に短いことと相俟つて眼球
を覆うようになり実際上使用できないものにな
る。また共役黒点像位置は一般的には強度の近視
眼の眼底像位置にあるため、撮影頻度の高い正視
や弱い近視眼撮影時にはデフオーカスにより黒点
像が目立たないが、上記範囲を越えると、正視
眼、更に、遠視眼の眼底像位置付近に位置するた
め、明瞭な黒点が撮影される頻度が高くなり眼底
像の観察に支障をきたす。 以上各レンズの被検眼側のレンズ面と孔開き反
射鏡側のレンズ面とについて、それぞれによる反
射像の位置P1,P2に関する望ましい条件を述べ
てきたが、実際には、色収差を良好に補正するた
めに、レンズ成分のいずれかに貼合せ面を設ける
ことが必要となる。この貼合せ面で反射される光
線をも除去するために、この貼合せ面による孔開
き反射鏡の開口部の反射像位置をも、上記点P1
或は点P2に一致するように貼合せ面の曲率を選
べば良く、色収差等との兼ね合いで決定される。
具体的には、第1実施例として第2図に示した第
1タイプでは、第4図に示すごとく、両凸の主正
レンズに2つの貼合せ面、すなわち反射鏡側に凸
面を向けた貼合せ面r30と反射鏡側に凹面を向け
た貼合せ面r31とを設け、前者r30による反射像位
置が点P2に、後者r31による反射像位置が点P1に
それぞれ合致するように構成されている。また、
第2実施例として第3図に示した第2タイプで
は、第5図に示したごとく、メニスカス形状の主
正レンズ成分に反射鏡側に凸面を向けた貼合せ面
r51を設け、この貼合せ面による反射像位置が点
P1に合致するように構成されている。第4図及
び第5図においては、各面で反射された反射光の
うち貼合せ面で反射される光線のみを点線で示し
た。空気と接する面での反射光の様子は、第2
図、第3図のとおりである。 これら、色収差補正のための貼合せ面について
は、さらに以下のように反射像位置を考慮して決
定することが望ましい。 第4図のごとき第1タイプにおいてP1を孔開
き反射鏡側へ、またP2を被検眼側へ、それぞれ
移して行く場合並びに第5図のごとき第2タイプ
においてP1を被検眼側へ移動させて行く場合、
r30,r31及びr51の曲率半径がいずれも大きくなつ
てくるが、この方向での制約は特にない。第5図
の第2タイプではr51による反射像位置を、P2の
位置になるようにr51の曲率半径を決定すること
も可能であるが、この場合には反射像倍率も大き
く、又色収差補正の観点から難しい。 逆に、第4図の第1タイプにおいて、P1を被
検眼側へまたP2を孔開き反射鏡側へ、並びに第
5図の第2タイプではP1を孔開き反射鏡側へ移
してくると、上述とは逆にr30,r31,r51の曲率半
径が小さくなつてくる。r30については上記範囲
であれば特に問題ないが、r31ではP1の位置は約
−1/4d2迄が、すなわち、−1/4d2P1d2である ことがより望ましい。また、第5図の第2タイプ
におけるr51については、P1の位置は−1/10d2位 迄、すなわち、−1/3d2P1−1/10d2と範囲を狭 くとることがより望ましい。 さらに、第4図の第1タイプのごとく、最終レ
ンズ群中に、孔開き反射鏡側に凹面を向けた貼合
せ面r31が存在する場合、この面の曲率半径をあ
まり小さくすると、照明光がこの面で2回反射さ
れて孔開き反射鏡の開口部を通過してしまう恐れ
があり、この点からもP1は上記の範囲にするこ
とが望ましい。 上記の範囲を越えると極端に曲率半径が小さく
なり有効径も十分とれないようになり、現実には
十分良好な性能のものを達成することは難しくな
る。 上記各実施例においては、第7図に示すごと
く、反射像位置の点P1及びP2とリレーレンズL2
に関して実の共役関係となる位置をそれぞれ照明
系内に求め、各共役位置P′1,P′2に各レンズ面か
らの反射光を充分遮光できる大きさの黒点を配設
し、これによつて撮影光束中に反射光が混入する
のを防ぐ構成としている。なお、反射像位置の点
P1,P2において、各面の反射像が全て実の共役
関係にある時には、対物レンズのその共役位置に
実の黒点を置いても同じ効果が得られることはい
うまでもない。 以下に、第4図に示した第1タイプとしての第
1実施例及び第5図に示した第2タイプとしての
第2実施例の諸元を示す。ただし、諸元表におい
て、d0は被検眼と対物レンズの第1面r1の頂点と
の距離すなわち作動距離を表わし、第1実施例に
ついてのd6及び第2実施例においてのd7は、それ
ぞれ対物レンズの最終面と孔開き反射鏡の開口部
の中心との距離を表わす。第1実施例及び第2実
施例は、共に80゜という広い画角を有する対物レ
ンズである。
【表】
【表】
第6図に、第5図に示した第2タイプの対物レ
ンズにさらに正レンズを加え、より広角化した場
合の一例を示す。このような場合にも、上述と同
じく、レンズ面が被検眼側か孔開き反射鏡側かで
それぞれにおける反射像を点P1とP2との2個所
に分けて集中させ、これら2ケ所に黒点を設ける
ことによつて、きわめて広画角でありながらレン
ズ面での有害な反射光を十分に遮光することがで
きる。第4図に示した第1タイプの構成において
も同様に上記の関係を保ちつつ正レンズを加える
ことによつて広角化が可能である。そして、両タ
イプにおいて正レンズの数を一層増しより広角化
することも可能ではあるが、一般的には作動距離
が短くなるためにレンズ枚数は自ら制約されるこ
とになる。 以上のごとき本発明の構成によれば、対物レン
ズの広角化のために必要な実質的屈折力を分担す
る空気と接するレンズ面のうち、各レンズの被検
眼側レンズ面(第2図の第1タイプではr1,r3;
第3図の第2タイプではr1,r3,r5)での有害反
射光を第1位置P1に投影される黒点によつて除
去し、また実質的屈折力を分担する空気と接する
レンズ面のうち、各レンズの孔開き反射鏡側レン
ズ面(第2図の第1タイプではr2,r4;第3図の
第2タイプでもr2,r4)での有害反射光を第2位
置P2に投影される黒点によつて除去するため、
レンズ枚数が増しても各レンズ面での反射光を十
分遮光することができ、極めて広画角でありなが
ら優れた観察像及び撮影像を得ることができる。
ンズにさらに正レンズを加え、より広角化した場
合の一例を示す。このような場合にも、上述と同
じく、レンズ面が被検眼側か孔開き反射鏡側かで
それぞれにおける反射像を点P1とP2との2個所
に分けて集中させ、これら2ケ所に黒点を設ける
ことによつて、きわめて広画角でありながらレン
ズ面での有害な反射光を十分に遮光することがで
きる。第4図に示した第1タイプの構成において
も同様に上記の関係を保ちつつ正レンズを加える
ことによつて広角化が可能である。そして、両タ
イプにおいて正レンズの数を一層増しより広角化
することも可能ではあるが、一般的には作動距離
が短くなるためにレンズ枚数は自ら制約されるこ
とになる。 以上のごとき本発明の構成によれば、対物レン
ズの広角化のために必要な実質的屈折力を分担す
る空気と接するレンズ面のうち、各レンズの被検
眼側レンズ面(第2図の第1タイプではr1,r3;
第3図の第2タイプではr1,r3,r5)での有害反
射光を第1位置P1に投影される黒点によつて除
去し、また実質的屈折力を分担する空気と接する
レンズ面のうち、各レンズの孔開き反射鏡側レン
ズ面(第2図の第1タイプではr2,r4;第3図の
第2タイプでもr2,r4)での有害反射光を第2位
置P2に投影される黒点によつて除去するため、
レンズ枚数が増しても各レンズ面での反射光を十
分遮光することができ、極めて広画角でありなが
ら優れた観察像及び撮影像を得ることができる。
第1図は従来の眼底撮影光学系の例である。第
2図、第3図は本発明による対物レンズの第1、
第2実施例のレンズ構成図である。第4図は第1
実施例での色収差補正用の貼合せ面をもつ対物レ
ンズ、第5図は第2実施例での色収差補正用貼合
せ面をもつ対物レンズ、第6図は第5図の対物レ
ンズにさらに正レンズを加えた場合の例、第7図
は第4図の対物レンズを使用した眼底観察及び撮
影用光学系の例である。 〔主要部分の符号の説明〕 M……孔あき反射
鏡、P1……孔あき反射鏡Mの開口部の反射像が
被検眼側のレンズ面によつて形成される位置、
P2……孔あき反射鏡Mの開口部の反射像が孔開
き反射鏡側のレンズ面によつて形成される位置。
2図、第3図は本発明による対物レンズの第1、
第2実施例のレンズ構成図である。第4図は第1
実施例での色収差補正用の貼合せ面をもつ対物レ
ンズ、第5図は第2実施例での色収差補正用貼合
せ面をもつ対物レンズ、第6図は第5図の対物レ
ンズにさらに正レンズを加えた場合の例、第7図
は第4図の対物レンズを使用した眼底観察及び撮
影用光学系の例である。 〔主要部分の符号の説明〕 M……孔あき反射
鏡、P1……孔あき反射鏡Mの開口部の反射像が
被検眼側のレンズ面によつて形成される位置、
P2……孔あき反射鏡Mの開口部の反射像が孔開
き反射鏡側のレンズ面によつて形成される位置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 主正レンズ成分と、該主正レンズ成分の被検
眼側に設けられた少なくとも1個の正レンズ成分
とを含む対物レンズと、該対物レンズを通して被
検眼の眼底へ照明光を供給するために該対物レン
ズの光軸に対して斜設された孔開き反射鏡を含む
照明光学系とを有する眼底観察及び撮影用光学系
において、 前記被検眼側の少なくとも1個の正レンズ成分
それぞれの被検眼側のレンズ面による前記孔開き
反射鏡の開口部の反射像位置を、前記主正レンズ
成分の被検眼側のレンズ面による前記孔開き反射
鏡の開口部の反射像が形成される第1位置にほぼ
合致させるとともに、前記被検眼側の少なくとも
1個の正レンズ成分それぞれの前記孔開き反射鏡
側の面による前記孔開き反射鏡の開口部の反射像
位置を、前記第1位置よりも被検眼側の第2位置
にほぼ合致させ、前記第1位置又は該第1位置と
共役な前記照明光学系内の位置に黒点を設け、前
記第2位置又は該第2位置と共役な前記照明光学
系内の位置に別の黒点を設け、 前記対物レンズを構成するレンズの実質的屈折
力を分担する空気と接するレンズ面のうち、複数
の被検眼側レンズ面での有害反射光を前記第1位
置P1に投影される黒点によつて除去すると共に、
該対物レンズを構成するレンズの実質的屈折力を
分担する空気と接するレンズ面のうち、複数の孔
開き反射鏡側レンズ面での有害反射光を前記第2
位置P2に投影される黒点によつて除去すること
を特徴とする眼底観察及び撮影用光学系。 2 特許請求の範囲第1項記載の眼底観察及び撮
影用光学系において、 前記被検眼側の少なくとも1個の正レンズ成分
の最も被検眼側のレンズ面頂点から前記主正レン
ズ成分の被検眼側のレンズ面頂点までの距離を
d1、該主正レンズ成分の中心厚をd2とし、該主正
レンズ成分の孔開き反射鏡側のレンズ面頂点を座
標原点とし、孔開き反射鏡側を正方向とする時、
前記第1位置までの距離p1及び前記第2位置まで
の距離p2をそれぞれ (i) −1/3d2p1d2 (ii) −(2d1+d2)p2−d1/4−d2 の条件を満たすごとく構成したことを特徴とする
眼底観察及び撮影用光学系。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16764579A JPS5691729A (en) | 1979-12-25 | 1979-12-25 | Optical system for examinating and photographing eyeground |
| US06/214,043 US4423932A (en) | 1979-12-25 | 1980-12-08 | Eye fundus observing and photographing optical system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16764579A JPS5691729A (en) | 1979-12-25 | 1979-12-25 | Optical system for examinating and photographing eyeground |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5691729A JPS5691729A (en) | 1981-07-24 |
| JPH0120896B2 true JPH0120896B2 (ja) | 1989-04-19 |
Family
ID=15853599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16764579A Granted JPS5691729A (en) | 1979-12-25 | 1979-12-25 | Optical system for examinating and photographing eyeground |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4423932A (ja) |
| JP (1) | JPS5691729A (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60254012A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-14 | Tokyo Optical Co Ltd | 眼底カメラの光学系 |
| JP3035336B2 (ja) * | 1990-11-27 | 2000-04-24 | 興和株式会社 | 血流測定装置 |
| JPH04210042A (ja) * | 1990-12-11 | 1992-07-31 | Topcon Corp | 蛍光撮影用眼底カメラ |
| WO1998043533A1 (en) * | 1997-04-01 | 1998-10-08 | Johns Hopkins University | A system for imaging an ocular fundus semi-automatically at high resolution and wide field |
| CN1157153C (zh) | 1998-11-24 | 2004-07-14 | 威尔驰阿林公司 | 不扩瞳观察视网膜检眼装置 |
| US6637882B1 (en) * | 1998-11-24 | 2003-10-28 | Welch Allyn, Inc. | Eye viewing device for retinal viewing through undilated pupil |
| CA2544183A1 (en) * | 2003-10-28 | 2005-05-19 | Welch Allyn, Inc. | Digital documenting ophthalmoscope |
| EP2164383A4 (en) * | 2007-06-15 | 2011-05-04 | Norbert Massie | METHOD AND APPARATUS FOR IMAGING A SMALL ANIMAL IL |
| CN115363519A (zh) * | 2016-08-31 | 2022-11-22 | 株式会社尼康 | 基于手机的眼底相机的广角光瞳中继器 |
| CN111035361B (zh) * | 2019-12-28 | 2022-06-21 | 重庆贝奥新视野医疗设备有限公司 | 一种眼底相机成像和照明系统 |
| KR102313856B1 (ko) * | 2020-04-01 | 2021-10-19 | 인더스마트 주식회사 | 안과용 광학 영상 시스템 및 이를 포함하는 광학 영상 촬영 장치 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2532558C2 (de) * | 1975-07-21 | 1983-03-03 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Schaltungsanordnung für ein Remanenzrelais |
| JPS52141094A (en) | 1976-05-19 | 1977-11-25 | Canon Kk | Dental wide angle objective lens |
| JPS52150645A (en) | 1976-06-09 | 1977-12-14 | Canon Inc | Objective lens for opthalmology |
| JPS54148091U (ja) * | 1978-04-06 | 1979-10-15 | ||
| JPS5591336A (en) | 1978-12-29 | 1980-07-10 | Nippon Chemical Ind | Optical system for observing and photographing eyeground |
-
1979
- 1979-12-25 JP JP16764579A patent/JPS5691729A/ja active Granted
-
1980
- 1980-12-08 US US06/214,043 patent/US4423932A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5691729A (en) | 1981-07-24 |
| US4423932A (en) | 1984-01-03 |
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