JPH01219070A - 焼結体の製造方法 - Google Patents
焼結体の製造方法Info
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- JPH01219070A JPH01219070A JP63043824A JP4382488A JPH01219070A JP H01219070 A JPH01219070 A JP H01219070A JP 63043824 A JP63043824 A JP 63043824A JP 4382488 A JP4382488 A JP 4382488A JP H01219070 A JPH01219070 A JP H01219070A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、成形体から有機バインダを除去して作る焼結
体の製造方法に関する。
体の製造方法に関する。
一般に、セラミックス焼結製品はセラミックス粉末原料
と焼結助剤と有機バインダを主成分とする混合物を、金
型のキャビティ内へ加圧成形した後、その成形体中に残
留する有機バインダを蒸発あるいは熱分解により除去し
てセラミックス脱脂体を作り、この脱脂した成形体を焼
結して得られる。
と焼結助剤と有機バインダを主成分とする混合物を、金
型のキャビティ内へ加圧成形した後、その成形体中に残
留する有機バインダを蒸発あるいは熱分解により除去し
てセラミックス脱脂体を作り、この脱脂した成形体を焼
結して得られる。
成形体を作成する前の前記混合物の中に、有機バインダ
を添加する目的は、非流動性のセラミックス粉末に流動
性を付与し、混合物の流動性を向上させることにある。
を添加する目的は、非流動性のセラミックス粉末に流動
性を付与し、混合物の流動性を向上させることにある。
従って、有機バインダの占める割合が高い混合物は流動
性に優れる。
性に優れる。
混合物中の有機バインダの量は成形しようとする製品の
形状、大きさ、肉厚等で異なる。一般に。
形状、大きさ、肉厚等で異なる。一般に。
製品形状が複雑で且つ肉薄であると、金型のキャビティ
内へ混合物が充填されるとき、混合物の流動抵抗が大き
くなるので、このような形状の製品を作る場合、バイン
ダ量の多い混合物を使用する必要がある。一方、成形体
に含まれる有機バインダ量が多いと、加熱により有機バ
インダを蒸発あるいは熱分解して除去するとき、脱脂処
理時間が長くなる。
内へ混合物が充填されるとき、混合物の流動抵抗が大き
くなるので、このような形状の製品を作る場合、バイン
ダ量の多い混合物を使用する必要がある。一方、成形体
に含まれる有機バインダ量が多いと、加熱により有機バ
インダを蒸発あるいは熱分解して除去するとき、脱脂処
理時間が長くなる。
次に、有機バインダ量の多い混合物を使用して成形体を
作る射出成形体の脱脂工程の1例を以下に説明する。勿
論、成形体の形状、大きさ、肉薄によっても異なるが、
一般的には成形体を加熱する速度は通常おおよそ1〜b た、脱脂時の最高加熱温度は400〜700℃であるの
で、脱脂処理に、55〜550時間を必要とする。一方
、肉厚が25w11以上の成形体では加熱による除去法
では550時間以上の脱脂処理時間が必要である。この
ため、脱脂工程を短縮するための工夫が種々提案されて
いる。それは次の3つに大別される。
作る射出成形体の脱脂工程の1例を以下に説明する。勿
論、成形体の形状、大きさ、肉薄によっても異なるが、
一般的には成形体を加熱する速度は通常おおよそ1〜b た、脱脂時の最高加熱温度は400〜700℃であるの
で、脱脂処理に、55〜550時間を必要とする。一方
、肉厚が25w11以上の成形体では加熱による除去法
では550時間以上の脱脂処理時間が必要である。この
ため、脱脂工程を短縮するための工夫が種々提案されて
いる。それは次の3つに大別される。
(1)加熱雰囲気を制御しながら成形体中の有機バイン
ダを除去する方法。
ダを除去する方法。
(2)有機溶媒により成形体中の有機バインダを除去す
る方法。
る方法。
(3)超臨界流体により成形体中の有機バインダを除去
する方法等である。
する方法等である。
これらの方法について、各項目ごとに代表例を引用して
説明する。先ず(1)の加熱による例としては特開昭5
7−17468号公報がある。これは脱脂工程を、非酸
化性のガスを用いて、少なくとも1気圧より高い高圧ガ
ス下で成形体を加熱することにより行なって、有機バイ
ンダを除去する方法である。具体的にはセラミックス粉
末として粒径44μm以下のアルミナ粉末、有機バイン
ダとしてポリスチレン、ジエチルフタレート、ステアリ
ン酸の混合物をアルミナ粉末を100として20重量部
配合し、これをニーダで樹脂の軟化温度160℃で混練
する。これを冷却してからペレットにした後、射出圧カ
ニ 800kgf/a#、射出温度=180℃、金型温
度:35℃の各条件で射出し、幅10++m、厚さ5f
fI11、長さ50mmの板状試験片を成形した。これ
を10気圧のN2雰囲気下で、室温から50℃までを1
時間かけてゆっくり加熱し、次に50℃から450℃ま
でを昇温速度6℃/hで加熱し、50時間で樹脂を分解
除去し、欠陥のない脱脂体を製造している。また、昇温
速度を大きくし、脱脂時間の短縮を図ろうとすると。
説明する。先ず(1)の加熱による例としては特開昭5
7−17468号公報がある。これは脱脂工程を、非酸
化性のガスを用いて、少なくとも1気圧より高い高圧ガ
ス下で成形体を加熱することにより行なって、有機バイ
ンダを除去する方法である。具体的にはセラミックス粉
末として粒径44μm以下のアルミナ粉末、有機バイン
ダとしてポリスチレン、ジエチルフタレート、ステアリ
ン酸の混合物をアルミナ粉末を100として20重量部
配合し、これをニーダで樹脂の軟化温度160℃で混練
する。これを冷却してからペレットにした後、射出圧カ
ニ 800kgf/a#、射出温度=180℃、金型温
度:35℃の各条件で射出し、幅10++m、厚さ5f
fI11、長さ50mmの板状試験片を成形した。これ
を10気圧のN2雰囲気下で、室温から50℃までを1
時間かけてゆっくり加熱し、次に50℃から450℃ま
でを昇温速度6℃/hで加熱し、50時間で樹脂を分解
除去し、欠陥のない脱脂体を製造している。また、昇温
速度を大きくし、脱脂時間の短縮を図ろうとすると。
成形体が割れたり、膨れたりあるいは変形したりして、
良品ができない旨記述されている。
良品ができない旨記述されている。
(2)の有機溶媒により成形体中の有機バインダを除去
する例としては、特開昭59−27743号公報がある
。これはセラミックス粉末として窒化珪素粉末76.4
wt%、有機バインダとして。
する例としては、特開昭59−27743号公報がある
。これはセラミックス粉末として窒化珪素粉末76.4
wt%、有機バインダとして。
ポリスチレン15.3wt%、ポリエチレン3.8wt
%、ステアリン酸2.8wt%、ジエチルフタレート1
.7wt%をニーダを用い、180℃。
%、ステアリン酸2.8wt%、ジエチルフタレート1
.7wt%をニーダを用い、180℃。
2.5気圧で十分混練し1次いで、3〜5ffI11の
ペレットにした。これを加熱筒温度250℃、射出圧力
1000kg/a#、金型温度50℃にて、幅60m、
長さiooms、厚さ8mの板状、試験片を射出成形し
た。脱脂工程は、試験片を容積2党の蓋付き容器内に満
たした温度15℃の塩化メチレン中に40時間浸漬して
バインダを除去した。有機バインダのうち、ポリエチレ
ンを除いたポリスチレン、ステアリン酸、ジエチルフタ
レートの93%が溶出除去された。有機バインダのうち
ポリエチレンは残留しているので有機バインダ全体とし
ての溶出除去率は35%である。この成形体はクラック
や変形の発生は認められない、しかし、本法では成形体
にポリエチレンが残留しているので、これを窒素雰囲気
下で、室温から1750℃まで200”C/hの昇温速
度で加熱して除去している。
ペレットにした。これを加熱筒温度250℃、射出圧力
1000kg/a#、金型温度50℃にて、幅60m、
長さiooms、厚さ8mの板状、試験片を射出成形し
た。脱脂工程は、試験片を容積2党の蓋付き容器内に満
たした温度15℃の塩化メチレン中に40時間浸漬して
バインダを除去した。有機バインダのうち、ポリエチレ
ンを除いたポリスチレン、ステアリン酸、ジエチルフタ
レートの93%が溶出除去された。有機バインダのうち
ポリエチレンは残留しているので有機バインダ全体とし
ての溶出除去率は35%である。この成形体はクラック
や変形の発生は認められない、しかし、本法では成形体
にポリエチレンが残留しているので、これを窒素雰囲気
下で、室温から1750℃まで200”C/hの昇温速
度で加熱して除去している。
したがって、本法による脱脂時間は溶出除去に要する4
0時間と、加熱による除去時間を加えた合計時間で、長
時間を必要とする。
0時間と、加熱による除去時間を加えた合計時間で、長
時間を必要とする。
(3)の超臨界流体により成形体中の有機バインダを除
去する例としては特開昭61−155265号公報があ
る。これは、セラミックス粉末としてアルミナ粉末10
0重量部に対し、有機バインダとしてオクタデカノール
を15重量部を添加混合し、これを液圧プレスに入れて
700kgf/alで加圧成形し、これを炭酸ガスの超
臨界流体と接触させて脱脂した。脱脂時の炭酸ガスの超
臨界状態の条件は温度45℃、圧力200 kgf/a
&、流体量200Qである。バインダの除去率は70%
で、脱脂時間は2.2時間である。
去する例としては特開昭61−155265号公報があ
る。これは、セラミックス粉末としてアルミナ粉末10
0重量部に対し、有機バインダとしてオクタデカノール
を15重量部を添加混合し、これを液圧プレスに入れて
700kgf/alで加圧成形し、これを炭酸ガスの超
臨界流体と接触させて脱脂した。脱脂時の炭酸ガスの超
臨界状態の条件は温度45℃、圧力200 kgf/a
&、流体量200Qである。バインダの除去率は70%
で、脱脂時間は2.2時間である。
以上が成形体から有機バインダを除去する従来例である
が、上述した3つの方法の中で、最も一般的であるのは
(1)の加熱による除去方法である。
が、上述した3つの方法の中で、最も一般的であるのは
(1)の加熱による除去方法である。
上記した3つの従来技術の課題について、順次述べる。
従来技術(1)の加熱雰囲気を制御しながら、成形体中
の有機バインダを除去する方法では、脱脂時間を短かく
するために、加熱時の昇温速度を大きくすると、有機バ
インダの膨張、蒸気圧、熱分解ガス等により、成形体に
割れ、膨れ、変形等が生じ、良好な脱脂体を製造するこ
とができない。
の有機バインダを除去する方法では、脱脂時間を短かく
するために、加熱時の昇温速度を大きくすると、有機バ
インダの膨張、蒸気圧、熱分解ガス等により、成形体に
割れ、膨れ、変形等が生じ、良好な脱脂体を製造するこ
とができない。
このため、本法では、脱脂処理に長時間、をかけて徐々
に脱脂しなければならない。例えば成形体の厚みが5m
mでの場合でも、脱脂処理に50時間以上必要とする。
に脱脂しなければならない。例えば成形体の厚みが5m
mでの場合でも、脱脂処理に50時間以上必要とする。
肉厚が5+m以上では更に長時間の脱脂処理が必要であ
る。また、脱脂処理が長時間であると、電力消費量が大
きく、セラミックス製品のコストが高くなる。
る。また、脱脂処理が長時間であると、電力消費量が大
きく、セラミックス製品のコストが高くなる。
従来技術(2)の有機溶媒により成形体中の有機バイン
ダを除去する方法の場合は、有機溶媒に溶解しない有機
バインダを使用することもあるので、成形体を溶媒に浸
漬しバインダを溶解除去した後、残留したバインダを加
熱により除去する。このように1本法では2つの方法を
組合せて除去するので、脱脂処理に長時間を必要とする
。引用例では、浸漬による溶解除去処理が40時間で、
加熱による処理時間が25時間であるから、合計で脱脂
時間は65時間以上である。肉厚が511ffi+の場
合で、このように脱脂処理に長時開票するので、肉厚が
51m以上の場合では脱脂処理に65時間以上を要する
。また、2つの脱脂処理方法を組合せて行なうので、製
造工程の工数が増し、この費用が加算されるので、製品
コストが高くなる欠点がある。
ダを除去する方法の場合は、有機溶媒に溶解しない有機
バインダを使用することもあるので、成形体を溶媒に浸
漬しバインダを溶解除去した後、残留したバインダを加
熱により除去する。このように1本法では2つの方法を
組合せて除去するので、脱脂処理に長時間を必要とする
。引用例では、浸漬による溶解除去処理が40時間で、
加熱による処理時間が25時間であるから、合計で脱脂
時間は65時間以上である。肉厚が511ffi+の場
合で、このように脱脂処理に長時開票するので、肉厚が
51m以上の場合では脱脂処理に65時間以上を要する
。また、2つの脱脂処理方法を組合せて行なうので、製
造工程の工数が増し、この費用が加算されるので、製品
コストが高くなる欠点がある。
従来技術(3)の超臨界流体により成形体中の有機バイ
ンダを除去する方法では、超臨界物質として炭酸ガス、
有機バインダとしてオクタデカノールを用い、バインダ
除去率を70%したときの除去処理は2.2時間である
と述べている。しかし、本法の脱脂工程には常温・常圧
の状態から超臨界状態にするまでの前工程、及び超臨界
状態から常温・常圧に戻すまでの後工程が含まれるので
あるから、前後工程の時間も、脱脂処理時間に加算すべ
きであると考えられる。しかし、引用例には前後工程時
間が明記されていないので、どの程度の時間を要するか
は不明である。他の文献によれば例えば、後工程では2
00気圧の高圧から常圧の1気圧まで下げる降圧速度を
大きくすると、成形体が膨れたり、変形したりすること
から、除々に行なわれている。結局、前後処理には1昼
夜以上の時間が必要と考えられることから、脱脂処理に
長時間必要とする。また、引用例には成形体の厚みが記
載されていないが、肉厚は5IIfl程1度であると考
えられ、肉厚が51以上の成形体では脱脂処理に24時
間以上必要とする。
ンダを除去する方法では、超臨界物質として炭酸ガス、
有機バインダとしてオクタデカノールを用い、バインダ
除去率を70%したときの除去処理は2.2時間である
と述べている。しかし、本法の脱脂工程には常温・常圧
の状態から超臨界状態にするまでの前工程、及び超臨界
状態から常温・常圧に戻すまでの後工程が含まれるので
あるから、前後工程の時間も、脱脂処理時間に加算すべ
きであると考えられる。しかし、引用例には前後工程時
間が明記されていないので、どの程度の時間を要するか
は不明である。他の文献によれば例えば、後工程では2
00気圧の高圧から常圧の1気圧まで下げる降圧速度を
大きくすると、成形体が膨れたり、変形したりすること
から、除々に行なわれている。結局、前後処理には1昼
夜以上の時間が必要と考えられることから、脱脂処理に
長時間必要とする。また、引用例には成形体の厚みが記
載されていないが、肉厚は5IIfl程1度であると考
えられ、肉厚が51以上の成形体では脱脂処理に24時
間以上必要とする。
また、引用例での炭酸ガスの超臨界状態を作る方法では
超高圧容器となることから、可成り高価な脱脂装置とな
る。このため、セラミックス製品のコストが高くなる欠
点がある。
超高圧容器となることから、可成り高価な脱脂装置とな
る。このため、セラミックス製品のコストが高くなる欠
点がある。
以上のように、上記従来技術は成形体から有機バインダ
を除去する脱脂処理に長時間を要するという問題があっ
た。また、高価な脱脂処理装置を用いるので、セラミッ
クス製品のコストが高くなるという問題もあった。
を除去する脱脂処理に長時間を要するという問題があっ
た。また、高価な脱脂処理装置を用いるので、セラミッ
クス製品のコストが高くなるという問題もあった。
本発明の目的は成形体から有機バインダを除去する、い
わゆる脱脂処理時間を短縮することのできる焼結体の製
造方法を提供することにある。また、セラミックス製品
のコストを安価にすることにある。
わゆる脱脂処理時間を短縮することのできる焼結体の製
造方法を提供することにある。また、セラミックス製品
のコストを安価にすることにある。
上記目的は、脱脂工程時に成形体と流体を接触させ、成
形体中の粉末原料と流体の間で化学反応を起させ、これ
によりガスを発生させ、ガス圧力と流体の浮力で、成形
体中の有機バインダを除去することにより、達成される
。
形体中の粉末原料と流体の間で化学反応を起させ、これ
によりガスを発生させ、ガス圧力と流体の浮力で、成形
体中の有機バインダを除去することにより、達成される
。
すなわち、本発明は焼結体の粉末原料と焼結助剤と有機
バインダを混合して混合物を作る工程と、前記混合物を
加圧して成形体を作る工程と、前記成形体から有機バイ
ンダを除去する脱脂工程および焼結工程を含む焼結体の
製造方法において、前記脱脂工程時、前記成形体と流体
を接触させ、該成形体中の少なくとも1種以上の粉末原
料成分と流体との間で化学反応を起させ、そのとき発生
するガス圧力と流体の浮力で、成形体の中の有機バイン
ダを除去するものである。
バインダを混合して混合物を作る工程と、前記混合物を
加圧して成形体を作る工程と、前記成形体から有機バイ
ンダを除去する脱脂工程および焼結工程を含む焼結体の
製造方法において、前記脱脂工程時、前記成形体と流体
を接触させ、該成形体中の少なくとも1種以上の粉末原
料成分と流体との間で化学反応を起させ、そのとき発生
するガス圧力と流体の浮力で、成形体の中の有機バイン
ダを除去するものである。
本発明において使用される焼結体の粉末原料は、金属粉
末とセラミックス粉末の少なくとも一方より成る。金属
粉末としては金属珪素粉末、高速度鋼等の鉄または鉄合
金粉末、チタン系、タングステン系、ボロン系等の超合
金粉末、磁性材料粉末等の各種金属粉末等があり、また
、セラミックス粉末としては窒化珪素粉末、炭化珪素粉
末、アルミナ粉末、ジルコニヤ粉末、サイアロン、粉末
等の各種粉末がある。また、金属粉末とセラミックス粉
末とを混合したサーメット粉末として使用することもで
き、必要に応じてこれら各種金属粉末およびセラミック
ス粉末の1種または2種以上を適宜混合して用いること
もできる。また、これらの粉末には素材である粉末のほ
か、焼結助剤、成形助剤、物性向上のための他の助剤等
を適宜あらかじめ添加しておくこともできる。
末とセラミックス粉末の少なくとも一方より成る。金属
粉末としては金属珪素粉末、高速度鋼等の鉄または鉄合
金粉末、チタン系、タングステン系、ボロン系等の超合
金粉末、磁性材料粉末等の各種金属粉末等があり、また
、セラミックス粉末としては窒化珪素粉末、炭化珪素粉
末、アルミナ粉末、ジルコニヤ粉末、サイアロン、粉末
等の各種粉末がある。また、金属粉末とセラミックス粉
末とを混合したサーメット粉末として使用することもで
き、必要に応じてこれら各種金属粉末およびセラミック
ス粉末の1種または2種以上を適宜混合して用いること
もできる。また、これらの粉末には素材である粉末のほ
か、焼結助剤、成形助剤、物性向上のための他の助剤等
を適宜あらかじめ添加しておくこともできる。
焼結体の粉末原料を複数種の成分の混合物から作り、流
体は前記成分の内の一つと反応するものにすることが可
能であり、これにより効率よく有機バインダを除去でき
る。
体は前記成分の内の一つと反応するものにすることが可
能であり、これにより効率よく有機バインダを除去でき
る。
本発明で使用する有機バインダは室温で液体かまたは加
熱により液化し、その粘度が10〜200cPである。
熱により液化し、その粘度が10〜200cPである。
例えば、常温で液体の流動パラフィン、融点60〜70
℃のパラフィンワックス(固形ワックス)、同64〜6
8℃のステアリン酸、同118〜128℃のポリエチレ
ンワックス(合成ワックス)等が挙げられる。液体であ
ることによりセラミックス粉末に高い流動性を付与する
ことができる。また、液体の粘度が10cP以下ではセ
ラミックス粒子を結合する力が小さく、成形体を保形す
ることができない。また、液体の粘度が200cP以上
ではセラミックス粒子と有機バインダの付着力が大きく
、セラミックス粒子と流体との化学反応で生じるガス圧
力と流体の浮力で、成形体より有機バインダを除去する
ことができにくい。
℃のパラフィンワックス(固形ワックス)、同64〜6
8℃のステアリン酸、同118〜128℃のポリエチレ
ンワックス(合成ワックス)等が挙げられる。液体であ
ることによりセラミックス粉末に高い流動性を付与する
ことができる。また、液体の粘度が10cP以下ではセ
ラミックス粒子を結合する力が小さく、成形体を保形す
ることができない。また、液体の粘度が200cP以上
ではセラミックス粒子と有機バインダの付着力が大きく
、セラミックス粒子と流体との化学反応で生じるガス圧
力と流体の浮力で、成形体より有機バインダを除去する
ことができにくい。
本発明で使用する流体は、水、水蒸気などの気体、ある
いは塩酸、硫酸等の無機酸の水溶液、苛性ソーダ、苛性
カリ等の水溶液などである。これらの流体と焼結体の粉
末原料との組合せは1両者が接触により化学反応を起こ
し、ガスを発生して成形体中の有機バインダを除去し得
るものである。
いは塩酸、硫酸等の無機酸の水溶液、苛性ソーダ、苛性
カリ等の水溶液などである。これらの流体と焼結体の粉
末原料との組合せは1両者が接触により化学反応を起こ
し、ガスを発生して成形体中の有機バインダを除去し得
るものである。
例えば、流体が水のとき粉末原料としてはSi3N<+
AflN等が挙げられる。流体が苛性ソーダ水溶液のと
きは粉末原料としてS L Ot #Si、N、、Si
C* Affi20.、AfiN等が挙げられる。流体
が無機酸のとき粉末原料としてSL、N4゜AQN等が
挙げられる。
AflN等が挙げられる。流体が苛性ソーダ水溶液のと
きは粉末原料としてS L Ot #Si、N、、Si
C* Affi20.、AfiN等が挙げられる。流体
が無機酸のとき粉末原料としてSL、N4゜AQN等が
挙げられる。
成形体を流体と接触させると、成形体中のセラミックス
粉末等の原料粉末と流体とが化学反応を起してガスを発
生する。化学反応が進むに従って、ガス発生量が多くな
り、これに伴なってガス圧力が大きくなる。このガス圧
力が成形体中のセラミックス粒子を結び・つけている有
機バインダの付着力以上になると、有機バインダは粒子
から分離する。また、発生したガスはガス圧力の小さい
側すなわち成形体の表面側へ移動し、成形体表面で系外
へ放出される。このとき、分離した有機バインダはガス
とともに成形体の間隙を通って系外へ押出されて、除去
される。また、セラミックス粒子と流体のぬれ性が有機
バインダとのねれ性以上であると、セラミックス粒子に
付着している有機バインダが流体と次第に置換され、流
体の付着力で有機バインダが系外へ押出されて有機バイ
ンダが除去される。
粉末等の原料粉末と流体とが化学反応を起してガスを発
生する。化学反応が進むに従って、ガス発生量が多くな
り、これに伴なってガス圧力が大きくなる。このガス圧
力が成形体中のセラミックス粒子を結び・つけている有
機バインダの付着力以上になると、有機バインダは粒子
から分離する。また、発生したガスはガス圧力の小さい
側すなわち成形体の表面側へ移動し、成形体表面で系外
へ放出される。このとき、分離した有機バインダはガス
とともに成形体の間隙を通って系外へ押出されて、除去
される。また、セラミックス粒子と流体のぬれ性が有機
バインダとのねれ性以上であると、セラミックス粒子に
付着している有機バインダが流体と次第に置換され、流
体の付着力で有機バインダが系外へ押出されて有機バイ
ンダが除去される。
セラミックス粒子と流体との化学反応は成形体表面より
、中心部に向って順次進行する。従って、有機バインダ
は成形体表面から中心部に向って除去される。この脱脂
工程では、液状の有機バインダはわずかなガス圧力で排
出され、成形体には高い応力が発生しない。従って脱脂
時、成形体に割れや変形が生じずらく、また、肉厚の成
形体でも応力を発生させないで、容易に短時間で有機バ
インダを除去することができるに れと比較して、従来技術(1)の加熱により成形体中の
有機バインダを除去する方法においては。
、中心部に向って順次進行する。従って、有機バインダ
は成形体表面から中心部に向って除去される。この脱脂
工程では、液状の有機バインダはわずかなガス圧力で排
出され、成形体には高い応力が発生しない。従って脱脂
時、成形体に割れや変形が生じずらく、また、肉厚の成
形体でも応力を発生させないで、容易に短時間で有機バ
インダを除去することができるに れと比較して、従来技術(1)の加熱により成形体中の
有機バインダを除去する方法においては。
有機バインダを熱分解してガス化させて、成形体間隙部
を移動させて除去する。この方法であると。
を移動させて除去する。この方法であると。
均一加熱された成形体の温度が有機バインダの熱分解温
度に到達すると、成形体の表面でも、内部でも同時に熱
分解が起り、殆んど同時期に熱分解ガスを発生するので
、ガスの移動がスムースに進まない。その結果、ガス圧
力が増大し、その力で、成形体が割れたり、膨らんだり
、変形したりする。
度に到達すると、成形体の表面でも、内部でも同時に熱
分解が起り、殆んど同時期に熱分解ガスを発生するので
、ガスの移動がスムースに進まない。その結果、ガス圧
力が増大し、その力で、成形体が割れたり、膨らんだり
、変形したりする。
成形体の肉厚が大であると、増々ガスの移動が困難とな
るので、肉厚の成形体では特に加熱による有機バインダ
の除去は困難となる。
るので、肉厚の成形体では特に加熱による有機バインダ
の除去は困難となる。
実施例1
窒化アルミニウム粉末(平均粒子径0.6μm)82w
t%と流動パラフィン18wt%をらいかい機で混合し
、その混合物を金型のキャビティ内へ充填した後、機械
プレスにより100kgf/cdで加圧し、幅70mm
、長さLooIIIm、厚さ15ng++の板状試験片
を作成した。脱脂工程は、試験片表面にラッカを吹付け
て、このラッカ中の溶媒を揮発させた後(溶媒が揮発す
ると、試験片表面にアルキッド樹脂が残留し、これによ
り、成形体の保形性が向上する)、これを第1図に示し
た如<20℃の蒸溜水1に浸漬した。窒化アルミニウム
が水と反応してアンモニアガス2を発生し、この発生ガ
スを利用して脱脂した。同図中、3は成形体、4は除去
された有機バインダを示す。その結果を第2図に示す。
t%と流動パラフィン18wt%をらいかい機で混合し
、その混合物を金型のキャビティ内へ充填した後、機械
プレスにより100kgf/cdで加圧し、幅70mm
、長さLooIIIm、厚さ15ng++の板状試験片
を作成した。脱脂工程は、試験片表面にラッカを吹付け
て、このラッカ中の溶媒を揮発させた後(溶媒が揮発す
ると、試験片表面にアルキッド樹脂が残留し、これによ
り、成形体の保形性が向上する)、これを第1図に示し
た如<20℃の蒸溜水1に浸漬した。窒化アルミニウム
が水と反応してアンモニアガス2を発生し、この発生ガ
スを利用して脱脂した。同図中、3は成形体、4は除去
された有機バインダを示す。その結果を第2図に示す。
図中、5は本発明、6は後述する比較例の場合を示す。
成形体から流動パラフィンを除去した脱脂体は外観的に
はクラックが全くなかった。また、脱脂体を数カ所分割
して内部を調べたところ、内部クラックもなかった。こ
こで、前記ラッカとしてはクリヤラッカ(仕上用クリヤ
ラッカ等)1着色ラッカ(透明着色ラッカ等)、ハイソ
リッドラッカ等が挙げられる。
はクラックが全くなかった。また、脱脂体を数カ所分割
して内部を調べたところ、内部クラックもなかった。こ
こで、前記ラッカとしてはクリヤラッカ(仕上用クリヤ
ラッカ等)1着色ラッカ(透明着色ラッカ等)、ハイソ
リッドラッカ等が挙げられる。
比較例1
実施例1で作成した試験片を従来技術1の加熱により脱
脂した。脱脂工程はアルゴンガス雰囲気とした脱脂炉で
加熱した。加熱条件は室温から120℃までを昇温速度
50℃/hで行ない、120℃で10時間保持した。次
に、120℃から500℃までを昇温速度5℃/hで行
ない、500℃に10時間保持した。その後炉冷して脱
脂した。脱脂体は外観的にはクラックがなく、また、数
ケ所分割して内部を調べたところ、内部クラックもなっ
かた。但し、120℃から500℃までの昇温速度を1
0℃/hで行なったときの脱 −脂体は外観的にクラッ
クが生じた。
脂した。脱脂工程はアルゴンガス雰囲気とした脱脂炉で
加熱した。加熱条件は室温から120℃までを昇温速度
50℃/hで行ない、120℃で10時間保持した。次
に、120℃から500℃までを昇温速度5℃/hで行
ない、500℃に10時間保持した。その後炉冷して脱
脂した。脱脂体は外観的にはクラックがなく、また、数
ケ所分割して内部を調べたところ、内部クラックもなっ
かた。但し、120℃から500℃までの昇温速度を1
0℃/hで行なったときの脱 −脂体は外観的にクラッ
クが生じた。
第2図から判るように、脱脂率90%以上の点でみてみ
ると1本発明の実施例5の脱脂時間は比較例6の脱脂時
間の1/2で、本実施例によれば成形体から流動パラフ
ィンを除去する、脱脂時間を大幅に短縮する効果がある
。
ると1本発明の実施例5の脱脂時間は比較例6の脱脂時
間の1/2で、本実施例によれば成形体から流動パラフ
ィンを除去する、脱脂時間を大幅に短縮する効果がある
。
実施例2
金属珪素粉末(平均粒子径2μm)62wt%と窒素珪
素粉末(平均粒子径1μm)23wt%と流動パラフィ
ン15wt%の混合物を実施例1と同様の方法で加圧し
、幅70mm、厚さ15I、長さ100+amの試験片
を作成した。脱脂工程は試験片の表面に実施例1と同様
にラッカを吹付けて溶媒を揮発させた後、これを50℃
に温めた蒸溜水に50時間浸漬した。窒素珪素が水と反
応してアンモニアガスを発生し、この発生ガスを利用し
て脱脂した。脱脂率は90%以上で、脱脂体は外面的に
はクラックは全くない。また、数ケ所分割して内部を調
べたところ、内部クラックもなっがた。
素粉末(平均粒子径1μm)23wt%と流動パラフィ
ン15wt%の混合物を実施例1と同様の方法で加圧し
、幅70mm、厚さ15I、長さ100+amの試験片
を作成した。脱脂工程は試験片の表面に実施例1と同様
にラッカを吹付けて溶媒を揮発させた後、これを50℃
に温めた蒸溜水に50時間浸漬した。窒素珪素が水と反
応してアンモニアガスを発生し、この発生ガスを利用し
て脱脂した。脱脂率は90%以上で、脱脂体は外面的に
はクラックは全くない。また、数ケ所分割して内部を調
べたところ、内部クラックもなっがた。
次に脱脂体を窒素雰囲気中1100’Cで10時間、1
200℃で10時間、1350℃で10時間窒化したと
ころ、良好な窒素珪素焼結体が得られた。
200℃で10時間、1350℃で10時間窒化したと
ころ、良好な窒素珪素焼結体が得られた。
本発明によれば成形体中の有機バインダの除去速度を大
きくすることができるので、脱脂時間を短縮することが
できる。例えば有機バインダとして流動パラフィンを用
い、成形体の厚みが15mmのとき、従来技術の加熱に
よる除去法では脱脂処理に100時間要開票が、未発、
用法では50時間で除去できる。
きくすることができるので、脱脂時間を短縮することが
できる。例えば有機バインダとして流動パラフィンを用
い、成形体の厚みが15mmのとき、従来技術の加熱に
よる除去法では脱脂処理に100時間要開票が、未発、
用法では50時間で除去できる。
第1図は本発明に係る脱脂工程を示す側面図、第2図は
脱脂時間と脱脂率との関係を示す線図である。 1・・・水(流体)、2・・・ガス、3・・・成形体。 4・・・有機バインダ(除去されたもの)。
脱脂時間と脱脂率との関係を示す線図である。 1・・・水(流体)、2・・・ガス、3・・・成形体。 4・・・有機バインダ(除去されたもの)。
Claims (4)
- 1.焼結体の粉末原料と焼結助剤と有機バインダを混合
して混合物を作る工程と、この混合物を加圧して成形体
を作る工程と、この成形体から有機バインダを除去する
脱脂工程及び焼結工程を含む焼結体の製造方法において
、 前記脱脂工程時、前記成形体を流体と接触させて化学反
応を起こさせ、その時発生するガスによって成形体中の
バインダを除去することを特徴とする焼結体の製造方法
。 - 2.焼結体の粉末原料は金属粉末とセラミックス粉末の
少なくとも一方より成る請求項1記載の焼結体の製造方
法。 - 3.焼結体の粉末原料は複数種の成分の混合物からなり
、流体は前記混合物中の一成分と反応する請求項1記載
の焼結体の製造方法。 - 4.有機バインダは室温で液体か又は加熱により液化し
、液体状態の粘度が10〜200cPである焼結体の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63043824A JP2628176B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63043824A JP2628176B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 焼結体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01219070A true JPH01219070A (ja) | 1989-09-01 |
| JP2628176B2 JP2628176B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=12674498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63043824A Expired - Lifetime JP2628176B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2628176B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016190760A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 東ソー株式会社 | ジルコニア焼結体の製造方法 |
| CN118344156A (zh) * | 2024-04-23 | 2024-07-16 | 福建臻璟新材料科技有限公司 | 一种球形氮化铝粉体的制备方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5747774A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-18 | Toyota Motor Co Ltd | Ceramic manufacture by injection molding |
| JPS63117969A (ja) * | 1986-11-06 | 1988-05-21 | 松下電器産業株式会社 | シ−ト成形体の脱バインダ−方法 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63043824A patent/JP2628176B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5747774A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-18 | Toyota Motor Co Ltd | Ceramic manufacture by injection molding |
| JPS63117969A (ja) * | 1986-11-06 | 1988-05-21 | 松下電器産業株式会社 | シ−ト成形体の脱バインダ−方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016190760A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 東ソー株式会社 | ジルコニア焼結体の製造方法 |
| CN118344156A (zh) * | 2024-04-23 | 2024-07-16 | 福建臻璟新材料科技有限公司 | 一种球形氮化铝粉体的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2628176B2 (ja) | 1997-07-09 |
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