JPH0122050B2 - - Google Patents

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JPH0122050B2
JPH0122050B2 JP55163306A JP16330680A JPH0122050B2 JP H0122050 B2 JPH0122050 B2 JP H0122050B2 JP 55163306 A JP55163306 A JP 55163306A JP 16330680 A JP16330680 A JP 16330680A JP H0122050 B2 JPH0122050 B2 JP H0122050B2
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cylinder
split mold
material tube
cylinder device
mold
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Hideaki Kanbara
Juji Yoshitomi
Yukimasa Murakami
Takao Matsumura
Hiroshi Nomura
Takao Okamura
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバルジ加工装置に関するものである。
〔発明の背景〕
従来から各種管継手やハンガーラツク、ヘツド
ラツグ等の自転車用部品は、液圧バルジ加工法と
呼ばれる方法で成形されている。その液圧バルジ
加工法は、素材管を割金型内に保持し、素材管内
に高液圧を付加するとともに軸圧縮荷重を付加し
て素材管の一部を膨出させる加工法である。
第1図は、このような従来の液圧バルジ加工を
行う装置の一例を示したもので、該図において1
は素材管、2a,2bは割金型、3は型締めピス
トン、4a,4bは加圧ピストン、5a,5bは
パツキング・シリンダー、6は油圧ポンプ、7は
高圧液導入孔、8は増圧機、9a,9bは加圧シ
リンダー、10は液圧ポンプ、11は型締めシリ
ンダー、12は油圧発生装置を示している。
かかる装置を用いてバルジ加工を行う方法を簡
単に説明すると、まず上、下に分割している割金
型2a,2bに素材管を挿入し、型締めシリンダ
ー11の型締めピストン3を押付けて前記割金型
2a,2bを合わせて拘束する。次に油圧ポンプ
6で発生した液圧をパツキング・シリンダー5
a,5bに供給し、加圧ピストン4a,4bを前
進させ、該加圧ピストン4a,4bの先端を前記
素材管1の両端面に押付けてシールする。この状
態で油圧ポンプ10と増圧機8で発生した高圧液
を高圧液導入孔7から素材管1内に供給するとと
もに、前記油圧ポンプ6で発生した圧力液を加圧
シリンダー9a,9bおよび前記パツキング・シ
リンダー5a,5bに供給し、素材管1を軸方向
に圧縮して所定の形状に膨出成形するものであ
る。
第1図に示した液圧バルジ加工装置において
は、素材管内に高圧液が作用した際、上、下に分
割した割金型2a,2bが分離しないように型締
めシリンダー11によつて割金型2a,2bを拘
束している。この割金型を拘束するための加工圧
力としては、概算すると、素材管1の内径400mm
φ、長さ1000mm、板厚14mmを例にとると、1000Kg
f/cm2が必要となる。このため、4000tonの大容
量な型締めシリンダー11が必要となり、設備費
が膨大なものとなる。
また、従来の構造の装置では、加圧シリンダー
9a,9bによる両押し方式となつており、加圧
シリンダー9a,9bは素材管1への軸圧縮荷重
の付加と高液圧の反力を受けることになるため、
前述の素材管1の加工において25000tonの加圧シ
リンダー9a,9bが必要となる。このため、従
来の装置で大径管のバルジ加工を行えば設備費が
非常に高価になる。また、加圧シリンダー9a,
9bの両者を完全に同期させる必要があるため、
複雑な制御を行う必要があり、シリンダー制御装
置が高価となるなどの欠点を有していた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、軸圧縮のための両端の軸圧縮
装置の同期の不要なバルジ加工装置を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
本発明は、割金型及びその型締め装置を軸圧縮
方向に移動可能に設置し、バルジ加工時の素材管
と割金型との摩擦力によつて軸圧縮方向に移動さ
せることにより、両端からの軸圧縮の同期を不要
にし、さらには一方端のみからの軸圧縮を可能に
したものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第2図から第6図ま
での各図に基づいて説明する。
第2図の如く、各背面板15,16をタイバー
17で一体に連ねて構成した支持枠18にバルジ
加工のための各機器が設置されている。
支持枠18で囲まれた空間には、第2図、第4
図の如く、割金型19が配置されている。割金型
19は、第4図の如く、4分割された各金型2
0,21,22,23から成るものである。各金
型20,21,22,23は、第4図の如く、門
型の金型支持台24からシリンダー装置25,2
6,27,28で個々に支持されている。各シリ
ンダー装置25,26,27,28はいずれも、
シリンダー部が金型支持台24へ取り付き、シリ
ンダーロツド部が各金型20,21,22,23
へ択一的に取り付いており、各シリンダー装置2
5,26,27,28の伸縮作用方向はだいたい
割金型19の中心から放射状方向に設定される。
このように割金型19を支持した金型支持台24
は支持ローラー29を介してタイバー17の上端
へ移動自在に設置されている。シリンダー装置2
5,26,27,28は割金型19の分割装置で
ある。シリンダー装置25,28は割金型21,
20を実質的に水平方向に移動させるものであ
り、タイバー17,17の水平方向に長く設けた
穴を貫通している。
割金型19の外周面は、第2図の如く、両端に
向つて小径となるテーパー面となつている。この
割金型19のテーパー面には、このテーパー面に
合うテーパー面を内周面に備える拘束リング3
0,31が割金型19の両端へはめ込まれてい
る。拘束リング30は、第4図の如く、リング支
持台57に固定されており、このリング支持台5
7はローラー58を介してタイバー17の上端面
へ移動自由に設置してある。拘束リング31も同
様にタイバー17へ他のリング支持台やローラー
を介してタイバー17へ設置してある。金型支持
台24及びリング支持台57はタイバー17の上
面をレールとして移動する。
一方の拘束リング30は、第2図の如く、一方
の背面板15に水平に取り付いた各シリンダー装
置32,33のシリンダーロツド部が連結され、
他方の拘束リング31は同様に、他方の背面板1
6に水平に取り付いた各シリンダー装置34,3
5のシリンダーロツド部が連結されている。この
ため、拘束リング30,31がはめ込まれた時に
は各金型20,21,22,23が合されている
が、各シリンダー装置32,33,34,35の
シリンダーロツドを縮めて各拘束リング30,3
1を割金型19から取り除くと、拘束リング3
0,31による各金型20,21,22,23合
せが解除され割金型19を分割可能な状態にする
ことができる。
拘束リング30,31の端面には、第2図、第
3図の如く、ブラケツト36,37,38,39
を介して水平なシリンダー装置40,41,4
2,43のシリンダー部分が取り付いている。各
シリンダー40,41,42,43ともにブラケ
ツト36,37,38,39を介することにより
シリンダーロツド部が割金型19の端面に対向し
ている。
この拘束リング30,31、シリンダー装置3
2〜35は型締め装置を構成する。
第2図中に示したマンドレル44は割金型19
内の中空部を水平に通されており、左端部は固定
用ロツド45の右端に固定されている。マンドレ
ル44は、第2図の如く、割金型19内の素材管
1の左端面に向い合う部分にシールリング46を
有し、後述する加圧ヘツド47に合わさる部分に
シールリング48を有する。そして、マンドレル
44には割金型19内外へ通じる圧力供給通路5
8が設けられる。圧力供給通路58は高圧の液体
を供給する内部加圧装置に連結している。前記シ
ールリング46の部分は加圧ヘツド47に対応す
る受圧ヘツド即ち加圧ヘツドとなる。
背面板15に水平に固定設置したシリンダー受
け筒49内には水平なシリンダー装置50のシリ
ンダー部分が取り付く。このシリンダー受け筒4
9内には固定用ロツド45の左端部分が水平に移
動自由に差し入れられ、この固定用ロツド45の
左端にシリンダー装置50のシリンダーロツド部
が連結されている。このため、シリンダー装置5
0のシリンダーロツドを伸縮させることにより、
固定用ロツド45が水平移動し、マンドレル44
が割金型19内外へ水平に進退移動可能である。
固定用ロツド45にはストツパ片51,52が
差し込まれる溝穴53が外周部に設けられてい
る。この溝穴53が位置は、第2図の如く、シー
ルリング46が素材管1の左端面に接することの
できた時点でストツパ片51,52が溝穴53に
入れる位置に設定される。
固定用ロツド45の移動を止めるためのストツ
パ装置は、ストツパ片51,52と、このストツ
パ片51,52へ択一的にシリンダーロツド部を
取り付けたシリンダー装置54,55とから成
り、このシリンダー装置54,55は、伸縮作用
方向を固定用ロツド45と直角な方向に向けたま
ま背面板15にシリンダー部が取り付けられてい
る。このため、シリンダー装置54,55のシリ
ンダーロツド部を伸縮させるストツパ片51,5
2が上下に可動して固定用ロツド45の溝穴53
に出入りでき、入つた時には固定用ロツド45が
ストツパ片51,52に引つかかつて動けなくな
る。
加圧ヘツド47は、第2図の如く、組合せられ
た割金型19内に押し入ることができる外径と、
マンドレル44が進入できる内径を有する中空な
形状を有し、素材管1の右端面と接する部分にシ
ールリング56を備えて成る。この加圧ヘツド4
7は素材管1への軸圧縮装置の一部となつてい
る。軸圧縮装置は、加圧ヘツド47と、この加圧
ヘツド47に取り付いた可動板59と、この可動
板59へシリンダーロツド部を取り付け、背面板
16にシリンダー部を取り付けた水平なシリンダ
ー装置60,61,62とから成る。
かかる構成のバルジ加工の手順を以下説明す
る。
先ず、割金型19内に素材管1をセツトする以
前は次のようになつている。
シリンダー装置32,33,34,35のロツ
ドは後退して、拘束リング30,31は割金型1
9から外れている。シリンダー装置25,26,
27,28のロツドは後退して、割金型の各金型
は放射状に外方に割れている。シリンダー装置5
4,55のストツパ片51,52は溝53から後
退させられている。シリンダー装置50はロツド
45を後退させ、マンドレル44の先端を割金型
19の左端よりも左側に位置させている。シリン
ダー装置60,61,62も加圧ヘツド47を後
退させている。金型支持台24は所定の位置に置
いている。
かかる状態において、割金型19の下方に設置
した支持具(図示せず)で素材管1を持上げる。
次に、シリンダー装置50を用いてロツド45
を前進させ、その先端のマンドレル44を素材管
挿入する。これによつて、前記支持具を下降させ
ても素材管1は落ちることはない。
次に、前記支持具を下降させる。また、シリン
ダー装置54,55を操作してストツパ片51,
52を溝53内に入れ、ロツド45を固定する。
前記支持具が下降したならば、シリンダー装置
25,26,27,28を操作して各金型を軸心
側に移動させ、1つの割金型19とする。これに
よつて素材管1は割金型19内にセツトされる。
次に、シリンダー装置32,33,34,35を
操作して拘束リング30,31を割金型19の中
央に向けて前進させ、テーパー面に接触させる。
次に、マンドレル44の圧力供給通路か58か
ら液体を供給し、そしてシリンダー装置60,6
1,62で加圧ヘツド47を前進させる。
これによつて、第5図、第6図に示す如く、素
材管1は軸圧縮を受けると共に内圧P1を受ける
ので、割金型19が左側に可能すると共に、素材
管1は割金型19のくぼみに沿つて膨出する。こ
れによつて、第6図の実線で示す加工後の素材管
1が得られるものである。
第5図は加工開始時の状態を示している。第6
図の実線は加工終了時の状態を示している。第6
図の破線は加工開始時の割金型19の位置を示し
ている。
第6図において、加工終了時の割金型19のく
ぼみの中心C2は、加工開始時の割金型19のく
ぼみの中心C1に対して左側に位置している。こ
れは割金型19の左側への移動によつて生じたも
のである。C1からC2の距離L2は、加圧ヘツド4
7の移動量(加工開始時の位置D1から加工終了
時の位置D2までの距離)L1の半分程度である。
このため、加工終了時にはマンドレル44のシー
ルリング46は割金型19の左側から右側へ距離
L3(L3≒L2−L1)だけ入つていることになる。ま
た、同様に加圧ヘツド47も割金型19内にL1
の半分程度入つている。
さて、前記の如く、素材管1内に圧力を加える
と共に軸圧縮を加えると、素材管1は割金型19
のくぼみに膨出する。この時、素材管1は周知の
如く軸方向に縮む。即ち、素材管1の軸方向の長
さが短くなるものである。
前記軸圧縮の手段として、右側にシリンダー装
置60,61,62を設け、右側からのみ押して
いるので、割金型19が左側へ移動しなければ、
第6図の点線表示の如く加工終了時の素材管の膨
出位置は右寄りの位置となる。また、その膨張形
状や膨出部等の肉厚等は左右対象とならず、種々
不都合な加工品しか得られない。このため、従来
では前記第1図で説明したように素材管の左右に
それぞれシリンダー装置を設け、左右から素材管
に軸圧縮を加え、しかも左右同期をとつて作動さ
せるようにしているものである。
しかし、本実施例では、素材管1を右側から片
押しした時に、加工開始前に第6図に点線表示位
置にあつた割金型19が実線表紙位置まで左側へ
水平移動する。このために、素材管1の膨出位置
は加工終了時においても素材管1の中央に位置し
て、加工位置が加工開始前と加工終了時において
実質的に狂うことはなく、正確な位置が膨出す
る。また、膨出部等の肉厚等は左右対象となり、
種々好都合な加工品が得られるものである。
つまり、素材管1を右側から押しても、割金型
19は左に移動するので、従来と同様に左右から
押したことと同様になるものである。
これによれば、片方から押せば良いので、シリ
ンダー装置を少なくでき、また左右の同期をとる
必要がなくなるので、構成を簡単にかつ安価にで
きるものである。
次に、加工時に割金型19が左側に移動する理
由について説明する。
素材管1の外面は内圧P1によつて割金型19
の内面に接触している。このため、素材管1が右
側から加圧ヘツド47によつて押されると、前記
接触による摩擦力によつて割金型19が左側に押
される。
割金型19は拘束リング30を介してシリンダ
ー装置32,33によつて押されているが、割金
型19の左側への移動力によつてシリンダー装置
32,33のシリンダーロツドが押し込まれ、割
金型19は左側へ移動するものである。
また、シリンダー装置32,33のシリンダー
ロツドが押込まれれば、それに伴つて右側のシリ
ンダー装置34,35のシリンダーロツドが伸長
するので、割金型19の右側は拘束リング31で
拘束され続けられるものである。
周知のように、シリンダー装置は、負荷によつ
てピストンのピストンリング部からの作動油の洩
れがあり、このためシリンダーロツドが後退する
ので、シリンダー装置はリリーフ弁を介して油圧
ポンプに接続されており、油圧ポンプを常時運転
させてシリンダーロツドの後退を防止しようとし
ている。このため、シリンダーロツドに加わる負
荷による圧力がリリーフ弁の作動圧よりも高けれ
ば、シリンダーロツドは後退する。一方、負荷に
よる力がリリーフ弁の作動圧よりも小さければ、
作動圧によつてシリンダーロツドは突出する。
このため、割金型19が左側に押されることに
よつて左側のシリンダー装置32,33の負荷が
大きくなれば、そのシリンダーロツドは押込ま
れ、それに伴つて右側のシリンダー装置34,3
5のシリンダーロツドは伸長することになる。よ
つて、割金型19は左側に移動できるものであ
る。
尚、割金型19はローラー29,58でタイバ
ー17上を移動する。
膨出加工後の素材管1を割金型19から取り去
るには次の如く行う。
先ず、加圧ヘツド47を後退させる。
次に、拘束リング30,31に設置したシリン
ダー装置40,41,42,43のロツドを延
し、割金型19に押当てる。この押当て反力によ
り拘束リング30,31が割金型19から抜ける
方向へずれ動き、拘束リング30,31と割金型
19との密着関係が解かれる。
その後に、シリンダー装置32,33,34,
35のロツドを縮めて拘束リング30,31を割
金型19から左右方向へ完全に抜き去る。拘束リ
ング30,31は、支持台57を介してタイバー
17側へ支持されているから落下することはな
い。
次にシリンダー装置25,26,27,28の
ロツドを縮めて金型20,21,22,23を外
側へ移動して割金型19を割る。割金型19が割
られても、素材管1はマンドレル44に支えられ
て抜け落ちることはない。
次に支持具を下方から上昇させて素材管1を支
える。
次に、シリンダー装置54,55ロツドを縮
め、ストツパ片51,52を溝53から抜き去
る。
そして、シリンダー装置50のロツドを縮める
ことにより固定用ロツド45をマンドレル44と
ともに左側へ水平移動させて、マンドレル44を
素材管1内から抜き去る。
その後に素材管1を支えている支持具を降下さ
せて加工済の素材管1を加工装置外へ抜き取る。
本実施例によれば、前記した如く、片方押圧で
よいので、装置を簡単に安価にできるものであ
る。
また、加工時に圧力供給通路58から高圧力を
素材管1内へ加えた時、割金型19は外側へ割れ
ようとするが、拘束リング30,31で円周上を
拘束されているので、外側へ割れることはない。
この外側への割れの防止は、拘束リング30,3
1が軸方向に移動しなければ、拘束リング30,
31の剛性によつてなされる。
一方、割金型19は軸方向にも割れようとする
が、左右からシリンダー装置32,33,34,
35で押圧しているので、軸方向に割れることは
ない。シリンダー装置32,33,34,35に
よる必要な押圧力は、テーパー面の角度によつて
定まり、一般的に角度を小さくすることによつて
小さくできる。このため、シリンダー装置32,
33,34,35の押当力は、加工時において
は、割金型19のテーパー面から拘束リング3
0,31が抜けはずれないようにする程度の力で
すむことになる。
以上のように、割金型19の割れ防止は主とし
て拘束リング30,31の剛性によつて行われる
ことになるので、金型を押合せるシリンダー装置
25,26,27,28に大きな力を求める必要
がなくなり、シリンダー装置32,33,34,
35を小型にでき、安価にできるものである。
また、割金型を多数に分割する(実施例では4
つに分割している)と、芯出しや型締めが困難と
なるが、拘束リングを用いているので、このよう
な問題を防止できるものである。
また、マンドレル44が素材管1内と加圧ヘツ
ド47内に入つているので、加圧ヘツド47やマ
ンドレル44の素材管1内の圧力の受圧面積がす
くなくなる。このため、加圧ヘツド47やマンド
レル44が素材管1内の圧力を大きな反力として
受けることがなくなり、シリンダー装置60,6
1,62の力が圧縮力として素材管1側へ効率良
く与えられる。よつて、各シリンダー装置60,
61,62の小形化が達成できる。また、ロツド
45の反力も小さくできる。
また、加工時には、左側に位置する固定用ロツ
ド45は支持枠18側へ各ストツパ51,52を
介して移動できぬように固定されているから、右
側からの圧縮力や素材管1内圧力の水平反力分
は、シリンダー装置50側へ伝わることなく支持
枠18側で受け止められる。このためにシリンダ
ー装置50には無理な力が加わらず小出力のシリ
ンダー装置50とすることができて安価である。
このようにして、受け止められた力や、シリン
ダー装置60,61,62の伸長作用による反力
はすべて共通な支持枠18に受け止められるか
ら、支持枠18の外側に大きな力を伝えることは
なく、装置を据付ける基礎等に補強を要する必要
がなくなつて経済的である。
拘束リング30,31を割金型19から抜き去
る時に拘束リング30,31と割金型19との密
着を拘束リング30,31と割金型19との間の
シリンダー装置40,41,42,43で離すか
らシリンダー装置32,33,34,35で引き
離すのにくらべて密着状態の割金型19までをも
引き動かす危険性がない。
門型の金型支持台24に割金型19の各金型を
取付けているので、各金型の移動、位置決めを容
易に行うことができるものである。
重量大の割金型19及び金型支持台24はタイ
バー17のレールに支持され、さらに割金型の両
端を拘束リング30,31及びリング支持台57
を介してレールに支持させているので、割金型1
9は水平に移動でき、加圧ヘツド等に無理な力が
作用せず、大きな管に対しても容易にバルジ加工
を行うことができるものである。
また、レールは一対の軸圧縮装置を連結する強
度部材であるタイバー17,17に設置している
ので、重量大の金型支持台24を載置できると共
に、部材を兼用でき、安価にできるものである。
また、門形の金型支持台24の垂直片はタイバ
ー17,17の外側の位置しているので、一対の
タイバー17,17の間隔が小さくなり、装置の
設置面積を小さくできるものである。
〔発明の効果〕
本発明は、割金型及びその型締め装置を軸圧縮
方向に移動可能に設置し、バルジ加工時の素材管
と割金型との摩擦力によつて軸圧縮方向に移動さ
せることにより、両端からの軸圧縮の同期が不要
になり、さらには一方端のみからの軸圧縮が可能
となり、容易にバルジ加工を行うことができるも
のである。また、軸圧縮時に移動する割金型、シ
リンダー装置、及び拘束リングはレールに支持さ
れ、しかも2つの拘束リングで割金型の両端を支
持するので、割金型を水平に移動させることがで
き、大径の管にもバルジ加工を適用できるもので
ある。また、レールとしてタイバーを用いるので
安価であり、また設置面積を小さくできるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバルジ加工設備の断面図、第2
図は本発明の一実施例によるバルジ加工設備の横
断面図、第3図は第2図に示した要部拡大断面
図、第4図は本発明の一実施例によるバルジ加工
設備の縦断面図、第5図は本発明の一実施例にお
ける加工前の素材管とその周辺部材との関係を示
す断面図、第6図は同じく加工後の素材管とその
周辺部材との関係を示す断面図である。 1……素材管、17……タイバー、18……支
持枠、19……金型支持台、25,26,27,
28,32,33,34,35,40,41,4
2,43,50,54,55,60,61,62
……シリンダー装置、29,58……ローラー、
30,31……拘束リング、44……マンドレ
ル、45……固定用ロツド、46,48,56…
…シールリング、47…加圧ヘツド、51,52
……ストツパ片、53……溝、57……支持台、
58……圧力供給通路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水平方向に配置した素材管のそれぞれの軸端
    に接触する一対の加工ヘツドと、 素材管に対してその軸方向への圧縮時に一方の
    加圧ヘツドを軸方向に移動しないように固定する
    固定手段と、 素材管に対してその軸方向への圧縮時に他方の
    加圧ヘツドを軸方向に移動させる第1のシリンダ
    ー装置と、 前記一方の加圧ヘツドを介して素材管の内部を
    加圧する内部加圧装置と、 半径方向に複数に分割されていたものが一つに
    組合せられたときにその軸方向を水平方向とし、
    その各軸端の外周面が各軸端に向けて小径となる
    テーパー部を有する割金型と、 前記割金型を半径方向に分割させるための複数
    の第2のシリンダー装置と、 前記各テーパー部に接触するテーパー状の穴を
    有する二つの拘束リングと、 前記それぞれの拘束リングを前記割金型のテー
    パー部に接触している状態と該割金型の各軸端よ
    りも軸方向の外方の位置との間で移動させるため
    のものであり、前記第1のシリンダー装置による
    素材管への前記圧縮時に前記それぞれの拘束リン
    グを前記割金型に接触させた状態を保持するよう
    に前記それぞれの拘束リングを前記割金型の移動
    に追従させるための二つの第3のシリンダー装置
    と、該二つの第3のシリンダー装置の一方は前記
    第1のシリンダー装置の側に固定されていて前記
    拘束リングの一方を固定しており、他方の第3の
    シリンダー装置は前記固定手段の側に固定されて
    いて前記拘束リングの他方を固定しており、 素材管の軸方向に平行であつて前記拘束リング
    の半径方向の両側に設置され、前記固定手段およ
    び前記第1のシリンダー装置を支持してなる一対
    のタイバーと、 前記それぞれの拘束リングから前記それぞれの
    タイバーに向けて突出していて該タイバーに移動
    自在に支持させたリング支持台と、 素材管の軸方向から見て門形であつて、該門形
    の上片は前記一対のタイバーの上面および前記リ
    ング支持台よりも上方に位置しており、該門型の
    それぞれの垂直片は前記一対のタイバーの水平方
    向の外側の面よりもさらに外側に位置しており、
    また前記それぞれのタイバーに移動自在に支持さ
    れており、さらに前記割金型に連結して前記複数
    の第2のシリンダー装置に固定したものであつ
    て、前記割金型を水平方向に移動させる前記第2
    のシリンダー装置は前記ダイバーの一部に設けた
    穴を貫通させて取付けている金型支持台と、 からなるバルジ加工装置。
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