JPH0122530Y2 - - Google Patents

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JPH0122530Y2
JPH0122530Y2 JP8010085U JP8010085U JPH0122530Y2 JP H0122530 Y2 JPH0122530 Y2 JP H0122530Y2 JP 8010085 U JP8010085 U JP 8010085U JP 8010085 U JP8010085 U JP 8010085U JP H0122530 Y2 JPH0122530 Y2 JP H0122530Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 単柱式棚には、棚支柱の下端が水平支持部材や
水平台に一体に固着されて自立しうる自立型単柱
式棚と、棚支柱の下端にこれら部材や台のない安
定性の低い単柱式棚があつたが、後者の安定性の
低い単柱式棚では、棚支柱の上下両端は、それぞ
れ天井および床に確固と固着される必要があるこ
とは当然であるが、前者の自立型単柱式棚でも棚
の高さが高いと、比較的安定性が低いため、各棚
支柱の上端に水平連結部材がボルトナツトで取付
けられていた。この場合多数の棚支柱の内1本ま
たは少数の棚支柱の転倒を他の棚支柱で支持して
防止しうるが、地震等の水平力で単柱式棚全体が
転倒するのを防止するためには、前記水平連結部
材を建物の柱、粱、壁、天井等に連結しなければ
ならず、単柱式棚の設置個所のみならず、この設
置個所以外にも前記水平連結部材を延長しなけれ
ばならず、外観が損なわれるのみならず、水平連
結部材と建物構造部分との連結が煩雑であつた。
また棚支柱上端が最上段棚板取付け位置より左
程上方に突出していないため、前記水平連結部材
が通行人や使用者の頭上に接近して、圧迫感が与
えられた。
しかも棚支柱の上端を水平連結部材を介して建
物の柱、粱、壁等に連結した単柱式棚では、地震
や強風等で建物が振動した場合、建物の振動が直
接棚支柱に伝達されて、格納物が棚より落下する
場合があつた。
本考案はこのような難点を克服した単層単柱式
書棚の改良に係り、棚間口面に対し直角な方向に
指向した支持脚を下端に備えている脚支柱の下部
を、棚間口面に沿つた水平な横継ぎ部材で連結し
てなる単層単柱式書棚において、前記脚支柱の上
端を、前記棚間口面に対し直角な方向に指向した
U字状チヤンネル材で連結し、同U字状チヤンネ
ル材の支柱上端位置の側部片の上端縁に切欠きを
設け、U字状中継ぎチヤンネル材の両端に、前記
切欠きと係合する突起を形成するとともにU字状
中継ぎチヤンネル材の内面に受片を一体に固着
し、前記横継ぎ部材と平行な方向に指向した前記
U字状中継ぎチヤンネル材の突起を、前記U字状
チヤンネル材の切欠きに係合し、前記U字状チヤ
ンネル材と受片とに亘つて1本のボルトを嵌挿螺
着して前記U字状チヤンネル材とU字状中継ぎチ
ヤンネル材とを一体に連結したことを特徴とする
もので、その目的とする処は、建物とは無関係に
単柱式棚群を確固と安定して自立させることがで
きる単層単柱式書棚を供する点にある。
本考案では前記したように棚支柱の上端が、棚
間口面の対し直角な方向に指向したU字状チヤン
ネル材で連結されるのみならず、棚間口面に沿つ
た方向へ指向したU字状中継ぎチヤンネル材の端
部とU字状チヤンネル材とは受片と1本のボルト
によつて剛強に連結されているため、どの方向の
水平力に対しても、これに対し抵抗して確実に自
立することができ、頗る安定性の高いものであ
り、また棚支柱は建物とは関係なく自立しうる。
また本考案においては、棚支柱を相互に連結す
るチヤンネル材および中継ぎチヤンネル材は共に
U字状に形成されてその開口部が上方に向き、同
チヤンネル材の底部は平滑な面となつているの
で、体裁が良く、また同チヤンネル材の凹部に照
明用電線を都合良く配線でき、さらに同チヤンネ
ル材の底部に螢光灯等を配設して書籍の出納を円
滑に遂行することができる。
しかも本考案では、前記棚支柱の上端を相互に
連続して縦横に連結する部材が共にU字状チヤン
ネルよりなるため、中継ぎチヤンネル材の端部に
固着された受片をチヤンネル材にボルトで結合す
る際に、同チヤンネル材の上方開口部より手を差
込んで、ボルトの螺合定着作業を容易に行うこと
ができる。
また本考案においては、前記U字状チヤンネル
材の支柱上端位置の側部片の上端縁に切欠きを設
け、U字状中継ぎチヤンネル材の両端に、同切欠
きと係合する突起を形成するとともにU字状中継
ぎチヤンネル内面に受片を一体に固着したため、
前記U字状チヤンネル材に対しU字状中継ぎチヤ
ンネル材は1本のボルトによる螺着でも、ねぢれ
や斜めになることはなく、所定の位置に正確にか
つ容易に合わせることができ、さらにボルトは一
本でよく部品点数も少なくて済むので組立作業を
能率良く遂行しうるとともに、組立精度を向上さ
せることができる。
以下第1図ないし第6図に図示の実施例につい
て説明すると、1は断面が中空矩形をなした通常
の棚支柱より著しく長い鋼製中空支柱で、同中空
支柱1の前後面1aの中央には上下方向に亘り一
定間隔毎に上下に細長い係止孔(図示されず)が
多数設けられ、同支柱1の下端に同支柱1と略同
一断面形状の水平な支柱脚2が溶接等で一体に逆
T字状に固着されている。
また前記支柱1の前後面1aには、上下適当な
個所(図示されず)に係合爪(図示されず)が左
右対をなして切起されている。
さらに支柱1の板状支柱カバー3は、薄い帯状
鋼製の両側部を2回内方へ直角に折曲してなり、
同カバー3の両側内端縁は前記係合爪に係合さ
れ、棚支柱4が形成されている。
さらにまた前記棚支柱4は横継ぎ部材5で相互
に一体に連結され、前記支柱1の係止孔のいずれ
かに、袖板6が着脱自在に係合され、同袖板6に
側板7が着脱自在に取付けられ、上方の横継ぎ部
材5′と同一平面に天板8が張設されており、か
くして自立型単柱式書棚9が、構成されている。
なお9′は支柱脚2が片側にL字状に突出してな
る安定性の低い単柱式書棚である(第2図参照)。
しかして10は各単柱式書棚9,9′の各間口
面に対して直角な方向に指向して、同書棚9,
9′の各頂端を連結する連結部材たるU字状チヤ
ンネル材で、同チヤンネル材10の水平部片10
aの下面には、前記単柱式書棚9,9′の設置間
隔(間口面に対して直角な方向の)と等しい間隔
毎にチヤンネル状嵌合部材11が溶接等で一体に
結合されており、第4図に図示されるように、前
記棚支柱4の中空支柱1の上端より下方へ前記チ
ヤンネル状嵌合部材11が嵌合され、ボルト12
で棚支柱4と一体に結合されるようになつてい
る。しかしてU字状チヤンネル材を第3図に図示
されるように、必ずしもすべての棚支柱4の上端
に結合される必要がなく、天板8のレベルの高さ
の背の低い棚支柱4′には結合されないようにな
つていてもよい。
またU字状チヤンネル材10において、嵌合部
材11の直上に位置した個所の両側部片10bの
上端縁に切欠き10cが2個ずつ形成され、同切
欠き10cに係合しうる突起13cを備えたU字
状中継ぎチヤンネル材13の両端縁内面に受片1
4が溶接等で一体に固着されており、前記U字状
チヤンネル材両側部片10bに設けられたボルト
孔10bと前記受片14のボルト孔14aとにボ
ルト15が嵌挿され、同ボルト15へのナツト1
6の螺合緊締で、U字状チヤンネル材10にU字
状中継ぎチヤンネル材13が一体に取付けられる
ようになつている。
さらに野縁に相当する受桟17が、前記U字状
チヤンネル材10およびU字状中継ぎチヤンネル
材13の下面に、格子状をなして螺子18により
一体に固着され、同受桟17に天井板19が釘、
2又ネイル(図示されず)等で一体に張設されて
いる。
なお20は棚番号を表示するサインプレートで
ある。
また天井板19には、図示されない螢光灯や、
スプリンクラーが取付けられている。
第1図ないし第6図に図示の実施例は、前記し
たように構成されているので、支柱脚2の長さが
棚支柱4の全長に比して短く、単柱式書棚9,
9′として比較的安定性に欠けているとしても、
各中空支柱1の上端にチヤンネル状嵌合部材11
が嵌合されてボルト12で結着され、同嵌合部材
11の上端がU字状チヤンネル材10に一体に固
着されているため、単柱式書棚群は全体としてラ
ーメン構造となり、この結果、単柱式書棚全体に
間口面に沿つた方向およびこれと直角な方向に指
向した地震等による水平力が加えられても、前者
では前記横継ぎ材6およびU字状中継ぎチヤンネ
ル材13で、後者ではU字状チヤンネル材10お
よび嵌合部材11で、これら水平力を負担するこ
とができ、確固と自立しうる。
U字状中継ぎチヤンネル材13には突起13c
を備え、U字状チヤンネル材10の両側部片10
bの上端縁の切欠き10cと係合するのでU字状
チヤンネル材10に対し、U字状中継ぎチヤンネ
ル材13は1本のボルト15およびナツト16に
よる螺合で組立て分解が容易である。
また中空支柱1が通常の棚支柱よりも長く、天
板8よりも著しく上方に突出しているため、同中
空支柱1の上端にチヤンネル材10,13、受桟
17を介して張設された天井板19は高く、圧迫
感を受けることがない。
さらに中空支柱1の上端に架設されているチヤ
ンネル材10,13は天井板19に隠されている
ため、外観が頗る良い。
さらにまたサインプレート20が使用者の頭に
当る惧れがない。
また第7図ないし第8図に図示するように、チ
ヤンネル材10,13の結合部分に2方が直角に
折曲された取付け部材21をボルトナツト22で
一体に固着し、対角位置の取付け部材21にブレ
ース部材23をボルトナツト24で一体に連結し
てもよく、このようにすれば、単柱式書棚9,
9′の群はさらに強固に一体化される。
さらに前記実施例では、U字状チヤンネル材1
0およびU字状中継ぎチヤンネル材13の下方に
木製の受桟17を取付け、同受桟17の下面に天
井板19を張設したが、第9図ないし第10図に
図示するように、U字状チヤンネル材10および
U字状中継ぎチヤンネル材13の上方に、逆U字
状中継ぎチヤンネル材の両側部片26を両側方へ
直角に折曲してなる天井受部材25を覆せ、同天
井受部材25の折曲部片26に天井板27を載置
して、天井を張設してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る単柱式書棚の一定実施例
を図示した斜視図、第2図はその側面図、第3図
はその正面図、第4図はその要部分解斜視図、第
5図は要部平面図、第6図はその要部横断正面
図、第7図は他の実施例の要部平面図、第8図は
その要部横断正面図、第9図はさらに他の実施例
の要部横断正面図、第10図は第9図のX−X線
に沿つて截断した要部横断側面図である。 1……中空支柱、2……支柱脚、3……カバ
ー、4……棚支柱、5……横継ぎ部材、6……袖
板、7……棚板、8……天板、9……自立型単柱
式書棚、9′……安定性の低い単柱式書棚、10
……U字状チヤンネル材、11……チヤンネル材
嵌合部材、12……ボルト、13……U字状中継
ぎチヤンネル材、14……受片、15……ボル
ト、16……ナツト、17……受桟、18……螺
子、19……天井板、20……サインプレート、
21……取付け部材、22……ボルトナツト、2
3……ブレース部材、24……ボルトナツト、2
5……天井受部材、26……折曲部片、27……
天井板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棚間口面に対し直角な方向に指向した支持脚を
    下端に備えている脚支柱の下部を、棚間口面に沿
    つた水平な横継ぎ部材で連結してなる単層単柱式
    書棚において、前記脚支柱の上端を、前記棚間口
    面に対し直角な方向に指向したU字状チヤンネル
    材で連結し、同U字状チヤンネル材の支柱上端位
    置の側部片の上端縁に切欠きを設け、U字状中継
    ぎチヤンネル材の両端に、前記切欠きと係合する
    突起を形成するとともにU字状中継ぎチヤンネル
    材の内面に受片を一体に固着し、前記横継ぎ部材
    と平行な方向に指向した前記U字状中継ぎチヤン
    ネル材の突起を、前記U字状チヤンネル材の切欠
    きに係合し、前記U字状チヤンネル材と受片とに
    亘つて1本のボルトを嵌挿螺着して前記U字状チ
    ヤンネル材とU字状中継ぎチヤンネル材とを一体
    に連結したことを特徴とする単層単柱式書棚。
JP8010085U 1985-05-30 1985-05-30 Expired JPH0122530Y2 (ja)

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