JPH0123043B2 - - Google Patents
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- JPH0123043B2 JPH0123043B2 JP57064447A JP6444782A JPH0123043B2 JP H0123043 B2 JPH0123043 B2 JP H0123043B2 JP 57064447 A JP57064447 A JP 57064447A JP 6444782 A JP6444782 A JP 6444782A JP H0123043 B2 JPH0123043 B2 JP H0123043B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B07—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
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- B07C5/00—Sorting according to a characteristic or feature of the articles or material being sorted, e.g. by control effected by devices which detect or measure such characteristic or feature; Sorting by manually actuated devices, e.g. switches
- B07C5/04—Sorting according to size
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- Sorting Of Articles (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
本発明は動力伝動用Vベルト(以下、Vベルト
と記す)を設定範囲内の長さを有するものとそう
でないものに自動的に検査し、かつ検尺し終えた
Vベルトを一定長さのベルト範囲区分に仕分ける
Vベルトの自動検尺装置に関し、更に詳しくは、
Vベルトの長さに置換されるプーリの軸間距離そ
してその変動(振れ)およびライドアウトを自動
的に測定し、かつ該Vベルトを自動的に取出す機
構を有するベルト検査機構に、その検査結果にも
とづき、該Vベルトを一定長さのベルト範囲区分
に仕分けるベルト選別機構を組合せたベルト選別
機構付きVベルトの自動検尺装置に関するもので
ある。 一般に、Vベルトは円筒スリーブ状に成型さ
れ、これを台形状に切断して金型にて加硫する
か、あるいはスリーブ状で加硫した後、これを台
形状に研削加工するかの方法によつて製造され
る。この場合、製造されたVベルトは一般に材料
の熱収縮、抗張体の位置変位あるいは研削加工時
の加工誤差により、長さ、断面形状に誤差を有し
ている。 しかして、このようにして生じる誤差のうち、
ベルト長さの誤差は、ベルトに張力を与えるため
に余分な緊張装置を必要とし、断面形状の誤差は
その長さに影響するだけでなく、特に部分的な断
面寸法変化はVベルトがプーリの溝へ嵌つた場合
にベルト位置がプーリ軸芯に対しラジカル方向に
変動することになる。従つて、これによつて、ベ
ルト走行時のベルトの振動ならびにベルトのテン
シヨン変動を惹起し、更には使用される機械の振
動原因となる。 また、Vベルトを多本掛で使用する場合には、
特にベルトにかかる張力を均等にするため、ある
いは個々のベルトのプーリ溝における位置のバラ
ツキに起因する偏摩耗、伝動効率の低下そして動
力損失を防止するために、ベルト長さの精度を必
要とする従つて、通常は長さ(プーリの軸間距
離)の揃つたベルトを選別し、これを使用してい
る。 従来、Vベルトの長さを検査し、設定範囲内の
長さをもつ合格内とそうでない不合格物を分別す
る方法として、Vベルトを固定した検尺用Vプー
リともう1つの検尺用可動Vプーリに巻き掛け、
検尺用可動Vプーリに一定の荷重を加えてVベル
トに張りを与えた後、該固定Vプーリを回転させ
て、作業者が示指目盛りによりチエツクする方法
が行なわれていた。Vベルトが不合格物に認定さ
れるその発生原因には以下の場合がある。 (1) Vベルトの上巾、下巾寸法が大き過ぎてVベ
ルトが適当にプーリのV溝に入りこまず、ベル
ト上面とプーリ外周面の間隔であるライドアウ
ト(Rfde―out)が大きくなるとき。 (2) Vベルトの上巾、下巾寸法が小さくなり、V
ベルトがプーリのV溝に落ち込み、ライドアウ
トが小さくなるとき。 (3) ライドアウトの値が規定範囲の長さであつて
も、プーリ外周長が規定範囲外であるとき。 そして、上記のようなVベルトの検尺を行なう
検尺機ではVベルトを検尺用Vプーリに取付け、
Vベルトの合格、不合格の認定、そして検尺され
たVベルトの取出しは全て作業者の手作業によつ
て行なわれるため、1本のVベルトを検尺するに
はかなりの時間を要していた。また、合格、不合
格の認定は作業者の熟錬度によつて異なることが
あり、更にはライドアウトが大きいために不合格
となつたVベルトはベルト側面をグラインダーす
ることによつて合格物とすることができるところ
から、作業者はこれを更に分別する必要があつ
た。しかし、不合格になるVベルトの発生原因は
上記の如く多数存在するところから、作業者がこ
れを見分けることに相当の時間を要するばかりで
なく、かなりの経験を要していた。 本発明は上記の如き従来のベルト検尺装置の欠
点を改善し、これを自動化した検尺装置を提供す
るもので、検尺用プーリに巻き掛けられたVベル
トの長さに置換されるプーリの軸間距離、その変
動値、そしてライドアウトを自動的に検知し、必
要に応じてVベルトの側面を研磨する機構を具備
させると共に、検尺し終えたVベルトを自動的に
取出す各機構を具備した別途提案に係るベルト検
査機に、更に検尺し終えたVベルトを一定長さの
ベルト範囲区分に仕分けるベルト選別機構を取付
けたベルト選別機構付きのVベルトの自動検尺装
置を提供することを目的とする。 即ち、本発明の特徴とするところは、少くとも
一方が所定の荷重によつて他方と離れる方向に移
動可能である一対の検尺用駆動プーリと検尺用従
動プーリを有する走行部と、該走行部を走行する
ベルトのライドアウトを検知する手段を有するラ
イドアウト検知部と、走行部の両プーリ間の軸間
距離およびその変動値を検出するプーリ外周検知
部と、検尺し終つたベルトをプーリから離脱させ
るベルト押出部を含み構成され、動力伝動用Vベ
ルトを2つの検尺用プーリに掛張して走行させな
がらライドアウト、プーリ軸間距離、そしてその
変動値を検知し、検尺し終つた該Vベルトを取出
すベルト検査機において更に該ベルトを一定長さ
のベルト範囲区分に仕分けるベルト選別機構とし
てループ状に敷設されたレールと、これに固定さ
れた少くとも1つ以上のベルト落し部、そして該
レールに沿つて不連続で一定ピツチ旋回するコン
ベヤと、該コンベヤに固定された1つ以上のベル
トキヤリヤからなり、ベルト落し部は夫々一定長
さのベルト範囲区分を分担して当該範囲に属する
該Vベルトを落下させるものであつて、その各ベ
ルト落し部はベルトキヤリヤの進行方向に対して
直角方向に突出移動可能なロツドを具備し、ベル
ト検査機から送られた測定値を受信したベルト落
し部のロツドがこれに対応する該Vベルトが通過
するとき突出移動してベルトキヤリヤに取り付け
られたベルトハンガーを回転させ、該Vベルトを
落下させて一定長さの範囲区分に仕分けする機構
を取り付けたことにある。 しかして、上記本発明の更に具体的な機構は、
以下の説明ならびに添付図面によつて明らかにさ
れるが、前記特許請求の範囲に記載した範囲なら
びに本発明の目的を逸脱しない限りにおいて適宜
設計変更は可能であり、もとより本発明の包含す
るところである。 以下、本発明の具体的な実施態様を添付図面に
従つて説明する。 第1図乃至第4図は本発明が適用されるVベル
ト自動検尺を行なう検査機ならびに同検査機にベ
ルト供給部、ベルト輸送部をを付設した一連の装
置を示しており、これら各図、特に第2図におい
てTは未検尺なVベルトを保持しこれを自動的に
検尺用プーリへ送り込む機構を有するベルト取付
機構であり、ベルト供給部1とベルト輸送部14
から構成される。ベルト供給部1において、2は
シリンダー3によつて回転する支柱で、この支柱
2には未検尺のVベルト4を保持する円筒体のベ
ルト保持部5が支柱の周りに設けられているが、
複数本の場合には、前記ベルト保持部は支柱の周
りに一定間隔毎に取に付けられる。ベルト保持部
5は複数本の未検尺Vベルト4を保持すると共に
該ベルトを一定時間で一定距離だけ該保持部5の
先端まで送り込む輸送機構を備えている。即ち、
ベルト保持部5内の両先端部には、2つのギヤ
6,6′が内在し、これらのギヤにはチエーン7
が巻掛けられ、また支柱2にはギヤー8とシリン
ダー9が固定されている。 ギヤ8はシリンダー9に取付けられたラツク1
0と係合しており、又、ギヤ8とギヤ6間にはチ
エーン11が巻掛けられている。従つて、シリン
ダー9の作動によりラツク10が上方向に移動す
ると、ラツク10と係合しているギヤ8が右方向
に回転してベルト保持部5に内在しているチエー
ン7を右方向に回転せしめて未検尺のVベルト4
をベルト保持部5の末端方向へ並列移動させるよ
うになつている。この場合、第4図に示すよう
に、ベルトプツシユ板12が円筒形のベルト保持
部5の表面に設けられ、且つチエーン7に固定さ
れている。 このベルトブツシユ板12はチエーン7と共に
移動して未検尺のVベルトを並列に移動させる機
能を有している。また、図における13はベルト
押え棒であり、その末端をベルト保持部5に取付
けて矢印方向に移動可能とし、Vベルト4をベル
ト保持部5に並列せしめた後、Vベルト4の背面
を押圧しVベルト4の移行の際にその配列を混乱
させないように設けられている。 一方、Vベルトをベルト保持部から検尺用プー
リへ運ぶベルト輸送部14は、ベルト保持部5か
ら落下したVベルトを自動的につかみ上げてこれ
を検尺用プーリへ嵌め込む機構を有するものであ
る。 15はL形をしたベルト把持部であり、シリン
ダー16の作動によつて上下運動をする。 今、ベルト保持部5の最前列に位置しているV
ベルトが落下すると、その直前にベルト把持部1
5は下方へ移動してこのVベルトを受け取り、次
いで該シリンダー16を作動させて上方へ移行さ
せるようになつている。このベルト把持部15と
ならんでベルト押え棒13を押すロツド17がシ
リンダー18に連結されている。 なお、上記ベルト把持部15は左右の移動に関
与するシリンダー19のピストンロツド20に間
接的に連結されている。即ち、21は該ベルト把
持部15と連結した補助棒、また22は2本平行
に配置した案内棒であり、この案内棒22は固定
棒23に固定された支持板24に挿入され、また
支柱取付部25に固定されている。又、前記補助
棒21は2本の案内棒22の表面を滑るように設
けられた2つのスライド板26,27に固着され
ている。従つて、案内棒22間に設けられたシリ
ンダー19と連結しているピストンロツド20が
スライス板25に固定され、このピストンロツド
20が図中右方向へ移動すると、ベルト把持部1
5は検尺用駆動Vプーリ28の位置まで移行する
ようになり、ベルトを自動的に検尺用Vプーリへ
嵌め込む機能を有している。 第5図はVベルトを検尺用駆動Vプーリに挿入
する機構を示し、図における29は検尺用駆動V
プーリ28の支持台30に固定された支持棒29
に固定したベルト挿入ガイドである。 このベルト挿入ガイド29は図示の如く棒状
で、支持棒31に対して傾斜しており、その下端
は検尺用駆動Vプーリ28に近接している。そし
てVベルト4を運んで来た前記機構のベルト把持
部15がベルト挿入ガイド29を越えると、Vベ
ルト4は該ベルト挿入ガイド29に引つ掛かり、
該ガイド29を図中矢印方向へ滑りながら自動的
に検尺用駆動Vプーリ28のV溝32と嵌合する
ようになつている。 なお、第2図において支柱取付部25は支柱2
に対し摺動するようになつており、また固定棒2
3は前記支柱取付部25とベルト検尺部の正面フ
レーム33に固定されている。 次に、ベルト検査機34はその構成が第1図、
第2図に示されているが、これはVベルトを検尺
用Vプーリに取付け回転走行させるVベルトの走
行部35、Vベルトのライドアウトを自動的に検
知するライドアウト検知部36、2つの検尺用V
プーリの軸間距離lおよびこの変動値が検知する
プーリ外周検知部37、不合格として検出された
Vベルトの側面を研磨するベルト加工部38、研
磨する際にVベルト背面を押すプツシユロール部
39、そして検尺し終つたVベルトを検尺用駆動
プーリから離脱させるベルト押出部40ならびに
ベルト受取部41の各部から構成されている。 そこで、以下、検査機の説明に際しこれらの各
部を順を追つて詳細に説明する。 先ず、Vベルトの走行部35はVベルト4を回
転せしめる検尺用駆動Vプーリ28とVベルト4
に一定の張力を付与する検尺用従動Vプーリ42
から構成されている。そして、このうち検尺用従
動Vプーリ42は平行に配列した2つの案内棒4
3に沿つて上下移動するスライド体44に固定さ
れており、該スライド体44にはVベルト4に張
力を与える重り45がプレート46を介して連結
している。 47は上記プレート46に固着された別のスラ
イド体であり、これは案内棒43に沿つて上下移
動する。 かくして検尺用従動Vプーリ42の上下移動は
前記スライド体47と連結したシリンダー48に
よつて行われるが、Vベルトを取付ける際は検尺
用従動Vプーリ42は検尺用駆動Vプーリ28の
付近まで押し上げられ、Vベルトをセツトした後
は、Vベルトに荷重を与えるため下方に移動す
る。その後、Vベルト4は検尺用駆動Vプーリ2
8の回転によつて走行する。 次にライドアウト検知部36は第1図及び第6
図に詳細が示されているが、図において50はア
ームであり、このアーム50が第6図に示す如く
回転支軸51に嵌め込まれ、その一端が平ロール
52に他端がシリンダー53と連結したロツド5
4に取付けられている。従つて、シリンダー53
の作動によつてロツド54が下方に移動すれば、
平ロール52は回転支軸51を中心として矢印の
方向に回転する。なお、図においては、平ロール
52がVベルトの背面55と接触している状態を
示している。 一方、正面フレーム33の内側に存在する回転
支軸51の末端には、ギヤ56が装着され、その
上方に設けられたパルス発信器57は該ギヤ56
の回転を検知するように設定されている。 即ち、平ロール52が回転支軸51を中心とし
て旋回しVベルトの外周面55と接触しながら回
転するとそれと同時にギヤ56も回転することに
なり、ライドアウトRがパルス発信器57によつ
て検知される。この場合、回転中の平ロール52
は上下方向に微動しこのベルトの外周面55と検
尺用駆動Vプーリの外周面58の間隔がライドア
ウトRとしてパルス発信器57によつて検知され
ることになる。 図中、59はVベルトの外周面55を平ロール
52によつて一定圧に押圧するために設けられた
押圧調節器で、前述のシリンダー53のピストン
に連結している。 一方、次にプーリ外周検知部37は、第2図、
第7図に図示されているが、同図において60は
ラツク棒であり、その下端が前記検尺用従動プー
リ42のスライド体44に固定されているため、
検尺用従動Vプーリ42の上下運動に準じて移動
する。そして、このラツク棒60には軸62に固
定された回転するギヤ61が噛み合つており、こ
の軸62の先端でしかも正面フレーム33の外側
には、ラツク棒60の移動量を示唆する指示板S
が設置されていると共に、反対側の他端には該ラ
ツク棒60の移動量によつてプーリの軸間距離l
及びその変動値を自動的に検知するパルス発信器
63が設けられている。 なお、第7図中、64はテンシヨンロールであ
り、このテンシヨンロール64は軸に装着された
アーム65の末端をバネ66により引張ることに
よつてラツク棒60を押圧し支持している。 従つて、プーリ外周検知部37は、Vベルト4
に張力を与える際の検尺用従動Vプーリ42の移
動量及び且つ走行時における検尺用従動Vプーリ
42の振れをプーリの軸間距離lおよび軸間距離
の変動値として自動的に検知できる機構からなつ
ている。 更に次に、ベルト加工部38は、上記ライドア
ウト検知部36及びプーリ外周検知部37からラ
イドアウト値が設定範囲より大きく、かつプーリ
軸間距離lが設定範囲より小さいように検知され
た場合、あるいはプーリの軸間距離lの変動値が
設定範囲より大きいように検知された場合等Vベ
ルトが修正加工可能なように検知されると、Vベ
ルトを自動的に研磨して合格品に仕上げる機構を
有するものであり、第2図及び第8図に図示され
る。 図中、67はグラインダー本体であり、グライ
ンダー68、上部シヤフト69、スライド円筒体
70等から構成されている。グラインダー68は
Vベルトの側面を研磨することを目的とするもの
で、V溝の砥石からなり、上部シヤフト69の先
端部に固定されている。上部シヤフト69はその
両端付近に位置している軸受71,71′によつ
て支持されており、その端部にプーリ72を具備
していると共に、一方の軸受71は上部シヤフト
69をカバーするスライド円筒体70に、他の軸
受71′は移動支持体73に固定されている。 一方、固定支持体74はグラインダー本体67
を保持する円筒部75、脚部76そして軸受77
からなり、下部シヤフト78を介して支持台79
に設置されている。 また、前記移動支持体73はグラインダー本体
67ならびに下部シヤフト78に取付けられた移
動可能なプーリ79を固着しており、このプーリ
79は下部シヤフト78の回転に応じて回転し、
又、軸方向へも移動可能となつている。 そして、歯付ベルト80,80′がプーリ72,
79及び下部シヤフトの末端に取付けられたプー
リ81とモータ82に取付けたプーリ83にそれ
ぞれ架張されており、グラインダー68は上記モ
ータ82により回転される。 しかして、シリンダー84に連結されたピスト
ンロツドが移動支持体73に固定されているとこ
ろから、シリンダー84の作動により移動支持体
73がガイド棒85に沿つて矢印方向へ移動し、
これと共にグラインダー本体67およびプーリ7
9はそれぞれ固定支持体の円筒部75と下部シヤ
フト78に沿つて平行移動する。そのため、グラ
インダー68はVベルトの位置まで移行する。 この場合、グラインダー68は、第9図に示す
ように、検尺用Vプーリに掛張されたVベルト4
との間に隙間を有する。そのため、固定支持体の
脚部76にシリンダー85が取付けられており、
該シリンダー85により脚部76を矢印方向へ引
張ると、グラインダー68は支持台に挿入されて
いるシヤフト78を中心として回転し、Vベルト
の腹面86と係合する。 又、次に前記プツシユロール部39はグライン
ダーのV溝に嵌合しているVベルトの背面を押
し、Vベルトの側面研磨を補助する機能を具備
し、第7図及び第10図にその具体的構成を示
す。即ち図において87はガイドレールであり、
このレール87上に可動台88が設けられ、ピス
トンロツド89を介してシリンダー90と連結し
ている。 そして、前記可動台88にはVベルトの背面を
押す機能をもつローラー91が取り付けられてい
る。このローラー91の移動距離は前記可動台8
8に連結しているロツド92に嵌め込まれた調節
ネジ93がガイドレール87の先端に設けられた
ストツパー94と接触するまでの移動である。 この調節ネジ93及びストツパー94はVベル
ト4を研磨しすぎないようにすると共に、ベルト
断面形状に誤差がある場合にそれを均一にする。 かくて叙上のような機構を有するプツシユロー
ル39は正面フレーム33に取り付けられてい
る。 次に示すベルト押出部40とベルト受取部41
とは修正加工されたVベルトも含み検尺し終つた
Vベルトを検尺用Vプーリから自動的に落下さす
と共に、そのVベルトを自動的に常取つて別の工
程へ移動させる機構部分であり、第1図の40に
示されるものはVベルトを検尺用Vプーリから取
り落すベルト押出部で、アーム95がその一端に
おいて正面フレーム33に設置された軸受96に
取付けられ、またその中間より稍上方においてシ
リンダー97に連結されたピストンロツドと結合
している。 前記アーム95はシリンダー97の作用により
軸受96を中心として図中手前へ移動可能となる
ため、該アーム95の他端に設置されたベルトプ
ツシユバー98はアーム95の動きに準じて作動
する。即ち、ベルトブツシユバー98は検尺用従
動Vプーリが上昇してVベルト4に張力がかから
ない状態において、Vベルト4を引つ掛けながら
検尺用駆動Vプーリ28から落下させるのであ
る。 一方、ベルト受取部41は第1図及び第11図
に図示されるが、図中、99はアームであり、そ
の一端には釣り針状のベルトハンガー100が設
置され、他端が揺動シリンダー101の上部に固
定されており、揺動シリンダー101の下にはス
トツパー102を設けたアーム103が取付けら
れている。 そして、前記ベルトハンガー100はVベルト
4が検尺用駆動Vプーリ28から落下する前に揺
動シリンダー101の回転により約180゜旋回して
検尺用駆動Vプーリ28の付近まで近接し位置変
換をする。かくてVベルトを受取つたベルトハン
ガー100は元の位置に戻るが、この際、Vベル
ト4の動きのみがストツパー102によつて止め
られるところから、Vベルト4はベルトハンガー
100から離脱する。 更に第12図にその全体を示し、第13〜第1
5図に各部詳細を示す符号105は上記ベルト受
取部41から落下した検尺済みのVベルト4を受
け止めこれを予め設定した一定長さのベルト範囲
区分に仕分けるベルト選別機構であり、本発明の
要部をなすものである。 以下、引続き説明すると、第12図〜第15図
において、図中106は前記ベルト受取部41か
ら落下したVベルトを受止めるベルトキヤリヤで
あり、該ベルトキヤリヤ106はループ状に敷設
されたコンベヤチエーン107に一定間隔で固定
され、該チエーン107と共に固転移行する。そ
してコンベヤチエーン107は一定間隔にローラ
108を具備しフレーム109の支持体110に
固定された筒状のレール111に内在し、レール
111上に設置された駆動スプロケツト112と
係合し、モータ113の作動により前記ローラ1
08によつて図中矢印方向へ不連続に一定ピツチ
で回転移動する。この場合、ベルト受取部分41
の真下で静止していたベルトキヤリヤ106がV
ベルト4を受け取ると1ストロークaのみ移動
し、次のベルトキヤリヤ106がVベルトを受け
取るまで静止している。従つて、各ベルトキヤリ
ヤ106は落下するVベルト4を受け取る毎に1
ストロークaつづ移動していく。 ベルトキヤリヤ106はチエーンコンベヤ10
7に設置されたローラ108に装着され、ベルト
を保持するベルトハンガー114を具備してい
る。該ベルトハンガー114は軸115を中心と
して固定できるところから、Vベルトを容易に離
脱できるようになつている。 116,116′,116″……等は前記レール
111に一定間隔で設置されたベルト落し部であ
り、レール111に固定された対向する一対の脚
部117を有し、この脚部117の下端外側にシ
リンダー118が装着されている。そして、この
シリンダー118に連結されたロツド119が脚
部117に内在しており、シリンダー118の作
動によつて脚部117からベルトキヤリヤ106
の進行方向に対し直角方向へ突出移動可能となつ
ている。 しかして上記ベルト落し部において、ベルト落
し部No.1116はαのベルト長さ範囲に属するV
ベルト、ベルト落し部No.2116′はβのベルト
長さ範囲に属するVベルトそしてベルト落し部No.
3116″はγのベルト長さ範囲に属するVベル
トが通過するときのみ、夫々のベルト落し部のシ
リンダー118が作動し、ロツド119をベルト
ハンガーの棒状部120まで突出させ、これによ
りベルトハンガー114は軸115を中心として
回転しVベルト4を落下させる。 この場合、ベルト検査機34で測定されたVベ
ルトはベルト落下位置Pにあるベルトキヤリヤに
受けとめられると、この移動ベルト測定データは
シフトレジスター機構を有する制御装置へ送ら
れ、この制御装置が作動してベルト落し部のロツ
ドがこれに対応するVベルトを保持したベルトキ
ヤリヤが通過するとき突出移動してベルトを落下
させ、ベルトを一定長さ範囲区分に仕分ける。例
えば、ベルトキヤリヤが「5」という信号を受け
持つて、ベルト落下位置Pから5ストローク進行
したとき、この位置に待機していたベルト落し部
No.3116″のシリンダーが作動する。同じく、
次のベルトキヤリヤが「3」の信号を受け持つて
3ストローク進行したとき、この位置に待機して
いたベルト落し部No.1116のシリンダーが作動
してベルトを落下させる。そして、落下したVベ
ルトはベルト落し部116,116′,116″…
…等の下に位置した収縮箱121,121′,1
21″……等に入れられる。従つて、各収納箱1
21,121′,121″……には一定範囲の長さ
を有するVベルトが収容される。 本発明装置の各機構は叙上のような各構成より
なるものであるが、以下、前述の本発明機構を使
つてVベルトを自動的に検尺する作動について説
明する。 まず、ベルト供給部1において、複数本の未検
尺Vベルト4をベルトプツシユ板12の前方に位
置させるようベルト保持部5にぶらさげ、支柱2
を回転させてこのベルト保持部5をベルト輸送部
14の真下に位置させる。次いで、Vベルト4は
ベルト押え棒13で均一に配列され、かつ支柱2
に設けたシリンダー9を作動させてベルト保持部
5の両端に内在しているギヤーを回転させること
によりチエーン7に固定されているベルトプツシ
ユ板12を移動させて並列したVベルト4をベル
ト保持部5より1本づつ落下させる。 ベルト把持部15は落下するVベルト4を受け
止め、シリンダー19の作動により案内棒22に
沿つてベルト検尺部の検尺用駆動プーリ28の位
置まで移行し、Vベルト4を検尺用駆動プーリ2
8に嵌め込む。 このようにしてVベルト4が検尺用駆動Vプー
リ28に嵌合すると、検尺用駆動Vプーリ42が
下降し、Vベルト4は一定の張力を受け、そして
検尺用駆動プーリ28の回転によつてVベルト4
は走行する。これと同時に、平ロール52がVベ
ルトの外周面と接触する状態となつてライドアウ
ト検知部36が働き始め、またプーリ外周検知部
37も作動する。 そして、回転時におけるVベルトのライドアウ
ト値とプーリ軸間距離l及びその変動値がパルス
発信器によつて検知され、その結果、これらの値
が設定範囲内に存在するときは、検尺用従動Vプ
ーリ42が検尺用駆動Vプーリ28の付近まで上
昇する。続いて、検尺済みのVベルト4はベルト
プツシユバー98で押されながら検尺用駆動Vプ
ーリ28から離脱し、このとき検尺用駆動Vプー
リ28の回転が停止し検尺用駆動Vプーリ28の
付近に待機していたベルトハンガー100に引つ
掛けられ、ストツパー102によつてベルトハン
ガー100から落下する。 一方、ライドアウト値が設定範囲より大きく、
且つプーリ軸間距離lがそれより小さく検知され
た場合、あるいはプーリ軸間距離の変動値が設定
範囲より大きく検知された場合、まずベルト加工
部38が作動して回転中のグラインダー68が走
行中のVベルト4付近まで突出し、シリンダー8
4によつてVベルトの側面と接触するようにな
る。それと同時に、ブツシユロール部39も作動
してローラー91がVベルトの外周面を圧着する
ため、Vベルトの側面が適当に研磨される。 ライドアウト値とプーリ軸間距離lそしてその
変動値が設定範囲に入ると、駆動Vプーリは回転
を停止し、ローラー91は元の位置に戻り、また
グラインダー68もVベルトから離れて元の位置
に戻る。その後、ベルトの取出しは前述と同じで
ある。なお、修正不可能なVベルトはベルト受取
部41′によつて受取られる。 第16図は、上述の作動において、ライドアウ
ト値及び規格により定められているベルト掛張プ
ーリの外周長の変動値を検知しベルト加工部を作
動させるための検知作動系統を詳細に示したもの
で、図の上段はプーリ外周検知部に属しそのパル
ス発信器63はVベルトに張力を与える際の検尺
用従動Vプーリの移動量及び走行時における検尺
従動Vプーリの上下動、即ち振れをプーリの軸間
距離l及び軸間距離の変動値として検知する。 なお、図面中、「POC」はベルトを掛張する両
プーリ間のプーリ外周長であり、通常、規格によ
つて設定範囲が定められている。 一方、第16図下段側のパルス発信器57は、
ライドアウト検知部に属し、回転中の平ロール5
2の上下微動によるベルト外周面と検尺用従動V
プーリの外周面との間隔をライドアウト(R・
O)として検知する。 そして、同第16図より明らかなようにPOC
及びR・Oの夫々の設定値と検知値とを対比し、
これらを総合することによつて前述したベルト加
工部の作動の要否を決め、必要あるときにベルト
加工部の作動を起すのである。 即ち、第16図の右欄において、夫々検出され
た値によつて振れ不良、POC下限不良、POC上
限不良、R・O不良が検出されると次の如き組合
せと区分に従つてベルト加工部は作動する。
と記す)を設定範囲内の長さを有するものとそう
でないものに自動的に検査し、かつ検尺し終えた
Vベルトを一定長さのベルト範囲区分に仕分ける
Vベルトの自動検尺装置に関し、更に詳しくは、
Vベルトの長さに置換されるプーリの軸間距離そ
してその変動(振れ)およびライドアウトを自動
的に測定し、かつ該Vベルトを自動的に取出す機
構を有するベルト検査機構に、その検査結果にも
とづき、該Vベルトを一定長さのベルト範囲区分
に仕分けるベルト選別機構を組合せたベルト選別
機構付きVベルトの自動検尺装置に関するもので
ある。 一般に、Vベルトは円筒スリーブ状に成型さ
れ、これを台形状に切断して金型にて加硫する
か、あるいはスリーブ状で加硫した後、これを台
形状に研削加工するかの方法によつて製造され
る。この場合、製造されたVベルトは一般に材料
の熱収縮、抗張体の位置変位あるいは研削加工時
の加工誤差により、長さ、断面形状に誤差を有し
ている。 しかして、このようにして生じる誤差のうち、
ベルト長さの誤差は、ベルトに張力を与えるため
に余分な緊張装置を必要とし、断面形状の誤差は
その長さに影響するだけでなく、特に部分的な断
面寸法変化はVベルトがプーリの溝へ嵌つた場合
にベルト位置がプーリ軸芯に対しラジカル方向に
変動することになる。従つて、これによつて、ベ
ルト走行時のベルトの振動ならびにベルトのテン
シヨン変動を惹起し、更には使用される機械の振
動原因となる。 また、Vベルトを多本掛で使用する場合には、
特にベルトにかかる張力を均等にするため、ある
いは個々のベルトのプーリ溝における位置のバラ
ツキに起因する偏摩耗、伝動効率の低下そして動
力損失を防止するために、ベルト長さの精度を必
要とする従つて、通常は長さ(プーリの軸間距
離)の揃つたベルトを選別し、これを使用してい
る。 従来、Vベルトの長さを検査し、設定範囲内の
長さをもつ合格内とそうでない不合格物を分別す
る方法として、Vベルトを固定した検尺用Vプー
リともう1つの検尺用可動Vプーリに巻き掛け、
検尺用可動Vプーリに一定の荷重を加えてVベル
トに張りを与えた後、該固定Vプーリを回転させ
て、作業者が示指目盛りによりチエツクする方法
が行なわれていた。Vベルトが不合格物に認定さ
れるその発生原因には以下の場合がある。 (1) Vベルトの上巾、下巾寸法が大き過ぎてVベ
ルトが適当にプーリのV溝に入りこまず、ベル
ト上面とプーリ外周面の間隔であるライドアウ
ト(Rfde―out)が大きくなるとき。 (2) Vベルトの上巾、下巾寸法が小さくなり、V
ベルトがプーリのV溝に落ち込み、ライドアウ
トが小さくなるとき。 (3) ライドアウトの値が規定範囲の長さであつて
も、プーリ外周長が規定範囲外であるとき。 そして、上記のようなVベルトの検尺を行なう
検尺機ではVベルトを検尺用Vプーリに取付け、
Vベルトの合格、不合格の認定、そして検尺され
たVベルトの取出しは全て作業者の手作業によつ
て行なわれるため、1本のVベルトを検尺するに
はかなりの時間を要していた。また、合格、不合
格の認定は作業者の熟錬度によつて異なることが
あり、更にはライドアウトが大きいために不合格
となつたVベルトはベルト側面をグラインダーす
ることによつて合格物とすることができるところ
から、作業者はこれを更に分別する必要があつ
た。しかし、不合格になるVベルトの発生原因は
上記の如く多数存在するところから、作業者がこ
れを見分けることに相当の時間を要するばかりで
なく、かなりの経験を要していた。 本発明は上記の如き従来のベルト検尺装置の欠
点を改善し、これを自動化した検尺装置を提供す
るもので、検尺用プーリに巻き掛けられたVベル
トの長さに置換されるプーリの軸間距離、その変
動値、そしてライドアウトを自動的に検知し、必
要に応じてVベルトの側面を研磨する機構を具備
させると共に、検尺し終えたVベルトを自動的に
取出す各機構を具備した別途提案に係るベルト検
査機に、更に検尺し終えたVベルトを一定長さの
ベルト範囲区分に仕分けるベルト選別機構を取付
けたベルト選別機構付きのVベルトの自動検尺装
置を提供することを目的とする。 即ち、本発明の特徴とするところは、少くとも
一方が所定の荷重によつて他方と離れる方向に移
動可能である一対の検尺用駆動プーリと検尺用従
動プーリを有する走行部と、該走行部を走行する
ベルトのライドアウトを検知する手段を有するラ
イドアウト検知部と、走行部の両プーリ間の軸間
距離およびその変動値を検出するプーリ外周検知
部と、検尺し終つたベルトをプーリから離脱させ
るベルト押出部を含み構成され、動力伝動用Vベ
ルトを2つの検尺用プーリに掛張して走行させな
がらライドアウト、プーリ軸間距離、そしてその
変動値を検知し、検尺し終つた該Vベルトを取出
すベルト検査機において更に該ベルトを一定長さ
のベルト範囲区分に仕分けるベルト選別機構とし
てループ状に敷設されたレールと、これに固定さ
れた少くとも1つ以上のベルト落し部、そして該
レールに沿つて不連続で一定ピツチ旋回するコン
ベヤと、該コンベヤに固定された1つ以上のベル
トキヤリヤからなり、ベルト落し部は夫々一定長
さのベルト範囲区分を分担して当該範囲に属する
該Vベルトを落下させるものであつて、その各ベ
ルト落し部はベルトキヤリヤの進行方向に対して
直角方向に突出移動可能なロツドを具備し、ベル
ト検査機から送られた測定値を受信したベルト落
し部のロツドがこれに対応する該Vベルトが通過
するとき突出移動してベルトキヤリヤに取り付け
られたベルトハンガーを回転させ、該Vベルトを
落下させて一定長さの範囲区分に仕分けする機構
を取り付けたことにある。 しかして、上記本発明の更に具体的な機構は、
以下の説明ならびに添付図面によつて明らかにさ
れるが、前記特許請求の範囲に記載した範囲なら
びに本発明の目的を逸脱しない限りにおいて適宜
設計変更は可能であり、もとより本発明の包含す
るところである。 以下、本発明の具体的な実施態様を添付図面に
従つて説明する。 第1図乃至第4図は本発明が適用されるVベル
ト自動検尺を行なう検査機ならびに同検査機にベ
ルト供給部、ベルト輸送部をを付設した一連の装
置を示しており、これら各図、特に第2図におい
てTは未検尺なVベルトを保持しこれを自動的に
検尺用プーリへ送り込む機構を有するベルト取付
機構であり、ベルト供給部1とベルト輸送部14
から構成される。ベルト供給部1において、2は
シリンダー3によつて回転する支柱で、この支柱
2には未検尺のVベルト4を保持する円筒体のベ
ルト保持部5が支柱の周りに設けられているが、
複数本の場合には、前記ベルト保持部は支柱の周
りに一定間隔毎に取に付けられる。ベルト保持部
5は複数本の未検尺Vベルト4を保持すると共に
該ベルトを一定時間で一定距離だけ該保持部5の
先端まで送り込む輸送機構を備えている。即ち、
ベルト保持部5内の両先端部には、2つのギヤ
6,6′が内在し、これらのギヤにはチエーン7
が巻掛けられ、また支柱2にはギヤー8とシリン
ダー9が固定されている。 ギヤ8はシリンダー9に取付けられたラツク1
0と係合しており、又、ギヤ8とギヤ6間にはチ
エーン11が巻掛けられている。従つて、シリン
ダー9の作動によりラツク10が上方向に移動す
ると、ラツク10と係合しているギヤ8が右方向
に回転してベルト保持部5に内在しているチエー
ン7を右方向に回転せしめて未検尺のVベルト4
をベルト保持部5の末端方向へ並列移動させるよ
うになつている。この場合、第4図に示すよう
に、ベルトプツシユ板12が円筒形のベルト保持
部5の表面に設けられ、且つチエーン7に固定さ
れている。 このベルトブツシユ板12はチエーン7と共に
移動して未検尺のVベルトを並列に移動させる機
能を有している。また、図における13はベルト
押え棒であり、その末端をベルト保持部5に取付
けて矢印方向に移動可能とし、Vベルト4をベル
ト保持部5に並列せしめた後、Vベルト4の背面
を押圧しVベルト4の移行の際にその配列を混乱
させないように設けられている。 一方、Vベルトをベルト保持部から検尺用プー
リへ運ぶベルト輸送部14は、ベルト保持部5か
ら落下したVベルトを自動的につかみ上げてこれ
を検尺用プーリへ嵌め込む機構を有するものであ
る。 15はL形をしたベルト把持部であり、シリン
ダー16の作動によつて上下運動をする。 今、ベルト保持部5の最前列に位置しているV
ベルトが落下すると、その直前にベルト把持部1
5は下方へ移動してこのVベルトを受け取り、次
いで該シリンダー16を作動させて上方へ移行さ
せるようになつている。このベルト把持部15と
ならんでベルト押え棒13を押すロツド17がシ
リンダー18に連結されている。 なお、上記ベルト把持部15は左右の移動に関
与するシリンダー19のピストンロツド20に間
接的に連結されている。即ち、21は該ベルト把
持部15と連結した補助棒、また22は2本平行
に配置した案内棒であり、この案内棒22は固定
棒23に固定された支持板24に挿入され、また
支柱取付部25に固定されている。又、前記補助
棒21は2本の案内棒22の表面を滑るように設
けられた2つのスライド板26,27に固着され
ている。従つて、案内棒22間に設けられたシリ
ンダー19と連結しているピストンロツド20が
スライス板25に固定され、このピストンロツド
20が図中右方向へ移動すると、ベルト把持部1
5は検尺用駆動Vプーリ28の位置まで移行する
ようになり、ベルトを自動的に検尺用Vプーリへ
嵌め込む機能を有している。 第5図はVベルトを検尺用駆動Vプーリに挿入
する機構を示し、図における29は検尺用駆動V
プーリ28の支持台30に固定された支持棒29
に固定したベルト挿入ガイドである。 このベルト挿入ガイド29は図示の如く棒状
で、支持棒31に対して傾斜しており、その下端
は検尺用駆動Vプーリ28に近接している。そし
てVベルト4を運んで来た前記機構のベルト把持
部15がベルト挿入ガイド29を越えると、Vベ
ルト4は該ベルト挿入ガイド29に引つ掛かり、
該ガイド29を図中矢印方向へ滑りながら自動的
に検尺用駆動Vプーリ28のV溝32と嵌合する
ようになつている。 なお、第2図において支柱取付部25は支柱2
に対し摺動するようになつており、また固定棒2
3は前記支柱取付部25とベルト検尺部の正面フ
レーム33に固定されている。 次に、ベルト検査機34はその構成が第1図、
第2図に示されているが、これはVベルトを検尺
用Vプーリに取付け回転走行させるVベルトの走
行部35、Vベルトのライドアウトを自動的に検
知するライドアウト検知部36、2つの検尺用V
プーリの軸間距離lおよびこの変動値が検知する
プーリ外周検知部37、不合格として検出された
Vベルトの側面を研磨するベルト加工部38、研
磨する際にVベルト背面を押すプツシユロール部
39、そして検尺し終つたVベルトを検尺用駆動
プーリから離脱させるベルト押出部40ならびに
ベルト受取部41の各部から構成されている。 そこで、以下、検査機の説明に際しこれらの各
部を順を追つて詳細に説明する。 先ず、Vベルトの走行部35はVベルト4を回
転せしめる検尺用駆動Vプーリ28とVベルト4
に一定の張力を付与する検尺用従動Vプーリ42
から構成されている。そして、このうち検尺用従
動Vプーリ42は平行に配列した2つの案内棒4
3に沿つて上下移動するスライド体44に固定さ
れており、該スライド体44にはVベルト4に張
力を与える重り45がプレート46を介して連結
している。 47は上記プレート46に固着された別のスラ
イド体であり、これは案内棒43に沿つて上下移
動する。 かくして検尺用従動Vプーリ42の上下移動は
前記スライド体47と連結したシリンダー48に
よつて行われるが、Vベルトを取付ける際は検尺
用従動Vプーリ42は検尺用駆動Vプーリ28の
付近まで押し上げられ、Vベルトをセツトした後
は、Vベルトに荷重を与えるため下方に移動す
る。その後、Vベルト4は検尺用駆動Vプーリ2
8の回転によつて走行する。 次にライドアウト検知部36は第1図及び第6
図に詳細が示されているが、図において50はア
ームであり、このアーム50が第6図に示す如く
回転支軸51に嵌め込まれ、その一端が平ロール
52に他端がシリンダー53と連結したロツド5
4に取付けられている。従つて、シリンダー53
の作動によつてロツド54が下方に移動すれば、
平ロール52は回転支軸51を中心として矢印の
方向に回転する。なお、図においては、平ロール
52がVベルトの背面55と接触している状態を
示している。 一方、正面フレーム33の内側に存在する回転
支軸51の末端には、ギヤ56が装着され、その
上方に設けられたパルス発信器57は該ギヤ56
の回転を検知するように設定されている。 即ち、平ロール52が回転支軸51を中心とし
て旋回しVベルトの外周面55と接触しながら回
転するとそれと同時にギヤ56も回転することに
なり、ライドアウトRがパルス発信器57によつ
て検知される。この場合、回転中の平ロール52
は上下方向に微動しこのベルトの外周面55と検
尺用駆動Vプーリの外周面58の間隔がライドア
ウトRとしてパルス発信器57によつて検知され
ることになる。 図中、59はVベルトの外周面55を平ロール
52によつて一定圧に押圧するために設けられた
押圧調節器で、前述のシリンダー53のピストン
に連結している。 一方、次にプーリ外周検知部37は、第2図、
第7図に図示されているが、同図において60は
ラツク棒であり、その下端が前記検尺用従動プー
リ42のスライド体44に固定されているため、
検尺用従動Vプーリ42の上下運動に準じて移動
する。そして、このラツク棒60には軸62に固
定された回転するギヤ61が噛み合つており、こ
の軸62の先端でしかも正面フレーム33の外側
には、ラツク棒60の移動量を示唆する指示板S
が設置されていると共に、反対側の他端には該ラ
ツク棒60の移動量によつてプーリの軸間距離l
及びその変動値を自動的に検知するパルス発信器
63が設けられている。 なお、第7図中、64はテンシヨンロールであ
り、このテンシヨンロール64は軸に装着された
アーム65の末端をバネ66により引張ることに
よつてラツク棒60を押圧し支持している。 従つて、プーリ外周検知部37は、Vベルト4
に張力を与える際の検尺用従動Vプーリ42の移
動量及び且つ走行時における検尺用従動Vプーリ
42の振れをプーリの軸間距離lおよび軸間距離
の変動値として自動的に検知できる機構からなつ
ている。 更に次に、ベルト加工部38は、上記ライドア
ウト検知部36及びプーリ外周検知部37からラ
イドアウト値が設定範囲より大きく、かつプーリ
軸間距離lが設定範囲より小さいように検知され
た場合、あるいはプーリの軸間距離lの変動値が
設定範囲より大きいように検知された場合等Vベ
ルトが修正加工可能なように検知されると、Vベ
ルトを自動的に研磨して合格品に仕上げる機構を
有するものであり、第2図及び第8図に図示され
る。 図中、67はグラインダー本体であり、グライ
ンダー68、上部シヤフト69、スライド円筒体
70等から構成されている。グラインダー68は
Vベルトの側面を研磨することを目的とするもの
で、V溝の砥石からなり、上部シヤフト69の先
端部に固定されている。上部シヤフト69はその
両端付近に位置している軸受71,71′によつ
て支持されており、その端部にプーリ72を具備
していると共に、一方の軸受71は上部シヤフト
69をカバーするスライド円筒体70に、他の軸
受71′は移動支持体73に固定されている。 一方、固定支持体74はグラインダー本体67
を保持する円筒部75、脚部76そして軸受77
からなり、下部シヤフト78を介して支持台79
に設置されている。 また、前記移動支持体73はグラインダー本体
67ならびに下部シヤフト78に取付けられた移
動可能なプーリ79を固着しており、このプーリ
79は下部シヤフト78の回転に応じて回転し、
又、軸方向へも移動可能となつている。 そして、歯付ベルト80,80′がプーリ72,
79及び下部シヤフトの末端に取付けられたプー
リ81とモータ82に取付けたプーリ83にそれ
ぞれ架張されており、グラインダー68は上記モ
ータ82により回転される。 しかして、シリンダー84に連結されたピスト
ンロツドが移動支持体73に固定されているとこ
ろから、シリンダー84の作動により移動支持体
73がガイド棒85に沿つて矢印方向へ移動し、
これと共にグラインダー本体67およびプーリ7
9はそれぞれ固定支持体の円筒部75と下部シヤ
フト78に沿つて平行移動する。そのため、グラ
インダー68はVベルトの位置まで移行する。 この場合、グラインダー68は、第9図に示す
ように、検尺用Vプーリに掛張されたVベルト4
との間に隙間を有する。そのため、固定支持体の
脚部76にシリンダー85が取付けられており、
該シリンダー85により脚部76を矢印方向へ引
張ると、グラインダー68は支持台に挿入されて
いるシヤフト78を中心として回転し、Vベルト
の腹面86と係合する。 又、次に前記プツシユロール部39はグライン
ダーのV溝に嵌合しているVベルトの背面を押
し、Vベルトの側面研磨を補助する機能を具備
し、第7図及び第10図にその具体的構成を示
す。即ち図において87はガイドレールであり、
このレール87上に可動台88が設けられ、ピス
トンロツド89を介してシリンダー90と連結し
ている。 そして、前記可動台88にはVベルトの背面を
押す機能をもつローラー91が取り付けられてい
る。このローラー91の移動距離は前記可動台8
8に連結しているロツド92に嵌め込まれた調節
ネジ93がガイドレール87の先端に設けられた
ストツパー94と接触するまでの移動である。 この調節ネジ93及びストツパー94はVベル
ト4を研磨しすぎないようにすると共に、ベルト
断面形状に誤差がある場合にそれを均一にする。 かくて叙上のような機構を有するプツシユロー
ル39は正面フレーム33に取り付けられてい
る。 次に示すベルト押出部40とベルト受取部41
とは修正加工されたVベルトも含み検尺し終つた
Vベルトを検尺用Vプーリから自動的に落下さす
と共に、そのVベルトを自動的に常取つて別の工
程へ移動させる機構部分であり、第1図の40に
示されるものはVベルトを検尺用Vプーリから取
り落すベルト押出部で、アーム95がその一端に
おいて正面フレーム33に設置された軸受96に
取付けられ、またその中間より稍上方においてシ
リンダー97に連結されたピストンロツドと結合
している。 前記アーム95はシリンダー97の作用により
軸受96を中心として図中手前へ移動可能となる
ため、該アーム95の他端に設置されたベルトプ
ツシユバー98はアーム95の動きに準じて作動
する。即ち、ベルトブツシユバー98は検尺用従
動Vプーリが上昇してVベルト4に張力がかから
ない状態において、Vベルト4を引つ掛けながら
検尺用駆動Vプーリ28から落下させるのであ
る。 一方、ベルト受取部41は第1図及び第11図
に図示されるが、図中、99はアームであり、そ
の一端には釣り針状のベルトハンガー100が設
置され、他端が揺動シリンダー101の上部に固
定されており、揺動シリンダー101の下にはス
トツパー102を設けたアーム103が取付けら
れている。 そして、前記ベルトハンガー100はVベルト
4が検尺用駆動Vプーリ28から落下する前に揺
動シリンダー101の回転により約180゜旋回して
検尺用駆動Vプーリ28の付近まで近接し位置変
換をする。かくてVベルトを受取つたベルトハン
ガー100は元の位置に戻るが、この際、Vベル
ト4の動きのみがストツパー102によつて止め
られるところから、Vベルト4はベルトハンガー
100から離脱する。 更に第12図にその全体を示し、第13〜第1
5図に各部詳細を示す符号105は上記ベルト受
取部41から落下した検尺済みのVベルト4を受
け止めこれを予め設定した一定長さのベルト範囲
区分に仕分けるベルト選別機構であり、本発明の
要部をなすものである。 以下、引続き説明すると、第12図〜第15図
において、図中106は前記ベルト受取部41か
ら落下したVベルトを受止めるベルトキヤリヤで
あり、該ベルトキヤリヤ106はループ状に敷設
されたコンベヤチエーン107に一定間隔で固定
され、該チエーン107と共に固転移行する。そ
してコンベヤチエーン107は一定間隔にローラ
108を具備しフレーム109の支持体110に
固定された筒状のレール111に内在し、レール
111上に設置された駆動スプロケツト112と
係合し、モータ113の作動により前記ローラ1
08によつて図中矢印方向へ不連続に一定ピツチ
で回転移動する。この場合、ベルト受取部分41
の真下で静止していたベルトキヤリヤ106がV
ベルト4を受け取ると1ストロークaのみ移動
し、次のベルトキヤリヤ106がVベルトを受け
取るまで静止している。従つて、各ベルトキヤリ
ヤ106は落下するVベルト4を受け取る毎に1
ストロークaつづ移動していく。 ベルトキヤリヤ106はチエーンコンベヤ10
7に設置されたローラ108に装着され、ベルト
を保持するベルトハンガー114を具備してい
る。該ベルトハンガー114は軸115を中心と
して固定できるところから、Vベルトを容易に離
脱できるようになつている。 116,116′,116″……等は前記レール
111に一定間隔で設置されたベルト落し部であ
り、レール111に固定された対向する一対の脚
部117を有し、この脚部117の下端外側にシ
リンダー118が装着されている。そして、この
シリンダー118に連結されたロツド119が脚
部117に内在しており、シリンダー118の作
動によつて脚部117からベルトキヤリヤ106
の進行方向に対し直角方向へ突出移動可能となつ
ている。 しかして上記ベルト落し部において、ベルト落
し部No.1116はαのベルト長さ範囲に属するV
ベルト、ベルト落し部No.2116′はβのベルト
長さ範囲に属するVベルトそしてベルト落し部No.
3116″はγのベルト長さ範囲に属するVベル
トが通過するときのみ、夫々のベルト落し部のシ
リンダー118が作動し、ロツド119をベルト
ハンガーの棒状部120まで突出させ、これによ
りベルトハンガー114は軸115を中心として
回転しVベルト4を落下させる。 この場合、ベルト検査機34で測定されたVベ
ルトはベルト落下位置Pにあるベルトキヤリヤに
受けとめられると、この移動ベルト測定データは
シフトレジスター機構を有する制御装置へ送ら
れ、この制御装置が作動してベルト落し部のロツ
ドがこれに対応するVベルトを保持したベルトキ
ヤリヤが通過するとき突出移動してベルトを落下
させ、ベルトを一定長さ範囲区分に仕分ける。例
えば、ベルトキヤリヤが「5」という信号を受け
持つて、ベルト落下位置Pから5ストローク進行
したとき、この位置に待機していたベルト落し部
No.3116″のシリンダーが作動する。同じく、
次のベルトキヤリヤが「3」の信号を受け持つて
3ストローク進行したとき、この位置に待機して
いたベルト落し部No.1116のシリンダーが作動
してベルトを落下させる。そして、落下したVベ
ルトはベルト落し部116,116′,116″…
…等の下に位置した収縮箱121,121′,1
21″……等に入れられる。従つて、各収納箱1
21,121′,121″……には一定範囲の長さ
を有するVベルトが収容される。 本発明装置の各機構は叙上のような各構成より
なるものであるが、以下、前述の本発明機構を使
つてVベルトを自動的に検尺する作動について説
明する。 まず、ベルト供給部1において、複数本の未検
尺Vベルト4をベルトプツシユ板12の前方に位
置させるようベルト保持部5にぶらさげ、支柱2
を回転させてこのベルト保持部5をベルト輸送部
14の真下に位置させる。次いで、Vベルト4は
ベルト押え棒13で均一に配列され、かつ支柱2
に設けたシリンダー9を作動させてベルト保持部
5の両端に内在しているギヤーを回転させること
によりチエーン7に固定されているベルトプツシ
ユ板12を移動させて並列したVベルト4をベル
ト保持部5より1本づつ落下させる。 ベルト把持部15は落下するVベルト4を受け
止め、シリンダー19の作動により案内棒22に
沿つてベルト検尺部の検尺用駆動プーリ28の位
置まで移行し、Vベルト4を検尺用駆動プーリ2
8に嵌め込む。 このようにしてVベルト4が検尺用駆動Vプー
リ28に嵌合すると、検尺用駆動Vプーリ42が
下降し、Vベルト4は一定の張力を受け、そして
検尺用駆動プーリ28の回転によつてVベルト4
は走行する。これと同時に、平ロール52がVベ
ルトの外周面と接触する状態となつてライドアウ
ト検知部36が働き始め、またプーリ外周検知部
37も作動する。 そして、回転時におけるVベルトのライドアウ
ト値とプーリ軸間距離l及びその変動値がパルス
発信器によつて検知され、その結果、これらの値
が設定範囲内に存在するときは、検尺用従動Vプ
ーリ42が検尺用駆動Vプーリ28の付近まで上
昇する。続いて、検尺済みのVベルト4はベルト
プツシユバー98で押されながら検尺用駆動Vプ
ーリ28から離脱し、このとき検尺用駆動Vプー
リ28の回転が停止し検尺用駆動Vプーリ28の
付近に待機していたベルトハンガー100に引つ
掛けられ、ストツパー102によつてベルトハン
ガー100から落下する。 一方、ライドアウト値が設定範囲より大きく、
且つプーリ軸間距離lがそれより小さく検知され
た場合、あるいはプーリ軸間距離の変動値が設定
範囲より大きく検知された場合、まずベルト加工
部38が作動して回転中のグラインダー68が走
行中のVベルト4付近まで突出し、シリンダー8
4によつてVベルトの側面と接触するようにな
る。それと同時に、ブツシユロール部39も作動
してローラー91がVベルトの外周面を圧着する
ため、Vベルトの側面が適当に研磨される。 ライドアウト値とプーリ軸間距離lそしてその
変動値が設定範囲に入ると、駆動Vプーリは回転
を停止し、ローラー91は元の位置に戻り、また
グラインダー68もVベルトから離れて元の位置
に戻る。その後、ベルトの取出しは前述と同じで
ある。なお、修正不可能なVベルトはベルト受取
部41′によつて受取られる。 第16図は、上述の作動において、ライドアウ
ト値及び規格により定められているベルト掛張プ
ーリの外周長の変動値を検知しベルト加工部を作
動させるための検知作動系統を詳細に示したもの
で、図の上段はプーリ外周検知部に属しそのパル
ス発信器63はVベルトに張力を与える際の検尺
用従動Vプーリの移動量及び走行時における検尺
従動Vプーリの上下動、即ち振れをプーリの軸間
距離l及び軸間距離の変動値として検知する。 なお、図面中、「POC」はベルトを掛張する両
プーリ間のプーリ外周長であり、通常、規格によ
つて設定範囲が定められている。 一方、第16図下段側のパルス発信器57は、
ライドアウト検知部に属し、回転中の平ロール5
2の上下微動によるベルト外周面と検尺用従動V
プーリの外周面との間隔をライドアウト(R・
O)として検知する。 そして、同第16図より明らかなようにPOC
及びR・Oの夫々の設定値と検知値とを対比し、
これらを総合することによつて前述したベルト加
工部の作動の要否を決め、必要あるときにベルト
加工部の作動を起すのである。 即ち、第16図の右欄において、夫々検出され
た値によつて振れ不良、POC下限不良、POC上
限不良、R・O不良が検出されると次の如き組合
せと区分に従つてベルト加工部は作動する。
【表】
上表中、「要」「不要」はベルト加工の要、不要
を意味する。 又、POC上限以上はすべて不合格品であり、
ベルト加工は不要である。 更に、第16図において各不良に設定値と等し
い場合を含んでいるが、これは夫々上限又は下限
であるためで、例えば「振れ」の場合、設定値A
より下は良いが等しい場合は避けるべきであると
の趣旨に立脚する。他も同様である。 かくして検知の結果、ライドアウト値などが設
定範囲より外れている場合であつても、修正する
ことにより充分、合格品となり得るものは自動的
に加工される。 かくして次に、前記のようにして検知され修正
可能なものにベルト加工が施されてベルト受取部
41から落下したVベルトはベルト選別機構10
5を通過するが、この選別は、まず該ベルト受取
部41の下に位置するベルトキヤリヤ106に受
取られ、その後ベルトキヤリヤ106は1ストロ
ークaのみ移動して静止し、別のベルトキヤリヤ
106がベルトを受取ると更に1ストローク移動
する。このベルトキヤリヤ106を待機している
夫々のベルト落し部116はベルト検査機構34
から送られるVベルトの測定値を受信し、この長
さ範囲に含まれるVベルトを通過すると、所要の
シフトレジスター機構を有する制御系統によつて
ベルト落し部のシリンダー118が作動して周波
数119が突出移動し、ベルトハンガー114を
回転させることによつてVベルト4を落下させ収
納箱121,121′,121″……に集める。 第17図及び第18図は上記の選別機構による
選別を自動的に行なうためのシフトレジスター機
構を有する制御装置の作動系統図であり、例えば
ベルトキヤリヤがベルト落し部No.1に対応するベ
ルトを受取ると、ベルト落下によるスイツチが
ONとなり、このベルトのPOC値はシフト信号発
信器によつてコンピユーターのデータ番号No.1へ
導入される。(第18図イ参照)次いで各ベルト
キヤリヤがベルト落し部No.3に対応するベルトを
受け取ると、このベルトのPOC値はコンピユー
ターのデータ番号No.3へ導入される。(第18図
ロ参照) このようにしてベルトキヤリヤは順次、No.2
(第18図ハ)、No.4(第18図ニ)のベルトを受
け取る。このとき、当初イ図で落下したベルトは
3ストローク進行しており、コンピユーターから
ベルト落し部No.1へ信号が発信されてベルト落し
部No.1のシリンダーを作動させ、該ベルトを落下
させる。 かくして、かかる作動を繰り返すことにより前
述した選別が行なわれ、ベルトを夫々、対応した
収納箱に集め、夫々の範囲のものに分別する。 以上、本発明に係る動力伝動用Vベルトの自動
検尺装置の構成並びに構成部品の機能、作動につ
いて説明して来たが、結局、本発明の自動検尺装
置によれば、未検尺のVベルトをベルト保持部に
設置した後、支柱が回転しベルト保持部はベルト
輸送部の真下に位置する。ベルト保持部から自動
的に移動してきたVベルトはベルト把持部に受け
止められ、ベルト把持部のベルト挿入ガイドまで
の移動により検尺用駆動Vプーリに嵌め込まれ
る。 そして、このようにしてVベルトが検尺用駆動
Vプーリおよび従動Vプーリに掛張され回転する
と、ライドアウト検知部およびプーリ外周検知部
が作動する。 ここで、設定範囲内のライドアウトおよびプー
リ軸間距離そしてその変動値が検出されると、V
ベルトの張力は排除され、Vベルトは駆動Vプー
リから自動的に取り出される。また、設定範囲外
の上記値が検出されると、ベルト加工部およびプ
ツシユロール部が作動してVベルトの側面を研磨
して合格品とする。その後、Vベルトは自動的に
取り出され、且つ一定長さのベルト範囲区分に仕
分けられる。 しかして、上記の各機能を有する機構、部品は
すべて自動的に連続して行なわれる。 以上のように、本発明装置はVベルトをベルト
供給部のベルト保持部に手動的に設置するだけで
その後はVベルトを自動的に検尺用プーリに取付
け、自動的に検尺し、また自動的にベルトの側面
を研磨し、そして自動的に取り出すと共に、該V
ベルトを一定長さのベルト範囲区分に仕分ける機
構を具備しているため、設定された範囲長さ及び
均一な断面寸法を有するVベルトが正確に、かつ
迅速に検尺できるだけでなく、一定長さのベルト
範囲区分に選別でき、従来の如く面倒を要するこ
となく自動的な装置としてその実用性が期待され
るものである。
を意味する。 又、POC上限以上はすべて不合格品であり、
ベルト加工は不要である。 更に、第16図において各不良に設定値と等し
い場合を含んでいるが、これは夫々上限又は下限
であるためで、例えば「振れ」の場合、設定値A
より下は良いが等しい場合は避けるべきであると
の趣旨に立脚する。他も同様である。 かくして検知の結果、ライドアウト値などが設
定範囲より外れている場合であつても、修正する
ことにより充分、合格品となり得るものは自動的
に加工される。 かくして次に、前記のようにして検知され修正
可能なものにベルト加工が施されてベルト受取部
41から落下したVベルトはベルト選別機構10
5を通過するが、この選別は、まず該ベルト受取
部41の下に位置するベルトキヤリヤ106に受
取られ、その後ベルトキヤリヤ106は1ストロ
ークaのみ移動して静止し、別のベルトキヤリヤ
106がベルトを受取ると更に1ストローク移動
する。このベルトキヤリヤ106を待機している
夫々のベルト落し部116はベルト検査機構34
から送られるVベルトの測定値を受信し、この長
さ範囲に含まれるVベルトを通過すると、所要の
シフトレジスター機構を有する制御系統によつて
ベルト落し部のシリンダー118が作動して周波
数119が突出移動し、ベルトハンガー114を
回転させることによつてVベルト4を落下させ収
納箱121,121′,121″……に集める。 第17図及び第18図は上記の選別機構による
選別を自動的に行なうためのシフトレジスター機
構を有する制御装置の作動系統図であり、例えば
ベルトキヤリヤがベルト落し部No.1に対応するベ
ルトを受取ると、ベルト落下によるスイツチが
ONとなり、このベルトのPOC値はシフト信号発
信器によつてコンピユーターのデータ番号No.1へ
導入される。(第18図イ参照)次いで各ベルト
キヤリヤがベルト落し部No.3に対応するベルトを
受け取ると、このベルトのPOC値はコンピユー
ターのデータ番号No.3へ導入される。(第18図
ロ参照) このようにしてベルトキヤリヤは順次、No.2
(第18図ハ)、No.4(第18図ニ)のベルトを受
け取る。このとき、当初イ図で落下したベルトは
3ストローク進行しており、コンピユーターから
ベルト落し部No.1へ信号が発信されてベルト落し
部No.1のシリンダーを作動させ、該ベルトを落下
させる。 かくして、かかる作動を繰り返すことにより前
述した選別が行なわれ、ベルトを夫々、対応した
収納箱に集め、夫々の範囲のものに分別する。 以上、本発明に係る動力伝動用Vベルトの自動
検尺装置の構成並びに構成部品の機能、作動につ
いて説明して来たが、結局、本発明の自動検尺装
置によれば、未検尺のVベルトをベルト保持部に
設置した後、支柱が回転しベルト保持部はベルト
輸送部の真下に位置する。ベルト保持部から自動
的に移動してきたVベルトはベルト把持部に受け
止められ、ベルト把持部のベルト挿入ガイドまで
の移動により検尺用駆動Vプーリに嵌め込まれ
る。 そして、このようにしてVベルトが検尺用駆動
Vプーリおよび従動Vプーリに掛張され回転する
と、ライドアウト検知部およびプーリ外周検知部
が作動する。 ここで、設定範囲内のライドアウトおよびプー
リ軸間距離そしてその変動値が検出されると、V
ベルトの張力は排除され、Vベルトは駆動Vプー
リから自動的に取り出される。また、設定範囲外
の上記値が検出されると、ベルト加工部およびプ
ツシユロール部が作動してVベルトの側面を研磨
して合格品とする。その後、Vベルトは自動的に
取り出され、且つ一定長さのベルト範囲区分に仕
分けられる。 しかして、上記の各機能を有する機構、部品は
すべて自動的に連続して行なわれる。 以上のように、本発明装置はVベルトをベルト
供給部のベルト保持部に手動的に設置するだけで
その後はVベルトを自動的に検尺用プーリに取付
け、自動的に検尺し、また自動的にベルトの側面
を研磨し、そして自動的に取り出すと共に、該V
ベルトを一定長さのベルト範囲区分に仕分ける機
構を具備しているため、設定された範囲長さ及び
均一な断面寸法を有するVベルトが正確に、かつ
迅速に検尺できるだけでなく、一定長さのベルト
範囲区分に選別でき、従来の如く面倒を要するこ
となく自動的な装置としてその実用性が期待され
るものである。
第1図は本発明に係る自動検尺を行なう検査機
の正面図で、作動時の状態であり、第2図はその
側面図、第3図はベルト供給部とベルト輸送部の
拡大図、第4図は第3図のA―A断面図、第5図
はVベルトが検尺用駆動Vプーリに挿入する機構
を説明するベルト挿入ガイドの側面図、第6図は
第1図のB―B断面図でライドアウト検知部を示
し、第7図はプーリ外周検知部の正面図、第8図
はベルト加工部の縦断面図、第9図はベルト加工
部が作動し始める初段階を示すベルト加工部の正
面図、第10図は第1図においてC―C方向から
見たプツシユロール部の平面図、第11図はベル
ト受取部のD―D側面図、第12図はベルト選別
機構の平面図、第13図はその正面図、第14図
はベルトキヤリヤの正面図、第15図は第13図
のE―E断面図である。又、第16図は検知系統
の詳細を、第17図及び第18図イ〜ニは選別機
構における制御作動系統の詳細を示す系統図であ
る。 4……Vベルト、28……検尺用駆動Vプー
リ、42……検尺用従動Vプーリ、106……ベ
ルトキヤリヤ、107……コンベヤ、111……
レール、114……ベルトハンガー、116……
ベルト落し部、119……ロツド。
の正面図で、作動時の状態であり、第2図はその
側面図、第3図はベルト供給部とベルト輸送部の
拡大図、第4図は第3図のA―A断面図、第5図
はVベルトが検尺用駆動Vプーリに挿入する機構
を説明するベルト挿入ガイドの側面図、第6図は
第1図のB―B断面図でライドアウト検知部を示
し、第7図はプーリ外周検知部の正面図、第8図
はベルト加工部の縦断面図、第9図はベルト加工
部が作動し始める初段階を示すベルト加工部の正
面図、第10図は第1図においてC―C方向から
見たプツシユロール部の平面図、第11図はベル
ト受取部のD―D側面図、第12図はベルト選別
機構の平面図、第13図はその正面図、第14図
はベルトキヤリヤの正面図、第15図は第13図
のE―E断面図である。又、第16図は検知系統
の詳細を、第17図及び第18図イ〜ニは選別機
構における制御作動系統の詳細を示す系統図であ
る。 4……Vベルト、28……検尺用駆動Vプー
リ、42……検尺用従動Vプーリ、106……ベ
ルトキヤリヤ、107……コンベヤ、111……
レール、114……ベルトハンガー、116……
ベルト落し部、119……ロツド。
Claims (1)
- 1 少くとも一方が所定の荷重によつて他方と離
れる方向に移動可能である一対の検尺用駆動プー
リと検尺用従動プーリを有する走行部と、検尺用
のプーリに嵌め込まれたベルトの外周面と該検尺
用プーリの外周面との間隔を検知するライドアウ
ト検知部と、走行部の両プーリ間の軸間距離およ
びその変動値を検出するプーリ外周検知部と、検
尺し終つたベルトをプーリから離脱させるベルト
押出部を含み、構成されるベルト検査機に上記検
尺し終つたベルトを一定長さのベルト範囲区分に
仕分けるベルト選別機構を取付けてなり、上記ベ
ルト選別機構はループ状に敷設されたレール11
1と、これに固定された少くとも1つ以上のベル
ト落し部116、そして該レール111に沿つて
不連続で一定ピツチで旋回するコンベヤ107
と、該コンベヤに固定された1つ以上のベルトキ
ヤリヤ106からなり、ベルト落し部116は
夫々一定長さのベルト範囲区分を分担して当該範
囲に属する該Vベルトを落下させるものであつ
て、その各ベルト落し部116はベルトキヤリヤ
106の進行方向に対して直角方向に突出移動可
能なロツド119を具備し、ベルト検査機から送
られた測定値を受信したベルト落し部のロツド1
19がこれに対応する該Vベルトが通過するとき
突出移動してベルトキヤリヤ106に取付けられ
たベルトハンガー114を回転させ、該Vベルト
を落下させて一定長さの範囲区分に仕分けするこ
とを特徴とする動力伝動用Vベルトの自動検尺装
置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57064447A JPS58180904A (ja) | 1982-04-17 | 1982-04-17 | ベルト選別機構付き動力伝動用vベルトの自動検尺装置 |
| US06/485,458 US4505073A (en) | 1982-04-17 | 1983-04-15 | Apparatus for sorting power transmission belts |
| CA000425973A CA1205421A (en) | 1982-04-17 | 1983-04-15 | Apparatus for sorting power transmission belts |
| AT83302187T ATE41332T1 (de) | 1982-04-17 | 1983-04-18 | Geraet und verfahren zum sortieren von kraftuebertragungs. |
| DE8383302187T DE3379387D1 (en) | 1982-04-17 | 1983-04-18 | Apparatus and method for sorting power transmission belts |
| EP83302187A EP0092418B1 (en) | 1982-04-17 | 1983-04-18 | Apparatus and method for sorting power transmission belts |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57064447A JPS58180904A (ja) | 1982-04-17 | 1982-04-17 | ベルト選別機構付き動力伝動用vベルトの自動検尺装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58180904A JPS58180904A (ja) | 1983-10-22 |
| JPH0123043B2 true JPH0123043B2 (ja) | 1989-04-28 |
Family
ID=13258516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57064447A Granted JPS58180904A (ja) | 1982-04-17 | 1982-04-17 | ベルト選別機構付き動力伝動用vベルトの自動検尺装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4505073A (ja) |
| EP (1) | EP0092418B1 (ja) |
| JP (1) | JPS58180904A (ja) |
| AT (1) | ATE41332T1 (ja) |
| CA (1) | CA1205421A (ja) |
| DE (1) | DE3379387D1 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10227629A (ja) * | 1997-02-17 | 1998-08-25 | Mitsutoyo Corp | エンコーダ付きベルト |
| JP3553371B2 (ja) | 1998-05-26 | 2004-08-11 | 三ツ星ベルト株式会社 | 伝動ベルトの成形装置 |
| WO2002085567A1 (en) | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Ring management system |
| CN202105805U (zh) * | 2011-01-17 | 2012-01-11 | 李万红 | 一种全自动轴承检测分级机 |
| CN106225745B (zh) * | 2016-07-20 | 2018-10-09 | 京东方科技集团股份有限公司 | 测量装置 |
| CN108007311B (zh) * | 2018-01-16 | 2024-06-18 | 中国重型机械研究院股份公司 | 一种抗干扰的钢管长度测量系统和方法 |
| CN116026264B (zh) * | 2023-01-05 | 2023-09-26 | 扬州晶樱光电科技有限公司 | 一种单多晶硅棒检测装置 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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