JPH0123562B2 - - Google Patents
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- JPH0123562B2 JPH0123562B2 JP57043275A JP4327582A JPH0123562B2 JP H0123562 B2 JPH0123562 B2 JP H0123562B2 JP 57043275 A JP57043275 A JP 57043275A JP 4327582 A JP4327582 A JP 4327582A JP H0123562 B2 JPH0123562 B2 JP H0123562B2
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- JP
- Japan
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- yarn
- knitting
- heat
- knitted
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、メリヤス編地の編終り端縁部の処
理方法に関するものである。
理方法に関するものである。
例えば、現在の全自動横メリヤス手袋編機によ
れば、メリヤス手袋を、小指袋の先端部から編み
始めて、その全編み組織を、手首口縁部まで自動
的に編成できる。しかし、このようにして編成さ
れたメリヤス手袋は、これを編機から外して取り
出した状態においては、上記手首口縁部の最終コ
ースの編糸は、編針によつて引出されたループ
が、突出されたままの状態になつているので、何
らかの手段によつて、この編糸が、最終コースか
らほどけないようにしなければならない。
れば、メリヤス手袋を、小指袋の先端部から編み
始めて、その全編み組織を、手首口縁部まで自動
的に編成できる。しかし、このようにして編成さ
れたメリヤス手袋は、これを編機から外して取り
出した状態においては、上記手首口縁部の最終コ
ースの編糸は、編針によつて引出されたループ
が、突出されたままの状態になつているので、何
らかの手段によつて、この編糸が、最終コースか
らほどけないようにしなければならない。
メリヤス手袋について、この編糸がほどけない
ようにするため、現在行われている最も一般的な
方法は、編み終つた手袋の手首部の口縁部を、オ
ーバロツクミシン等によつてかがり止めする方法
である。しかし、このオーバーロツクミシンによ
る手首口縁部のかがり止めは、その自動化が困難
であるところから、非常に多くの手数を要する。
ようにするため、現在行われている最も一般的な
方法は、編み終つた手袋の手首部の口縁部を、オ
ーバロツクミシン等によつてかがり止めする方法
である。しかし、このオーバーロツクミシンによ
る手首口縁部のかがり止めは、その自動化が困難
であるところから、非常に多くの手数を要する。
そこで、メリヤス手袋に関しては、この手数を
省くために、例えば、特開昭51−122530号公報、
特開昭51−122531号公報及び特開昭51−122532号
公報等に開示されているような、いくつかの手首
口縁部の処理方法、すなわちメリヤス編地の編み
終り端縁部の処理方法が提案されている。しかし
ながら、上記した方法には夫々次のような欠点が
ある。
省くために、例えば、特開昭51−122530号公報、
特開昭51−122531号公報及び特開昭51−122532号
公報等に開示されているような、いくつかの手首
口縁部の処理方法、すなわちメリヤス編地の編み
終り端縁部の処理方法が提案されている。しかし
ながら、上記した方法には夫々次のような欠点が
ある。
すなわち、手袋の場合には、手首口縁部近くの
コースの編糸を接着剤によつて接着する上記1番
目の方法は、接着剤が編糸を固化させるので、こ
の方法で処理された手袋の手首口縁部は、固くな
つていて、非常にはき心地が悪く、手首を傷け
る。また、手首口縁部の近くを、伸縮性の編糸で
編成し、最終コースを突起付きの糸で編成する上
記第2番目の方法では、第1に、伸縮性の編糸
は、縮小もするが、それに外力が加わつた場合に
は簡単に伸長もするものであること、第2に、最
終コースの編糸における突起をして、最終コース
の各ループ毎に規則正しく正確に一個宛配列せし
めることは、不可能に近いことから、このような
方法によつて最終コースのループのほつれを防止
することは、実用上差支えない程度においてす
ら、その目的を達成できない。更にまた、手首口
縁部近くのコースを熱溶性糸条で編み、少なくと
も最終の一周コースの編糸を熱セツトし、もつて
該コースの編目を溶着して、そのほつれを防止す
る第3番目の方法は、手袋を手にはめたとき、編
糸がほつれない程度に編糸を熱セツトしたもので
は、溶融せる編糸の合成樹脂成分が固化し、メリ
ヤス組織に特有の柔軟性と弾力性が手首口縁部の
編目において全く喪失されていて、手首口縁部に
伸縮性がないから、はき難いばかりでなく、手首
口縁部の多数のループ状の繊維が、夫々溶融固化
して多数の小突起状となつているから、これが手
首部の皮膚に当り、手首部を動かす都度、手首部
の皮膚をあたかも目の荒いサンドペーパーの端部
でこするのが如く刺戟するので、とても着用に堪
えないものであり、敢えて着用すると、手首部の
皮膚をひどく傷つける欠点があつた。
コースの編糸を接着剤によつて接着する上記1番
目の方法は、接着剤が編糸を固化させるので、こ
の方法で処理された手袋の手首口縁部は、固くな
つていて、非常にはき心地が悪く、手首を傷け
る。また、手首口縁部の近くを、伸縮性の編糸で
編成し、最終コースを突起付きの糸で編成する上
記第2番目の方法では、第1に、伸縮性の編糸
は、縮小もするが、それに外力が加わつた場合に
は簡単に伸長もするものであること、第2に、最
終コースの編糸における突起をして、最終コース
の各ループ毎に規則正しく正確に一個宛配列せし
めることは、不可能に近いことから、このような
方法によつて最終コースのループのほつれを防止
することは、実用上差支えない程度においてす
ら、その目的を達成できない。更にまた、手首口
縁部近くのコースを熱溶性糸条で編み、少なくと
も最終の一周コースの編糸を熱セツトし、もつて
該コースの編目を溶着して、そのほつれを防止す
る第3番目の方法は、手袋を手にはめたとき、編
糸がほつれない程度に編糸を熱セツトしたもので
は、溶融せる編糸の合成樹脂成分が固化し、メリ
ヤス組織に特有の柔軟性と弾力性が手首口縁部の
編目において全く喪失されていて、手首口縁部に
伸縮性がないから、はき難いばかりでなく、手首
口縁部の多数のループ状の繊維が、夫々溶融固化
して多数の小突起状となつているから、これが手
首部の皮膚に当り、手首部を動かす都度、手首部
の皮膚をあたかも目の荒いサンドペーパーの端部
でこするのが如く刺戟するので、とても着用に堪
えないものであり、敢えて着用すると、手首部の
皮膚をひどく傷つける欠点があつた。
そこで、この発明は、上記したような欠点をも
たない編終り端縁部が簡単に得られる、メリヤス
編地の編終り端縁部の処理方法を提供しようとす
るものであつて、その要旨とするとこは、横式メ
リヤス編機によつてメリヤス編地を編み終る際、
このメリヤス編地の最終の数周の周回コースを、
熱収縮性糸条に小量の熱接着性糸条を混合した編
糸にて編成して、編地を編機から外し、このメリ
ヤス編地の、前記熱収縮性糸条に小量の熱接着性
糸条を混合した編糸にて編成せる編終り端縁部の
編地に、熱接着性糸条は溶融するが熱収縮性糸条
は溶融しない範囲の熱を加えて、該部分の編地を
収縮させると共に熱接着性糸条にて編目を部分的
に接着せしめて、編終りコースの編目がほつれな
いようにすること、を特徴とするメリヤス編地の
編終り端縁部の処理方法にある。
たない編終り端縁部が簡単に得られる、メリヤス
編地の編終り端縁部の処理方法を提供しようとす
るものであつて、その要旨とするとこは、横式メ
リヤス編機によつてメリヤス編地を編み終る際、
このメリヤス編地の最終の数周の周回コースを、
熱収縮性糸条に小量の熱接着性糸条を混合した編
糸にて編成して、編地を編機から外し、このメリ
ヤス編地の、前記熱収縮性糸条に小量の熱接着性
糸条を混合した編糸にて編成せる編終り端縁部の
編地に、熱接着性糸条は溶融するが熱収縮性糸条
は溶融しない範囲の熱を加えて、該部分の編地を
収縮させると共に熱接着性糸条にて編目を部分的
に接着せしめて、編終りコースの編目がほつれな
いようにすること、を特徴とするメリヤス編地の
編終り端縁部の処理方法にある。
次に、メリヤス手袋に例をとつて、この発明の
方法を、図についてより詳細に説明すると、メリ
ヤス手袋Aは、これを横式メリヤス手袋編機によ
り、常法にしたがい、綿糸のような適宜の編糸a
にて、第1図に示す如く、小指1、薬指2、中指
3、人差指4、四本胴5、拇指6、五本胴7及び
手首部8の順序で、自動的に成形編成するのので
あるが、この発明の方法では、このメリヤス手袋
Aの編地を編終る際に、すなわちその首部8を編
み終る際に、手首口縁部8aの最終の数周の周回
コース10,10…を、それ以前のコースを編成
した編糸aに代えて、編糸aよりも細い、好まし
くは編糸aの2分の1程度の太さの、熱収縮性糸
条に少量の熱接着性糸条を混合せる編糸b、にて
編成するのである。なお編糸a,bは、両者が切
換るコース100においては、ダブリングさせて
ある。
方法を、図についてより詳細に説明すると、メリ
ヤス手袋Aは、これを横式メリヤス手袋編機によ
り、常法にしたがい、綿糸のような適宜の編糸a
にて、第1図に示す如く、小指1、薬指2、中指
3、人差指4、四本胴5、拇指6、五本胴7及び
手首部8の順序で、自動的に成形編成するのので
あるが、この発明の方法では、このメリヤス手袋
Aの編地を編終る際に、すなわちその首部8を編
み終る際に、手首口縁部8aの最終の数周の周回
コース10,10…を、それ以前のコースを編成
した編糸aに代えて、編糸aよりも細い、好まし
くは編糸aの2分の1程度の太さの、熱収縮性糸
条に少量の熱接着性糸条を混合せる編糸b、にて
編成するのである。なお編糸a,bは、両者が切
換るコース100においては、ダブリングさせて
ある。
また、この編糸bによる上記周回編成コース1
01,102……では、その度目を、編糸aによる
手首部の編成コースにおける度目よりも小さくし
て、該編成コース101,102……を編成する。
例えば、編糸aによる手首部8の編成コースにお
ける度目が「7」であつたとするならば、編糸b
による度目を「5」とする。
01,102……では、その度目を、編糸aによる
手首部の編成コースにおける度目よりも小さくし
て、該編成コース101,102……を編成する。
例えば、編糸aによる手首部8の編成コースにお
ける度目が「7」であつたとするならば、編糸b
による度目を「5」とする。
上記のようにして編成したメリヤス手袋Aの最
終周回コース10o(例えば105)の編目11
を、手袋編機の編針から外すと、このメリヤス手
袋Aの手首部8の口縁部8aは、一応第2図に示
したような編み組織となつている。
終周回コース10o(例えば105)の編目11
を、手袋編機の編針から外すと、このメリヤス手
袋Aの手首部8の口縁部8aは、一応第2図に示
したような編み組織となつている。
次に、この口縁部8aの最終の数周回コース1
01〜105の編目を形成している編糸bに、該編
糸bを構成している少量の熱接着性糸条は溶融す
るが、該編糸を構成している多量の熱収縮性糸条
は溶融することなく収縮のみする範囲の、乾熱又
は湿熱を加えて、該編糸bを構成している熱収縮
性糸条を収縮させ、熱接着性糸条を溶融させる
と、この編糸bにて編成された手首口縁部8aの
編地すなわち、このメリヤス手袋Aの編終り端縁
部の編地は、第3図に示すごとく、編糸bが大き
く収縮して、編目が詰り、編糸bにて編成された
最終コース105の編目11が容易にはほつれ得
ない状態になる。そして、このような状態になつ
たこの手首口縁部8aの編地は、更に熱接着性糸
条の熱接着により収縮した熱収縮性糸条からなる
編目をアトランダムに接着連結されて、より確実
に上記の状態に保持されることになる。
01〜105の編目を形成している編糸bに、該編
糸bを構成している少量の熱接着性糸条は溶融す
るが、該編糸を構成している多量の熱収縮性糸条
は溶融することなく収縮のみする範囲の、乾熱又
は湿熱を加えて、該編糸bを構成している熱収縮
性糸条を収縮させ、熱接着性糸条を溶融させる
と、この編糸bにて編成された手首口縁部8aの
編地すなわち、このメリヤス手袋Aの編終り端縁
部の編地は、第3図に示すごとく、編糸bが大き
く収縮して、編目が詰り、編糸bにて編成された
最終コース105の編目11が容易にはほつれ得
ない状態になる。そして、このような状態になつ
たこの手首口縁部8aの編地は、更に熱接着性糸
条の熱接着により収縮した熱収縮性糸条からなる
編目をアトランダムに接着連結されて、より確実
に上記の状態に保持されることになる。
なお、この発明の方法を実施するのに適した熱
収縮性糸条の一例としては、例えば日清紡績株式
会社製の熱収縮性糸「モビロンコアダブル糸」
(商標名)を挙げることができ、熱接着性糸条の
一例としては、例えば東レ株式会社製の熱接着性
繊維「東レエルダー糸」(商標名)を挙げること
ができる。
収縮性糸条の一例としては、例えば日清紡績株式
会社製の熱収縮性糸「モビロンコアダブル糸」
(商標名)を挙げることができ、熱接着性糸条の
一例としては、例えば東レ株式会社製の熱接着性
繊維「東レエルダー糸」(商標名)を挙げること
ができる。
そして、上記両糸を使用した場合であれば、
「モビロンコアダブル糸」は、130℃に加熱しても
融けないが、充分熱収縮し、「東レエルダー糸」
は、130℃でも溶融して充分熱接着性を発揮する。
「モビロンコアダブル糸」は、130℃に加熱しても
融けないが、充分熱収縮し、「東レエルダー糸」
は、130℃でも溶融して充分熱接着性を発揮する。
何れにしても、この発明の方法にしたがい、適
度の乾熱又は湿熱によつて、前記編糸bにて編成
された編終り端縁部の編地すなわち手首口縁部8
aの編地を熱セツトすると、この編糸bからなる
編地は、それが、非熱収縮性の編糸aによつて形
成された編地端に連続しているので、コース方向
においては編糸bは収縮するが編地は収縮し得ず
して、ウエール方向において大きく収縮された編
地となり、このメリヤス手袋Aの編地の編終り端
縁部である、手首口縁部8aの縦断面形状は、第
4図に示してある如く、表目が裏目よりも大きく
収縮して、外向きにカールした状態となる。そし
て、編糸bの最終コース105の突出編目11
(ニツテイングループ)は、このカールの先端に
位置して巻き込まれた状態となり、その一つ前の
コース104のニツテイングループによつて、そ
の基部を、該突出編目がほどけないように、強力
に締め付けられた状態になつた上で、この状態に
熱接着性糸条の接着性でもつてセツトされた状態
になるのであるが、編糸b中に占める熱接着性糸
条の割合は、熱収縮性糸条に対して少量であるか
ら、編糸bからなる編目は、メリヤス生地に固有
の伸縮性を喪失しない範囲において、各編目間を
適度に接着されて、補助的に、編目が最終コース
からほつれるのを防止されている。このような状
態に仕上げるため、本発明の方法においては、前
記編糸bにおいて熱接着性糸条が占る割合は、30
%以下であることが好ましい。
度の乾熱又は湿熱によつて、前記編糸bにて編成
された編終り端縁部の編地すなわち手首口縁部8
aの編地を熱セツトすると、この編糸bからなる
編地は、それが、非熱収縮性の編糸aによつて形
成された編地端に連続しているので、コース方向
においては編糸bは収縮するが編地は収縮し得ず
して、ウエール方向において大きく収縮された編
地となり、このメリヤス手袋Aの編地の編終り端
縁部である、手首口縁部8aの縦断面形状は、第
4図に示してある如く、表目が裏目よりも大きく
収縮して、外向きにカールした状態となる。そし
て、編糸bの最終コース105の突出編目11
(ニツテイングループ)は、このカールの先端に
位置して巻き込まれた状態となり、その一つ前の
コース104のニツテイングループによつて、そ
の基部を、該突出編目がほどけないように、強力
に締め付けられた状態になつた上で、この状態に
熱接着性糸条の接着性でもつてセツトされた状態
になるのであるが、編糸b中に占める熱接着性糸
条の割合は、熱収縮性糸条に対して少量であるか
ら、編糸bからなる編目は、メリヤス生地に固有
の伸縮性を喪失しない範囲において、各編目間を
適度に接着されて、補助的に、編目が最終コース
からほつれるのを防止されている。このような状
態に仕上げるため、本発明の方法においては、前
記編糸bにおいて熱接着性糸条が占る割合は、30
%以下であることが好ましい。
この発明にしたがつたメリヤス編地の編終り端
縁部の処理方法は、上記のような方法であるか
ら、すなわち、編み終り端縁部の最終の数周の周
回コースを熱収縮性糸条に少量の熱接着性糸条を
混合した編糸でもつて編成し、この編糸を、熱収
縮性糸条が溶融しない範囲内の高温により熱セツ
トして、編目がほつれないよう編糸を収縮させる
と共に、この編糸中に混合しておいた少量の熱接
着性糸条を該熱セツトにより溶融させて、更に編
目がほつれないよう部分的に(補助的に)編目を
接着連結する方法であるから、これを冒頭に挙げ
た従来方法に比較すると、次のような長所をもつ
ている。
縁部の処理方法は、上記のような方法であるか
ら、すなわち、編み終り端縁部の最終の数周の周
回コースを熱収縮性糸条に少量の熱接着性糸条を
混合した編糸でもつて編成し、この編糸を、熱収
縮性糸条が溶融しない範囲内の高温により熱セツ
トして、編目がほつれないよう編糸を収縮させる
と共に、この編糸中に混合しておいた少量の熱接
着性糸条を該熱セツトにより溶融させて、更に編
目がほつれないよう部分的に(補助的に)編目を
接着連結する方法であるから、これを冒頭に挙げ
た従来方法に比較すると、次のような長所をもつ
ている。
すなわち、編終り端縁部の近くを伸縮性の編
糸、つまり常温で伸縮性を有する伸縮性糸条の伸
縮性を利用して、編目を縮めることによつて、最
終コースの編糸がほどけないようにする方法で
は、編糸を伸張させて、上記編目の度を如何に小
さく編成しても、小さく形成しうる編目の大きさ
には限度があつて、小さくなしうる編目の大きさ
は、ベラ針のくぐり抜けを許容しうる大きさの、
せいぜい9/10又は8/10程度でしかない。何故な
ら、常温で伸縮性を有する編糸が常温のままで収
縮しうる長さは、上記以外にはなり得ないからで
ある。
糸、つまり常温で伸縮性を有する伸縮性糸条の伸
縮性を利用して、編目を縮めることによつて、最
終コースの編糸がほどけないようにする方法で
は、編糸を伸張させて、上記編目の度を如何に小
さく編成しても、小さく形成しうる編目の大きさ
には限度があつて、小さくなしうる編目の大きさ
は、ベラ針のくぐり抜けを許容しうる大きさの、
せいぜい9/10又は8/10程度でしかない。何故な
ら、常温で伸縮性を有する編糸が常温のままで収
縮しうる長さは、上記以外にはなり得ないからで
ある。
これに対して、本発明の方法では編糸の主体で
ある熱収縮性糸条を加熱によつて1/2には勿論糸
使いの必要に応じて、1/3とか1/4以下等大きく収
縮せしめうる。
ある熱収縮性糸条を加熱によつて1/2には勿論糸
使いの必要に応じて、1/3とか1/4以下等大きく収
縮せしめうる。
また、常温で伸縮性を有する編糸は、常温で伸
長しうる性質を有しているので、このような伸縮
性にのみ依存して編目を引き締めた従来方法で
は、編糸の収縮力が弱いので、どうしてもほどけ
易く、したがつて、最終のコースを、節を有する
編糸でもつて編成することを提案していた。
長しうる性質を有しているので、このような伸縮
性にのみ依存して編目を引き締めた従来方法で
は、編糸の収縮力が弱いので、どうしてもほどけ
易く、したがつて、最終のコースを、節を有する
編糸でもつて編成することを提案していた。
これに対して、本発明の方法は、熱収縮性糸条
の熱セツトによる収縮性を利用して、編糸を大き
く収縮させると共に、熱セツトによつて一旦収縮
した編糸の伸長を許容しない方法であるから、編
糸の収縮による編目の締め付け力が強く、したが
つて、非常にほどけ難い編終り端縁部を得ること
ができるものである。
の熱セツトによる収縮性を利用して、編糸を大き
く収縮させると共に、熱セツトによつて一旦収縮
した編糸の伸長を許容しない方法であるから、編
糸の収縮による編目の締め付け力が強く、したが
つて、非常にほどけ難い編終り端縁部を得ること
ができるものである。
また、本発明の方法を、編終り端縁部近くのコ
ースを熱溶性糸条で編み、少くとも最終の一周コ
ースの編糸を熱セツトし、もつて該コースの編目
を溶着する方法に比較すると、このような公知方
法では、熱溶融した編糸が固化して、冒頭に詳記
したような欠点をもつていたのであるが、本発明
の方法では、先づ第1に、熱セツトによつて溶融
しない熱収縮性糸条を編糸の主体として使用し、
この熱収縮性糸条を、溶融しない範囲の乾熱又は
湿熱下に加熱セツトして収縮せしめることによ
り、一応編目がほつれないようにする方法であつ
て、編終り端縁部の編糸に混合された少量の熱接
着性糸条は、一旦収縮によつてほつれ止めされた
状態を補強しているにすぎないので、この熱接着
性糸条の熱セツトからは、冒頭に説明したような
欠点は殆んど生じない。すなわち、本発明の方法
によれば、編終り端縁部が主として熱収縮された
編糸によつてほつれ止めされたメリヤス編地であ
つて、編終り端縁部がなおメリヤス組織に固有の
弾力性を有し、編終り端縁部が柔らかいメリヤス
編地を得ることができるのである。
ースを熱溶性糸条で編み、少くとも最終の一周コ
ースの編糸を熱セツトし、もつて該コースの編目
を溶着する方法に比較すると、このような公知方
法では、熱溶融した編糸が固化して、冒頭に詳記
したような欠点をもつていたのであるが、本発明
の方法では、先づ第1に、熱セツトによつて溶融
しない熱収縮性糸条を編糸の主体として使用し、
この熱収縮性糸条を、溶融しない範囲の乾熱又は
湿熱下に加熱セツトして収縮せしめることによ
り、一応編目がほつれないようにする方法であつ
て、編終り端縁部の編糸に混合された少量の熱接
着性糸条は、一旦収縮によつてほつれ止めされた
状態を補強しているにすぎないので、この熱接着
性糸条の熱セツトからは、冒頭に説明したような
欠点は殆んど生じない。すなわち、本発明の方法
によれば、編終り端縁部が主として熱収縮された
編糸によつてほつれ止めされたメリヤス編地であ
つて、編終り端縁部がなおメリヤス組織に固有の
弾力性を有し、編終り端縁部が柔らかいメリヤス
編地を得ることができるのである。
なお、本発明の方法にしたがつた加熱セツト
は、これを乾熱・湿熱何れの方法によつて行つて
もよく、また編糸bによる編成コース数も、実施
例の数に限定されるものではないが、湿熱によつ
て熱収縮性の編糸を加熱収縮させる方法によつ
た、本発明の一実施例を、メリヤス手袋に例をと
つてより詳細に説明すると、次の通りである。
は、これを乾熱・湿熱何れの方法によつて行つて
もよく、また編糸bによる編成コース数も、実施
例の数に限定されるものではないが、湿熱によつ
て熱収縮性の編糸を加熱収縮させる方法によつ
た、本発明の一実施例を、メリヤス手袋に例をと
つてより詳細に説明すると、次の通りである。
実施例
横メリヤス手袋編機によつて、手袋Aの小指1
の先から手首部8の最終の数周の周回コース10
1〜105を除く手首部8の周回コース100まで
を、編糸a(8番手の特紡糸2本使い)により、
度目「7」で編成した。上記手首部8の編成時に
は、常法にしたがつて該編地の数コース毎にゴム
糸9を挿入したが、終りに近い数コースでは、毎
コース毎にゴム糸9を挿入した。
の先から手首部8の最終の数周の周回コース10
1〜105を除く手首部8の周回コース100まで
を、編糸a(8番手の特紡糸2本使い)により、
度目「7」で編成した。上記手首部8の編成時に
は、常法にしたがつて該編地の数コース毎にゴム
糸9を挿入したが、終りに近い数コースでは、毎
コース毎にゴム糸9を挿入した。
次に上記コース100の編糸aにダブリングさ
せて、このコース100と最終の数周の周回コー
ス101〜105を、熱収縮性糸条(商品規格が7
0/20の前記「モビロンコアダブル糸」4本使い)
に、熱接着性糸条(前記「東レエルダー糸」)を
約4:1の割合で混合した編糸bにて編成した。
このコース101〜105の度目は「5」とした。
この場合の編糸aと編糸bの太さの比は、約10:
4であつた。
せて、このコース100と最終の数周の周回コー
ス101〜105を、熱収縮性糸条(商品規格が7
0/20の前記「モビロンコアダブル糸」4本使い)
に、熱接着性糸条(前記「東レエルダー糸」)を
約4:1の割合で混合した編糸bにて編成した。
このコース101〜105の度目は「5」とした。
この場合の編糸aと編糸bの太さの比は、約10:
4であつた。
上記編成を終つた手袋Aを、編機から外し、手
袋Aの手首口縁部8aに、130℃のスチームを15
秒間吹き付け、手首口縁部8aの編地を形成して
いる、最終の数周回コース101〜105の上記編
糸bを、加熱により収縮させた。編糸bを構成し
ている「モビロンコアダブル糸」は、この程度の
加熱によつては溶融することなく、この加熱によ
つて、長さにして約1/3〜1/4の長さに熱収縮し、
上記周回コース101〜105の編目の大きさを縮
小せしめ、編糸bを構成している「東レエルダー
糸」は、融けて、編糸bからなる編目を多数個所
でランダムに点接着して連結した。
袋Aの手首口縁部8aに、130℃のスチームを15
秒間吹き付け、手首口縁部8aの編地を形成して
いる、最終の数周回コース101〜105の上記編
糸bを、加熱により収縮させた。編糸bを構成し
ている「モビロンコアダブル糸」は、この程度の
加熱によつては溶融することなく、この加熱によ
つて、長さにして約1/3〜1/4の長さに熱収縮し、
上記周回コース101〜105の編目の大きさを縮
小せしめ、編糸bを構成している「東レエルダー
糸」は、融けて、編糸bからなる編目を多数個所
でランダムに点接着して連結した。
上記のようにして熱収縮された編糸bからなる
メリヤス手袋Aの手首口縁部8aの最終コースの
編目11は、上記数周回コース101〜105の編
糸bの熱収縮と部分的な熱接着とによつて、最早
ほつれるおそれがないものとなつており、しか
も、編糸bからなる手首口縁部8aは、編糸bが
主として熱収縮しているにすぎず、部分的にしか
熱接着していないので、なお充分な柔軟性を保つ
ており、かき心地がよく、手首に痛みを感じさせ
たり、手首を傷けたりするおそれが全くない、作
業手袋を得た。
メリヤス手袋Aの手首口縁部8aの最終コースの
編目11は、上記数周回コース101〜105の編
糸bの熱収縮と部分的な熱接着とによつて、最早
ほつれるおそれがないものとなつており、しか
も、編糸bからなる手首口縁部8aは、編糸bが
主として熱収縮しているにすぎず、部分的にしか
熱接着していないので、なお充分な柔軟性を保つ
ており、かき心地がよく、手首に痛みを感じさせ
たり、手首を傷けたりするおそれが全くない、作
業手袋を得た。
第1図はメリヤス手袋の概略を示した正面図、
第2図は手首部の口縁部を含む数コースの組織
図、第3図は加熱加工後の手首口縁部の変化を模
式的に示した組織図、第4図は第1図の―線
断面図である。 A……メリヤス手袋(メリヤス編地)、8……
手首部、8a……手首口縁部(編終り端縁部)、
101,102−……最終の数周の周回コース、1
05……最終の周回コース、11……最終コース
の編目、a……編糸、b……手首口縁部の編糸
(編終り端縁部の編糸)。
第2図は手首部の口縁部を含む数コースの組織
図、第3図は加熱加工後の手首口縁部の変化を模
式的に示した組織図、第4図は第1図の―線
断面図である。 A……メリヤス手袋(メリヤス編地)、8……
手首部、8a……手首口縁部(編終り端縁部)、
101,102−……最終の数周の周回コース、1
05……最終の周回コース、11……最終コース
の編目、a……編糸、b……手首口縁部の編糸
(編終り端縁部の編糸)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 横式メリヤス編機によつてメリヤス編地を編
み終る際、このメリヤス編地の最終の数周の周回
コースを、熱収縮性糸条に小量の熱接着性糸条を
混合した編糸にて編成して、編地を編機から外
し、このメリヤス編地の、前記熱収縮性糸条に小
量の熱接着性糸条を混合した編糸にて編成せる編
終り端縁部の編地に、熱接着性糸条は溶融するが
熱収縮性糸条は溶融しない範囲の熱を加えて、該
部分の編地を収縮させると共に熱接着性糸条にて
編目を部分的に接着せしめて、編終りコースの編
目がほつれないようにすること、を特徴とするメ
リヤス編地の編終り端縁部の処理方法。 2 前記メリヤス編地の最終の数周の周回コース
を編成する編糸において、熱収縮性糸条に混合さ
れた熱接着性糸条が、太さにして編糸全体の30%
以下である特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 前記メリヤス編地の最終の数周の周回コース
を編成する編糸の太さが、メリヤス編地の上記コ
ース以外の部分を編成した編糸の太さの約2分の
1以下の太さである、特許請求の範囲第1項又は
第2項に記載の方法。 4 前記メリヤス編地の最終の数周の周回コース
を編成する際の度目を、メリヤス編地の上記コー
ス以外の部分を編成する際の度目よりも小さくす
る、特許請求の範囲第1〜3項の何れか一つの項
に記載の方法。 5 前記メリヤス編地の最終の数周の周回コース
を編成せる編糸を、加熱によつて1/3以下の長さ
に収縮せしめる、特許請求の範囲第1〜4項のい
づれか一つの項に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57043275A JPS58163703A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | メリヤス編地の編終り端縁部の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57043275A JPS58163703A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | メリヤス編地の編終り端縁部の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58163703A JPS58163703A (ja) | 1983-09-28 |
| JPH0123562B2 true JPH0123562B2 (ja) | 1989-05-08 |
Family
ID=12659264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57043275A Granted JPS58163703A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | メリヤス編地の編終り端縁部の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58163703A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51122532A (en) * | 1975-04-19 | 1976-10-26 | Matsuya Tekkosho Kk | Method of producing knit gloves |
-
1982
- 1982-03-17 JP JP57043275A patent/JPS58163703A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58163703A (ja) | 1983-09-28 |
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