JPH0123697Y2 - - Google Patents

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JPH0123697Y2
JPH0123697Y2 JP1983130244U JP13024483U JPH0123697Y2 JP H0123697 Y2 JPH0123697 Y2 JP H0123697Y2 JP 1983130244 U JP1983130244 U JP 1983130244U JP 13024483 U JP13024483 U JP 13024483U JP H0123697 Y2 JPH0123697 Y2 JP H0123697Y2
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JP1983130244U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スローアウエイ式のエンドミルに係
り、特にスローアウエイチツプの形状を特定する
ことにより、その切刃構成を合理的に構成して切
削性能を向上させたものである。
従来、この種のスローアウエイ式のエンドミル
としては、例えば特開昭54−2709号公報、実開昭
55−156818号公報、実開昭55−165712号公報、米
国特許4182567号明細書等各種のものが開示され
ている。
特公昭54−2709号公報にみられるものは、工具
本体の剛性を高めるため、切屑ポケツトを連続さ
せずに独立して形成したものである。また、工具
本体に取付けられるスローアウエイチツプは、円
形板、正方形板等が適用され、その円形面、正方
形面が切削上のすくい面を構成しているものであ
る。したがつて、切削抵抗の主分力がスローアウ
エイチツプの厚み方向にかゝるため、スローアウ
エイチツプの切刃剛性が低く、重切削には限界が
あるものであつた。
また、実開昭55−156818号公報にみられるもの
は、略長方形板状のスローアウエイチツプが適用
されたもので、その略長方形面が切削上逃げ面を
構成しているものである。したがつて、スローア
ウエイチツプの切刃剛性は高いが軸方向のすくい
角が負角となるため、切削抵抗が高くなり、高馬
力の工作機械に適用されることが必要であつた。
さらに、実開昭55−165712号公報は、菱形形板状
をなすスローアウエイチツプを適用し、菱形面が
切削上の逃げ面を構成しているものである。また
その外郭側面を傾斜面とすることにより、軸方向
および半径方向のすくい角をともに正角にすると
ともに、ねじれ状に配置されたときには、鋭角コ
ーナーおよび鈍角コーナーがそれぞれ交互に位置
するようにしたものである。したがつて、スロー
アウエイチツプの刃先剛性は高いが、チツプ座の
形成が繁雑となり、製作上必ずしも有効でなかつ
た。
また、米国特許第4182567号明細書は、ねじれ
溝に沿つて菱形板状のスローアウエイチツプが取
付けられるもので、切削上菱形面が逃げ面を構成
しているものである。そして、軸方向および半径
方向のすくい角を正角にするため、隣合せ同士で
方向性の異なつた傾斜側面を付加しているもので
ある。したがつて、スローアウエイチツプのチツ
プ座内への取付けが不安定であつた。
このようなことから、この種のスローアウエイ
式のエンドミルでは、スローアウエイチツプの切
刃構成、取付け構成等をさらに改善して有効な切
削性能が得られるようにしたものの開発が要望さ
れている。
本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、円
柱状をなす工具本体の外周部分には、工具本体の
軸方向で複数列を構成するようにしたチツプ座が
離間的に設けられ、このチツプ座内には、菱形板
状をなすスローアウエイチツプの菱形面が工具本
体の外周側に面して切削上の逃げ面を構成するよ
うに中央取付け穴の利用により取付けられ、しか
もその鋭角コーナーによつて正の軸方向すくい角
Aが構成されるとともに、垂直側面によつて負の
半径方向のすくい角Bが構成されるように改善さ
れたスローアウエイ式のエンドミルを提供するも
のである。
以下本考案スローアウエイ式のエンドミルにお
ける一実施例について、図を参照しながら説明す
る。
第1図乃至第3図において、1は円柱状をなす
工具本体であり、その外周部分にはチツプ座2お
よび切屑ポケツト3がそれぞれ対となつて設けら
れている。このチツプ座2内には、菱形板状をな
すスローアウエイチツプ4が取付けられるが、そ
の取付けは、中央取付け穴5を利用して例えば止
めねじ6により行なわれる。
このスローアウエイチツプ4は、その菱形面が
工具本体1の外周側に位置して、切削上の逃げ面
を構成するとともに、その鋭角コーナーが切削に
関与する。したがつて、このスローアウエイチツ
プ4は工具本体1の軸方向では、正のすくい角A
を構成する。この場合正のすくい角Aは、鋭角コ
ーナーの大きさにより異なるが、一般的には約
20゜位までの範囲内から選択される。
また、このスローアウエイチツプ4は、第4図
で明示されるようにその垂直側面によつて構成さ
れる4つのすくい面には、外周切刃稜7に沿つて
チツプブレーカ溝8がそれぞれ凹設される。この
場合、チツプブレーカ溝8は、垂直側面の略半分
巾であり、垂直側面の隣合せ同士では互に表裏面
の関係にある菱形面にそれぞれ偏位して設けられ
ているものである。これは、菱形面の両面使用に
より4つのコーナーを切削に関与させるためであ
る。したがつて、このスローアウエイチツプ4は
通常のチツプサイズでは、厚めのものが使用され
る。
第5図および第6図はスローアウエイチツプ4
の変形例を示したもので、その菱形面には、ニツ
ク9および波形の凹凸部分10がそれぞれ設けら
れるようにしたものである。これらは、外周切刃
稜7が分割されることにより、切屑を分断させ、
切削抵抗の軽減を図つたものである。
なお、本考案スローアウエイ式のエンドミルに
おけるスローアウエイチツプ4の配列は、例えば
第7図に示されているように少なくとも2つのグ
ループに分けられているものである。
すなわち工具本体1の最先端に位置する第1の
スローアウエイチツプ41が基準になつて、第2
のスローアウエイチツプ42が軸方向および回転
方向の所定位置に配置される。この所定位置は回
転方向では、θ1の角度、軸方向では第3図で明示
されているように切刃稜7の長さlよりも小さい
間隔で偏位する。また第3のスローアウエイチツ
プ4は、第1のスローアウエイチツプ41に対し
て、その回転方向では前記角度θ1よりも小さいθ2
の角度で、その軸方向では、前記第2のスローア
ウエイチツプ42の偏位量の2倍の間隔で離間す
る。さらに、第4のスローアウエイチツプ44は、
第3のスローアウエイチツプ43に対して、その
回転方向ではθ1の角度で、その軸方向では前記偏
位量で離間するようになつている。
したがつて、工具本体1の回転方向を基準とし
た場合には、奇数番のスローアウエイチツプ41
3,45同士および偶数番のスローアウエイチツ
プ42,44同士ではθ1の角度で順次離れ、また奇
数および偶数の連続番同士ではθ2の角度で順次離
れるものである。
なお、第1のスローアウエイチツプ41の基準
位置について、第2図でみられるように所定の回
転角B例えば30゜を採つて、中心線からずらした
のは、スローアウエイチツプ4の外周側の逃げ面
および半径方向のすくい角の設定からである。
また、回転方向の角度θ1およびθ2については、
第7図の場合では、θ1がθ2の約3倍となる値を基
準にして振り分けたものである。したがつて、θ1
=3θ2の場合には、等分割になり、θ1=≠3θ2であ
れば不等分割となる。
なお本実施例のスローアウエイ式のエンドミル
では、直角肩削り用のものが示されているが、先
端から後端に向つて小径となるテーパー削り用の
ものにも適用できるものである。また、実開昭57
−43915号公報にみられるように、工具本体1の
先端面側に先端刃を構成するスローアウエイチツ
プを取付けることも可能である。
このようにして構成された本考案のスローアウ
エイ式のエンドミルは、肩削り、溝削りなどに適
用される。そして、本考案品で、SS41(HB145)
からなる被削材について、切削巾15mm×切込み40
mmの肩削りを行なつたが、その結果は良好であつ
た。この場合、工具仕様は、第1図〜第3図にみ
られるもので刃先径が50mmφ、切刃長さが58mm、
刃数が2×5列の10枚で、スローアウエイチツプ
4については、一辺が12.7mm、厚さが4.76mmの菱
形板(鋭角コーナー70゜)としたものである。ま
た、切削条件については、切削速度V=85m/
min、送り0.2mm/刃としたものである。
これに対し、特公昭54−2709号公報にみられる
従来品では、びびりが発生し、有効な肩削りが得
られなかつた。
本考案は、以上説明したように、回転軌跡上の
軸方向では、各スローアウエイチツプ4の外周切
刃稜7が相互に補完しあつて被削材を切削する。
そして、軸方向のすくい角Aが正角となり、ま
た、すくい面を構成する垂直側面には、外周切刃
稜7に沿つてチツプブレーカ溝8が形成されてい
ることから、切削抵抗を減少させ、特に粗削りの
作業には好適するという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案スローアウエイ式のエンドミル
における一実施例を示す一部を切欠した正面図、
第2図はその底面図、第3図は第2図の側面方向
からみた展開図、第4図は本考案スローアウエイ
式のエンドミルに組込まれるスローアウエイチツ
プの一実施例を拡大して示すものでaは正面図、
bは側面図、cは下面図、第5図および第6図は
スローアウエイチツプの変形例をそれぞれ示すも
ので、第4図に対応して、aは正面図、bは側面
図、cは下面図、第7図はスローアウエイチツプ
の回転方向における配列を概念的に示す説明図で
ある。 1……工具本体、2……チツプ座、4……スロ
ーアウエイチツプ、5……中央取付け穴、7……
切刃稜、8……チツプブレーカ溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円柱状をなす工具本体1の外周部分には、工具
    本体1の軸方向で複数列を構成するようにチツプ
    座2が離間的に設けられ、このチツプ座2内に
    は、菱形板状をなすスローアウエイチツプ4の菱
    形面が工具本体1の外周側に面して切削上の逃げ
    面を構成するように中央取付け穴5の利用により
    取付けられ、しかもその鋭角コーナーによつて正
    の軸方向すくい角Aが構成されるとともに、垂直
    側面によつて負の半径方向のすくい角Bが構成さ
    れるようにしたスローアウエイ式のエンドミルに
    おいて、 前記スローアウエイチツプ4は、前記チツプ座
    2内に取付けられたときには、表裏面の関係にあ
    る菱形面がそれぞれ逃げ面、4つの垂直側面がそ
    れぞれすくい面を構成し、またこの垂直側面に
    は、4つの外周切刃稜7に沿つて垂直側面の略半
    分巾のチツプブレーカ溝が凹設され、これに伴つ
    て隣合せの垂直側面を基準にしたときには、前記
    外周切刃稜7およびチツプブレーカ溝8が表裏面
    の関係にある菱形面に対し、交互に偏位している
    ことを特徴とするスローアウエイ式のエンドミ
    ル。
JP13024483U 1983-08-23 1983-08-23 スロ−アウエイ式のエンドミル Granted JPS6039415U (ja)

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JP13024483U JPS6039415U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 スロ−アウエイ式のエンドミル

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JPS6039415U JPS6039415U (ja) 1985-03-19
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JP13024483U Granted JPS6039415U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 スロ−アウエイ式のエンドミル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841058Y2 (ja) * 1978-08-03 1983-09-16 三菱マテリアル株式会社 スロ−アウエイチツプ
JPS5917529Y2 (ja) * 1979-05-18 1984-05-22 東芝タンガロイ株式会社 スロ−アウエイ式エンドミル

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JPS6039415U (ja) 1985-03-19

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