JPH0123886B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123886B2 JPH0123886B2 JP56001386A JP138681A JPH0123886B2 JP H0123886 B2 JPH0123886 B2 JP H0123886B2 JP 56001386 A JP56001386 A JP 56001386A JP 138681 A JP138681 A JP 138681A JP H0123886 B2 JPH0123886 B2 JP H0123886B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- capacitor
- solvent
- surface tension
- drying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Paper (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、紙コンデンサや金属化紙コンデンサ
の誘電体の主材料として使用されるコンデンサ用
紙の製造方法に関するものである。
の誘電体の主材料として使用されるコンデンサ用
紙の製造方法に関するものである。
誘電体主材料としてのコンデンサ紙は厳格にそ
の定格値が設定されているが、従来は、サルフア
イトパルプやクラフトパルプ等から水を媒体とし
て抄紙し、これを乾燥させたものをそのままコン
デンサ紙として用いていた。このためコンデンサ
紙として要求される諸特性、例えば、水分や誘電
正接(tanδ)等において優れた特性を有するもの
が得られず、これが素子巻取工程、乾燥、含浸等
の後工程に重大な影響を及ぼすこととなつてい
た。
の定格値が設定されているが、従来は、サルフア
イトパルプやクラフトパルプ等から水を媒体とし
て抄紙し、これを乾燥させたものをそのままコン
デンサ紙として用いていた。このためコンデンサ
紙として要求される諸特性、例えば、水分や誘電
正接(tanδ)等において優れた特性を有するもの
が得られず、これが素子巻取工程、乾燥、含浸等
の後工程に重大な影響を及ぼすこととなつてい
た。
我々は長期に亘る種々の研究の結果、コンデン
サ紙としての特性は抄紙及びその後の処理、更に
は乾燥手段等が重大な作用をなさしめていること
を見出した。
サ紙としての特性は抄紙及びその後の処理、更に
は乾燥手段等が重大な作用をなさしめていること
を見出した。
即ち、従来の如く単に水を媒体として抄紙し、
これを通常の手段で乾燥させた場合には乾燥工程
において水の表面張力により繊維がコラプスを生
じたりするため紙の内部表面積が著しく小さくな
り、tanδが大きなものとなつてしまうことであ
る。
これを通常の手段で乾燥させた場合には乾燥工程
において水の表面張力により繊維がコラプスを生
じたりするため紙の内部表面積が著しく小さくな
り、tanδが大きなものとなつてしまうことであ
る。
本発明の目的は、優れた特性、特にtanδのきわ
めて小さいコンデンサ用の紙を提供することであ
る。
めて小さいコンデンサ用の紙を提供することであ
る。
本発明の実施例を述べる。
先ず、本発明の基本的思想は、乾燥時における
水の表面張力に基づく繊維のコラプス発生を防止
し内部表面積の大きい紙を得、コンデンサのtanδ
を改善することである。そして、そのための手段
としては、 a 溶媒として水を使用しないで水よりも表面張
力の小さい溶媒、例えば、ノルマルヘキサン等
にて抄紙し、これを乾燥させる手段、 b 従来手段で製造された紙を水よりも表面張力
の小さい溶剤中で膨潤させた後これを乾燥させ
る手段、 c 従来手段で製造された紙を水よりも表面張力
の小さい第1溶剤中で膨潤させ、これを乾燥さ
せるかまたは乾燥させない状態で第1溶剤より
も更に表面張力の小さい溶剤中に浸漬し、溶媒
置換させた後これを乾燥させる手段、 d 凍結乾燥処理によつても溶剤の表面張力によ
る前記した影響を防止できるから、水を媒体と
して抄紙した後または従来手段で製造された紙
を膨潤させた後これを液体窒素等の液化ガスに
て凍結させ、これを空気中や窒素ガス等の気流
中で乾燥処理する手段、 e 上記a、b、cにおいて乾燥処理として凍結
乾燥する手段、 等があり、上記した具体例を述べると、 aの例としては、 ノルマルヘキサンを溶媒として抄紙し、通常手
段で乾燥させた。
水の表面張力に基づく繊維のコラプス発生を防止
し内部表面積の大きい紙を得、コンデンサのtanδ
を改善することである。そして、そのための手段
としては、 a 溶媒として水を使用しないで水よりも表面張
力の小さい溶媒、例えば、ノルマルヘキサン等
にて抄紙し、これを乾燥させる手段、 b 従来手段で製造された紙を水よりも表面張力
の小さい溶剤中で膨潤させた後これを乾燥させ
る手段、 c 従来手段で製造された紙を水よりも表面張力
の小さい第1溶剤中で膨潤させ、これを乾燥さ
せるかまたは乾燥させない状態で第1溶剤より
も更に表面張力の小さい溶剤中に浸漬し、溶媒
置換させた後これを乾燥させる手段、 d 凍結乾燥処理によつても溶剤の表面張力によ
る前記した影響を防止できるから、水を媒体と
して抄紙した後または従来手段で製造された紙
を膨潤させた後これを液体窒素等の液化ガスに
て凍結させ、これを空気中や窒素ガス等の気流
中で乾燥処理する手段、 e 上記a、b、cにおいて乾燥処理として凍結
乾燥する手段、 等があり、上記した具体例を述べると、 aの例としては、 ノルマルヘキサンを溶媒として抄紙し、通常手
段で乾燥させた。
bの例として、
従来手段で製造された紙(マニラ麻)をノルマ
ルヘキサンに浸漬して膨潤させ、これを通常手段
で乾燥させた。
ルヘキサンに浸漬して膨潤させ、これを通常手段
で乾燥させた。
cの例として、
従来手段で製造された紙(マニラ麻)をメタノ
ール中に浸漬して膨潤させ、これをメタノールよ
りも表面張力の小さいノルマルヘキサンに浸漬し
た後通常手段で乾燥させた。
ール中に浸漬して膨潤させ、これをメタノールよ
りも表面張力の小さいノルマルヘキサンに浸漬し
た後通常手段で乾燥させた。
dの例として、
従来手段で製造された紙をメタノールに浸漬し
て膨潤させた後液体窒素にて凍結させ、これを空
気中にて乾燥させた。
て膨潤させた後液体窒素にて凍結させ、これを空
気中にて乾燥させた。
上記したa〜dによつて製造されたいずれのコ
ンデンサ紙も略同一の目的を達成することがで
き、例えば、上記cによつて製造されたコンデン
サ紙について従来のコンデンサ紙に比較すると、 (1) 内部表面積 ●従来のコンデンサ紙1.3m2/g(B.E.T法) ●cによるコンデンサ紙87.5m2/g(B.E.T
法) となり、コンデンサとした場合 (2) tanδ(コンデンサ:100wv・2.2μF) ●従来の紙を用いたコンデンサ 0.05 ●cによる紙を用いたコンデンサ 0.025 であつた。
ンデンサ紙も略同一の目的を達成することがで
き、例えば、上記cによつて製造されたコンデン
サ紙について従来のコンデンサ紙に比較すると、 (1) 内部表面積 ●従来のコンデンサ紙1.3m2/g(B.E.T法) ●cによるコンデンサ紙87.5m2/g(B.E.T
法) となり、コンデンサとした場合 (2) tanδ(コンデンサ:100wv・2.2μF) ●従来の紙を用いたコンデンサ 0.05 ●cによる紙を用いたコンデンサ 0.025 であつた。
以上の結果から明らかな様に、本発明により内
部表面積が著しく増大したコンデンサ紙を用いた
ことにより、コンデンサのtanδは極めて小さく、
周波数特性、ハイスピード特性、リニアリテイー
等を改善でき、紙コンデンサ、金属化紙(MP)
コンデンサの特性を著しく向上させることができ
る。
部表面積が著しく増大したコンデンサ紙を用いた
ことにより、コンデンサのtanδは極めて小さく、
周波数特性、ハイスピード特性、リニアリテイー
等を改善でき、紙コンデンサ、金属化紙(MP)
コンデンサの特性を著しく向上させることができ
る。
Claims (1)
- 1 パルプ繊維を表面張力の小さい第1溶剤で抄
紙したものまたは紙を表面張力の小さい第1溶剤
中に浸漬して膨潤させたものを、ついで第1溶剤
よりも表面張力の小さい第2溶剤中に浸漬して溶
媒置換し、これを乾燥させて形成した紙を用いた
ことを特徴とするコンデンサ用紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP138681A JPS57115709A (en) | 1981-01-08 | 1981-01-08 | Method of producing comdenser paper |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP138681A JPS57115709A (en) | 1981-01-08 | 1981-01-08 | Method of producing comdenser paper |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57115709A JPS57115709A (en) | 1982-07-19 |
| JPH0123886B2 true JPH0123886B2 (ja) | 1989-05-09 |
Family
ID=11500040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP138681A Granted JPS57115709A (en) | 1981-01-08 | 1981-01-08 | Method of producing comdenser paper |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57115709A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3872853B2 (ja) * | 1996-12-05 | 2007-01-24 | ニッポン高度紙工業株式会社 | 電解コンデンサ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS503804B2 (ja) * | 1972-04-05 | 1975-02-10 |
-
1981
- 1981-01-08 JP JP138681A patent/JPS57115709A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57115709A (en) | 1982-07-19 |
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